JP2001184120A - プラント事故対策支援システム及びそれを記録した記録媒体 - Google Patents

プラント事故対策支援システム及びそれを記録した記録媒体

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JP2001184120A
JP2001184120A JP37149099A JP37149099A JP2001184120A JP 2001184120 A JP2001184120 A JP 2001184120A JP 37149099 A JP37149099 A JP 37149099A JP 37149099 A JP37149099 A JP 37149099A JP 2001184120 A JP2001184120 A JP 2001184120A
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accident
behavior
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Yukinori Hirose
行徳 廣瀬
Nao Hirooka
奈緒 廣岡
Akio Arakawa
秋雄 荒川
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクシデントマネジメント操作が行われた場
合でもプラントの挙動が予測できるようにする。 【解決手段】 プラント事故対策支援システムをプラン
ト1の種々の状態を計測する計測装置10、該計測装置
10で計測したプラントの状態データを収集するデータ
収集装置20、該データ収集装置20からオンライン又
はオフラインでプラントの状態データを受取り、その時
点でのプラント状態を同定するプラント状態評価装置3
0、該プラント状態評価装置で同定した現在のプラント
状態に対して種々のアクシデントメネジメント操作が行
われた際にその後のプラントの挙動を評価するプラント
挙動評価装置50等により構成して、アクシデントマネ
ジメント操作が行われた場合でもプラントの挙動が予測
できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電プラン
ト等の大規模プラントで、このプラントに致命的な影響
を与える事故(苛酷事故)が発生した場合に対応すべ
く、プラントの現状認識及びその後の挙動が評価できる
ようにしたプラント事故対策支援システム及びそれを記
録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、原子力発電プラント、火力発電
プラント及び化学プラントなどの大規模プラントにおい
ては、安全を維持すると共に稼働率を高めることが重要
である。
【0003】また、万が一事故等が発生した場合には、
プラントの現状を的確に把握して迅速な対策を行うこと
により事故拡大を最小限に抑える必要がある。
【0004】そこで多くのプラントでは、プラントの性
能及びプラントを構成する様々な系統、機器の健全性等
を確認する目的で種々の計測管理が行われ、この計測値
に基づき計算機によりプラント状態を監視するようにな
っていると共に、事故時に適切な対応が迅速にできるよ
うにプラント事故対策支援システムを備えるようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、多くの
プラント事故対策支援システムでは、プラントに異常が
発生してからの挙動を、異常発生時点のプラント状態
(プラント機器の操作状況)がそのまま継続することを
前提としているため、以下のような問題があった。
【0006】即ち、例えば原子力プラントに事故等が発
生した場合には、代替注水(流量、開始時刻、継続時
間、注水場所等)等のアクシデントメネジメント操作が
行われるが、かかる操作によりプラント状態が変化する
ため、その挙動も変化してしまい、例えば、圧力容器破
損や格納容器破損までの時間的余裕等を正確に評価する
ことができず、適切、かつ、迅速な事故対策が困難であ
る問題があった。
【0007】そこで、本発明は、かかるアクシデントマ
ネジメント操作が行われた場合でもプラントの挙動が予
測できるようにして適切、かつ、迅速な事故対策ができ
るようにしたプラント事故対策支援システム及びそれを
記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1にかかる発明は、現在のプラントの状態に
対して、代替注水等のアクシデントマネジメント操作を
行った際に、当該プラントの挙動を評価するプラント挙
動評価装置と、オンライン又はオフラインでプラントの
状態を示す状態データが入力されて、当該状態データに
基づき現在のプラント状態を評価してプラント挙動評価
装置に出力するプラント状態評価装置とを有して、アク
シデントマネジメント操作が行われた場合でもプラント
の挙動が的確に予測できるようにして、適切、かつ、迅
速な事故対策ができるようにしたことを特徴とする。
【0009】請求項2にかかる発明は、プラント状態評
価装置が、プラントの状態を特徴付ける特徴データを予
め記憶しているプラントデータベースと、オンライン又
はオフラインを介して入力されたプラント状態を示す状
態データを所定のデータに処理するデータ収集手段と、
該データ収集手段からのデータに基づき、現在のプラン
ト状態を特徴付ける特徴データをプラントデータベース
から検索するために検索条件を設定する検索条件設定手
段と、該検索条件設定手段により設定された検索条件に
基づき現在のプラント状態に最も近いプラント状態の特
徴データをプラントデータベースから検索し、当該特徴
データをプラント挙動評価装置に出力してアクシデント
メネジメント操作に対するプラントの挙動を評価させる
検索手段とを有して、アクシデントマネジメント操作が
行われた場合でもプラントの挙動が的確に予測できるよ
うにして、適切、かつ、迅速な事故対策ができるように
したことを特徴とする。
【0010】請求項3にかかる発明は、プラントデータ
ベースに記憶されている特徴データをシミュレーション
により計算して求めたデータであることを特徴とする。
【0011】請求項4にかかる発明は、プラント状態評
価装置が、シミュレーション条件を受信すると初期化さ
れて、当該シミュレーション条件に基づきプラントの状
態をシミュレーションするシミュレータと、オンライン
又はオフラインを介して入力されたプラント状態を示す
状態データを所定のデータに処理するデータ収集手段
と、該データ収集手段からのデータに基づき、現在のプ
ラント状態をシミュレータでシミュレーションするため
のシミュレーション条件を設定するシミュレーション条
件設定手段とを有して、アクシデントマネジメント操作
が行われた場合でもプラントの挙動が的確に予測できる
ようにして、適切、かつ、迅速な事故対策ができるよう
にしたことを特徴とする。
【0012】請求項5にかかる発明は、オンライン又は
オフラインでプラントの状態を示す状態データが入力さ
れて、当該状態データに基づき現在のプラント状態を評
価し、その評価結果に基づき代替注水等のアクシデント
マネジメント操作を行った際に、当該プラントの挙動を
評価する請求項1乃至4いずれか1項記載のプラント事
故対策支援システムのプログラムが記録されていること
を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図を参照し
て説明する。図1は本発明に係るプラント事故対策支援
システムにおける要部の概略構成を示すブロック図で、
プラント1の種々の状態を計測する計測装置10、該計
測装置10で計測したプラントの状態データを収集する
データ収集装置20、該データ収集装置20からオンラ
イン又はオフラインでプラントの状態データを受取り、
その時点でのプラント状態を同定するプラント状態評価
装置30、該プラント状態評価装置で同定した現在のプ
ラント状態に対して種々のアクシデントメネジメント操
作が行われた際にその後のプラントの挙動を評価するプ
ラント挙動評価装置50、種々の情報を表示する表示装
置40等を有している。
【0014】なお、データ収集装置20は、受信した一
定期間の状態データを時系列データとして保存するよう
になっており、オフライン時に操作員等により状態デー
タが手入力され、オンライン時に計測装置10から状態
データが自動入力される。かかる状態データとしては、
プラント機器の計測値、事故事象の名称等が上げられ
る。
【0015】プラント状態評価装置30は、図2に示す
ように、事故が発生したときにオンライン又はオフライ
ンからデータ収集装置20を介して収集したプラントの
状態を示す状態データを所定のデータに処理するデータ
処理手段30a、該データ処理手段30aからのデータ
に基づき予め計算した複数の時系列データセットから至
近のプラント状態を検索してその挙動を評価するプラン
ト状態検出部30b、データ処理手段30aからのデー
タに基づきプラントの状態及びその挙動をシミュレーシ
ョンして評価するプラント状態シミュレーション部30
cを主要構成としている。
【0016】プラント状態検出部30bは、プラントの
典型的な事故事象に関して解析コードにより予め計算し
た複数の時系列データセットから構成されるているプラ
ントデータベース34、データ処理手段30aからのデ
ータに基づきプラントデータベース34で検索を行うた
めの条件設定を行う検索条件設定手段32、該検索条件
設定手段32から受け取った検索条件をプラントデータ
ベース34に記憶されているデータセットのインデック
スと照合することにより、現在のプラント状態に最も近
いプラント状態を示すデータセットを選択する検索手段
33等を有している。
【0017】図3は、プラントデータベース34におけ
るデータセットの特徴を表すインデックスの構成例を示
す図である。
【0018】インデックスは事故時のプラント状態を示
すパラメータの挙動や関連する機器の作動状況の項目等
から構成され、それぞれのデータセットを特徴付けるよ
うに整理されている。
【0019】図4は、オフライン時において、現在のプ
ラント状態を同定するために操作員がデータ入力装置7
0からプラントの状態データを入力する際のユーザイン
タフェース画面の概念図を示したもので、事故時のプラ
ント状態の特徴を表すパラメータの計測値、変化傾向、
典型的な事故事象の名称を直接選択するようになってい
る。
【0020】なお、このユーザインタフェース画面は、
アクシデントマネージャ操作が行われた際のプラントの
挙動を評価する際にも用いられるようになっている。
【0021】プラント状態シミュレーション部30c
は、データ処理手段30aからのデータのうち予め選択
されたパラメータを受取り、このパラメータに基づきプ
ラントの状態を評価するために必要なシミュレーション
条件を設定するシミュレーション条件設定手段35、該
シミュレーション条件設定手段35からシミュレーショ
ン条件を受取りプラントの状態をシミュレーションする
シミュレータ36等を有している。
【0022】なお、シミュレータ36は、予め対象とす
るプラントの定常状態の設定でシミュレーションを実行
しており、シミュレーション条件設定手段35から新た
なシミュレーション条件が入力されると初期化されて、
当該シミュレーション条件に基づきプラント状態をシミ
ュレーションするようになっている。
【0023】図5は、プラント事故対策支援システムの
動作状態を示したフローチャートである。大きな流れと
しては、プラント状態の評価等をオンラインデータに基
づき行うかオフラインデータに基づき行うかの判断(ス
テップS2)を行い、オンラインデータに基づき行う場
合にはシミュレータ36により評価するか予め設定され
ているプラントデータベース34から選択するかの判断
(ステップS6)が行われる。
【0024】即ち、第1のケースとしてオフラインから
の状態データを利用し、この状態データに基づきプラン
ト状態検出部30bで至近のプラント状態を選択する場
合(ステップS2、3、4、5)、第2のケースとして
オンラインの状態データを利用し、この状態データに基
づきプラント状態検出部30bで至近のプラント状態を
選択する場合(ステップS2、6、4、5)、第3のケ
ースとしてオンラインからの状態データを利用し、この
状態データに基づきプラント状態シミュレーション部3
0cでプラント状態を評価する場合(ステップS2、
6、7、8)がある。
【0025】なお、第4のケースとしてオフラインから
の状態データを利用し、この状態データに基づきプラン
ト状態シミュレーション部30cでプラント状態を評価
する場合(ステップS2、3、6、7、8)も可能であ
ることを付言する。
【0026】そして、これらのケースを経て現在のプラ
ントの状態が評価されると、その状態に対するアクシデ
ントマネジメント操作が操作員等により入力され(ステ
ップS9)、当該操作後のプラントの状態挙動がプラン
ト挙動評価装置50により評価される(ステップS1
0)。
【0027】以下、第1のケース〜第3のケースを場合
分けして説明する。第1のケースの場合、即ちオフライ
ンからの状態データを利用し、この状態データに基づき
プラント状態検出部30bで至近のプラント状態を選択
する場合は、ステップS2からステップS3に進み、当
該ステップS3でプラント状態を特定する状態データが
操作員等によりデータ入力装置70からデータ収集装置
20に手入力される。
【0028】そして、データ収集装置20からの状態デ
ータはデータ処理手段30aでデータ処理され、このデ
ータに基づき検索条件設定手段32が検索条件を設定す
る。
【0029】このようにして設定された検索条件を用い
て検索手段33がプラントデータベース34から至近の
プラント状態を示すデータセットを検索し、現在のプラ
ント状態が同定される(ステップS4、ステップS
5)。
【0030】第2のケースの場合、即ちオンラインから
の状態データを利用し、この状態データに基づきプラン
ト状態検出部30bで至近のプラントの状態を選択する
場合は、ステップS2、ステップS6、ステップS4と
進む。
【0031】これにより、計測装置10で計測された計
測値(状態データ)がデータ収集装置20で収集され、
この状態データがオンラインによりデータ処理手段30
aに入力して当該データ処理手段30aで検索条件設定
手段32が扱えるデータにデータ処理される。
【0032】このように処理されたデータに基づき検索
条件設定手段32が検索条件を設定して、プラントデー
タベース34から至近のプラント状態を示すデータセッ
トを検索する(ステップS4、ステップS5)。
【0033】第3のケースの場合、即ちオンラインから
の状態データを利用し、この状態データに基づきプラン
ト状態シミュレーション部30cでプラント状態を評価
する場合は、ステップS2、ステップS6、ステップS
7、ステップS8と進む。
【0034】これにより、計測装置10で計測された計
測値(状態データ)がデータ収集装置20で収集され、
この状態データがオンラインによりデータ処理手段30
aに入力して当該データ処理手段30aでシミュレーシ
ョン条件設定手段35で扱えるデータに処理される。
【0035】このデータに基づきシミュレーション条件
設定手段35がシミュレーション条件を設定し、当該シ
ミュレーション条件をシミュレータ36が受信すること
によりプラントの状態がシミュレーションされる(ステ
ップS7,ステップS8)。
【0036】なお、プラントの事故訓練を上述した装置
を用いて行う場合、想定事故は第1ケースに従い、操作
員が模擬するプラント状態のパラメータを手入力しなけ
ればならい。
【0037】しかし、本発明はこれに限定されるもので
はなく、データ収集装置20にシミュレーションデータ
供給装置60を設け、予め事故時の典型的なプラント状
態の計算を実施して事故事象のデータセットを格納し、
またはシミュレータ36によりシミュレーションを実行
しながら、そのときのプラント状態を示す結果を状態デ
ータとしてデータ収集装置20に供給するようにしても
よい。
【0038】これにより、シミュレーションデータ供給
装置60により得られるプラント事故時の模擬データを
利用してプラント事故時の訓練を実施することができる
ようになる。
【0039】また、操作員等が想定する事故は、ある意
味では経験済の事故又は予想できる事故であり、新たな
モードの事故を想定して訓練を行うことが困難である。
しかし、シミュレータ36からの状態データをシミュレ
ーションデータ供給装置60を介して入力させることに
より人為性を排除し、これにより不測の事故に対する訓
練を行うことができるようになる利点がある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1にかかる発
明によれば、現在のプラントの状態に対して、代替注水
等のアクシデントマネジメント操作を行った際に、当該
プラントの挙動を評価するプラント挙動評価装置と、オ
ンライン又はオフラインでプラントの状態を示す状態デ
ータが入力されて、当該状態データに基づき現在のプラ
ント状態を評価してプラント挙動評価装置に出力するプ
ラント状態評価装置とを設けたので、アクシデントマネ
ジメント操作が行われた場合でもプラントの挙動が的確
に予測できるようになり、適切、かつ、迅速な事故対策
を行うことが可能になると共に、適切な事故訓練等を行
うことが可能になる。
【0041】請求項2にかかる発明によれば、プラント
状態評価装置をプラントの状態を特徴付ける特徴データ
を予め記憶しているプラントデータベースと、オンライ
ン又はオフラインを介して入力されたプラント状態を示
す状態データを所定のデータに処理するデータ収集手段
と、該データ収集手段からのデータに基づき、現在のプ
ラント状態を特徴付ける特徴データをプラントデータベ
ースから検索するために検索条件を設定する検索条件設
定手段と、該検索条件設定手段により設定された検索条
件に基づき現在のプラント状態に最も近いプラント状態
の特徴データをプラントデータベースから検索し、当該
特徴データをプラント挙動評価装置に出力してアクシデ
ントメネジメント操作に対するプラントの挙動を評価さ
せる検索手段とにより構成したので、アクシデントマネ
ジメント操作が行われた場合でもプラントの挙動が的確
に予測できるようになり、適切、かつ、迅速な事故対策
を行うことが可能になると共に、適切な事故訓練等を行
うことが可能になる。
【0042】請求項3にかかる発明によれば、プラント
データベースに記憶されている特徴データをシミュレー
ションにより計算して求めたデータとしたので、的確に
プラント状態を同定することが可能になる。
【0043】請求項4にかかる発明によれば、プラント
状態評価装置をシミュレーション条件を受信すると初期
化されて、当該シミュレーション条件に基づきプラント
の状態をシミュレーションするシミュレータと、オンラ
イン又はオフラインを介して入力されたプラント状態を
示す状態データを所定のデータに処理するデータ収集手
段と、該データ収集手段からのデータに基づき、現在の
プラント状態をシミュレータでシミュレーションするた
めのシミュレーション条件を設定するシミュレーション
条件設定手段とにより構成したので、アクシデントマネ
ジメント操作が行われた場合でもプラントの挙動が的確
に予測できるようになり、適切、かつ、迅速な事故対策
を行うことが可能になると共に、適切な事故訓練等を行
うことが可能になる。
【0044】請求項5にかかる発明によれば、オンライ
ン又はオフラインでプラントの状態を示す状態データが
入力されて、当該状態データに基づき現在のプラント状
態を評価し、その評価結果に基づき代替注水等のアクシ
デントマネジメント操作を行った際に、当該プラントの
挙動を評価するシステムを利用することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明に適用されるプラン
ト事故対策支援システムの構成図である。
【図2】プラント状態評価装置の構成図である。
【図3】プラントデータベースのインデックスの例を示
す図である。
【図4】プラントの状態データ入力画面の例を示す図で
ある。
【図5】プラント事故対策支援システムの動作手順の概
略を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 プラント 10 計測装置 20 データ収集装置 30 プラント状態評価装置 30a データ処理手段 30b プラント状態検出部 30c プラント状態シミュレーション部 32 検索条件設定手段 33 検索手段 34 プラントデータベース 35 シミュレーション条件設定手段 36 シミュレータ 40 表示装置 50 プラント挙動評価装置 60 シミュレーションデータ供給装置 70 データ入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 荒川 秋雄 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 5H223 AA03 EE01 EE08 EE30 FF05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現在のプラントの状態に対して、代替注
    水等のアクシデントマネジメント操作を行った際に、当
    該プラントの挙動を評価するプラント挙動評価装置と、 オンライン又はオフラインでプラントの状態を示す状態
    データが入力されて、当該状態データに基づき現在のプ
    ラント状態を評価して前記プラント挙動評価装置に出力
    するプラント状態評価装置とを有することを特徴とする
    プラント事故対策支援システム。
  2. 【請求項2】 前記プラント状態評価装置が、プラント
    の状態を特徴付ける特徴データを予め記憶しているプラ
    ントデータベースと、 オンライン又はオフラインを介して入力されたプラント
    状態を示す状態データを所定のデータに処理するデータ
    収集手段と、 該データ収集手段からのデータに基づき、現在のプラン
    ト状態を特徴付ける特徴データを前記プラントデータベ
    ースから検索するために検索条件を設定する検索条件設
    定手段と、 該検索条件設定手段により設定された検索条件に基づき
    現在のプラント状態に最も近いプラント状態の特徴デー
    タを前記プラントデータベースから検索し、当該特徴デ
    ータを前記プラント挙動評価装置に出力してアクシデン
    トメネジメント操作に対するプラントの挙動を評価させ
    る検索手段とを有することを特徴とする請求項1記載の
    プラント事故対策支援システム。
  3. 【請求項3】 前記プラントデータベースに記憶されて
    いる特徴データをシミュレーションにより計算して求め
    たデータであることを特徴とする請求項2記載のプラン
    ト事故対策支援システム。
  4. 【請求項4】 前記プラント状態評価装置が、シミュレ
    ーション条件を受信すると初期化されて、当該シミュレ
    ーション条件に基づきプラントの状態をシミュレーショ
    ンするシミュレータと、 オンライン又はオフラインを介して入力されたプラント
    状態を示す状態データを所定のデータに処理するデータ
    収集手段と、 該データ収集手段からのデータに基づき、現在のプラン
    ト状態を前記シミュレータでシミュレーションするため
    のシミュレーション条件を設定するシミュレーション条
    件設定手段とを有することを特徴とする請求項1又は2
    記載のプラント事故対策支援システム。
  5. 【請求項5】 オンライン又はオフラインでプラントの
    状態を示す状態データが入力されて、当該状態データに
    基づき現在のプラント状態を評価し、その評価結果に基
    づき代替注水等のアクシデントマネジメント操作を行っ
    た際に、当該プラントの挙動を評価する請求項1乃至4
    いずれか1項記載のプラント事故対策支援システムのプ
    ログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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