JP2001184007A - タクシー用屋上表示灯 - Google Patents

タクシー用屋上表示灯

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JP2001184007A
JP2001184007A JP2001051875A JP2001051875A JP2001184007A JP 2001184007 A JP2001184007 A JP 2001184007A JP 2001051875 A JP2001051875 A JP 2001051875A JP 2001051875 A JP2001051875 A JP 2001051875A JP 2001184007 A JP2001184007 A JP 2001184007A
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taxi
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roof
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light
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Yasuhiro Tanaka
康博 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から車内に備えられていた空車表示装置
を不要とすると共に、タクシー利用者が早期に空車のタ
クシーを知ることができるようにしたタクシー用屋上表
示灯を提供するものである。 【解決手段】 タクシーの屋上に設置されるタクシー用
屋上表示灯24において、その表示灯本体26にその内
部に備えられる照明具30で照らし「空車」の文字を表
示する空車表示部32を設ける。これにより、タクシー
が空車の際にタクシー用屋上表示灯24を点灯すること
によって、タクシー利用者に対して空車のタクシーであ
ることを知らせることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タクシーの屋上
に設置するタクシー用屋上表示灯に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、タクシーの正面図である。図5
の空車のタクシーは、「空車」の文字を電光表示する自
動車電光表示器(以下、「空車表示装置」という。)1
0と、タクシーの屋上に設置される自動車用表示灯(以
下、「タクシー用屋上表示灯」という。)12を備えて
いる。空車表示装置10はその本体が有する電光表示板
に「空車」の文字を電光表示できるもので、この「空
車」の文字が電光表示されていることによってそのタク
シーは空車であることが分かる。また、タクシー用屋上
表示灯12は、タクシーの屋上13に取り付けられる照
明灯(いわゆる行灯のようなもの)で、主に透光性を有
する材質で形成されている表示灯本体(いわゆるハウジ
ングの部分)と、その内側に備える照明具(図示せず)
とからなる。
【0003】上記空車表示装置10及びタクシー用屋上
表示灯12は、実走(乗客を乗せて営業走行すること)
時に作動させる料金メータ(タクシー料金を表示するメ
ータ)に連動するものである。次に、上記空車表示装置
及びタクシー用屋上表示灯と料金メータとの関連を図6
に基づいて説明する。料金メータ14は、ドライバーに
よって実走時に作動され、空走時にはその作動が停止さ
れるものである。また、タクシーは、バッテリー(電
源)16と、そのバッテリー16から空車表示装置10
及びタクシー用屋上表示装置12への通電を切り換える
切換器18とを備える。この切換器18は、料金メータ
14と連動するものであり、料金メータ14を作動する
とバッテリー16からの電流20を遮断(図6のOF
F)し、停止に切り換えると通電(図6のON)する。
よって、空走時には、空車表示装置10には「空車」の
電光文字が表示され、屋上表示灯12が点灯されること
になる。タクシー用屋上表示灯12は、日中はその点灯
が認識できないため、日中は上記切替器18とは別の図
示しない切換器によって消灯される。従って、タクシー
利用者は、タクシーが空車であることを主に前記空車表
示装置10によって知ることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図5に示すよ
うに従来の空車表示装置10の電光掲示板は、およそ縦
7cm横15cmからなる極めて小さいものである。従
って、その掲示板に表示される「空車」の文字(電光文
字)も小さい。また、空車表示装置10は通常助手席前
のダッシュボード上に置かれているため(図5)、タク
シー利用者はこの電光文字をフロントガラス22越しに
確認することになり、その確認は容易でない。特に日中
においては電光表示は見にくい状態にある場合が多く、
その電光表示をタクシーが近づいてからでないと確認で
きない場合があった。また、タクシーに乗ろうとする人
がする空車を確認しようとする行動がタクシーの急停車
の誘因となり、後続車にとっては不意の停車となるた
め、交通事故を誘発させる原因ともなっていた。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、空車表示装置を用いることなく、タクシー用屋上表
示灯に空車表示を行うことで空車のタクシーであること
をタクシー利用者に早期に知らせるようにしたタクシー
用屋上表示灯を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、タクシーの屋上に設置されるものであっ
て表示灯本体とその表示灯本体内に備える照明手段を有
するタクシー用屋上表示灯において、当該表示灯本体に
前記照明手段の点灯により空車であることを知らせる空
車表示部を形成するようにしたものである。
【0007】また、本発明は、タクシーの屋上に設置さ
れるものであって、表示灯本体とその表示灯本体内に備
える照明手段とを有するタクシー用屋上表示灯におい
て、当該表示灯本体に表示領域を形成し、空車を表記し
た表示部とその表示部の基部とからなるシートを前記表
示領域に貼付して、前記照明手段の点灯により空車であ
ることを知らせる空車表示部を形成するようにしたもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係るタクシー用屋上表示
灯の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発
明に係るタクシー用屋上表示灯の正面図、図2は図1の
A−A断面図である。図3はタクシーのバッテリーと本
発明に係るタクシー用屋上表示灯との関係を示す図であ
る。タクシー用屋上表示灯24は、外部の表面にタクシ
ー会社を示す文字や図形を表示した表示灯本体26と、
その表示灯本体26の下部に取り付けられる基台28
と、表示灯本体26の内部に備えられる光源(照明手
段)としての照明具30とから構成される。表示灯本体
26は基台28を介してタクシーの屋上に取付られる。
表示灯本体26は透光性を有するアクリル樹脂などの合
成樹脂よりなるものである。なお、本願発明のタクシー
用屋上表示灯24においてはその形状や材質は限定しな
いものとする。従って、本願発明のタクシー用屋上表示
灯10は図1又は図2により特定される形状に限定され
るものではない。例えば、球形又は箱形の形状であって
も、各社の宣伝広告灯(例えば、商品CMに利用されて
いる略三角柱の形状のタクシー用屋上表示灯)であって
も良い。また、その材質は本実施例に示す透光性のある
アクリル樹脂等の合成樹脂に限定されるものではない。
非透光性の金属から形成されるものであっても良い。
【0009】本発明のタクシー用屋上表示灯24の表示
灯本体26は、その一部又は一辺に「空車」の文字を表
示する空車表示部32を有する。この空車表示部32
は、「空車」の文字に形成される表示板(又は表示部)
32aと、その表示板32aとは異なる色彩の基板(又
は基部)32b(表示板32a以外の空車表示部32の
部分)とからなる。「空車」の文字を鮮明に表示するた
め表示板32a又は基板32bのいずれか一方は透光性
を有する材質で形成する。例えば、表示板32aを赤色
の透光性の材質(表示板)とし、基板32bを黒色の非
透光性の材質(表示板)とすると、前記照明灯30から
の照射光を受けて空車表示部32には、赤色の「空車」
の文字が表示されることになる(図1)。また、表示板
32aと基板32bの双方を色彩の異なる透光性を有す
る材質で形成しても良い。なお、空車表示部32を前記
表示板32aのみとしても良い。また、空車表示部32
の大きさは、タクシー用屋上表示灯24の表示灯本体2
6の範囲内で自由に設定できる。タクシー用屋上表示灯
24は少なくとも前述の空車表示装置10より大きいも
のとすることができるため、その「空車」の文字は空車
表示装置10のものより大きな文字で表示することが可
能となる。従って、タクシー利用者は、空車のタクシー
をより早くより正確に知ることができるようになる。ま
た、空車表示部32の位置は限定するものでなく、前記
表示灯本体26のいずれの箇所(位置)に形成してもよ
いものとする。
【0010】次に、本発明に係るタクシー用屋上表示灯
と料金メータとの関係を図3に基づいて説明する。な
お、図3及び図6において付記された同一番号は同一物
を表わすものとする。バッテリー16からタクシー用屋
上表示灯24(又は照明具30)へ流れる電流20は、
切換器18を介してタクシー用屋上表示灯24(又は照
明具30に)通電される。この切換器18は、電流20
を通電(図3のON状態)し又は遮断(図3のOFF状
態)する。また、切換器18におけるON・OFFの切
換は料金メータ14の作動・停止の切換に連動する。つ
まり、料金メータ14を停止すると切換器18がONと
なり、作動すると切換器18はOFFとなる。よって、
空走時にはタクシー用屋上表示灯24に「空車」の文字
が表示され、実走時にはその表示が消えることになる。
以上のように、本発明によってもタクシーの空車表示は
可能となるため、空車表示装置10は不要となる。
【0011】また、図2に示すように空車表示部32へ
の太陽光等の照射を防止するためのつば部(空車表示部
32の上部又は上部から側部の周囲に張り出した部分)
34を、表示灯本体24又は空車表示部32に取付けて
も良い。つば部34は空車表示部32のサンバイザーと
しての役割を果し、これにより「空車」の文字を一層鮮
明に表示することができ、日中においても当該文字表示
の有無をタクシー利用者に容易に確認させることができ
るようになる。
【0012】さらに、他の実施形態として、表示灯本体
24に一定の表示領域を形成し当該領域に空車を表記す
るシートを貼付してなる空車表示部32を有するタクシ
ー用屋上表示灯としても良い。例えば、前記空車表示部
32の表示領域36を透光性を有する材質で形成し、そ
の領域36に空車を表記するシート38を貼付して、空
車表示部32を形成する(図1及び図4)。シート38
は、透光性を有するアクリル樹脂等の合成樹脂を用いて
形成する。また、空車の表示部38aとその表示部38
aの基部38bとからなるシートとし(図1)、その各
部38a,38bを異なる色彩で形成する。これによ
り、シート38が照明具30の照射光を受けると、表示
領域36に空車の表記がされることになる。なお、シー
ト38は、透光性を有する材質のものに限らない。照明
具30の照射光を受けて空車の表記を表示領域36に表
示できるような態様のシートであればその材質は問わな
い。また、シート38の色彩又はその構成も特定のもの
に限定するものではなく、シート38による空車の表記
により空車であることが認識できる態様にあれば良い。
その他、前記つば部34を空車表示部32(又は表示領
域36)等に備えるようにしても良い。
【0013】
【発明の効果】本発明のタクシー用屋上表示灯による
と、本タクシー用屋上表示灯を点灯するだけで「空車」
の表示が可能となることから、従来車内に設置されてい
た空車表示装置は不要となる。従って、これまで必要不
可欠とされてきた空車表示装置の設置に係る経費は削減
できることになるため、本発明はタクシーの保有台数が
多いタクシー会社にとっては極めて有益なものとなる。
また、タクシー用屋上表示灯は従来からタクシー会社の
社名を掲示する目的で必ずタクシーの屋上に取り付ける
ものであるから、本発明によるとタクシー用屋上表示灯
としての費用のほか別途費用が必要となることもない。
さらに、従来はタクシーの車内の助手席側に空車表示装
置が取付けられていたため、助手席付近の空間が狭くし
かも助手席側の前方の一部が空車表示装置で遮られて運
転上の障害となるおそれがあったが、本発明により空車
表示装置を取り除くことが可能となったため、そのよう
な障害のおそれを軽減できるようになる。
【0014】一方、本発明の利用により、タクシー利用
者は空車のタクシーを早期に又より遠くのタクシーにつ
いても知ることができるようになることから、タクシー
を停車させる際タクシーを急停車させることは極めて少
なくなる。従って、本発明は交通安全上においても有益
となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタクシー用屋上表示灯の一実施形
態の正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】タクシー用屋上表示灯と料金メータとの関係を
表わす図である。
【図4】本発明に係るタクシー用屋上表示灯の他の実施
形態の正面図の縦断面図である。
【図5】タクシーの正面図である。
【図6】空車表示装置及びタクシー用屋上表示灯と料金
メータとの関係を表わす図である。
【符号の説明】
24 タクシー用屋上表示灯 26 表示灯本体 30 照明具 32 空車表示部 34 つば部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タクシーの屋上に設置されるものであっ
    て表示灯本体とその表示灯本体内に備える照明手段を有
    するタクシー用屋上表示灯において、当該表示灯本体に
    前記照明手段の点灯により空車であることを知らせる空
    車表示部を形成することを特徴とするタクシー用屋上表
    示灯。
  2. 【請求項2】 前記空車表示部を、前記表示灯本体と異
    なる色彩の透光性を有するもので形成することを特徴と
    する請求項1記載のタクシー用屋上表示灯。
  3. 【請求項3】 前記空車表示部への外部光の照射を遮蔽
    するためのつば部を前記表示灯本体又は前記空車表示部
    に備えることを特徴とする請求項1及び請求項2記載の
    タクシー用屋上表示灯。
  4. 【請求項4】 タクシーの屋上に設置されるものであっ
    て、表示灯本体とその表示灯本体内に備える照明手段と
    を有するタクシー用屋上表示灯において、当該表示灯本
    体に表示領域を形成し、空車を表記した表示部とその表
    示部の基部とからなるシートを前記表示領域に貼付し
    て、前記照明手段の点灯により空車であることを知らせ
    る空車表示部を形成することを特徴とするタクシー用屋
    上表示灯。
  5. 【請求項5】 前記シートを、前記表示灯本体と異なる
    色彩の透光性を有するもので形成することを特徴とする
    請求項4記載のタクシー用屋上表示灯。
  6. 【請求項6】 前記空車表示部への外部光の照射を遮蔽
    するためのつば部を前記表示灯本体又は前記空車表示部
    に備えることを特徴とする請求項4及び請求項5記載の
    タクシー用屋上表示灯。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102039850A (zh) * 2009-10-09 2011-05-04 卿川 一种出租车专用多功能平安顶灯及其制作方法
CN105172697A (zh) * 2014-03-26 2015-12-23 赵彦杰 城市拼车的配套设备

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CN102039850A (zh) * 2009-10-09 2011-05-04 卿川 一种出租车专用多功能平安顶灯及其制作方法
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040622