JP2001186909A - ベルト装置 - Google Patents

ベルト装置

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JP2001186909A
JP2001186909A JP37417899A JP37417899A JP2001186909A JP 2001186909 A JP2001186909 A JP 2001186909A JP 37417899 A JP37417899 A JP 37417899A JP 37417899 A JP37417899 A JP 37417899A JP 2001186909 A JP2001186909 A JP 2001186909A
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insert
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hole
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JP37417899A
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English (en)
Inventor
Seiji Nakanishi
清二 中西
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ローコストで金属と成型品との対比でデザイ
ン的にも美しいベルト装置を提供する。 【解決手段】 たとえばポリウレタン樹脂のような可撓
性に富んだ材料で形成されたベルト部材9のベルト9h
に、ベルト部分より長さが短く、かつ幅が狭い薄い可撓
性の、たとえばステンレススチール製の金属板でできた
飾り板9−1をインサート成形する。飾り板9−1には
それぞれ複数の第1の貫通孔9−3,第2の貫通孔9−
4があけられており、樹脂は第1の貫通孔上とその周辺
に9−5のように、また第2の貫通孔9−4の上下と飾
り板9−の周辺部を覆うように一体にインサート成形さ
れ、表面においてインサート部分の模様が表れ、また腕
に付けるなどで屈曲されてもベルト部9hと飾り板9−
1とが離脱することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時計や小型の電子
機器等を腕などに抱持装着するためのベルト装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、時計等を腕に装着抱持させるベル
ト装置は、革製か、金属片を関節部で多数連結して腕の
曲線になじむようにしたものか、またはポリウレタン樹
脂等の柔軟な合成樹脂を用いたもののいずれかの形態の
ものが殆どであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなベルトによ
って腕に装着する機器は、長い間ほとんど時計だけであ
ったが、近年電子機器の集積回路化によって小型化され
るに伴い、時計以外の、たとえば計算機とか、音声再生
機なども腕に装着できるようになってきた。
【0004】ところでベルト装置の素材について考察す
ると、革は高級感があるが、汗で汚れやすく、スポーテ
ィな感覚がない。金属製のものは高級感があるが、腕に
なじむようにするには構造的に複雑となり、コストが高
くなる。また合成樹脂製のものは汗や汚れに強く、スポ
ーティな感覚があるが、高級感に欠けるといった不満が
あった。
【0005】本発明は合成樹脂を主体としつつ低コスト
ながら金属の輝きと合成樹脂の形状の相乗効果でデザイ
ン効果も高められるベルト装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明のベルト装置は、全体としては柔軟な樹脂材
料で成形されたベルト本体にベルト本体の幅より小さく
かつ長さが短い弾性変形自在な金属板をその外周縁と貫
通孔およびその周縁を樹脂材料でインサート成形したも
のである。
【0007】さらに詳しくは本発明の請求項1記載のベ
ルト装置の構成は、腕等に装着する湾曲自在なベルトで
あって、全体としては柔軟な樹脂材料で成形されたベル
ト本体と、このベルト本体にインサート成形された弾性
変形自在な金属板とを有し、前記金属板は、少なくとも
前記ベルト本体の幅より小さくかつ長さを短く形成する
と共に、複数の貫通孔を形成し、前記ベルト本体は、前
記金属板の外周縁と貫通孔およびその周縁を樹脂材料で
インサート成形し、当該インサート成形部以外の金属板
の外表面は露出させた構成としたことを特徴とするもの
である。
【0008】この構成によって、インサート成形部以外
の金属板の外表面が露出して、飾り板の金属光沢とイン
サート部分の材料の形と色との対比でデザイン的にも美
しく、また可撓性のある金属製の飾り板は、樹脂材料と
もよくなじみ、屈曲しても飾り板が成型品と離脱するこ
となくベルト材料として望まれる特性を発揮するように
作用する。
【0009】また本発明の請求項2の構成は、請求項1
記載の構成において、金属板は全体にわたり形成した第
1の貫通孔の他に、外周縁近傍に複数の第2の貫通孔を
形成し、前記外周縁の第2の貫通孔は外周縁から覆うよ
うにインサートし、前記第1の貫通孔は貫通孔およびそ
の周縁をインサートするように構成したことを特徴とす
る。
【0010】この構成によって、周辺部で第2の貫通孔
を介してインサート材料と金属板同士がより強固に結合
するため、上記の作用がさらに高められることとなる。
【0011】また本発明の請求項3の構成は、請求項1
又は2記載の構成において、ベルト本体を構成する柔軟
な樹脂材料は、ポリウレタン樹脂であることを特徴とす
るものである。
【0012】この構成により、ベルトが腕に良くなじ
み、また外部からの衝撃に対して装着した機器や腕に対
する緩衝作用もある。
【0013】また本発明の請求項4の構成は、請求項1
〜3のいずれかに記載の構成において、金属板は、ステ
ンレススチール材であることを特徴とするものである。
【0014】さらに本発明の請求項5の構成は、請求項
1〜4のいずれかに記載の構成において、金属板には、
その表面に印刷、染色、蒸着等の方法で着色するか、ま
たはワイヤブラシ加工、エッチング加工やプレス加工に
よる模様を施したことを特徴とするものである。
【0015】上記請求項4,5の構成によって、樹脂材
料と共に屈曲しやすく腕になじみ、ステンレススチール
の金属の輝きや、あるいはそれに着色、または模様加工
したことによって樹脂材料との対比が鮮明になり、デザ
イン効果も高まるように作用する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態につい
て、音声再生を目的とする半導体メモリプレーヤを保持
して腕に抱持させる場合を例として説明する。まず図1
から図4を用いてその構造を説明する。図1は本発明の
一実施形態におけるベルト部材の構成を示す図面で
(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は背面図であ
る。図2は同じくベルト部材のインサート成形部分を示
す要部拡大図で(a)は平面図、(b)は図(a)にお
けるA−A断面図、(c)は図(a)におけるB−B断
面図である。図3は本体部の外観図で、(a)は平面
図、(b)は挿入部側の側面図、(c)は図(a)を左
方より見た側面図である。図4は同じく半導体メモリプ
レーヤを腕などに取り付けた状態の外観図である。
【0017】図1において、ベルト部材9は、たとえば
ポリウレタン樹脂のような可撓性に富んだ材料で形成さ
れ、背面にベルト部材側係止部9a,9b、突起9c、
9d、を有し中央に本体当接部9e、透明な窓9f、ボ
タン9k、9m、9nを有し、両側にベルト部9g、9
hを一体に備える。一方のベルト部9hの端部には中央
に一列に複数の孔9jがあり、他方のベルト部9gの端
部にはベルト止め金具10が取り付けられている。可撓
性のある薄いステンレススチール製の飾り板9−1,9
−2がそれぞれベルト部9h、9gにインサート成形で
一体に形成されていて、飾り板9−1,9−2はそれぞ
れのベルト部の全長より長さが短く、またそれぞれのベ
ルト部の幅より小さくしてある。
【0018】裏面押当部材8は、たとえばポリウレタン
樹脂のような可撓性に富んだ材料で形成され、それから
凸出した押当部材側係合部8a,8bによってベルト部
材9のベルト部材側係止部9a,9bに挿入されて係止
されるようになっている。
【0019】図2を用いて飾り板9−1,9−2の構成
について詳細に説明する。2枚の飾り板9−1,9−2
は、この場合同じ部品を左右対称に用いているので、一
方のみ説明する。必要により左右非対称にする場合でも
基本的な構成は同様である。断面A−Aにおいてベルト
部9hの飾り板9−1には複数(この場合3列)の第1
の貫通孔9−3が設けられており、また飾り板9−1の
周辺部には複数の第2の貫通孔9−4が設けられてい
る。そして金型の形状によって、図2(b)のA−A断
面示すように、第1の貫通孔9−3の部分においては表
面側上部および周辺に合成樹脂が回るように、また第2
の貫通孔9−4の部分においては表面側および裏面側の
上下両側とその周辺を飾り板9−1の外周縁から覆うよ
うにインサート成型を行い、飾り板9−1の表面側には
独立したインサート成型部9−5を形成し、このインサ
ート成型した部分以外は非インサート成型部9−6とし
て飾り板9−1の表面側が見えるようになっている。飾
り板9−1の裏面側はこの断面においては全面的にイン
サートされている。
【0020】断面B−Bにおいては、第1の貫通孔9−
3は存在せず、第2の貫通孔9−4のみであり、この第
2の貫通孔9−4の表面側および裏面側の上下両側とそ
の周辺を、外周縁から覆うようにインサート成型を行
い、表面側は非インサート成型部9−7、裏面側は非イ
ンサート成型部9−8として、飾り板9−1の表面と裏
面がそれぞれ見えるようになっている。この見えている
部分が表面側では角が取れた略四辺形の3列の成型物の
模様となり、裏面側では一列の略長四辺形の溝9−9
(図1参照)となって見える。
【0021】このように形成することによって第1の貫
通孔の配列と、その周辺のインサート部分の金型形状に
より、飾り板9−1の金属光沢とインサート部分の材料
の形と色との対比でデザイン的にも美しく、またステン
レススチ−ル製の飾り板は可撓性があり、樹脂材料とも
よくなじみ、かつ飾り板の周辺部分と第1、第2の貫通
孔および周辺が樹脂材料で覆われ、特に第2の貫通孔に
よって周辺部の結合が強固になるため、屈曲しても飾り
板が成型品と離脱することなくベルト材料として望まれ
る特性を発揮するものである。さらにステンレススチー
ル板表面に印刷、染色、蒸着等の方法で着色するか、ま
たはワイヤブラシ加工、エッチング加工やプレス加工に
よる模様を入れる等の加工をしておくことによって上記
の効果を高めることもできる。
【0022】図3において、本体部1は側面1aに挿入
部2を有し、この挿入部2には後で説明する端子部を持
った半導体メモリカード3を挿入し、半導体メモリカー
ド3の端子部は後で説明する本体部1内部のコネクタと
接続される。本体部1の広い上面1bには、プレーヤの
動作状態を表示する表示部4が配置され、プレーヤに操
作を指示する操作部5には再生と再生停止のためのボタ
ン5a、曲送りのためのボタン5b、曲戻しのためのボ
タン5c、側面1aに音量調整や切り換え選択のための
ボタン5d、5eを備えている。また反対側の側面1c
にはプレーヤの基本的な動作切り換えを行う切り換えス
イッチつまみ6、ヘッドホンを接続するジャック7、電
池ケースの蓋1dを設けている。
【0023】これらの構成を持った本体部1のベルト部
材への保持方法を説明すると、図4に示すように、裏面
押当部材8で背面から支えられ、裏面押当部材8から凸
出した押当部材側係合部8a,8bによってベルト部材
9のベルト部材側係止部9a,9bに挿入されて係止さ
れ、本体部1の外形の凹部1e,1fに沿った突起9
c、9dによって左右方向を規制され、裏面押当部材8
の周辺の4個の突起8cによって向こう側および手前側
を規制されて本体部1はベルト部材9の本体当接部9e
に保持され、プレーヤ本体に装着の際に、位置決めを行
いやすく、その取付が容易になる。ポリウレタン樹脂を
用いることによって腕などに保持する際に緩衝材として
機能し、衝撃を吸収することができる。このように裏面
押し当て部材8とベルト部材9とで本体1を離脱しない
ように保持する部分を本体保持部とする。位置規制の方
法は上記に限定されずどのような方法でもよい。裏面押
当部材8やベルト部材9はポリウレタン樹脂に限らず可
撓性のあるプラスチック材料から選定することが可能で
ある。また裏面押し当て部材8の裏面には図1(c)の
ように複数の溝8dを形成しておけば汗をかいたときで
も肌に密着せずに気持ちがよい。
【0024】本体部1を保持した状態で、図1のように
ベルト部材9の本体当接部9eにおける本体部1の表示
部4に対応する位置にある透明な窓9fにより、本体部
1がベルト部材9に保持されたまま支障なく表示部4が
可視できるようになっている。またボタン9k、9m、
9nは弾性変形可能であり、本体の操作部5のボタン5
a、5b、5cに対応した位置に設けられていて、本体
部1を装着したときにこれらのボタンを押すと、対応す
る本体のボタンが押されるように作用する。これらのボ
タンや窓9fの部分はくりぬいておいて、本体部5のボ
タンを直接押したり、また表示部を直接見えるようにし
ても差し支えない。ベルト部材9の一方のベルト部9g
の端部にはベルト止め金具10が取り付けられ、ベルト
部材9を腕などに抱持させるときには他方のベルト部9
hの端部から挿入して固定する。
【0025】このベルト止め金具10の詳細を図4の2
点鎖線部分において説明すると、ベルトの長手方向から
見た断面がコの字形の部材10a両側面の2個のピン孔
10bに一方のベルト部9gの端部に装着したピン9i
を嵌入する。このピン9iは細部の図示は省略するが、
時計バンドで一般に使われるもので、両端からスプリン
グで細いピンを弾性的に突出させており、この細いピン
をそれぞれ圧入しながらピン孔10bに内面から嵌入さ
せる。ついで他方のベルト部9hの端部を断面がコの字
形で図の右側に向かって開口した部材10cと同じく断
面がコの字形で部材10cのコの字形部分を左方に向か
った開口で外側から覆う部材10dとの間に挿入し、ベ
ルト部9hの任意の孔9jに突起10eを挿入して部材
10cと部材10dを圧着し、部材10cの両サイドの
孔10fに、部材10dの内方に突出した両サイドの突
起10gを嵌入させてロックする。
【0026】腕に抱持させるときは、部材10hを関節
部10iに対して図の時計回りに、同時に部材10jを
関節部10kに対して反時計回りになるように同時に回
動させ、ベルト部9hを挟んだ部材10c、10dは関
節部10m回りにこれに従って回動して行き、きのこ形
をした突起10nが部材10hの孔10pを通して部材
10aのロック金具10qにロックされて図4の実線の
ように腕に抱持できる。ロック金具10qは図1(c)
のように2個の金具がスプリングにより孔が縮まる方向
に付勢され両端の突起を押すと孔が広がるようになって
いる。ベルト部の長さが不適当な場合は突起10eを挿
入する孔9jの位置を変えて上記の操作を繰り返せばよ
い。この部分は腕時計などで周知の構造であり、この例
示のものに限らず、もっと簡単なものを含めて同等の機
能を果たすものを用いることができる。
【0027】つぎに図5および図6を用いて、電気回路
および半導体メモリに関して説明する。図5は本発明の
一実施例に用いる電気回路の構成を示すブロック図、図
6は同じく半導体メモリの外観を示す斜視図で、(a)
は裏面から見た図、(b)は正面から見た図である。図
5において、本体部1のコネクタ11は半導体メモリカ
ード3の端子部3aと接続して電気的に一体となる。半
導体メモリカード3において端子部3aはメモリ制御部
3bに接続され、メモリ制御部3bは本体部1からの要
求に基づき半導体メモリ素子3cからのデータの読み出
しや著作権保護等の制御を行う。コネクタ11はマイク
ロコンピュータ12に接続され、半導体メモリカード3
から得られたデータはここで処理され、圧縮されていた
データを伸長する伸長回路13に入力される。伸長回路
13の出力はD/A変換回路14でディジタル信号をア
ナログ信号に変換され、これを受けた低周波増幅回路1
5でアナログ信号を増幅してヘッドホン端子7に出力す
る。本体部1の動作状態は表示部4で表示し、電源部1
6は本体部1内の各回路や表示部4へ電源を供給する。
入力部17は操作部5のボタン5a〜5eに対する操作
をマイクロコンピュータ12に指示できる信号に変換す
る。
【0028】図6においてメモリカード3はこの実施形
態の一例としてたとえば寸法は幅24×長さ32×厚さ
2.1(mm)という切手大のものを用いる。これで3
2MBの容量のものを用いれば、圧縮率にもよるが数十
分の音声再生も可能である。メモリカード3はメモリカ
ード上本体31とメモリカード下本体32とが合体し、
内部の凹部にメモリ素子3cやメモリ制御部3bを収容
する。メモリカード上本体31の側面には切欠部33が
あり、ここに書込可否設定子34がガイドレール35に
対して摺動可能に嵌着され、図6(a)はたとえば書き
込み防止状態を示すとすれば、これに爪を掛けて矢印A
方向に摺動することによって図6(b)のように書き込
み可能状態にできる。再生専用のメモリであれば図
(a)の状態に固定されたものでよい。長手方向の一端
の端子部3aには端子36が複数個設けられ、その横に
逆挿入防止部37があり、本体部内部の図示しない形状
と係合して表裏逆に挿入しても最後まで挿入できず端子
36と本体部1のコネクタ11とは電気的に接続される
ことはない。メモリカード上本体31の中央部は周辺部
より一段凹んでおり、ラベル貼付部38となっている。
【0029】以上のように構成された半導体メモリプレ
ーヤについて、以下その動作を説明する。まず本体部1
を前述のようにベルト部材9と裏面押当部材8とで保持
する。つぎにベルト止め金具10の操作によってベルト
部材9を腕に抱持させる。ついでカード挿入部2に半導
体メモリカード3を表裏間違えないように挿入する。も
し間違えても逆挿入防止部37と対応する図示しない本
体部からの突出部とが作用して最後まで挿入して接続さ
れることはない。
【0030】そして切り換えスイッチつまみ6をOFF
からNORMALに切り換えると電源が入り、ついでボ
タン5aを押して再生が始まる。そして電源オン、再生
開始の状態や現在再生されている曲番等は表示部4で表
示される。マイクロコンピュータ12はコネクタ11か
ら半導体メモリカード3の端子部3aからメモリ制御部
3bに指示して半導体メモリ素子3c内の必要な番地に
アクセスして、データを取り込み、圧縮伸長回路13へ
送って圧縮されたデータを伸長しD/A変換回路14で
ディジタルデータをアナログデータに変換して、このア
ナログ信号を低周波増幅回路15で増幅してジャック7
に接続したヘッドホンから再生する。
【0031】再生を停止するときはボタン5aを再度押
せばよい。ボタン5bを1回押すと次の曲の頭へ飛び、
さらに1回押すごとに1曲ずつ後の曲の頭へと再生箇所
が移動する。またボタン5cを1回押すと現在再生中の
曲の頭に戻り、さらに1回押すごとに1曲ずつ前の曲の
頭に戻る。電源部16は上記各回路や表示部4の電源を
供給する。音量はボタン5dを1回押すごとに大きくな
り、ボタン5eを1回押すごとに小さくなる。操作部の
個数や操作できる機能は一例であり、必要に応じて変更
できる。つまみ6を「HOLD」にすれば操作部の操作
を受け付けなくなり、無意識に触れたときに意に反した
動作になるのを防ぐ。「MODE」にすれば、ボタン5
d,5eで表示部4から種々のモード、たとえば重低音
モード等を選択して、他の位置へ切り換えることによっ
て決定できる。
【0032】以上のように本実施形態によれば、時計や
電子機器を腕に抱持するベルト装置において、全体とし
ては柔軟な樹脂材料で成形されたベルト部材のベルト部
の幅より小さくかつ長さが短い弾性変形自在な金属製の
飾り板を、その外周縁と貫通孔およびその周縁を樹脂材
料でインサート成形したので、インサート成形部以外の
金属板の外表面が露出して、飾り板の金属光沢とインサ
ート部分の材料の形と色との対比でデザイン的にも美し
く、コスト的にも有利であり、また可撓性のある金属製
の飾り板は、樹脂材料ともよくなじみ、屈曲しても飾り
板が成型品と離脱することなくベルト材料として望まれ
る特性を発揮できることとなる。
【0033】なおこの実施形態では本体保持部がベルト
部材の1部と押当部材という別の部材で構成されている
が、これをベルト部材だけで本体部を保持できるように
構成しても差し支えない。
【0034】また抱持手段によって腕などに取り付ける
としたが、取り付け金具の形を変えて腕に限らず衣服や
持ち物などに取り付けるようにしても差し支えない。
【0035】さらに上記実施形態では本体は音声再生を
目的とする半導体メモリプレーヤであり、これを保持す
るベルト装置として説明したが、これに限るものでな
く、他の電子機器や時計等を保持するベルト装置として
有効なものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明のベルト装置
によれば、全体としては柔軟な樹脂材料で成形されたベ
ルト本体にベルト本体の幅より小さくかつ長さが短い弾
性変形自在な金属板をその外周縁と貫通孔およびその周
縁を樹脂材料でインサート成形したので、インサート成
形部以外の金属板の外表面が露出して、飾り板の金属光
沢とインサート部分の材料の形と色との対比でデザイン
的にも美しく、コスト的にも有利であり、また可撓性の
ある金属製の飾り板は、樹脂材料ともよくなじみ、屈曲
しても飾り板が成型品と離脱することなくベルト材料と
して望まれる特性を発揮する有用なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるベルト部材の構成
を示す図面 (a)平面図 (b)側面図 (c)背面図
【図2】同じくベルト部材のインサート成形部分を示す
要部拡大図 (a)平面図 (b)図(a)におけるA−A断面図 (c)図(a)におけるB−B断面図
【図3】同じく裏面押当部材の構成を示す図面 (a)平面図 (b)側面図
【図4】同じく半導体メモリプレーヤを腕などに取り付
けた状態の外観図
【図5】同じく電気回路の構成を示すブロック図
【図6】同じく半導体メモリの外観を示す斜視図 (a)裏面から見た図 (b)表面から見た図
【符号の説明】
1 本体部 1e,1f 凹部 2 挿入部 3 半導体メモリカード 3a 端子部 3b メモリ制御部 3c 半導体メモリ素子 4 表示部 5 操作部 6 切り換えスイッチつまみ 7 ジャック 8 裏面押当部材 8a,8b 押当部材側係合部 8c 突起 9 ベルト部材 9−1、9−2 飾り板 9−3 第1の貫通孔 9−4 第2の貫通孔 9−5 インサート成形部分 9−6,9−7 飾り板表面 9−8 飾り板裏面 9a,9b ベルト部材側係止部 9c、9d 突起 9e 本体当接部 9f 透明な窓 9g、9h ベルト部 9k、9m、9n ボタン 10 ベルト止め金具 11 コネクタ 12 マイクロコンピュータ 13 伸長回路 14 D/A変換回路 15 低周波増幅回路 16 電源部 17 入力部 36 端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕等に装着する湾曲自在なベルトであっ
    て、全体としては柔軟な樹脂材料で成形されたベルト本
    体と、 このベルト本体にインサート成形された弾性変形自在な
    金属板とを有し、 前記金属板は、少なくとも前記ベルト本体の幅より小さ
    くかつ長さを短く形成すると共に、複数の貫通孔を形成
    し、 前記ベルト本体は、前記金属板の外周縁と貫通孔および
    その周縁を樹脂材料でインサート成形し、 当該インサート成形部以外の金属板の外表面は露出させ
    た構成としたことを特徴とするベルト装置。
  2. 【請求項2】 金属板は、全体にわたり形成した第1の
    貫通孔の他に、外周縁近傍に複数の第2の貫通孔を形成
    し、前記外周縁の第2の貫通孔は外周縁から覆うように
    インサートし、前記第1の貫通孔は貫通孔およびその周
    縁をインサートするように構成したことを特徴とする請
    求項1記載のベルト装置。
  3. 【請求項3】 ベルト本体を構成する柔軟な樹脂材料
    は、ポリウレタン樹脂であることを特徴とする請求項1
    又は2記載のベルト装置。
  4. 【請求項4】 金属板は、ステンレススチール材である
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のベル
    ト装置。
  5. 【請求項5】 金属板には、その表面に印刷、染色、蒸
    着等の方法で着色するか、またはワイヤブラシ加工、エ
    ッチング加工やプレス加工による模様を施したことを特
    徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のベルト装置。
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