JP2001185996A - 半導体装置の入力回路 - Google Patents

半導体装置の入力回路

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JP2001185996A
JP2001185996A JP36412899A JP36412899A JP2001185996A JP 2001185996 A JP2001185996 A JP 2001185996A JP 36412899 A JP36412899 A JP 36412899A JP 36412899 A JP36412899 A JP 36412899A JP 2001185996 A JP2001185996 A JP 2001185996A
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pulse
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signal
circuit
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JP36412899A
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Kazuo Otoge
和夫 大峠
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】入力パルス信号が鈍化したパルスか急峻なパル
スであるかを判別するとともに、鈍化したパルスの状態
でノイズによる影響を受けやすいときには、シュミット
回路として動作し、急峻なパルスのときにはインバータ
入力回路として動作することができる入力回路を提供す
る。 【解決手段】入力パルス信号の立ち上がりが垂直に近い
遷移状態を有する急峻なパルスかそれよりもなだらかな
遷移状態を有する鈍化したパルスであるかを判別する信
号波形判断手段(INV1,INV2,ExOR1,I
NV3)およびこの信号波形判断手段で導通が制御され
るスイッチ手段(M7,M8)とをヒステリシス特性を
有する入力バッファ手段(M1,M2,M3,M4,M
5,M6)を備え、入力パルス信号の立ち上がりまたは
立ち下がりが、急峻なパルスの場合は入力バッファ手段
をインバータ入力回路として動作させ、鈍化したパルス
の場合は入力バッファ手段をシュミット入力回路として
動作させる切替制御を、信号波形判断手段がスイッチ手
段に対して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の入力回
路に係わり、特にシュミット回路により入力パルス信号
が垂直に近い遷移状態を有する急峻なパルスかこの急峻
なパルスよりもなだらかな遷移時間を有する鈍化したパ
ルスであるかを判別し、かつスイッチとして動作する半
導体装置の入力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のシュミット回路を有する
入力回路は、入力パルス信号によって伝播されるノイズ
による誤動作や不安定さを除去することを目的として、
半導体装置の入力側に設けられているのが一般的であ
る。
【0003】上述した従来のシュミット回路を有する入
力回路の一例が特開平5−299981号公報に記載さ
れている。同公報記載の入力回路の回路図を示した図4
を参照すると、この入力回路は、電源電位および接地電
位間に直列接続されゲートが入力端子IN2に共通接続
されてインバータを構成するPチャネル型電界効果トラ
ンジスタ(以下、Pチャネル型MOSトランジスタと称
す)M9およびM10とNチャネル型電界効果トランジ
スタ(以下、Nチャネル型MOSトランジスタと称す)
M11およびM12と、このインバータの出力端子OU
T2にゲートが接続され、ドレインが接地電位に接続さ
れ、ソースがPチャネル型MOSトランジスタM9およ
びM10の直列接続点に接続されるPチャネル型MOS
トランジスタM13と、同様にインバータの出力端子O
UT2にゲートが接続され、ドレインが電源電位に接続
され、ソースがNチャネル型MOSトランジスタM11
およびM12の直列接続点に接続されるNチャネル型M
OSトランジスタM14とを有しており、Pチャネル型
MOSトランジスタM13およびNチャネル型MOSト
ランジスタM14により予め次の出力信号と反対の信号
をフィードバックさせておくことで、ヒステリシス電圧
を確保する構成である。
【0004】上述した構成からなる従来の入力回路は、
例えば、入力回路が高電位から低電位へ、あるいは低電
位から高電位へ遷移する際にロジックレベルにヒステリ
シスをもたせている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
入力回路は、上述した入力回路を有する半導体装置とそ
の周辺回路との関係を示した図5を参照すると、複数の
周辺デバイスであるデバイスA、デバイスB、デバイス
Cがそれぞれバス1で相互に接続されている。
【0006】この構成において、デバイスCにシュミッ
ト回路を有する入力回路が搭載され、このシュミット回
路はデバイスAおよびBからの出力信号を受けるシステ
ム構成をとる。その場合、シュミット回路はその回路の
特性上、いかなる場合でも信号を入力した時点から信号
を出力する時点までの信号パス間を考えると、シュミッ
ト回路による遅延が生じるため、応答速度が遅くなる。
【0007】そのため、例えば、デバイスBの出力信号
(信号b)はヒステリシスを必要とする十分なまった
(鈍化した)ノイズによる影響を受けやすい波形であ
り、デバイスAの出力信号(信号a)はヒステリシスを
必要としない、立ち上がりが垂直に近い遷移状態を有す
る急峻なパルス(以下、急峻なパルスと称す)波形とな
っている場合でも、デバイスCの内部回路に伝達される
時間は、デバイスCに搭載されたシュミット回路による
遅延のために、遅くなってしまうという問題がある。
【0008】本発明の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたものであり、入力パルス信号が鈍化したパル
スであるか急峻なパルスであるかを判別するとともに、
鈍化したパルスのためノイズによる影響を受けやすいと
きには、従来通りシュミット回路として動作し、急峻な
パルスのときにはインバータ入力回路として動作するこ
とができる半導体装置の入力回路を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の入
力回路は、入力パルス信号の論理レベルのロウレベルか
らハイレベルへの立ち上がりが垂直に近い遷移状態を有
する急峻なパルスかこの急峻なパルスよりもなだらかな
遷移時間を有する鈍化したパルスであるかを判別する信
号波形判断手段およびこの信号波形判断手段で導通が制
御されるスイッチ手段とヒステリシス特性を有する入力
バッファ手段とを備え、前記信号波形判断手段は、前記
入力パルス信号の立ち上がりまたは立ち下がりが前記急
峻なパルスの場合は前記入力バッファ手段をインバータ
入力回路として動作させ、前記入力パルス信号の立ち上
がりまたは立ち下がりが前記鈍化したパルスである場合
は前記入力バッファ手段をシュミット入力回路として動
作させる切替制御を前記スイッチ手段に対して行うこと
を特徴とする。
【0010】また、前記入力パルス信号がバスラインを
介して複数の機能ブロックから異なるタイミングで与え
られ、これら複数の入力パルス信号のうち少なくとも一
方の前記機能ブロックからの前記入力パルス信号が前記
鈍化したパルスであり他方の前記機能ブロックからの前
記入力パルス信号は前記急峻なパルスであっても、前記
信号波形判断手段および前記スイッチ手段を備える単一
の前記入力バッファ手段により、前記鈍化したパルスの
方の前記入力パルス信号に対しては前記シュミット入力
回路の動作により波形成形し、前記急峻なパルスである
前記入力パルス信号に対しては前記インバータ入力回路
の動作で波形成形することができる。
【0011】さらに、前記スイッチ手段が、シュミット
機能をインバータ機能に転換するための切替手段として
もよい。
【0012】さらにまた、前記信号波形判断手段は、電
源電圧寄りの第1のしきい値特性を有する第1の入力バ
ッファと接地電位寄りの第2のしきい値特性を有する第
2の入力バッファと、これら2つの入力バッファの出力
信号の論理レベルを比較する排他的論理和手段とこの排
他的論理和手段の出力を極性反転させる論理回路とで構
成することもできる。
【0013】また、信号波形判断手段は、前記入力パル
ス信号の立ち上がりまたは立ち下がりが前記鈍化したパ
ルスのとき、前記立ち上がりおよび前記立ち下がりのレ
ベル遷移期間では前記スイッチ手段を導通状態にしてシ
ュミット動作を活性化させ、レベル遷移期間終了後は前
記スイッチ手段を非導通状態にしてシュミット動作を非
活性化させインバータ動作のみとすることもできる。
【0014】さらに、前記信号波形判断手段の出力は、
前記入力パルス信号の立ち上がりまたは立ち下がりが前
記急峻なパルスとして変化しているとき、前記論理回路
のしきい値以下のレベルになり、前記スイッチ手段を非
導通状態に維持することもできる。
【0015】さらにまた、前記信号波形判断手段の出力
は、ヒステリシス特性を制御するフィードバック手段を
非活性化することもできる。
【0016】また、前記シュミット入力回路が電源電位
側および接地電位側それぞれに複数のトランジスタを直
列接続したインバータの出力信号に応答して現在出力中
の信号レベルの逆極性のレベルをそれぞれの前記接続点
にフィードバックするトランジスタをそれぞれ備えると
き、これら両トランジスタにフィードバックスする前記
逆極性のレベルは、それぞれに対応した設けられる前記
スイッチ手段を介して行われ、かつ電源電位側へフィー
ドバックする前記スイッチ手段は前記信号波形判断手段
の出力で制御され、接地電位側へフィードバックする前
記スイッチ手段は前記信号波形判断手段の極性反転出力
でそれぞれの導通が制御されてもよい。
【0017】さらに、前記スイッチ手段は、前記シュミ
ット入力回路におけるヒステリシス電圧確保用の第1導
電型の電界効果トランジスタおよび第2導電型の電界効
果トランジスタそれぞれの有する出力フィードバック手
段それぞれと前記逆極性のレベル供給源との間に設けら
れる。
【0018】さらにまた、前記入力バッファ手段は、電
源電位および接地電位間に直列接続されゲートが入力端
子に共通接続されてインバータ手段を構成する第1およ
び第2の第1導電型の電界効果トランジスタおよび第1
および第2の第2導電型トランジスタと、前記インバー
タ手段の出力端子にゲートが接続されソースが前記第1
および第2の第1導電型の電界効果トランジスタの直列
接続点に接続される第1のフィードバック手段である第
1導電型の電界効果トランジスタと、前記インバータ手
段の出力端子にゲートが接続されソースが前記第1およ
び第2の第2導電型の電界効果トランジスタの直列接続
点に接続される第2のフィードバック手段である第3の
第2導電型の電界効果トランジスタと、この第3の第2
導電型の電界効果トランジスタのドレインおよび電源電
位間に直列に接続される第4の第1導電型の電界効果ト
ランジスタと、前記第3の第1導電型の電界効果トラン
ジスタのドレインおよび接地電位間に直列に接続される
第4の第2導電型の電界効果トランジスタと、前記入力
端子に入力端が共通接続される第1および第2のインバ
ータと、これらのインバータの出力信号線を2入力端に
個別に接続する排他的論理和回路と、この排他的論理和
回路の出力信号線を前記第4の第2導電型の電界効果ト
ランジスタのゲートに接続し、さらに第3のインバータ
を介して前記第4の第1導電型の電界効果トランジスタ
のゲートに接続して構成する。
【0019】
【発明の実施の形態】まず、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施の
形態を示す回路図である。図1を参照すると、本発明に
よる半導体装置の入力回路は、電源電位および接地電位
間に直列接続されゲートが入力端子IN1に共通接続さ
れてインバータ手段を構成する第1および第2のPチャ
ネル型MOSトランジスタM1およびM2と、第1およ
び第2のNチャネル型MOSトランジスタM3およびM
4と、インバータ手段の出力端(出力端子OUT1)に
ゲートが接続されソースがPチャネル型MOSトランジ
スタM1およびM2の直列接続点Aに接続される第1の
フィードバック手段であるPチャネル型MOSトランジ
スタM5と、このインバータ手段の出力端子OUT1に
ゲートが接続されソースがNチャネル型MOSトランジ
スタM3およびM4の直列接続点Cに接続される第2の
フィードバック手段である第3のNチャネル型MOSト
ランジスタM6と、このNチャネル型MOSトランジス
タM6のドレインおよび電源電位間に直列に接続される
第4のPチャネル型MOSトランジスタM8と、Pチャ
ネル型MOSトランジスタM5のドレインおよび接地電
位間に直列に接続される第4のNチャネル型MOSトラ
ンジスタM7と、入力端子IN1に入力端が共通接続さ
れる第1および第2のインバータINV1およびINV
2と、これらのインバータINV1およびINV2の出
力信号線EおよびFを2入力端に個別に接続する排他的
論理和回路ExOR1と、この排他的論理和回路ExO
R1の出力ノードGをNチャネル型MOSトランジスタ
M7のゲートに接続し、さらに第3のインバータINV
3を介してPチャネル型MOSトランジスタM8のゲー
トに接続して構成する。
【0020】すなわち、図4に示した従来の入力回路と
の相違点は、Nチャネル型MOSトランジスタM7、P
チャネル型MOSトランジスタM8、インバータINV
1、INV2、INV3、および排他的論理和回路Ex
OR1をさらに付加したことである。
【0021】上述した構成要素のうち、論理スレッショ
ルド(しきい値)が電源電位寄りに予め高く設定された
INV1および論理スレッショルド(しきい値)が接地
電位寄りに予め低く設定されたINV2から出力される
信号はExOR1に供給される。
【0022】そのExOR1の出力信号は、Nチャネル
型MOSトランジスタM7に供給され、さらにインバー
タINV3を介して論理レベルを極性反転させた信号が
Pチャネル型MOSトランジスタM8のゲート電極に供
給されることにより、これらのトランジスタが制御され
る。
【0023】すなわち、Nチャネル型MOSトランジス
タM7およびPチャネル型MOSトランジスタM8はそ
れぞれスイッチとして働き、双方とも導通状態になる時
には、Nチャネル型MOSトランジスタM7およびPチ
ャネル型MOSトランジスタM5の直列接続点であるノ
ードBに接地電位を供給する。Nチャネル型MOSトラ
ンジスタM6およびPチャネル型MOSトランジスタM
8の直列接続点であるノードDには電源電圧レベルを供
給する。
【0024】図1におけるインバータINV1,INV
2,INV3および排他的論理和回路ExOR1の詳細
な回路構成は、当業者にとってよく知られており、また
本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成の説明
は省略する。
【0025】上述した構成からなる本発明の入力回路
は、シュミット回路を有し、現在出力中の信号の次に出
力される出力信号に対して逆極性となる信号を、入力バ
ッファを構成するインバータのPチャネル型MOSトラ
ンジスタM1,M2の直列接続点のノードAおよびNチ
ャネル型MOSトランジスタM3,M4の直列接続点の
ノードCに対し、Pチャネル型MOSトランジスタM5
およびNチャネル型MOSトランジスタM6によりそれ
ぞれフィードバックさせてヒステリシス動作をさせてい
る。
【0026】このフィードバックをさせるPチャネル型
MOSトランジスタM5のドレイン電極と接地電位との
間にNチャネル型MOSトランジスタM7を挿入接続す
ることにより接地電位をフィードバックするためのスイ
ッチの役割を果たしている。
【0027】同様に、Nチャネル型MOSトランジスタ
M6のドレイン電極と電源電位との間にPチャネル型M
OSトランジスタM8を挿入接続することにより電源電
位をフィードバックするためのスイッチの役割を果たし
ている。
【0028】入力端子IN1から供給される入力パルス
信号に応答して、インバータINV1、INV2、排他
的論理和回路ExOR1およびINV3がNチャネル型
MOSトランジスタM7およびPチャネル型MOSトラ
ンジスタM8をそれぞれ制御することにより、入力パル
ス信号の極性変化時の遷移時間が急峻なパルスであれば
フィードバック経路を遮断してインバータ入力回路に
し、入力パルス信号の極性変化時の遷移時間が緩やかな
鈍化したパルスであればフィードバック経路を導通状態
にしてシュミット入力回路にする。
【0029】ここで、入力パルス信号が急峻なパルスで
かつ論理レベルのロウレベルから論理レベルのハイレベ
ルへ立ち上がるときと、論理レベルのハイレベルから論
理レベルのロウレベルへ立ち下がるときの動作を、図1
およびその動作説明用の波形図を示した図4を併せて参
照しながら説明する。
【0030】まず、入力パルス信号が急峻なパルスとし
て立ち上がる時の動作を述べる。入力端子IN1からイ
ンバータINV1およびINV2に急峻なパルス信号が
供給されると、論理スレッショルドVthを予め接地電
位寄りに低く設定してあるインバータINV1は、論理
スレッショルドVthを予め電源電位寄りに高く設定し
てあるインバータINV2よりも先に動作する(タイミ
ングT1)。
【0031】そのため、信号の変化順序としてはノード
Fの信号は、入力パルス信号がロウレベルからハイレベ
ルへ変化すると直ちにロウレベルへ変化し、続いてノー
ドEの出力信号もロウレベルへ変化する(タイミングT
2)。
【0032】ノードFの出力信号がロウレベルへ変化し
た時点T1ではノードEはまだロウレベルにあるから、
ExOR1は入力パルス信号の不一致を検出して、その
出力端のノードGにおける出力信号はロウレベルからハ
イレベルへ遷移していく(タイミングT1からT2)。
【0033】しかし、IN1に供給された入力パルス信
号が急峻なパルスであるため、ノードGの電位がインバ
ータINV3の論理スレッショルドVth又はNチャネ
ル型MOSトランジスタM7のスレッショルドVtnを
超える前にノードEの出力信号がロウレベルまで変化し
てしまい(タイミングT2)、その結果ハイレベルへ上
がりかけたノードGの電位も再びロウレベルへ戻ってし
まう。
【0034】従って、Nチャネル型MOSトランジスタ
M7およびPチャネル型MOSトランジスタM8は非導
通状態を維持するのでスイッチとしてはOFFしたまま
となる。そのため、ノードBにはロウレベルが供給され
ず、また、ノードDにも電源電位は供給されない。
【0035】次に、入力パルス信号が急峻なパルスとし
て立ち下がる時の動作を説明する。上述した立ち上がり
時の動作に準じるがノードEとノードFの動作順序が入
れ替わる。すなわち、ハイレベルを維持していた入力パ
ルス信号が急峻なパルスとして立ち下がると、論理スレ
ッショルドVthが高く設定してあるインバータINV
2は、論理スレッショルドVthが低く設定してあるイ
ンバータINV1よりも先に動作する。
【0036】そのため、信号の変化順序としてはノード
Eの出力信号は、入力パルス信号がハイレベルからロウ
レベルへ変化すると直ちにハイレベルへ変化し(タイミ
ングT4)、続いてノードFの出力信号もハイレベルへ
変化する(タイミングT5)。
【0037】ノードEの信号がハイレベルへ変化した時
点(タイミングT4)ではノードFはまだロウレベルに
あるから、ExOR1は入力パルス信号の不一致を検出
して、その出力端のノードGにおける出力信号はロウレ
ベルからハイレベルへ遷移していく(タイミングT4か
らT5))。
【0038】しかし、インバータINV1に供給された
入力パルス信号が急峻なパルスであるため、ノードGの
電位がインバータINV3の論理スレッショルドVth
又はNチャネル型MOSトランジスタM7のスレッショ
ルドVtnを超える前にノードFの信号がハイレベルへ
変化してしまい、その結果ハイレベルへ上がりかけたノ
ードGの電位も再びロウレベルへ戻ってしまう(タイミ
ングT5)。
【0039】従って、Nチャネル型MOSトランジスタ
M7およびPチャネル型MOSトランジスタM8は非導
通状態を維持するのでスイッチとしてはOFFしたまま
となる。そのため、ノードBには接地電位が供給され
ず、また、ノードDにも電源電位は供給されない。
【0040】これらの動作の結果、入力パルス信号が急
峻なパルスの時、本発明の入力回路はヒステリシス動作
が機能しないインバータ入力回路として動作するので、
従来の回路構成に比べ高速に動作する。
【0041】一方、入力パルス信号が鈍化したパルス信
号になっている場合で、かつロウレベルからハイレベル
へ立ち上がる時の動作を説明する。入力端子IN1から
インバータINV1およびINV2に供給された入力パ
ルス信号がロウレベルからハイレベルへ徐々に変化し始
め、インバータINV2の論理スレッショルドVthに
達する(タイミングT1)。
【0042】このインバータINV2の論理スレッショ
ルドVthは前述したように予め電源電位寄りに高く設
定してあるので、論理スレッショルドVthが低く設定
してあるインバータINV1よりも先にロウレベルへ変
化することになり、インバータINV2の出力であるノ
ードFの電位はロウレベルへ極性反転する(タイミング
T1)。
【0043】ノードFの出力信号がロウレベルへ変化し
た時点(タイミングT1)ではノードEはまだハイレベ
ルにあるから、ExOR1は入力パルス信号の不一致を
検出して、その出力端のノードGにおける出力信号はロ
ウレベルからハイレベルに極性反転する。
【0044】このとき、IN1に供給された入力パルス
信号が鈍化したパルス信号であるため、ハイレベルに極
性反転したノードGの電位がインバータINV3の論理
スレッショルドVth又はNチャネル型MOSトランジ
スタM7のスレッショルドVtnを完全に超えるまでノ
ードEの出力信号レベルはハイレベルの期間にあり、そ
の結果ノードGの電位は電源電位まで上昇する。
【0045】ノードGの電位が電源電位まで上昇したこ
とにより、Nチャネル型MOSトランジスタM7および
Pチャネル型MOSトランジスタM8はそれぞれ導通状
態になり、それぞれ対応するPチャネル型MOSトラン
ジスタM5およびNチャネル型MOSトランジスタM6
に対して接地電位および電源電位を供給し、Pチャネル
型MOSトランジスタM5およびNチャネル型MOSト
ランジスタM6はフィードバックトランジスタとして機
能する。
【0046】従って、出力端子OUT1はノードEが変
化しても直ぐには変化せずハイレベルを維持するヒステ
リシス特性を有することになる。
【0047】入力パルス信号がさらにハイレベルへ上昇
していきインバータINV1の論理スレッショルドVt
hに達するとノードEの信号もロウレベルへ極性反転す
る(タイミングT3)。
【0048】ノードEの電位がロウレベルまで変化した
ことにより、ノードGの電位もロウレベルに戻り、Nチ
ャネル型MOSトランジスタM7およびPチャネル型M
OSトランジスタM8はそれぞれ非導通状態になり、そ
れぞれ対応するPチャネル型MOSトランジスタM5お
よびNチャネル型MOSトランジスタM6に対しする接
地電位および電源電位の供給を遮断し、Pチャネル型M
OSトランジスタM5およびNチャネル型MOSトラン
ジスタM6はフィードバックトランジスタとして機能し
なくなると同時に入力回路はインバータ入力回路として
動作することになる。
【0049】次に、入力パルス信号がハイレベルから鈍
化したパルスとして立ち下がる時の動作を説明する。入
力パルス信号がハイレベルからロウレベルへ徐々に変化
し始め、インバータINV2の論理スレッショルドVt
hに達する(タイミングT4)。
【0050】このインバータINV2の論理スレッショ
ルドVthは高く設定してあるので、論理スレッショル
ドVthが低く設定してあるインバータINV1よりも
先にハイレベルへ変化することになり、インバータIN
V2の出力であるノードEの電位はハイレベルへ極性反
転する(タイミングT4)。
【0051】ノードEの出力信号がハイレベルへ変化し
た時点(タイミングT4)ではノードFはまだロウレベ
ルにあるから、ExOR1は入力パルス信号の不一致を
検出して、その出力端のノードGにおける出力信号はロ
ウレベルからハイレベルへ極性反転する。
【0052】このとき、入力端子IN1に供給されてい
る入力パルス信号は鈍化したパルス信号であるため、極
性反転したノードGの電位がインバータINV3の論理
スレッショルドVth又はNチャネル型MOSトランジ
スタM7のスレッショルドVtnを完全に超えるまでノ
ードFの出力信号レベルはロウレベルの期間にあり、そ
の結果ノードGの電位は電源電位まで上昇する(タイミ
ングT4からT5)。
【0053】ノードGの電位が電源電位まで上昇したこ
とにより、Nチャネル型MOSトランジスタM7および
Pチャネル型MOSトランジスタM8はそれぞれ導通状
態になり、それぞれ対応するPチャネル型MOSトラン
ジスタM5およびNチャネル型MOSトランジスタM6
に対して接地電位および電源電位を供給し、Pチャネル
型MOSトランジスタM5およびNチャネル型MOSト
ランジスタM6はフィードバックトランジスタとして機
能する。従って、出力端子OUT1はノードEが変化し
ても直ぐには変化せずロウレベルを維持する。
【0054】入力パルス信号がさらにロウレベルへ低下
していきインバータINV1の論理スレッショルドVt
hに達するとノードFの信号もハイレベルへ極性反転す
る(タイミングT6)。
【0055】ノードFの電位が電源電位まで変化したこ
とにより、ノードGの電位はロウレベルに戻り、ロウレ
ベルを維持していた出力端子OUT1もハイレベルに極
性反転する。
【0056】従って、入力パルス信号が鈍化したパルス
である場合は、入力パルス信号の立ち上がりおよび立ち
下がり時の遷移期間においてはフィードバックトランジ
スタが機能してシュミット入力回路として動作し、それ
以外の期間ではインバータ入力回路として動作する。
【0057】上述した動作のうち、入力パルス信号の立
ち下がり時における入力回路の特性を示した図3を参照
すると、この図は電源電圧が5.0V、Tjが125
℃、トランジスタのゲート長L=0.6μm、入力波形
の鈍化したパルス状態の遷移時間が10nsの条件で、
入出力特性を比較してある。
【0058】すなわち、入力端子IN1における直線的
な入力波形に対し、ノードEの波形が先に立ち上がり約
5ns後にノードFの波形が立ち上がっている。さらに
約10ns遅れてノードGが立ち上がり始めているが、
ノードFがハイレベルへ遷移するに従い、約1.5V付
近をピークとして逆にロウレベル方向へ遷移しているこ
とが判る。このノードGの変化に伴い、ノードHもロウ
レベルへ遷移しかけているが、インバータ3の論理スレ
ッショルドVth又はNチャネル型MOSトランジスタ
M7のスレッショルドVtnを超える前にノードGがロ
ウレベルへレベルダウンするに従い元のハイレベルへ復
帰している。
【0059】従って、入力パルス信号が鈍化したパルス
のときにはノイズによる誤動作を防ぐことができ、急峻
なパルスのときにはインバータ入力回路として従来のシ
ュミット回路に比べ高速に動作するという効果が得られ
る。
【0060】
【発明の効果】上述した本発明の半導体装置の入力回路
は、入力パルス信号によって動作する制御信号出力手段
により入力パルス信号が鈍化したパルスであるかを判別
し、入力パルス信号が鈍化したパルスの状態でノイズに
よる影響を受けやすいときには従来通りシュミット回路
として動作し、急峻なパルスのときにはインバータ入力
回路として動作する。従って、入力パルス信号が鈍化し
たパルスのときにはノイズによる誤動作を防ぐことがで
き、急峻なパルスのときにはインバータ入力回路として
従来のシュミット回路に比べ高速に動作するという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す回路図である。
【図2】図1の動作説明用のタイミングチャートであ
る。
【図3】本発明の入力回路の、立ち下がり時の動作特性
を示す波形図である。
【図4】従来の入力回路の一例を示す回路図である。
【図5】入力回路を有する半導体装置とその周辺回路と
の関係を示した図である。
【符号の説明】
IN1 入力端子 OUT1 出力端子 M1,M2,M5,M8 Pチャネル型MOSトラン
ジスタ M3,M4,M6,M7 Nチャネル型MOSトラン
ジスタ INV1,INV2,INV3 インバータ ExOR1 排他的論理和回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力パルス信号の論理レベルのロウレベ
    ルからハイレベルへの立ち上がりが垂直に近い遷移状態
    を有する急峻なパルスかこの急峻なパルスよりもなだら
    かな遷移時間を有する鈍化したパルスであるかを判別す
    る信号波形判断手段およびこの信号波形判断手段で導通
    が制御されるスイッチ手段とヒステリシス特性を有する
    入力バッファ手段とを備え、前記信号波形判断手段は、
    前記入力パルス信号の立ち上がりまたは立ち下がりが前
    記急峻なパルスの場合は前記入力バッファ手段をインバ
    ータ入力回路として動作させ、前記入力パルス信号の立
    ち上がりまたは立ち下がりが前記鈍化したパルスである
    場合は前記入力バッファ手段をシュミット入力回路とし
    て動作させる切替制御を前記スイッチ手段に対して行う
    ことを特徴とする半導体装置の入力回路。
  2. 【請求項2】 前記入力パルス信号がバスラインを介し
    て複数の機能ブロックから異なるタイミングで与えら
    れ、これら複数の入力パルス信号のうち少なくとも一方
    の前記機能ブロックからの前記入力パルス信号が前記鈍
    化したパルスであり他方の前記機能ブロックからの前記
    入力パルス信号は前記急峻なパルスであっても、前記信
    号波形判断手段および前記スイッチ手段を備える単一の
    前記入力バッファ手段により、前記鈍化したパルスの方
    の前記入力パルス信号に対しては前記シュミット入力回
    路の動作により波形成形し、前記急峻なパルスである前
    記入力パルス信号に対しては前記インバータ入力回路の
    動作で波形成形する請求項1記載の半導体装置の入力回
    路。
  3. 【請求項3】 前記スイッチ手段が、シュミット機能を
    インバータ機能に転換するための切替手段である請求項
    1記載の半導体装置の入力回路。
  4. 【請求項4】 前記信号波形判断手段は、電源電圧寄り
    の第1のしきい値特性を有する第1の入力バッファと接
    地電位寄りの第2のしきい値特性を有する第2の入力バ
    ッファと、これら2つの入力バッファの出力信号の論理
    レベルを比較する排他的論理和手段とこの排他的論理和
    手段の出力を極性反転させる論理回路とで構成する請求
    項1記載の半導体装置の入力回路。
  5. 【請求項5】 信号波形判断手段は、前記入力パルス信
    号の立ち上がりまたは立ち下がりが前記鈍化したパルス
    のとき、前記立ち上がりおよび前記立ち下がりのレベル
    遷移期間では前記スイッチ手段を導通状態にしてシュミ
    ット動作を活性化させ、レベル遷移期間終了後は前記ス
    イッチ手段を非導通状態にしてシュミット動作を非活性
    化させインバータ動作のみとする請求項1記載の半導体
    装置の入力回路。
  6. 【請求項6】 前記信号波形判断手段の出力は、前記入
    力パルス信号の立ち上がりまたは立ち下がりが前記急峻
    なパルスとして変化しているとき、前記論理回路のしき
    い値以下のレベルになり、前記スイッチ手段を非導通状
    態に維持する請求項1記載の半導体装置の入力回路。
  7. 【請求項7】 前記信号波形判断手段の出力は、ヒステ
    リシス特性を制御するフィードバック手段を非活性化す
    る請求項1記載の半導体装置の入力回路。
  8. 【請求項8】 前記シュミット入力回路が電源電位側お
    よび接地電位側それぞれに複数のトランジスタを直列接
    続したインバータの出力信号に応答して現在出力中の信
    号レベルの逆極性のレベルをそれぞれの前記接続点にフ
    ィードバックするトランジスタをそれぞれ備えるとき、
    これら両トランジスタにフィードバックスする前記逆極
    性のレベルは、それぞれに対応した設けられる前記スイ
    ッチ手段を介して行われ、かつ電源電位側へフィードバ
    ックする前記スイッチ手段は前記信号波形判断手段の出
    力で制御され、接地電位側へフィードバックする前記ス
    イッチ手段は前記信号波形判断手段の極性反転出力でそ
    れぞれの導通が制御される請求項1記載の半導体装置の
    入力回路。
  9. 【請求項9】 前記スイッチ手段は、前記シュミット入
    力回路におけるヒステリシス電圧確保用の第1導電型の
    電界効果トランジスタおよび第2導電型の電界効果トラ
    ンジスタそれぞれの有する出力フィードバック手段それ
    ぞれと前記逆極性のレベル供給源との間に設けられる請
    求項1記載の半導体装置の入力回路。
  10. 【請求項10】 前記入力バッファ手段は、電源電位お
    よび接地電位間に直列接続されゲートが入力端子に共通
    接続されてインバータ手段を構成する第1および第2の
    第1導電型の電界効果トランジスタおよび第1および第
    2の第2導電型トランジスタと、前記インバータ手段の
    出力端子にゲートが接続されソースが前記第1および第
    2の第1導電型の電界効果トランジスタの直列接続点に
    接続される第1のフィードバック手段である第1導電型
    の電界効果トランジスタと、前記インバータ手段の出力
    端子にゲートが接続されソースが前記第1および第2の
    第2導電型の電界効果トランジスタの直列接続点に接続
    される第2のフィードバック手段である第3の第2導電
    型の電界効果トランジスタと、この第3の第2導電型の
    電界効果トランジスタのドレインおよび電源電位間に直
    列に接続される第4の第1導電型の電界効果トランジス
    タと、前記第3の第1導電型の電界効果トランジスタの
    ドレインおよび接地電位間に直列に接続される第4の第
    2導電型の電界効果トランジスタと、前記入力端子に入
    力端が共通接続される第1および第2のインバータと、
    これらのインバータの出力信号線を2入力端に個別に接
    続する排他的論理和回路と、この排他的論理和回路の出
    力信号線を前記第4の第2導電型の電界効果トランジス
    タのゲートに接続し、さらに第3のインバータを介して
    前記第4の第1導電型の電界効果トランジスタのゲート
    に接続して構成する請求項1記載の半導体装置の入力回
    路。
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