JP2001190200A - 竿ケース - Google Patents

竿ケース

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JP2001190200A
JP2001190200A JP2000004622A JP2000004622A JP2001190200A JP 2001190200 A JP2001190200 A JP 2001190200A JP 2000004622 A JP2000004622 A JP 2000004622A JP 2000004622 A JP2000004622 A JP 2000004622A JP 2001190200 A JP2001190200 A JP 2001190200A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
case
rubber cylinder
grip portion
rod case
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000004622A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Shiraishi
万里子 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimano Inc
Original Assignee
Shimano Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimano Inc filed Critical Shimano Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 把手の掴みやすさを向上させることによって
咄嗟の状況でも素早く把手を掴んで持ち運ぶことのでき
る竿ケースを提供することを課題とする。 【解決手段】 ケース本体に把手が取り付けられ、該把
手は、ケース本体との間に一定の空間を維持できるよう
に門状に形成された把持部を備えている竿ケースであっ
て、把手は、両端部がケース本体に取り付けられた柔軟
性を有する筒状体を備え、該筒状体に門状の芯材が内装
されて前記把持部が形成されていることを解決手段とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣竿が収容可能な
竿ケースに関し、特に、その把手の改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の竿ケースとしては、肩に
掛けるための肩ベルトの他に把手がケース本体に上下方
向に沿って取り付けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、従来の把手
は、帯状の布状体の両端部をケース本体の上下方向に沿
って取り付けたものであったので、把手がケース本体に
くっついた状態のままになることが多く、例えば、渡し
船で釣り場に到着した際に把手を持って釣り場に竿ケー
スを渡すような場合等、把手を咄嗟に把持しにくいとい
う問題があった。
【0004】そこで本発明は上記従来の問題点に鑑みて
なされたもので、把手の掴みやすさを向上させることに
よって咄嗟の状況でも素早く把手を掴んで持ち運ぶこと
のできる竿ケースを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべくなされたものであり、本発明に係る竿ケース
は、ケース本体に把手が取り付けられ、該把手は、ケー
ス本体との間に一定の空間を維持できるように門状に形
成された把持部を備えている竿ケースであって、把手
は、両端部がケース本体に取り付けられた柔軟性を有す
る筒状体を備え、該筒状体に門状の芯材が内装されて前
記把持部が形成されていることを特徴とする。尚、門状
には、円弧状も含まれる。
【0006】また、芯材が内装された筒状体にゴム筒が
外装されて把持部が形成されていることが好ましい。
【0007】更に、ゴム筒に把持部の左右の倒れを防止
するための突っ張り部を設けることが好ましく、特に、
ゴム筒の両端部に突っ張り部を一体的に形成することが
好ましい。また、把持部が所定範囲内で左右に揺動でき
るように、突っ張り部とケース本体との間には所定の間
隙が設けられていることが好ましい。
【0008】また、ゴム筒の表面側には、一端側には凹
部が形成され且つ他端側には左右方向のスリットが形成
され、ゴム筒の裏面側には凹部が形成されていることが
好ましく、特に、筒状体を筒状の布状体から構成する場
合には、スリットは内側の布状体が露出するように形成
されていることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の竿ケースの一実施
形態について図1乃至図3を参酌しつつ、内部に釣竿が
収容可能なケース本体1の前壁1a(一側壁)に、ケー
ス本体1の長手方向(上下方向)に沿って把手2が取り
付けられている竿ケースについて、以下説明する。
【0010】把手2は、柔軟性を有する筒状体としての
筒状の布状体3と、該布状体3に内装された芯材4と、
布状体3のうち、芯材4が内装された部位に外装された
ゴム筒5とを備えている。
【0011】筒状の布状体3は、その両端部が扁平状に
押しつぶされ、取付片6と前壁1aとの間に挟み込まれ
て取付片6と共に前壁1aに縫着により取り付けられて
いる。尚、柔軟性を有する筒状体としてはこの他にも例
えばビニールチューブ等も使用できる。
【0012】前記芯材4は、外側に凸の円弧状に形成さ
れた中空パイプが用いられており、該中空パイプとして
は塩化ビニルパイプ等の合成樹脂パイプを使用すること
ができる。該芯材4が内装された部位が把手の把持部で
あり、芯材4が円弧状なるため把持部は門状であり、該
把持部とケース本体1(前壁1a)との間には一定の空
間が維持される。
【0013】そして、該芯材4が内装された部位、即
ち、把持部に前記ゴム筒5が外装され、本実施形態にお
ける把持部は、芯材4、布状体3及びゴム筒5から構成
される。該ゴム筒5はゴム製なるためそれ自体滑りにく
いものであるが、以下のように把持した際に手にフィッ
トするような形状に形成されている。
【0014】まず、ゴム筒5の表面側については、その
上端側に凹部が形成されている。該凹部は、把持部を把
持した際に親指がはまり込むように当接可能な親指用凹
部7である。また、その表面側の下端側には、左右方向
(把手の軸方向に対して直交する方向)に沿ってスリッ
ト8が所定間隔毎に複数形成されている。該スリット8
は、把持部を把持した際に手のひらが当接する箇所に位
置している。更に、該スリット8は、内側の布状体3が
露出するようにその深さが設定されている。尚、ゴム筒
5なるため、スリット8の幅は、スリット8間に残る突
出片10が把手の軸方向に撓むことで拡狭可能である。
【0015】一方、ゴム筒5の裏面側にも凹部が複数
(四つ)形成されている。該凹部は、把持部を把持した
際に親指を除く他の四本の指が各々はまり込むように当
接可能な指用凹部9である。
【0016】また、ゴム筒5の上下両端部には、把持部
の左右の倒れを防止するために、左右一対の突っ張り部
11が各々一体的に形成されている。該突っ張り部11
は、左右対称であり、その底部(先端)と前壁1aとの
間には所定の間隙12が設けられており、これにより、
把持部が左右に所定範囲内で揺動可能となる。
【0017】尚、以上説明したゴム筒5は、成形により
形成されているが、その成形時に布状体3と一体構成と
される。
【0018】以上の構成の把手2を備えているので、以
下の利点がある。まず、咄嗟の状況下において把手の把
持部を掴む際には、把持部が門状に形成されてケース本
体1の前壁1aとの間に一定の空間が形成されているの
で、その空間に指を挿入させて素早く且つ容易に掴むこ
とができる。また、芯材4を合成樹脂パイプとすること
で軽量化と剛性とを両立し得、門状の形状が長期間容易
に維持できる。
【0019】しかも、突っ張り部11によって左右の倒
れが防止されて常に指が挿入しやすい状態が維持されて
いるので、特に掴みやすい。また、突っ張り部11が両
端部に設けられてその間を把持できる構成なるため、例
えば把持部の中央付近にある場合に比して掴み易さがよ
り向上する。
【0020】このように、突っ張り部11を設けること
で門状の把持部の起立状態が維持されていると、倒れて
いる状態に比して障害物等が把持部に衝突しやすくなる
が、ゴム筒5を外装しているうえに、布状体3が柔軟性
を有し、しかも突っ張り部11自体もゴム製なるためケ
ース本体1に突っ張り部11が衝突しても変形してその
衝撃を吸収緩和できる。しかも、突っ張り部11とケー
ス本体1との間に所定の間隙12を設けて把持部に左右
方向の遊びを設けているので、衝突による把持部の破損
等を確実に防止できる。従って、咄嗟の掴み易さと破損
の防止機能とが両立できるのである。
【0021】一方、把持部を把持して竿ケースを持ち運
ぶ際は、まず、ゴム筒5が外装されているので滑りにく
く、しかも、把持した際に親指が親指用凹部7に、他の
指が指用凹部9にはまり込んで係合するので、しっかり
と把持部を把持することができる。また、握力によって
スリット8に手のひらが部分的に入り込むようになって
手のひらと把持部との密着性が高まるので、親指用凹部
7及び指用凹部9の効果やゴム筒5自体の微小な弾性変
形とも相まって良好なフィット感が得られる。更に、各
人の掴み具合や手の形状等に応じてスリット8の幅が拡
狭するので、より一層高いフィット感が得られ、長時間
持っても手が痛くならないという利点もある。
【0022】尚、筒状体を布状体3で構成した場合に
は、ゴム筒5が外装されていない例えば両端部から水が
ゴム筒5の内側へとしみ込んでくるが、内側の布状体3
を露出するようにスリット8を形成することにより、し
み込んだ水もスリット8から蒸発乾燥させることができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、把持部がケース本体との
間に一定の空間を維持できるように門状に形成されてい
るので、咄嗟の状況でも素早く把持部を掴んで持ち運ぶ
ことができる。しかも、筒状体が柔軟性を有しているの
で、把持部に衝撃が加わっても、その柔軟性によって衝
撃が吸収緩和され、把持部の破損等も防止できる。
【0024】また、ゴム筒を外装した場合には、把持し
た際の滑りが抑制されるうえに、滑りにくいゆえに掴む
際の確実性が増す。
【0025】更に、突っ張り部を設けて把持部の左右の
倒れを防止すればより一層容易に掴むことができる。特
に、両端部に突っ張り部を設けると、両突っ張り部間を
容易に掴むことができるうえに倒れをより確実に防止で
き、しかも一体的に形成すれば突っ張り部の弾性によ
り、特にゴム筒への左右方向の衝撃が緩和される。
【0026】また、突っ張り部とケース本体との間に所
定の間隙を設けて把持部が所定範囲内で左右に揺動でき
るよう構成した場合には、その左右の遊びによってゴム
筒への左右方向の衝撃が緩和される。
【0027】更に、ゴム筒の表面側には、一端側には凹
部が形成され且つ他端側には左右方向のスリットが形成
され、ゴム筒の裏面側には凹部が形成されている場合に
は、把持部を把持すると、親指が表面側の凹部にはまり
込むと共に裏面側の凹部には他の指がはまり込み、手の
ひらは表面側のスリットに食い込むようになるので、手
の滑りが更に抑制されるうえに良好なフィット感が得ら
れる。
【0028】また、筒状体を筒状の布状体から構成した
場合には、スリットを内側の布状体が露出するように形
成すると、ゴム筒が外装されていない例えば両端部から
水が布状体にしみ込んでも、その水をスリットから蒸発
乾燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における竿ケースを示す斜
視図。
【図2】同実施形態の竿ケースの把手を示す正面図。
【図3】同把手を示す断面図。
【符号の説明】 1…ケース本体、1a…前壁(一側壁)、2…把手、3
…布状体(筒状体)、4…芯材、5…ゴム筒、6…取付
片、7…親指用凹部(凹部)、8…スリット、9…指用
凹部(凹部)、10…突出片、11…突っ張り部、12
…間隙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体に把手が取り付けられ、該把
    手は、ケース本体との間に一定の空間を維持できるよう
    に門状に形成された把持部を備えている竿ケースであっ
    て、把手は、両端部がケース本体に取り付けられた柔軟
    性を有する筒状体を備え、該筒状体に門状の芯材が内装
    されて前記把持部が形成されていることを特徴とする竿
    ケース。
  2. 【請求項2】 芯材が内装された筒状体にゴム筒が外装
    されて把持部が形成されている請求項1記載の竿ケー
    ス。
  3. 【請求項3】 ゴム筒には、把持部の左右の倒れを防止
    するための突っ張り部が設けられている請求項2記載の
    竿ケース。
  4. 【請求項4】 ゴム筒の両端部に突っ張り部が一体的に
    形成されている請求項3記載の竿ケース。
  5. 【請求項5】 把持部が所定範囲内で左右に揺動できる
    ように、突っ張り部とケース本体との間には所定の間隙
    が設けられている請求項3又は4記載の竿ケース。
  6. 【請求項6】 ゴム筒の表面側には、一端側には凹部が
    形成され且つ他端側には左右方向のスリットが形成さ
    れ、ゴム筒の裏面側には凹部が形成されている請求項2
    乃至5の何れかに記載の竿ケース。
  7. 【請求項7】 筒状体が筒状の布状体から構成され、ス
    リットは内側の布状体が露出するように形成されている
    請求項6記載の竿ケース。
JP2000004622A 2000-01-13 2000-01-13 竿ケース Pending JP2001190200A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006230561A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Japana Co Ltd キャディバッグ用ハンドル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006230561A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Japana Co Ltd キャディバッグ用ハンドル
JP4651408B2 (ja) * 2005-02-23 2011-03-16 株式会社ジャパーナ キャディバッグ用ハンドル

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Effective date: 20040705