JP2001188014A - 地理ガイド設定装置、地理ガイド利用装置、地理ガイドシステム及び記録媒体 - Google Patents

地理ガイド設定装置、地理ガイド利用装置、地理ガイドシステム及び記録媒体

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JP2001188014A
JP2001188014A JP37434199A JP37434199A JP2001188014A JP 2001188014 A JP2001188014 A JP 2001188014A JP 37434199 A JP37434199 A JP 37434199A JP 37434199 A JP37434199 A JP 37434199A JP 2001188014 A JP2001188014 A JP 2001188014A
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Chiharu Hirono
千春 広野
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーナビゲーションシステムにおいて、ガイ
ドを行う範囲を利用者が自由に一定の幅を持たせて設定
でき、利用者が設定した範囲に応じて利用者へのガイド
を行う。 【解決手段】 地理ガイド設定装置1において、広がり
を持った指定領域等、及びその指定領域に関連づけたリ
ンクファイルを設定し、設定された指定領域等及びリン
クファイルをカードI/F9によってICカード20に
格納し、地理ガイド利用装置によって、ICカード20
に格納された指定領域等及びリンクファイルを読み込
み、読み込んだ指定領域等に達した場合に、それに関連
づけられているリンクファイルを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカーナビゲーション
システムにおいて地理ガイドを行う地理ガイド設定装
置、地理ガイド利用装置、地理ガイドシステム及びそれ
らの機能をコンピュータに行わせるプログラムを格納し
た記録媒体に関し、特に利用者がガイド条件を設定する
ことが可能な地理ガイド設定装置、地理ガイド利用装
置、地理ガイドシステム及びそれらの機能をコンピュー
タに行わせるプログラムを格納した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の衛星から出力される信号を
車上で受信し、車等の位置計測を行い、車を目的地まで
誘導するカーナビゲーションシステムの普及が進んでい
る。このようなカーナビゲーションシステムでは、CD
−ROM等の記録媒体に格納された地図データを用い、
利用者が設定した目的地までの誘導ルートの設定を行
い、その誘導ルートに応じた指示を利用者に与えるもの
である。具体的には、利用者の車が誘導ルート上の交差
点に近づいた際に音声で交差点名や曲がる方向等を指示
したり、踏切に近づいた際に音声で注意を促しながら、
利用者を目的地まで誘導する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカーナ
ビゲーションシステムが行う指示等のガイドは、予め地
図データに格納された交差点や踏切等の位置に対応して
行うものであり、指示等を行う位置を利用者が自由に設
定することができないという問題点がある。
【0004】また、目的地については、従来のカーナビ
ゲーションシステムでも利用者が設定を行うこととなる
が、その場合でも設定は点でしか行えず、地滑り危険地
域、景観のよい地帯、速度規制地域、工事区域等の一定
の幅を持った範囲を設定することはできなかった。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、カーナビゲーションシステムによってガイド
を行う範囲を、利用者が自由に一定の幅を持たせて設定
することができる地理ガイド設定装置を提供することを
目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、利用者が設定
した一定の幅を持った範囲に応じ、利用者へのガイドを
行うことができる地理ガイド利用装置を提供することで
ある。
【0007】さらに、本発明の他の目的は、カーナビゲ
ーションシステムによってガイドを行う範囲を、利用者
が自由に一定の幅を持たせて設定でき、利用者が設定し
た範囲に応じ、利用者へのガイドを行うことが可能な地
理ガイドシステムを提供することである。
【0008】また、本発明の他の目的は、利用者が設定
した一定の幅を持った範囲に応じ、利用者へのガイドを
行う機能をコンピュータに行わせるプログラムを格納し
た記録媒体を提供することである。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、利用者が設
定した一定の幅を持った範囲に応じ、利用者へのガイド
を行う機能をコンピュータに行わせるプログラムを格納
した記録媒体を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、カーナビゲーションシステムにおけるガ
イド条件を設定する地理ガイド設定装置において、地図
データを格納する地図データ格納手段と、前記地図デー
タを用い、地図の描画を行う地図描画手段と、広がりを
持った指定領域を前記地図上に設定する指定領域設定手
段と、前記指定領域に関連づけたリンクファイルを設定
するリンクファイル設定手段と、前記指定領域を示す指
定領域情報及び前記リンクファイルを、地理ガイドを行
う地理ガイド利用装置に伝達する付加情報伝達手段とを
有することを特徴とする地理ガイド設定装置が提供され
る。
【0011】ここで、地図データ格納手段は地図データ
を格納し、地図描画手段は地図データを用いて地図の描
画を行い、指定領域設定手段は広がりを持った指定領域
を地図上に設定し、リンクファイル設定手段は指定領域
に関連づけたリンクファイルを設定し、付加情報伝達手
段は、指定領域を示す指定領域情報及びリンクファイル
を地理ガイド利用装置に伝達する。
【0012】また、カーナビゲーションシステムで地理
ガイドを行う地理ガイド利用装置において、ガイド条件
を設定する地理ガイド設定装置から伝達された指定領域
を示す指定領域情報及びリンクファイルを読み込む付加
情報読み込み手段と、利用者の移動体が前記指定領域に
達した際に、該指定領域に関連づけられた前記リンクフ
ァイルを再生するリンクファイル再生手段とを有するこ
とを特徴とする地理ガイド利用装置が提供される。
【0013】ここで、付加情報読み込み手段は、地理ガ
イド設定装置から伝達された指定領域を示す指定領域情
報及びリンクファイルを読み込み、リンクファイル再生
手段は、指定領域に達した際に、その指定領域に関連づ
けられたリンクファイルを再生する。
【0014】さらに、カーナビゲーションシステムにお
いて地理ガイドを行う地理ガイドシステムにおいて、地
図データを格納する地図データ格納手段と、前記地図デ
ータを用い、地図の描画を行う地図描画手段と、広がり
を持った指定領域を前記地図上に設定する指定領域設定
手段と、前記指定領域に関連づけたリンクファイルを設
定するリンクファイル設定手段と、前記指定領域を示す
指定領域情報及び前記リンクファイルを伝達する付加情
報伝達手段とを有する地理ガイド設定装置と、前記地理
ガイド設定装置から伝達された前記指定領域情報及び前
記リンクファイルを読み込む付加情報読み込み手段と、
利用者の移動体が前記指定領域に達した際に、該指定領
域に関連づけられた前記リンクファイルを再生するリン
クファイル再生手段とを有する地理ガイド利用装置とを
有することを特徴とする地理ガイドシステムが提供され
る。
【0015】ここで、地理ガイド設定装置は、地図デー
タを格納し、地図データを用いて地図の描画を行い、広
がりを持った指定領域を地図上に設定し、指定領域に関
連づけたリンクファイルを設定し、指定領域を示す指定
領域情報及びリンクファイルを地理ガイド利用装置に伝
達し、地理ガイド利用装置は、地理ガイド設定装置から
伝達された指定領域を示す指定領域情報及びリンクファ
イルを読み込み、移動体が指定領域に達した際に、その
指定領域に関連づけられたリンクファイルを再生する。
【0016】また、地図データを格納し、前記地図デー
タを用いて地図の描画を行い、広がりを持った指定領域
を前記地図上に設定し、前記指定領域に関連づけたリン
クファイルを設定し、前記指定領域を示す指定領域情報
及び前記リンクファイルを、地理ガイドを行う地理ガイ
ド利用装置に伝達する機能をコンピュータに行わせるプ
ログラムを格納した記録媒体が提供される。
【0017】この記録媒体に格納されたプログラムをコ
ンピュータ上で起動させることにより、地図データを格
納し、地図データを用いて地図の描画を行い、広がりを
持った指定領域を地図上に設定し、指定領域に関連づけ
たリンクファイルを設定し、指定領域を示す指定領域情
報及びリンクファイルを地理ガイド利用装置に伝達する
ことが可能となる。
【0018】さらに、ガイド条件を設定する地理ガイド
設定装置から伝達された指定領域を示す指定領域情報及
びリンクファイルを読み込み、利用者の移動体が前記指
定領域に達した際に、該指定領域に関連づけられた前記
リンクファイルを再生する機能をコンピュータに行わせ
るプログラムを格納した記録媒体が提供される。
【0019】この記録媒体に格納されたプログラムをコ
ンピュータ上で起動させることにより、地理ガイド設定
装置から伝達された指定領域情報及びリンクファイルを
読み込み、利用者の移動体が指定領域に達した際に、そ
の指定領域に関連づけられた前記リンクファイルを再生
することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。本形態における地理ガイドシステ
ムは、利用者が付加情報の設定を行う地理ガイド設定装
置、及び移動体である車等に設置され、車等の誘導時に
地理ガイドを行う地理ガイド利用装置によって構成され
ている。
【0021】図1は、本形態における地理ガイド設定装
置1の構成を示した構成図である。地理ガイド設定装置
1は、地図描画手段、指定領域設定手段、相対速度範囲
設定手段、指定日時設定手段及びリンクファイル設定手
段となる地図ソフトウェアを格納するハードディスクド
ライブ5、地図データを格納する地図データ格納手段で
ある地図データCD−ROM2、地図データCD−RO
M2を駆動するCD−ROM駆動装置3、地図ソフトウ
ェア等のデータが書き込まれるメモリ4、装置全体を制
御するCPU6、付加情報伝達手段でありI/Cカード
20に付加情報を格納する記録媒体格納手段となるカー
ドI/F9、利用者が各種の入力処理を行う際に用いる
キーボード11、マウス10、地図等を表示するための
表示回路7及びディスプレイ8によって構成されてい
る。ここで、地図ソフトウェアとは、地図の描画及び各
種入力処理等を行う際に使用されるソフトウェアであ
り、この地図ソフトウェアの内容に従って後述する各種
の処理が行われる。また、付加情報とは、地理ガイドを
行う際に使用される各種の指定情報のことであり、利用
者は、地理ガイド設定装置1を用いてこの付加情報の設
定を行う。この詳細については後述する。
【0022】図2は、本形態における地理ガイド利用装
置30の構成を示した構成図である。地理ガイド利用装
置30は、付加情報を読み込む付加情報読み込み手段で
ありICカード20に格納された付加情報を読み込む記
録媒体読み込み手段となるカードI/F37、装置全体
を制御しリンクファイル再生手段となるCPU34、利
用者の操作によってリモコン41から発せられた赤外線
を受光する赤外線受光部40、CPUからの信号をD/
A変換するD/A変換器38、D/A変換された信号の
出力を行うアンプ39、地図等の表示を行うための表示
回路35、ディスプレイ36、地図データが格納された
地図データCD−ROM31、CD−ROMを駆動する
CD−ROM駆動装置32、及び各種データが書き込ま
れるメモリ33によって構成されている。
【0023】次に、図1及び図2を用い、本形態におけ
る地理ガイドシステムの概略動作について説明する。最
初に利用者は地理ガイド設定装置1を用いて付加情報の
設定を行う。ここで付加情報は、地図上に設定される広
がりを持った指定領域、目的地に対する相対速度範囲、
指定された時間範囲である指定日時、及び指定領域、相
対速度範囲、指定日時それぞれに関連づけられて設定さ
れ、利用者の車がそれらの条件に達した際に再生される
リンクファイルによって構成される。
【0024】まず、CPU6は、ハードディスク5に格
納されている地図ソフトウェアを読み出し、読み出した
地図ソフトウェアをメモリ4に格納する。次に、CPU
6はメモリ4に格納した地図ソフトウェアを実行し地図
の描画を行う。地図の描画は、CD−ROM駆動装置3
を駆動させて地図データCD−ROM2から読み出した
地図データをもとに行われ、描画された地図情報は表示
回路7によって処理され、ディスプレイ8に表示され
る。また、CPU6は、同様に地図ソフトウェアを用
い、付加情報設定のための設定画面をディスプレイ8に
表示する。利用者は、ディスプレイ8に表示された地図
及び設定画面を閲覧しながらマウス10及びキーボード
11を用いて付加情報の設定を行い、設定された付加情
報はカードI/F9によってICカード20に格納され
る。
【0025】次に、利用者が地理ガイドシステムによっ
て地理ガイドを受ける際の動作について説明する。まず
利用者は、地理ガイド設定装置1によって設定された付
加情報を格納したICカード20を地理ガイド利用装置
30のカードI/F37に読み込ませる。ICカード2
0から読み込まれた付加情報は、CPU34を介し、メ
モリ33に格納される。また、CPU34は、CD−R
OM駆動装置32を駆動させ、地図データCD−ROM
31に格納された地図データを読み出し、読み出した地
図データをメモリ33に格納する。
【0026】次に、利用者はリモコン41を用いて、目
的地の設定、ディスプレイ36への表示条件等を入力す
る。その入力は赤外線信号としてリモコン41から出力
され、赤外線受光部40に受光される。赤外線受光部4
0に受光された赤外線信号は、電気信号に変換されてC
PU34に伝えられ、CPU34は、この信号に従って
メモリ33に格納された地図データを読み出し、ディス
プレイ36への地図表示等を行う。
【0027】地理ガイド利用装置30が取り付けられて
いる利用者の車等の位置は、図示していないカーナビゲ
ーション装置によって計測され、それをもとに目的地ま
での車等の誘導が行われる。この際、CPU34は、車
等の位置、目的地に対する車等の相対速度及び現在の時
刻が、メモリ33に格納された付加情報に示される条件
に適合するか否かを、断続的に或いは継続的に判断して
いる。ここで、CPU34が、計測された車等の位置が
メモリ33に格納された付加情報に示される指定領域の
範囲に達した、目的地に対する車等の相対速度が付加情
報に示される相対速度範囲に入った、或いは時刻が付加
情報に示される指定日時に達したと判断した場合、CP
U34は、各条件に達した指定条件に関連づけられてい
るリンクファイルの再生を行う。リンクファイルは、画
像ファイル、オーディオファイル、テキストファイル等
によって構成され、リンクファイルの再生は、画像ファ
イルの内容をディスプレイ36に表示し、或いは、オー
ディオファイル或いはテキストファイルの内容をD/A
変換器38でD/A変換し、アンプ39を介して出力す
ること等により行う。
【0028】次に、地理ガイド設定装置1を用いて行わ
れる付加情報の設定手順について説明する。図3は、付
加情報を設定する際にディスプレイ8に表示される地図
アプリケーション画面50を示した図である。
【0029】地図アプリケーション画面50は、地図表
示を行う地図表示画面52、画面上で指定領域を設定す
る際に用いる相対方向条件指定ツール51a、多角形ツ
ール51d、消しゴムツール51e、四角ツール51i
及び円ツール51j、相対速度範囲を設定する際に用い
る速度条件指定ツール51b、指定日時を設定する際に
用いる時間条件指定ツール51c、目的地や店舗等を示
すPOI(PointOf Interest)の位置
設定を行う際に用いるPOI位置指定ツール51g、直
線ツール51h、指定ツール51f、地図表示画面52
に表示する地図の拡大を行う拡大ボタン51k、縮小を
行う縮小ボタン51l、表示位置を移動する移動ボタン
51m、リンクファイルの設定を行う際に用いるリンク
ファイル指定ボタン51n、及び付加情報にファイル名
を付与する際に用いるファイル書き出しボタン51oに
よって構成されている。
【0030】以下、地図アプリケーション画面50を用
いた付加情報の設定手順について説明する。最初に、図
3及び図4を用い、POIの位置設定について説明す
る。POIの位置設定を行う場合、まず利用者は、マウ
ス10を用いて地図アプリケーション画面50のPOI
位置指定ツール51gをクリックし、POIの位置設定
を選択する。次に、地図表示画面52に表示されるカー
ソル52aを、POIの配置を希望する店舗等の位置ま
で移動させ、その位置でクリックする。これにより、そ
の位置にはPOIの位置を示すPOIマーク52bが書
き込まれることとなる。図4の例では、POIマーク5
2bを示す旗の支柱の根本(カーソル52aの中心の位
置)が、POIの位置になる。
【0031】次に、図3及び図5を用い、円を用いた指
定領域の設定手順について説明する。円を用いて指定領
域を設定する場合、その前提として、まず指定領域の円
の中心となるPOIの位置の設定を行う。POIの位置
の設定が終了すると、次に利用者は地図アプリケーショ
ン画面50の円ツール51jをクリックし、円による指
定領域の設定を選択する。その後、マウス10を用いて
カーソル52aを移動させると、図5の(a)に示すよ
うな、POIマーク52bを中心とし、POIマーク5
2bとカーソル52aとの距離を半径とした円52cが
描かれる。そして、その状態でカーソル52aを移動さ
せ、その半径を調整し、希望する指定領域を示す円52
cが描けた時点でマウス10のボタンをクリックする。
これにより、円52cの形状が確定する。この図5の
(a)の状態では、POIマーク52bを含む円52c
の内側が指定領域として設定されたこととなる。
【0032】また、2つの円を指定し、それらの円で囲
まれたドーナツ状の領域を指定領域として指定すること
もできる。その場合、円52cを設定した後、さらにカ
ーソル52aの移動を行う。これにより、図5の(b)
に示すようなPOIマーク52bとカーソル52aとの
距離を半径とした円52dが再び描かれる。そして、円
52cの場合と同様にマウス10をクリックし、円52
dの形状を確定する。このように2つの円52c、52
dを指定することにより、これらの円52c、52dに
よって囲まれるドーナツ状の領域を指定領域として設定
することができる。
【0033】次に、図3及び図6を用い、POIに対す
る相対方向を指定することによる指定領域の設定手順に
ついて説明する。円による指定領域設定の場合と同様
に、まず指定領域の基準点となるPOIの位置の設定を
行う。POIの位置の設定が終了すると、次に相対方向
条件指定ツール51aをクリックし、相対方向指定によ
る指定領域の設定を選択する。その後、マウス10を用
いてカーソル52aを移動させると、図6の(a)に示
すような、POIマーク52b及びカーソル52aを通
る方向指定直線52eが描かれる。この方向指定直線5
2eは、カーソル52aの移動に伴い、常にPOIマー
ク52b及びカーソル52aを通るように変化し、再び
クリックを行うことによりその形状が固定される。方向
指定直線52eの固定後、さらにカーソル52aを移動
させると、図6の(b)に示すような、POIマーク5
2b及びカーソル52aを通る方向指定直線52fが描
かれる。そして、方向指定直線52eの場合と同様に、
カーソル52aを移動させて方向指定直線52fの形状
を調整し、形状が確定したところでマウス10でクリッ
クし、方向指定直線52fの形状を確定する。
【0034】以上の動作により、POIマーク52bを
基点とした2つの方向指定直線52e、52fが確定す
ることとなり、これらの方向指定直線52e、52fに
よって囲まれた範囲を指定領域として設定することとな
る。
【0035】次に、図3及び図7を用い、相対速度範囲
の設定手順について説明する。相対速度範囲の設定を行
う場合、まず、速度条件指定ツール51bをクリックす
る。これにより、相対速度範囲の設定動作が選択され、
図7に示す相対速度範囲設定画面53が表示される。相
対速度範囲設定画面53には、最高相対速度入力欄53
a、最低相対速度入力欄53b、キャンセルボタン53
c及びOKボタン53dが配置され、最高相対速度入力
欄53aに最高相対速度を、最低相対速度入力欄53b
に最低相対速度をそれぞれ入力することにより相対速度
範囲の設定を行う。例えば、最高相対速度入力欄53a
に“100”を、最低相対速度入力欄53bに“30”
を入力した場合、30〜100km/hの範囲を相対速
度範囲として指定したこととなる。ここで、相対速度と
は、別途設定されたPOIの位置に対する地理ガイド利
用装置30が設置された車等の相対速度のことであり、
この車からPOIの位置へ向かう方向を正方向としてい
る。そのため、ここでの相対速度は車等の道なりの走行
速度ではなく、POIの位置と車等の位置との変動によ
って決定される速度である。
【0036】このように相対速度範囲の入力を行い、O
Kボタン53dをクリックすることにより、入力された
相対速度範囲の指定を確定させることができる。また、
キャンセルボタン53cをクリックした場合には、相対
速度範囲の設定動作がキャンセルされることとなる。
【0037】次に、図3及び図8を用い、指定日時の設
定手順について説明する。指定日時の設定とは、例え
ば、イベントの開始日と終了日を指定したり、紅葉の見
頃の時期を指定するものである。この指定日時の設定を
行う場合、まず、時間条件指定ツール51cをクリック
する。これにより、指定日時の設定動作が選択され、図
8に示す指定日時設定画面54が表示される。指定日時
設定画面54には、開始日時入力欄54a、終了日時入
力欄54b、キャンセルボタン54c及びOKボタン5
4dが配置され、開始日時入力欄54aに開始日時を、
終了日時入力欄54bに終了日時をそれぞれ入力するこ
とにより指定日時の設定を行う。そして、指定日時の入
力後OKボタン54dをクリックすることにより指定日
時が確定され、キャンセルボタン54cがクリックされ
ることにより指定日時の設定動作がキャンセルされる。
【0038】次に、広がりをもった指定領域となるPO
I指定領域の設定手順について説明する。まず、図3及
び図9の(a)を用い、方形によるPOI指定領域の設
定手順について説明する。
【0039】方形によるPOI指定領域の設定を行う場
合、まず、四角ツール51iをクリックし、方形による
POI指定領域設定を選択する。次に、カーソル52a
を移動させ、利用者が希望する開始点52hにおいてマ
ウス10のクリックボタンを押し、クリックボタンを押
したままマウス10を移動させ、カーソル52aを終了
点52gまで移動させた後クリックボタンを離す。これ
により、開始点52hと終了点52gとを対角線とする
方形の領域52iが確定し、この方形の領域52iがP
OI指定領域として設定されることとなる。この方形の
領域52iによるPOI指定領域の設定は、緯度経度線
等の平行で規則的な方形で囲まれた領域を指定する際に
便利である。
【0040】次に、図3及び図9の(b)を用い、多角
形によるPOI指定領域の設定手順について説明する。
多角形によるPOI指定領域の設定を行う場合、まず多
角形ツール51dをクリックし、多角形によるPOI指
定領域設定を選択する。次に、マウス10を用いてカー
ソル52aを移動させ、利用者が希望する開始点52j
においてマウス10をクリックする。これにより開始点
52jが確定する。開始点52jの確定後、さらにカー
ソル52aを移動させ、POI指定領域の一頂点となる
経過点52kに達した時点で再びクリックを行う。これ
により経過点52kが確定する。同様な手順により経過
点52lを確定し、カーソル52aがPOI指定領域の
最後の頂点となる終了点52mに達した時点でマウス1
0のクリックボタンをダブルクリック(素早くクリック
ボタンを2回押すこと)する。これにより、開始点52
j、経過点52k、52l、及び終了点52mを頂点と
した多角形領域52nが確定され、この多角形領域52
nがPOI指定領域として設定されることとなる。この
多角形領域52nによるPOI指定領域の設定は、例え
ば、駐車禁止区域、崖崩れの恐れがある危険地帯等を指
定する際に便利である。
【0041】次に、図3及び図10を用い、折れ線によ
るPOI指定領域の設定手順について説明する。折れ線
によるPOI指定領域の設定を行う場合、まず、直線ツ
ール51hをクリックし、折れ線によるPOI設定を選
択する。次に、マウス10を用いてカーソル52aを移
動させ、POIの一端となる開始点52oにおいてマウ
ス10をクリックする。これにより開始点52oが確定
する。開始点52oの確定後、さらにカーソル52aを
移動させ、希望する経過点52pに達した時点で再びク
リックを行う。これにより経過点52pが確定する。同
様な手順により経過点52q、52rを確定し、カーソ
ル52aがPOIの末端部となる終了点52sに達した
時点でマウス10のクリックボタンをダブルクリック
(素早くクリックボタンを2回押すこと)する。これに
より折れ線52tが確定され、この折れ線をPOI指定
領域として設定することができる。この折れ線52tに
よるPOI指定領域の位置設定は、例えば、工事中の区
間や交通規制のある区間を設定する際に便利である。
【0042】指定領域(以下POI指定領域も含む)、
相対速度範囲或いは指定時間の設定が終了すると、次
に、それらに関連づけるリンクファイルの設定を行う。
リンクファイルとは、地理ガイド利用装置30が設置さ
れた車等が、上述のように指定された指定領域に入った
際、相対速度範囲に入った場合、或いは指定日時に達し
た場合に、それらの条件にリンクして自動的に開かれる
ファイルであり、画像情報を格納した画像ファイル、オ
ーディオ情報を格納したオーディオファイル、テキスト
情報を格納したテキストファイル等により構成される。
このリンクファイルを指定領域等に関連づけて設定して
おくことにより、例えば、車がある場所に到達したと
き、自動的にカーナビゲーションシステムから音声が流
れ、観光案内や危険個所を知らせるといった利用が可能
となる。
【0043】以下、このリンクファイルの設定手順を図
3及び図11から図13を用いて説明する。リンクファ
イルの設定を行う場合、まず、リンクファイル指定ボタ
ン51nをクリックする。これによりリンクファイルの
設定動作が選択され、図11に示すファイル選択画面5
5が表示される。ファイル選択画面55はリンクファイ
ルを選択する画面であり、選択ボタン55a、ファイル
タイプ選択ボタン55b、リピート回数入力欄55c、
キャンセルボタン55d、OKボタン55e及び設定フ
ァイル表示部55fによって構成される。
【0044】ファイル選択画面55が表示されると、ま
ず利用者は、ファイルタイプ選択ボタン55bをクリッ
クしてリンクファイルの種類の選択を行う。リンクファ
イルの種類には、画像ファイル、オーディオファイル、
テキストファイルの3種類があり、利用者はこれらのフ
ァイルに対応するファイルタイプ選択ボタン55bをク
リックすることにより希望するファイルタイプを選択す
ることができる。クリックされたファイルタイプ選択ボ
タン55bは、その色が変わる等何らかの形でクリック
されたことを表示することとなり、この状態でOKボタ
ン55eをクリックすることにより、ファイルタイプの
選択を行うことができる。また、キャンセルボタン57
cは、ファイル選択をキャンセルする際に使用するボタ
ンであり、このボタンをクリックすることによりファイ
ル選択がキャンセルされる。
【0045】ファイルタイプが選択されると、次に、そ
の選択したファイルタイプに属するリンクファイルの選
択を行う。図12はファイル選択画面55で画像ファイ
ルが選択された場合に表示される画像ファイル選択画面
56を示した図である。画像ファイル選択画面56は、
リンクファイル選択部56a、開くボタン56b及びキ
ャンセルボタン56cによって構成されており、リンク
ファイル選択部56aには、複数のリンクファイルのフ
ァイル名が表示されている。利用者は、リンクファイル
選択部56aに表示されているファイル名から希望する
リンクファイルのファイル名を選択し、そのファイル名
の部分をクリックする。それにより、選択されたファイ
ル名の部分には反転部56aaが表示され、反転部56
aaが表示されたファイル名のリンクファイルが選択さ
れたことを示すこととなる。図12の場合、“戦場ヶ
原.jpg”のファイル名が選択され、そのファイル名
の部分に反転部56aaが表示されている。このように
リンクファイルが選択され、反転部56aaが表示され
た状態で開くボタン56bをクリックすることにより、
リンクファイルの選択が確定する。またキャンセルボタ
ン56cがクリックされた場合には、リンクファイルの
選択がキャンセルされる。
【0046】開くボタン56bがクリックされリンクフ
ァイルが選択されると、画像ファイル選択画面56は閉
じられ、図11に示すファイル選択画面55が再び表示
され、ファイル選択画面55の設定ファイル表示部55
fには、画像ファイル選択画面56で選択されたリンク
ファイルのファイル名が表示される。そして、この状態
で選択ボタン55aがクリックされることにより、リン
クファイルの選択が行われる。なお、ここでの説明では
リンクファイルとして画像ファイルが選択された場合に
ついて説明しているが、リンクファイルとしてオーディ
オファイルが選択されている場合には、さらにオーディ
オファイルに格納されたオーディオ情報の再生回数をリ
ピート回数入力欄55cに入力することとなる。このよ
うに、リンクファイルの選択等が終了した後、OKボタ
ン55eをクリックすることにより、リンクファイルの
選択が完了する。
【0047】以上のように各種の設定が完了すると、次
に、上述のように設定された指定領域、相対速度範囲或
いは指定時間、及びそれらに対応するリンクファイル
(付加情報)に対応する出力ファイル名を設定する。出
力ファイル名の設定を行う場合、まず、地図アプリケー
ション画面50のファイル書き出しボタン51oをクリ
ックする。すると、図13に示す出力ファイル入力画面
57が表示され、利用者は、表示された出力ファイル入
力画面57のファイル名入力欄57aに出力ファイル名
を入力して保存ボタン57bをクリックする。これによ
り、出力ファイル名が決定され、上述のように設定した
付加情報をこの決定された出力ファイル名を用い、出力
ファイルに保存することとなる。
【0048】次に、付加情報を格納した出力ファイルの
フォーマットについて説明する。出力ファイルのフォー
マットはXML(Extensible Markup Language)を使用す
る。XMLはインターネット上で文書やデータを交換す
る際に広く用いられているフォーマットである。また、
モバイル標準化検討会(MOSTEC: MObile Information S
tandard TEchnical Commitee)において、インターネッ
ト上における位置情報の交換データフォーマットとして
POIX(Point Of Interest eXchange language)と
呼ばれる仕様が検討され、発表されている。本形態では
これにならってXMLを使用し、POIXをベースに説
明するが、説明を簡単にするため、POIXの全フォー
マットを使用せず、本発明に関連のある部分と本発明に
よる追加分のみについて説明する。
【0049】図14は、出力ファイルのフォーマットを
示した図である。図14に示すように、出力ファイル
は、(1)に示されるPOIの位置、(2)に示す(リ
ンクファイル)、(3)に示す(範囲指定)によって構
成されている。なおここで、[]で囲まれた部分は、記
述があってもなくてもよいことを示す。
【0050】まず、(1)に示されるPOIの位置につ
いて説明する。POIの位置はPOIの座標によって表
され、(緯度)及び(経度)にはPOIの緯度及び経度
が表示される。緯度及び経度の値は小数点付きの数字で
表され、東経及び北緯の場合は正の値で、西経及び南緯
の場合は負の値で示される。また、それぞれの値の単位
は度である。なお、(1)の記述方法はPOIXで規定
されているものである。
【0051】図15は、(1)の表記例である。ここ
で、図15の(a)は、POIが北緯41.4353
度、東経136.0345度である場合の表記例を、
(b)は、南緯30.675度、西経10.546度で
ある場合の表記例をそれぞれ示している。
【0052】次に、(2)に示される(リンクファイ
ル)について説明する。図16の(a)に(リンクファ
イル)のフォーマットを示す。(リンクファイル)は、
リンクファイル名等を指定する(リンク先指定)、及び
リンクファイルが起動する条件を指定した(起動条件指
定)によって構成されている。
【0053】図16の(b)に、この(リンク先指定)
のフォーマットを示す。(リンク先指定)のフォーマッ
トは、図16の(b)に示した(4)の<image
link=(ファイル名) >、(5)の <audi
o link=(ファイル名) repeat=(反復
回数)>、或いは(6)の<textlink=(ファ
イル名)> のいずれか1つによって構成される。ここ
で、(4)はリンクファイルとして画像ファイルが設定
された場合に用いるフォーマットであり、所定の条件に
達した際に画像ファイルを読み込み表示することを指定
する。なお、この(ファイル名)には画像ファイルのフ
ァイル名が示される。(5)はリンクファイルとしてオ
ーディオファイルが設定された場合に用いるフォーマッ
トであり、所定の条件に達した際にオーディオファイル
を読み込み再生することを指定する。なお、この(ファ
イル名)にはオーディオファイルのファイル名が示され
る。また、(反復回数)はオーディオファイルを何回繰
り返して再生するかを指定するものであり、その指定は
数字によって行われる。(6)はリンクファイルとして
テキストファイルが設定された場合に用いるフォーマッ
トであり、所定の条件に達した際にテキストファイルを
読み込み画面に表示することを指定する。なお、この
(ファイル名)にはテキストファイルのファイル名が示
される。
【0054】図17に、図16の(a)に示した(起動
条件指定)のフォーマットを示す。(起動条件指定)
は、図17の(7)から(10)に示した4つのフォー
マットのいずれか1つ、或いは2つ以上の組み合わせに
よって構成される。
【0055】(7)は、図5に示した円によって指定さ
れた指定領域の範囲を示し、(半径1)(半径2)に
は、POI位置を中心とした円の半径の値がメートルを
単位とした数字で示される。(1)で指定されるPOI
の位置を中心とした半径1の円の外側と、半径2の円の
内側とで囲まれるドーナッツ状の領域が指定領域とな
り、この指定領域に車等が入った場合に条件が満たされ
ることを示す。
【0056】(8)は、図6に示したPOIに対する相
対方向の指定によって定められた指定領域の範囲を示し
ている。ここで、(中心方向)は、図6に示した2つの
方向指定直線52e、52fによって指定される広がり
の中心の方向を意味し、その方向は北方向からの角度で
表現される。単位は度であり、北方向から時計回り方向
を正の角度(右回りに0〜180度)、反時計回り方向
を負の角度(左回りに0〜−180度)として表す。ま
た、(方向範囲)は(中心方向)を中心とした角度の広
がりをあらわす。単位は度であり、0〜180度の値が
指定できる。
【0057】(9)は、図7の設定画面において入力さ
れたPOIに対する車等の相対速度の範囲(最高速度と
最小速度)を指定するものである。車等がこの範囲の速
度になったとき、条件が満たされることになる。
【0058】(10)は、図8の設定画面において入力
された指定日時を指定するものである。図18に(時間
指定)のフォーマットを示す。(時間指定)のフォーマ
ットでは、図18の(a)に示すように(開始時刻)と
(終了時刻)が指定される。(開始時刻)と(終了時
刻)のフォーマットは、図18の(b)に示したような
Internet DraftであるDate and
Time on Internetに準拠した方式が
用いられる。具体的には、4桁の数字で表される年、0
1から12までの2桁の数字で表される月、01から3
1までの2桁の数字で表される日、24時間表記を用い
た00から23までの2桁の数字で表現される時間、0
1から59までの2桁の数字で表される分、秒、及び+
/−(時間):(分)で指定される時間範囲を示すタイ
ムゾーンによって表現される。図18の(c)は、この
ように指定された(時間指定)のフォーマット例であ
る。この例の場合、1999年8月24日15時5分3
0秒の日時と、9時間のタイムゾーンが指定されてい
る。
【0059】次に、(3)に示される(範囲指定)につ
いて説明する。指定範囲は、図9及び図10に示した線
や面の広がりを持ったPOI指定領域の範囲を指定す
る。なお、広がりを持たない点としてのPOIを指定す
る場合には、この(指定範囲)には代表的な1点が指定
される。
【0060】(範囲指定)のフォーマットは、図19の
(a)のように指定される。ここで、(線範囲指定)
は、図10に示した折れ線によるPOI指定領域を、
(方形範囲指定)は、図9の(a)に示した方形による
POI指定領域を、(多角形範囲指定)は、図9の
(b)に示した多角形によるPOI指定領域をそれぞれ
示している。なお、ここでの指定は、(線範囲指定)、
(方形範囲指定)、(多角形範囲指定)のいずれか1つ
のみによって行われることとしてもよく、或いは他の2
つと組み合わせることにより行われることとしてもよ
い。
【0061】図19の(b)に、(a)に示した(線範
囲指定)のフォーマットを示す。このフォーマットで
は、点1を開始点とし、経過点となる点2、点3等を指
定し、これらを通る折れ線をPOI指定領域として指定
する。また、(点1の緯度経度)及び(点2の緯度経
度)のみを指定し、1本の直線によるPOI指定領域を
設定することとしてもよい。(点1の緯度経度)等の指
定は、(1)に示したPOIの位置指定の場合と同様で
あり、図19の(c)に示すような(緯度)と(経度)
の指定によって行われる。
【0062】図19の(d)に、(a)に示した(方形
範囲指定)のフォーマットを示す。ここで、(11)に
示す(緯度1、経度1)及び(12)に示す(緯度2、
経度2)の2点は対角線の両端座標を示し、この対角線
により決定される方形がPOI指定領域として指定され
る。
【0063】図19の(e)に、(a)に示した(多角
形範囲指定)のフォーマットを示す。このフォーマット
では、(点1の緯度経度)、(点2の緯度経度)、(点
3の緯度経度)等によって、開始点、経過点、終了点と
なる点1、点2、点3等を指定し、これらを結ぶことに
より構成される多角形の領域をPOI指定領域として指
定する。なお、(点1の経度緯度)等の指定は、(1)
に示したPOIの位置指定の場合と同様であり、図19
の(f)に示すような(緯度)と(経度)の指定によっ
て行われる。
【0064】図20は、以上のようなフォーマットによ
って指定された記述例である。この記述例では、目的地
を北緯38.4894、東経136.0345度とし、
地理ガイド利用装置30が設置された車等が、この目的
地に対し真西方向からプラスマイナス15度の範囲で、
かつ目的地からの距離が4kmと5kmの間の指定領域
内に入り、なおかつ、この車等の目的地に対しての相対
速度が時速0〜300kmのとき、”audio1.m
p3”という音声ファイルが3回再生されることを表
す。
【0065】前述したように、地理ガイド利用装置30
は、設定された付加情報をもとに各指定条件に適合する
か否かを判定し、車等が各条件に適合した場合、各指定
条件に関連づけられているリンクファイルの再生を行
う。ここで、リンクファイルが画像ファイル或いはテキ
ストファイルである場合、リンクファイルの再生は通常
のカーナビゲーション時に表示されている地図画面表示
をリンクファイルの表示に切り替えて行うこととなる
が、図21に示すように、地図画面58bに重ねてリン
クファイルである写真画面58aを表示することとして
もよい。この場合、例えば、車等がある景勝地に近づく
ことにより、自動的にその景勝地の景色の画像を表示さ
せることが可能となり、これにより、ドライブ中に表示
された画像を参考に、そこに立ち寄るかどうかを即座に
決めることができる。また、図22に示すように、ある
指定時刻に近づくことにより、自動的に地図画面59b
に重ねて、そのリンクファイルである文字表示画面59
aを表示することとしてもよい。図22の例では、現在
の時刻がフェリーに乗る時刻に近づいているため、即座
に港に移動するよう促している。
【0066】このように、本形態では、地理ガイド設定
装置1において、広がりを持った指定領域等、及びその
指定領域に関連づけたリンクファイルを設定し、設定さ
れた指定領域等及びリンクファイルをカードI/F9に
よってICカード20に格納し、地理ガイド利用装置3
0によって、ICカード20に格納された指定領域等及
びリンクファイルを読み込み、読み込んだ指定領域等に
達した場合に、それに関連づけられているリンクファイ
ルを再生することとしたため、カーナビゲーションシス
テムによってガイドを行う範囲を利用者が自由に一定の
幅を持たせて設定でき、利用者が設定した範囲に応じ、
利用者へのガイドを行うことが可能となる。
【0067】なお、本形態では、地理ガイド設定装置1
で設定された指定領域等及びリンクファイルをICカー
ド20によって伝達することとしたが、フロッピーディ
スクやその他の取り外し可能な記録媒体を使用すること
としてもよい。
【0068】また、図23に示すように電子通信回線で
あるインターネット72を用いて、指定領域等及びリン
クファイルの付加情報を伝達することとしてもよい。こ
の場合、利用者は、インターネット72との接続を行う
電子通信回線利用手段を有する利用者端末機71を用い
てインターネット72に接続し、地図ホームページサー
バ73への情報伝達を行う。地図ホームページサーバ7
3へ伝達された付加情報は、地図ホームページサーバ7
3へアップロードされ、この付加情報を利用する際に
は、利用者は、再び利用者端末機71を用い、カーナビ
ゲーションシステムをインターネット72に接続し、イ
ンターネット72を介して地図ホームページサーバ73
から付加情報をダウンロードする。また、地図データ及
び地図アプリケーションについては、Javaアプレッ
トとして地図ホームページサーバ73に保存しておき、
利用者は、これらの情報をダウンロードして用いる。
【0069】さらに、本形態では、地理ガイド利用シス
テムをカーナビゲーションシステムにおいて用いること
としているが、携帯型パソコン、情報携帯端末、携帯電
話等の移動体通信機器等において用いることとしてもよ
い。
【0070】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、地図ガイド設
定装置及び地図ガイド利用装置が有すべき機能の処理内
容は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録さ
れたプログラムに記述しておく。そして、このプログラ
ムをコンピュータで実行することにより、上記処理がコ
ンピュータで実現される。コンピュータで読み取り可能
な記録媒体としては、磁気記録装置や半導体メモリ等が
ある。市場に流通させる場合には、CD−ROM(Compa
ct Disk Read Only Memory)やフロッピーディスク等の
可搬型記録媒体にプログラムを格納して流通させたり、
ネットワークを介して接続されたコンピュータの記憶装
置に格納しておき、ネットワークを通じて他のコンピュ
ータに転送することもできる。コンピュータで実行する
際には、コンピュータ内のハードディスク装置等にプロ
グラムを格納しておき、メインメモリにロードして実行
する。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように本発明の地理ガイド
設定装置では、広がりを持った指定領域及びその指定領
域に関連づけたリンクファイルを設定し、設定された指
定領域及びリンクファイルを地理ガイド利用装置に伝達
することとしたため、カーナビゲーションシステムによ
ってガイドを行う範囲を、利用者が自由に一定の幅を持
たせて設定することが可能となる。
【0072】また、本発明の地理ガイド利用装置では、
地理ガイド設定装置から伝達された指定領域及びリンク
ファイルを読み込み、利用者の移動体が指定領域に達し
た場合に、それに関連づけられているリンクファイルを
再生することとしたため、利用者が設定した一定の幅を
持った範囲に対応したガイドを行うことが可能となる。
【0073】さらに、本発明の地理ガイドシステムで
は、地理ガイド設定装置において、広がりを持った指定
領域及びその指定領域に関連づけたリンクファイルを設
定し、設定された指定領域及びリンクファイルを地理ガ
イド利用装置に伝達し、地理ガイド利用装置において、
地理ガイド設定装置から伝達された指定領域及びリンク
ファイルを読み込み、利用者の移動体が指定領域に達し
た場合に、それに関連づけられているリンクファイルを
再生することとしたため、カーナビゲーションシステム
によってガイドを行う範囲を利用者が自由に一定の幅を
持たせて設定でき、利用者が設定した範囲に応じたガイ
ドを行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地理ガイド設定装置の構成を示した構成図であ
る。
【図2】地理ガイド利用装置の構成を示した構成図であ
【図3】付加情報を設定する際にディスプレイに表示さ
れる地図アプリケーション画面を示した図である。
【図4】POIの位置設定を示した図である。
【図5】円を用いた指定領域の設定手順を示した図であ
る。
【図6】POIに対する相対方向を指定することによる
指定領域の設定手順を示した図である。
【図7】相対速度範囲を設定する相対範囲設定画面を示
した図である。
【図8】指定日時を設定する指定日時設定画面を示した
図である。
【図9】方形及び多角形によるPOI指定領域の設定手
順を示した図である。
【図10】折れ線によるPOI指定領域の設定手順を示
した図である。
【図11】ファイル選択画面を示した図である。
【図12】画像ファイル選択画面を示した図である。
【図13】出力ファイル入力画面を示した図である。
【図14】出力ファイルのフォーマットを示した図であ
る。
【図15】図14の(1)に関する表記例を示した図で
ある。
【図16】(リンクファイル)及び(リンク先指定)の
フォーマットを示した図である。
【図17】(起動条件指定)のフォーマットを示した図
である。
【図18】(時間指定)のフォーマットを示した図であ
る。
【図19】(範囲指定)のフォーマットを示した図であ
る。
【図20】出力ファイルの記述例を示した図である。
【図21】リンクファイルの表示例を示した図である。
【図22】リンクファイルの表示例を示した図である。
【図23】本システムのインターネットを用いた構成を
示した図である。
【符号の説明】
1…地理ガイド設定装置、2、31…地図データCD−
ROM、3、32…CD−ROM駆動装置、4、33…
メモリ、5…ハードディスクドライブ、6、34…CP
U、8、36…ディスプレイ、9、37…カードI/
F、20…ICカード、30…地理ガイド利用装置、3
9…アンプ、51a…相対方向条件指定ツール、51b
…速度条件指定ツール、51c…時間条件指定ツール、
51d…多角形ツール、51g…POI位置指定ツー
ル、51h…直線ツール、51i…四角ツール、51j
…円ツール、51n…リンクファイル指定ボタン、51
o…ファイル書き出しボタン51o、71…利用者端末
機、72…インターネット、73…地図ホームページサ
ーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 29/10 G06F 15/40 370C 9A001

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カーナビゲーションシステムにおけるガ
    イド条件を設定する地理ガイド設定装置において、 地図データを格納する地図データ格納手段と、 前記地図データを用い、地図の描画を行う地図描画手段
    と、 広がりを持った指定領域を前記地図上に設定する指定領
    域設定手段と、 前記指定領域に関連づけたリンクファイルを設定するリ
    ンクファイル設定手段と、 前記指定領域を示す指定領域情報及び前記リンクファイ
    ルを、地理ガイドを行う地理ガイド利用装置に伝達する
    付加情報伝達手段と、 を有することを特徴とする地理ガイド設定装置。
  2. 【請求項2】 予め指定された指定位置に対する相対速
    度範囲を設定する相対速度範囲設定手段をさらに有し、 前記リンクファイル設定手段は、前記相対速度範囲に関
    連づけた前記リンクファイルをさらに設定し、 前記付加情報伝達手段は、前記相対速度範囲を示す相対
    速度範囲情報をさらに地理ガイド利用装置に伝達するこ
    とを特徴とする請求項1記載の地理ガイド設定装置。
  3. 【請求項3】 指定日時を設定する指定日時設定手段を
    さらに有し、 前記リンクファイル設定手段は、前記指定日時に関連づ
    けた前記リンクファイルをさらに設定し、 前記付加情報伝達手段は、前記指定日時を示す指定日時
    情報をさらに地理ガイド利用装置に伝達することを特徴
    とする請求項1記載の地理ガイド設定装置。
  4. 【請求項4】 前記リンクファイルは、画像情報を格納
    した画像ファイル、オーディオ情報を格納したオーディ
    オファイル、テキスト情報を格納したテキストファイル
    のうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項
    1記載の地理ガイド設定装置。
  5. 【請求項5】 前記付加情報伝達手段は、前記指定領域
    情報及び前記リンクファイルを記録媒体に格納する記録
    媒体格納手段であることを特徴とする請求項1記載の地
    理ガイド設定装置。
  6. 【請求項6】 前記付加情報伝達手段は、電子通信回線
    を介して前記指定領域情報及び前記リンクファイルの伝
    達を行う電子通信回線利用手段であることを特徴とする
    請求項1記載の地理ガイド設定装置。
  7. 【請求項7】 カーナビゲーションシステムで地理ガイ
    ドを行う地理ガイド利用装置において、 ガイド条件を設定する地理ガイド設定装置から伝達され
    た指定領域を示す指定領域情報及びリンクファイルを読
    み込む付加情報読み込み手段と、 利用者の移動体が前記指定領域に達した際に、該指定領
    域に関連づけられた前記リンクファイルを再生するリン
    クファイル再生手段と、 を有することを特徴とする地理ガイド利用装置。
  8. 【請求項8】 前記付加情報読み込み手段は、前記地理
    ガイド設定装置から伝達された相対速度範囲を示す相対
    速度範囲情報をさらに読み込み、 前記リンクファイル再生手段は、前記利用者の移動体が
    前記相対速度範囲に達した際に、前記相対速度範囲に関
    連づけられた前記リンクファイルを再生することを特徴
    とする請求項7記載の地理ガイド利用装置。
  9. 【請求項9】 前記付加情報読み込み手段は、前記地理
    ガイド設定装置から伝達された指定日時を示す指定日時
    情報をさらに読み込み、 前記リンクファイル再生手段は、前記指定日時に達した
    際に、前記指定日時に関連づけられた前記リンクファイ
    ルを再生することを特徴とする請求項7記載の地理ガイ
    ド利用装置。
  10. 【請求項10】 前記リンクファイルは、画像情報を格
    納した画像ファイル、オーディオ情報を格納したオーデ
    ィオファイル、テキスト情報を格納したテキストファイ
    ルのうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求
    項7記載の地理ガイド利用装置。
  11. 【請求項11】 前記付加情報読み込み手段は、記録媒
    体から前記指定領域情報及び前記リンクファイルを読み
    込む記録媒体読み込み手段であることを特徴とする請求
    項7記載の地理ガイド利用装置。
  12. 【請求項12】 前記付加情報読み込み手段は、電子通
    信回線を介して前記指定領域情報及び前記リンクファイ
    ルの読み込みを行う電子通信回線利用手段であることを
    特徴とする請求項7記載の地理ガイド利用装置。
  13. 【請求項13】 カーナビゲーションシステムにおいて
    地理ガイドを行う地理ガイドシステムにおいて、 地図データを格納する地図データ格納手段と、前記地図
    データを用い、地図の描画を行う地図描画手段と、広が
    りを持った指定領域を前記地図上に設定する指定領域設
    定手段と、前記指定領域に関連づけたリンクファイルを
    設定するリンクファイル設定手段と、前記指定領域を示
    す指定領域情報及び前記リンクファイルを伝達する付加
    情報伝達手段とを有する地理ガイド設定装置と、 前記地理ガイド設定装置から伝達された前記指定領域情
    報及び前記リンクファイルを読み込む付加情報読み込み
    手段と、利用者の移動体が前記指定領域に達した際に、
    該指定領域に関連づけられた前記リンクファイルを再生
    するリンクファイル再生手段とを有する地理ガイド利用
    装置と、 を有することを特徴とする地理ガイドシステム。
  14. 【請求項14】 地図データを格納し、 前記地図データを用いて地図の描画を行い、 広がりを持った指定領域を前記地図上に設定し、 前記指定領域に関連づけたリンクファイルを設定し、 前記指定領域を示す指定領域情報及び前記リンクファイ
    ルを、地理ガイドを行う地理ガイド利用装置に伝達する
    機能をコンピュータに行わせるプログラムを格納した記
    録媒体。
  15. 【請求項15】 ガイド条件を設定する地理ガイド設定
    装置から伝達された指定領域を示す指定領域情報及びリ
    ンクファイルを読み込み、 利用者の移動体が前記指定領域に達した際に、該指定領
    域に関連づけられた前記リンクファイルを再生する機能
    をコンピュータに行わせるプログラムを格納した記録媒
    体。
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