JP2001184291A - コードイメージ付き定期刊行物及び情報資源 - Google Patents

コードイメージ付き定期刊行物及び情報資源

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JP2001184291A
JP2001184291A JP2000259487A JP2000259487A JP2001184291A JP 2001184291 A JP2001184291 A JP 2001184291A JP 2000259487 A JP2000259487 A JP 2000259487A JP 2000259487 A JP2000259487 A JP 2000259487A JP 2001184291 A JP2001184291 A JP 2001184291A
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JP2000259487A
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Shinichi Imaide
愼一 今出
Mutsumi Kikuchi
睦実 菊池
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定期刊行物のリアリティ性やリアルタイム性を
向上すること。 【解決手段】コードイメージ付き定期刊行物100は、
その紙面上に、音声データ、画像データやテキストデー
タが手動走査により光学的に読み取ることが可能なコー
ドイメージとして印刷記録される。この場合、紙面上に
は、複数の記事欄101がレイアウトされ、各記事に関
する情報が、当該記事近傍に上記コードイメージ14と
して印刷記録される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データが手動走査
により光学的に読み取ることが可能なコードイメージと
して印刷記録されている、新聞や雑誌等を含むコードイ
メージ付き定期刊行物、及びその定期刊行物と組み合せ
て好適に利用可能な情報資源に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、様々な記事や広告を掲載した新聞
や雑誌(週刊誌、月刊誌)等の定期刊行物にあっては、
それら記事や広告の情報を購読者に対して提供するにあ
たり、専ら、文字や、写真、絵柄等の視覚情報を用いる
ことによってその提供が行われていた。
【0003】そのため、定期刊行物を介して購読者に対
して提供ができる情報の種類には、自ずと視覚情報によ
ってその表現が可能なものに限定されるという大きな制
約があり、従って、例えば、音声やコンピュータが取り
扱うことの可能なデータ等、上記視覚情報とは性質の全
く異なる異種の情報を上記定期刊行物を介して購読者に
対して伝達するということは殆ど不可能とされていた。
【0004】本出願人は、このような事情に鑑み、紙等
の媒体に各種のデータを手動走査により光学的に読み取
ることが可能なコードイメージとして印刷記録するため
の技術を完成させ、特開平6−231466号公報とし
て提案している。
【0005】即ち、その特開平6−231466号公報
に開示されているコードイメージの物理フォーマット
は、図7に示すとおりで、基本的に、複数個の矩形状の
ブロック2が2次元に隣接配列されて、コードイメージ
としてのドットコード1を構成している。
【0006】そして、その各ブロック2は、音声等のデ
ータの各ブロック毎に分割されたデータがその値である
「0」又は「1」に対応した白ドット又は黒ドットのド
ットイメージとして所定の配列形態にて存在するデータ
ドットパターン部3と、そのデータドットパターン部3
の各ドットを検出するための基準点を見つけるために使
用される各ブロック2の四隅に配置された一定の黒の連
続数を有するマーカ4と、上記複数の異なるブロック2
を読み取り時に識別できるようにマーカ4間に配置され
たエラー検出又はエラー訂正符号を含むブロックアドレ
スパターン部5と、から構成されている。尚、同図にお
いて、ブロック2内の縦横に引かれた線は、各ドットの
位置を便宜的に示すためのものであって、仮想的な線で
ある。
【0007】また、図8の(A)は、そのドットコード
1を手動走査して光学的に読み取るための読取装置の電
気的な機能ブロック構成を示した図である。
【0008】即ち、上記ドットコード1を照明するため
のLED等よりなる照明部と、そのドットコード1の反
射光を結像する光学系と、この光学系による結像光を撮
像するCCD等のエリアセンサとを含む撮像部6と、こ
の撮像部6より出力された撮像信号を所定の2値化閾値
で2値化処理する2値化処理部7と、この2値化処理部
7で2値化された2値化画像データを記憶する2値化画
像メモリ8と、この2値化画像メモリ8に記憶された2
値化画像データを読み出して上記データドットパターン
部3のドットを検出し、当該検出された各ドット毎に
「0」又は「1」の値を割り当てて、そのデータを出力
する復元部9と、この復元部9で出力されたデータを復
調する復調部10と、エラー訂正処理やデータの伸張処
理等を行なって元の音声等を再生出力する再生部11
と、から少なくとも構成されている。
【0009】而して、この読取装置は、図7に示すよう
に、ドットコード1全体の大きさが上記撮像部6の撮像
視野6Aより大きくても、上記撮像部6がドットコード
1上を矢印に示す方向に移動してそのドットコード1を
領域分割しながら順次撮像することにより、その読み取
りが可能となる。
【0010】換言すれば、当該ドットコード1をワンシ
ョットにて撮像することができなくても、上記ブロック
2の単位毎にそのデータドットパターン部3とブロック
アドレスパターン部5とを読み取れれば、そのアドレス
によって各ブロック2のデータを集めて元のデータを再
構築することが可能となるので、従来の1次元や2次元
のバーコード等では実現し得なかった量の情報を紙面等
に高密度で保持させることが可能となり、また、同時に
手動走査による読み取りも可能となり、紙を媒体とした
音声等の伝達が手軽にできる。
【0011】ここで、上記復元部9は、2値化画像メモ
リ8に記憶された2値化画像データを読み出して上記デ
ータドットパターン部3の各ドットを検出する際、先
ず、その2値化画像データ中からマーカ4を見つけ出
し、次いでその見つけ出されたマーカ4の重心位置に基
づいて、ドットの読み取り基準位置を求め、そして、こ
の求められたドットの読み取り基準位置から、上記デー
タドットパターン部3内の各ドットを読み取るためのド
ット読取点を検出し、その検出された各ドット読取点が
白か黒かを判定して「0」又は「1」の値を割り当てて
データを出力するように構成されている。
【0012】従って、高密度に印刷記録されたドットコ
ードの印刷品質、例えば、幾何学的歪みが多少あったと
しても、その読み取りは適応的に行われる結果、読み取
りの安定性は高い。
【0013】また、上記復調部10は、ドットコード1
の印刷記録時に、記録対象として入力された音声等のデ
ータに予め変調処理を施しているため、これを変調前の
元のデータに戻すための処理を行なう部分である。
【0014】即ち、かかる変調処理は、上記復元部10
において、先ず最初にマーカ4を見つけ出し易くするた
めに予め施してある処理であって、上記データドットパ
ターン部3内の各ドットと、上記マーカ4とを区別すべ
く、データドットパターン部3内の黒ドットの連続数
が、結果として、マーカ4を構成する黒ドットの連続数
よりも少なくなるように、上記入力された音声等のデー
タに対して施されているものである。
【0015】例えば、マーカ4の最大径が、データドッ
トパターン部3内に印刷記録される黒ドットを所定方向
に5個隣接配置して構成した大きさに相当するものであ
るとき、変調処理後の変調データにおける黒ドットの連
続数は、この5個よりも少なくなるように、上記入力さ
れた音声等のデータに変調処理を施している。
【0016】以上で説明した各機能ブロックは、例え
ば、ペン型形状の筐体内に内蔵されており、以下に説明
する紙等よりなる媒体に印刷記録されたコードイメージ
を手動により光学的に読み取ることが可能なように構成
されている。
【0017】具体的には、図8の(B)に示す如く、読
取装置12の先端部に設けられた読取開口(図示せず)
を媒体13に接触させ、そこに印刷記録されているコー
ドイメージ14をなぞって読み取り、例えば、音声を出
力させる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、定期刊行物
に対して求められる原則的且つ基本的な要求事項として
は、掲載される記事や広告の内容にリアリティ性が有る
こと(現実性が高いこと)、また、掲載される記事や広
告の内容にリアルタイム性が有ること(即時性が高いこ
と)等が少なくとも挙げられる。
【0019】そして、昨今の情報化時代を睨めば、定期
刊行物と、一般家庭にかなりの割合で普及しつつあるパ
ーソナルコンピュータとの親和性或いは融合性も何らか
の形で高めることができれば更に良いと言える。
【0020】本発明者は、定期刊行物上で、音声やコン
ピュータが取り扱うことの可能なデータ等、上記視覚情
報とは性質の全く異なる異種の情報がその定期刊行物に
おける記事や広告と共に掲載できるようになれば、この
定期刊行物に対して要求されるリアリティ性やリアルタ
イム性を格段により一層高めることが可能となることを
知見し、そして、上記した特開平6−231466号公
報に開示されているような技術が、この異種の情報の掲
載にあたっては極めて好都合に利用できることを見出し
て本発明を完成させたものである。
【0021】即ち、本発明は、定期刊行物上に各種のデ
ータを手動走査により光学的に読み取ることが可能なコ
ードイメージとして印刷記録することにより、そのリア
リティ性やリアルタイム性を格段により一層高めること
ができるようにしたコードイメージ付き定期刊行物、及
びその定期刊行物と組み合せて好適に利用可能な情報資
源を提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるコードイメージ付き定期刊行物の第1
の態様は、データが手動走査により光学的に読み取るこ
とが可能なコードイメージとして印刷記録されているコ
ードイメージ付き定期刊行物において、上記コードイメ
ージは、掲載された記事又は広告に関する情報を上記デ
ータとして含み、当該掲載された各記事又は広告毎に印
刷記録されていることを特徴とする。
【0023】即ち、定期刊行物上には、掲載された記事
又は広告に関する情報をデータとして含むコードイメー
ジが手動走査により光学的に読み取ることが可能に印刷
記録されているので、文字や、写真、絵柄等の視覚情報
のみでは伝達し得なかった、音声やコンピュータが取り
扱うことの可能なデータ等上記視覚情報とは性質の全く
異なる異種の情報を定期刊行物によって伝達することが
初めて可能となり、その結果、定期刊行物が本来備える
べき特性としてのリアリティ性やリアルタイム性を格段
により一層高めることができ、また、コンピュータとの
親和性或いは融合性も高めることができるようになる。
【0024】従って、当該紙面上における記事や広告の
情報と相俟って、購読者に対しては、より効果的且つ効
率的に当該紙面上における記事や広告の情報を伝達する
ことが可能となる。
【0025】また、本発明によるコードイメージ付き定
期刊行物の第2の態様は、上記第1の態様において、上
記定期刊行物が、新聞又は雑誌であることを特徴とす
る。
【0026】即ち、定期刊行物が新聞や雑誌であること
によって、そのリアリティ性やリアルタイム性の恩恵が
より効果的に受けられる。
【0027】また、本発明によるコードイメージ付き定
期刊行物の第3の態様は、上記第1又は第2の態様にお
いて、上記データが、音声データであることを特徴とす
る。
【0028】即ち、データが音声データであるので、紙
面からは音声が出力される結果、掲載された記事又は広
告について、そのリアリティ性やリアルタイム性を更に
向上させることができる。
【0029】また、本発明によるコードイメージ付き定
期刊行物の第4の態様は、上記第1又は第2の態様にお
いて、上記データが、コンピュータが取り扱うことの可
能なデータであることを特徴とする。
【0030】即ち、データがコンピュータが取り扱うこ
との可能なデータであるので、紙面とコンピュータとの
情報のリンクが行われる結果、掲載された記事又は広告
について、そのリアリティ性やリアルタイム性を更に向
上させることができる。
【0031】また、本発明によるコードイメージ付き定
期刊行物の第5の態様は、上記第4の態様において、上
記コンピュータが取り扱うことの可能なデータは、上記
コンピュータが、コンピュータネットワークに接続され
た情報資源を指定してアクセスするためのデータを含む
ことを特徴とする。
【0032】即ち、コンピュータが取り扱うことの可能
なデータが、コンピュータがコンピュータネットワーク
に接続された情報資源を指定してアクセスするためのデ
ータを含むので、定期刊行物の購読者は、掲載された記
事又は広告に各関連する情報資源を迅速且つ簡単に、し
かも誤り無くアクセスすることができる。
【0033】また、本発明によるコードイメージ付き定
期刊行物の第6の態様は、上記第5の態様において、上
記コンピュータネットワークはインターネットを含み、
上記情報資源を指定してアクセスするためのデータは、
上記コンピュータが上記インターネットに接続されたW
WW上の上記情報資源を指定してアクセスするためのU
RLに関するデータを含むことを特徴とする。
【0034】即ち、コンピュータネットワークはインタ
ーネットを含み、情報資源を指定してアクセスするため
のデータは、コンピュータがインターネットに接続され
た情報資源を指定してアクセスするためのURLに関す
るデータを含むので、定期刊行物の購読者は、掲載され
た記事又は広告に各関連するインターネット上の情報資
源を迅速且つ簡単に、しかも誤り無くアクセスすること
ができる。
【0035】また、本発明によるコードイメージ付き定
期刊行物の第7の態様は、上記第5又は第6の態様にお
いて、上記情報資源は、上記記事又は広告が時系列的に
複数回の刊行にわたってシリーズ化されて掲載されたと
きの当該各記事又は広告に関する情報の一部又は全部を
記憶したデータベースであることを特徴とする。
【0036】即ち、情報資源は、記事又は広告が時系列
的に複数回の刊行にわたってシリーズ化されて掲載され
たときの当該各記事又は広告に関する情報の一部又は全
部を記憶したデータベースであるので、定期刊行物の購
読者は、シリーズ化されて定期刊行物に掲載されてきた
その時点までの記事又は広告に関する所望の一連の情報
を迅速且つ簡単に、しかも誤り無く入手することが可能
となる。これによって、購読者は、過去に刊行された定
期刊行物を探す手間が省け、簡単に過去の情報を入手で
きる。
【0037】また、本発明によるコードイメージ付き定
期刊行物の第8の態様は、上記第1の態様において、上
記コードイメージは、上記掲載された記事又は広告を互
いに区画する境界位置に印刷記録されていることを特徴
とする。
【0038】即ち、コードイメージを、掲載された記事
又は広告を互いに区画する境界位置に印刷記録するの
で、新たな印刷スペースを必要とせずに従前より存在す
る領域をそのまま活用することができ、紙面レイアウト
上極めて好都合となる。
【0039】また、本発明による情報資源の第1の態様
は、コンピュータがアクセス可能な、コンピュータネッ
トワークに接続された情報資源であって、上記情報資源
は、定期刊行物に掲載された記事又は広告が時系列的に
複数回の刊行にわたってシリーズ化されて掲載されたと
きの当該各記事又は広告に関する情報の一部又は全部を
記憶したデータベースであり、前記コンピュータに対し
て、前記シリーズ化されて掲載された各記事又は広告に
関する情報の一部又は全部を前記コンピュータネットワ
ークを介して提供可能なように構成されたことを特徴と
する。
【0040】即ち、情報資源は、定期刊行物に掲載され
た記事又は広告が時系列的に複数回の刊行にわたってシ
リーズ化されて掲載されたときの当該各記事又は広告に
関する情報の一部又は全部を記憶したデータベースであ
り、上記コンピュータに対して、上記シリーズ化されて
掲載された各記事又は広告に関する情報の一部又は全部
を上記コンピュータネットワークを介して提供可能なよ
うに構成されているので、定期刊行物の購読者は、その
情報資源にアクセスすることにより、シリーズ化されて
定期刊行物に掲載されてきたその時点までの記事又は広
告に関する所望の一連の情報を迅速且つ簡単に、しかも
誤り無く入手することが可能となる。これによって、購
読者は、過去に刊行された定期刊行物を探す手間が省
け、簡単に過去の情報を入手できる。
【0041】また、本発明による情報資源の第2の態様
は、上記第1の態様において、上記コンピュータネット
ワークはインターネットを含み、前記情報資源は、前記
インターネットに接続されたWWW上の情報資源である
ことを特徴とする。
【0042】即ち、コンピュータネットワークはインタ
ーネットを含み、情報資源は、インターネットに接続さ
れたWWW上の情報資源であるので、定期刊行物の購読
者は、掲載された記事又は広告に各関連するインターネ
ット上の情報資源を迅速且つ簡単に、しかも誤り無くア
クセスすることができる。
【0043】尚、上記の各態様は可能な限り組み合わせ
ることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるコードイメー
ジ付き定期刊行物の実施の形態を説明するが、本発明に
おいて利用できる光学的に読み取り可能なコードイメー
ジとしては、例えば、先に説明した特開平6−2314
66号公報等に記載されたものが一例として挙げられ
る。
【0045】[第1の実施の形態]図1の(A)は、本
発明の第1の実施の形態に係るコードイメージ付き定期
刊行物100としての新聞を示す図である。このコード
イメージ付き定期刊行物100は、その紙面上に、複数
の記事欄101がレイアウトされている。そして、各記
事に関する情報が、当該記事近傍にコードイメージ14
として印刷記録されている。この場合、コードイメージ
14としては、音声データであっても良いし、画像デー
タやテキストデータ等、コンピュータが取り扱うことの
可能なデータとすることもできる。
【0046】また、上記コードイメージ14は、図1
(B)に示すように、記事欄101間の境界線として、
あるいは記事欄101と広告欄102の間の境界線とし
て、印刷記録するものとしても良い。このように境界線
として使用することで、目立たせることなく、また、記
事欄101のスペースを減じることなく、コードイメー
ジ14を配することが可能となる。
【0047】なお、このように境界線としてコードイメ
ージ14を記録した場合には、どのコードイメージ14
がどの記事又は広告に関連するものであるかが判別しに
くくなるので、図2の(A)に示すように、記事又は広
告の文面中に、マーク(この例ではアスタリスク
「*」)を記載しておき、それに対応する対応付マーク
103を、その関連する情報を記録したコードイメージ
14の近傍に記載しておくことが好ましい。このよう
に、対応関係を特定できるような対応付マーク103を
印刷しておくことで、読者は、その記事又は広告の内容
に関連する情報を記録したコードイメージ14を容易に
特定でき、それを読み取って情報内容を再生することが
できる。
【0048】また、コードイメージ14は、図2の
(B)に示すように、紙面に印刷記録される写真104
やイラスト、グラフ等の囲み線の部分に配置するように
しても良い。
【0049】さらに、コードイメージ14は、図7を参
照して説明したようなドットコードである場合、ブロッ
ク2とブロック2の間に隙間を設けて配置したとして
も、そこに記録された情報を再生することが可能になっ
ているため、そのように隙間を空けてブロック2を配置
することで、あたかも破線のように見せることができ
る。このような破線形態は、記事欄101や広告欄10
2の区切りの境界線に使用したり、別の用途で使うこと
も可能である。
【0050】また、上記のように記事欄101や広告欄
102内もしくはそれらの境界線上に配置する場合、単
純に配置するのではなく、コードの読取エラーを防ぐた
めに、レイアウトを配慮して配置することが好ましい。
【0051】例えば、定期刊行物100が新聞である場
合、通常、新聞は折り曲げられて配達されるものである
ため、その折り曲げ部分にコードイメージ14が跨るよ
うに配置されていると、コードイメージ14の印刷剥げ
や、読取装置の手動走査時にその折り曲げ部分で不所望
のぶれが生じたりして、読取エラーを招く恐れがある。
従って、そのような折り曲げ部分をコードイメージ14
が跨って配置されないように、コードイメージ14をレ
イアウトすることが好ましい。
【0052】また、定期刊行物100の配送、配達時
に、その表紙面が汚れる恐れがあるため、コードイメー
ジ14が汚れて読取エラーを引き起こさないように、そ
のような表紙面にはコードイメージ14を配置しないよ
うにすることが好ましい。
【0053】さらに、新聞等では、カラー印刷してその
場で機械で折りたたんでいくので、コードイメージ14
が配置されている面と対面となる面にカラー印刷が有る
と、折りたたんだときにそれがコードイメージ14上に
転写されてしまう場合がある。このようにしてコードイ
メージ14の上に色が付いてしまうと、読取り劣化を招
くため、対面のカラー印刷部と重ならないようにコード
イメージ14を配置することが好ましい。
【0054】また、通勤電車内等で良く目にするよう
に、新聞を小さく折りたたんで読む場合も想定される。
このように折りたたんだ状態でも、手動走査し易い位置
にコードイメージ14を配置しておくと、更に好まし
い。
【0055】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を説明する。
【0056】本第2の実施の形態においては、コードイ
メージ14を上記第1の実施の形態のように記事欄10
1や広告欄102内もしくはそれらの境界線上に配置す
るだけでなく、図3の(A)に示すように、見出し文字
の背景をコードイメージ14で構成するようにしたもの
である。
【0057】この場合、文字と重ならない部分に実際の
情報内容を含むブロック(以下、有効ブロック105と
称する)を配し、文字と重なる部分については、情報内
容を含まないブロック(以下、ダミーブロック106と
称する)を配置する。ここで、ダミーブロック106の
データドットパターン部3として記録されるデータは、
そのブロックアドレスパターン部5に記録されるアドレ
スを無効な値に設定しておけば、再生されることはない
ので、どのようなものでも良い。従って、データドット
パターン部3内の各ドット(以下、データドットと称す
る)の配置はどのようにもでき、そのデータドット配置
により所望の文字の輪郭を構成できる。
【0058】また、有効ブロック105とダミーブロッ
ク106を、各ドットの構成の仕方を変えることで、コ
ントラストをつけるようにしても良い。例えば、図3の
(B)に示すように、有効ブロック105では、一つの
データドット3Aを印刷機の2×2の4個の印刷ドット
(画素)107で構成する場合、一つの黒ドットを、上
記4個の印刷ドット107全てを黒とすることで構成す
る。これに対して、ダミーブロック106では、1個の
印刷ドット107だけを黒にする。このように印刷する
ことで、ディザリング的な効果が出て、濃い/薄いが表
現できる。
【0059】更に、このように印刷ドット107を加減
して、データドット3Aの濃淡を付けるこで、階調画像
やイラストとしても使用することができる。
【0060】また、ブロック2を適宜配置することで、
タイトル文字(黒文字)を描くことも可能である。但
し、スムーズな稜線を出すために、文字稜線と有効なブ
ロックとの間は、ダミードットで埋めることが必要とな
る。この手法は、イラストにも同様に使用可能である。
【0061】また、コードイメージ14を、記事中の説
明図、例えば、棒グラフに使用することができる。この
場合、各棒を全て横切るように走査すると累積数が音声
出力され、所定の組み合わせの棒を走査すると所定の情
報が出力されるというように、その走査の方向、組み合
わせ等により各種の情報が再生できるように構成するこ
とも可能である。
【0062】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を説明する。
【0063】定期刊行物100に印刷記録されたコード
イメージ14は、前述したように、音声データだけでな
く、画像データやテキストデータ等、コンピュータが取
り扱うことの可能なデータ(以下、情報データと称す
る)も記録することが可能である。本第3の実施の形態
は、そのような情報データの取得とその活用の例であ
る。
【0064】例えば、図4の(A)に示すように、新聞
社108からコードイメージ付き定期刊行物100であ
る新聞を発行する際に、記事欄101の記事内容に関連
するホームページ(HP)109のURL(Uniform Re
source Locator)等を取得して、それを情報データとし
てコードイメージ14の中に入れ込んでおく。また、広
告欄102の広告内容を発注した製作会社(広告宣伝企
業)110又はその広告製品のホームページ109のU
RL等を、直接又は広告代理店111を介して取得して
コードイメージ14中の情報データとして入れ込んでお
く。そして、発行されたコードイメージ付き定期刊行物
(新聞)100が、販売店112から各家庭113に配
達される。
【0065】購読者は、この新聞に印刷記録された各コ
ードイメージ14を音声再生機能付読取装置12により
手動走査することで、そのコードイメージ14として記
録された情報を読み取り、そのうちの音声データを再生
して聞くことができる。更に、その読取装置12を、パ
ーソナルコンピュータ(PC)114に接続し、読み取
った情報のうちの情報データをPC114に取り込む。
そして、そのデータを、プリンタ115で印刷したり、
ハードディスク等の記憶装置116に保存することがで
きる。即ち、記事に関連付けて記録されているコードイ
メージ14の中には、記事内容そのままをテキスト(キ
ャラクタデータ)として持つこともできるし、関連した
写真を画像データとしてコードイメージ14に入れ込ん
でおくこともある。スクラップブックとして、新聞紙面
上の情報を取り込む場合には、従来であれば、イメージ
スキャナを利用してその新聞紙面をイメージとして取り
込むことが必要であったが、本実施の形態によれば、記
事内容又は関連画像が情報データとしてコードイメージ
14に記録されているので、それを読み取ることで簡単
にPC114に取り込んで、個人的なデータベース(D
B)として使用することが可能となる。
【0066】またここで、上記のようにコードイメージ
14として記事内容や広告内容に関連するホームページ
109のURLが記録されている場合、購読者は、PC
114を使ってそのホームページ109にアクセスし
て、詳細情報を取得することができる。この場合、UR
Lをマニュアル入力することなく、上記読み取ったUR
Lを使って自動的にアクセスすることができる。
【0067】以下、このURLを使用した、ホームペー
ジ109へのアクセスについて、図5の(A)及び
(B)に基づいて説明する。
【0068】図5の(A)は、新聞や雑誌等の定期刊行
物100と、この定期刊行物100上の各記事又は広告
毎に印刷記録された上記URLに関するデータを含むコ
ードイメージ14を光学的に読み取る読取装置12と、
この読取装置12に接続されたPC114と、このPC
114に公衆回線を介して接続されたプロバイダ200
と、このプロバイダ200にコンピュータネットワーク
であるインターネットを介して接続されたホームページ
109に相当する情報資源としてのWebサーバ300
と、から構成される情報提供のための全体システムを示
す図である。
【0069】ここで上記Webサーバ300は、上記各
記事又は広告毎にそれぞれ関連する情報を所定の検索項
目毎に検索可能に記憶したデータベースで構成され、プ
ロバイダ200を経由してアクセス者のPC114から
送られてきた情報に基づいて、そのアクセス者に対し、
Webページとして、対応する情報を提供可能なように
構成されている。
【0070】即ち、上記定期刊行物100に印刷記録さ
れたコードイメージ14は、図5の(B)に示すよう
に、PC114が、インターネットに接続されたワール
ドワイドウエブ(WWW)上の情報資源を指定してアク
セスするためのURLに関するデータを含んでおり、同
図において、「http://www.abcdef.co.jp/」が上記We
bサーバ300を指定するデータであり、その後半部分
である「ghijkl/」以降が、上記定期刊行物100上に
掲載された各記事又は広告を特定するためのいわばID
データとなる。
【0071】従って、定期刊行物の購読者たるアクセス
者は、自らが興味をもった記事又は広告について更に関
連する或いはその詳細な情報を知りたければ、その記事
又は広告に対応するコードイメージ14を読取装置12
で読み取ることにより、その記事又は広告に関連する或
いはより詳細な情報を、PC114、プロバイダ20
0、及びインターネットを介して、情報資源としてのW
ebサーバ300から迅速且つ簡単に、しかも誤り無く
取得することが可能となる。
【0072】ここで、定期刊行物の購読者たるアクセス
者は、その記事又は広告に関連する、或いはより詳細な
情報として、その記事又は広告が時系列的に複数回の刊
行にわたってシリーズ化されて掲載されたときの当該各
記事又は広告に関する情報の一部又は全部を知りたいと
思うことがしばしばある。
【0073】具体的に言うと、例えば、新聞において毎
日特集されている「健康シリーズ」の記事について、過
去の何れの日かの朝刊に掲載された「肩こりについて」
の記事をもう一度読みたい場合とか、或いは、新聞にお
いて毎日特集されている「社説」について、過去の何れ
の日かの朝刊に掲載された「連立内閣」の記事をもう一
度読みたい場合とか、或いは、日曜毎に特集されている
ある特定の記事について、これまでの分全てをもう一度
過去に遡って通して読みたい場合とか、或いは、これま
でに紙面上に何回かにわたって出題されてきたクイズと
その回答をもう一度全て見たい場合とか、或いは、スポ
ーツ関係の記事であって、その日に勝利したあるプロ野
球チームに関する過去のこれまでの記事を全て見たい場
合とか、更には、広告に関する情報であって、過去のシ
リーズ化された同じ会社の広告をもう一度確認したい場
合とか、である。
【0074】これらいずれの場合に対しても、上記We
bサーバ300内には、上記した様々な情報が各別にデ
ータベースとして記憶されているので、購読者は、その
記事又は広告に対応するコードイメージ14を読取装置
12で読み取ることにより、簡単にその該当するWeb
ページをPC114上に表示させ、このWebページ上
で適宜検索の上、そのWebサーバ300から所望の情
報を取得し閲覧することが可能となる。
【0075】従って、定期刊行物の購読者は、シリーズ
化されて定期刊行物に掲載されてきたその時点までの記
事又は広告に関する所望の一連の情報を迅速且つ簡単
に、しかも誤り無く入手することが可能となり、過去に
刊行された定期刊行物を探す手間が省け、簡単に過去の
情報を入手することができる。
【0076】また、PC114に限らず、携帯端末やゲ
ーム機、携帯電話等のインターネット接続可能な情報機
器に、読取装置12を接続してホームページにアクセス
することも可能である。更に、ホームページに限らず、
各種オンラインデータベースにアクセスすることも可能
である。
【0077】以上のように、上位階層を従来構成物(タ
イトル/アブストラクト/記事)とし、下位階層をコー
ドイメージ14(音声、情報データ)とし、情報の階層
化を図ることができる。
【0078】このような階層化を図ることにより、記事
面をハイパーテキスト的に表現することが可能となる。
即ち、文面中の用語・キーワード・物・人名・動物・状
況表現等にマークを付し、その関連付けられた音声や情
報データをコードイメージ14として提供する。
【0079】また、上記階層化は、紙面上で視覚表記は
可能だが、面積的に制約がある場合には、コードイメー
ジ14が単位面積当たり文字よりも大容量の情報を記録
できるため、非常に有効である。
【0080】さらに、上記階層化を図ることにより、紙
面上で視覚表記は可能だが、秘匿性をもつ情報としての
制約がある場合には、その秘密情報を可視化しないで記
録することができる。また、紙面上で視覚表記は可能だ
が、特定の読者に対してのみ提供したい情報である場合
にも有効である。
【0081】なお、図4の(A)では、ネットワークに
接続されたPC114等の情報機器に情報データを取り
込む例を説明したが、図4の(B)に示すように、読取
装置12をネットワークには接続されない情報端末11
7に接続して、読み取った情報をその情報端末117に
保存するようにしても良いことは勿論である。
【0082】さらにこの場合、読み取った情報として
は、記事内容や広告内容に関連する詳細情報を含む。ま
た、記事内容をそのままコードイメージ14として記録
しておくことで、朝家庭に配達された新聞の全ての或い
は適宜選択した記事を情報端末117に転送しておき、
通勤途中の電車内で閲覧するといった使用法も考えられ
る。
【0083】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態を説明する。
【0084】本第4の実施の形態は、定期刊行物100
に記録されるコードイメージ14の用途の例である。
【0085】図6の(A)は、コードイメージ14のブ
ロック2をマトリックス状に配置して構成した音声クロ
スワードパズルを示している。この音声クロスワードパ
ズルにおいては、横方向、縦方向に読取装置12を走査
することで、その行、列に応じた音声が再生されるもの
であり、例えば、一番上の行を横方向に走査したとき、
「X11」「X12」「X13」「 」「X15」
「X16」(Xnmが一文字を意味する)という音声が
再生される。つまり、同図においてハッチングして示す
「X14」は無音で欠落している言葉であり、音声とし
て再生されない。このように、各行、列を走査したとき
に、一文字ずつ欠落している言葉を音声として提供し、
それら欠落している音声を読者が推定し並べ替えること
で、正解の言語が得られるというようなパズルを提供す
ることができる。
【0086】また、特定の読者らにだけ情報を提供する
こと、例えば、クイズ・懸賞の当たり番号に応じた音声
を再生することも可能である。即ち、「当たり」や「は
ずれ」といった音声を、ユーザに応じて選択的に発生さ
せるものである。
【0087】図6の(B)は、そのような音声発生を可
能とするための構成を示す図である。
【0088】即ち、新聞社108においてコード生成す
るとき、音声データ生成部118からコードイメージ生
成部119に音声データを供給する。この音声データと
しては、単純な例でいえば「当たり」と「はずれ」の2
つの言葉である。さらに、このコードイメージ生成部1
19には、当たりID生成部120にて供給者側で適当
に選択した当たりIDも与えられる。而して、コードイ
メージ生成部119では、それら供給された音声データ
及び当たりIDを含むコードイメージを生成し、印刷部
121に供給する。そして、印刷部121は、その供給
されたコードイメージと、画像/文字データ生成部12
2から与えられる実際の新聞紙面上に印刷する画像/文
字とを印刷することで、コードイメージ付き定期刊行物
100としての新聞が生成される。
【0089】こうして生成されたコードイメージ付き定
期刊行物(新聞)100が購読者に配布され、購読者
は、その紙面上のコードイメージ14を読取装置12で
走査する。なお、ここで、読取装置12には予め固有の
番号が付与されている。この固有の番号としては、当該
読取装置12の製造番号を使用することができるが、そ
れに限らず何らかの意図的に付与された番号であっても
良い。
【0090】即ち、読取装置12においては、図8にお
ける撮像部6乃至復調部10に相当するコードイメージ
読取再生部123により、走査されたコードイメージ1
4として記録された情報(音声データ及びID番号)を
復元再生する。そして、そのうちのID番号をID番号
照合部124に供給する。このID番号照合部124
は、上記のような当該読取装置12に固有の番号を記憶
しており、それと上記コードイメージ読取再生部123
から供給されたID番号との照合を行う。そして、両者
が一致した場合には一致情報を、また一致しないときに
は不一致情報を、出力音声選択部125に供給する。出
力音声選択部125は、このID番号照合部124から
供給された情報に従って、上記コードイメージ読取再生
部123で再生された音声データを選択して、図8にお
ける再生部11に相当する音声出力部126から音声出
力させる。即ち、ID番号照合部124から一致情報が
与えられたときには、コードイメージ読取再生部123
で得られた「当たり」という音声を選択して音声出力部
126から出力し、不一致情報が与えられた場合には、
「はずれ」という音声を選択して音声出力部126から
出力する。これによって、クイズ的・懸賞的な、応用が
可能となる。
【0091】更にこの場合、発行日の違うコードイメー
ジ付き定期刊行物100にコードイメージ14を分割し
て配置しておき、何日分かの分割されたコードイメージ
14を連続して走査することで初めて、意味のあるメッ
セージ(例えばクイズの答え)が得られるような構成と
しても良い。このようにすることにより、何日間か連続
して該定期刊行物を購読することを読者に仕向けること
ができ、販売効果や告知効果が高くなる。
【0092】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は上述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能である。
【0093】例えば、光学的に読み取り可能なコードイ
メージとしてドットコード1を例に説明したが、それ以
外に、他の物理フォーマットによる様々なコードイメー
ジが採用できる。
【0094】また、コードイメージ付き定期刊行物10
0として、新聞を例に説明したが、雑誌等、他の定期刊
行物も含むことは勿論である。
【0095】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
定期刊行物上に各種のデータを手動走査により光学的に
読み取ることが可能なコードイメージとして印刷記録す
ることにより、そのリアリティ性やリアルタイム性を格
段により一層高めることができるようにしたコードイメ
ージ付き定期刊行物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第1の実施の形態に係るコー
ドイメージ付き定期刊行物としての新聞を示す図であ
り、(B)は第1の実施の形態に係るコードイメージ付
き定期刊行物としての新聞の変形例を示す図である。
【図2】(A)は第1の実施の形態に係るコードイメー
ジ付き定期刊行物としての新聞の更に別の変形例を示す
図であり、(B)は第1の実施の形態に係るコードイメ
ージ付き定期刊行物としての新聞の他の変形例を示す図
である。
【図3】(A)は本発明の第2の実施の形態に係るコー
ドイメージ付き定期刊行物としての新聞を示す図であ
り、(B)は第2の実施の形態に係るコードイメージ付
き定期刊行物としての新聞の変形例におけるドットと印
刷ドットの関係を説明するための図である。
【図4】(A)は本発明の第3の実施の形態に係るコー
ドイメージ付き定期刊行物としての新聞を利用した情報
データの取得とその活用の例を説明するための図であ
り、(B)は第3の実施の形態に係るコードイメージ付
き定期刊行物としての新聞を利用した情報データの取得
とその活用の別の例を説明するための図である。
【図5】(A)はURLを使用したホームページへのア
クセスを説明するための情報提供のための全体システム
を示す図であり、(B)は定期刊行物にコードイメージ
として印刷記録されたURLの例を示す図である。
【図6】(A)は本発明の第4の実施の形態に係るコー
ドイメージ付き定期刊行物としての新聞に記録されるコ
ードイメージの用途の一例としての音声クロスワードパ
ズルを説明するための図であり、(B)は第4の実施の
形態に係るコードイメージ付き定期刊行物としての新聞
に記録されるコードイメージの用途の別の例として特定
の読者らにだけ情報を提供する場合の新聞社側及び読取
装置の構成を示す図である。
【図7】コードイメージとしてのドットコードの物理フ
ォーマットを示す図である。
【図8】(A)はドットコードを手動走査して光学的に
読み取るための読取装置の電気的な機能ブロック構成を
示した図であり、(B)は読取装置の手動走査の様子を
示す斜視図である。
【符号の説明】
12 音声再生機能付読取装置 100 定期刊行物 14 コードイメージ 101 記事欄 102 広告欄 103 対応付マーク 104 写真 105 有効ブロック 106 ダミーブロック 3A データドット 107 印刷ドット 108 新聞社 109 ホームページ(HP) 110 製作会社 111 広告代理店 112 販売店 113 家庭 114 パーソナルコンピュータ(PC) 115 プリンタ 116 記憶装置 117 情報端末 118 音声データ生成部 119 コードイメージ生成部 120 当たりID生成部 121 印刷部 122 画像/文字データ生成部 123 コードイメージ読取再生部 124 ID番号照合部 125 出力音声選択部 126 音声出力部 200 プロバイダ 300 Webサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G11B 7/005 Z G11B 7/005 7/24 571Z 7/24 571 20/12 102 20/12 102 G06K 19/00 Q X

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが手動走査により光学的に読み取
    ることが可能なコードイメージとして印刷記録されてい
    るコードイメージ付き定期刊行物において、前記コード
    イメージは、掲載された記事又は広告に関する情報を前
    記データとして含み、当該掲載された各記事又は広告毎
    に印刷記録されていることを特徴とするコードイメージ
    付き定期刊行物。
  2. 【請求項2】 前記定期刊行物が、新聞又は雑誌である
    ことを特徴とする請求項1に記載のコードイメージ付き
    定期刊行物。
  3. 【請求項3】 前記データが、音声データであることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のコードイメージ付き
    定期刊行物。
  4. 【請求項4】 前記データが、コンピュータが取り扱う
    ことの可能なデータであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載のコードイメージ付き定期刊行物。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータが取り扱うことの可能
    なデータは、前記コンピュータが、コンピュータネット
    ワークに接続された情報資源を指定してアクセスするた
    めのデータを含むことを特徴とする請求項4に記載のコ
    ードイメージ付き定期刊行物。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータネットワークはインタ
    ーネットを含み、前記情報資源を指定してアクセスする
    ためのデータは、前記コンピュータが前記インターネッ
    トに接続されたワールドワイドウエブ(WWW)上の前
    記情報資源を指定してアクセスするためのURL(Unif
    orm Resource Locator)に関するデータを含む、ことを
    特徴とする請求項5に記載のコードイメージ付き定期刊
    行物。
  7. 【請求項7】 前記情報資源は、前記記事又は広告が時
    系列的に複数回の刊行にわたってシリーズ化されて掲載
    されたときの当該各記事又は広告に関する情報の一部又
    は全部を記憶したデータベースであることを特徴とする
    請求項5又は6に記載のコードイメージ付き定期刊行
    物。
  8. 【請求項8】 前記コードイメージは、前記掲載された
    記事又は広告を互いに区画する境界位置に印刷記録され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のコードイメー
    ジ付き定期刊行物。
  9. 【請求項9】 コンピュータがアクセス可能な、コンピ
    ュータネットワークに接続された情報資源であって、 前記情報資源は、 定期刊行物に掲載された記事又は広告が時系列的に複数
    回の刊行にわたってシリーズ化されて掲載されたときの
    当該各記事又は広告に関する情報の一部又は全部を記憶
    したデータベースであり、 前記コンピュータに対して、前記シリーズ化されて掲載
    された各記事又は広告に関する情報の一部又は全部を前
    記コンピュータネットワークを介して提供可能なように
    構成されたことを特徴とする情報資源。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータネットワークはイン
    ターネットを含み、 前記情報資源は、前記インターネットに接続されたワー
    ルドワイドウエブ(WWW)上の情報資源である、 ことを特徴とする請求項9に記載の情報資源。
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