JP2001187163A - 消火装置付自動二輪車 - Google Patents
消火装置付自動二輪車Info
- Publication number
- JP2001187163A JP2001187163A JP37566399A JP37566399A JP2001187163A JP 2001187163 A JP2001187163 A JP 2001187163A JP 37566399 A JP37566399 A JP 37566399A JP 37566399 A JP37566399 A JP 37566399A JP 2001187163 A JP2001187163 A JP 2001187163A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motorcycle
- front wheel
- fire extinguishing
- impulse
- fire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 消火活動範囲の制約を受けず、より迅速且つ
簡単な消火活動が行えるようにする。 【解決手段】 前輪部2をハンドル3と共に車体フレー
ム4に対して着脱自在に取り付けると共に、前輪部2の
前輪支持シャフト5にガスボンベ、インパルス銃8、液
体タンク及び接続用ホースを備えたインパルス消火装置
6を着脱自在に取り付ける。
簡単な消火活動が行えるようにする。 【解決手段】 前輪部2をハンドル3と共に車体フレー
ム4に対して着脱自在に取り付けると共に、前輪部2の
前輪支持シャフト5にガスボンベ、インパルス銃8、液
体タンク及び接続用ホースを備えたインパルス消火装置
6を着脱自在に取り付ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば建屋や工場
等の初期消火に好適な消火装置付自動二輪車に関する。
等の初期消火に好適な消火装置付自動二輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の消火装置付自動二輪車と
しては、例えば登録実用新案公報第3051697号に
記載のものが知られている。この消火装置付自動二輪車
は、50ccバイクの後部荷台に消火器を搭載し、それ
にホースと台車をつないだものであり、これにより、狭
い路地まで入り込めるようにして迅速且つ簡単な初期消
火が行えるようにしたものである。
しては、例えば登録実用新案公報第3051697号に
記載のものが知られている。この消火装置付自動二輪車
は、50ccバイクの後部荷台に消火器を搭載し、それ
にホースと台車をつないだものであり、これにより、狭
い路地まで入り込めるようにして迅速且つ簡単な初期消
火が行えるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の消火装置付自動二輪車においては、バイクを止めた
位置からホースの長さの範囲しか消火活動を行うことが
できず、消火活動範囲が制約され、また、通常の消火器
であるため消化薬剤を一回しか発射することができな
い。
来の消火装置付自動二輪車においては、バイクを止めた
位置からホースの長さの範囲しか消火活動を行うことが
できず、消火活動範囲が制約され、また、通常の消火器
であるため消化薬剤を一回しか発射することができな
い。
【0004】更には、50ccバイクであるため凹凸の
多い道路での走行が不安定であり、しかも、走行不能な
狭い路地では横からバイクを押して移動しなければなら
ないため一刻を争うような場合に迅速な移動ができない
という不都合もある。なお、近年、水又は液体消火薬剤
が入った液体タンク、インパルス銃、空気ボンベ及び接
続用ホース等を備えたインパルス消火装置が提案されて
いる。この消火装置は、液体タンク及び空気ボンベを背
負った状態でインパルス銃から水や液体薬剤の微細な粒
子を高速度で火や爆発性ガスの中に撃ち込むことで初期
消火を行うようにしたものであり、消火活動範囲も制約
されず、また、水や消火薬剤の発射も液体タンクが空に
なるまで何回も行うことができる。
多い道路での走行が不安定であり、しかも、走行不能な
狭い路地では横からバイクを押して移動しなければなら
ないため一刻を争うような場合に迅速な移動ができない
という不都合もある。なお、近年、水又は液体消火薬剤
が入った液体タンク、インパルス銃、空気ボンベ及び接
続用ホース等を備えたインパルス消火装置が提案されて
いる。この消火装置は、液体タンク及び空気ボンベを背
負った状態でインパルス銃から水や液体薬剤の微細な粒
子を高速度で火や爆発性ガスの中に撃ち込むことで初期
消火を行うようにしたものであり、消火活動範囲も制約
されず、また、水や消火薬剤の発射も液体タンクが空に
なるまで何回も行うことができる。
【0005】しかしながら、このインパルス消火装置は
重量が30kg以上あるため、火災発生現場までの距離
が長い場合にはそこまで運ぶのに作業者に相当な負担が
かかり、体力が消耗して的確且つ迅速な消火活動を妨げ
る原因になる。本発明はこのような背景を鑑みてなされ
たものであり、消火活動範囲の制約を受けないようにす
ることができると共に、より迅速且つ簡単な消火活動を
行うことができる消火装置付自動二輪車を提供すること
を目的とする。
重量が30kg以上あるため、火災発生現場までの距離
が長い場合にはそこまで運ぶのに作業者に相当な負担が
かかり、体力が消耗して的確且つ迅速な消火活動を妨げ
る原因になる。本発明はこのような背景を鑑みてなされ
たものであり、消火活動範囲の制約を受けないようにす
ることができると共に、より迅速且つ簡単な消火活動を
行うことができる消火装置付自動二輪車を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る消火装置付自動二輪車は、前輪部をハ
ンドルと共に車体フレームに対して着脱自在に取り付
け、前輪部の前輪支持シャフトにガスボンベ、インパル
ス銃、液体タンク及び接続用ホースを備えたインパルス
消火装置を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
に、本発明に係る消火装置付自動二輪車は、前輪部をハ
ンドルと共に車体フレームに対して着脱自在に取り付
け、前輪部の前輪支持シャフトにガスボンベ、インパル
ス銃、液体タンク及び接続用ホースを備えたインパルス
消火装置を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
【0007】ここで、本発明の自動二輪車としては、前
輪部の前輪支持シャフトに重量のあるインパルス消火装
置を取り付けても安定した走行を確保できる程度の大き
さバイク、例えば250cc以上のバイクが好ましく、
また、インパルス消火装置の取り付け性の観点から前輪
支持シャフトの長さが長いオフロードタイプのバイクが
好ましい。
輪部の前輪支持シャフトに重量のあるインパルス消火装
置を取り付けても安定した走行を確保できる程度の大き
さバイク、例えば250cc以上のバイクが好ましく、
また、インパルス消火装置の取り付け性の観点から前輪
支持シャフトの長さが長いオフロードタイプのバイクが
好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例である消火装置付自動二輪車を説明するための概略
平面図、図2は図1の矢印A方向から見た概略図、図3
は前輪部をハンドルと共に車体フレームから取り外した
状態を示す概略図、図4は図3の矢印B方向から見た概
略図である。なお、この実施の形態では、自動二輪車と
して、250ccのバイクを例に採る。
を図を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の
一例である消火装置付自動二輪車を説明するための概略
平面図、図2は図1の矢印A方向から見た概略図、図3
は前輪部をハンドルと共に車体フレームから取り外した
状態を示す概略図、図4は図3の矢印B方向から見た概
略図である。なお、この実施の形態では、自動二輪車と
して、250ccのバイクを例に採る。
【0009】図1〜図4を参照して、この消火装置付自
動二輪車1は前輪部2がハンドル3と共に車体フレーム
4に対してピン等を介して着脱自在に取り付けられてお
り、前輪部2の両側に配置された二本の前輪支持シャフ
ト5にはインパルス消火装置6が着脱自在に取り付けら
れている。インパルス消火装置6は、水又は液体消火薬
剤が入った液体タンク7、インパルス銃8、空気ボンベ
9及び接続用ホース10を備えており、一側の前輪支持
シャフト5に液体タンク7及び空気ボンベ9が該支持シ
ャフト5の長手方向に沿って着脱自在に取り付けられて
いると共に、他側の前輪支持シャフト5にインパルス銃
8が該支持シャフト5の長手方向に沿って着脱自在に取
り付けられている。
動二輪車1は前輪部2がハンドル3と共に車体フレーム
4に対してピン等を介して着脱自在に取り付けられてお
り、前輪部2の両側に配置された二本の前輪支持シャフ
ト5にはインパルス消火装置6が着脱自在に取り付けら
れている。インパルス消火装置6は、水又は液体消火薬
剤が入った液体タンク7、インパルス銃8、空気ボンベ
9及び接続用ホース10を備えており、一側の前輪支持
シャフト5に液体タンク7及び空気ボンベ9が該支持シ
ャフト5の長手方向に沿って着脱自在に取り付けられて
いると共に、他側の前輪支持シャフト5にインパルス銃
8が該支持シャフト5の長手方向に沿って着脱自在に取
り付けられている。
【0010】そして、火災発生の知らせを受けると、消
火装置付自動二輪車1で走行可能な場所まで走行し、次
いで、センタースタンド11を立てた後にピンを外す等
して前輪部2をハンドル3と共に車体フレーム4から取
り外す。なお、バッテリーとの結合等の配線は束ねて着
脱式とすればよい。次いで、ハンドル3を持って猫車の
ように押して前輪のみで狭い路地などを移動して火災現
場に近い場所(場合によっては屋内)まで行き、次い
で、前輪支持シャフト5から液体タンク7、空気ボンベ
9及びインパルス銃8を取り外し、液体タンク7及び空
気ボンベ9を背中に背負うと共にインパルス銃7を手に
持って火災発生現場の間近まで向かい、インパルス銃7
から水や液体薬剤の微細な粒子を高速度で火や爆発性ガ
スの中に撃ち込んで初期消火を行う。
火装置付自動二輪車1で走行可能な場所まで走行し、次
いで、センタースタンド11を立てた後にピンを外す等
して前輪部2をハンドル3と共に車体フレーム4から取
り外す。なお、バッテリーとの結合等の配線は束ねて着
脱式とすればよい。次いで、ハンドル3を持って猫車の
ように押して前輪のみで狭い路地などを移動して火災現
場に近い場所(場合によっては屋内)まで行き、次い
で、前輪支持シャフト5から液体タンク7、空気ボンベ
9及びインパルス銃8を取り外し、液体タンク7及び空
気ボンベ9を背中に背負うと共にインパルス銃7を手に
持って火災発生現場の間近まで向かい、インパルス銃7
から水や液体薬剤の微細な粒子を高速度で火や爆発性ガ
スの中に撃ち込んで初期消火を行う。
【0011】このようにこの実施の形態では、液体タン
ク7及び空気ボンベ9を背中に背負うと共にインパルス
銃7を手に持って火災発生現場の間近まで向かい、イン
パルス銃7から水や消火薬剤を発射して消火活動を行う
ようにしているので、消火活動範囲が制約されることが
なく、しかも、インパルス消火装置6であるため水や消
火薬剤の発射を液体タンク7が空になるまで何回でも行
うことができる。
ク7及び空気ボンベ9を背中に背負うと共にインパルス
銃7を手に持って火災発生現場の間近まで向かい、イン
パルス銃7から水や消火薬剤を発射して消火活動を行う
ようにしているので、消火活動範囲が制約されることが
なく、しかも、インパルス消火装置6であるため水や消
火薬剤の発射を液体タンク7が空になるまで何回でも行
うことができる。
【0012】また、ハンドル3を押して前輪のみで狭い
路地などを移動して火災現場に近い場所(場合によって
は屋内)まで行ってから液体タンク7、空気ボンベ9及
びインパルス銃8を取り外すようにしているので、イン
パルス消火装置6の重量に起因する作業者への負担を大
幅に軽減することができ、的確且つ迅速な消火活動を行
うことができる。
路地などを移動して火災現場に近い場所(場合によって
は屋内)まで行ってから液体タンク7、空気ボンベ9及
びインパルス銃8を取り外すようにしているので、イン
パルス消火装置6の重量に起因する作業者への負担を大
幅に軽減することができ、的確且つ迅速な消火活動を行
うことができる。
【0013】更には、走行不能な狭い路地ではハンドル
3を持って猫車のように押して前輪のみで移動して火災
現場に近い場所(場合によっては屋内)まで到達するこ
とができるので、一刻を争うような場合においても小回
りが利いて迅速な対処が可能になり、しかも、250c
cバイクであるため凹凸の多い道路でも安定した走行を
確保することができる。
3を持って猫車のように押して前輪のみで移動して火災
現場に近い場所(場合によっては屋内)まで到達するこ
とができるので、一刻を争うような場合においても小回
りが利いて迅速な対処が可能になり、しかも、250c
cバイクであるため凹凸の多い道路でも安定した走行を
確保することができる。
【0014】なお、上記実施の形態では、前輪部2と車
体フレーム4とをピンを介して着脱自在に結合した場合
を例に採ったが、これに限定されず、例えばボルトやカ
ップリング等を介して前輪部2と車体フレーム4とを着
脱自在に結合するようにしてもよい。
体フレーム4とをピンを介して着脱自在に結合した場合
を例に採ったが、これに限定されず、例えばボルトやカ
ップリング等を介して前輪部2と車体フレーム4とを着
脱自在に結合するようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】上記の説明から明らかなように、本発明
によれば、消火活動範囲の制約を受けないようにするこ
とができると共に、より迅速且つ簡単な消火活動を行う
ことができるという効果が得られる。
によれば、消火活動範囲の制約を受けないようにするこ
とができると共に、より迅速且つ簡単な消火活動を行う
ことができるという効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態の一例である消火装置付自
動二輪車を説明するための概略平面図である。
動二輪車を説明するための概略平面図である。
【図2】図1の矢印A方向から見た概略図である。
【図3】前輪部をハンドルと共に車体フレームから取り
外した状態を示す概略図である。
外した状態を示す概略図である。
【図4】図3の矢印B方向から見た概略図である。
1…消火装置付自動二輪車 2…前輪部 3…ハンドル 4…車体フレーム 5…前輪支持シャフト 6…インパルス消火装置 7…液体タンク 8…インパルス銃 9…空気ボンベ(ガスボンベ) 10…接続用ホース
Claims (1)
- 【請求項1】 前輪部をハンドルと共に車体フレームに
対して着脱自在に取り付け、前輪部の前輪支持シャフト
にガスボンベ、インパルス銃、液体タンク及び接続用ホ
ースを備えたインパルス消火装置を着脱自在に取り付け
たことを特徴とする消火装置付自動二輪車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37566399A JP2001187163A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 消火装置付自動二輪車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37566399A JP2001187163A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 消火装置付自動二輪車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001187163A true JP2001187163A (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=18505862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37566399A Pending JP2001187163A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 消火装置付自動二輪車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001187163A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056403A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池車両 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37566399A patent/JP2001187163A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006056403A (ja) * | 2004-08-20 | 2006-03-02 | Honda Motor Co Ltd | 燃料電池車両 |
JP4583836B2 (ja) * | 2004-08-20 | 2010-11-17 | 本田技研工業株式会社 | 燃料電池車両 |
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