JP2001190599A - 車椅子装置 - Google Patents
車椅子装置Info
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- JP2001190599A JP2001190599A JP2000336584A JP2000336584A JP2001190599A JP 2001190599 A JP2001190599 A JP 2001190599A JP 2000336584 A JP2000336584 A JP 2000336584A JP 2000336584 A JP2000336584 A JP 2000336584A JP 2001190599 A JP2001190599 A JP 2001190599A
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- backrest
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- wheelchair device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 肢体の不自由な人の日常的な移動を広範に支
援できる簡易で、使い易い車椅子装置を得る。 【解決手段】 移動用の車輪1,2を備えた台車3上に
着座するための座面7と背もたれ8とからなる座部9を
構成し、座部9の背もたれ8を構成するバックフレーム
13を垂直面内での回動を可能に構成するとともに、前
傾位置、後傾位置、座面7に略同じ平面となる倒伏位置
に位置固定できるようにする。
援できる簡易で、使い易い車椅子装置を得る。 【解決手段】 移動用の車輪1,2を備えた台車3上に
着座するための座面7と背もたれ8とからなる座部9を
構成し、座部9の背もたれ8を構成するバックフレーム
13を垂直面内での回動を可能に構成するとともに、前
傾位置、後傾位置、座面7に略同じ平面となる倒伏位置
に位置固定できるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肢体の不自由な人
の移動を支援する車椅子装置に関するものであり、より
詳しくは座位や立位や横臥位で、移動についての障害を
もつ人の移動を支援する介護用の車椅子装置に関するも
のである。
の移動を支援する車椅子装置に関するものであり、より
詳しくは座位や立位や横臥位で、移動についての障害を
もつ人の移動を支援する介護用の車椅子装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】肢体の不自由な人の日常的な移動を支援
する代表的な移動装置としては、車椅子や歩行器の他、
ストレッチャー(移動式の簡易寝台)などがある。車椅
子は、座面と背もたれを備えた座部に移動用の車輪を備
えた構成が採られ、歩行機能を喪失したり低下した人の
移動を支援するものであり、歩行器は、車椅子の座部を
除き、立位で把持の可能な保持構造を備えた構成で、立
位が保持できる歩行機能の低下した人の移動を支援する
ものである。また、ストレッチャーは、簡易式の寝台に
移動用の車輪を備えた構成が採られ、座位も立位も困難
な人の移動を介護人により支援するものである。こうし
た移動装置は、車に積載したり保管に便利なように折り
畳むことができるようになっているものが多い。
する代表的な移動装置としては、車椅子や歩行器の他、
ストレッチャー(移動式の簡易寝台)などがある。車椅
子は、座面と背もたれを備えた座部に移動用の車輪を備
えた構成が採られ、歩行機能を喪失したり低下した人の
移動を支援するものであり、歩行器は、車椅子の座部を
除き、立位で把持の可能な保持構造を備えた構成で、立
位が保持できる歩行機能の低下した人の移動を支援する
ものである。また、ストレッチャーは、簡易式の寝台に
移動用の車輪を備えた構成が採られ、座位も立位も困難
な人の移動を介護人により支援するものである。こうし
た移動装置は、車に積載したり保管に便利なように折り
畳むことができるようになっているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の移動装
置の多くは、それぞれ専用器具として作られていて、例
えば車椅子を歩行器として、或いはストレッチャーとし
て使用することは困難であることが多い。ストレッチャ
ーに頼っていた人が、回復具合に応じて車椅子に頼り、
歩行器により機能回復訓練を行うようなケースや、これ
とは反対のケースなどがあり、医療施設等ではともか
く、個人的にはこうした各種の移動装置をその都度用意
することは大変である。
置の多くは、それぞれ専用器具として作られていて、例
えば車椅子を歩行器として、或いはストレッチャーとし
て使用することは困難であることが多い。ストレッチャ
ーに頼っていた人が、回復具合に応じて車椅子に頼り、
歩行器により機能回復訓練を行うようなケースや、これ
とは反対のケースなどがあり、医療施設等ではともか
く、個人的にはこうした各種の移動装置をその都度用意
することは大変である。
【0004】老人向けのバギー或いはシルバーカーとも
称されている移動装置には機能の拡充を図ったものが種
々見られる。例えば、座面を有する歩行器や背もたれが
可倒式で任意な姿勢で移動できる車椅子などの他、リク
ライニング式の車椅子もある。しかしながら、それらは
例えば、歩行器としての主機能に補助的に一時的に座る
ことができる機能を持たせたり、背もたれを倒してスト
レッチヤーとしても機能するようにしているにすぎず、
日常的な移動を広範に支援できる簡易で、使い易く収納
性も良好な移動装置は開発されていない。
称されている移動装置には機能の拡充を図ったものが種
々見られる。例えば、座面を有する歩行器や背もたれが
可倒式で任意な姿勢で移動できる車椅子などの他、リク
ライニング式の車椅子もある。しかしながら、それらは
例えば、歩行器としての主機能に補助的に一時的に座る
ことができる機能を持たせたり、背もたれを倒してスト
レッチヤーとしても機能するようにしているにすぎず、
日常的な移動を広範に支援できる簡易で、使い易く収納
性も良好な移動装置は開発されていない。
【0005】そこで、本発明は、係る従来の問題点を解
決するためになされたものであって、その課題は、肢体
の不自由な人の日常的な移動を広範に支援できる簡易
で、使い易い車椅子装置を提供することにあり、その車
椅子装置の使い勝手の向上や収納性の向上を推進するこ
とにある。
決するためになされたものであって、その課題は、肢体
の不自由な人の日常的な移動を広範に支援できる簡易
で、使い易い車椅子装置を提供することにあり、その車
椅子装置の使い勝手の向上や収納性の向上を推進するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に請求項1の発明は、移動用の車輪を備えた台車上に着
座するための座面と背もたれとからなる座部を構成し、
その座部の背もたれを構成するフレームを垂直面内での
回動を可能に構成するとともに、前傾位置、後傾位置、
座面に略同じ平面となる倒伏位置に位置固定できるよう
にした手段を採用する。
に請求項1の発明は、移動用の車輪を備えた台車上に着
座するための座面と背もたれとからなる座部を構成し、
その座部の背もたれを構成するフレームを垂直面内での
回動を可能に構成するとともに、前傾位置、後傾位置、
座面に略同じ平面となる倒伏位置に位置固定できるよう
にした手段を採用する。
【0007】上記手段を採用することによって、座部に
着座して座位での移動支援の他、背もたれを前傾させ立
位での歩行支援、さらには、背もたれを倒伏させて横臥
位での移動支援の機能を果たし得る。
着座して座位での移動支援の他、背もたれを前傾させ立
位での歩行支援、さらには、背もたれを倒伏させて横臥
位での移動支援の機能を果たし得る。
【0008】前記課題を達成するために請求項2の発明
は、請求項1に係る車椅子装置であって、座部の座面を
背もたれに重合させうるようにした手段を採用する。
は、請求項1に係る車椅子装置であって、座部の座面を
背もたれに重合させうるようにした手段を採用する。
【0009】上記手段を採用することによって、立位で
の移動にあたっては座面を背もたれに重合させることに
より、座面のあった空間において利用者を保持でき、歩
行移動の支援機能を果たし得る。
の移動にあたっては座面を背もたれに重合させることに
より、座面のあった空間において利用者を保持でき、歩
行移動の支援機能を果たし得る。
【0010】前記課題を達成するために請求項3の発明
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る車椅子装置
であって、座部の座面を背もたれに重合しかつ座面を支
持するフレームに、トイレ装置を取外し可能に装着した
手段を採用する。
は、請求項1又は請求項2のいずれかに係る車椅子装置
であって、座部の座面を背もたれに重合しかつ座面を支
持するフレームに、トイレ装置を取外し可能に装着した
手段を採用する。
【0011】上記手段を採用することによって、座面の
元の位置においてトイレ装置を使用することができる。
利用者による使用後のトイレ装置は取外して、内容物を
捨てることができる。
元の位置においてトイレ装置を使用することができる。
利用者による使用後のトイレ装置は取外して、内容物を
捨てることができる。
【0012】前記課題を達成するために請求項4の発明
は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る車椅子装
置であって、座部を構成するフレームの前部に、座部を
前方へ延長する形態に装着できる着脱可能の補助シート
を備えた手段を採用する。
は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る車椅子装
置であって、座部を構成するフレームの前部に、座部を
前方へ延長する形態に装着できる着脱可能の補助シート
を備えた手段を採用する。
【0013】上記手段を採用することによって、背もた
れを倒伏させ補助シートを装着することにより、楽に横
臥できる平面部分を得ることができるようになる。
れを倒伏させ補助シートを装着することにより、楽に横
臥できる平面部分を得ることができるようになる。
【0014】前記課題を達成するために請求項5の発明
は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る車椅子装
置であって、座部を構成するフレームを前方へ延長し得
る形態になし、かつ後傾して座面に略同じ平面とした背
もたれを構成するフレームと、延長した座部を構成する
フレーム間にシートを装着した手段を採用する。
は、請求項1〜請求項3までのいずれかに係る車椅子装
置であって、座部を構成するフレームを前方へ延長し得
る形態になし、かつ後傾して座面に略同じ平面とした背
もたれを構成するフレームと、延長した座部を構成する
フレーム間にシートを装着した手段を採用する。
【0015】上記手段を採用することによって、楽に横
臥できる平面部分を得ることができるようになる。
臥できる平面部分を得ることができるようになる。
【0016】前記課題を達成するために請求項6の発明
は、請求項1〜請求項5までのいずれかに係る車椅子装
置であって、移動用の車輪を備えた台車を、前輪側フレ
ームと後輪側フレームをX字状に組合わせた枢支構造と
し、枢支部において回動させ前輪と後輪を寄付けた屈曲
形態に折り畳むことができるようにした手段を採用す
る。
は、請求項1〜請求項5までのいずれかに係る車椅子装
置であって、移動用の車輪を備えた台車を、前輪側フレ
ームと後輪側フレームをX字状に組合わせた枢支構造と
し、枢支部において回動させ前輪と後輪を寄付けた屈曲
形態に折り畳むことができるようにした手段を採用す
る。
【0017】上記手段を採用することによって、保管や
車載に適したコンパクトな形態に折り畳むことができる
ようになる。
車載に適したコンパクトな形態に折り畳むことができる
ようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1〜図7によって示す本実施の
形態は、移動についての障害をもつ人の移動を座位や立
位や横臥位の状態で支援する介護用の移動装置としての
車椅子装置に関するものである。この車椅子装置は、図
1に示すように、移動用の前輪1と後輪2を備えた台車
3を基本構造として構成されている。台車3は、前輪側
フレーム4と後輪側フレーム5を図1に示すようにX字
状に組合わせた枢支構造が採られ、枢支部6において回
動させ前輪1と後輪2を寄付けた図7に示すような屈曲
形態に折り畳むことができる。
形態は、移動についての障害をもつ人の移動を座位や立
位や横臥位の状態で支援する介護用の移動装置としての
車椅子装置に関するものである。この車椅子装置は、図
1に示すように、移動用の前輪1と後輪2を備えた台車
3を基本構造として構成されている。台車3は、前輪側
フレーム4と後輪側フレーム5を図1に示すようにX字
状に組合わせた枢支構造が採られ、枢支部6において回
動させ前輪1と後輪2を寄付けた図7に示すような屈曲
形態に折り畳むことができる。
【0019】台車3の二個の前輪1はそれぞれ旋転でき
るキャスターで構成され、二個の後輪2は荷重の大半及
び移動性を担うべく前輪1より大径の車輪で構成されて
いる。この台車3上には、着座するための座面7と、背
をもたせ掛け得る背もたれ8とからなる座部9が構成さ
れている。
るキャスターで構成され、二個の後輪2は荷重の大半及
び移動性を担うべく前輪1より大径の車輪で構成されて
いる。この台車3上には、着座するための座面7と、背
をもたせ掛け得る背もたれ8とからなる座部9が構成さ
れている。
【0020】図2に示すように、座面7は、前後方向に
間隔をおいて略平行に延びる二本のパイプよりなるシー
トフレーム10と、このシートフレーム10間に差し渡
された補強パイプ11による骨組に、ビニルレザー等の
シート12が張設された構成である。背もたれ8は、門
形に形成されたパイプよりなるバックフレーム13にシ
ート12が張設された構成で、各シートフレーム10の
後端部に両端部が連結金具14を介して垂直面内で回動
できるように連結されている。座面7のシート12と背
もたれ8のシート12は一体に形成され、背もたれ8の
回動を許容する可撓性を備えている。連結金具14は、
バックフレーム13の回動を前傾位置から座面7に略同
じ平面となる倒伏位置の範囲に規制する機能とともに、
座部9(座面7参照。)の台車3への取付構造の機能も
果たしている。
間隔をおいて略平行に延びる二本のパイプよりなるシー
トフレーム10と、このシートフレーム10間に差し渡
された補強パイプ11による骨組に、ビニルレザー等の
シート12が張設された構成である。背もたれ8は、門
形に形成されたパイプよりなるバックフレーム13にシ
ート12が張設された構成で、各シートフレーム10の
後端部に両端部が連結金具14を介して垂直面内で回動
できるように連結されている。座面7のシート12と背
もたれ8のシート12は一体に形成され、背もたれ8の
回動を許容する可撓性を備えている。連結金具14は、
バックフレーム13の回動を前傾位置から座面7に略同
じ平面となる倒伏位置の範囲に規制する機能とともに、
座部9(座面7参照。)の台車3への取付構造の機能も
果たしている。
【0021】図1,図2に示すように、座部9はこの後
部両サイドの連結金具14を台車3の前輪側フレーム4
の後部に設けられた取付金具15にねじ付けし、台車3
の後輪側フレーム5の両側前端部に固定された受金具1
6に各シートフレーム10の前端部をはめ合わせねじ付
けすることにより、図2に示すように台車3上に分解可
能に取付けられている。後輪側フレーム5の前端部の受
金具16と前輪側フレーム4の前輪1近くのブラケット
17とにより、座部9の前方下部に左右二本の足掛フレ
ーム18が図1,図2に示すようにねじにより垂下状態
に固定されている。各足掛フレーム18の下端部には内
向きに延出し、起立状態に回動させることができる足置
き用のステップ19が備えられている。
部両サイドの連結金具14を台車3の前輪側フレーム4
の後部に設けられた取付金具15にねじ付けし、台車3
の後輪側フレーム5の両側前端部に固定された受金具1
6に各シートフレーム10の前端部をはめ合わせねじ付
けすることにより、図2に示すように台車3上に分解可
能に取付けられている。後輪側フレーム5の前端部の受
金具16と前輪側フレーム4の前輪1近くのブラケット
17とにより、座部9の前方下部に左右二本の足掛フレ
ーム18が図1,図2に示すようにねじにより垂下状態
に固定されている。各足掛フレーム18の下端部には内
向きに延出し、起立状態に回動させることができる足置
き用のステップ19が備えられている。
【0022】図1,図2に示すように、また、座部9に
は、座面7上方の左右にアームレストを構成するコ状の
パイプ材20が取付けられている。このパイプ材20
は、後部においてはバックフレーム13の左右の中間部
にブラケットにより回動可能に枢着され、前部において
は、左右二本の保持バー21により受金具16に枢着さ
れ、四節リンクが構成されている。
は、座面7上方の左右にアームレストを構成するコ状の
パイプ材20が取付けられている。このパイプ材20
は、後部においてはバックフレーム13の左右の中間部
にブラケットにより回動可能に枢着され、前部において
は、左右二本の保持バー21により受金具16に枢着さ
れ、四節リンクが構成されている。
【0023】図1,図2に示すように、バックフレーム
13の上部の把持部22にはブレーキ装置の操作部23
が併設されている。ブレーキ装置は操作部23の操作を
ワイヤーに伝え、後輪2にブレーキシュー24を圧接さ
せる構成であり、ブレーキシュー24は通常はばねの付
勢により後輪2から引離されている。
13の上部の把持部22にはブレーキ装置の操作部23
が併設されている。ブレーキ装置は操作部23の操作を
ワイヤーに伝え、後輪2にブレーキシュー24を圧接さ
せる構成であり、ブレーキシュー24は通常はばねの付
勢により後輪2から引離されている。
【0024】図2に示すように、シートフレーム10の
前端は通常はプラスチックの栓で塞がれているが、栓を
外すことにより補助シート25が嵌着できるようになっ
ている。補助シート25は図2に示すようにコ状フレー
ム26にビニルレザー等のシート12を装着した構成
で、シートフレーム10の前端に嵌着することにより、
座部9を前方へ延長した形態にすることが可能である。
前端は通常はプラスチックの栓で塞がれているが、栓を
外すことにより補助シート25が嵌着できるようになっ
ている。補助シート25は図2に示すようにコ状フレー
ム26にビニルレザー等のシート12を装着した構成
で、シートフレーム10の前端に嵌着することにより、
座部9を前方へ延長した形態にすることが可能である。
【0025】上記した構成の車椅子装置は、車椅子にも
歩行器にもストレッチャーにもなり、一台で必要に応じ
た使い方ができる。車椅子として使う場合には、図1,
図3に示すように、補助シート25(図2参照。)は取
外しておき、背もたれ8をやや後傾となる位置で起立さ
せ、連結金具14に設けられている調節ねじ27を締め
て固定状態にする。左右の足掛フレーム18のステップ
19をそれぞれ内側に起こして略水平状態にさせる。こ
れにより、図1,図3に示すように、座部9に座ること
により車椅子として立位の困難な人の移動を支援するこ
とができる。介護者に把持部22を持って押してもらっ
て移動しても、自ら後輪2の操作により移動してもよ
い。
歩行器にもストレッチャーにもなり、一台で必要に応じ
た使い方ができる。車椅子として使う場合には、図1,
図3に示すように、補助シート25(図2参照。)は取
外しておき、背もたれ8をやや後傾となる位置で起立さ
せ、連結金具14に設けられている調節ねじ27を締め
て固定状態にする。左右の足掛フレーム18のステップ
19をそれぞれ内側に起こして略水平状態にさせる。こ
れにより、図1,図3に示すように、座部9に座ること
により車椅子として立位の困難な人の移動を支援するこ
とができる。介護者に把持部22を持って押してもらっ
て移動しても、自ら後輪2の操作により移動してもよ
い。
【0026】歩行器として使う場合には、連結金具14
の調節ねじ27を緩め、背もたれ8を図4に示すように
前傾させ、座面7を背もたれ8(図1参照。)に重合さ
せてから調節ねじ27を締めて固定する。また、左右の
足掛フレーム18のステップ19をそれぞれ起こして起
立状態にする。前方へ変位した把持部22を手で掴み、
座面7のあった空間に身体を置き、身体を預けるように
して押し車の要領で歩行すれば良い。このように立位で
の移動にあたってはパイプ材20や台車3(図1参
照。)のフレームにより利用者の体側が両側から保持で
き、優れた歩行移動の支援機能を発揮することができ、
使い勝手も良い。
の調節ねじ27を緩め、背もたれ8を図4に示すように
前傾させ、座面7を背もたれ8(図1参照。)に重合さ
せてから調節ねじ27を締めて固定する。また、左右の
足掛フレーム18のステップ19をそれぞれ起こして起
立状態にする。前方へ変位した把持部22を手で掴み、
座面7のあった空間に身体を置き、身体を預けるように
して押し車の要領で歩行すれば良い。このように立位で
の移動にあたってはパイプ材20や台車3(図1参
照。)のフレームにより利用者の体側が両側から保持で
き、優れた歩行移動の支援機能を発揮することができ、
使い勝手も良い。
【0027】図6に示すストレッチャーとして使う場合
には、補助シート25を左右のシートフレーム10の前
端に嵌着し、背もたれ8を調節ねじ27を緩めて図5に
示すように後ろに倒伏させる。背もたれ8のバックフレ
ーム13は、連結金具14がシートフレーム10に当接
することで略水平状態に保持される。アームレストを構
成しているコ状のパイプ材20は、リンク機構をなして
いるため、図5に示すように背もたれ8の倒伏に連れて
下方へ平行移動する形態で沈み込んでいく。これによ
り、背もたれ8と座面7及び補助シート25は図6に示
すようにほぼフルフラットとなり、この上に横臥するこ
とができる。足掛フレーム18は取り外しても付けたま
までも構わない。
には、補助シート25を左右のシートフレーム10の前
端に嵌着し、背もたれ8を調節ねじ27を緩めて図5に
示すように後ろに倒伏させる。背もたれ8のバックフレ
ーム13は、連結金具14がシートフレーム10に当接
することで略水平状態に保持される。アームレストを構
成しているコ状のパイプ材20は、リンク機構をなして
いるため、図5に示すように背もたれ8の倒伏に連れて
下方へ平行移動する形態で沈み込んでいく。これによ
り、背もたれ8と座面7及び補助シート25は図6に示
すようにほぼフルフラットとなり、この上に横臥するこ
とができる。足掛フレーム18は取り外しても付けたま
までも構わない。
【0028】ストレッチャーの機能態から車椅子の機能
態或いは歩行器の機能態への移行や、機能態相互の移行
は、上述の操作の組合わせや反対に操作を行うことによ
り容易に行うことができる。そして、車載する時や保管
しておく時には、X字状に組あわさっている前輪側フレ
ーム4と後輪側フレーム5を枢支部6において回動させ
前輪1と後輪2を寄付けた図7に示す屈曲形態に折り畳
めば、コンパクトな折畳形態となり、場所もとらず扱い
易くなる。即ち、この車椅子装置は、肢体の不自由な人
の日常的な移動を広範に支援できる簡易で、使い易いも
のであり、使い勝手も収納性も良好である。
態或いは歩行器の機能態への移行や、機能態相互の移行
は、上述の操作の組合わせや反対に操作を行うことによ
り容易に行うことができる。そして、車載する時や保管
しておく時には、X字状に組あわさっている前輪側フレ
ーム4と後輪側フレーム5を枢支部6において回動させ
前輪1と後輪2を寄付けた図7に示す屈曲形態に折り畳
めば、コンパクトな折畳形態となり、場所もとらず扱い
易くなる。即ち、この車椅子装置は、肢体の不自由な人
の日常的な移動を広範に支援できる簡易で、使い易いも
のであり、使い勝手も収納性も良好である。
【0029】次に、図8,図9及び図10により、前記
した車椅子装置の変更例を説明する。この変更例の車椅
子装置は、バックフレーム13に上下の高さ調節可能な
把手30を取付けて、歩行器として使う場合の利用者の
使い勝手をよくしたものである。高さ調節可能な把手3
0に係わる構成以外は前記した車椅子装置と同じてあ
る。従って前記した車椅子装置と同じ部分については同
じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
した車椅子装置の変更例を説明する。この変更例の車椅
子装置は、バックフレーム13に上下の高さ調節可能な
把手30を取付けて、歩行器として使う場合の利用者の
使い勝手をよくしたものである。高さ調節可能な把手3
0に係わる構成以外は前記した車椅子装置と同じてあ
る。従って前記した車椅子装置と同じ部分については同
じ符号を用いそれらについての説明は省略する。
【0030】図8および図9(A)に示すように、高さ
調節するための調節フレーム28は、上辺が水平部28
Aとされたコ字状をなし、バックフレーム13の内側に
各たて辺28Bが接触する間隔に形成されている。たて
辺28Bの所定位置には内側より止めボルト29が挿入
されている。たて辺28Bと接触するバックフレーム1
3の所定部位には、止めボルト29のボルト部と螺合す
る止め孔13Aが多数個設けられている。調節フレーム
28は高さ調節後に止めボルト29をバックフレーム1
3のいずれかの止め孔13Aにボルト部を螺合させるこ
とで固定させることができる。
調節するための調節フレーム28は、上辺が水平部28
Aとされたコ字状をなし、バックフレーム13の内側に
各たて辺28Bが接触する間隔に形成されている。たて
辺28Bの所定位置には内側より止めボルト29が挿入
されている。たて辺28Bと接触するバックフレーム1
3の所定部位には、止めボルト29のボルト部と螺合す
る止め孔13Aが多数個設けられている。調節フレーム
28は高さ調節後に止めボルト29をバックフレーム1
3のいずれかの止め孔13Aにボルト部を螺合させるこ
とで固定させることができる。
【0031】一方、図9(A)(B)及び図10に示す
ように、調節フレーム28の水平部28Aには把手30
が取付けられている。把手30は図9(A)に示すよう
に、水平部28Aの中央に軸支されていて、通常は水平
部28Aと同方向に倒した状態あり、必要時には図9
(A)(B)の仮想線にて示すように、たて向きに復帰
可能に、回動して利用者が握り得る状態とされる。な
お、把手30は、突起又は介装部品などにより、たて向
きに回動した際、たて向き状態が保持されるようにされ
ている。
ように、調節フレーム28の水平部28Aには把手30
が取付けられている。把手30は図9(A)に示すよう
に、水平部28Aの中央に軸支されていて、通常は水平
部28Aと同方向に倒した状態あり、必要時には図9
(A)(B)の仮想線にて示すように、たて向きに復帰
可能に、回動して利用者が握り得る状態とされる。な
お、把手30は、突起又は介装部品などにより、たて向
きに回動した際、たて向き状態が保持されるようにされ
ている。
【0032】しかして、利用者が歩行器として使用する
場合は、止めボルト29をゆるめ、調節フレーム28の
水平部28Aを利用者の姿勢に合う高さに引上げた後、
止めボルト29をバックフレーム13のいずれかの止め
孔13Aに締めて固定する。次いで、水平部28Aの把
手30をたて向きに起こして把持可能とする。
場合は、止めボルト29をゆるめ、調節フレーム28の
水平部28Aを利用者の姿勢に合う高さに引上げた後、
止めボルト29をバックフレーム13のいずれかの止め
孔13Aに締めて固定する。次いで、水平部28Aの把
手30をたて向きに起こして把持可能とする。
【0033】この水平部28Aの把手30の状態は利用
者の体型姿勢に合わせた状態であるから、利用者はこの
歩行器を使用し易い。なお、歩行器として使用しない場
合は、把手30を横向きに戻し、かつ水平部28Aを低
位に固定することで他の使用態様に支障のないものとす
ることができる。
者の体型姿勢に合わせた状態であるから、利用者はこの
歩行器を使用し易い。なお、歩行器として使用しない場
合は、把手30を横向きに戻し、かつ水平部28Aを低
位に固定することで他の使用態様に支障のないものとす
ることができる。
【0034】次に、図11〜図13により、車椅子装置
のストレッチャー機能態の別例を説明する。なお、車椅
子装置の本別例に係わる他の部分は前記した実施の形態
と同じであるので、同じ部分については同じ符号を用
い、それらについての説明は省略する。図11に示す車
椅子装置における座面7と背もたれ8は帆布等の丈夫な
一枚のシート40により形成されていて、座面7の前端
の補強パイプ42および背もたれ8の補強パイプ43に
て裏面側に折返し、折返した重合部分を取外し可能な接
合手段により接合されている(図11、図12(A)の
状態参照)。接合手段は大型ホック、又はベルクロファ
スナ(マジックテープ(登録商標))などによる。この
別例では図12(B)に示すようにシート40の裏面両
端側の長手方向に3列のベルクロファスナ41を取付
け、ベルクロファスナ41の部分で相互に接合してい
る。
のストレッチャー機能態の別例を説明する。なお、車椅
子装置の本別例に係わる他の部分は前記した実施の形態
と同じであるので、同じ部分については同じ符号を用
い、それらについての説明は省略する。図11に示す車
椅子装置における座面7と背もたれ8は帆布等の丈夫な
一枚のシート40により形成されていて、座面7の前端
の補強パイプ42および背もたれ8の補強パイプ43に
て裏面側に折返し、折返した重合部分を取外し可能な接
合手段により接合されている(図11、図12(A)の
状態参照)。接合手段は大型ホック、又はベルクロファ
スナ(マジックテープ(登録商標))などによる。この
別例では図12(B)に示すようにシート40の裏面両
端側の長手方向に3列のベルクロファスナ41を取付
け、ベルクロファスナ41の部分で相互に接合してい
る。
【0035】一方、図11に示すように、シートフレー
ム10,10の前端には、シートフレーム10,10に
収納可能に前方へ延長し得るコ字状の引出しフレーム4
5が突出可能にされている。本別例では大径パイプ内に
小径パイプを挿入して2段の伸びが可能にされている。
しかして、この車椅子装置をストレッチャーとする場合
は、シート40の両重合部分の接合手段(ベルクロファ
スナ41)を引き剥がした後、背もたれ8を水平状に後
傾し、かつ引出しフレーム45を前方に突出させ、シー
ト40を各々補強パイプ42,43に折返し、折返し部
分をベルクロファスナ41にて接合し、図13に示すよ
うにストレッチャーの長いシート40部分を形成する。
ム10,10の前端には、シートフレーム10,10に
収納可能に前方へ延長し得るコ字状の引出しフレーム4
5が突出可能にされている。本別例では大径パイプ内に
小径パイプを挿入して2段の伸びが可能にされている。
しかして、この車椅子装置をストレッチャーとする場合
は、シート40の両重合部分の接合手段(ベルクロファ
スナ41)を引き剥がした後、背もたれ8を水平状に後
傾し、かつ引出しフレーム45を前方に突出させ、シー
ト40を各々補強パイプ42,43に折返し、折返し部
分をベルクロファスナ41にて接合し、図13に示すよ
うにストレッチャーの長いシート40部分を形成する。
【0036】なお、ストレッチャーのシート40を座部
9の状態に戻す場合は、シート40の重合部分の接合を
外し、引出しフレーム45をシートフレーム10,10
内に挿入し、かつ背もたれ8を起立させた後、シート4
0を裏面に充分折返し、接合して、座面7及び背もたれ
8を形成する。シート40は補強パイプ42,43の裏
側(下側)に配置し、シート40の折返しは補強パイプ
42,43において表側に折返し、接合手段を介して表
側で重ね部分を接合させてもよい。
9の状態に戻す場合は、シート40の重合部分の接合を
外し、引出しフレーム45をシートフレーム10,10
内に挿入し、かつ背もたれ8を起立させた後、シート4
0を裏面に充分折返し、接合して、座面7及び背もたれ
8を形成する。シート40は補強パイプ42,43の裏
側(下側)に配置し、シート40の折返しは補強パイプ
42,43において表側に折返し、接合手段を介して表
側で重ね部分を接合させてもよい。
【0037】図14(A)に示す車椅子装置は、座部9
の背もたれ8を構成するバックフレーム13を回動可能
に構成するとともに、前傾位置、後傾位置、座面7に略
同じ平面となる倒伏位置に固定でき、かつ座面7を倒立
状態の背もたれに重ね得る構造よりなる。なお、座面7
の前後方向のシートフレーム10,10は連結金具14
において回動可能であり、背もたれ8に重ね得るように
されている。しかして、この車椅子装置は着座状態の座
面7を立設状態の背もたれ8に回動し、重ねた後、座面
7を支持するフレーム部分4A,4A,5A,5Aにト
イレ装置47を取外し可能に装着し得るようにしたもの
である。
の背もたれ8を構成するバックフレーム13を回動可能
に構成するとともに、前傾位置、後傾位置、座面7に略
同じ平面となる倒伏位置に固定でき、かつ座面7を倒立
状態の背もたれに重ね得る構造よりなる。なお、座面7
の前後方向のシートフレーム10,10は連結金具14
において回動可能であり、背もたれ8に重ね得るように
されている。しかして、この車椅子装置は着座状態の座
面7を立設状態の背もたれ8に回動し、重ねた後、座面
7を支持するフレーム部分4A,4A,5A,5Aにト
イレ装置47を取外し可能に装着し得るようにしたもの
である。
【0038】すなわち、図14(B),(C)に示すよ
うに金属または合成樹脂の孔あきプレート(板)48
に、上部が開口の受け槽50を取付けた簡易のトイレ装
置47を座面7を、除去した空間部のフレーム部分4
A,4A,5A,5A上に載せ、トイレとして使用でき
るようにした。48Aは孔あきプレート48の孔部であ
る。なお、受け槽50は孔あきプレート48の受け片4
9に受け槽50の上端周部を係止させて固定してあるた
め、使用後の受け槽50は孔あきプレート48より容易
に外すことができ、受け槽50内の内容物を外部に捨て
ることができる。車椅子装置はトイレ装置47を備える
ことにより、一層使い勝手が良くなる。なお、本実施の
形態は座面7を倒立した背もたれ8に重ねてトイレ装置
47を装着する空間を設けたが、トイレ装置47を装着
する空間は前記した実施の形態の如く座面7部分のシー
ト40を取外して形成してもよい。
うに金属または合成樹脂の孔あきプレート(板)48
に、上部が開口の受け槽50を取付けた簡易のトイレ装
置47を座面7を、除去した空間部のフレーム部分4
A,4A,5A,5A上に載せ、トイレとして使用でき
るようにした。48Aは孔あきプレート48の孔部であ
る。なお、受け槽50は孔あきプレート48の受け片4
9に受け槽50の上端周部を係止させて固定してあるた
め、使用後の受け槽50は孔あきプレート48より容易
に外すことができ、受け槽50内の内容物を外部に捨て
ることができる。車椅子装置はトイレ装置47を備える
ことにより、一層使い勝手が良くなる。なお、本実施の
形態は座面7を倒立した背もたれ8に重ねてトイレ装置
47を装着する空間を設けたが、トイレ装置47を装着
する空間は前記した実施の形態の如く座面7部分のシー
ト40を取外して形成してもよい。
【0039】また、高さ調節可能なバックフレーム13
は、前記した図9、図10の構成の他、図15(A),
(B),(C)のように構成することもできる。すなわ
ち、図15(B),(C)においてバックフレーム52
は下部の2本の大径管53に対し、把手部54を含む逆
U字形のたて管部55が大径管53に挿入可能にされて
いて、たて管部55の止め孔55A〜55Aに、大径管
53より挿入した止めボルト56のボルト部56Aが螺
合するようにされている。バックフレーム52の高さ調
節はたて管部55の止め孔55Aの一つに止めボルト5
6を螺合させることで容易になし得る。
は、前記した図9、図10の構成の他、図15(A),
(B),(C)のように構成することもできる。すなわ
ち、図15(B),(C)においてバックフレーム52
は下部の2本の大径管53に対し、把手部54を含む逆
U字形のたて管部55が大径管53に挿入可能にされて
いて、たて管部55の止め孔55A〜55Aに、大径管
53より挿入した止めボルト56のボルト部56Aが螺
合するようにされている。バックフレーム52の高さ調
節はたて管部55の止め孔55Aの一つに止めボルト5
6を螺合させることで容易になし得る。
【0040】前記把手部54には支持部材57,57を
介してコ字形の腕載せ棒58が回動可能に取付けられて
いる。支持部材57,57の回動点57A,57Aは把
手部54の上辺より上位にあり、腕載せ棒58は通常
は、図15(A)の実線に示すように支持部材57に垂
下されアームレストのパイプ材20のコ字部分内に位置
しているが、たて管部55を引き上げ、パイプ材20の
コ字部分の規制を解き、腕載せ棒58を回動させた際は
上辺に支持され水平状をなすようにされている(図15
(B)(C)参照)。
介してコ字形の腕載せ棒58が回動可能に取付けられて
いる。支持部材57,57の回動点57A,57Aは把
手部54の上辺より上位にあり、腕載せ棒58は通常
は、図15(A)の実線に示すように支持部材57に垂
下されアームレストのパイプ材20のコ字部分内に位置
しているが、たて管部55を引き上げ、パイプ材20の
コ字部分の規制を解き、腕載せ棒58を回動させた際は
上辺に支持され水平状をなすようにされている(図15
(B)(C)参照)。
【0041】したがって、使用の際は把手部54を所望
の高さに調節し、腕載せ棒58を回動することにより水
平状の腕載せ棒58となすことができ、使用者は腕載せ
棒58に腕を載せて、車椅子装置を押し、歩行すること
ができる。
の高さに調節し、腕載せ棒58を回動することにより水
平状の腕載せ棒58となすことができ、使用者は腕載せ
棒58に腕を載せて、車椅子装置を押し、歩行すること
ができる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、肢体の不自由な人の日
常的な移動を広範に支援できる簡易で、使い易い車椅子
装置を提供することができる。また、この車椅子装置は
使い勝手や収納性がよい。
常的な移動を広範に支援できる簡易で、使い易い車椅子
装置を提供することができる。また、この車椅子装置は
使い勝手や収納性がよい。
【図1】実施の形態の車椅子装置の車椅子機能態での斜
視図である。
視図である。
【図2】実施の形態の車椅子装置の分解斜視図である。
【図3】実施の形態の車椅子装置の車椅子機能態での背
面図である。
面図である。
【図4】実施の形態の車椅子装置の歩行器機能態での斜
視図である。
視図である。
【図5】実施の形態の車椅子装置の機能を示す側面図で
ある。
ある。
【図6】実施の形態の車椅子装置のストレッチヤー機能
態での斜視図である。
態での斜視図である。
【図7】実施の形態の車椅子装置の折り畳み状態の側面
図である。
図である。
【図8】他の実施の形態の車椅子装置の分解斜視図であ
る。
る。
【図9】他の実施の形態の車椅子装置の部品図であり、
(A)は調節フレームの正面図、(B)は(A)図IX-I
X線における断面図である。
(A)は調節フレームの正面図、(B)は(A)図IX-I
X線における断面図である。
【図10】他の実施の形態の車椅子装置の歩行器の状態
図である。
図である。
【図11】ストレッチャー構造を備えた他の実施の形態
の車椅子装置の斜視図である。
の車椅子装置の斜視図である。
【図12】同上車椅子装置に用いるシートを示し、
(A)は座部状態のシート図、(B)はシート裏面の接
合手段を示す図である。
(A)は座部状態のシート図、(B)はシート裏面の接
合手段を示す図である。
【図13】同上車椅子装置におけるストレッチャー状態
のシートを主体とした平面図である。
のシートを主体とした平面図である。
【図14】(A)はトイレ装置を備えた車椅子装置の斜
視図、(B)はトイレ装置の斜視図、(C)はトイレ装
置の正面図である。
視図、(B)はトイレ装置の斜視図、(C)はトイレ装
置の正面図である。
【図15】車椅子装置バックフレームの別構造を示し、
(A)は車椅子装置の全体図、(B)は要部を拡大した
側面図、(C)は同じく斜視図である。
(A)は車椅子装置の全体図、(B)は要部を拡大した
側面図、(C)は同じく斜視図である。
1 前輪、 2 後輪、 3 台車、 4 前輪側フレ
ーム、 5 後輪側フレーム、 6 枢支部、 7 座
面、 8 背もたれ、 9 座部、 14 連結金具、
18 足掛フレーム、 19 ステップ、 25 補
助シート、 27調節ねじ 40 シート、 41 ベ
ルクロファスナ、 42,43 補助パイプ 45 引
出しフレーム、 47 トイレ装置、 48 孔あきプ
レート 50 受け槽
ーム、 5 後輪側フレーム、 6 枢支部、 7 座
面、 8 背もたれ、 9 座部、 14 連結金具、
18 足掛フレーム、 19 ステップ、 25 補
助シート、 27調節ねじ 40 シート、 41 ベ
ルクロファスナ、 42,43 補助パイプ 45 引
出しフレーム、 47 トイレ装置、 48 孔あきプ
レート 50 受け槽
Claims (6)
- 【請求項1】 移動用の車輪を備えた台車上に着座する
ための座面と背もたれとからなる座部を構成し、その座
部の背もたれを構成するフレームを垂直面内での回動を
可能に構成するとともに、前傾位置、後傾位置、座面に
略同じ平面となる倒伏位置に位置固定できるようにした
車椅子装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車椅子装置であって、
座部の座面を背もたれに重合させうるようにした車椅子
装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のいずれかに記載
の車椅子装置であって、座部の座面を背もたれに重合し
かつ座面を支持するフレームに、トイレ装置を取外し可
能に装着した車椅子装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3までのいずれかに記
載の車椅子装置であって、座部を構成するフレームの前
部に、座部を前方へ延長する形態に装着できる着脱可能
の補助シートを備えた車椅子装置。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項3までのいずれかに記
載の車椅子装置であって、座部を構成するフレームを前
方へ延長し得る形態になし、かつ後傾して座面に略同じ
平面とした背もたれを構成するフレームと、延長した座
部を構成するフレーム間にシートを装着した車椅子装
置。 - 【請求項6】 請求項1〜請求項5までのいずれかに記
載の車椅子装置であって、移動用の車輪を備えた台車
を、前輪側フレームと後輪側フレームをX字状に組合わ
せた枢支構造とし、枢支部において回動させ前輪と後輪
を寄付けた屈曲形態に折り畳むことができるようにした
車椅子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000336584A JP2001190599A (ja) | 1999-11-04 | 2000-11-02 | 車椅子装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31403899 | 1999-11-04 | ||
JP11-314038 | 1999-11-04 | ||
JP2000336584A JP2001190599A (ja) | 1999-11-04 | 2000-11-02 | 車椅子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001190599A true JP2001190599A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=26567805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000336584A Pending JP2001190599A (ja) | 1999-11-04 | 2000-11-02 | 車椅子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001190599A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296706A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | シートモジュールと車椅子 |
JP2009525132A (ja) * | 2006-02-01 | 2009-07-09 | ファーノ−ワシントン・インコーポレーテッド | 急患用簡易ベッド兼用椅子 |
-
2000
- 2000-11-02 JP JP2000336584A patent/JP2001190599A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006296706A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Kawashima Selkon Textiles Co Ltd | シートモジュールと車椅子 |
JP2009525132A (ja) * | 2006-02-01 | 2009-07-09 | ファーノ−ワシントン・インコーポレーテッド | 急患用簡易ベッド兼用椅子 |
US8104121B2 (en) | 2006-02-01 | 2012-01-31 | Ferno-Washington, Inc. | Combination ambulance cot and chair |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040406 |