JP2001184029A - 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法

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JP2001184029A
JP2001184029A JP36405399A JP36405399A JP2001184029A JP 2001184029 A JP2001184029 A JP 2001184029A JP 36405399 A JP36405399 A JP 36405399A JP 36405399 A JP36405399 A JP 36405399A JP 2001184029 A JP2001184029 A JP 2001184029A
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waveform
clock
frames
liquid crystal
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賢一 ▲高▼橋
Kenichi Takahashi
Takashi Akiyama
貴 秋山
Kiyoshi Kamiya
潔 神谷
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FRC方式では階調表示を完結させるための
フレーム数が多く、ちらつきが目立つという課題があ
る。8階調表示にたいして階調表示が完結する期間が短
く階調再現性も良い駆動方法を提供する。 【解決手段】 第1と第2と第3のフレーム101、1
02、103で階調表示が完結し、第1と第2と第3の
フレーム101、102、103期間の比が、1:0.
75:0.5である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパッシブタイプの液
晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法に関するもの
で、さらに詳しくはフレームレートコントロロール方式
による階調表示を行う液晶表示装置および液晶表示装置
の駆動方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パッシブタイプの液晶パネルのなかでS
TN(スーパーツイステッドネマティック)液晶パネル
は低価格でありながら実用的なレベルの表示品質が得ら
れるため、小型形態機器や形態型電話機の表示体として
広く使われている。これらの機器では、表示品質向上の
一環としてカラー化が望まれているなかで、8ビットバ
スで簡単にデータが送れることを主な理由として、赤を
3ビット(8)階調、緑を3ビット(8)階調、青を2
ビット(4)階調として、画素に256色を表現させる
システムが実用化されるようになってきた。
【0003】STNパネルは、かなりよい近似で透過率
と実効値とが一対一対応するので平均バイアス法による
マトリクス駆動が広く行われている。STNパネルの階
調表示法としてもっとも一般的なものであるフレームレ
ートコントロール(以下FRCと称する、FRAME
RATE CONTROL)は、画素をオンにする波形
(以下オン波形と称する)を印加する垂直走査期間(以
下フレームと称する)とオフ波形を印加するフレームを
組み合わせて階調を表示している。例えば8階調表示を
行う場合、まず階調表示のために7フレームを割りて、
階調表示しようとする画素に、第0階調では7フレーム
全てオフ波形を印加し、第1階調では7フレームのうち
1フレームだけオン波形を印加し残りのフレームはオフ
波形を印加し、第2階調では7フレームのうち2フレー
ムだけオン波形を印加し残りのフレームはオフ波形を印
加し、………、第7階調では7フレーム全てオン波形を
印加する、という駆動法である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述のF
RC方式では、STNパネルの透過率が実効値に対し直
線的に変化しないため階調再現性が悪いという課題と、
階調表示を完結させるために7フレームという長い期間
を必要とするのでちらつきが目立つという課題がある。
そこで本発明の第1の目的は、8階調表示にたいして階
調再現性が良いうえに短い期間で階調表示が完結する液
晶表示装置の駆動方法を提供することである。
【0005】また前述の課題に加え、従来ののFRC方
式は、何番目のフレームであるかという情報と表示しよ
うとする階調との間で演算し、そのフレームでオン波形
にするかオフ波形にするかを決めているので信号処理や
制御回路が複雑になるという課題がある。そこで本発明
の第2の目的は、簡単な回路構成と信号処理で8階調表
示にたいして階調再現性が良いうえに短い期間で階調表
示が完結する液晶表示装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の目的を達成するた
めに本発明は、第1と第2と第3のフレームで階調表示
が完結し、第1と第2と第3のフレーム期間の比が1:
0.75:0.5であることを特徴としている。
【0007】第2の目的を達成するために本発明は、ク
ロック切り替え回路を有し、そのクロック切り替え回路
が、クロックが入力する入力端子と、第1と第2と第3
のフレームを峻別するための制御端子と、第1のフレー
ムではクロックの1/2分周信号、第2のフレームでは
クロックの3/4分周信号、第3のフレームではクロッ
クを切り替えて出力する出力端子を有し、この出力端子
が表示制御部のクロック入力端子に接続したことを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明を
実施の形態1により詳細に説明する。図1は実施の形態
1において、N本の走査電極を有するSTNパネルの駆
動で使用する波形図である。図1(a)は、STNパネ
ルの最上部の走査電極に印加する波形であり、第1のフ
レーム105の先頭には液晶駆動のグランドレベルVM
を基準として波高値がVs、幅がT/Nの選択パルス1
01がある。同様に第2、3のフレーム106、107
の先頭には、波高値がVs、幅が0.75T/N、0.
5T/Nの選択パルス102、103がある。ここで第
1、第2、第3のフレーム105、106、107の期
間はそれぞれT、0.75T、0.5Tであり、第3の
フレーム107が終わると再び第1のフレームにもどり
交流化のため極性が反転した選択パルス(波高値−V
s)104が現れる。(b)は最上部の走査電極上の画
素に第3階調を表示させるため信号電極に印加する波形
(以下信号電極駆動波形と称する)である。この信号電
極駆動波形は方形波であり、選択パルス101、10
2、103に対応する期間では波高値が−Vd、+V
d、+Vd、その他の期間では、+Vdか−Vdの値に
なっている(この様子を斜線で示した)。
【0009】第1フレーム105において画素に印加す
る波形は、選択パルス101とこの期間の信号電極駆動
波形の極性が逆になっているのでオン波形である。第
2、3フレーム106、107において画素に印加する
波形は、選択パルス102、103とこれらの期間の信
号電極駆動波形の極性が同じになっているのでオフ波形
である。
【0010】まず3つのフレームが任意の比率1:b:
cであるとした場合、画素が印加される実効値を計算し
てみる。フレーム周期が、T、bT、cTとのとき、実
行値の2乗は、定義から Vrms2 =∫V(t)2 dt/(T+bT+cT) となる(積分期間は0から(T+bT+cT))。ここ
で、分割数(走査電極数)がN、セレクト電圧(選択パ
ルスの波高値)Vsとデータ電圧Vdの関係が Vs=aVd であり、第j階調表示にたいして第iフレームでオン波
形を印加する場合、 δij=+1 i=1〜3 第j階調表示にたいして第iフレームでオフ波形を印加
する場合、 δij=−1 とすると、実効値の2乗は Vrms2 ={(a2 +2aδ1j+N) +b(a2 +2aδ2j+N) +c(a2 +2aδ3j+N)} ×Vd2 /(1+b+c)/N となる。
【0011】図2は、前述の式において、bを0.7
5、cを0.5、Vdを1とし、分割数Nを100と1
50にした場合で実効値を計算した一覧表(a)と、S
TNパネルの透過率Tと実効値Vの関係を示すグラフ
(b)である。図2(a)において階調とフレームに関
する部分ではオフ波形を0、オン波形を1で示してい
る。たとえば図1(b)において例としてあげた第3階
調では、図2(a)では第1フレームがオン波形なので
1、第2、3フレームがオフ波形なので0となってい
る。なお、第0、1、2、…、7階調を2進数表示した
コード(000)、(001)、(010)、…、(1
11)と波形データはたまたま第3階調と第4階調だけ
が違っている。N=100、150の場合とも、第1階
調から第6階調の階調間の増分がほぼ一定値になってお
り、第0階調と第1階調、および第6階調と第7階調の
間の増分が比較的大きな値になっている。(b)で示し
ているように透過率Tは実効値Vに対してS字カーブを
描くので、黒(T=0)から少し明るくなるとこまでの
電圧幅は、(同じ透過率の増加として)グラフが直線的
になっている部分に比べ大きめになる。同様に特性が飽
和したところから少し暗いところまでの電圧幅も比較的
大きめになる。これと、(a)の、第1階調から第6階
調の間で実効値の増分がほぼ一定値になっており、第0
階調と第1階調、および第6階調と第7階調の間の実効
値の増分が比較的大きい値になっている、という電圧幅
の配分傾向が(b)のグラフと一致するので階調再現性
の良い表示が得られる。
【0012】図3は前述の波形を作成するためのブロッ
クである。なお図中では1ビット信号を矢印付きの細い
線、複数ビットの信号を矢印付きの太い線で区別してい
る。従来技術の項目で述べたように中央処理装置(以下
MPUと称する)からは青信号Bが2ビットで送られて
くるが、途中で青信号Bは3ビットデータに変換され
る。このため全体で9ビットの画像データ(RGB各3
ビット)が波形データ変換回路314に入力する。フレ
ームメモリーは、第1フレーム用メモリ311、第2フ
レーム用メモリ312、第3フレーム用メモリ313と
して3分割されている。読み書き制御回路305では、
MPUからのコマンドなどの制御信号322が入力し、
アドレス信号などのメモリ制御信号321が第1、第
2、第3のフレームメモリ311、312、313に出
力される。赤R緑G青Bの各3ビット画像データは図2
(a)で示したテーブルに従って各3ビットの波形デー
タに変換され、各ビット別に対応するフレームメモリに
書き込まれる。なおメモリからの読み出しは波形データ
を逆変換しMPUに返す(両方向矢印で示した)。
【0013】クロック切り替え回路は入力端子301、
制御端子307、出力端子308、1/2分周器30
2、3/4分周器303、スイッチ304、305、3
06からなっている。クロックCKは入力端子301を
経て1/2分周器302と3/4分周器303とスイッ
チ306に入力する。1/2分周器302と3/4分周
器303の出力端子はそれぞれスイッチ304、305
の入力端子と接続する。スイッチ304、305、30
6の出力端子は出力端子308のところで接続してい
る。スイッチ304、305、306の開閉制御信号と
して、表示制御信号320のなかの第1、第2、第3の
フレームを示す信号がクロック切り替え端子の制御信号
端子307を経て入力する。
【0014】表示制御回路309のクロック入力端子は
クロック切り替え回路の出力端子308と接続してい
る。表示制御回路309は、第1フレーム用メモリ31
1、第2フレーム用メモリ312、第3フレーム用メモ
リ313、セレクタ&ラッチ回路318、駆動波形発生
回路319、クロック切り替え回路の制御端子307、
走査電極駆動回路等COM.etcに表示制御信号32
0を出力する。第1フレーム用メモリ311の1ビット
メモリセル315、第2フレーム用メモリ312の1ビ
ットメモリセル316、第3フレーム用メモリ313の
1ビットメモリセル316は同じアドレスでありセレク
タ&ラッチ回路318の入力端子とアドレストランジス
タやデータ線を介して接続している。セレクタ&ラッチ
回路318の出力端子は信号電極駆動回路319の入力
端子と接続し、千号電極駆動回路319の出力端子はS
TNパネルの信号電極と接続している。
【0015】表示制御309は、読み書き制御回路31
0とは独立して、第1、第2、第3フレーム用メモリ3
11、312、313から波形データを読み出しSTN
パネルの表示制御を行う。このため制御信号317とし
て、第1、第2、第3のフレームを示す信号、走査電極
(ライン)単位のメモリアドレス信号、メモリ読み出し
制御信号、ラッチ信号、駆動極性信号、走査電極駆動回
路の選択開始信号などを出力する。第1フレームを示す
信号は、スイッチ303を導通とすること、第1フレー
ム用メモリ311の出力を可能(以下イネーブルと称す
る)とすること、セレクタ&ラッチ回路318で第1フ
レーム用メモリ311に対応する入力端子を選ばせるこ
とを行う。このときスイッチ304、305は開いてお
り、第2、3フレーム用メモリ312、313は読み出
せない状態(以下ディスイネーブルと称する)であり、
セレクタ&ラッチ回路318で第2、3フレーム用メモ
リ312、313に対応する入力端子は非選択になって
いる。同様に、第2(3)フレームを示す信号は、スイ
ッチ305(306)を導通し、第2(3)フレーム用
メモリ312(313)をイネーブルとし、セレクタ&
ラッチ回路318で第2(3)フレーム用メモリ312
(313)に対応する入力端子を選択する一方で、スイ
ッチ303、305(304、305)を開き、第1、
3(1、2)フレーム用メモリ312、313(31
1、312)はディスイネーブルとし、セレクタ&ラッ
チ回路318で第1、3(1、2)フレーム用メモリ3
12、313(311、312)に対応する入力端子を
非選択とする{()は第3フレームを示す信号の場
合}。
【0016】表示制御309は、走査電極(ライン)単
位のメモリアドレス信号を発生し、メモリ読み出し制御
信号とともにイネーブルとなっているメモリからライン
単位で波形データを読み出す。セレクタ&ラッチ回路3
18はラッチ信号を使って読み出されてきた波形データ
を保持する。駆動波形発生回路319は、セレクタ&ラ
ッチ回路318が保持している波形データと駆動極性信
号との排他論理和をとり、信号電極駆動用の電圧±Vd
に電圧変化する。走査電極駆動回路には、選択開始信
号、選択電極をシフトさせる信号(ラッチ信号)、駆動
極性信号などを出力する。
【0017】表示制御回路309では、フレームを示す
信号を除いて以上の制御信号はフレーム単位になってい
る。言い換えると、表示制御回路309では、これらの
制御信号を作成するために使用するクロックのパルス数
が各フレームで同じになっている。そこでクロック切り
替え回路は、第1フレームでは1/2分周器302を使
用して元のクロックCKの周波数を半減させクロックを
表示制御回路309に出力し、第2フレームでは3/4
分周器303を使用して元のクロックCKの4発のうち
1発を間引いたクロックを表示制御回路309に出力
し、第3フレームでは元のクロックCKをそのまま表示
制御回路309に出力するので、第1フレーム、第2フ
レーム、第3フレームの期間の比が1:0.75:0.
5となる。
【0018】(実施の形態2)図4は、同時に4本の走
査電極を選択してマトリクス表示を行う方法に本発明を
適応した実施の形態2の、走査電極と信号電極画素の模
式図(a)と波形図(b)である。図4(a)において
同時に選択される4本の走査電極C1、C2、C3、C
4と信号電極S1との交差部が画素401、402、4
03、404である。(b)において、第1のフレーム
405はT秒、第2のフレーム406は0.75T秒、
第3のフレーム407は0.5T秒である。第1、第
2、第3のフレーム405、406、407で走査電極
C1の駆動波形が高い値を示している部分(選択パル
ス)が選択期間になる。第3のフレーム407が終わる
と交流駆動のため選択パルスの極性が反転する。走査電
極C1、C2、C3、C4に印加する駆動波形は、中心
が電圧VMであり、また非選択期間の電圧も電圧VMに
なる。なお各フレームのほとんどの非選択期間は図示を
省略し波線で示した。
【0019】実効値応答を利用する平均バイアス法のな
かで複数本の走査電極を同時に選択してマトリクス表示
を行う方法(以下MLA方式と称する)は、マルチライ
ンアドレッシング(MLA)、マルチラインセレクショ
ン(MLS)、マルチローアドレッシング(MRA)、
アクティブアドレッシングなどと呼ばれている。一般に
周期的な関数の2乗をその周期で積分して得られる量を
利用しようとした場合、その関数を直交関数の和で表示
すると便利なことが多い。実効値も、時間の関数である
電圧v(t)を2乗しこれを一周期間で積分したものな
ので、電圧v(t)を直交関数で展開すれば実効値はそ
の展開係数の2乗の和で表される(この場合、直交関数
は規格化されているものとする)。MLA方式は、一垂
直走査期間のみならず一選択期間内で内積(積分)を定
義しても直交している関数を利用する。図4において同
時に選択する4本の走査電極C1、C2、C3、C4に
は直交関数F1、F2、F3、F4を印加し、信号電極
S1には (a1×F1+a2×F2+a3×F3+a4×F4)
/b という波形を印加する。ここでa1、a2、a3、a4
は、画素401、402、403、404がオン表示の
場合は−1、オフ表示の場合は+1であり、bは定数で
ある。走査電極C1に印加する直交関数F1は選択期間
の全体にわたり電圧+Vfである。走査電極C2に印加
する直交関数F2は選択期間の前半分が電圧+Vfで後
ろ半分が電圧−Vfである。走査電極C3に印加する直
交関数F3は選択期間を4分割し最初と3番目の期間が
電圧+Vfで2番目と4番目の期間が電圧−Vfであ
る。走査電極C4に印加する直交関数F4は選択期間を
4分割し最初と4番目の期間が電圧+Vfで2番目と3
番目の期間が電圧−Vfである。
【0020】図4において、画素401、402、40
3、404がそれぞれ第0、3、5、7階調を表示する
もとして信号電極S1に印加する波形を作成する。第1
フレーム405の第0、3、5、7階調は図2(a)に
よればそれぞれ、オフ(0)、オン(1)、オン
(1)、オン(1)なので、第1フレーム405のa
1、a2、a3、a4はそれぞれ+1、−1、−1、−
1となる。第1フレーム405の選択期間を4等分する
と、信号電極S1に印加する波形は順番に−2Vf/
b、+2Vf/b、+2Vf/b、+2Vf/bとな
る。第2フレーム406の第0、3、5、7階調は図2
(a)によればそれぞれ、オフ(0)、オフ(0)、オ
フ(0)、オン(1)なので、第2フレーム406のa
1、a2、a3、a4はそれぞれ+1、+1、+1、−
1となる。第2フレーム406の選択期間を4等分する
と、信号電極S1に印加する波形は順番に+2Vf/
b、+2Vf/b、+2Vf/b、−2Vf/bとな
る。第3フレーム407の第0、3、5、7階調は図2
(a)によればそれぞれ、オフ(0)、オフ(0)、オ
ン(1)、オン(1)なので、第3フレーム407のa
1、a2、a3、a4はそれぞれ+1、+1、−1、−
1となる。第3フレーム407の選択期間を4等分する
と、信号電極S1に印加する波形は順番に0、+4Vf
/b、0、0となる。
【0021】一般に信号電極S1の駆動波形は、0、±
2Vf/b、±4Vf/bの5値波形となる(図4にお
いて他の走査電極が選択される期間は斜線で示した)。
選択期間以外でも信号電極S1には係数が±1/bの直
交関数F1、F2、F3、F4の和で表された波形が印
加されので、これが平均バイアスとなる。MLA方式で
も、選択期間にはオンないしオフ波形が印加され非選択
期間にはバイアス電圧が印加されているので、第1、第
2、第3のフレーム期間を1:0.75:0.5とし、
各フレームと階調との間の波形関係を図2(a)のよう
にすれば実施の形態1と同様な結果が得られる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
ではフレーム周期の比が1:0.75:0.5の3種類
のフレームを使用した。この結果、T−VカーブのS字
特性と近似的には一致する電圧印加が可能となり階調再
現性を良好にできた。さらにフレーム数を従来のものか
ら大幅に減らすことができた。
【0023】また各フレーム周期の比が1:0.75:
0.5と単純なため、表示制御回路に、第1フレームで
は1/2分周クロック、第2フレームでは3/4分周ク
ロック、第3フレームでは元のクロックを供給するとい
う簡単な回路構成で8階調表示にたいする前述のFRC
階調表示が可能となった。
【0024】なお本発明を拡張してnビット階調をn個
のフレーム周期の比を調整することで表現することは可
能ではあるが8階調表示のような単純な関係は得られな
い。またあるフレーム用メモリがイネーブルでこれ以外
のフレーム用メモリがディスイネーブルであると読み出
しにともなう消費電力が削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における波形図である。
【図2】本発明の実施の形態1における波形データと実
効値例の一覧表(a)とT−Vカーブ(b)である。
【図3】本発明の実施の形態1におけるブロック図であ
る。
【図4】本発明の実施の形態2における模式図(a)と
波形図(b)である。
【符号の説明】
101,102,103,104 選択パルス 105,405 第1のフレーム 106,406 第2のフレーム 107,407 第3のフレーム 301 クロック切り替え回
路の入力端子 302 1/2分周器 303 3/4分周器 304,305,306 スイッチ 307 クロック切り替え回
路の制御端子 308 クロック切り替え回
路の出力端子 309 表示制御回路 310 読み書き制御回路 311 第1フレーム用メモ
リ 312 第2フレーム用メモ
リ 313 第3フレーム用メモ
リ 314 波形データ変換回路 319 駆動波形発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA18 NA23 NA55 NA57 NA58 NC13 NC16 NC49 ND06 ND49 NF13 NH15 5C006 AA14 AA22 AB03 AC02 AC24 AF52 AF72 BA19 BB12 BC03 BC13 BF49 FA47 FA56 5C080 AA10 BB05 CC03 DD26 DD30 EE29 EE32 FF09 JJ02 JJ04 JJ05 KK02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームレートコントロール方式で8階
    調表示を行うパッシブ型の液晶表示装置の駆動方法にお
    いて、第1と第2と第3のフレームで階調表示が完結
    し、前記第1と第2と第3のフレーム期間の比が1:
    0.75:0.5であることを特徴とする液晶表示装置
    の駆動方法。
  2. 【請求項2】 フレームメモリーと読み書き制御部と表
    示制御部と駆動信号発生部を有する液晶表示装置におい
    て、クロック切り替え回路を有し、該クロック切り替え
    回路が、クロックが入力する入力端子と、第1と第2と
    第3のフレームを峻別するための制御端子と、第1のフ
    レームでは前記クロックの1/2分周信号、第2のフレ
    ームでは前記クロックの3/4分周信号、第3のフレー
    ムでは前記クロックを切り替えて出力する出力端子を有
    し、該出力端子が前記表示制御部のクロック入力端子に
    接続したことを特徴とする液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009229865A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置の階調制御方法

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JP2009229865A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Mitsubishi Electric Corp 画像表示装置の階調制御方法

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