JP2001186557A - アンテナ制御装置における通信方法及びその装置 - Google Patents

アンテナ制御装置における通信方法及びその装置

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JP2001186557A
JP2001186557A JP37070099A JP37070099A JP2001186557A JP 2001186557 A JP2001186557 A JP 2001186557A JP 37070099 A JP37070099 A JP 37070099A JP 37070099 A JP37070099 A JP 37070099A JP 2001186557 A JP2001186557 A JP 2001186557A
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Masaru Fujita
勝 藤田
Shiro Murakami
志郎 村上
Shigeru Takeda
繁 武田
Tomohiko Yamaguchi
友彦 山口
Naohide Takahashi
尚秀 高橋
Takeshi Shimada
猛 島田
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IHI Corp
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ANTEN KK
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回線の利用効率に優れ、機能拡張性の高いア
ンテナ制御装置における通信方法及びその装置を提供す
る。 【解決手段】 移動体通信基地局の複数のアンテナの姿
勢を遠隔のホストより制御して通信対象ゾーンを調整す
る際に、各アンテナに設けた制御ユニット1を共通の通
信回線によりホスト2に接続し、ホスト2及び各制御ユ
ニット1は前記制御に用いる情報がホスト2又は各制御
ユニット1の識別情報と共に収容された所定語長のパケ
ットを送受信するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信の基地
局アンテナのための制御装置に係り、特に、回線の利用
効率に優れ、機能拡張性の高いアンテナ制御装置におけ
る通信方法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信は、図12に示されるよう
に、地上を多数のサービスエリア121で区画し、サー
ビスエリア121毎に基地局122を設置し、サービス
エリア121内の移動局123,124は基地局122
に対して通信を行うようになっている。基地局122が
使用するアンテナ装置は、通常、複数のアンテナからな
る。例えば、図13のアンテナ装置は、支柱131の周
囲に鉛直に立てた3つのアンテナ132(132a,1
32b,132c)からなる。各アンテナ132a,1
32b,132cは、それぞれ固有の通信対象ゾーンを
有する(図11(a)参照)。通信対象ゾーンとは、当
該アンテナと移動局との電波送受信が十分可能な領域の
ことであり、その通信対象ゾーン内ではアンテナからの
放射による電界強度が移動局にとって十分な強さとな
る。例えば、各アンテナには約120°の指向性幅を有
するアンテナを用い、これらのアンテナを支柱の周りに
120°ずつずらせ、かつ指向性の中心の方向が支柱か
ら径方向外方に向くよう取り付けることにより、各アン
テナの指向性の中心の方向(以下、単にアンテナの向き
という)を120°間隔として各アンテナによる通信対
象ゾーンが極端に重なることなく、かつ隙間なくサービ
スエリア内を覆うことができる。
【0003】従来、3つのアンテナ132a,132
b,132cの向きの間隔は、例えば120°であり、
固定である。また、アンテナ132a,132b,13
2cは鉛直に起立させて固定されている。移動体通信に
は垂直偏波を使用するので、アンテナ自体にチルト角度
(鉛直に対する傾き)はつけない。以下、アンテナの向
きとチルト角度とを総称してアンテナの姿勢と言う。
【0004】移動体通信では、一般に、アンテナ毎に使
用できるチャンネルが割り当てられている。例えば、1
つのアンテナに5個のチャンネルを割り当てると、3つ
のアンテナを有する基地局は、例えば15個のチャンネ
ルを使用することができる。従って、サービスエリアを
3分割した各通信対象ゾーンでは、それぞれ5台までの
移動局が同時に通信を行うことができる。1つの通信対
象ゾーン内で5台の移動局が通信を行っているときに
は、その通信対象ゾーン内では新たな移動局が通信を行
うことができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アンテナに
よる通信対象ゾーンは、アンテナ自体の持つ指向性だけ
でなく、地形の凹凸・建造物などの周囲状況にも左右さ
れる。従って、各アンテナをアンテナの向きが120°
間隔となるよう取り付けたからといって、サービスエリ
アを整然と3つの通信対象ゾーンに分割できるとは限ら
ない。例えば、障害物を回り込んだり反射した電波を主
として受信する地域がある。この地域での受信感度を確
保するには、放射強度、指向性幅、位相等を変更する
か、偏波角を傾ける。そこで、従来は、アンテナの特性
の調整作業とチルト角度の調整作業とが可能になってい
る。チルト角度の調整作業は、支柱131に対するアン
テナ132の取り付け角度をボルト締めの調節によって
変えることで行われる。チルト角度の調整により、偏波
角を傾けることができる。また、アンテナ特性の調整作
業は、位相調整器と呼ばれる器具を使用してアンテナを
構成する導体の形状や大きさを機構的に変えることで行
われる。アンテナ特性の調整により、アンテナ自体の姿
勢を変えずに、指向性幅、指向性角度、電界強度、偏波
角、位相といったアンテナ特性をある程度まで変えるこ
とができる。ただし、上記したいずれの作業において
も、実際に通信対象ゾーンがどうなっているかを確認し
ながら調整を進める必要がある。このために、電界強度
測定器を用い、サービスエリア内を移動して各所の電界
強度を測定している。
【0006】しかし、これらのアンテナ特性の調整作業
やチルト角度の調整作業は、熟練を要する作業であり、
しかも、アンテナ装置がビルの屋上等に設けられること
から、高所作業となる。また、電界強度の測定は人手と
時間のかかる作業である。従って、頻繁にこのような作
業を行うことは困難である。
【0007】また、従来は、前記した調整を取り付け時
に行うほかは、アンテナの姿勢が固定であり、従って、
通信対象ゾーンも固定となる。前記のように、ある通信
対象ゾーン内で5台の移動局が通信を行っているときに
は、この通信対象ゾーン内では他の移動局が通信を行う
ことができない。ところが、サービスエリアを3分割し
た各通信対象ゾーンにおいて、いつも均等に通信需要が
発生するとは限らない。例えば、サービスエリア内にオ
フィス街や駅が存在する場合、通勤ラッシュ時には駅を
含む通信対象ゾーンの通信需要が高まり、昼間はオフィ
ス街を含む通信対象ゾーンに通信需要が高まる。また、
サービスエリア内に競技場やイベント会場が存在する場
合、その開催日に限って会場を含む通信対象ゾーンの通
信需要が高まる。このようにして通信需要が高まった結
果、アンテナの使用チャンネルが満杯になり、通信がで
きない移動局が多くなる。つまり、基地局では15個の
チャンネルを使用できるにもかかわらず、5個のチャン
ネルが使用されただけで当該サービスエリアにおけるサ
ービスに支障が生じることになる。
【0008】もし、適宜なアクチュエータ等によりアン
テナの特性や姿勢を遠隔操作で調整できれば通信対象ゾ
ーンの調整や臨時変更は容易になる。また、通信需要の
地域的な偏りやゾーン内の電界強度分布が検出できるの
であれば、これらの検出情報を参照してアンテナの調整
を行うアンテナ制御装置が構成可能である。
【0009】しかしながら、複数箇所の基地局を集中管
理しようとする場合、各基地局のアンテナにはそれぞれ
アクチュエータを駆動する制御ユニットを設けることが
必要である。また、一つの基地局内に複数セットのアン
テナがある場合は、同基地局内に複数の制御ユニットが
必要である。一方、各制御ユニットに対して制御情報を
与えるホストは基地局から離れた遠隔制御室に設置する
ことになるなるので、これら複数の制御ユニットとホス
トとの間に通信回線が必要になる。この通信回線のため
に制御ユニットの数だけケーブルを個別に設けるのは経
済的でないので、1本の通信ケーブルでホスト対n(複
数)の制御ユニットの通信を行うことが望まれる。1本
の通信ケーブルでホスト対nの制御ユニットの通信を行
う際に、ホストと制御ユニットとが回線接続(通話)の
状態を維持して情報を交換する通信形態をとると、回線
の利用効率がよくない。
【0010】また、アンテナの制御は姿勢制御だけとは
限らず、電源監視、落雷検出、電界強度検出、温度監視
等の種々の制御内容が考えられる。将来的にこれらの制
御内容も姿勢制御と一緒にホストから行うようにして機
能を拡張するためには、各々の制御ユニットが通信イン
タフェース及び通信プロトコルに互換性を持つことが望
ましい。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、回線の利用効率に優れ、機能拡張性の高いアンテナ
制御装置における通信方法及びその装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の方法は、移動体通信基地局の複数のアンテナ
の姿勢を遠隔のホストより制御して通信対象ゾーン等を
調整する際に、各アンテナに設けた制御ユニットを共通
の通信回線によりホストに接続し、ホスト及び各制御ユ
ニットは前記制御に用いる情報がホスト又は各制御ユニ
ットの識別情報と共に収容された所定語長のパケットを
送受信するようにしたものである。
【0013】ホストは制御対象の制御ユニットの識別情
報を収容したパケットを送信し、各制御ユニットは、パ
ケットに当該制御ユニットの識別情報が収容されていた
場合に、規定時間内にホストへパケットを返信するよう
にしてもよい。
【0014】前記パケットは、ホストが要求している制
御項目を示す制御命令の領域と要求か応答かを示す命令
種別の領域とを有し、前記制御項目に応じてデータ領域
が付加可能であってもよい。
【0015】また、本発明の装置は、移動体通信基地局
の複数のアンテナの姿勢を遠隔のホストより制御して通
信対象ゾーン等を調整するアンテナ制御装置において、
各アンテナに姿勢を制御する制御ユニットをそれぞれ設
け、これら制御ユニットを共通の通信回線によりホスト
に接続し、前記制御に用いる情報がホスト又は各制御ユ
ニットの識別情報と共に収容された所定語長のパケット
を送受信する機能をホスト及び各制御ユニットに持たせ
たものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0017】図1に示されるように、本発明に係る通信
装置は、アンテナを直接制御する複数の制御ユニット1
と、これらの制御ユニット1に対して制御情報を与える
ホスト(上位制御装置)2と、ホスト対各制御ユニット
を連絡する通信手段3とを少なくとも備える。図1の形
態では、3箇所のアンテナ4をそれぞれ姿勢制御する3
つの制御ユニット1と、姿勢制御以外の制御に用いる制
御ユニット1とが、RS−485、RS−422等の規
格による1本の通信ケーブルでマルチドロップ型接続さ
れている。ホスト対各制御ユニットの通信手段3は通信
ケーブルを使用せずに無線で構成してもよい。
【0018】制御ユニット1の個数は図示例に限定され
ず任意である。アンテナ4の設置個数に応じて姿勢制御
用の制御ユニット1の個数を増減すると共に電源状態や
落雷、電界強度、温度等を監視してアンテナの諸特性や
安全装置を制御する種々の制御ユニット1を任意に追加
することができる。ホスト2は、インタフェース変換ユ
ニット5を介して通信手段3に接続されている。インタ
フェース変換ユニット5はホスト2と制御ユニット1と
の間にインタフェース互換性がない場合に挿入するもの
で、互換性があれば省略することができる。6は、必要
なときだけ接続するメンテナンス用装置である。ホスト
2又はメンテナンス用装置6とインタフェース変換ユニ
ット5との間のインタフェースは任意であり、また、経
路の途中に異なる規格の通信形態(例えば、公衆電話回
線)を含んだものでもよい。
【0019】この通信装置で用いる通信プロトコルの規
定は以下のとおりである。
【0020】(1)全ての通信はホスト2がいずれかの
制御ユニット1に要求の電文を送信し、電文で指定され
た制御ユニット1が規定時間内に電文を返信する。この
規定は同一通信回線上における通信の優先順位を与える
もので、まずホスト2が通信を行い、それから指定され
た制御ユニット1が通信を行うことになるから、通信回
線上での電文の衝突が回避される。
【0021】(2)電文は次の4つの項目を満足する。
【0022】電文は、文頭識別文字STX(02h)
などの指定された文字で始まり、文末識別文字ETX
(03h)などの指定された文字で終了するパケット
(又はフレーム)である。
【0023】STX及びETX以外の文字は、ASC
II文字等の指定する文字を使用する。
【0024】パケットの語長は各制御項目別に定める
固定長とする。
【0025】パケットは、ホスト又は各制御ユニット
の識別情報を含む。識別情報は、例えば、一つの制御ユ
ニットに文字「A」「B」「C」…を割り振り、ホスト
には文字「Z」を与える。もちろん、文字列「A1」
「A2」「B1」「B2」…を割り振ることもできる。
【0026】パケットのフォーマット例を図2に示す。
【0027】図2(a)のパケットはホスト2から制御
ユニット1に送信するもので、先頭から順に、STX2
1、発信者識別情報22、受信者識別情報23、制御命
令24、命令種別25、データ26、チェックコード2
7、ETX28となる。発信者識別情報22は、この例
では「Z」とし、受信者識別情報23は「Z」を除く任
意のアルファベットを入れることができる。制御命令2
4は制御項目を示すアルファベットの一文字又は文字列
である。例えば、現在位置確認は「L」「LCT」な
ど、制御要求は「M」「MOV」などとする。これら以
外にも使用されていない文字又は文字列を用いて新規な
制御命令を定義することができる。命令種別25はホス
ト2が発信者のときこの例では「Q」とする。データ2
6の領域を付加するか否か及びその長さは、制御項目や
要求か応答かによって異なる。チェックコード27は、
例えば、BCC(H),BCC(L)の2語からなる。
【0028】図2(b)のパケットは制御ユニット1か
らホスト2に送信するもので、先頭から順に、STX2
1、発信者識別情報22、受信者識別情報23、制御命
令24、命令種別25、データ26、チェックコード2
7、ETX28となる。発信者識別情報22は「Z」を
除く任意のアルファベットを入れることができ、受信者
識別情報23はこの例では「Z」である。制御命令24
はホスト2が送信したものに対応する。命令種別25は
制御ユニット1が発信者のときこの例では「A」とす
る。データ26の領域を付加するか否か及びその長さ
は、制御項目や要求か応答かによって異なる。
【0029】パケットを用いたコマンド例を図3、図4
に示す。
【0030】図3(a)のパケットはホスト2から制御
ユニット1に送信するLコマンド(現在位置確認コマン
ド)を表しており、データ領域は付加されない。このコ
マンドは、制御ユニット1で検出している制御情報をホ
スト2に送るよう要求するものである。図3(b)のパ
ケットは制御ユニット1からホスト2に送信するLコマ
ンドを表しており、数値によるデータ領域26aが3
個、ステータスやコードのデータ領域26bが適宜個数
付加されている。このコマンドは、ホストの要求に応え
て制御情報を返すものである。数値データは、例えば、
プリセット角度を除いたチルト角現在値(3バイト)、
プリセット角度(4バイト)、チルト角可変範囲(2バ
イト)である。ステータスは、例えば、アクチュエータ
の停止中、動作完了、動作中、エラー発生、センサ未接
続等を1バイトで表す。コードは例えば、エラー内容を
示すエラーコード(2種類各1バイト)である。
【0031】図4(a)のパケットはホスト2から制御
ユニット1に送信するMコマンド(制御要求コマンド)
を表しており、数値によるデータ領域26aが1個付加
されている。このコマンドは、例えば、チルト角変更の
動作を実行するよう要求するものである。数値データ
は、例えば、プリセット角度を除いたチルト角目標値
(3バイト)である。図4(b)のパケットは制御ユニ
ット1からホスト2に送信するMコマンドを表してお
り、データ領域は付加されない。このコマンドは、ホス
ト2からの要求を受理したことの確認を返すものであ
る。
【0032】ホスト2がパケットを作成する手順の一例
を説明する。
【0033】図3(a)のLコマンドのパケットを作成
する際は、図5に示されるように、パケット内の配列の
先頭から順次、内容を決定していく。まず、先頭はST
X21とする。次に、発信者識別情報22は、ホスト2
を示す「Z」とする。受信者識別情報23は、現在のチ
ルト角を知りたい対象(要求相手)であるアンテナ4
(制御ユニット1)の識別情報「A」「B」「C」…を
選ぶ。制御命令24は、Lコマンドであるから「L」と
する。命令種別25は、ホスト2が発信者なので「Q」
とする。データ26はないので、以上の配列からBCC
を計算し、その上位桁と下位桁とをチェックコード27
とする。末尾にはETX28を付ける。これにより、配
列(0)〜配列(7)までのパケット作成が完了する。
その際、送信バイト数を計算しておく。
【0034】図4(a)のMコマンドのパケットを作成
する際は、図6に示されるように、パケット内の配列の
先頭から順次、内容を決定していく。まず、先頭はST
X21とする。次に、発信者識別情報22は、ホスト2
を示す「Z」とする。受信者識別情報23は、チルト角
を変更させたい対象(要求相手)であるアンテナ4(制
御ユニット1)の識別情報「A」「B」「C」…を選
ぶ。制御命令24は、Mコマンドであるから「M」とす
る。命令種別25は、ホスト2が発信者なので「Q」と
する。次に、チルト角変更動作のための目標値を符号、
整数部、少数部の3バイトからなる数値データに変換し
てデータ26の領域に格納する。以上の配列からBCC
を計算し、その上位桁と下位桁とをチェックコード27
とする。末尾にはETX28を付ける。これにより、配
列(0)〜配列(10)までのパケット作成が完了す
る。その際、送信バイト数を計算しておく。
【0035】以上の装置構成及び通信プロトコルを持つ
通信装置がアンテナの姿勢制御に際して行う通信の動作
を図7により説明する。
【0036】まず、ホストが制御ユニットAに対して現
在位置確認、チルト角変更等を要求するパケットを送信
する。制御ユニットAは要求に対応する処理を実行し、
ホストへ返信のパケットを送信する。次に、ホストは別
の制御ユニットBに対して要求のパケットを送信する。
こんどは制御ユニットBが処理を実行して返信のパケッ
トを送信することになる。以下、同様にホストが要求の
パケットを送信すると、識別情報で指定された制御ユニ
ットが制御命令で指定された処理を実行し、返信のパケ
ットを送信する。
【0037】このように、本発明ではホスト2対各制御
ユニット1の通信がパケットで行われるので、制御ユニ
ット1が処理を実行している間は回線を不使用とするこ
とができる。従って、ホスト2と各制御ユニット1との
間に公衆電話回線を含んでいる場合などに通話時間を短
縮させることができる。また、複数の制御ユニット1が
同時にパケットを送信することがないので衝突は回避さ
れる。
【0038】さらに本発明では、姿勢制御用の制御ユニ
ット1の個数が任意に増減できることはもとより、電源
状態や落雷、電界強度、温度等を監視してアンテナの諸
特性や安全装置を制御する機能を追加したい場合には、
インタフェース互換性があり共通の通信プロトコルを備
えた制御ユニット1を追加接続し、種々の制御命令24
を定義することで容易に拡張機能の追加ができる。
【0039】本発明の通信方法を採用したアンテナ制御
装置の具体的構成を図8に示す。アンテナ制御装置のホ
スト2は、サービスエリア内の通信需要に応じて基地局
Tのアンテナ4(4a,4b,4c)の姿勢(アンテナ
の向き及びチルト角度の両方又はいずれか一方)を決定
するアンテナ姿勢決定機能と、基地局Tに対しアンテナ
姿勢の制御情報を通信する通信機能とを備える。ホスト
2は、パソコン等で実現でき、アンテナ姿勢決定機能や
通信機能を実現するソフトウェアがフロッピーディスク
等の媒体で提供される。ホスト2は、電話回線Pを介し
て通信するために、モデム81、RS232C機器(図
示せず)等を備える。電話回線Pは、在来の電話回線に
限らず、携帯・衛星・ISDNを使用してもよい。この
ようなホスト2が、基地局Tから遠く離れた遠隔制御室
Sに設置され、例えば、255局の基地局Tのアンテナ
4を管理することができる。
【0040】ホスト2は、アンテナの姿勢に対応する通
信対象ゾーンを予め記憶した姿勢ゾーン対応メモリと、
サービスエリア内の人口流動の情報から通信需要の偏り
を判定する通信需要判定機能と、サービスエリア内の通
信需要の高い地域が通信対象ゾーンに入るよう姿勢ゾー
ン対応メモリを参照してアンテナの姿勢を決定するアン
テナ姿勢決定機能とを有する。アンテナの姿勢に対応す
る通信対象ゾーンは、後述する姿勢調整機構によってア
ンテナの姿勢を変更しながら、電界強度測定器や後述す
る電波検出手段或いは電波監理局が提供する測定情報等
により各所における実際の測定値を得て調べておく。一
方、サービスエリア内の人口流動の情報は、予め統計調
査を行い、サービスエリア内を適宜に区画した地域毎の
人口を季節、日付、曜日、時間帯といった定期的に繰り
返される条件及びイベント開催、競技開催といった不定
期的な条件と共に、例えばデータベース化しておく。
【0041】ホスト2は、各アンテナに内蔵されている
位相調整器(図示せず)の制御内容を決定し、その制御
情報を位相調整器に送信することもできる。
【0042】一方、基地局Tには、ホスト2との通信を
仲介するインタフェース変換ユニット5と、アンテナの
姿勢を機構的に調整するべく屋上等に設置された姿勢調
整機構と、この姿勢調整機構を直接的に制御する制御ユ
ニット1とが設けられる。インタフェース変換ユニット
5は、電話回線Pに対してはモデム81を介して接続さ
れる。インタフェース変換ユニット5と制御ユニット7
との間ではRS485、RS422或いはその他の省配
線通信等による通信が行われる。また、インタフェース
変換ユニット5は商用電源を直流安定化するなどして制
御ユニット1及び姿勢調整機構の制御用及び動力用電源
を供給するようになっている。1つの制御ユニット1
は、例えば、3つのアンテナ4a,4b,4cの姿勢調
整機構を個別に制御することができ、1つのインタフェ
ース変換ユニット5には、例えば4台の制御ユニット1
を接続することができる。また、1つの基地局Tのイン
タフェース変換ユニット5に対して、近隣の複数の基地
局Tの制御ユニット1を接続することもできる。また、
基地局Tにも遠隔制御室のパソコンと同等のパソコンを
設置することができる。
【0043】姿勢調整機構は、図9(a)に示されるよ
うに、支柱91の周囲に120°間隔で設けたステー9
2に対しアンテナ4の一側に取り付けた鉛直軸93を回
動自在に支持させ、この鉛直軸93の周りにアンテナ4
を回動させる首振りアクチュエータ94を設け、その回
動角度(アンテナの向き)を検出する回動角度センサ
(図示せず)を設けたものである。また、姿勢調整機構
は、図9(b)に示されるように、支柱91の上部を伸
縮機構95で支持し、支柱91の下部を軸承部96で支
持し、伸縮機構95を伸縮させてアンテナを傾転させる
傾転アクチュエータ97を設け、その傾転角度を検出す
るチルト角度センサ(図示せず)を設けたものでもよ
い。回動と傾転との両方の機構を併設してもよい。
【0044】制御ユニット1は、図10に示されるよう
に、各アクチュエータ用のモータ101を駆動する駆動
インタフェース102と、各センサ103の入力インタ
フェース104と、センサ入力が所望の角度となるよう
アクチュエータを制御するCPU105とからなる。C
PU105には1チップCPU又はCPUチップ+周辺
チップを使用する。106はインタフェース変換ユニッ
ト5からの直流電源をCPU用の電圧に安定化するコン
バータ、107はRS485等のバッファ、108はフ
ォトカプラ等のアイソレータ、109はプリセット角度
設定器などである。
【0045】なお、アクチュエータには、ステッピング
モータ、直流モータ、油圧シリンダ等を使用することが
できる。また、センサには、ポテンショメータ、ロータ
リエンコーダ等を使用することができる。
【0046】また、基地局Tの各アンテナには位相調整
器(図示せず)が内蔵されている。位相調整器は、アン
テナを構成する導体の形状や大きさを機構的に変えるた
めのモータと、そのモータ回転角を検出する回転角セン
サとからなる。位相調整器は、姿勢調整機構と同様に、
遠隔制御室Sのホスト2から得た制御情報に基づき制御
ユニット1によって制御される。
【0047】次に、アンテナ制御装置の動作を説明す
る。
【0048】ホスト2は、内蔵している時計により現在
時刻を知り、管理している各々の基地局について、前記
のデータベースから現在の定期的・不定期的な条件にお
ける現在の地域毎の人口を推測し、これより現在の通信
需要の偏りを判定し、通信需要の高い地域を求める。こ
の通信需要の高い地域が通信対象ゾーンに入るよう姿勢
ゾーン対応メモリを参照してアンテナの姿勢を決定す
る。そして、電話回線を介し、前記決定したアンテナ姿
勢(又は姿勢を変更するための制御量)を各基地局に通
知する。ここでは、説明を簡単にするため、アンテナの
向きのみが通知されるものとする。
【0049】基地局Tでは、各アンテナの初期の姿勢と
して、従来と同様に3つのアンテナの向きの間隔が12
0°、チルト角度なしになっているものとする。通知を
受けた基地局Tでは、制御ユニット1が、通知内容に従
いアンテナの向きを調整する。これにより、通信対象ゾ
ーンが移動する。この通信対象ゾーンは、電界強度の実
際の測定値に基づいて予めアンテナの姿勢に対応させて
記憶された通信対象ゾーンを再現したものとなる。例え
ば、図11(a)に示されるように、サービスエリア1
11を基地局112のアンテナ装置により均等に3つの
通信対象ゾーン113a,113b,113cで分割し
ていた状態から、図11(b)に示されるように、通信
対象ゾーン113bが移動する。
【0050】このようにして、各アンテナによる通信対
象ゾーンが移動されることにより、サービスエリア内に
おいてオフィス街、駅、競技場、イベント会場が含まれ
る通信需要の高い地域に対し、必要な時間帯には、複数
のアンテナによる通信対象ゾーン113a,113bが
重なることになる。アンテナ毎に使用できるチャンネル
が5個であったとすると、2本のアンテナによる通信対
象ゾーンが重なった地域114では最大10個のチャン
ネルが割り当てられることになり、10台までの移動局
が同時に通信を行うことができるようになる。例えば、
通勤時間帯には駅周辺に人口が集中してその地域114
の通信需要が高まるが、その地域114に複数のアンテ
ナによる通信対象ゾーン113a,113bを重ねてチ
ャンネル割り当てを増加することにより通信需要を満た
すことが可能になる。その結果、サービスに支障が生じ
ることが緩和される。同様に、競技場で競技開催のとき
には予めオペレータがアンテナ制御装置1に日時等の情
報を入力しておけば、必要な時間帯にはホスト2が競技
場周辺に複数の通信対象ゾーンを重ねるよう、自動的に
アンテナ姿勢を制御する。
【0051】アンテナ制御装置によれば、アンテナの制
御を基地局Tから遠く離れた遠隔制御室Sにて行うこと
ができるので、基地局Tにおける高所作業やサービスエ
リアでの電界強度測定作業をなくすると共に、広域にわ
たる多数のサービスエリアを集中管理することが可能と
なる。
【0052】また、アンテナの姿勢を調整するので、ア
ンテナの指向性幅、指向性角度、電界強度、偏波角、位
相といったアンテナ特性を変更することなく、指向性の
向きを変更して通信対象ゾーンを移動させることができ
る。そして、位相調整器による指向性角度の調整可能範
囲を超えて指向性の向きを変更することができる。
【0053】次に、図8のアンテナ制御装置を用いてリ
アルタイムで行うアンテナ姿勢制御を説明する。ここで
は、ホスト2をノート型パソコンで実現し、このパソコ
ンを基地局Tの局舎内でインタフェース変換ユニット5
にRS232C等により直接接続して使用するものとす
る。また、ここでは、主として周囲状況の変動時のチル
ト角度の調整について述べる。
【0054】アンテナによる通信対象ゾーンは、周囲状
況により影響を受ける。例えば、新規な建造物が建造さ
れると、移動局との電波送受信が不十分な領域が生じる
場合があり、アンテナ設置時の通信対象ゾーンが維持で
きない。そこで、アンテナ姿勢制御を行って通信対象ゾ
ーンを維持することになるが、周囲状況が変動してしま
うと、予め行った電波測定をそのまま利用することはで
きない。
【0055】そこで、図11(c)に示されるように、
サービスエリア内に電波検出手段115を設ける。この
電波検出手段115は、電界強度、偏波角、位相等を検
出するものであるが、スペクトラムアナライザ等の汎用
の電界強度測定器や電波監理局の移動設備と異なり、移
動体通信の波長帯のみに対応するものでよい。この電波
検出手段115をサービスエリア内の各所に分散して設
置しておく。各電波検出手段115を電話回線に接続
し、基地局T或いは遠隔制御室Sからポーリング等によ
り電波検出情報を収集できるようにしておく。
【0056】ホスト2(パソコン)のアンテナ姿勢決定
手段は、収集した電波検出情報により、現実の通信対象
ゾーンが満足なものかどうかを確認する。例えば、目論
んだ通信対象ゾーン113a内に設置されている電波検
出手段115xから電波送受信が不十分であるような電
波検出情報が収集された場合、新たなアンテナの姿勢決
定を行うことになる。この決定による制御情報は、イン
タフェース変換ユニット5を介して当該アンテナの制御
ユニット1に通知される。ここでは、説明を簡単にする
ため、チルト角度のみが通知されるものとする。
【0057】制御ユニット1は、通知内容に従いチルト
角度を調整する。これにより、通信対象ゾーン113a
が破線で示すように変動する。従って、電波検出情報が
変化する。このようにして、電波検出情報の変化をリア
ルタイムに見ながら、チルト角度を調整して所望の通信
対象ゾーンを実現することができる。
【0058】基地局Tの局舎内では、周囲状況の変動時
に限らず、アンテナ設置時や保守点検作業時にもホスト
2をメンテナンス用装置6として利用することができ
る。
【0059】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0060】(1)サービスエリア内の通信需要等に応
じて基地局のアンテナの姿勢を制御する際に、各アンテ
ナに設けた制御ユニットを共通の通信回線によりホスト
に接続し、制御情報は所定語長のパケットで送受信する
ようにしたので、回線の利用効率が向上する。
【0061】(2)ホストがパケットで指定した制御ユ
ニットだけがホストにパケットを返すので、パケットの
衝突が回避され、通信の信頼性が向上すると共に回線の
利用効率が向上する。
【0062】(3)制御項目を示す制御命令の領域を有
し、制御項目に応じてデータ領域が付加可能なパケット
を構成したので、新規な制御項目を追加する場合にもパ
ケットの構造を変えることなく制御命令を定義するだけ
で追加が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す通信装置の構成図で
ある。
【図2】本発明に使用するパケットの構成図である。
【図3】本発明に使用するコマンド別のパケットの構成
図である。
【図4】本発明に使用するコマンド別のパケットの構成
図である。
【図5】本発明においてパケットを作成する際の手順図
である。
【図6】本発明においてパケットを作成する際の手順図
である。
【図7】本発明においてパケットが流れる順序を示した
通信タイミング図である。
【図8】本発明の通信方法を採用したアンテナ制御装置
の具体的構成図である。
【図9】本発明のアンテナ制御装置に用いる姿勢調整機
構の具体的構成図である。
【図10】本発明のアンテナ制御装置に用いる制御ユニ
ットの具体的構成図である。
【図11】サービスエリアの平面図である。
【図12】移動体通信の概念図である。
【図13】基地局アンテナの斜視図である。
【符号の説明】
1 制御ユニット 2 ホスト 3 通信手段 4 アンテナ 5 インタフェース変換ユニット
フロントページの続き (72)発明者 村上 志郎 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 武田 繁 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 山口 友彦 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 石 川島播磨重工業株式会社大手町分室内 (72)発明者 高橋 尚秀 東京都江東区豊洲三丁目2番16号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 (72)発明者 島田 猛 東京都調布市上石原3丁目50番地1 アン テン株式会社内 Fターム(参考) 5J021 AA05 AA06 CA06 DA02 DA04 DA05 DA06 DA07 FA32 GA02 HA05 HA10 5K067 AA34 BB02 CC08 DD17 DD24 DD51 DD57 EE10 EE55 KK03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体通信基地局の複数のアンテナの姿
    勢を遠隔のホストより制御して通信対象ゾーン等を調整
    する際に、各アンテナに設けた制御ユニットを共通の通
    信回線によりホストに接続し、ホスト及び各制御ユニッ
    トは前記制御に用いる情報がホスト又は各制御ユニット
    の識別情報と共に収容された所定語長のパケットを送受
    信するようにしたことを特徴とするアンテナ制御装置に
    おける通信方法。
  2. 【請求項2】 ホストは制御対象の制御ユニットの識別
    情報を収容したパケットを送信し、各制御ユニットは、
    パケットに当該制御ユニットの識別情報が収容されてい
    た場合に、規定時間内にホストへパケットを返信するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ制御
    装置における通信方法。
  3. 【請求項3】 前記パケットは、ホストが要求している
    制御項目を示す制御命令の領域と要求か応答かを示す命
    令種別の領域とを有し、前記制御項目に応じてデータ領
    域が付加可能であることを特徴とする請求項1又は2記
    載のアンテナ制御装置における通信方法。
  4. 【請求項4】 移動体通信基地局の複数のアンテナの姿
    勢を遠隔のホストより制御して通信対象ゾーン等を調整
    するアンテナ制御装置において、各アンテナに姿勢を制
    御する制御ユニットをそれぞれ設け、これら制御ユニッ
    トを共通の通信回線によりホストに接続し、前記制御に
    用いる情報がホスト又は各制御ユニットの識別情報と共
    に収容された所定語長のパケットを送受信する機能をホ
    スト及び各制御ユニットに持たせたことを特徴とするア
    ンテナ制御装置における通信装置。
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Cited By (3)

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