JP2001188506A - 電流制御型マトリクスディスプレイの駆動装置 - Google Patents

電流制御型マトリクスディスプレイの駆動装置

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JP2001188506A
JP2001188506A JP37213799A JP37213799A JP2001188506A JP 2001188506 A JP2001188506 A JP 2001188506A JP 37213799 A JP37213799 A JP 37213799A JP 37213799 A JP37213799 A JP 37213799A JP 2001188506 A JP2001188506 A JP 2001188506A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素を流れる電流を制御する電流制御型マト
リクスディスプレイにおいて選択していない行の画素の
発光を防ぐ。 【解決手段】 各列電極に対応する定電流回路5a〜5
cは、発光させるべき画素が存在する列の列電極に高い
電位を設定して電流を流す。各ダイオード7a〜9a
は、定電流回路の出力端の電位が所定電位より高くなっ
たら導通し、選択されていない行の電極と列電極との間
の電圧に上限を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機EL等の電流
制御型マトリクスディスプレイの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薄型で軽量のディスプレイを実現するた
めに自発光性の素子が用いられることがある。自発光性
の素子は、液晶表示デバイスのように液晶を一様に照ら
す特別の光源を必要としない利点がある。このような自
発光性素子として、例えば、有機EL(Electroluminesc
ence )素子がある。
【0003】有機EL素子は、素子の陽極と陰極との間
に電圧を印加して電流を流すことにより発光する。有機
EL素子は、印加する電圧がある電圧以下では電流がほ
とんど流れず発光しないが、その電圧を越えると素子の
抵抗が減少し電流が流れて発光する。この電圧を発光開
始電圧といい、一般に発光輝度が1cd/mとなる電
圧が発光開始電圧とされる。また、有機EL素子に電圧
を印加する極性を逆とした場合には、電流は流れず発光
しない。
【0004】また、有機EL素子の発光輝度は、電圧で
はなく電流密度にほぼ比例することが知られている。し
たがって、輝度を電圧により制御する場合、経時変化等
で各有機EL素子を流れる電流が異なるようになれば、
発光する各素子の輝度が一様でなくなってしまう。そこ
で、輝度が一様な良好な画面を得るために、有機EL素
子の輝度は、電圧値ではなく電流値によって制御され
る。この制御は、定電流回路を用いて有機EL素子に定
電流を流すように行う。定電流回路は、例えば、素子の
抵抗が二倍になったなら印加する電圧も二倍として電流
値を一定に保つ。
【0005】このように電流により輝度を制御する電流
制御型マトリクスディスプレイとしては、有機EL素子
を適用したディスプレイの他に、FED(Field Emissio
n Display)がある。
【0006】図7は、マトリクス状に配置された有機E
L素子に電圧を印加する行電極および列電極の例を示す
説明図である。各列電極および行電極の交差部分に有機
EL素子が画素として配置される。また、各列電極は列
データドライバ1に接続され、各行電極は行走査ドライ
バ11に接続される。行走査ドライバ11は、画素を発
光させる行を選択し、選択した行の電極および選択しな
い行の電極の電位を制御する。列データドライバ10
は、選択された行において発光させるべき画素が存在す
る列に電流を流すように電流を制御する。
【0007】このような配置で画像を表示する場合、各
行の表示を時分割して行う。すなわち、一行目を選択し
て一行目の発光させるべき列の画素に電流を流し、一行
目の表示を行う。次に、二行目を選択して二行目の発光
させるべき列の画素に電流を流し、二行目の表示を行
う。このような表示を最後の行まで行い、再び一行目か
らの表示を繰り返す。
【0008】また、電極の接続方式としては、有機EL
素子の陽極に列データドライバ10を接続し、陰極に行
走査ドライバ11を接続する方式と、有機EL素子の陰
極に列データドライバ10を接続し、陽極に行走査ドラ
イバ11を接続する方式がある。図7では、有機EL素
子の陽極に列データドライバ10を接続し、陰極に行走
査ドライバ11を接続しているものとする。
【0009】行毎に画素を発光させるために、行走査ド
ライバ11は、選択した行電極を低い電位に設定し、選
択していない行電極を高い電位に設定する。また、列デ
ータドライバ10は定電流回路を備えており、選択され
た行の中で発光させるべき列の列電極を高い電位に設定
して選択された行電極との間に所定の電流を流す。この
列電極と選択された行電極との間の電圧は発光開始電圧
より高く、この列電極と選択されていない行電極との間
の電圧は発光開始電圧より低い。この結果、選択された
行の画素のうち、所定の電流が流された画素が発光す
る。
【0010】図8は、選択された行電極の電位を
R1、選択されていない行電極の電位をVR2、所定
の電流を流す列電極の電位をVとしたときのVR1
R2、V の関係を示す説明図である。発光開始電圧
をVとすれば、VR1、VR2、V、Vの間に
は、V−VR2<V<V−VR1という関係が成
立する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここで、有機EL素子
の劣化によって特定の画素が不良となり、電圧を印加し
ても電流が流れなくなってしまうことがある。このとき
列電極に接続された定電流回路は、この画素に所定の電
流を流すように列電極の電位を上昇させる。この結果、
列電極と選択されていない行電極との間の電圧が発光開
始電圧以上となってしまう場合がある。このときのV
R1、VR2、Vの関係を図9に示す。図9に示すよ
うに、V<V−VR2<V−VR1という関係に
なってしまうと、本来発光すべきではない選択行以外の
行の画素が発光し、発光すべき画素は電圧が上昇しても
依然電流が流れず発光しないことになる。つまり、n行
m列目の画素を発光させようとしてもこの画素が不良化
している場合にはn行m列目の画素は発光せず、m列目
の他の行の画素が発光してしまう。このように、ある列
において選択していない行の画素が発光することを誤点
灯による縦線欠陥とよぶことにする。
【0012】このような問題は、有機EL素子の陰極に
列データドライバ10、陽極に行走査ドライバ11を接
続する場合にも発生する。この場合、行走査ドライバ1
1は、選択された行電極を高い電位(図10におけるV
R1)に設定し、選択されていない行電極を低い電位
(図10におけるVR2)に設定する。また、列データ
ドライバ10は、選択された行の中で発光させるべき列
の列電極を低い電位(図10におけるV)に設定して
選択された行電極との間に所定の電流を流す。画素が不
良化した場合には、その画素により高い電圧を印加して
所定の電流を流すため、列データドライバ10内の定電
流回路は列電極の電位を下げる。この結果、選択されて
いない行電極と列電極との間の電圧が高くなり、本来発
光すべきでない選択行以外の行の画素が発光する。
【0013】このような誤点灯による縦線欠陥は、有機
EL素子を適用したディスプレイだけでなく、FEDの
ように電流によって輝度を制御するマトリクスディスプ
レイにおいても発生する問題である。
【0014】本発明は、一部の行電極と列電極との間に
電流が流れない場合が生じても、行電極と列電極との間
の電圧に一定の制限を設けることにより選択されていな
い行の画素の発光を防ぐ電流制御型マトリクスディスプ
レイの駆動回路を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による電流制御型
マトリクスディスプレイの駆動装置は、表示すべき行を
選択し選択した行の電極に選択時の電位を印加するとと
もに選択していない行の電極に非選択時の電位を印加す
る行走査ドライバと、選択された行における発光させる
べき列の画素に電流を流す列データドライバとを備えた
電流制御型マトリクスディスプレイの駆動装置であっ
て、列データドライバが、選択されていない行の電極と
発光させるべき画素が存在する列の電極との間の電圧が
所定の電圧より高くならないように制限する電圧制限手
段を列ごとに有することを特徴とする。
【0016】列データドライバを画素の陽極に接続し、
行走査ドライバを画素の陰極に接続する電流制御型マト
リクスディスプレイの駆動装置においては、電圧制限手
段は、列データドライバの電流出力端の電位を、選択さ
れていない行の電極の電位に画素を発光させるために用
いる素子の発光開始電圧を加えた電位より低くなるよう
に制限する構成である。このような構成によれば、誤点
灯による縦線欠陥を防ぐことができる。
【0017】また、列データドライバを画素の陰極に接
続し、行走査ドライバを画素の陽極に接続する電流制御
型マトリクスディスプレイの駆動装置においては、電圧
制限手段は、列データドライバの電流入力端の電位を、
選択されていない行の電極の電位に画素を発光させるた
めに用いる素子の発光開始電圧を減じた電位より高くな
るように制限する構成である。このような構成によれ
ば、誤点灯による縦線欠陥を防ぐことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明による電流制御型
マトリクスディスプレイの駆動装置の構成の例を示すブ
ロック図である。この駆動装置は、図1(a)に示す列
データドライバ1と図1(b)に示す行走査ドライバ1
1とによって構成される。まず、有機EL素子の陽極に
列データドライバ1、陰極に行走査ドライバ11を接続
する場合について説明する。行走査ドライバ11は、各
タイミング毎に選択すべき行を特定し、選択する行およ
び選択しない行の電極に所定の電位を設定する。また、
列データドライバ1は、選択された行の中で発光させる
べき画素が存在する列の電極に所定の電流を流す。この
列電極と選択された行電極との間の電圧は発光開始電圧
よりも高くなり、電極間の画素が発光する。また、この
列電極と選択されていない行電極との間の電圧は発光開
始電圧よりも低く、これらの電極間の画素は発光しな
い。
【0019】行走査ドライバ11は、シフトレジスタ1
2,ラッチ回路13、電圧バッファ14により構成され
る。シフトレジスタ12は、配置された画素の行数と同
数の出力数を有し、どの行の画素を発光させるかという
データを配列としてラッチ回路13に出力する。例え
ば、選択する行に対応する出力端子のビットを1とし、
他の行に対応する出力端子のビットを0として出力す
る。ラッチ回路13も、行数と同じ入力数および出力数
を有し、シフトレジスタ12が出力したデータを取得し
て記憶する。シフトレジスタ12は、ラッチ回路13が
データを記憶した後に、配列データをずらし、選択すべ
き行を変更する。シフトレジスタ12は、最後の行を発
光させるように配列データを出力した後には、再び最初
の行を発光させるように配列データを出力し、以後、こ
の動作を繰り返す。
【0020】電圧バッファ14は、ラッチ回路13が記
憶したデータに基づいて、選択された行の電極を低い電
位に設定し、選択されていない行の電極を高い電位に設
定する。選択された行の電極の電位をVR1、選択され
ていない行の電極の電位をV R2とする。
【0021】列データドライバ1は、シフトレジスタ
2、ラッチ回路3、電流バッファ4、および電圧リミッ
タ7〜9により構成される。シフトレジスタ2は、配置
された画素の列の数と同数の出力数を有し、選択された
行においてどの列の画素を発光させるかというデータを
配列としてラッチ回路3に出力する。例えば、発光させ
る列に対応する出力端子のビットを1とし、発光させな
い列に対応する出力端子のビットを0として出力する。
シフトレジスタ2は、画像信号のシリアルデータが入力
され、各列へ対応したデータを出力する。例えば、図2
に示す画像の3行目が選択された場合、2列目および3
列目に対応する出力のビットが1であり他のビットが0
であるデータを出力する。なお、シリアルデータは、例
えば、フレームメモリからシリアルデータとして読み出
されたデータであるが、フレームメモリから読み出され
たデータ以外のデータであってもよい。
【0022】ラッチ回路3も、画素の列の数と同数の入
力数および出力数を有し、シフトレジスタ2が出力した
データを取得して記憶する。ラッチ回路3が選択された
行において発光させる列のデータを取得するタイミング
と、ラッチ回路13が選択された行のデータを取得する
タイミングは、同時である。シフトレジスタ2は、ラッ
チ回路3がデータを記憶した後に、次に選択される行の
シリアルデータが入力される。
【0023】電流バッファ4は、ラッチ回路3が記憶し
たデータに基づいて、発光させる画素が存在する列の電
極に所定の電流を流す。列データドライバ1は有機EL
素子の陽極に接続されているので、電流バッファ4は列
電極の電位を上げることにより発光開始電圧以上の電圧
を画素に印加する。電圧リミッタ7〜9は、各列の画素
に印加される電圧に上限を設ける。各電圧リミッタ7,
8,9は、電流バッファ4の各電流出力端に設けられ、
その数は列の数と同数である。
【0024】図3は、電流バッファ4および電圧リミッ
タ7〜9の構成の例を示す説明図である。電流バッファ
4は、配置された画素の列の数と同数の定電流回路5
a,5b,5c、スイッチ6a,6b,6Cを備える構
成である。電圧リミッタ7,8,9は、それぞれダイオ
ード7a,8a,9aを備える構成である。定電流回
路、スイッチ、およびダイオードからなる各組は、配置
された画素の各列に対応する。
【0025】定電流回路5aは、画素の抵抗に応じて所
定の電流が画素の方向に流れるように電流を制御する。
スイッチ6aは、ラッチ回路3の制御により定電流回路
5aおよび第一の定電圧源の切り替えを行う。対応する
列が発光させる列としてラッチ回路3に記憶されている
ならば、スイッチ6aは定電流回路5aに接続される。
また、発光させない列として記憶されているならば、ス
イッチ6aは第一の定電圧源に接続される。第一の定電
圧源の電位は、VR1に発光開始電圧を加えた電位より
も低く設定する。
【0026】ダイオード7aのアノードは電流バッファ
4に接続され、カソードは第二の定電圧源に接続され
る。このように接続されることにより、ダイオード7a
は、定電流回路5aの出力端における電位が所定の電位
より上昇した場合に電流を流す。したがって、電圧リミ
ッタ7の出力端の電位は、ダイオード7aおよび第二の
定電圧源によって上限が設けられる。
【0027】このように、列電極の電位には上限が設け
られるので、列電極と選択されていない行電極との間の
電圧は、一定値以上にはならない。よって、この電圧が
発光開始電圧より低くなるように列電極の電位に上限を
設定することによって、選択していない行の発光を防ぐ
ことができる。電圧リミッタ7の出力端電位の上限は、
第二の定電圧源の電位にダイオード7aの動作電圧を加
えた電位である。したがって、この上限は、第二の定電
圧源の電位を変更することによって調整することができ
る。電圧リミッタ7の出力端電位の上限は、VR2に発
光開始電圧を加えた電位よりも低くなるように設定す
る。
【0028】また、ダイオード7aにおいて、動作電圧
以下で漏洩電流が発生すると、画素に流すべき電流が変
動し、その結果輝度が一様でなくなり、ディスプレイの
表示状態が劣化する。そのため、ダイオード7aは、動
作電圧以上では定電流回路5aの出力電流以上の電流を
流すことができ、また、動作電圧以下では漏洩電流が極
力少ないという特性を有していることが望ましい。
【0029】ここでは、定電流回路5a、スイッチ6
a、ダイオード7aについて説明したが、他の列に対応
する定電流回路、スイッチ、ダイオードの構成も同様で
ある。
【0030】次に、動作について説明する。ラッチ回路
13にはn行目を選択するデータが記憶され、ラッチ回
路3にはm列目を発光させるデータが記憶される場合の
行走査ドライバ11および列データドライバ1の動作
は、以下のようになる。電圧バッファ14は、n行目の
電極を図8に示すような低い電圧VR1に設定し、n行
目以外の電極を高い電圧VR2に設定する。また、電流
バッファ4のm列目に対応するスイッチは定電流回路に
接続され、他の列に対応するスイッチは第一の定電圧源
に接続される。したがって、m列目は所定の電流を流す
ためにVR1に発光開始電圧を加えた電位よりも高い電
位に設定され、m列以外の列はVR1に発光開始電圧を
加えた電位よりも低い電位に設定される。ただし、m列
目の電位は、第二の定電圧源およびダイオードにより定
められる上限には達していない。また、n行目以外の行
電極とm列目の電極との電圧は発光開始電圧より小さ
い。したがって、発光開始電圧以上の電圧が印加される
画素はn行m列目の画素のみであり、この画素のみが発
光する。
【0031】この状態からn行m列目の画素が不良化し
抵抗が大きくなると、m列に対応する定電流回路は、所
定の電流を流すために電位を上昇させる。定電流回路
が、列電極の電位を、第二の定電圧源の電位にダイオー
ドの動作電圧を加えた電位以上に上昇させようとする
と、ダイオードが導通してダイオードに電流が流れ始め
電圧の上昇が止まる。よって、m列目の列電極とn行目
以外の行電極との間の電圧は発光開始電圧以上になら
ず、誤点灯による縦線欠陥は発生しない。
【0032】従来の技術による列データドライバは、図
6に示すように電流バッファ4の各出力端にダイオード
を備えておらず、列電極の電位に上限を設けることがで
きなかった。列電極の電位に上限を設けた場合の画素の
発光状況と、従来のように列電極の電位に上限を設けな
い場合の画素の発光状況とを比較した結果を説明する。
【0033】10行×10列のマトリクスディスプレイ
の列電極にダイオードを備えた列データドライバを接続
し、行電極に行走査ドライバを接続する場合の発光状況
は以下のようになった。ただし、各電流、電位等は、以
下のような設定として発光状況を確認した。各定電流回
路は、スイッチが接続された場合、出力電流が10μA
となるように制御した。第一の定電圧電源は、0V電源
とした。行走査ドライバに設定される各行電極の電位
は、選択された行は0V、選択されていない行は3.0
Vとした。ダイオードの動作開始電圧は1.0Vであ
り、第二の定電圧源の電位は4.5Vとした。また、発
光開始電圧は、3.0Vである。
【0034】ダイオードを備えた列データドライバが接
続されたマトリクスディスプレイにおいて、5行目が選
択されたときのみに各列の画素を発光させるように画像
信号を入力すると5行目のみが発光することを、最初に
確認した。選択した行の画素の発光輝度は、5行目の選
択期間では1000cd/mであり、5行目が選択さ
れていない期間も含めた平均では100cd/mであ
った。また、列データドライバの各出力端の電位は、
5.0Vであった。
【0035】このマトリクスディスプレイを80℃の恒
温漕で5行5列目が発光するように画像信号を入力して
長時間駆動し続けた。すると、有機EL素子の劣化によ
り5行5列目の画素の発光輝度が低下していった。
【0036】5行5列目の画素がほとんど発光しなくな
ったところで恒温漕からマトリクスディスプレイを取り
出して、5行目が発光するように画像信号を入力した。
このとき、5行5列目を除く5行目の全画素のみが発光
することを確認した。5行目を選択したときの列データ
ドライバの各出力端における電位は、5列目は5.5
V、他の列は5.0Vであった。
【0037】このように、不良化した5行5列目の画素
に所定の電流を流すため、5列目の電極の電位は上昇し
た。しかし、ダイオードの動作開始電圧が1.0Vであ
り、第二の定電圧源の電位が4.5Vであるので、5列
目の電極の電位が5.5Vより高くはならなかった。し
たがって、5行目以外の行電極(電位は3.0V)と5
列目の電極との電圧は2.5Vであり、発光開始電圧の
3.0Vより低く、誤点灯による縦線欠陥は発生しなか
った。
【0038】一方、10行×10列のマトリクスディス
プレイの列電極にダイオードを備えていない列データド
ライバを接続し、行電極に行走査ドライバを接続した場
合の発光状況は以下のようになった。ただし、各電流、
電位等は、前記の設定と同一である。
【0039】ダイオードを備えていない列データドライ
バを接続したマトリクスディスプレイを80℃の恒温漕
で5行5列目が発光するように駆動し続けた。すると、
有機EL素子の劣化により画素の発光輝度が低下すると
ともに、5行目以外の5列目の画素が、うっすらと点灯
し始めた。
【0040】5行5列目の画素がほとんど発光しなくな
ったところで恒温漕からマトリクスディスプレイを取り
出して、5行目のみが発光するように画像信号を入力す
ると、5行5列目を除く5行目の画素が発光するだけで
なく、5行5列目を除く5列目の画素も発光することを
確認した。5行目選択時における5列目の画素の発光輝
度は100cd/mであった。5行目を選択したとき
の列データドライバの各出力端における電位は、5列目
は7.0V、他の列は5.0Vであった。
【0041】不良化した5行5列目の画素に所定の電流
を流すため、5列目の電極の電位は7.0Vまで上昇し
た。5行目以外の行電極の電位は、3.0Vであり、5
列目の電極が7.0Vとなったため、その間の電圧は
4.0Vとなった。このように発光開始電圧である3.
0Vを上回る電圧が印加されるので、選択した5行目以
外の画素が発光し、誤点灯による縦線欠陥が発生した。
【0042】この結果を比較すると、ダイオードを用い
て列データドライバの出力端の電位に上限を設けること
により、誤点灯による縦線欠陥を防ぐことができること
がわかる。
【0043】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。図4は、本発明の他の実施の形態おける電流バ
ッファ4および電圧リミッタである電位制御回路21〜
23の構成の例を示す説明図である。電流バッファ4
は、配置された画素の列の数と同数の定電流回路5a,
5b,5c、スイッチ6a,6b,6Cを備える構成で
ある。電位制御回路21〜23は、電流バッファの各電
流出力端に設けられ、その数は列の数と同数である。定
電流回路、スイッチ、および電位制御回路からなる各組
は、配置された画素の各列に対応する。シフトレジスタ
2、ラッチ回路3、および行走査ドライバ11の動作
は、図1に示す場合と同様である。
【0044】電位制御回路21は、スイッチ6aが定電
流回路5aに接続されているときに定電流回路5a出力
端の電位を監視する。この電位が所定の上限に達したな
らば、電位制御回路21は、それ以上電位が上昇しない
ように定電流回路5aを制御する。ここで、所定の上限
は、選択されていない行の電位に発光開始電圧を加えた
電位より低く設定する。他の電位制御回路22,23の
動作も、電位制御回路21と同様である。このように、
各定電流回路の出力端の電位に上限を設けることによっ
ても、選択されていない行の電極と発光させるべき列の
電極の電圧を発光開始電圧より低くし、誤点灯による縦
線欠陥を防ぐことができる。
【0045】また、電位制御回路21が、定電流回路5
aの出力端の電位を監視し、電位が所定の上限に達した
ときに、スイッチ6aを第一の低電圧源に切り替える構
成であってもよい。この場合も、所定の上限は、選択さ
れていない行の電位に発光開始電圧を加えた電位より低
く設定する。他の電位制御回路22,23の動作は、電
位制御回路21と同様である。スイッチを切り替えて電
位を下げることにより、誤点灯による縦線欠陥を防ぐこ
とができる。
【0046】上記の各実施例は、いずれも、有機EL素
子の陽極に列データドライバ1、陰極に行走査ドライバ
11を接続する場合の実施例である。次に、有機EL素
子の陰極に列データドライバ1、陽極に行走査ドライバ
11を接続する場合について説明する。この場合におい
ても、駆動装置は、図1(a)に示す構成の列データド
ライバ1と図1(b)に示す構成の行走査ドライバ11
とによって構成される。
【0047】行走査ドライバ11のシフトレジスタ12
およびラッチ回路13の動作は、先に述べた動作と同様
である。ただし、電圧バッファ14は、ラッチ回路13
が記憶したデータに基づいて、選択された行の電極を高
い電位に設定し、選択されていない行の電極を低い電位
に設定する。
【0048】列データドライバ1のシフトレジスタ2お
よびラッチ回路3の動作も、先に述べた動作と同様であ
る。電流バッファ4は、ラッチ回路3が記憶したデータ
に基づいて、発光させる画素が存在する列の電極に所定
の電流を流す。列データドライバ1は有機EL素子の陰
極に接続されているので、電流バッファ4は列電極の電
位を下げることにより発光開始電圧以上の電圧を画素に
印加する。各電圧リミッタ7〜9は、各列の画素に印加
される電圧に上限を設ける。各電圧リミッタ7,8,9
は、電流バッファ4の各電流入力端に設けられ、その数
は列の数と同数である。
【0049】図5は、電流バッファ4および電圧リミッ
タ7〜9の構成の例を示す説明図である。電流バッファ
4は、配置された画素の列の数と同数の定電流回路5
a,5b,5c、スイッチ6a,6b,6Cを備える構
成である。各電圧リミッタ7,8,9は、ダイオード7
a,8a,9aを備える構成である。定電流回路、スイ
ッチ、およびダイオードからなる各組は、配置された画
素の列に対応する。
【0050】定電流回路5aは、画素の抵抗に応じて所
定の電流が画素方向から流れるように電流を制御する。
スイッチ6aは、ラッチ回路3の制御により定電流回路
5aおよび第一の定電圧源の切り替えを行う。対応する
列が発光させる列としてラッチ回路3に記憶されている
ならば、スイッチ6aは定電流回路5aに接続される。
また、発光させない列として記憶されているならば、ス
イッチ6aは第一の定電圧源に接続される。第一の定電
圧源の電位は、選択された行電極の電位から発光開始電
圧を減じた電位よりも高く設定する。
【0051】ダイオード7aは、アノードを第二の定電
圧源に接続され、カソードを電流バッファ4に接続され
る。このように接続されることにより、ダイオード7a
は、定電流回路5aの入力端における電位が所定の電位
より低くなった場合に電流を流す。したがって、定電流
回路5aの入力端の電位は、ダイオード7aおよび第二
の定電圧源によって下限が設けられる。
【0052】定電流回路5aの入力端電位の下限は、第
二の定電圧源の電位からダイオード7aの動作電圧を減
じた電位である。したがって、この下限は、第二の定電
圧源の電位を変更することによって調整することができ
る。定電流回路5aの入力端電位の下限は、選択されて
いない行の電位から発光開始電圧を減じた電位よりも高
くなるように設定する。
【0053】また、ダイオード7aの特性として、動作
電圧以下において漏洩電流が発生しないことが望まし
い。
【0054】ここでは、定電流回路5a、スイッチ6
a、ダイオード7aについて説明したが、他の列に対応
する定電流回路、スイッチ、ダイオードの構成も同様で
ある。
【0055】有機EL素子の陰極に列データドライバ
1、陽極に行走査ドライバ11を接続する場合は、この
ように列電極の電位に下限を設け、選択されていない行
電極と画素を発光させる列電極の電圧が発光開始電圧よ
り低くなるようにすることで、誤点灯による縦線欠陥を
防止することができる。
【0056】また、各定電流回路の入力端の電位を監視
し、この電位が所定の下限に達したならばそれ以上電位
が下降しないように定電流回路を制御する電位制御回路
を備える構成であってもよい。また、各定電流回路の入
力端の電位が所定の下限に達したときに対応するスイッ
チを第一の定電圧源に切り替える電位制御回路を備える
構成であってもよい。ここで、所定の下限は、選択され
ていない行の電位から発光開始電圧を減じた電位よりも
高くなるように設定する。
【0057】本発明によるマトリクスディスプレイの駆
動回路は、電流によって輝度を制御される有機EL素子
以外の素子を用いたディスプレイに適用してもよい。例
えば、FEDのように電流によって輝度を制御するディ
スプレイに適用して誤点灯による縦線欠陥を防ぐことが
できる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、列データドライバが、
選択されていない行の電極と発光させるべき画素が存在
する列の電極との間の電圧が所定の電圧より高くならな
いように制限する電圧制限手段を列電極ごとに有する構
成であるので、選択されていない行の電極と列の電極と
の間の電圧を、一画素の不良が発生したとしても常に発
光開始電圧より低く保つことができる。したがって、誤
点灯による縦線欠陥を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電流制御型マトリクスディスプ
レイの駆動装置の構成の例を示すブロック図である。
【図2】 表示される画像の例を示す説明図である。
【図3】 電流バッファおよび電圧リミッタであるダイ
オードの構成の例を示す説明図である。
【図4】 電流バッファおよび電圧リミッタである電位
制御回路の構成の例を示す説明図である。
【図5】 有機EL素子の陰極に列データドライバを接
続する場合の、電流バッファおよびダイオードの構成の
例を示す説明図である。
【図6】 従来の技術による駆動回路の電流バッファの
構成の例を示す説明図である。
【図7】 行電極および列電極の例を示す説明図であ
る。
【図8】 有機EL素子が不良化していない場合の、V
R1、VR2、およびVの関係を示す説明図である。
【図9】 有機EL素子が不良化した場合の、VR1
R2、およびVの関係を示す説明図である。
【図10】 有機EL素子の陰極に列データドライバを
接続する場合の、V 、VR2、およびVの関係を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 列データドライバ 2 シフトレジスタ 3 ラッチ回路 4 電流バッファ 5a〜5c 定電流回路 6a〜6c スイッチ 7〜9 電圧リミッタ 7a〜9a ダイオード 11 行走査ドライバ 12 シフトレジスタ 13 ラッチ回路 14 電圧バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示すべき行を選択し選択した行の電極
    に選択時の電位を印加するとともに選択していない行の
    電極に非選択時の電位を印加する行走査ドライバと、選
    択された行における発光させるべき列の画素に電流を流
    す列データドライバとを備えた電流制御型マトリクスデ
    ィスプレイの駆動装置であって、 前記列データドライバは、選択されていない行の電極と
    発光させるべき画素が存在する列の電極との間の電圧が
    所定の電圧より高くならないように制限する電圧制限手
    段を列ごとに有することを特徴とする電流制御型マトリ
    クスディスプレイの駆動装置
  2. 【請求項2】 列データドライバを画素の陽極に接続
    し、行走査ドライバを画素の陰極に接続する電流制御型
    マトリクスディスプレイの駆動装置であって、 電圧制限手段は、列データドライバの電流出力端の電位
    を、選択されていない行の電極の電位に画素を発光させ
    るために用いる素子の発光開始電圧を加えた電位より低
    くなるように制限することを特徴とする請求項1記載の
    電流制御型マトリクスディスプレイの駆動装置。
  3. 【請求項3】 列データドライバを画素の陰極に接続
    し、行走査ドライバを画素の陽極に接続する電流制御型
    マトリクスディスプレイの駆動装置であって、 電圧制限手段は、列データドライバの電流入力端の電位
    を、選択されていない行の電極の電位に画素を発光させ
    るために用いる素子の発光開始電圧を減じた電位より高
    くなるように制限することを特徴とする請求項1記載の
    電流制御型マトリクスディスプレイの駆動装置。
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