JP2001190556A - 内視鏡用処置具 - Google Patents

内視鏡用処置具

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JP2001190556A
JP2001190556A JP2000004693A JP2000004693A JP2001190556A JP 2001190556 A JP2001190556 A JP 2001190556A JP 2000004693 A JP2000004693 A JP 2000004693A JP 2000004693 A JP2000004693 A JP 2000004693A JP 2001190556 A JP2001190556 A JP 2001190556A
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mucus
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Hironobu Kono
裕宣 河野
Masayuki Iwasaka
誠之 岩坂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特にヘリコバクターピロリ等の診断を行なう際
に粘液を容易に採取できる内視鏡用処置具の提供を目的
としている。 【解決手段】本発明の内視鏡用処置具1は、経内視鏡的
に体内に挿入可能な挿入部2と、挿入部2内に進退可能
に挿通された進退部材4と、挿入部2の基端に設けら
れ、進退部材4を進退操作するための操作部10と、挿
入部2の先端に配置され、進退部材4の進退動作によっ
て開閉する一対のカップ6,6からなる処置部8と、カ
ップ6,6間に配置され、カップ6,6間に挟まれて切
除される体組織に押し付けられることによって、その体
組織に体液が流れ込むことができる凹部を形成する押圧
体12とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、経内視鏡的に体内
に挿入されて使用される内視鏡用処置具に係わり、特
に、粘液等の体液を組織とともに採取するための内視鏡
用処置具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、胃内におけるヘリコバクターピロ
リの感染有無の確認方法として、粘液を採取して診断す
る方法が知られている。体内からの粘液の採取は、一般
に、内視鏡の吸引管路を通じて行なう他、カテーテルを
用いた吸引等によって行なっている。
【0003】また、特公平7−83747号公報には、
シースと、このシースの先端に設けられた半球状のカバ
ーと、前記カバー内に設けられた刷りガラス等の粗面プ
レートからなる面体とを備えた粘液採取具が開示されて
いる。この粘液採取具は、前記面体に粘液を粘着させる
ことにより、粘液の採取が可能である。
【0004】また、図11の(a)に示すような生検鉗
子100を用いて被検組織102の外面に付着した粘液
を採取する方法もある。すなわち、生検鉗子100の一
対のカップ101,101間で被検組織102を挟み込
むように切除することにより、その切除した被検組織1
02の外面に付着する粘液を採取する。また、このよう
な生検鉗子の中には、図12の(a)に示されるよう
に、一対のカップ101,101間に先端が鋭利な針状
部材105を有しているものもある。このような生検鉗
子110を用いて粘液を採取する場合には、針状部材1
05を粘膜に突き刺すことにより、粘膜に対する生検鉗
子110の滑りを防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、内視鏡の吸
引管路を通じた粘液の採取あるいはカテーテルを用いた
吸引等による粘液の採取は一般に容易ではなく、十分な
量の粘液を簡単に採取し得る手法の存在が従来から強く
求められている。
【0006】こうした中で、特公平7−83747号公
報に開示された粘液採取具は、子宮頸部の粘液の採取を
簡単に行なうことができるが、消化管内での粘液の採取
には不向きである。
【0007】また、図11の(a)に示される生検鉗子
100を用いて被検組織102の外面に付着した粘液を
採取する方法では、切除された被検組織(粘膜片)10
2がカップ101,101内で図11の(b)に示され
るように略球状となるため、被検組織102の外面に付
着した粘液が回収段階で容易に流れ落ちてしまい、十分
な量の粘液を採取することができない場合がある。ま
た、図12の(a)に示される生検鉗子110によって
粘液を採取する場合もこれと全く同様の問題がある。す
なわち、生検鉗子110によって切除される被検組織
(粘膜片)102はカップ101,101内で図12の
(b)に示されるように略球状となり、被検組織102
の外面に付着した粘液が回収過程で流れ落ちてしまう。
【0008】本発明は前記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、特にヘリコバクター
ピロリ等の診断を行なう際に粘液を容易に採取できる内
視鏡用処置具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の内視鏡用処置具は、経内視鏡的に体内に挿
入可能な挿入部と、前記挿入部内に進退可能に挿通され
た進退部材と、前記挿入部の基端に設けられ、前記進退
部材を進退操作するための操作部と、前記挿入部の先端
に配置され、前記進退部材の進退動作によって開閉する
一対のカップからなる処置部と、前記カップ間に配置さ
れ、カップ間に挟まれて切除される体組織に押し付けら
れることによって、その体組織に体液が流れ込むことが
できる凹部を形成する押圧体とを具備することを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施形態について説明する。
【0011】図1〜図4は本発明の第1の実施形態を示
している。図1に示されるように、本実施形態に係る内
視鏡用処置具1は、経内視鏡的に体内に挿入可能な挿入
部2と、挿入部2の基端(手元側)に設けられた操作部
10と、挿入部2の先端に配置された処置部8とから成
る。
【0012】図2に詳しく示されるように、挿入部2は
長尺なコイルシース30によって形成されている。コイ
ルシース30の先端には保持部材21が固着されてい
る。また、保持部材21に形成されたスリット21a内
には処置部8が動作可能に配置されている。
【0013】コイルシース30内には進退部材としての
操作ワイヤ4が進退可能に挿通されている。操作ワイヤ
4の基端は、操作部10に進退可能に設けられたスライ
ダ11(図1参照)に接続されている。
【0014】処置部8は略半球状の一対のカップ6,6
を有している。これらのカップ6,6はリンク機構を介
して操作ワイヤ4の先端に接続されている。具体的に
は、前記リンク機構は一対のリンク部材23,24を有
しており、これらのリンク部材23,24の基端は接続
ピン28を介して操作ワイヤ4の先端に回動可能に取付
けられている。また、一方のリンク部材23の先端は、
枢支ピン25を介して、一方のカップ6から延びるアー
ム部6aに回動可能に連結されている。また、他方のリ
ンク部材24の先端は、枢支ピン26を介して、他方の
カップ6から延びるアーム部6aに回動可能に連結され
ている。そして、各カップ6,6のアーム部6a,6a
は、保持部材21に固定された共通の支持ピン27に回
動可能に支持されている。なお、支持ピン27は、スリ
ット21aを横切るように延びている。
【0015】したがって、このような構成によれば、ス
ライダ11が前後にスライド操作されると、操作ワイヤ
4が挿入部2内で進退してリンク機構が動作され、一対
のカップ6,6が支持ピン27を中心に回動する(開閉
する)。
【0016】カップ6,6間には、体組織に押し当てら
れる押圧体としての有突起部材12が配置されている。
この有突起部材12は、粘膜と接触する際に粘膜に突き
刺さらないように、先端が滑らかに丸みを帯びて形成さ
れている。また、有突起部材12は、カップ6,6を支
持する支持ピン27に固定されており、カップ6,6が
閉じられた際にカップ6,6と干渉しないように配置さ
れている。なお、有突起部材12の先端部は、粘膜に突
き刺さらない形状であれば良く、端面が平らな形状であ
っても、また、略円錐台の形を成していても良い。
【0017】次に、上記構成の内視鏡用処置具1を用い
て例えば胃内の粘液を被検組織とともに採取する場合に
ついて説明する。
【0018】まず、例えば図示しない内視鏡のチャンネ
ルを通じて挿入部2の先端側を胃内に導入し、処置部8
を胃内の被検組織20に近づける。続いて、操作部10
のスライダ11を操作してカップ6,6を開き被検組織
(粘膜)20に押し付ける。この時、カップ6,6間に
位置する有突起部材12も被検組織20に押し付けられ
て、被検組織20に凹部9が形成される。その状態が図
3に示されている。そして、この状態からカップ6,6
を閉じていくと、カップ6,6によって被検組織20が
寄せ集められるように挟み込まれて、凹部9の形成が助
長されるとともに、この凹部9に粘液18が流れ込んで
溜まるようになる。すなわち、有突起部材12は、カッ
プ6,6間に挟まれて切除される被検組織20に押し付
けられることによって、その被検組織20に粘液18が
流れ込むことができる凹部9を形成する。そして、この
ような状態からさらにカップ6,6を閉じていくと、カ
ップ6,6間に挟まれた被検組織20が切除される。切
除された被検組織20が図4に示されている。図示のよ
うに、切除された被検組織20の凹部9には、必要量の
粘液18が確保されている。
【0019】以上説明したように、本実施形態の内視鏡
用処置具1は、カップ6,6間に配置されるとともにカ
ップ6,6間に挟まれて切除される体組織に押し付けら
れることによりその体組織に体液が流れ込むことができ
る凹部9を形成する有突起部材12を有している。した
がって、通常の生検と同じ要領で、粘膜ごと粘液を容易
に採取することができる。
【0020】図5は本発明の第2の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0021】本実施形態の内視鏡用処置具1Aでは、有
突起部材12の先端に球状部12aが形成されている。
この場合、球状部12aの外径は、有突起部材12の他
の部位の外径よりも大きく設定されている。なお、その
他の構成は第1の実施形態と同一である。
【0022】このような構成によれば、第1の実施形態
と同様の作用効果を得ることができるとともに、有突起
部材12の先端の球状部12aにより粘膜が第1の実施
形態よりも広い面積で押圧されるため、大きな凹部9を
作ることができる。したがって、より多くの粘液を容易
に採取することができるようになる。なお、本実施形態
では、有突起部材12の先端が球状を成しているが、先
端形状は、その他の形状、例えば略楕円球、略立方体、
二股の音叉状であっても良い。
【0023】図6は本発明の第3の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0024】本実施形態の内視鏡用処置具1Bにおい
て、有突起部材12にはその長手方向に沿って細長い縦
孔12bが形成されている。この縦孔12bは有突起部
材12の先端で開口している。また、有突起部材12の
基端(手元側)には、縦孔12bに対して略垂直に延び
るとともに縦孔12bの基端を有突起部材12の側方に
開口させる横孔12cが少なくとも1つ形成されてい
る。横孔12cの大きさや位置および角度は任意で良
い。なお、その他の構成は第1の実施例と同一である。
【0025】したがって、このような構成によれば、第
1の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとと
もに、有突起部材12を粘膜に押し付けた際に縦孔12
bおよび横孔12cが粘液で満たされるため、この満た
された粘液を回収することにより、さらに多くの粘液を
容易に採取することができるようになる。
【0026】図7は本発明の第4の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0027】本実施形態の内視鏡用処置具1Cにおい
て、有突起部材12には吸液性部材40が着脱自在に取
付けられている。この吸液性部材40は、スポンジや綿
等からなり、有突起部材12の長手方向に沿って形成さ
れた長孔12dにその一部が挿入された状態で取付けら
れている。なお、有突起部材12に対する吸液性部材4
0の着脱形態は、ネジ式やクリック式や締まり嵌め式な
どの摩擦を利用した方法の他、ベルト固定式やクリップ
式など、他のいかなる方法を採用しても良い。その他の
構成は第1の実施形態と同一である。
【0028】したがって、このような構成によれば、第
1の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとと
もに、有突起部材12の先端を粘膜に押し付けた際に吸
液性部材40が粘液を吸収するため、生検後に吸液性部
材40を回収すれば、十分な粘液を容易に採取すること
ができる。
【0029】図8は本発明の第5の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0030】本実施形態の内視鏡用処置具1Dにおい
て、有突起部材12の先端には多孔質部42が設けられ
ている。この多孔質部42は、セラミックスや金属等の
硬質のものでも、スポンジのような軟質のものでも良
い。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一であ
る。
【0031】したがって、このような構成によれば、第
1の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとと
もに、有突起部材12の先端を粘膜に押し付けた際に多
孔質部42の多数の孔に粘液が溜まるため、生検後に多
孔質部42に満たされた粘液を回収すれば、さらに多く
の粘液を容易に採取することができる。
【0032】図9は本発明の第6の実施形態を示してい
る。なお、本実施形態において、第1の実施形態と共通
する構成部分については、以下、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0033】本実施形態の内視鏡用処置具1Eにおい
て、有突起部材12は接続ピン28に回転自在に取り付
けられている。また、有突起部材12の中央には、有突
起部材12の長手方向に沿って延び且つ支持ピン27が
貫通する略楕円形状のスライド孔12eが形成されてい
る。 なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一で
ある。また、有突起部材12の構成としては、第1〜第
5の実施形態のいずれの形態が採用されても良い。
【0034】このような構成では、スライダ11を前方
にスライド操作すると、操作ワイヤ4が挿入部2内で前
進し、リンク機構が動作されてカップ6,6が開くとと
もに、操作ワイヤ4に接続された有突起部材12が支持
ピン27にガイドされつつ前方に押し出される。一方、
スライダ11を後方にスライド操作すると、操作ワイヤ
4が挿入部2内で後退し、リンク機構が動作されてカッ
プ6,6が閉じるとともに、操作ワイヤ4に接続された
有突起部材12が手元側に引き戻される。
【0035】したがって、第1の実施形態と同様の作用
効果を得ることができるとともに、進退自在な有突起部
材12が前方へ大きく押し出されることによって深く粘
膜に押し付けられるため、被検組織20に深い凹部9を
形成することができ、より多くの粘液を容易に採取する
ことができるようになる。
【0036】なお、図10に示されるように、有突起部
材12を接続ピン28に回転自在に取り付けるだけでな
く、有突起部材12の基端部に長手方向に延びる略楕円
形状のスライド孔12fを形成するとともに、このスラ
イド孔12fに接続ピン28を貫通させて支持させるよ
うにすれば、有突起部材12の移動量を操作ワイヤ4の
移動量よりも少なくすることができる。
【0037】なお、以上説明してきた技術内容によれ
ば、以下に示されるような各種の構成が得られる。
【0038】1.経内視鏡的に体内に挿入可能な挿入部
と、前記挿入部内に進退可能に挿通された進退部材と、
前記挿入部の基端に設けられ、前記進退部材を進退操作
するための操作部と、前記挿入部の先端に配置され、前
記進退部材の進退動作によって開閉する一対のカップか
らなる処置部と、前記カップ間に配置され、カップ間に
挟まれて切除される体組織に押し付けられることによっ
て、その体組織に体液が流れ込むことができる凹部を形
成する押圧体と、を具備することを特徴とする内視鏡用
処置具。
【0039】2.前記押圧体は、挿入部の軸方向に沿っ
て進退可能であることを特徴とする第1項に記載の内視
鏡用処置具。 3.前記押圧体の先端側には吸液性部材が着脱自在に取
付けられていることを特徴とする第1項または第2項に
記載の内視鏡用処置具。 4.前記押圧体の先端は、球状、略円錐状、円筒状、平
面状のいずれかの形状を成していることを特徴とする第
1項ないし第3項のいずれか1項に記載の内視鏡用処置
具。
【0040】5.前記押圧体は、ステンレスなどの金属
またはプラスチックによって形成されていることを特徴
とする第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の内視
鏡用処置具。 6.前記押圧体は、開閉するカップと干渉しないように
設けられていることを特徴とする第1項ないし第5項の
いずれか1項に記載の内視鏡用処置具。 7.カップ同士およびカップと押圧体とを接続するため
のピンが貫通される孔と、進退部材と押圧体とを接続す
るためのピンが貫通される孔は、それぞれ、押圧体の進
退方向に沿って延びる略楕円形状を成していることを特
徴とする第2項に記載の内視鏡用処置具。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡用
処置具によれば、特にヘリコバクターピロリ等の診断を
行なう際に粘液を容易に採取できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る内視鏡用処置具
の全体図である。
【図2】図1の内視鏡用処置具の先端側の断面図であ
る。
【図3】図1の内視鏡用処置具を用いて粘液の採取を行
なう様子を示す断面図である、
【図4】図3に示される採取方法によって切除された被
検組織の断面図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る内視鏡用処置具
の先端側の断面図である。
【図6】(a)は本発明の第3の実施形態に係る内視鏡
用処置具の先端側の断面図、(b)は(a)の内視鏡用
処置具の有突起部材の正面図である。
【図7】本発明の第4の実施形態に係る内視鏡用処置具
の先端側の断面図である。
【図8】本発明の第5の実施形態に係る内視鏡用処置具
の先端側の断面図である。
【図9】本発明の第6の実施形態に係る内視鏡用処置具
の先端側の断面図である。
【図10】図9の変形例を示す断面図である。
【図11】(a)は従来の生検鉗子による粘液の採取方
法を示す断面図、(b)は(a)の採取方法によって切
除された被検組織を示す正面図である。
【図12】(a)は従来の他の生検鉗子による粘液の採
取方法を示す断面図、(b)は(a)の採取方法によっ
て切除された被検組織を示す正面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F…内視鏡用処
置具 2…挿入部 4…操作ワイヤ(進退部材) 6…カップ 8…処置部 9…凹部 10…操作部 12…有突起部材(押圧体) 18…粘液(体液) 20…被検査組織(体組織)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経内視鏡的に体内に挿入可能な挿入部
    と、 前記挿入部内に進退可能に挿通された進退部材と、 前記挿入部の基端に設けられ、前記進退部材を進退操作
    するための操作部と、 前記挿入部の先端に配置され、前記進退部材の進退動作
    によって開閉する一対のカップからなる処置部と、 前記カップ間に配置され、カップ間に挟まれて切除され
    る体組織に押し付けられることによって、その体組織に
    体液が流れ込むことができる凹部を形成する押圧体と、 を具備することを特徴とする内視鏡用処置具。
  2. 【請求項2】 前記押圧体は、挿入部の軸方向に沿って
    進退可能であることを特徴とする請求項1に記載の内視
    鏡用処置具。
  3. 【請求項3】 前記押圧体の先端側には吸液性部材が着
    脱自在に取付けられていることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の内視鏡用処置具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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