JP2001187146A - 目覚まし時計 - Google Patents

目覚まし時計

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JP2001187146A
JP2001187146A JP37472999A JP37472999A JP2001187146A JP 2001187146 A JP2001187146 A JP 2001187146A JP 37472999 A JP37472999 A JP 37472999A JP 37472999 A JP37472999 A JP 37472999A JP 2001187146 A JP2001187146 A JP 2001187146A
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Japan
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time
melody
wake
alarm
wave
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JP37472999A
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English (en)
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Masateru Egashira
雅輝 江頭
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 α波誘導メロディを寝入り時に流すことで、
睡眠導入機能を持たせ、加えて、睡眠の維持機能を持た
せた目覚まし時計の提供。 【解決手段】 起床時刻設定手段11及び目覚まし設定
スイッチ12を有する目覚まし操作部1を備え、目覚ま
し設定スイッチのON状態で起床時刻設定手段による設
定時刻になると報知音が出力するようにした目覚し時計
であって、目覚まし設定スイッチをONすると、α波誘
導メロディが一定時間出力する。加えて、α波誘導メロ
ディの出力がOFFしたのち、起床時刻設定手段による
設定時刻になるまでθ波誘導メロディが一定時間ごとに
一定時間出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目覚まし時計に関
し、特に、α波誘導メロディによる睡眠導入機能を有す
る目覚まし時計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の目覚まし時計は、起床時刻設定手
段及び目覚まし設定スイッチを有する目覚まし操作部を
備え、目覚まし設定スイッチのON状態で起床時刻設定
手段による設定時刻になると報知音が出力するようにな
っている。
【0003】従って、この目覚まし時計では、設定時刻
になると報知音が出力されて、目覚め時間になったこと
を単に報知するだけで、そこには、寝入り時の睡眠導入
機能はない。
【0004】ところで、人がリラックスした状態(瞑想
時)に、脳がα波を多発することは既に知られている事
実である。このα波は、眠っているときと起きていると
きの中間状態のときに多く出現する脳波で、また、瞑想
時にもこのα波がよく出ることが知られている。又、近
年、脳に作用させてα波を誘導させるメロディが注目さ
れ、心をリラックスさせるBGMとして職場や家庭等、
さまざまな場所で流され、又、CDとして市販に供され
ているのを多く見受けるが、このα波誘導メロディを目
覚まし時計に適用したものはない。
【0005】尚、睡眠状態と脳波の関係は、以下のよう
になっている。 α波: 8〜12Hz:瞑想状態 β波: 13〜20Hz:覚醒状態 θ波: 4〜7Hz :睡眠状態 δ波:0.5〜3Hz :深い睡眠
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、α波誘導メ
ロディを寝入り時に流すことで、睡眠導入機能を持たせ
た目覚まし時計を提供することを第1の課題とし、加え
て、睡眠の維持機能を持たせた目覚まし時計を提供する
ことを第2の課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、本発明の目覚まし時計(請求項1)は、起床
時刻設定手段及び目覚まし設定スイッチを有する目覚ま
し操作部を備え、目覚まし設定スイッチのON状態で起
床時刻設定手段による設定時刻になると報知音が出力す
るようにした目覚まし時計であって、目覚まし設定スイ
ッチをONすると、タイマ制御によってα波誘導メロデ
ィが一定時間出力するように構成した。
【0008】この目覚まし時計では、就寝に際し、起床
予定時刻を起床時刻設定手段によって設定し、目覚まし
設定スイッチをONにして就寝することになる。そし
て、この目覚まし設定スイッチのONと同時にタイマ制
御によってα波誘導メロディが一定時間(例えば15分
間)出力される。これにより、寝入り時にα波誘導メロ
ディが一定時間(15分間)流れ、この間に眠気を誘発
して睡眠状態へと導くことができる。
【0009】尚、α波誘導メロディとしては、例えば、
以下に列挙したもの等がある。 組曲(グランド・キャニオン)日の出(グローフエ) バレエ組曲(くるみ割り人形)作品71α:花のワル
ツ:(チャイコフスキー) 協奏曲(四季)春−第1楽章(ヴィヴァルディ) 交響詩(ローマの噴水)夜明けのジュリア谷の噴水(レ
スピーギ) 組曲(王宮の花火の音楽)−歓喜(ヘンデル) 交響詩(海)海の夜明けより真昼まで(ドビュッシー) バレエ組曲(パリの喜び)第14番(オッフェンバッ
ク) 歌劇(ファウスト)よりバレエ音楽第6番(グノー) (水上の音楽)ニ長調:プレリュード:(ヘンデル) 劇音楽(ペール・ギュント)朝(グリーグ) (小組曲)小舟にて(ドビュッシー) 交響曲第6番ニ短調作品104より第3楽章(シベリウ
ス) 第2組曲(ダフニスとクローエ)全員の踊り(ラヴェ
ル) ヴァイオリン・ソナタ作品第1番・アンダンテ(ヘンデ
ル) その他、波の音、川のせせらぎ、小鳥のさえずり、雨音
等もα波誘導メロディに含まれる。
【0010】又、起床時刻設定手段によって設定した設
定時刻になると、報知音が出力して、起床予定時刻にな
ったことを知らせるのは通常の目覚まし時計と同様であ
る。
【0011】又、上記第2の課題を解決するために、本
発明の目覚まし時計(請求項2)は、前記した目覚まし
時計において、α波誘導メロディの出力がOFFしたの
ち、起床時刻設定手段による設定時刻になるまでθ波誘
導メロディが一定時間ごとに一定時間出力するように構
成した。
【0012】この目覚まし時計では、前記α波誘導メロ
ディの出力がOFFしたのち、一定時間(例えば90分
間)を経過するごとにθ波誘導メロディが一定時間(例
えば5分間)出力されるもので、これは起床時刻設定手
段による設定時刻になるまで繰り返される。
【0013】一般に、睡眠は、眠りが浅い状態(レム睡
眠)と、眠りが安定した状態(ノンレム睡眠)を一定周
期(90分周期)で繰り返すといわれている。これに対
応して、α波誘導メロディによる睡眠導入後、90分経
過してレム睡眠状態になると、θ波誘導メロディが流
れ、安定した眠り(ノンレム睡眠)に誘導させて睡眠を
維持させることができる。
【0014】尚、θ波誘導メロディとしては、例えば、
以下に列挙したもの等がある。 ジムノペディ第1番(サティ/ドビュッシー編曲) ジムノペディ第3番(サティ/ドビュッシー編曲) 夜想曲(ドビュッシー) 月の光(ドビュッシー) 夜想曲第2番(フォーレ) 夜想曲第4番(フォーレ) 《ドリー》〜子守歌(フォーレ) パヴァーヌ(フォーレ) 《マ・メール・ロア》〜眠りの森の美女パヴァーヌ(ラ
ヴェル) フォーレの名による子守歌(ラヴェル) 白鳥(サン=サースン) 交響曲第3番《オルガン》〜ポコ・アダージョ(サン=
サースン)
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の目覚まし時計の実
施の1形態を示すブロック図、図2は目覚まし機能の流
れを示すタイムチャート図である。
【0016】図において、1は目覚まし操作部で、起床
予定時刻を設定する起床時刻設定手段11と、その起床
時刻設定手段11による設定時刻を確定すると共に、目
覚まし機能を作動させる目覚まし設定スイッチ12を有
している。尚、この目覚まし設定スイッチ12をOFF
にすると、以下で説明する目覚まし機能はキャンセルさ
れる。
【0017】この目覚まし設定スイッチ12に接続して
タイマ制御部2が設けられている。このタイマ制御部2
には、主タイマ20と、第1タイマ21と、第2タイマ
22が設けられ、主タイマ20及び第1タイマ21は目
覚まし設定スイッチのONによって起動し、また、第2
タイマ22は第1タイマ21のOFFによって起動する
ようになっている。
【0018】主タイマ20は、報知音をデータとして記
録した主記録部30に接続され、起床時刻設定手段11
による設定時刻になると、主記録部30からデータを出
力させる。そして、この主記録部30からのデータは出
力回路4を介して報知音として外部に流され、起床予定
時間になったことを知らせる。尚、出力回路4には、ボ
リュウム調整手段41が設けられ、任意の音量に調節可
能になっている。
【0019】第1タイマ21は、α波誘導メロディをデ
ータとして記録した第1記録部31に接続され、目覚ま
し設定スイッチ12のONと同時に第1記録部31から
データを出力させる。そして、この第1記録部31から
のデータは出力回路4を介してα波誘導メロディとして
外部に流される。又、目覚まし設定スイッチ12のON
から一定時間(15分間)を経過すると、第1記録部3
1からのデータの出力を停止し、以後はその停止状態を
維持する。従って、寝入り時にα波誘導メロディが一定
時間(15分間)流れ、この間に眠気を誘発して睡眠状
態へと導くことができる。
【0020】第2タイマ22は、θ波誘導メロディをデ
ータとして記録した第2記録部32に接続され、前記し
た第1タイマ21がOFFしたのち起動して、第2記録
部32からデータを一定時間ごと(90分ごと)に一定
時間(5分間)出力させる。そして、この第2記録部3
2からのデータは出力回路4を介してθ波誘導メロディ
として外部に流される。又、この第2記録部32からの
データの出力は、起床時刻設定手段11による設定時刻
になるまで繰返し行なわれるもので、従って、α波誘導
メロディによる睡眠導入後、一定時間(90分)経過し
てレム睡眠状態になると、θ波誘導メロディが流れ、安
定した眠り(ノンレム睡眠)に誘導させて睡眠を維持さ
せることができる。
【0021】尚、この第2タイマ22は、目覚まし設定
スイッチ12のONと同時に起動させるようにしてもよ
い。この場合には、第1タイマ21によるα波誘導メロ
ディの出力時間をあらかじめ計算に入れて最初にθ波誘
導メロディを流すまでの時間を設定し(例えば、15分
+90分)、以後は起床時刻設定手段11による設定時
刻になるまで一定時間ごと(90分ごと)に一定時間
(5分間)出力させるようにする。
【0022】以上、本発明の実施の形態を図面により説
明してきたが、具体的な構成はこれに限定されるもので
はなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があ
っても本発明に含まれる。例えば、目覚まし時計として
の時刻表示手段、又、起床時刻設定手段や各タイマ制御
は、アナログ式又はデジタル式のいずれであっても、本
発明の構成を適用できる。又、報知音は、必ずしもデー
タとして記録しておく必要はなく、機械作動によるベル
等を用いることは任意であり、この場合、設定時刻にな
るとベル等が作動するようにしておけばよい。要する
に、本発明の目覚まし時計は、目覚まし設定スイッチを
ONすると、タイマ制御によってα波誘導メロディ、θ
波誘導メロディが出力する機能を有するもので、これ以
外の構成は、アナログ式であれ、デジタル式であれ、既
存の目覚まし時計と同様の機能を備えることができる。
【0023】
【発明の効果】以上、説明してきたように本発明の目覚
まし時計(請求項1)にあっては、寝入り時にα波誘導
メロディが一定時間流れるようにしたため、この間に眠
気を誘発して睡眠状態へと導くことができる。
【0024】又、本発明の目覚まし時計(請求項2)に
あっては、α波誘導メロディの出力がOFFしたのち、
θ波誘導メロディが一定時間ごとに一定時間流れるよう
にしたため、安定した眠り(ノンレム睡眠)に誘導させ
て睡眠を維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の目覚まし時計の実施の1形態を示すブ
ロック図である。
【図2】目覚まし機能の流れを示すタイムチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 目覚まし操作部 11 起床時刻設定手段 12 目覚まし設定スイッチ 2 タイマ制御部 20 主タイマ 21 第1タイマ 22 第2タイマ 30 主記録部 31 第1記録部 32 第2記録部 4 出力回路 41 ボリュウム調整手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起床時刻設定手段及び目覚まし設定スイ
    ッチを有する目覚まし操作部を備え、目覚まし設定スイ
    ッチのON状態で起床時刻設定手段による設定時刻にな
    ると報知音が出力するようにした目覚まし時計であっ
    て、 目覚まし設定スイッチをONすると、タイマ制御によっ
    てα波誘導メロディが一定時間出力するようにしたこと
    を特徴とする目覚まし時計。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の目覚まし時計において、
    α波誘導メロディの出力がOFFしたのち、起床時刻設
    定手段による設定時刻になるまでθ波誘導メロディが一
    定時間ごとに一定時間出力するようにした目覚まし時
    計。
JP37472999A 1999-12-28 1999-12-28 目覚まし時計 Pending JP2001187146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014083657A1 (ja) * 2012-11-29 2014-06-05 トヨタ自動車株式会社 睡眠制御装置及び睡眠制御方法

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