JPH06103481A - プラント運転監視システム - Google Patents

プラント運転監視システム

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Publication number
JPH06103481A
JPH06103481A JP27247592A JP27247592A JPH06103481A JP H06103481 A JPH06103481 A JP H06103481A JP 27247592 A JP27247592 A JP 27247592A JP 27247592 A JP27247592 A JP 27247592A JP H06103481 A JPH06103481 A JP H06103481A
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JP
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plant
abnormality
unit
model
prediction
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Pending
Application number
JP27247592A
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English (en)
Inventor
Kazunori Sasaki
和則 佐々木
Shuichi Kobashi
秀一 小橋
Katsumi Akagi
克己 赤木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 初期値の作成時間を短縮して予測を高速に実
施できるプラント運転監視システムを得る。 【構成】 予測シミュレーション部に、予測計算を行う
必要のない通常運転時にプラントから負荷要求関連の信
号を入力し、予測モデルと同一モデルを周期的に計算し
て予測モデル月の初期値を作成する機能を持たせた。 【効果】 過渡現象時においても異常発生時刻前に格納
された最も新しいファイルを選択するだけで初期値が設
定されるため、初期値ファイルから事故発生までの時間
は最大でもデータ格納周期時間となって、事故発生まで
の模擬時間の短縮が容易となり、予測計算の効率が向上
し、マンマシンシステムとして密度の濃い情報を高速に
提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラントの異常事象
をオンラインリアルタイムで同定し、その情報を運転員
に集約的に提供するプラント運転監視システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のプラント運転監視システム
を示す構成図である。図において、1は実プラントから
入力されるプラントデータであり、2はこのプラントデ
ータ1よりプラントの異常を診断するプラント異常診断
部である。3はプラント異常診断部2による異常診断の
後、運転員にメッセージを表示するためのメッセージプ
ロセッサであり、4は当該表示に必要なメッセージが格
納されたメッセージファイルである。5はプラント異常
診断部2による異常診断の後に起動され、異常原因によ
り最も影響を受けるプロセス量、復旧操作時に監視すべ
きプロセス量を決定する重要プロセス量決定部である。
【0003】6はこの重要プロセス量決定部5にて決定
された実プラントのプロセス量のトレンドデータを収集
するプロセストレンド収集部であり、7は当該プロセス
トレンド表示のためのパラメータが格納されたパラメー
タファイル、8はプロセストレンド収集部6で収集され
たトレンドデータが格納されるトレンドデータファイル
である。9は前記プラント異常診断部2からの操作ガイ
ドの情報を入力して、当該操作ガイドの定量性を任意に
数種類選択する操作量決定部であり、10はこの操作量
決定部9にて決定された操作量に対して、並列してプラ
ント状態の変動を予測する複数個の予測シミュレーショ
ン部である。
【0004】11はこの予測シミュレーション部10に
て予測シミュレーションを実行するためのデータファイ
ルであり、12はその予測シミュレーション結果より前
記プロセス量のトレンドデータを収集するプロセストレ
ンド収集部、13は収集されたトレンドデータが格納さ
れるトレンドデータファイルである。14は前記メッセ
ージプロセッサ3によるメッセージの表示が行われるブ
ラウン管表示部であり、15はトレンドデータファイル
8および13に格納されたトレンドデータがパラメータ
ファイル7内のパラメータに基づいて表示されるブラウ
ン管表示部である。
【0005】16は発生した異常に応じて最も高速かつ
正確に予測することができる最適な物理モデルの選択・
決定を行うモデル選択・決定部である。17はプラント
異常診断部2より周期的に出力されるプラントデータが
格納されるデータファイルである。18はより高速に部
分的予測を実施するためにあらかじめ準備された、予測
シミュレーション部10にて機器単体毎あるいは系統毎
に予測を実施する際に使用する境界条件が格納された境
界条件ファイルである。この境界条件ファイル18は複
数個の事故を想定した境界条件となるが、機器あるいは
系統にとって厳しい側の境界条件を1つの事故に対して
複数個準備しておくものとする。
【0006】次に動作について説明する。プラントに異
常が発生すると、プラント異常診断部2は実プラントか
らのプラントデータ1より必要な情報を入力し、発生し
た異常の原因、発生箇所および異常の大きさを同定する
とともに、操作ガイド、次に、発生する事象等を決定す
る。このプラント異常診断部2からの情報を受けたメッ
セージプロセッサ3は、メッセージファイル4を用いて
該当するメッセージをブラウン管表示部14に表示す
る。重要プロセス量決定部5は、前記プラント異常診断
部2から送られてくる異常原因の同定に成功したことを
知らせる信号によって起動され、同定された異常原因に
よって影響を受けるプロセス量、復旧操作時に監視すべ
きプロセス量などを優先度とともに決定する。プロセス
トレンド収集部6は前記重要プロセス量決定部5の決定
したプロセス量に関して、前記プラントデータ1より必
要な情報を入力し、プロセストレンドを収集してトレン
ドデータファイル8を作成する。
【0007】また、操作量決定部9は前記プラント異常
診断部2から操作ガイド情報を、前記プラントデータ1
から当該操作ガイドに対応する機器の現在時点の操作量
をそれぞれ入力し、その操作量と当該機器の可能最大操
作量から数種類の操作量を決定する。モデル選択・決定
部16は前記プラント異常診断部2より異常原因および
異常箇所、異常の大きさの情報を入力し、それらの情報
に基づいて最も高速かつ正確に予想することができるよ
うに、物理モデルのモデル化手法、モデルのノード分割
数、ループ数、あるいは模擬対象がプラント全体か機器
単位毎かなどを考慮して、最適な物理モデルを選択・決
定する。データファイル17には前記プラント異常診断
部2から周期的に出力されるプラントデータが格納・更
新されており、前に格納されたプラントデータと比較す
るなどの手法によって常に正常時のプラントデータが格
納されている。
【0008】複数個の予測モデルを持った予測シミュレ
ーション部10は、前記プラント異常診断部2より異常
原因、異常箇所、異常の大きさを入力するとともに、モ
デル選択・決定部16より最適なモデルを、データファ
イル17よりプラント観測信号を、境界条件ファイル1
8より最適な境界条件をそれぞれ入力し、予測シミュレ
ーションの初期状態を設定・記憶する。その後、操作量
決定部9から操作信号を複数個入力し、最適な操作量に
対して、予測シミュレーション部10の起動を行い、異
常発生後のプラントの状態がどのように変化するかを、
並列に高速かつ定量的に予測する。予測シミュレーショ
ン部10は当該予測シミュレーションをデータファイル
11を用いて実行する。
【0009】プロセストレンド収集部12は前記重要プ
ロセス量決定部5からのプロセス量に関して、前記予測
シミュレーションの結果であるデータファイル11を用
いてトレンドデータを収集し、トレンドデータファイル
13の作成を行う。ブラウン管表示部15には、このト
レンドデータファイル13からの予測シミュレーション
結果によるトレンドと前記トレンドデータファイル8か
らのプロセストレンドとが、パラメータファイル7内の
トレンド表示のためのパラメータを用いて同一のグラフ
上に表示される。
【0010】ここで、この予測シミュレーションの実行
に際して、プラント構造に関するデータ、およびプラン
トプロセス量に関するデータ等の初期値を効率よく作成
する必要がある。この初期値の作成方法としては、例え
ば、異常原因が同定された時のプラントの状態を準定常
状態とみなして、プラント検出器信号を入力し、予測モ
デルの定常状態解析プログラムの繰り返し計算によって
初期値を作成するものが考えられる。しかしながら、こ
のような方法で初期値を短時間で作成する技術の研究開
発は未だ行われてはおらず、また、この方法で初期値の
作成が可能となった場合でも、多大の処理時間を要する
ことが想定される。
【0011】また、他の方法として、実プラントのプロ
セス・コントロール・コンピュータ・システム(以下、
PCCSという)機能によって収集されたデータを一定
周期毎にファイルとしてディスクに格納し、そのファイ
ルの中から定常状態と考えられるファイルを検知し、そ
のデータに基づいて定常状態解析プログラムの繰り返し
計算を行って初期値の作成を行うことも考えられる。し
かしながら、この方法では定常状態と考えられる時点ま
でさかのぼって、プロセス量の時間的変化がゼロとして
定常解析を行い、初期値を作成しなければならない。こ
の定常解析においては主要パラメータのプラント実測値
と計算結果が一定のしきい値以内に収まるように繰り返
し計算が必要であり、また、定常状態と考えられる時刻
から異常発生時刻までの計算を予測計算の中で余分に行
う必要もある。従って、日負荷追従運転等における過渡
事象の終了間際に異常が発生した場合などには特に、定
常状態から異常発生時刻までの計算量が多くなってしま
う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント運転監
視システムは以上のように構成されているので、予測シ
ミュレーション部10はプラント異常診断部2が出力す
るプラント観測信号より予測シミュレーションの初期値
を作成する必要があり、その初期値の作成に多くの時間
が必要となって、高速に予測を実施したい場合には時間
がかかりすぎるという問題点があった。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、初期値の作成時間を短縮し
て、予測を高速に実施できるプラント運転監視システム
を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプラント
運転監視システムは、予測計算を行う必要のない通常運
転時にプラントから負荷要求関連の信号を入力し、予測
モデルと同一のモデルを周期的に計算して予測モデル用
の初期値を作成する機能を、予測シミュレーション部に
持たせたものである。
【0015】
【作用】この発明における予測シミュレーション部は、
通常運転中から予測モデルと同一モデルを周期的に計算
しておくことにより、プラントの過渡状態における異常
発生時の状態を短時間で生成し、予測計算を効率よく行
うプラント運転監視システムを実現する。
【0016】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるプラント運転監
視システムの予測シミュレーション部10の内部構成を
示す構成図であり、図において、11はデータファイ
ル、13はトレンドデータファイルで、図2に同一符号
を付した従来のそれらに相当する部分である。
【0017】また、19は予測シミュレータを実行する
ために必要となる予測モデルの初期値を生成する初期値
作成用実時間シミュレータ管理部であり、20は将来の
プラントの挙動を予測する予測シミュレータ管理部であ
る。21は初期値作成用実時間シミュレータ管理部19
に接続されて、予測シミュレータ機能の初期値を作成す
るために、プラントの挙動(動特性)、制御系、機器お
よびロジックを模擬するモデルであり、22は予測モデ
ルの初期値を生成するために必要なプラントデータを入
力したり、初期値作成用実時間シミュレータの演算結果
を診断システム等の他のシステムへ転送したりするデー
タ転送部である。
【0018】23は初期値作成用実時間シミュレータの
モデル21が実行する際に使用するデータとその演算結
果が格納されるファイルであり、24はモデル21の演
算結果と、モデル実行時に使用するデータを、ファイル
23から一定周期でディスクあるいはメモリに格納する
データ収集部である。25はプラントの水位、温度、他
系統からの流入出流量等の情報を入力し、物理モデルを
用いてプラントの配管が破断した際の破断サイズを推定
する破断サイズ推定器であり、26は前記モデルの演算
結果等によるデータが前記データ収集部24より一定周
期で格納されるファイルである。
【0019】27はプラント異常診断部2にてプラント
に発生した異常の原因が同定された時、前記ファイル2
6中のデータから、プラントの挙動を予測する際に最も
効率よく予測可能なデータを決定する初期値作成部であ
る。28はプラントに異常が発生した後のプラントの挙
動を予測するために、プラントの挙動(動特性)、制御
系、機器およびロジックを模擬する前述の予測モデルで
あり、29は異常原因が同定された後、この予測モデル
28がプラントの挙動を予測する際に必要となる異常箇
所、異常の大きさ、あるいは運転員が行うと考えられる
操作(模擬操作)を設定する境界条件設定部である。3
0は予測モデル28の演算結果があるファイル11のデ
ータ、およびデータ収集部24より格納されたトレンド
データファイル13中のトレンドデータを、ブラウン管
表示部15に転送するデータ転送部である。31は予測
モデル28の演算結果とモデル実行時に使用するデータ
を、データファイルから一定周期でディスクあるいはメ
モリに格納するデータ収集部である。
【0020】この実施例1における予測シミュレーショ
ン部10には密結合型の並列計算機が適用され、上記初
期値作成用実時間シミュレータ管理部19、モデル2
1、データ転送部22、ファイル23、データ収集部2
4、およびファイル26から成り、予測モデルの初期値
を作成する時に必要となるデータを生成する初期値作成
用実時間シミュレータと、上記予測シミュレータ管理部
20、初期値作成部27、予測モデル28、境界条件設
定部29、データ転送部30およびデータ収集部31か
ら成り、高速処理を行う予測シミュレーション部とによ
って形成されている。
【0021】次に動作について説明する。ここで、当該
実施例1における予測シミュレーション部10は、予測
モデル用初期値生成のために、予測モデルと同一モデル
を通常運転中から周期的に計算しておくことにより、予
測モデルが必要とする異常発生時直前の状態を短時間で
生成し、予測計算を効率よく行う。なお、効率のよい予
測シミュレータを実現するためには、前述の予測モデル
を並列処理システムで実現させるための初期値、異常原
因、異常の大きさ、対応操作等の予測次用件を設定する
機能が必要であり、そのため予測シミュレーション部1
0を図1に示すように構成している。
【0022】実プラントにおける日負荷追従運転時のよ
うに、プラント要求負荷を変更すると、初期値作成用実
時間シミュレータ管理部19はデータ転送部22にてそ
のプラント負荷変更要求に関する信号を入力し、それを
ファイル23に転送する。ここで、前記負荷要求関連の
信号として、負荷要求信号、負荷変化率設定信号、負荷
変更起動入力時刻、および負荷変更起動信号の4つの情
報が、プラントあるいはPCCSからイベント起動で入
力される。
【0023】モデル21はこれら負荷要求信号、負荷変
化率設定信号、負荷変更起動入力時刻、および負荷変更
起動信号の4つの情報を用いて実プラントと同等の状態
を周期的(例えば、600msec間隔)に計算して模
擬する。そのときのモデル21の構成は、その計算結果
が予測モデル28でそのまま使用できるように、予測モ
デル28と同一となっている。初期値作成用実時間シミ
ュレータ管理部19は、前述のプラント負荷変更要求に
関する4つの情報のみを入力してプラント状態を模擬し
ているため、過渡状態におけるプラント全体の正常な状
態を模擬していることになり、その結果はプラント異常
診断部2で異常を検知する際の正常値情報としても流用
可能である。そこで、データ収集部24が周期的(例え
ば、数分間隔)にプラント状態の計算結果をデータ格納
時刻とともにファイル26に格納し、データ転送部30
が同様に、そのプラント状態の計算結果を周期的(例え
ば、数分格納)に他のシステムに送信する。
【0024】プラントに異常が発生して、プラント異常
診断部2によってその異常の原因や大きさが同定される
と、予測シミュレーション部の初期値作成部27が、デ
ィスクに格納された初期値作成用実時間シミュレータの
ファイル26の中から異常発生時刻と比較して、異常発
生時刻前の最も新しい予測シミュレータ用初期値として
データファイル11上に設定する。また、境界条件設定
部29もプラント異常診断部2から入力した異常の原因
およびその大きさの情報を前記データファイル11の上
に設定する。その後、予測モデル28が高速に起動され
て当該異常の進展予測を開始する。
【0025】また、プラント異常発生時の対応操作の事
前評価のために、模擬操作機器、操作量等の情報が操作
量決定部9あるいは運転員から入力されると、実行中の
異常進展予測の計算を終了すると同時に、再度予測シミ
ュレータ起動用初期値が初期値作成部27によって設定
される。その後、境界条件設定部29が前記操作機器、
操作量などの情報を設定し、対応操作の事前評価のため
の計算を実行する。データ収集部31は運転員にトレン
ド情報を提供するために、予測計算結果の主要パラメー
タを周期的にディスク上のトレンドデータファイル13
に格納する。データ転送部30は、運転員から要求があ
った場合にトレンドデータをブラウン管表示部15に送
り、同時に運転員からの要求を処理して、トリップの原
因および時間、あるいは主要パラメータのディジタル値
等の予測結果をブラウン管表示部15に送信する。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、実プ
ラントの通常運転時にプラントから負荷要求関連の信号
を入力し、予測モデルと同一のモデルを周期的に計算し
て予測モデル用の初期値を作成するように構成したの
で、日負荷追従運転などの過渡現象時においても、異常
発生時刻前に格納された最も新しいファイルを選択する
だけで初期値が設定され、初期値ファイルから事故発生
までの時間は最大でもデータ格納周期時間であり、それ
を数分程度に設定すれば事故発生までの模擬時間を短縮
することができ、予測計算を効率よく行うことが可能と
なって、マンマシンシステムとして密度の濃い情報を高
速に提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による予測シミュレーショ
ン部を示す構成図である。
【図2】従来のプラント運転監視システムを示す構成図
である。
【符号の説明】
1 プラントデータ 2 プラント異常診断部 5 重要プロセス量決定部 9 操作量決定部 10 予測シミュレーション部 16 モデル選択・決定部 18 境界条件ファイル
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プラント運転監視システム
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プラントの異常原因
をオンラインリアルタイムで同定し、その情報を運転員
に集約的に提供するプラント運転監視システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のプラント運転監視システム
を示す構成図である。図において、1は実プラントから
入力されるプラントデータであり、2はこのプラントデ
ータ1を用いてプラントの異常原因を同定し、その復旧
操作ガイドを決定するプラント異常診断部である。3は
プラント異常診断部2による異常原因同定の後、運転員
にメッセージを表示するためのメッセージプロセッサで
あり、4は当該表示に必要なメッセージが格納されたメ
ッセージファイルである。5はプラント異常診断部2に
よる異常原因同定の後に起動され、異常原因により最も
影響を受けるプロセス量、復旧操作時に監視すべき
力、温度、流量等のプロセス量を決定する重要プロセス
量決定部である。
【0003】6はこの重要プロセス量決定部5にて決定
されたプロセス量に関する実プラントのトレンドデータ
を収集するプロセストレンド収集部であり、7は当該プ
ロセストレンド表示のためのパラメータが格納されたパ
ラメータファイル、8はプロセストレンド収集部6で収
集されたトレンドデータが格納されるトレンドデータフ
ァイルである。9は前記プラント異常診断部2からの操
作ガイドの情報を入力して、当該操作ガイドに対応する
操作機器の操作量の大きさを任意に数種類選択する操作
量決定部であり、10はこの操作量決定部9にて決定さ
れた操作量に対して、並列してプラント状態の変動を予
測する複数個の予測シミュレーション部である。
【0004】11はこの予測シミュレーション部10に
て予測シミュレーションを実行する際に使用するデータ
ファイルであり、12は前記データファイル11の中か
前記プロセス量のトレンドデータを収集するプロセス
トレンド収集部、13は収集されたトレンドデータが格
納されるトレンドデータファイルである。14は前記メ
ッセージプロセッサ3によるメッセージの表示が行われ
るブラウン管表示部であり、15はトレンドデータファ
イル8および13に格納されたトレンドデータがパラメ
ータファイル7内のパラメータに基づいて表示されるブ
ラウン管表示部である。
【0005】16は発生した異常に応じて最も高速かつ
正確に予測することができる最適な物理モデルの選択・
決定を行うモデル選択・決定部である。17はプラント
異常診断部2より周期的に出力されるプラントデータが
格納されるデータファイルである。18は予測シミュレ
ーション部10にて機器単体毎あるいは系統毎に予測を
実施する際に使用する予め準備された境界条件が格納さ
れた境界条件ファイルである。この境界条件ファイル1
8は複数個の事故を想定した境界条件となるが、機器あ
るいは系統にとって厳しい側の境界条件を1つの事故に
対して複数個準備しておくものとする。
【0006】次に動作について説明する。プラントに異
常が発生すると、プラント異常診断部2は実プラントか
らのプラントデータ1より必要な情報を入力し、発生し
た異常の原因、発生箇所および異常の大きさを同定する
とともに、操作ガイド、次に、発生する事象等を決定す
る。このプラント異常診断部2からの情報を受けたメッ
セージプロセッサ3は、メッセージファイル4を用いて
該当するメッセージをブラウン管表示部14に表示す
る。重要プロセス量決定部5は、前記プラント異常診断
部2から送られてくる異常原因の同定に成功したことを
知らせる信号によって起動され、同定された異常原因に
よって影響を受けるプロセス量、復旧操作時に監視すべ
きプロセス量などを優先度とともに決定する。プロセス
トレンド収集部6は前記重要プロセス量決定部5の決定
したプロセス量に関して、前記プラントデータ1より必
要な情報を入力し、プロセストレンドを収集してトレン
ドデータファイル8を作成する。
【0007】また、操作量決定部9は前記プラント異常
診断部2から操作ガイド情報を、前記プラントデータ1
から当該操作ガイドに対応する機器の現在時点の操作量
をそれぞれ入力し、その現在操作量と当該機器の可能最
大操作量から数種類の操作量を決定する。モデル選択・
決定部16は前記プラント異常診断部2より異常原因お
よび異常箇所、異常の大きさの情報を入力し、それらの
情報に基づいて最も高速かつ正確に予想することができ
るように、物理モデルのモデル化手法、モデルのノード
分割数、ループ数、あるいは模擬対象がプラント全体か
機器単位毎かなどを考慮して、最適な物理モデルを選択
・決定する。データファイル17には前記プラント異常
診断部2から周期的に出力されるプラントデータが格納
・更新されており、前に格納されたプラントデータと比
較するなどの手法によって常に正常時のプラントデータ
が格納されている。
【0008】複数個の予測モデルを持った予測シミュレ
ーション部10は、前記プラント異常診断部2より異常
原因、異常箇所、異常の大きさを入力するとともに、モ
デル選択・決定部16より最適なモデルを、データファ
イル17よりプラント観測信号を、境界条件ファイル1
8より最適な境界条件をそれぞれ入力し、予測シミュレ
ーションの初期状態を設定・記憶する。その後、操作量
決定部9から操作信号を複数個入力し、それぞれの操作
量に対して、予測シミュレーション部10の起動を行
い、異常発生後のプラントの状態がどのように変化する
かを、並列に高速かつ定量的に予測する。予測シミュレ
ーション部10は当該予測シミュレーションをデータフ
ァイル11を用いて実行する。
【0009】プロセストレンド収集部12は前記重要プ
ロセス量決定部5からのプロセス量に関して、前記予測
シミュレーションの結果であるデータファイル11を用
いてトレンドデータを収集し、トレンドデータファイル
13の作成を行う。ブラウン管表示部15には、このト
レンドデータファイル13からの予測シミュレーション
結果によるトレンドと前記トレンドデータファイル8か
らのプロセストレンドとが、パラメータファイル7内の
トレンド表示のためのパラメータを用いて同一のグラフ
上に表示される。
【0010】ここで、この予測シミュレーションの実行
に際して、プラント構造に関するデータ、およびプラン
トプロセス量に関するデータ等の初期値を効率よく作成
する必要がある。この初期値の作成方法としては、例え
ば、異常原因が同定された時のプラントの状態を準定常
状態とみなして、プラント検出器信号を入力し、予測モ
デルの定常状態解析プログラムの繰り返し計算によって
初期値を作成するものが考えられる。しかしながら、こ
のような方法で初期値を短時間で作成することは困難
で、この方法で初期値の作成が可能となった場合でも、
多大の処理時間を要することが想定される。
【0011】また、他の方法として、実プラントのプロ
セス・コントロール・コンピュータ・システム(以下、
PCCSという)機能によって収集されたデータを一定
周期毎にファイルとしてディスクに格納し、そのファイ
ルの中から定常状態と考えられるファイルを検知し、そ
のデータに基づいて定常状態解析プログラムの繰り返し
計算を行って初期値の作成を行うことも考えられる。し
かしながら、この方法では定常状態と考えられる時点ま
過去にさかのぼって、プロセス量の時間的変化がゼロ
として定常解析を行い、初期値を作成しなければならな
い。この定常解析においては主要パラメータのプラント
実測値と計算結果が一定のしきい値以内に収まるように
繰り返し計算が必要であり、また、定常状態と考えられ
る時刻から異常発生時刻までの計算を予測計算の中で余
分に行う必要もある。従って、日負荷追従運転等におけ
る過渡事象の終了間際に異常が発生した場合などには特
に、定常状態から異常発生時刻までの計算量が多くなっ
てしまう。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来のプラント運転監
視システムは以上のように構成されているので、予測シ
ミュレーション部10はプラント観測信号より予測シミ
ュレーションの初期値を作成する必要があり、その初期
値の作成に多くの時間が必要となって、高速に予測を実
施したい場合には時間がかかりすぎるという問題点があ
った。
【0013】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、初期値の作成時間を短縮し
て、予測を高速に実施できるプラント運転監視システム
を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係るプラント
運転監視システムは、予測計算を行う必要のない通常運
転時にプラントから負荷要求関連の信号を入力し、予測
モデルと同一のモデルを周期的に計算して予測モデル用
の初期値を作成する機能を、予測シミュレーション部に
持たせたものである。
【0015】
【作用】この発明における予測シミュレーション部は、
通常運転中から予測モデルと同一モデルを周期的に計算
し、その計算結果を一定時間ごとに格納しておくことに
より、プラントの過渡状態における異常発生時の状態を
短時間で生成し、予測計算を効率よく行うプラント運転
監視システムを実現する。
【0016】
【実施例】 実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるプラント運転監
視システムの予測シミュレーション部10の内部構成を
示す構成図であり、図において、11はデータファイ
ル、13はトレンドデータファイルで、図2に同一符号
を付した従来のそれらに相当する部分である。
【0017】また、19は予測シミュレータを実行する
ために必要となる予測モデルの初期値を生成する初期値
作成用実時間シミュレータ管理部であり、20は将来の
プラントの挙動を予測する予測シミュレータ管理部であ
る。21は初期値作成用実時間シミュレータ管理部19
に接続されて、予測シミュレータ機能の初期値を作成す
るために、プラントの挙動(動特性)、制御系、機器お
よびロジックを模擬するモデルであり、22は予測モデ
ルの初期値を生成するために必要なプラントデータを入
力したり、初期値作成用実時間シミュレータの演算結果
を診断システム等の他のシステムへ転送したりするデー
タ転送部である。
【0018】23は初期値作成用実時間シミュレータの
モデル21が実行する際に使用するデータとその演算結
果が格納されるファイルであり、24はモデル21の演
算結果を、ファイル23から一定周期でディスクあるい
はメモリに格納するデータ収集部である。25はプラン
トの水位、温度、他系統からの流入出流量等の情報を入
力し、物理モデルを用いてプラントの配管が破断した際
の破断サイズを推定する破断サイズ推定器であり、26
は前記モデルの演算結果等データが前記データ収集部
24より一定周期で格納されるファイルである。
【0019】27はプラント異常診断部2にてプラン
トに発生した異常の原因が同定された時、前記ファイル
26中のデータから、プラントの挙動を予測する際に最
も効率よく予測可能なデータを決定する初期値作成部で
ある。28はプラントに異常が発生した後のプラント
の挙動を予測するために、プラントの挙動(動特性)、
制御系、機器およびロジックを模擬する前述の予測モデ
ルであり、29は異常原因が同定された後、この予測
モデル28がプラントの挙動を予測する際に必要となる
異常箇所、異常の大きさ、あるいは運転員が行うと考え
られる操作(模擬操作)を設定する境界条件設定部であ
る。30は予測モデル28の演算結果が格納されてい
ファイル11のデータ、およびデータ収集部31に
り格納されたトレンドデータファイル13中のトレンド
データを、ブラウン管表示部15に転送するデータ転送
部である。31は予測モデル28の演算結果を、データ
ファイル11から一定周期でディスクあるいはメモリに
格納するデータ収集部である。
【0020】この実施例1における予測シミュレーショ
ン部10には密結合型の並列計算機が適用され、上記初
期値作成用実時間シミュレータ管理部19、モデル2
1、データ転送部22、ファイル23、データ収集部2
4、およびファイル26から成り、予測モデルの初期値
を作成する時に必要となるデータを生成する初期値作成
用実時間シミュレータと、上記予測シミュレータ管理部
20、初期値作成部27、予測モデル28、境界条件設
定部29、データ転送部30およびデータ収集部31か
ら成り、高速処理を行う予測シミュレーション部とによ
って形成されている。
【0021】次に動作について説明する。ここで、当該
実施例1における予測シミュレーション部10は、予測
モデル用初期値生成のために、予測モデルと同一モデル
を通常運転中から周期的に計算しておくことにより、予
測モデルが必要とする異常発生時直前の状態を短時間で
生成し、予測計算を効率よく行う。なお、効率のよい予
測シミュレータを実現するためには、前述の予測モデル
を並列処理システムで実現させるための初期値、および
異常原因、異常の大きさ、対応操作等の予測用境界条件
を設定する機能が必要であり、そのため予測シミュレー
ション部10を図1に示すように構成している。
【0022】実プラントにおける日負荷追従運転時のよ
うに、プラント要求負荷を変更すると、初期値作成用実
時間シミュレータ管理部19はデータ転送部22にてそ
のプラント負荷変更要求に関する信号を入力し、それを
ファイル23に転送する。ここで、前記負荷要求関連の
信号として、負荷要求信号、負荷変化率設定信号、負荷
変更起動入力時刻、および負荷変更起動信号の4つの情
報が、プラントあるいはPCCSからイベント起動で入
力される。
【0023】モデル21はこれら負荷要求信号、負荷変
化率設定信号、負荷変更起動入力時刻、および負荷変更
起動信号の4つの情報を用いて実プラントと同等の状態
を周期的(例えば、600msec間隔)に計算して模
擬する。そのときのモデル21の構成は、その計算結果
が予測モデル28でそのまま使用できるように、予測モ
デル28と同一となっている。初期値作成用実時間シミ
ュレータ管理部19は、前述のプラント負荷変更要求に
関する4つの情報のみを入力してプラント状態を模擬し
ているため、過渡状態におけるプラント全体の正常な状
態を模擬していることになり、その結果はプラント異常
診断部2で異常を検知する際の正常値情報としても流用
可能である。そこで、データ収集部24が周期的(例え
ば、数分間隔)にプラント状態の計算結果をデータ格納
時刻とともにファイル26に格納し、データ転送部22
が同様に、そのプラント状態の計算結果を周期的(例え
ば、数分格納)に他のシステムに送信する。
【0024】プラントに異常が発生して、プラント異常
診断部2によってその異常の原因や大きさが同定される
と、予測シミュレーション部の初期値作成部27が、デ
ィスクに格納された初期値作成用実時間シミュレータの
ファイル26の中から異常発生時刻と比較して、異常発
生時刻前の最も新しい予測シミュレータ用初期値として
データファイル11上に設定する。また、境界条件設定
部29もプラント異常診断部2から入力した異常の原因
およびその大きさの情報を前記データファイル11の上
に設定する。その後、予測モデル28が高速に起動され
て当該異常の進展予測を開始する。
【0025】また、プラント異常発生時の対応操作の事
前評価のために、模擬操作機器、操作量等の情報が操作
量決定部9あるいは運転員から入力されると、実行中の
異常進展予測の計算を終了すると同時に、再度予測シミ
ュレータ起動用初期値が初期値作成部27によって設定
される。その後、境界条件設定部29が前記操作機器、
操作量などの情報を設定し、対応操作の事前評価のため
の計算を実行する。データ収集部31は運転員にトレン
ド情報を提供するために、予測計算結果の主要パラメー
タを周期的にディスク上のトレンドデータファイル13
に格納する。データ転送部30は、運転員から要求があ
った場合にトレンドデータをブラウン管表示部15に送
り、同時に運転員からの要求を処理して、トリップの原
因および時間、あるいは主要パラメータのディジタル値
等の予測結果をブラウン管表示部15に送信する。
【0026】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、実プ
ラントの通常運転時にプラントから負荷要求関連の信号
を入力し、予測モデルと同一のモデルを周期的に計算し
て予測モデル用の初期値を作成するように構成したの
で、日負荷追従運転などの過渡現象時においても、異常
発生時刻前に格納された最も新しいファイルを選択する
だけで初期値が設定され、初期値ファイルから事故発生
までの時間は最大でもデータ格納周期時間であり、それ
を数分程度に設定すれば事故発生までの模擬時間を短縮
することができ、予測計算を効率よく行うことが可能と
なって、マンマシンシステムとして密度の濃い情報を高
速に提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による予測シミュレーショ
ン部を示す構成図である。
【図2】従来のプラント運転監視システムを示す構成図
である。
【符号の説明】 1 プラントデータ 2 プラント異常診断部 5 重要プロセス量決定部 9 操作量決定部 10 予測シミュレーション部 16 モデル選択・決定部 18 境界条件ファイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 実プラントから入力されるプラントデー
    タよりプラントに発生した異常の診断を行うプラント異
    常診断部と、前記プラント異常診断部による異常診断後
    に起動されて、異常原因により最も影響を受けるプロセ
    ス量、復旧操作時に監視すべきプロセス量を決定する重
    要プロセス量決定部と、前記プラント異常診断部からの
    操作ガイドの情報を入力して、当該操作ガイドの定量性
    を選択する操作量決定部と、前記プラントに発生した異
    常に応じて最適な物理モデルの選択・決定を行うモデル
    選択・決定部と、選択された前記物理モデルに与えられ
    る境界条件が格納された境界条件ファイルと、前記モデ
    ル選択・決定部にて選択された物理モデル、および前記
    境界条件ファイルからの境界条件を用いて、選択された
    操作を実施したときに、異常がどのように進展するかを
    予測する予測シミュレーション部とを備えたプラント運
    転監視システムにおいて、前記予測シミュレーション部
    に、前記プラントに異常が発生していない通常運転時に
    前記プラントから負荷要求関連の信号を入力して、前記
    予測モデルと同一のモデルを前記通常運転時から周期的
    に計算し、前記予測モデル用の初期値を作成する機能を
    持たせたことを特徴とするプラント運転監視システム。
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