JP2001184243A - データアドレッシング方法及び装置 - Google Patents

データアドレッシング方法及び装置

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JP2001184243A
JP2001184243A JP2000295016A JP2000295016A JP2001184243A JP 2001184243 A JP2001184243 A JP 2001184243A JP 2000295016 A JP2000295016 A JP 2000295016A JP 2000295016 A JP2000295016 A JP 2000295016A JP 2001184243 A JP2001184243 A JP 2001184243A
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Iyuu Chan Wan Ernest
イュー チャン ワン アーネスト
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Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】データ資源の所望のフラグメントを特定し、こ
れを取得することを可能にする。 【解決手段】オーディオビジュアルコンテントのフラグ
メントをロケートするためにオーディオビジュアルアド
レッシング方式を適用するプロセス(900)を開示す
る。プロセス(900)は定義サブプロセス(902)
と、符号化サブプロセス(904)と、復号サブプロセ
ス(906)とから構成される。定義サブプロセス(9
02)はあるクラスのオーディオビジュアル媒体に対し
論理モデル(908)を定義する。論理モデル(90
8)は符号化サブプロセス(904)で使用されて、オ
ーディオビジュアル媒体のクラスに属するオーディオビ
ジュアル資源フラグメントのアドレスを符号化する。論
理モデル(908)は、そのアドレスと関連するオーデ
ィオビジュアル資源フラグメントをロケートするために
も使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、データベースから
のデータの取得に関するものであり、特に、オーディオ
ビジュアルデータの取得に好適なデータアドレッシング
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに多くの人々がアクセス
できる技術が開発されるのに伴って、比較的容易に手の
届く範囲内にきわめて大量のオンライン情報があふれる
ようになった。インターネットの利用率の向上を支えた
のは、ワールドワイドウェブ(WWW)(以下、単にウ
ェブという)である。ウェブは利用しやすく、ウェブブ
ラウザにより直観的に操作できるユーザインタフェース
が提供される。ユニバーサルリソースインディケータ
(URI)は、ウェブコンテキストにおいてターゲット
資源の所在位置を突き止める(ロケートする)ために使
用される、同時偏在的な(ubiquitous)アドレッシング
機能である。これは、ウェブページが本質的にインター
ネットを介してアクセス可能である無数のデータベース
のフロントエンドになることを可能にするコモンゲート
ウェイインタフェース(CGI)スクリプティングアプ
リケーションと関連して使用される場合に、特に適した
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
大幅な進歩があったにもかかわらず、多くの場合、ウェ
ブユーザはあるデータレベルを越えて「ドリルダウン
(drill down)」することができず、有用な情報をロケ
ートするときには、大量の情報をダウンロードするとい
う不便で、煩わしい作業を余儀なくされている。この一
例として、ある日時にロンドンのヒースロー空港からモ
スクワへ出発する全てのフライトを調査する場合を考え
てみる。出発時間、航空会社、経由地などのいくつかの
基準に基づいて選択を行う場合には、ローカルパーソナ
ルコンピュータ(PC)で手操作により、又はバックエ
ンドアプリケーションを使用して長大なフライトのリス
トをダウンロードし、操作しなければならないのが普通
である。
【0004】更にこの問題を例を挙げながら検討してみ
る。例えば、オーディオビジュアルデータ(以下、AV
データとも表記する)などのある種のデータは、通常、
モノリシックな情報ブロックとして存在している。その
ようなデータの内部構造は、それが映画の特定のビデオ
セグメント又はフラグメントであれ、交響曲の特定の楽
章であれ、見えるものでもなく、アドレッシングできる
ものでもなく、フラグメントごとにアクセスすることは
不可能である。
【0005】更に極端な例を挙げると、セルロイドフィ
ルムアーカイブ、紙ベースの図書館及びその他の様々な
情報源の形態をとるオフラインオーディオビジュアルデ
ータもまたアドレッシングすることはできず、従って、
「フラグメント」レベルでは見ることもできずアクセス
も不可能である。図書館内における呼び出し番号や場所
によって特定の本をロケートすることはできるが、その
本の特定の章を見ることやアドレッシングすることはで
きず、従って、それをアクセスすることはできない。
【0006】拡張可能マークアップ言語(XML)は、
オンライン情報の限られた一部、すなわち、XMLでコ
ード化された情報に対してはドリルダウン能力を提供す
る。これはこれで有用ではあろうが、ハイパーテキスト
マークアップ言語(HTML)などの他のプログラミン
グフォーマットによって圧倒的に大量の利用可能情報が
生成されている。また、物理的アーカイブ又は図書館に
ハードコピーの形で格納されている情報も多い。上記の
ような種類の情報を「レガシー(legacy)」情報とい
う。
【0007】本発明の目的は、既存の構成の1つ又は複
数の欠点をほぼ克服する、又は少なくとも軽減すること
である。すなわち、本発明は、上記の課題に鑑みてなさ
れたものであり、データ資源の所望のフラグメントを特
定し、取得可能にすることを目的とする。また、本発明
の他の目的は、特にオーディオビジュアルデータ資源か
ら所望のフラグメントを取得可能にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の一態様によるデータアドレッシング方法
は、AV資源のAVフラグメントをネットワークを介し
て任意の分解能レベルでアドレッシングする方法であっ
て、該AV資源はAV資源のクラスのメンバーであり、
そのAV資源のクラスのメンバーと論理モデルが関連し
ており、AV資源のURIネットワークアドレスを判定
する工程と、前記AV資源に前記論理モデルを適用し
て、前記AVフラグメントの表現を含む前記AV資源の
階層表現を形成する工程と、前記AVフラグメントの表
現に従って前記フラグメントのフラグメント識別子を判
断する工程と、前記URIネットワークアドレスと前記
フラグメント識別子とを組み合わせて、前記AVフラグ
メントのアドレスであるURI参照を形成する工程とを
備えている。
【0009】また、本発明の他の態様によるデータアド
レッシング方法は、AV資源のAVフラグメントをネッ
トワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシング
する方法であって、該AV資源はAV資源のクラスのメ
ンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理
モデルが関連しており、URI参照のURIネットワー
クアドレス部分を使用して、AV資源をロケートする工
程と、(a)フラグメント識別子、(b)URI、
(c)フラグメント識別子及びURIのうちの1つに基
づいて、(i)前記AV資源の種類と(ii)前記論理モ
デルとを識別する工程と、時間軸、時間関数、領域軸及
び領域関数のうち少なくとも1つを含むXPathベースの
アドレッシング方式を前記フラグメント識別子に適用し
て、前記AV資源の時間フラグメント及び空間フラグメ
ントをアドレッシングし、それにより、前記AVフラグ
メントをロケートする工程とを備える。
【0010】また、本発明の他の態様によるデータアド
レッシング方法は、AV資源のAVフラグメントをネッ
トワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシング
する方法であって、該AV資源はAV資源のクラスのメ
ンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理
モデルが関連しており、AV資源のURIネットワーク
アドレスを判定する工程と、前記AV資源に前記論理モ
デルを適用して、前記AVフラグメントの表現を含む前
記AV資源の階層表現を形成する工程と、(a)フラグ
メント識別子と(b)URIと(c)フラグメント識別
子及びURIとのうちの1つ基づいて、(i)AV資源
の種類と(ii)前記論理モデルとを識別するサブ工程を
含み、前記AVフラグメントの表現に従って前記フラグ
メントのフラグメント識別子を判断する工程と、ここ
で、該識別するサブ工程は、時間軸、時間関数、領域軸
及び領域関数のうち少なくとも1つを含むXPathベース
のアドレッシング方式をフラグメント識別子に適用し
て、AV資源の時間フラグメント及び空間フラグメント
をアドレッシングするサブ工程を含み、前記URIネッ
トワークアドレスと前記フラグメント識別子とを組み合
わせて、前記AVフラグメントのアドレスであるURI
参照を形成する工程とを備えている。
【0011】また、本発明の他の態様によるデータアド
レッシング装置は以下の構成を備える。すなわち、AV
資源のAVフラグメントをネットワークを介して任意の
分解能レベルでアドレッシングする装置であって、該A
V資源はAV資源のクラスのメンバーであり、そのAV
資源のクラスのメンバーと論理モデルが関連しており、
前記AV資源のURIネットワークアドレスを判定する
第1の判定手段と、前記AV資源に前記論理モデルを適
用して、前記AVフラグメントの表現を含むAV資源の
階層表現を形成する適用手段と、前記AVフラグメント
の表現に従ってAVフラグメントのフラグメント識別子
を判定する第2の判定手段と、前記URIネットワーク
アドレスと前記フラグメント識別子とを組み合わせて、
前記AVフラグメントのアドレスであるURI参照を形
成する組み合わせ手段とを備える。
【0012】また、本発明の他の態様によるデータアド
レッシング装置は以下の構成を備える。すなわち、AV
資源のAVフラグメントをネットワークを介して任意の
分解能レベルでアドレッシングする装置であって、該A
V資源はAV資源のクラスのメンバーであり、そのAV
資源のクラスのメンバーと論理モデルが関連しており、
前記AV資源のURIネットワークアドレスを判定する
第1の判定手段と、前記AV資源に前記論理モデルを適
用して、前記AVフラグメントの表現を含むAV資源の
階層表現を形成する第1の適用手段と、前記AVフラグ
メントの表現に従ってAVフラグメントのフラグメント
識別子を判定する第2の判定手段と、ここで、該第2の
判定手段は、(a)前記フラグメント識別子と(b)U
RIと(c)前記フラグメント識別子及び前記URIと
のうちの1つに基づいて、(i)前記AV資源の種類と
(ii)前記論理モデルとを識別する識別手段を含み、更
に該識別手段は、時間軸、時間関数、領域軸及び領域関
数のうち少なくとも1つを含むXPathベースのアドレッ
シング方式をフラグメント識別子に適用して、AV資源
の時間フラグメント及び空間フラグメントをアドレッシ
ングする第2の適用手段を含み、前記URIネットワー
クアドレスと前記フラグメント識別子とを組み合わせ
て、前記AVフラグメントのアドレスであるURI参照
を形成する組み合わせ手段とを備える。
【0013】また、本発明の他の態様によるデータアド
レッシング装置は以下の構成を備える。すなわち、AV
資源のAVフラグメントをネットワークを介して任意の
分解能レベルでアドレッシングする装置であって、該A
V資源はAV資源のクラスのメンバーであり、そのAV
資源のクラスのメンバーと論理モデルが関連しており、
URI参照のURIネットワークアドレス部分を利用し
て、AV資源をロケートする利用手段と、(a)フラグ
メント識別子と(b)URIと(c)フラグメント識別
子及びURIとのうち1つに基づいて、(i)前記AV
資源の種類と(ii)前記論理モデルとを識別する識別手
段と、時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち少
なくとも1つを含むXPathベースのアドレッシング方式
を前記フラグメント識別子に適用して、前記AV資源の
時間フラグメント及び空間フラグメントをアドレッシン
グし、それにより、前記AVフラグメントをロケートす
る適用手段とを備える。
【0014】また、本発明の他の態様によるコンピュー
タ可読記憶媒体は、AV資源のAVフラグメントをネッ
トワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシング
する装置のためのプログラムを格納するコンピュータ可
読記憶媒体であって、該AV資源はAV資源のクラスの
メンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論
理モデルが関連しており、該プログラムが、前記AV資
源のURIネットワークアドレスを判定する第1の判定
工程のコードと、前記AV資源に前記論理モデルを適用
して、前記AVフラグメントの表現を含むAV資源の階
層表現を形成する適用工程のコードと、前記AVフラグ
メントの表現に従ってAVフラグメントのフラグメント
識別子を判定する第2の判定工程のコードと、前記UR
Iネットワークアドレスと前記フラグメント識別子とを
組み合わせて、前記AVフラグメントのアドレスである
URI参照を形成する組み合わせ工程のコードとを備え
る。
【0015】また、本発明の他の態様によるコンピュー
タ可読記憶媒体は、AV資源のAVフラグメントをネッ
トワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシング
する装置のためのプログラムを格納するコンピュータ可
読記憶媒体であって、該AV資源はAV資源のクラスの
メンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論
理モデルが関連しており、該プログラムが、前記AV資
源のURIネットワークアドレスを判定する第1の判定
工程のコードと、前記AV資源に前記論理モデルを適用
して、前記AVフラグメントの表現を含むAV資源の階
層表現を形成する第1の適用工程のコードと、前記AV
フラグメントの表現に従ってAVフラグメントのフラグ
メント識別子を判定する第2の判定工程のコードと、こ
こで、該第2の判定工程のコードは、(a)前記フラグ
メント識別子と(b)URIと(c)前記フラグメント
識別子及び前記URIとのうちの1つに基づいて、
(i)前記AV資源の種類と(ii)前記論理モデルとを
識別する識別工程のコードを含み、更に該識別工程のコ
ードは、時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち
少なくとも1つを含むXPathベースのアドレッシング方
式をフラグメント識別子に適用して、AV資源の時間フ
ラグメント及び空間フラグメントをアドレッシングする
第2の適用工程のコードを含み、前記URIネットワー
クアドレスと前記フラグメント識別子とを組み合わせ
て、前記AVフラグメントのアドレスであるURI参照
を形成する組み合わせ工程のコードとを備える。
【0016】更に、本発明の他の態様によるコンピュー
タ可読記憶媒体は、AV資源のAVフラグメントをネッ
トワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシング
する装置のためのプログラムを格納するコンピュータ可
読記憶媒体であって、該AV資源はAV資源のクラスの
メンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論
理モデルが関連しており、該プログラムが、URI参照
のURIネットワークアドレス部分を利用して、AV資
源をロケートする利用工程のコードと、(a)フラグメ
ント識別子と(b)URIと(c)前記フラグメント識
別子及び前記URIとのうち1つに基づいて、(i)前
記AV資源の種類と(ii)前記論理モデルとを識別する
識別工程のコードと、時間軸、時間関数、領域軸及び領
域関数のうち少なくとも1つを含むXPathベースのアド
レッシング方式を前記フラグメント識別子に適用して、
前記AV資源の時間フラグメント及び空間フラグメント
をアドレッシングし、それにより、前記AVフラグメン
トをロケートする適用工程のコードとを備える。
【0017】
【発明の実施の形態】従来の技術の様々な面及び本発明
の好ましい一実施例を添付の図面を参照しながら以下に
説明する。
【0018】なお、添付の図面の1つ又はいくつかを参
照して説明する中で同じ図中符号を付したステップ及び
/又は機能について述べる場合、説明の便宜上、それら
のステップ及び/又は機能は、特に指示のない限り、同
じ機能又は動作を有するものとする。本明細書の中で、
「具備する、備える(comprising)」という用語は「主
にそこで挙げられている構成要素を含む(including)
が、それらの構成要素のみに限定されるとは限らな
い」、又は「有する(having)」又は「含む(includin
g)」ことを意味し、「そこで挙げられている構成要素
のみから構成されている(consisting only of)」とい
う意味ではない。「comprising」という語の変化形であ
る「comprise」や、「comprises」も同様の意味を有す
る。
【0019】以下では、まず説明の冒頭において、例を
示してわかりやすくするために、コンパクトディスク読
み取り専用メモリ(CD ROM)媒体に格納されているオー
ディオビジュアルコンテンツを、そのようなディスクを
複数枚格納し、アドレスに従ってそれらのディスクをア
クセスすることができる「ジュークボックス」装置によ
りアクセスする装置を説明する。
【0020】図1は、搬送手段としてインターネット3
08を使用してオーディオコンテントCD ROM312をロ
ケートするために使用される従来のシステムを示す。ユ
ーザ(図示せず)は、オンラインミュージックプロバイ
ダのサーバ306に接続するために、インターネット3
08に接続するパーソナルコンピュータ(PC)304
を使用する。サーバ306は、複数枚のCD ROM312、
316を収納するCD ROMジュークボックス310に接続
している。各CD ROM312、316は個別のソング(so
ng)を格納している。図では、わかりやすくするために
単に太線314、318により、それぞれのソングが示
されている。ユーザは所望のCD ROM312のタイトル3
26を記載したそのCD ROMの解説書300と、ソング3
02、320のリストとを入手している。ユーザは、CD
ROM312のアドレスを「指示」するユニバーサルリソ
ースインジケータ(URI)を使用し、システムを介し
てCD ROM312から音楽をダウンロードすることができ
る。
【0021】図2では、CD ROM312をタイトル414
の下にソング402、404のリストを付した記述40
0として示している。ソング404は、そのソング40
4の中の特定の小節を指示するインデックス410及び
412を有する。なお、「ソング」のような用語は、こ
の部分の記述における例として使用しているものであ
り、実際には、前述のように、オーディオコンテントは
CD ROMに格納されていることに注意すべきである。例え
ば、クラシック音楽の場合、「ソング」402は交響曲
の1つの楽章であると考えることができ、従って、非常
に長くなることもありうるので、そのような場合には、
インデックス1(すなわち410)は関心のあるトラン
ペットのソロ部分を指示し、インデックスr(すなわち
412)は関心のあるバイオリンのソロ部分を指示す
る。図1のサーバ306とジュークボックス310の能
力に応じて、ユーザは所望のCD ROM312をアドレッシ
ングし、所望のインデックス410をアドレッシングす
ることができる。しかし、図1及び図2を参照すると、
ユーザは特定のCD(すなわち312)又は指定の事前に
定義済みのインデックス(すなわち410)のレベルま
での資料をアドレッシング、従って、アクセスするだけ
にとどまっていることがわかる。更に細かいグレインの
詳細を表す任意の指定レベルまで「ドリルダウン」する
ことは不可能である。
【0022】図3は、この場合は音楽CD ROMと関連して
使用されるべきアドレッシング方法の一実施例を示す。
従来は、それぞれが1つのレベルのインデックス(例え
ば、図2の410を参照)を含む個別のソング402の
リストを記載した記述400により記述されていたCD R
OM312を、複数の連続する時間ブロック又はスライス
に基づく論理モデルを使用し、且つその論理モデルをい
かに適用すべきかを定義する一連の規則を使用して、記
述400と、時間ブロック502から512を含むもう
1つの記述500とから成る階層表現の形に拡張してい
る。論理モデルは、CD ROM312に適用されると、適用
しないときにはモノリシックであったCDROM312のA
Vコンテントの階層表現を形成する働きをする。これに
より、モデルは時間ブロックベースで任意のコンテント
フラグメントを体系的に、迅速にアドレッシングできる
ようにして、所望の任意のドリルダウン能力を発揮す
る。記述された表現を使用して、例えば、ユーザは「Ti
tle/song1/block2−block j-3」の形態をとるフラグメ
ントアドレス又はフラグメント識別子を指定して、CDRO
M312に格納されたオーディオコンテントの任意の1
つのフラグメントを選択することができる。尚、jは図
3に示すような任意のインデックスである。ここに示す
論理モデルは単なる一例であり、後に、別の有利な論理
モデル及びアドレッシング方式を説明する。図3では、
ソング402はブロック502乃至506から構成され
ており、ソング2は504の次のブロックからブロック
506に至るブロックから構成されている。
【0023】図4は、オーディオビジュアルコンテント
のフラグメントをロケートするためにオーディオビジュ
アル(すなわち、AV)アドレッシング方式を適用する
プロセス900を示す。プロセス900は3つのサブプ
ロセス、すなわち、定義サブプロセス902と、符号化
サブプロセス904と、復号サブプロセス906とから
成る。定義サブプロセス902は、矢印910により示
すように、AV媒体のクラスに対して論理モデル908
を定義する。定義サブプロセス902の後、論理モデル
908は(矢印912により示すように)符号化サブプ
ロセス904で使用されて、そのクラスのAV媒体に属
するオーディオビジュアル資源フラグメントのアドレス
を符号化する。また、論理モデル908は(矢印914
により示すように)、そのアドレスと関連するオーディ
オビジュアル資源フラグメントをロケートするためにも
使用される。
【0024】図5を参照すると、記述400及び500
を有する階層表現602を含むシステム内容が更に詳細
に示されている。階層表現602から取り出されたフラ
グメント識別子610をURI324(図1を参照)と
関連させて使用して、図1に関連して説明したURI3
24と付加フラグメント識別子608の双方を取り入れ
た拡張URI606(一般に「URI参照」と呼ばれ
る)を得る。こうして、このURI参照をCD ROM312
のアドレスとして、更には所望のフラグメント314の
アドレスとして使用することが可能になる。
【0025】図6は、デジタルビデオに適する論理モデ
ルを使用して決定される別の階層表現706を示す。こ
の例では、CD ROM724にデジタルビデオショットのシ
ーケンス700が記録されている。ここで選択されてい
る論理モデルはビデオシーケンス700を、例えば、7
08のような複数のフレームに分解する。各フレーム
は、更に、710のようなx個のインタバルと、722
のようなy個のインタバルとに分解される。この論理モ
デルは単なる一例であり、より有利な論理モデルについ
ては後に説明する。このような表現を使用して、ユーザ
は、例えば、「Title/frame1/x1-x2;y1-y2」の形態を取
るフラグメントアドレス又はフラグメント識別子を指定
することにより、CD ROM724の指定の1フレームにお
けるビデオコンテントの任意の1つの空間フラグメント
を選択することができる。x1(726)からx2(7
28)までのxインタバル及びy1(730)からy2
(732)までのyインタバルは、デジタルビデオショ
ットのシーケンス700におけるフレーム702中の空
間領域704をアドレッシングする。従って、URI参
照716は、ハッシュ符号720の前方にデジタルビデ
オディスク724をアドレッシングする部分734を有
し、ハッシュ符号720の後の部分736はフラグメン
ト704をアドレッシングする。
【0026】本発明の一実施例について説明してきた
が、以下、これを更に詳細に説明する。XMLは本発明
の好ましい実施例を記載するための基礎として使用され
る。これはその概念及び表記の便利さの両方の見地に基
づいた選択であるとともに、ワールドワイドウェブコン
ソーシアム(W3C)に関連した推奨言語としてXML
が絶大な支持を得ていることに基づいている。
【0027】好ましい実施例においては、非XMLベー
スであるオーディオビジュアルコンテントのフラグメン
トをロケートするために、XMLパス言語(XPath)を
予期しない態様でいかにして拡張し、使用することがで
きるかが示される。
【0028】XMLリンキング言語(Xlink)は、オブ
ジェクトをロケートするためにURIを使用する。原則
として、例えば、電子文書、画像、サービス、その他の
資源の集合体、人物、企業、又は図書館の装丁本などの
アイデンティティを有する何らかの資源をロケートする
場合には、修正URIを使用することができる。各資源
は、概念モデルにおける1つ又は複数のエンティティに
相当する。従って、URIを使用して、XML文書以外
の資源をロケートする又はそれを参照することができ
る。しかし、データオブジェクトの内部構造をアドレッ
シングするためにXlinkが現在使用しているXPath及びX
MLポインタ言語(XPointer)方式は、XML文書のフ
ラグメントをロケートする目的でしか使用できない。
【0029】はじめに、XML文書という限られた範囲
内でのXlink、XPointer及びXPathの使用を考えてみる。
XPathは、XML文書をノードのツリーとしてモデル化
する。ノードには、ルートノード、エレメントノード、
テキストノード、属性ノード、名前スペースノード、処
理命令ノード及びコメントノードという7種類がある。
XPathは、URI内部におけるXPathの使用を容易にする
ために、コンパクトな非XML構文を使用する。XPath
ロケーションパスは「/」で区切られたロケーションス
テップのリストから構成されている。各ロケーションス
テップは、 axis::node-test[predicates] の形態をとる。ここで、axis(軸)はそのロケーション
ステップにより選択されたノードと、コンテキストノー
ドとのツリー関係を指定し、node-test(ノードテス
ト)はノードの種類又は名前を指定し、predicates(述
語)はロケーションステップにより選択されたノードの
集合を精密化する。
【0030】いくつかの構文省略によって、一般的なケ
ースを次のように簡潔に表現することができる。
【0031】 @ is short for attribute::, e.g. attribute::type can be abbreviate d as @type, // is short for /descendant-or-self::node()/ .is short for self::node(),and ..is short for parent::node(). 。
【0032】axisは、ロケーションステップにより選択
されたノードとコンテキストノードとのツリー関係を指
定する。XPathのaxisはchild、parent、descendant、an
cestor、following-sibling、preceding-sibling、foll
owing、preceding、attribute、namespace、self、desc
endant-or-self及びancestor-or-selfを含む。デフォル
トはchildのaxisである。XPointerはstring及びrangeの
axisを追加して、XPathを拡張する。
【0033】ノードテストは、ロケーションステップに
より選択されたノードの種類又は名前(要素又は属性の
名前など)を指定する。
【0034】ロケーションステップにより選択されたノ
ードの集合を精密化するためのpredicatesはゼロ又は複
数ある。predicatesは指定axisに沿った場所の候補のそ
れぞれについて評価され、典型的には、候補ノードの要
素の種類、属性、位置及び/又はその他の特性をテスト
する。
【0035】ファンクションライブラリはcount()、pos
ition()、id()、last()などの一連のpredicateファンク
ションを提供する。各ファンクションはゼロ又は複数の
引数をとり、1つの結果を戻す。XPointerと同様に、新
たな方式により新たなファンクションを定義して、XPat
hのコアファンクションを拡張することができる。
【0036】各ロケーションステップはコンテキストに
関して評価される。コンテキストは最初は文書ルートで
あり、より一般的には直前のロケーションステップの結
果である。ロケーションステップにより選択されるノー
ドセットは、axis及びnode testから初期ノードセット
を生成し、続いてそのノードセットを各々のpredicate
により順次フィルタリングすることにより得られるノー
ドセットである。
【0037】XPathロケーションパスのいくつかの例を
以下に挙げる。 /doc/chapter[2]/section[3] は、docの第2チャプタの第3セクションを選択する。 chapter[contains(string(title),"Overview") は、テキスト「Overview」を含む1つ又は複数のタイト
ルチルドレンを有するコンテキストノードのチャプタチ
ルドレンを選択する。 child::*[self::appendix or self::index] は、コンテキストノードのアペンディクス及びインデッ
クスチルドレンを選択する。 child::*[self::chapter or self::appendix][position
()=first()] は、コンテキストノードの第1チャプタ及びアペンディ
クスチルドレンを選択する。 para[@type="warning"] は、「warning」の値を有する、種類が属性であるコン
テキストノードの全てのパラチルドレンを選択する。 para[@id] は、id属性を有するコンテキストノードの全てのパラチ
ルドレンを選択する。
【0038】XPathはXML文書の論理構造に対して動
作し、この論理構造はドキュメントタイプデフィニショ
ン(DTD)により明示して定義されるか、又はタグの
配列によって暗黙のうちに定義される。例えば、先の節
で挙げた例は、次のような拡張バッカス・ナウア形態
(ENBF:Extended Backus-Naur Form)の構造を有す
るXML文書を想定していた。
【0039】doc::=toc chapter+appendix*index chapter::=section+ section::=para+ appendix::=section+ ここで、「toc」は「コンテントのテーブル」を意味
し、「+」は1つ又は複数を意味し、「*」はゼロ又は
1以上を意味し、上記の複合記述は、拡張形態で、コン
テントのテーブルと、1つ又は複数のチャプタと、ゼロ
又は1つ以上のアペンディクスと、インデックスとを含
む文書を記述している。各チャプタは1つ又は複数のセ
クションを含み、各セクションは1つ又は複数のパラグ
ラフを含み、各アペンディクスは1つ又は複数のセクシ
ョンを含む。
【0040】XML文書の場合、これらの構造は、それ
ぞれ、一対の適切な名前を与えられたタグによりマーキ
ングされている。タグによるマーキングがあるため、文
書の論理構造を曖昧さなく判定することができる。従っ
て、XMLの構文を理解するアプリケーションは、いず
れも、文書の構成要素をロケートすることができる。XP
ath及びXPointerの表記法を理解するアプリケーション
は、いずれも、XPath/XPointerフラグメント識別子と
共にURIを使用して、文書の各部分をロケートでき
る。
【0041】オーディオビジュアルコンテント、すなわ
ち、AVコンテントはXML文書として格納されないの
で、マーキングできない。しかし、論理構造又はモデル
を曖昧さなく提示すれば、XPathロケーション/アドレ
ッシング方法を変形して使用することが可能である。従
って、AVコンテントのクラスごとに、第一に曖昧さの
ない論理構造を定義しなければならず、これを広範囲に
アクセス可能にするためには、論理構造を公表するのが
好ましい。曖昧さのない論理構造又はモデルとは、その
モデルが与えられれば、人やアプリケーションが異なっ
ても、与えられたコンテントを厳密に同じように分割す
るものを言う。
【0042】例えば、AVコンテントの一種として、デ
ジタルビデオカメラで使用するようなデジタルビデオフ
ォーマットを考えてみると、これは、 dv::=frame* とモデル化できる。尚、これは、デジタルビデオが1つ
又は複数のフレームから構成されることを意味してい
る。
【0043】例えば、互いにコンパチブルなデジタルビ
デオカメラが記録を開始したこと(REC eventと指定す
る)を表現し且つ記録するためにメタデータを発生する
場合、2つのREC eventの間のインタバルをshotと定義
することができる。この場合、DVフォーマットのモデル
は、 dv::=shot* shot::=frame+ となる。これは、デジタルビデオがゼロ又は1つ以上の
ショットから構成され、各ショットは1つ又は複数のフ
レームを含むことを意味している。
【0044】別の例として、コンパクトディスクオーデ
ィオの論理構造は次のようにモデル化できる。 cdAudio::=track* track::=channel channel index* channel::=sample* これは、オーディオCDがゼロ又は1つ以上のトラックか
ら構成され、各トラックは2つのチャネルと、ゼロ又は
1つ以上のインデックスとを含み、各チャネルはゼロ又
は1つ以上のサンプルとを含むことを意味している。
【0045】更に複雑な例として、デジタルビデオディ
スク、すなわち、DVDビデオを考えてみる。DVD
は、2時間を越える高画質のデジタルビデオの記録(両
面、二層ディスクでは8時間を越える)と、8本までの
デジタルオーディオのトラックと、ただし各トラックは
8つまでのチャネルを含み、32個までのサブタイトル
/カラオケトラックと、9種類までの、再生中に選択で
きるカメラアングル(異なる視点)と、32個までのサ
ブピクチャチャネルとを提供する。
【0046】その他のデータの型としては、ビデオマネ
ージャインフォメーションファイル、ビデオタイトルセ
ットファイル、プログラムチェーンインフォメーション
ファイル、静止画像ビデオオブジェクト、タイトルの属
性、Part_of_titles及びメニュー、タイムマップテーブ
ル、Part_of_titleサーチポインタ及びナビゲーション
コマンドがある。
【0047】DVDビデオコンテントはtitleと、chapt
er(又はタイトルの複数の部分)とに分割される。タイ
トルは、1つ又は複数のprogram chain(PGC)により互
いにリンクされた複数のcellから構成されている。2つ
以上のPGCにより個々のセルを使用することができる。
異なるPGCは大半は同じ資料の中の異なるシーケンスを
定義する。カメラアングル及び分岐に関わる追加資料は
小さなチャンクとして互いにインタリーブされる。DV
Dプレーヤはチャンクからチャンクへとジャンプし、使
用しないアングル又は分岐を飛び越して、継ぎ目のない
ビデオ映像を構成する。
【0048】DVDビデオの論理モデルの1つは、 dvdVideo::=mainMenu? title* subpicture* file* mainMenu::=menu* menu::=menu* title::=chapter+ chapter::=view+ audio+ subtitle* view::=frame+ audio::=channel+ channel::=sample+ のようになる。
【0049】先の論理モデルは、それぞれ、AVコンテ
ントのクラス、すなわち、デジタルビデオ、コンパクト
ディスクオーディオ及びデジタルビデオディスクに関連
している。前述のように、論理モデルを関連するAVコ
ンテントに適用すると、コンテントのフラグメントのア
ドレッシングを支援するAVコンテントの階層表現が生
成される。
【0050】アドレッシングの面では、各ロケーション
ステップはコンテキストに関して評価される。コンテキ
ストは、最初は、ルートノード、この場合にはdvdVideo
である。通常、コンテキストは直前のロケーションステ
ップの結果である。ロケーションステップにより選択さ
れるノードセットは、axis及びnode testから初期ノー
ドセットを生成し、その後、そのノードセットを各pred
icateにより順次フィルタリングした結果として得られ
るノードセットである。
【0051】図7は、「avptr」アドレッシング方式を
使用してオーディオビジュアルフラグメントをロケート
するプロセス1000を示す。このプロセス1000は
図4の復号サブプロセス906を表している。図4の矢
印916と同等である矢印1004により示すように、
URI参照1002(http://www.apxcom.com/products
/dvd0111#avptr(/dvdVideo/title/chapter/audio[1]))
をステップ1006に提供する。ステップ1006で
は、URI参照1002のURI部分(http://www.apx
com.com/products/dvd0111)を使用して、資源をロケー
トする。次のステップ1010では、フラグメントアド
レスのルート、すなわち、URI参照1002のdvdVid
eoを使用して、コンテントの型を判断し、その結果とし
て、関連する論理モデル1012(図4の定義サブプロ
セス902において既に定義済みである)を判断する。
次のステップ1018では、論理モデル1012(図4
の論理モデル908と同等である)を使用して、初期コ
ンテキストをフラグメントのルートノードに設定する。
【0052】その後、判断ステップ1022で、以上の
ステップにおいて、直前のロケーションステップが所望
の資源フラグメントをロケートすることを要求したかど
うかを判断する。直前のロケーションステップが決定さ
れていれば、「YES」の矢印1024に従って、プロ
セス1000はステップ1026に進み、ロケートされ
た資源フラグメントを処理する。ステップ1026はロ
ケーション後の処理ステップである。
【0053】判断ステップ1022で、直前のロケーシ
ョンステップが決定されなかったと判定された場合に
は、プロセスは「NO」の矢印1028に従ってステッ
プ1030へ進み、現在のコンテキストの中の次のロケ
ーションステップを評価する。これについては、図8を
参照して更に詳細に説明する。その後、ステップ103
4では、指定の選択基準を満たすノードを選択する(基
準の詳細については図8を参照)。続くステップ103
8では、コンテキストを選択されたノードに設定し、そ
の後、矢印1040に従って、プロセス1000は判断
ステップ1022へ進む。
【0054】図8は、破線で囲んで示してある「ロケー
ション評価」ステップ1030を評価するプロセス11
00を示す。図8の破線1030の中のステップは、図
7のサブプロセス1030に相当する。ステップ103
0は、axis::node-test[predicates]の形態を取るロケ
ーションステップである。第1のステップ1102(矢
印1028により示すように、図7の判断ステップ10
22の後に続くステップである)では、axisにより指定
される階層関係を利用して、現在のコンテキストの中の
ノードの集合を選択する。その後、ステップ1106で
は、ノードテストを実行することにより、現在のノード
集合の中から指定の種類又はノード名のノードを選択す
る。次のステップ1110では、現在のノードの集合の
各ノードにpredicateを適用して、predicateを満足する
ノードのみを選択する。
【0055】以上説明したAVロケーション方式は、XP
ath/XPointerに類似する表記法とメカニズムを利用し
て、1つ又は複数のデータベースにおけるアナログ及び
デジタルAVコンテントをロケートすることができる。
【0056】AVロケーション方式については一連の名
前付きファンクションが定義されている。例えば、以下
の表に示すとおりである。
【0057】
【表1】 これらのファンクションは式を評価するために使用で
き、評価は常に現在のコンテキストに関して行われる。
【0058】更に、データの時間セグメント及び空間セ
グメントをロケートするために、例えば、時間軸及び領
域軸などの新たな軸を追加することが可能である。これ
らの軸を組み込むと、フラグメントのアドレッシングの
概念に更にパワーが追加され、AVコンテントの異なる
面までドリルダウンすることができるようになる。
【0059】時間軸は、現在のコンテキストの中で、指
定の開始時間及び終了時間内に起こるコンポーネントを
選択する。現在コンテキストは時間0で始まり、正規の
再生時間を通して連続して進行するものと解釈されてい
る。終了時間が指定されない場合には、これは開始時間
と同じであるとみなされ、指定の開始時間に起こるか、
又はそれに最も近い時点で起こるコンポーネントが選択
される。
【0060】TimeLocationStep::='time''::'StartTime
(∵EndTime)? TimeUnit::='h'|'m'|'s'|'ms' TimeNotation::='end'|([0-9]+TimeUnit) StartTime::=TimeNotation EndTime::=TimeNotation。
【0061】例えば、 http://www.apxcom.com/products/dvd0111#avptr(/dvdVideo/title[2]/time:: 0m,15m) [1] は、はじめの15分間で、指定されたDVDの第2のタ
イトルを選択する。この例を例[1]とする。
【0062】例[1]においては、本発明の方法は次の
ように動作する。
【0063】
【表2】 図9は、例[1]を、「avptr」アドレッシング方式を
使用してデジタルビデオテープにおいてビデオデータを
ロケートするプロセス1200として示している。矢印
1218により示すように、URI参照1202(この
説明においては[1]として示す)がステップ1204
に提供され、ステップ1204では、URI参照120
2のURI部分(すなわち、http://www.apxcom.com/pr
oducts/dvd0111)を使用して、資源をロケートする。続
くステップ1206では、フラグメントアドレスのルー
ト、すなわち、URI参照1202におけるdvdVideoを
使用して、コンテキストの種類と、それに関連する論理
モデル1208とを判定する。次のステップ1210で
は、この論理モデル1208を使用して、初期コンテキ
ストをフラグメントのルートノードに設定する。
【0064】その後、プロセス1200はステップ12
12へ進み、ステップ1212では、ロケーションステ
ップ、すなわち、URI参照1202のtitle[2]を評価
し、それにより、第2のタイトルノードを選択する。次
に、ステップ1214では、ロケーションステップ、す
なわち、URI参照1202のtime::0m,15mを評価し、
それにより、第2のタイトルノードの初めの15分間の
中のコンテントを選択する。その後、プロセス1000
はステップ1216へ進み、ロケートされた資源フラグ
メントを処理する。ステップ1216はロケーション後
の処理ステップである。
【0065】例[1]の変形として、 http://www.apxcom.com/products/dvd0111#avptr(/dvdVideo/title[position( )=1 or position()=2)][time("0m","15m")] [2] は、指定されたDVDの第1及び第2のタイトルの初め
の15分間を選択する。
【0066】別の例として、 http://www.apxcom.com/products/dvd0111#avptr(/dvdVideo/title[position( )=1 or position()=2][time("0m","15m")] [3] は,DVDの第1及び第2のタイトルの初めの15分間
を選択する。
【0067】例[3]に適用された場合、本発明の方法
は次のように動作する。
【0068】
【表3】 タイムコードaxis(軸)は、現在コンテキストの中で、
指定の開始タイムコード及び終了タイムコード内に起こ
るコンポーネントを選択する。終了タイムコードが指定
されていない場合には、これは開始タイムコードと同じ
であるとみなし、指定の開始タイムコードで起こるコン
ポーネントを選択する。タイムコードは、国際規格機構
(ISO)8601で定義されているような時間値、或
いは日付と時間値の組み合わせにより表される。また、
FFがフレームを表すHH:MM:SS:FFのフォーマットを有す
るSMPTE(すなわち、Society of Motion Picture
and Television Engineers)タイムコードであっても良
い。
【0069】 Timeco-deLocationStep::='timecode''::'StartTimecode(∵EndTimecode)? TimecodeNotation::='begin'|'end'|smpteTimecode|time|(""dateTime"") StartTimecode::=TimecodeNotation EndTimecode::=TimecodeNotation 。
【0070】例えば、 http://www.apxcom.com/events/productLaunch99#avptr (/dv/shot/timecode::00:15:00:00,00:30:00:00) [4] は、SMPTEタイムコードを使用する指定のデジタルビデ
オテープにおける15分間のクリップを選択する。
【0071】領域軸は、現在コンテキストの中で、指定
の境界規定曲線により境界を規定された二次元領域を選
択する。原点は1つのフレームの左上角に相当し、x軸
座標は右へ進むにつれて大きくなり、y軸座標は下へ行
くにつれて大きくなる。座標は(整数)画素値で指定さ
れる。方形や楕円形などのいくつかの種類の境界規定曲
線では、主軸とx軸との間で(反時計回り方向の)角度
を指定することができる。同じコンテントの領域を異な
る分解能で指定するために、境界規定曲線を判定した源
の分解能をrange()ファンクションを使用して指定する
ことが可能であろう。
【0072】 RegionLocationStep::='region''::'[Range]BoundingCurve BoundingCurve::=Shape Shape::=Circle|Ellipse|Rectangle|Polygon|QuadCurve|CubicCurve| Bspline Circle::='circle('Xcentre∵Ycentre∵Radius')' Ellipse::='ellipse('Xcentre∵Ycentre∵Major∵Minor∵Angle')' Rectangle::='rect('Left∵Top∵Width∵Height∵Angle')' Polygon::='polygon('Point∵Point(∵Point)+')' QuadCurve::='qcurve('Point∵Point(∵Point)+')' CubicCurve::='ccurve('Point∵Point(∵Point)+')' BSpline::='bspline('Point∵Point(∵Point)+')' Point::=Integer ∵Integer Integer::=[+|-] Digits Angle::=Degree Range::='range('Integer∵Integer')' 。
【0073】例えば、 http://www.apxcom.com/events/productLaunch99#avptr(/dv/shot[1] /frame[1012]/region::range(720,480)rect(40,40,60,60,45) [5] は、指定のデジタルビデオテープの第1のショットの1
012番目のフレームから取り出される60×60のひ
し形領域を選択する。
【0074】図10は、「avptr」アドレッシング方式
を使用して1つの領域内でビジュアルデータをロケート
するプロセス1300として例[5]を示す。矢印13
22により示すように、URI参照1302(この説明
においては[5]として示されている)がステップ13
04に提供され、このステップ1304では、URI参
照1302のURI部分(すなわち、http://www.apxco
m.com/events/productLaunch99)を使用して、資源をロ
ケートする。次のステップ1306では、フラグメント
アドレスのルート、すなわち、URI参照1302にお
けるdvを使用して、コンテントの種類、及びそれに関連
する論理モデル1308を判定する。続くステップ13
10では、この論理モデル1308を使用して、初期コ
ンテキストをフラグメントのルートノードに設定する。
【0075】その後、プロセス1300はステップ13
12へ進み、ロケーションステップ、すなわち、URI
参照1202におけるshot[1]を評価し、それにより、
第1のショットノードを選択する。その後、ステップ1
314では、URI参照1302のロケーションステッ
プframe[1012]を評価し、それにより、第1のショット
ノードのフレーム[1012]のノードを選択する。次
に、ステップ1318では、URI参照1302のロケ
ーションステップregion::range(720,480)rect(40,40,6
0,60,45)を評価し、それにより、第1のショットのフレ
ーム[1012]の指定の方形の中のコンテントを選択
する。その後、プロセス1300はステップ1320へ
進み、ロケートされた資源フラグメントを処理する。ス
テップ1320は、ロケーション後の処理ステップであ
る。
【0076】別の例として、 http://www.apxcom.com/products/acd010239#avptr(/cdAudio/track[2]/ channel/time::0s,60s) [6] は、モデル、 cdAudio::=track* track::=channel channel index* channel::=sample* を有するオーディオCDの第2のトラックの初めの1分を
選択する。
【0077】ハッシュの前のURI参照の部分はAV製
品、この例では、010239番のオーディオCDを表
し、これは、この例での資源である架空の会社「apxco
m」により製造されたあるクラスの製品、すなわち、オ
ーディオCDに属している。ハッシュ符号の次には、指定
のCDにおける特定のAVコンテントをロケートするため
の「AV」フラグメント識別子、すなわち、ポインタが
続いている。AVポインタはコンテントの内部構造、こ
の場合には第2のトラックの初めの1分間へ導かれる。
従って、インターネットにおけるアドレッシングでは良
く使用されるエンティティであるURI(ユニバーサル
リソースインヂケータ)をフラグメント識別子(URI
参照の、ハッシュ符号に続く部分)と組み合わせて、U
RI参照と呼ぶのである。
【0078】そのロケーションステップは次のように動
作する。
【0079】
【表4】 図11は、「avptr」アドレッシング方式を使用してオ
ーディオCDにおけるオーディオデータをロケートするプ
ロセス1400として例[6]を示す。矢印1404に
より示すように、URI参照1402(この説明におい
ては[6]として示されている)はステップ1406に
提供され、ステップ1406では、URI参照1402
のURI部分(すなわち、http://www.apxcom.com/prod
ucts/acd010239)を使用して、資源をロケートする。次
のステップ1408では、フラグメントアドレスのルー
ト、すなわち、URI参照のcdAudioを使用して、コン
テントの種類、及びそれに関連する論理モデル1410
を判定する。次のステップ1412では、論理モデル1
410を使用して、初期コンテキストをフラグメントの
ルートノードに設定する。
【0080】その後、プロセス1400はステップ14
14へ進み、ロケーションステップ、すなわち、URI
参照1402におけるtrack[2]を評価し、それにより、
第2のトラックノードを選択する。その後、ステップ1
416では、URI参照1402のロケーションステッ
プchannelを評価し、それにより、第2のトラックノー
ドの全てのチャネルノードを選択する。次に、ステップ
1418では、URI参照1402のロケーションステ
ップtime::0s,60sを評価し、それにより、第2のトラッ
クノードの全てのチャネルノードの最初の1分の中のコ
ンテントを選択する。その後、プロセス1400はステ
ップ1420へ進み、ロケートされた資源フラグメント
を処理する。ステップ1420はロケーション後の処理
ステップである。
【0081】更に別の例(第[7]の例)では、DVD
の第2の映画の15分間のセグメントへのURIは、 http://www.apxcom.com/products/dvd0111#avptr(/dvdVideo/title[2]/ time::30m, 15m) [7] の形態をとることができ、また、別の例(第[8]の
例)、すなわち、 http://www.apxcom.com/products/dvd0111#avptr(/dvdVideo/title/chapter/ audio[1]) [8] は、DVDの第1のオーディオトラックを選択する。
【0082】上記のURI参照を考える場合にも、ハッ
シュ符号の前のURIの部分はAV製品、すなわち、資
源を表すことに気付く。ハッシュ符号の後に続く部分
は、AVコンテントの部分をロケートするためのAVフ
ラグメント識別子である。
【0083】図12は、ブラウザ(図示せず)に提示さ
れたXML文書114のコンテキストにおける従来のシ
ナリオの記述を示す。図示するように、文書114はX
ML文書の物理的な面を表しているが、ブラウザのユー
ザは異なるスタイル(図示せず)で文書を提示されるこ
とがあるだろう。文書114はアポロ13号の宇宙での
任務遂行の模様を示すAVコンテントを記述している。
文書の種類は参照100により指定されており、この例
では「ドキュメンタリー」である。いくつかのハイパー
リンク参照104、106は、映画供給源及び映画の批
評(図示せず)をそれぞれ記述する他のXML文書12
0、122へのリンクを形成している。文書120によ
り表される映画供給源はオンラインであっても良いが、
企業により製造されたビデオカセット128(この例で
は特定の映画供給源を格納している)であっても良い。
文書114は、タグデリミタ108及び124の間の
「RocketLaunch」と名づけられたセグメント110を含
む。RocketLaunchセグメントは、開始インデックス11
2により指示されるように、ドキュメンタリーの開始か
ら15分後に始まる。ユーザがリリース参照104を選
択すると、矢印118により示される関連リンクがユー
ザに先に述べたように映画供給源128を記述するXM
L文書120を提示する。文書120の参照132を選
択すると、矢印130により指示するように、物理的ビ
デオカセット128を示すURI126が検索される。
URI126は、134で指定されるドメイン名movies
を有する会社に至るリンクから構成されていることがわ
かる。特定のカセットは「products」カテゴリー138
における「vhs0111」136として指定されている。説
明を明確にするため、以上のプロセスをもう1度見直し
てみると、Apollo13参照104をユーザが選択すること
により、ユーザはURI126により表されるロケーシ
ョンプロセスを通して特定のカセット128にたどりつ
く。尚、URIは標準フォーマットを有し、フラグメン
ト識別子を含んでいないが、ここに記載したシナリオが
非XMLのAV資源のフラグメントレベルまでのドリル
ダウンを支援するものではないことは明らかである。U
RIは特定のビデオカセット128をアドレッシングす
るが、このカセットにおいてフラグメントレベルでAV
データをアドレッシングするメカニズムは提供していな
い。
【0084】図13を参照すると、本発明が提案するア
ドレッシング方法の好ましい一実施例が示されている。
主XML文書114で予告編参照200を選択すると、
矢印202により示されるリンクが起動される。このリ
ンクは別のXML文書204に至る。このXML文書2
04はフラグメントレベルで予告編AV資料を記述する
もので、参照226を選択すると、破線の矢印206に
より示されるリンクが拡張URI208を使用して1つ
のAVフラグメントを指示する。URI208の、ハッ
シュより前の部分は、「01100」として指定される、「m
ovies」と呼ばれる架空の会社の製品であるVHSの予告編
のコンテントに関連している。URIの、ハッシュ以降
の部分は、vhs(214)テープの第2のビデオ21
6、特に、ドキュメンタリーの開始から900秒後に始
まり、1800秒後に終わるセグメント(218)を指
示するAVポインタ212である。
【0085】AV資源の任意のフラグメントをアドレッ
シングする方法は、図14に示すような従来の汎用コン
ピュータシステム800を使用して実施されるのが好ま
しい。この場合、図4及び図7から図11のプロセス
は、コンピュータシステム800の内部で実行されるア
プリケーションプログラムなどのソフトウェアとして実
現されても良い。特に、AV資源の任意のフラグメント
をアドレッシングする方法の各ステップは、コンピュー
タにより実行されるソフトウェアの命令によって実現さ
れるのである。ソフトウェアは2つの部分、すなわち、
アドレッシング方法を実行する部分と、アドレッシング
方法とユーザとの間のユーザインタフェースを管理する
部分とに分割されても良い。ソフトウェアは、例えば、
以下に説明する記憶装置を含めたコンピュータ読み取り
可能な媒体に格納されていても良い。ソフトウェアはコ
ンピュータ読み取り可能な媒体からコンピュータにロー
ドされた後、コンピュータにより実行される。そのよう
なソフトウェア又はコンピュータプログラムが記録され
たコンピュータ読み取り可能な媒体はコンピュータプロ
グラム製品である。コンピュータにおいてコンピュータ
プログラム製品を使用することにより、本発明の実施例
に従ってAV資源の任意のフラグメントをアドレッシン
グするのに有利な装置が得られるのが好ましい。
【0086】コンピュータシステム800はコンピュー
タモジュール801と、キーボード802及びマウス8
03などの入力装置と、プリンタ815及び表示装置8
14を含む出力装置とを具備する。変復調器(モデム)
トランシーバ装置816は、例えば、電話回線821又
はその他の機能媒体を介して接続可能である通信ネット
ワーク820との間で通信を実行するために、コンピュ
ータモジュール801により使用される。モデム816
は、インターネット及びローカルエリアネットワーク
(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)な
どの他のネットワークシステムに対するアクセスを獲得
するために使用できる。
【0087】コンピュータモジュール801は、典型的
には、少なくとも1つのプロセッサユニット805と、
例えば、半導体ランダムアクセスメモリ(RAM)及び
読み取り専用メモリ(ROM)から形成されるメモリユ
ニット806と、ビデオインタフェース807、キーボ
ード802及びマウス803、並びにオプションとして
のジョイスティック(図示せず)に対応する入出力(I
/O)インタフェース813、及びモデム816に対応
するインタフェース808を含むI/Oインタフェース
とを含む。記憶装置809が設けられており、これは典
型的にはハードディスクドライブ810と、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ811とを含む。磁気テ
ープドライブ(図示せず)を使用しても良い。CD−R
OMドライブ812は典型的には不揮発性データ源とし
て設けられる。コンピュータモジュール801の構成要
素805から813は典型的には相互接続バス804を
介して、当業者には知られている従来通りのコンピュー
タシステム800の動作態様で動作するように互いに通
信する。本発明の実施例を実施できるコンピュータの例
としては、IBM−PC及びそのコンパチブル、Sun Sparcst
ations又はそこから派生した類似のコンピュータシステ
ムがある。
【0088】典型的には、好ましい実施例のアプリケー
ションプログラムはハードディスクドライブ810に常
駐しており、実行の際にはプロセッサ805により読み
出される。プログラム及びネットワーク820から取り
出されるデータの中間格納は、場合によってはハードデ
ィスクドライブ810と協調して、半導体メモリ806
を使用して行われても良い。アプリケーションプログラ
ムをCD−ROM又はフロッピーディスクに符号化した
形態でユーザに提供し、対応するドライブ812又は8
11によりプログラムを読み取っても良いし、あるい
は、ユーザがネットワーク820からモデム装置816
を介してプログラムを読み取っても良い。更に、磁気テ
ープ、ROM又は集積回路、光磁気ディスク、コンピュ
ータモジュール801と別の装置との間の無線送信チャ
ネル又は赤外線送信チャネル、PCMCIAカードなど
のコンピュータ読み取り可能なカード、Eメール送信を
含むインターネット及びイントラネット、ウェブサイト
などに記録された情報を含めた他のコンピュータ読み取
り可能な媒体からソフトウェアをコンピュータシステム
800にロードしても差し支えない。以上挙げたもの
は、関連するコンピュータ読み取り可能な媒体の単なる
例であるにすぎない。その他のコンピュータ読み取り可
能な媒体を使用しても、本発明の趣旨から逸脱すること
にはならない。
【0089】あるいは、AV資源の任意のフラグメント
をアドレッシングする方法を、アドレッシングの機能又
は部分機能を実行する1つ又は複数の集積回路などの専
用ハードウェアで実現しても良い。そのような専用ハー
ドウェアにはグラフィックプロセッサ、デジタルシグナ
ルプロセッサ、或いは、1つ又は複数のマイクロプロセ
ッサ及び関連メモリなどがある。このような専用ハード
ウェアを、AVコンテントをアドレッシングする専用機
器又は汎用機器に組み込むことができる。
【0090】好ましい実施例を説明するための表記法と
してXMLを採用したのは、実施例を説明する上で好都
合なメカニズムであるためである。また、XML資源及
び非XML資源の双方に対して首尾一貫したビュー及び
アドレッシングメカニズムでもある。しかし、先に述べ
た通り、これは本発明の不可欠の特徴ではない。
【0091】
【産業上の適用可能性】以上の説明から、本発明の実施
例はコンピュータ及びデータ処理の分野に適用可能であ
ることがわかる。
【0092】本発明のいくつかの実施例のみを説明した
が、上記の実施例は単なる例であって、限定的な意味を
持たず、本発明の趣旨から逸脱せずに実施例の変形及び
/又は変更を実施することは可能である。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ資源の所望のフラグメントを特定し、取得するこ
とが可能となる。特に、オーディオビジュアルデータ資
源から所望のフラグメントを取得することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インターネットを使用してCD ROMのオーディオ
データをアクセスする従来のシステムを示す図である。
【図2】図1のCD ROMに対して典型的に実行されるイン
デックス付けを示す図である。
【図3】本発明に従ってCD ROMに関連させてアドレッシ
ングを実行する方法の好ましい一実施例を示す図であ
る。
【図4】オーディオビジュアルコンテントのフラグメン
トをロケートするためにオーディオビジュアルアドレッ
シング方式を適用するプロセスを示す図である。
【図5】CD ROMのオーディオデータのフラグメントのア
ドレッシングに図3の方法を適用する例を示す図であ
る。
【図6】CDROMのデジタルビデオコンテントのフラグメ
ントのアドレッシングに適用される好ましい実施例を示
す図である。
【図7】「avptr」アドレッシング方式を使用してオー
ディオビジュアルフラグメントをロケートするプロセス
を示す図である。
【図8】図7のロケーションステップを評価するプロセ
スを示す図である。
【図9】デジタルビデオテープのビデオデータをロケー
トするプロセスの一例を示す図である。
【図10】1つの領域においてビジュアルデータをロケ
ートするプロセスの一例を示す図である。
【図11】オーディオCDのオーディオデータをロケート
するプロセスの一例を示す図である。
【図12】従来のURIを使用する資源のロケーション
を示す図である。
【図13】好ましい実施例に従ってフラグメントをロケ
ートするために使用される拡張URIを示す図である。
【図14】本発明の好ましい実施例を実施できる汎用コ
ンピュータの概略ブロック線図である。

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AV資源のAVフラグメントをネットワ
    ークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングする
    方法であって、該AV資源はAV資源のクラスのメンバ
    ーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理モデ
    ルが関連しており、 AV資源のURIネットワークアドレスを判定する工程
    と、 前記AV資源に前記論理モデルを適用して、前記AVフ
    ラグメントの表現を含む前記AV資源の階層表現を形成
    する工程と、 前記AVフラグメントの表現に従って前記フラグメント
    のフラグメント識別子を判断する工程と、 前記URIネットワークアドレスと前記フラグメント識
    別子とを組み合わせて、前記AVフラグメントのアドレ
    スであるURI参照を形成する工程とを備えることを特
    徴とするデータアドレッシング方法。
  2. 【請求項2】 前記フラグメント識別子を判断する工程
    は、 (i)AV資源の種類、(ii)(a)フラグメント識別
    子及び(b)URIの一方に従った論理モデル、及び
    (iii)フラグメント識別子及びURIを識別するサブ
    工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータア
    ドレッシング方法。
  3. 【請求項3】 前記フラグメント識別子を判定する工程
    は、 (i)AV資源の種類と、(ii)前記論理モデルとをフ
    ラグメント識別子のルートに基づいて識別するサブ工程
    を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータアドレ
    ッシング方法。
  4. 【請求項4】 前記識別する工程は、 時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち少なくと
    も1つを含むXPathベースのアドレッシング方式をフラ
    グメント識別子に適用して、AV資源の時間フラグメン
    ト及び空間フラグメントをアドレッシングするサブ工程
    を含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のデータ
    アドレッシング方法。
  5. 【請求項5】 前記AV資源の種類は、(i)デジタル
    ビデオ、(ii)アナログビデオ、(iii)コンパクトデ
    ィスクオーディオ、(iv)アナログオーディオ及び
    (v)デジタルビデオディスクのうち少なくとも1つを
    含むことを特徴とする請求項2又は3に記載のデータア
    ドレッシング方法。
  6. 【請求項6】 AV資源のAVフラグメントをネットワ
    ークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングする
    方法であって、該AV資源はAV資源のクラスのメンバ
    ーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理モデ
    ルが関連しており、 URI参照のURIネットワークアドレス部分を使用し
    て、AV資源をロケートする工程と、 (a)フラグメント識別子、(b)URI、(c)フラ
    グメント識別子及びURIのうちの1つに基づいて、
    (i)前記AV資源の種類と(ii)前記論理モデルとを
    識別する工程と、 時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち少なくと
    も1つを含むXPathベースのアドレッシング方式を前記
    フラグメント識別子に適用して、前記AV資源の時間フ
    ラグメント及び空間フラグメントをアドレッシングし、
    それにより、前記AVフラグメントをロケートする工程
    とを備えることを特徴とするデータアドレッシング方
    法。
  7. 【請求項7】 前記識別する工程は、 (i)AV資源の種類と、(ii)フラグメント識別子の
    ルートに従った論理モデルとを識別することを備える請
    求項6に記載のデータアドレッシング方法。
  8. 【請求項8】 前記AV資源の種類は、(i)デジタ
    ルビデオ、(ii)アナログビデオ、(iii)コンパクト
    ディスクオーディオ、(iv)アナログオーディオ及び
    (v)デジタルビデオディスクのうち少なくとも1つを
    含むことを特徴とする請求項6に記載のデータアドレッ
    シング方法。
  9. 【請求項9】 AV資源のAVフラグメントをネットワ
    ークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングする
    方法であって、該AV資源はAV資源のクラスのメンバ
    ーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理モデ
    ルが関連しており、 AV資源のURIネットワークアドレスを判定する工程
    と、 前記AV資源に前記論理モデルを適用して、前記AVフ
    ラグメントの表現を含む前記AV資源の階層表現を形成
    する工程と、 (a)フラグメント識別子と(b)URIと(c)フラ
    グメント識別子及びURIとのうちの1つ基づいて、
    (i)AV資源の種類と(ii)前記論理モデルとを識別
    するサブ工程を含み、前記AVフラグメントの表現に従
    って前記フラグメントのフラグメント識別子を判断する
    工程と、ここで、該識別するサブ工程は、時間軸、時間
    関数、領域軸及び領域関数のうち少なくとも1つを含む
    XPathベースのアドレッシング方式をフラグメント識別
    子に適用して、AV資源の時間フラグメント及び空間フ
    ラグメントをアドレッシングするサブ工程を含み、 前記URIネットワークアドレスと前記フラグメント識
    別子とを組み合わせて、前記AVフラグメントのアドレ
    スであるURI参照を形成する工程とを備えることを特
    徴とするデータアドレッシング方法。
  10. 【請求項10】 AV資源のAVフラグメントをネット
    ワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングす
    る装置であって、該AV資源はAV資源のクラスのメン
    バーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理モ
    デルが関連しており、 前記AV資源のURIネットワークアドレスを判定する
    第1の判定手段と、 前記AV資源に前記論理モデルを適用して、前記AVフ
    ラグメントの表現を含むAV資源の階層表現を形成する
    適用手段と、 前記AVフラグメントの表現に従ってAVフラグメント
    のフラグメント識別子を判定する第2の判定手段と、 前記URIネットワークアドレスと前記フラグメント識
    別子とを組み合わせて、前記AVフラグメントのアドレ
    スであるURI参照を形成する組み合わせ手段とを備え
    ることを特徴とするデータアドレッシング装置。
  11. 【請求項11】 前記第2の判定手段は、 (a)前記フラグメント識別子と(b)URIと(c)
    前記フラグメント識別子及び前記URIとのうちの1つ
    に基づいて、(i)前記AV資源の種類と(ii)前記論
    理モデルとを識別する識別手段を含むことを特徴とする
    請求項10に記載のデータアドレッシング装置。
  12. 【請求項12】 前記第2の判定手段は、 (i)前記AV資源の種類と、(ii)前記論理モデルと
    を、前記フラグメント識別子のルートに基づいて識別す
    る識別手段を含むことを特徴とする請求項10に記載の
    データアドレッシング装置。
  13. 【請求項13】 前記識別手段は、 時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち少なくと
    も1つを含むXPathベースのアドレッシング方式をフラ
    グメント識別子に適用して、AV資源の時間フラグメン
    ト及び空間フラグメントをアドレッシングする適用手段
    を含むことを特徴とする請求項11又は12に記載のデ
    ータアドレッシング装置。
  14. 【請求項14】 前記AV資源の種類は、(i)デジタ
    ルビデオ、(ii)アナログビデオ、(iii)コンパクト
    ディスクオーディオ、(iv)アナログオーディオ及び
    (v)デジタルビデオディスクのうち少なくとも1つを
    含むことを特徴とする請求項11又は12に記載のデー
    タアドレッシング装置。
  15. 【請求項15】 AV資源のAVフラグメントをネット
    ワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングす
    る装置であって、該AV資源はAV資源のクラスのメン
    バーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理モ
    デルが関連しており、 前記AV資源のURIネットワークアドレスを判定する
    第1の判定手段と、 前記AV資源に前記論理モデルを適用して、前記AVフ
    ラグメントの表現を含むAV資源の階層表現を形成する
    第1の適用手段と、 前記AVフラグメントの表現に従ってAVフラグメント
    のフラグメント識別子を判定する第2の判定手段と、こ
    こで、該第2の判定手段は、(a)前記フラグメント識
    別子と(b)URIと(c)前記フラグメント識別子及
    び前記URIとのうちの1つに基づいて、(i)前記A
    V資源の種類と(ii)前記論理モデルとを識別する識別
    手段を含み、更に該識別手段は、時間軸、時間関数、領
    域軸及び領域関数のうち少なくとも1つを含むXPathベ
    ースのアドレッシング方式をフラグメント識別子に適用
    して、AV資源の時間フラグメント及び空間フラグメン
    トをアドレッシングする第2の適用手段を含み、 前記URIネットワークアドレスと前記フラグメント識
    別子とを組み合わせて、前記AVフラグメントのアドレ
    スであるURI参照を形成する組み合わせ手段とを備え
    ることを特徴とするデータアドレッシング装置。
  16. 【請求項16】 AV資源のAVフラグメントをネット
    ワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングす
    る装置であって、該AV資源はAV資源のクラスのメン
    バーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理モ
    デルが関連しており、 URI参照のURIネットワークアドレス部分を利用し
    て、AV資源をロケートする利用手段と、 (a)フラグメント識別子と(b)URIと(c)フラ
    グメント識別子及びURIとのうち1つに基づいて、
    (i)前記AV資源の種類と(ii)前記論理モデルとを
    識別する識別手段と、 時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち少なくと
    も1つを含むXPathベースのアドレッシング方式を前記
    フラグメント識別子に適用して、前記AV資源の時間フ
    ラグメント及び空間フラグメントをアドレッシングし、
    それにより、前記AVフラグメントをロケートする適用
    手段とを備えることを特徴とするデータアドレッシング
    装置。
  17. 【請求項17】 AV資源のAVフラグメントをネット
    ワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングす
    る装置のためのプログラムを格納するコンピュータ可読
    記憶媒体であって、該AV資源はAV資源のクラスのメ
    ンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理
    モデルが関連しており、該プログラムが、 前記AV資源のURIネットワークアドレスを判定する
    第1の判定工程のコードと、 前記AV資源に前記論理モデルを適用して、前記AVフ
    ラグメントの表現を含むAV資源の階層表現を形成する
    適用工程のコードと、 前記AVフラグメントの表現に従ってAVフラグメント
    のフラグメント識別子を判定する第2の判定工程のコー
    ドと、 前記URIネットワークアドレスと前記フラグメント識
    別子とを組み合わせて、前記AVフラグメントのアドレ
    スであるURI参照を形成する組み合わせ工程のコード
    とを備えることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒
    体。
  18. 【請求項18】 前記第2の判定工程のコードは、 (a)前記フラグメント識別子と(b)URIと(c)
    前記フラグメント識別子及び前記URIとのうちの1つ
    に基づいて、(i)前記AV資源の種類と(ii)前記論
    理モデルを識別する識別工程のコードを含むことを特徴
    とする請求項17に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記第2の判定工程のコードは、 (i)前記AV資源の種類と(ii)前記論理モデルとを
    前記フラグメント識別子のルートに基づいて識別する識
    別工程のコードを含むことを特徴とする請求項17に記
    載のコンピュータ可読記憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記識別工程のコードは、 時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち少なくと
    も1つを含むXPathベースのアドレッシング方式をフラ
    グメント識別子に適用して、AV資源の時間フラグメン
    ト及び空間フラグメントをアドレッシングする適用工程
    のコードを含むことを特徴とする請求項18又は19に
    記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記AV資源の種類は、(i)デジタ
    ルビデオ、(ii)アナログビデオ、(iii)コンパクト
    ディスクオーディオ、(iv)アナログオーディオ及び
    (v)デジタルビデオディスクのうち少なくとも1つを
    含むことを特徴とする請求項18又は19に記載のコン
    ピュータ可読記憶媒体。
  22. 【請求項22】 AV資源のAVフラグメントをネット
    ワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングす
    る装置のためのプログラムを格納するコンピュータ可読
    記憶媒体であって、該AV資源はAV資源のクラスのメ
    ンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理
    モデルが関連しており、該プログラムが、 前記AV資源のURIネットワークアドレスを判定する
    第1の判定工程のコードと、 前記AV資源に前記論理モデルを適用して、前記AVフ
    ラグメントの表現を含むAV資源の階層表現を形成する
    第1の適用工程のコードと、 前記AVフラグメントの表現に従ってAVフラグメント
    のフラグメント識別子を判定する第2の判定工程のコー
    ドと、ここで、該第2の判定工程のコードは、(a)前
    記フラグメント識別子と(b)URIと(c)前記フラ
    グメント識別子及び前記URIとのうちの1つに基づい
    て、(i)前記AV資源の種類と(ii)前記論理モデル
    とを識別する識別工程のコードを含み、更に該識別工程
    のコードは、時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数の
    うち少なくとも1つを含むXPathベースのアドレッシン
    グ方式をフラグメント識別子に適用して、AV資源の時
    間フラグメント及び空間フラグメントをアドレッシング
    する第2の適用工程のコードを含み、 前記URIネットワークアドレスと前記フラグメント識
    別子とを組み合わせて、前記AVフラグメントのアドレ
    スであるURI参照を形成する組み合わせ工程のコード
    とを備えることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒
    体。
  23. 【請求項23】 AV資源のAVフラグメントをネット
    ワークを介して任意の分解能レベルでアドレッシングす
    る装置のためのプログラムを格納するコンピュータ可読
    記憶媒体であって、該AV資源はAV資源のクラスのメ
    ンバーであり、そのAV資源のクラスのメンバーと論理
    モデルが関連しており、該プログラムが、 URI参照のURIネットワークアドレス部分を利用し
    て、AV資源をロケートする利用工程のコードと、 (a)フラグメント識別子と(b)URIと(c)前記
    フラグメント識別子及び前記URIとのうち1つに基づ
    いて、(i)前記AV資源の種類と(ii)前記論理モデ
    ルとを識別する識別工程のコードと、 時間軸、時間関数、領域軸及び領域関数のうち少なくと
    も1つを含むXPathベースのアドレッシング方式を前記
    フラグメント識別子に適用して、前記AV資源の時間フ
    ラグメント及び空間フラグメントをアドレッシングし、
    それにより、前記AVフラグメントをロケートする適用
    工程のコードとを備えることを特徴とするコンピュータ
    可読記憶媒体。
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