JP2001183753A - 写真焼付け装置 - Google Patents
写真焼付け装置Info
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- JP2001183753A JP2001183753A JP37009699A JP37009699A JP2001183753A JP 2001183753 A JP2001183753 A JP 2001183753A JP 37009699 A JP37009699 A JP 37009699A JP 37009699 A JP37009699 A JP 37009699A JP 2001183753 A JP2001183753 A JP 2001183753A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 CRTを固設した写真焼付け装置本体に対
し、CRTの画像表示面に映出された画像を感光材料面
に焼き付けるための光学ユニットが着脱可能に装着され
るように構成された写真焼付け装置において、CRTの
画像表示面の保護用シャッターを、光学ユニットの着脱
に伴って開閉される態様で、かつ閉位置に向かってバネ
付勢された態様で設け、光学ユニットに、その写真焼付
け装置本体への挿入時に、上記シャッターと係合してこ
のシャッターをバネ付勢力に抗して開作動させる係合部
材を設ける。 【解決手段】 上記係合部材は、シャッター12に係合
する方向に付勢された可動爪78よりなる。また、光学
ユニット6を写真焼付け装置本体に挿入する際に、可動
爪78がシャッター12に係合するようにガイドする斜
面81bを設ける。
し、CRTの画像表示面に映出された画像を感光材料面
に焼き付けるための光学ユニットが着脱可能に装着され
るように構成された写真焼付け装置において、CRTの
画像表示面の保護用シャッターを、光学ユニットの着脱
に伴って開閉される態様で、かつ閉位置に向かってバネ
付勢された態様で設け、光学ユニットに、その写真焼付
け装置本体への挿入時に、上記シャッターと係合してこ
のシャッターをバネ付勢力に抗して開作動させる係合部
材を設ける。 【解決手段】 上記係合部材は、シャッター12に係合
する方向に付勢された可動爪78よりなる。また、光学
ユニット6を写真焼付け装置本体に挿入する際に、可動
爪78がシャッター12に係合するようにガイドする斜
面81bを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は写真焼付け装置に関
し、特に、画像表示装置を固設した写真焼付け装置本体
に対し、上記画像表示装置の画像表示面に映出された画
像を感光材料面に焼き付けるための光学ユニットが着脱
可能に装着されるように構成された写真焼付け装置に関
するものである。
し、特に、画像表示装置を固設した写真焼付け装置本体
に対し、上記画像表示装置の画像表示面に映出された画
像を感光材料面に焼き付けるための光学ユニットが着脱
可能に装着されるように構成された写真焼付け装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されている一般的な写真焼
付け装置は、例えば図16に概略的に示すような構成を
有する。すなわち、写真焼付け装置1の本体2の上部に
は、ネガキャリア部41にセットされたプリント対象コ
マを照明する光源部42が設けられ、プリント対象コマ
を透過した光は、フィルム画像プリント用レンズ43に
より感光材料(ペーパー)44上に結像される。ペーパ
ー44は、ロールペーパー45から引き出されてプリン
ト位置にセットされ、露光されたペーパー44は、印字
部46を通って現像処理部47に送られて現像された
後、乾燥部48で乾燥され、ソーター部50に送られる
ように構成されている。そして、フィルム画像プリント
用レンズ43と、その下方のペーパープリント位置との
間には空間51が存在するが、この空間51には、特殊
露光用装置、例えば写真にフチを付けるために用いられ
るマスクユニット等が着脱可能に装着されるようになっ
ている。
付け装置は、例えば図16に概略的に示すような構成を
有する。すなわち、写真焼付け装置1の本体2の上部に
は、ネガキャリア部41にセットされたプリント対象コ
マを照明する光源部42が設けられ、プリント対象コマ
を透過した光は、フィルム画像プリント用レンズ43に
より感光材料(ペーパー)44上に結像される。ペーパ
ー44は、ロールペーパー45から引き出されてプリン
ト位置にセットされ、露光されたペーパー44は、印字
部46を通って現像処理部47に送られて現像された
後、乾燥部48で乾燥され、ソーター部50に送られる
ように構成されている。そして、フィルム画像プリント
用レンズ43と、その下方のペーパープリント位置との
間には空間51が存在するが、この空間51には、特殊
露光用装置、例えば写真にフチを付けるために用いられ
るマスクユニット等が着脱可能に装着されるようになっ
ている。
【0003】近時、デジタルカメラ等の発達に伴って、
写真フィルムに記録されたフィルム画像(アナログ画
像)と、CRTに表示されたビデオ画像(デジタル画
像)とを感光材料に選択的に焼き付けたり、アナログ画
像とデジタル画像とを合成したりすることを可能にした
カラー写真焼付け装置の需要が増大している。
写真フィルムに記録されたフィルム画像(アナログ画
像)と、CRTに表示されたビデオ画像(デジタル画
像)とを感光材料に選択的に焼き付けたり、アナログ画
像とデジタル画像とを合成したりすることを可能にした
カラー写真焼付け装置の需要が増大している。
【0004】このようなアナログ画像と、CRTに表示
されたデジタル画像とを感光材料に選択的に焼き付ける
写真焼付け装置が例えば特開昭63−257742号に
開示されている。この公報所載の写真焼付け装置は、写
真フィルムの下方にアナログ画像プリント用レンズと感
光材料とを順次配置するとともに、画像表示面を上方に
向けたCRTを感光材料と並んで配置し、このCRTの
上方に第1ミラー(サブミラー)を、感光材料の上方に
第2ミラー(メインミラー)をそれぞれ配置し、これら
ミラー間にデジタル画像プリント用レンズを配置し、デ
ジタル画像プリント時には、CRTからの光を第1およ
び第2ミラーを介して感光材料に導き、アナログ画像プ
リント時には第1および第2ミラーを光路から抜き出す
ように構成されている。
されたデジタル画像とを感光材料に選択的に焼き付ける
写真焼付け装置が例えば特開昭63−257742号に
開示されている。この公報所載の写真焼付け装置は、写
真フィルムの下方にアナログ画像プリント用レンズと感
光材料とを順次配置するとともに、画像表示面を上方に
向けたCRTを感光材料と並んで配置し、このCRTの
上方に第1ミラー(サブミラー)を、感光材料の上方に
第2ミラー(メインミラー)をそれぞれ配置し、これら
ミラー間にデジタル画像プリント用レンズを配置し、デ
ジタル画像プリント時には、CRTからの光を第1およ
び第2ミラーを介して感光材料に導き、アナログ画像プ
リント時には第1および第2ミラーを光路から抜き出す
ように構成されている。
【0005】しかしながら、上述のように、アナログ画
像であるフィルム画像と、デジタル画像であるCRTに
表示されたビデオ画像とを感光材料に選択的に焼き付け
ることが可能な写真焼付け装置の需要が増大していると
はいうものの、大多数の小規模なラボ(現像所)が現在
保有している写真焼付け装置はアナログ画像プリント処
理の専用機であり、しかもアナログ画像とデジタル画像
との双方を処理可能な写真焼付け装置は高価でもあるこ
とから、アナログ画像プリント機能のみを有する従来の
写真焼付け装置に対し、比較的簡単な改造により、かつ
安価にデジタル画像プリント機能を付加することができ
る、いわゆるデジタルキットが要望されている。
像であるフィルム画像と、デジタル画像であるCRTに
表示されたビデオ画像とを感光材料に選択的に焼き付け
ることが可能な写真焼付け装置の需要が増大していると
はいうものの、大多数の小規模なラボ(現像所)が現在
保有している写真焼付け装置はアナログ画像プリント処
理の専用機であり、しかもアナログ画像とデジタル画像
との双方を処理可能な写真焼付け装置は高価でもあるこ
とから、アナログ画像プリント機能のみを有する従来の
写真焼付け装置に対し、比較的簡単な改造により、かつ
安価にデジタル画像プリント機能を付加することができ
る、いわゆるデジタルキットが要望されている。
【0006】このデジタルキットは、ビデオ画像の表示
手段としてのCRTを含むデジタル画像表示ユニット
と、上記CRTに表示された画像をペーパー上に露光す
るためのミラーとレンズからなる光学ユニットとから構
成される。そして、上述のように、特殊露光用装置、例
えば写真にフチを付けるために用いられるマスクユニッ
ト等を上記空間51内に挿入して使用する場合があるた
め、フィルム画像プリント時とビデオ画像プリント時と
で光路を切り替える機構を備えた光学ユニットを図16
に示す写真焼付け装置1の上記空間51内に抜き差し可
能に取り付けることが考えられる。
手段としてのCRTを含むデジタル画像表示ユニット
と、上記CRTに表示された画像をペーパー上に露光す
るためのミラーとレンズからなる光学ユニットとから構
成される。そして、上述のように、特殊露光用装置、例
えば写真にフチを付けるために用いられるマスクユニッ
ト等を上記空間51内に挿入して使用する場合があるた
め、フィルム画像プリント時とビデオ画像プリント時と
で光路を切り替える機構を備えた光学ユニットを図16
に示す写真焼付け装置1の上記空間51内に抜き差し可
能に取り付けることが考えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の特開
昭63−257742号に開示されているように、上記
CRTは、一般にその画像表示面を上向きにして写真焼
付け装置1に固定されているため、光学ユニットの非装
着時にはCRTの画像表示面を覆ってこれを保護する手
段を設けることが必要になる。
昭63−257742号に開示されているように、上記
CRTは、一般にその画像表示面を上向きにして写真焼
付け装置1に固定されているため、光学ユニットの非装
着時にはCRTの画像表示面を覆ってこれを保護する手
段を設けることが必要になる。
【0008】一方、光学ユニットが写真焼付け装置に装
着された後は、その画像表示面が確実に露出されていな
ければならない。
着された後は、その画像表示面が確実に露出されていな
ければならない。
【0009】上述の事情に鑑み、本発明は、CRT等の
画像表示装置を固設した写真焼付け装置本体に対し、前
記画像表示装置の画像表示面に映出された画像を感光材
料面に焼き付けるための光学ユニットが着脱可能に装着
されるように構成された写真焼付け装置において、上記
画像表示装置の画像表示面が上記光学ユニットの着脱に
伴って確実に開閉される手段を提供することを目的とす
るものである。
画像表示装置を固設した写真焼付け装置本体に対し、前
記画像表示装置の画像表示面に映出された画像を感光材
料面に焼き付けるための光学ユニットが着脱可能に装着
されるように構成された写真焼付け装置において、上記
画像表示装置の画像表示面が上記光学ユニットの着脱に
伴って確実に開閉される手段を提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による写真焼付け
装置は、上記画像表示装置の画像表示面の保護用シャッ
ターが、上記光学ユニットの着脱に伴って開閉される態
様で、かつ閉位置に向かってバネ付勢された態様で設け
られ、上記光学ユニットに、その上記写真焼付け装置本
体への挿入時に、上記シャッターと係合してこのシャッ
ターを上記バネ付勢力に抗して開作動させる係合部材が
設けられていることを特徴とするものである。
装置は、上記画像表示装置の画像表示面の保護用シャッ
ターが、上記光学ユニットの着脱に伴って開閉される態
様で、かつ閉位置に向かってバネ付勢された態様で設け
られ、上記光学ユニットに、その上記写真焼付け装置本
体への挿入時に、上記シャッターと係合してこのシャッ
ターを上記バネ付勢力に抗して開作動させる係合部材が
設けられていることを特徴とするものである。
【0011】その場合、上記係合部材は、上記シャッタ
ーに係合する方向に付勢された可動爪よりなることが好
ましい。
ーに係合する方向に付勢された可動爪よりなることが好
ましい。
【0012】また、上記光学ユニットを上記写真焼付け
装置本体に挿入する際に、上記係合部材が上記シャッタ
ーに係合するようにガイドするガイド部が設けられてい
ることが好ましい。
装置本体に挿入する際に、上記係合部材が上記シャッタ
ーに係合するようにガイドするガイド部が設けられてい
ることが好ましい。
【0013】上記ガイド部は、上記光学ユニットの上部
に設けられた帯状体によって構成することができる。
に設けられた帯状体によって構成することができる。
【0014】また上記ガイド部は、上記シャッターの手
前に形成された斜面によって構成することができる。
前に形成された斜面によって構成することができる。
【0015】なお上記画像表示装置は、CRTのみでな
く。液晶等も含むものである。
く。液晶等も含むものである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、上記光学ユニットに、
その写真焼付け装置本体への挿入時に、上記シャッター
と係合してこのシャッターをバネ付勢力に抗して開作動
させる係合部材が設けられているから、極めて簡単な機
構によってシャッターの開閉を行なうことができる。
その写真焼付け装置本体への挿入時に、上記シャッター
と係合してこのシャッターをバネ付勢力に抗して開作動
させる係合部材が設けられているから、極めて簡単な機
構によってシャッターの開閉を行なうことができる。
【0017】また、上記係合部材が、上記シャッターに
係合する方向に付勢された可動爪よりなることにより、
さらに、上記光学ユニットを上記写真焼付け装置本体に
挿入する際に、上記係合部材が上記シャッターに係合す
るようにガイドするガイド部が設けられていることによ
り、作業者が光学ユニットをいかなる状態で写真焼付け
装置本体へ挿入しても、係合部材によるシャッターの開
動作を確実に行なうことができる。
係合する方向に付勢された可動爪よりなることにより、
さらに、上記光学ユニットを上記写真焼付け装置本体に
挿入する際に、上記係合部材が上記シャッターに係合す
るようにガイドするガイド部が設けられていることによ
り、作業者が光学ユニットをいかなる状態で写真焼付け
装置本体へ挿入しても、係合部材によるシャッターの開
動作を確実に行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
施の形態について詳細に説明する。
【0019】図1および図2は、図16に示したものと
ほぼ同様の構成を有する写真焼付け装置に対し、本発明
が適用されたデジタルキットを取付けた状態の要部のみ
を透視的に示す概略的正面図および側面図である。図3
はデジタルキットの構成を概略的に示す説明図である。
ほぼ同様の構成を有する写真焼付け装置に対し、本発明
が適用されたデジタルキットを取付けた状態の要部のみ
を透視的に示す概略的正面図および側面図である。図3
はデジタルキットの構成を概略的に示す説明図である。
【0020】図において、デジタルキット3は、画像表
示面4aを上方に向けたCRT4を含んで写真焼付け装
置1の本体2の前面に固定的に付設されたデジタル画像
表示ユニット5と、本体2に固定された図示しないレー
ルに沿って図16の空間51内に前方側から抜き差し可
能に装着される光学ユニット6とによって構成されてい
る。
示面4aを上方に向けたCRT4を含んで写真焼付け装
置1の本体2の前面に固定的に付設されたデジタル画像
表示ユニット5と、本体2に固定された図示しないレー
ルに沿って図16の空間51内に前方側から抜き差し可
能に装着される光学ユニット6とによって構成されてい
る。
【0021】この光学ユニット6は、3枚のカラーフィ
ルタ7R,7G,7Bを備えたフィルターターレット8
と、このフィルターターレット8の3枚のカラーフィル
タ7R,7G,7Bのうちの一つを垂直方向上方に透過
した画像光を水平方向に反射させるサブミラー9と、こ
のサブミラー9で反射された画像光をペーパー上に結像
させるための水平な光軸を有するレンズ10A,10B
と、レンズ10A,10Bのうちの一つを出た画像光を
ペーパーに向けて反射させるメインミラー11とを備え
ている。
ルタ7R,7G,7Bを備えたフィルターターレット8
と、このフィルターターレット8の3枚のカラーフィル
タ7R,7G,7Bのうちの一つを垂直方向上方に透過
した画像光を水平方向に反射させるサブミラー9と、こ
のサブミラー9で反射された画像光をペーパー上に結像
させるための水平な光軸を有するレンズ10A,10B
と、レンズ10A,10Bのうちの一つを出た画像光を
ペーパーに向けて反射させるメインミラー11とを備え
ている。
【0022】上記フィルターターレット8は、CRT4
の画像表示面4aに3回に分けて順次表示されるモノク
ロ画像からなる赤色成分画像と緑色成分画像と青色成分
画像とを、それぞれ赤色画像と緑色画像と青色画像にす
るために設けられている。また、上記メインミラー11
は、フィルム画像プリントとデジタルプリントとを切り
替えるために設けられ、フィルム画像プリント時には、
メインミラー11が後述するガイドシャフト16,16
にガイドされ図3の左方に退避して、図16のフィルム
画像プリント用レンズ43を通ったフィルム画像光のペ
ーパー44面への露光を許容するように構成されてい
る。
の画像表示面4aに3回に分けて順次表示されるモノク
ロ画像からなる赤色成分画像と緑色成分画像と青色成分
画像とを、それぞれ赤色画像と緑色画像と青色画像にす
るために設けられている。また、上記メインミラー11
は、フィルム画像プリントとデジタルプリントとを切り
替えるために設けられ、フィルム画像プリント時には、
メインミラー11が後述するガイドシャフト16,16
にガイドされ図3の左方に退避して、図16のフィルム
画像プリント用レンズ43を通ったフィルム画像光のペ
ーパー44面への露光を許容するように構成されてい
る。
【0023】上記2個のレンズ10A,10Bは、例え
ば標準レンズとオプションレンズとからなり、これら2
個のレンズ10A,10Bのうちの1個が目的に応じて
選択的に光路内に介入されるように構成されている。
ば標準レンズとオプションレンズとからなり、これら2
個のレンズ10A,10Bのうちの1個が目的に応じて
選択的に光路内に介入されるように構成されている。
【0024】なお、デジタル画像表示ユニット5には、
CRT4の上方に向けられた画像表示面4aを保護する
ため、光学ユニット6の非装着時には画像表示面4aを
覆っているシャッター12が設けられている。このシャ
ッター12は、後述するように、光学ユニット6の上記
空間内への挿入に伴って光学ユニット6の部材によって
機械的に開かれて、画像表示面4aを露出させる。デジ
タル画像表示ユニット5および光学ユニット6の動作
は、制御部13によって制御される。
CRT4の上方に向けられた画像表示面4aを保護する
ため、光学ユニット6の非装着時には画像表示面4aを
覆っているシャッター12が設けられている。このシャ
ッター12は、後述するように、光学ユニット6の上記
空間内への挿入に伴って光学ユニット6の部材によって
機械的に開かれて、画像表示面4aを露出させる。デジ
タル画像表示ユニット5および光学ユニット6の動作
は、制御部13によって制御される。
【0025】図4は光学ユニット6の平面図である。メ
インミラー11は、ミラーホルダ14に固定され、この
ミラーホルダ14が、光学ユニット6の筐体15の長手
方向(図4の左右方向)に延びる両側壁に沿って互いに
平行にかつ水平に架橋された2本のパイプ状ガイドシャ
フト16,16上に摺動自在に支持されている。この場
合、ミラーホルダ14は、上記ガイドシャフト16,1
6をそれぞれ貫通させた態様でガイドシャフト16,1
6に支持されている支持アーム14a,14bを両側に
一体に備えているが、一方の支持アーム14aはガイド
シャフト16に沿って長く延びており、かつこの支持ア
ーム部14aにはその長手方向に沿ってラック17が刻
設されている。
インミラー11は、ミラーホルダ14に固定され、この
ミラーホルダ14が、光学ユニット6の筐体15の長手
方向(図4の左右方向)に延びる両側壁に沿って互いに
平行にかつ水平に架橋された2本のパイプ状ガイドシャ
フト16,16上に摺動自在に支持されている。この場
合、ミラーホルダ14は、上記ガイドシャフト16,1
6をそれぞれ貫通させた態様でガイドシャフト16,1
6に支持されている支持アーム14a,14bを両側に
一体に備えているが、一方の支持アーム14aはガイド
シャフト16に沿って長く延びており、かつこの支持ア
ーム部14aにはその長手方向に沿ってラック17が刻
設されている。
【0026】一方、筐体15には、上記ラック17に噛
合するピニオン18を回転軸に取り付けたミラー駆動用
モータ(DCモータ)19が固定され、このモータ19
によって、メインミラー11が、CRT4からのビデオ
画像をペーパー44上に露光させる露光位置(図4に示
す位置)と、ペーパー44上へのフィルム画像の露光を
許容する退避位置との間で移動し得るように構成されて
いる。
合するピニオン18を回転軸に取り付けたミラー駆動用
モータ(DCモータ)19が固定され、このモータ19
によって、メインミラー11が、CRT4からのビデオ
画像をペーパー44上に露光させる露光位置(図4に示
す位置)と、ペーパー44上へのフィルム画像の露光を
許容する退避位置との間で移動し得るように構成されて
いる。
【0027】そして、メインミラー11を露光位置に停
止させるための光電センサ20と、メインミラー11を
退避位置に停止させるためのマイクロスイッチ21とが
筐体15に固定されている。
止させるための光電センサ20と、メインミラー11を
退避位置に停止させるためのマイクロスイッチ21とが
筐体15に固定されている。
【0028】また、フィルターターレット8の近傍に
は、フィルタ駆動用モータ(パルスモータ)22と、フ
ィルタ原点検出用光電センサ23とが配設され、さら
に、レンズ移動台駆動機構24が設けられている。
は、フィルタ駆動用モータ(パルスモータ)22と、フ
ィルタ原点検出用光電センサ23とが配設され、さら
に、レンズ移動台駆動機構24が設けられている。
【0029】レンズ移動台駆動機構24は、上記ガイド
シャフト16,16に直交する方向にかつ水平に架橋さ
れた互いに平行な2本のパイプ状ガイドシャフト25,
25上にガイドシャフト25,25に沿って摺動可能に
支持されたレンズ移動台26を備え、このレンズ移動台
26上に2個のビデオ画像プリント用レンズ10A,1
0Bが、レンズ移動台26上に固定されたレンズブラケ
ットにそれぞれ保持されて配置されている。
シャフト16,16に直交する方向にかつ水平に架橋さ
れた互いに平行な2本のパイプ状ガイドシャフト25,
25上にガイドシャフト25,25に沿って摺動可能に
支持されたレンズ移動台26を備え、このレンズ移動台
26上に2個のビデオ画像プリント用レンズ10A,1
0Bが、レンズ移動台26上に固定されたレンズブラケ
ットにそれぞれ保持されて配置されている。
【0030】レンズ移動台26のガイドシャフト25と
平行な正面には、ガイドシャフト25と平行に延びるラ
ック27がビス等によって固定されている。また、筐体
15には、レンズ切替え用モータ(パルスモータ)28
が固定され、このモータ28の回転軸に減速ギア29,
30を介して連結されたピニオン31が上記ラック27
に噛合している。したがって、モータ28の正転・逆転
に伴ってレンズ移動台26が図4の上下方向に移動し
て、レンズ10A,10Bのうちの選択された1個がミ
ラー9,11間を結ぶ光路内に介入するように構成され
ている。
平行な正面には、ガイドシャフト25と平行に延びるラ
ック27がビス等によって固定されている。また、筐体
15には、レンズ切替え用モータ(パルスモータ)28
が固定され、このモータ28の回転軸に減速ギア29,
30を介して連結されたピニオン31が上記ラック27
に噛合している。したがって、モータ28の正転・逆転
に伴ってレンズ移動台26が図4の上下方向に移動し
て、レンズ10A,10Bのうちの選択された1個がミ
ラー9,11間を結ぶ光路内に介入するように構成され
ている。
【0031】そして、筐体15には、光電センサ32が
ラック27の突出方向に固設され、ラック27の突端が
光電センサ32の発光素子と受光素子との間に介入する
ことにより、受光素子に入射する光が遮られ、これによ
って、レンズ移動台26の原点位置が検出される。
ラック27の突出方向に固設され、ラック27の突端が
光電センサ32の発光素子と受光素子との間に介入する
ことにより、受光素子に入射する光が遮られ、これによ
って、レンズ移動台26の原点位置が検出される。
【0032】標準レンズ10A、オプションレンズ10
Bを光路内に介入させるには、この原点位置から、モー
タ28の駆動パルス数をカウントし、標準レンズ10
A、オプションレンズ10Bのそれぞれに設定されたモ
ータ28の駆動パルス数分、台座26をモータ28によ
って駆動すればよい。
Bを光路内に介入させるには、この原点位置から、モー
タ28の駆動パルス数をカウントし、標準レンズ10
A、オプションレンズ10Bのそれぞれに設定されたモ
ータ28の駆動パルス数分、台座26をモータ28によ
って駆動すればよい。
【0033】図5は、光学ユニット6の筐体15と、光
学ユニット6の取付け台座となるレール部材34とを示
す分解斜視図である。また図6はレール部材34とペー
パー載置部材55を示す平面図、図7はその一部を断面
とした透視図的な側面図、図8はレール部材34の正面
図、図9は筐体15の下部セクション72の正面図であ
る。さらに、図10は図7の要部の拡大図である。
学ユニット6の取付け台座となるレール部材34とを示
す分解斜視図である。また図6はレール部材34とペー
パー載置部材55を示す平面図、図7はその一部を断面
とした透視図的な側面図、図8はレール部材34の正面
図、図9は筐体15の下部セクション72の正面図であ
る。さらに、図10は図7の要部の拡大図である。
【0034】図5において、筐体15は、上部セクショ
ン71と下部セクション72とからなり、両セクション
71,72は互いに嵌着された後、ねじによって一体化
される。上部セクション71は枠状に形成され、その長
手方向の両側は、上方から切り欠かれて細長い側壁部7
1a,71aを形成している。そして壁部71a,71
aの上方の切欠き部71b,71bは、図4に示すガイ
ドシャフト16,16を設けるスペースとなっており、
各ガイドシャフト16は、上部セクション71の側面か
ら頂面側に亘るようの折り曲げられた金属板からなるカ
バー73(図11)で覆われる。
ン71と下部セクション72とからなり、両セクション
71,72は互いに嵌着された後、ねじによって一体化
される。上部セクション71は枠状に形成され、その長
手方向の両側は、上方から切り欠かれて細長い側壁部7
1a,71aを形成している。そして壁部71a,71
aの上方の切欠き部71b,71bは、図4に示すガイ
ドシャフト16,16を設けるスペースとなっており、
各ガイドシャフト16は、上部セクション71の側面か
ら頂面側に亘るようの折り曲げられた金属板からなるカ
バー73(図11)で覆われる。
【0035】レール部材34は、図6からも明らかなよ
うに、光学ユニット6の挿入方向に平行な一対のレール
本体35,35と、レール本体35,35の奥側の端部
間を連結するクロスメンバ36と、レール本体35,3
5の中間部間を連結するクロスメンバ37とによって枠
状に形成されている。各レール本体35は、互いに平行
な平面を形成する平坦な頂面と底面とを備えている。
うに、光学ユニット6の挿入方向に平行な一対のレール
本体35,35と、レール本体35,35の奥側の端部
間を連結するクロスメンバ36と、レール本体35,3
5の中間部間を連結するクロスメンバ37とによって枠
状に形成されている。各レール本体35は、互いに平行
な平面を形成する平坦な頂面と底面とを備えている。
【0036】写真焼付け装置本体2が備えている図6お
よび図7に示すペーパー載置部材55は、基準平面を形
成するほぼ水平な上面55aを備えており、この上面5
5a上を、ペーパー44を載置したペーパー送り用ベル
ト(図示は省略)が図6の左方から右方へ向かって移動
してペーパー44を送るように構成されている。上記ベ
ルトは多数の穴を備えた幅広の平ベルトからなり、バキ
ューム吸着手段を用いてペーパー44がベルトを介して
ペーパー載置部材55の上面55aに吸着されるように
なっている。
よび図7に示すペーパー載置部材55は、基準平面を形
成するほぼ水平な上面55aを備えており、この上面5
5a上を、ペーパー44を載置したペーパー送り用ベル
ト(図示は省略)が図6の左方から右方へ向かって移動
してペーパー44を送るように構成されている。上記ベ
ルトは多数の穴を備えた幅広の平ベルトからなり、バキ
ューム吸着手段を用いてペーパー44がベルトを介して
ペーパー載置部材55の上面55aに吸着されるように
なっている。
【0037】そして、写真真焼付け装置本体2のフレー
ム56には、上記レール部材34のレール本体35,3
5の底面をペーパー載置部55の上面55aに対し正確
に位置決めするための、例えば突縁部(図示は省略)等
の位置決め手段が設けられており、レール部材34は、
そのレール本体35,35の頂面が正確にペーパー載置
部55の上面55aと平行になるように、すなわちペー
パー44の面と平行になる態様で、そのクロスメンバ3
6,37にそれぞれ固定されるブラケット38,39を
介し写真焼付け装置本体2のフレーム56に固定され
る。
ム56には、上記レール部材34のレール本体35,3
5の底面をペーパー載置部55の上面55aに対し正確
に位置決めするための、例えば突縁部(図示は省略)等
の位置決め手段が設けられており、レール部材34は、
そのレール本体35,35の頂面が正確にペーパー載置
部55の上面55aと平行になるように、すなわちペー
パー44の面と平行になる態様で、そのクロスメンバ3
6,37にそれぞれ固定されるブラケット38,39を
介し写真焼付け装置本体2のフレーム56に固定され
る。
【0038】レール部材34の各レール本体35の手前
側の端面35aは垂直面となっており、かつ、この端面
35aに、この端面35aからレール本体35に沿って
レール本体35内に延びるねじ穴35bが形成されてい
る。
側の端面35aは垂直面となっており、かつ、この端面
35aに、この端面35aからレール本体35に沿って
レール本体35内に延びるねじ穴35bが形成されてい
る。
【0039】一方、光学ユニット6は、図7および図8
から明らかなように、その筐体15の上部セクション7
1におけるガイドシャフト16,16の上方および外側
方を覆う金属製カバー73の頂面に、光学ユニット6の
挿入方向に沿ってプラスチック製の細長い帯状体74,
74が接着されている。これら帯状体74,74は、光
学ユニット6を写真真焼付け装置本体2に挿入する際
に、写真真焼付け装置本体2の金属製壁面2aと上記金
属製カバー73,73との接触を防止するとともに、光
学ユニット6の挿入時のレール本体35,35からの浮
き上がりを防止し、かつ後述するシャッター開閉用可動
爪78が確実にシャッター12に係合するようにガイド
するガイド部を構成している。
から明らかなように、その筐体15の上部セクション7
1におけるガイドシャフト16,16の上方および外側
方を覆う金属製カバー73の頂面に、光学ユニット6の
挿入方向に沿ってプラスチック製の細長い帯状体74,
74が接着されている。これら帯状体74,74は、光
学ユニット6を写真真焼付け装置本体2に挿入する際
に、写真真焼付け装置本体2の金属製壁面2aと上記金
属製カバー73,73との接触を防止するとともに、光
学ユニット6の挿入時のレール本体35,35からの浮
き上がりを防止し、かつ後述するシャッター開閉用可動
爪78が確実にシャッター12に係合するようにガイド
するガイド部を構成している。
【0040】また、光学ユニット6は、図9から明らか
なように、その筐体15の下部セクション72の底面の
両側縁に沿って、レール本体35,35に係合する係合
溝57,57を備えている。また、下部セクション72
の先端壁面、すなわち、この光学ユニット6をレール本
体35をガイドとして写真焼付け装置本体2の前記空間
51内に挿入する場合のリーディング側の壁面には、図
7および図10に示すように、電気コネクタ58が取り
付けられていて、この光学ユニット6の上記空間51内
への挿入に伴って、本体2側に設けられたコネクタと嵌
合して電気的接続が達成されるように構成されている。
なように、その筐体15の下部セクション72の底面の
両側縁に沿って、レール本体35,35に係合する係合
溝57,57を備えている。また、下部セクション72
の先端壁面、すなわち、この光学ユニット6をレール本
体35をガイドとして写真焼付け装置本体2の前記空間
51内に挿入する場合のリーディング側の壁面には、図
7および図10に示すように、電気コネクタ58が取り
付けられていて、この光学ユニット6の上記空間51内
への挿入に伴って、本体2側に設けられたコネクタと嵌
合して電気的接続が達成されるように構成されている。
【0041】さらに、図10から明らかなように、下部
セクション72の先端部底面には傾斜面59が形成さ
れ、かつこの傾斜面59は段部60で終端しており、こ
の部位に係合金具61が固定されている。そして、レー
ル部材34のクロスメンバ36には、上記係合金具61
と係合するスリット36aが形成され、光学ユニット6
をレール本体35をガイドとして写真焼付け装置本体2
の前記空間51内に挿入すると、その挿入の最終位過程
で、上記係合金具61がスリット36a内に係入して、
光学ユニット6の先端部をレール部材34上に押し付
け、光学ユニット6の先端部のレール部材34からの浮
上がりを防止するようになっている。
セクション72の先端部底面には傾斜面59が形成さ
れ、かつこの傾斜面59は段部60で終端しており、こ
の部位に係合金具61が固定されている。そして、レー
ル部材34のクロスメンバ36には、上記係合金具61
と係合するスリット36aが形成され、光学ユニット6
をレール本体35をガイドとして写真焼付け装置本体2
の前記空間51内に挿入すると、その挿入の最終位過程
で、上記係合金具61がスリット36a内に係入して、
光学ユニット6の先端部をレール部材34上に押し付
け、光学ユニット6の先端部のレール部材34からの浮
上がりを防止するようになっている。
【0042】また、光学ユニット6の筐体15の下部セ
クション72には、そのレール本体35,35に係合す
る係合溝57,57の手前側(図7の左側)の部位に、
ストッパ金具62,62が固定され、光学ユニット6が
レール本体35,35に沿って写真焼付け装置本体2内
に挿入されたとき、これらストッパ金具62,62の前
端がレール本体35,35の手前側の端面35a,35
aに当接して、レール本体35,35上における光学ユ
ニット6の挿入方向の位置決めがなされる。
クション72には、そのレール本体35,35に係合す
る係合溝57,57の手前側(図7の左側)の部位に、
ストッパ金具62,62が固定され、光学ユニット6が
レール本体35,35に沿って写真焼付け装置本体2内
に挿入されたとき、これらストッパ金具62,62の前
端がレール本体35,35の手前側の端面35a,35
aに当接して、レール本体35,35上における光学ユ
ニット6の挿入方向の位置決めがなされる。
【0043】上記ストッパ金具62は、図5および図7
に示すように、水平な短冊状片の前後端が下方へ折り曲
げられた形状を有しており、これら折曲げ部にそれぞれ
小孔が形成されて、筐体15をレール部材34に固定す
るための長い特殊ねじ63の軸部が挿通されるようにな
っている。すなわち、ストッパ金具62は特殊ねじ63
のホルダを兼ねており、、特殊ねじ63の大径のヘッド
部63aを指で時計方向に回動することにより、特殊ね
じ63の先端のねじ部63bがレール本体35,35の
端面35aのねじ穴35bに螺装されて、光学ユニット
6がレール部材34上に固定されるように構成され、特
殊ねじ63,63を緩めて、ねじ穴35b,35bとの
螺合を解除するだけで、光学ユニット6を写真焼付け装
置本体2からの直ちに引き出すことができるようになっ
ている。なお、特殊ねじ63の軸部にはEリング64
(図7)が嵌着されて、特殊ねじ63がストッパ金具6
2から脱落しないようになっている。
に示すように、水平な短冊状片の前後端が下方へ折り曲
げられた形状を有しており、これら折曲げ部にそれぞれ
小孔が形成されて、筐体15をレール部材34に固定す
るための長い特殊ねじ63の軸部が挿通されるようにな
っている。すなわち、ストッパ金具62は特殊ねじ63
のホルダを兼ねており、、特殊ねじ63の大径のヘッド
部63aを指で時計方向に回動することにより、特殊ね
じ63の先端のねじ部63bがレール本体35,35の
端面35aのねじ穴35bに螺装されて、光学ユニット
6がレール部材34上に固定されるように構成され、特
殊ねじ63,63を緩めて、ねじ穴35b,35bとの
螺合を解除するだけで、光学ユニット6を写真焼付け装
置本体2からの直ちに引き出すことができるようになっ
ている。なお、特殊ねじ63の軸部にはEリング64
(図7)が嵌着されて、特殊ねじ63がストッパ金具6
2から脱落しないようになっている。
【0044】図3で説明したように、デジタル画像表示
ユニット5のCRT4の上方に向けられた画像表示面4
aを保護するために、光学ユニット6の非装着時には画
像表示面4aを覆うシャッター12が設けられている
が、図11はこのシャッター12が閉状態にあるときの
シャッター開閉機構を示す側面図、図12はその要部の
拡大図、図13はその平面図、図14は正面図、図15
はシャッター12が開状態にあるときのシャッター開閉
機構を示す、図12に対応する側面図である。
ユニット5のCRT4の上方に向けられた画像表示面4
aを保護するために、光学ユニット6の非装着時には画
像表示面4aを覆うシャッター12が設けられている
が、図11はこのシャッター12が閉状態にあるときの
シャッター開閉機構を示す側面図、図12はその要部の
拡大図、図13はその平面図、図14は正面図、図15
はシャッター12が開状態にあるときのシャッター開閉
機構を示す、図12に対応する側面図である。
【0045】図11および図12において、CRT4は
縦長の直方体からなるCRTフレーム80内に画像表示
面4aを上方に向けて固定され、CRTフレーム80の
上端の頂板80aには、CRT4の画像表示面4aを上
方に臨ませる窓80bが形成され、さらにこの頂板80
aには、上記窓80bに倣う大きさ・形状を有する窓8
1aを備えた下カバー81が固定されている。そしてこ
の下カバー81の頂面には、上記窓80b,81aに倣
う大きさ・形状を有する窓82aと、この窓82aを開
閉するシャッター12とを備えた上カバー82がねじ止
めされている。
縦長の直方体からなるCRTフレーム80内に画像表示
面4aを上方に向けて固定され、CRTフレーム80の
上端の頂板80aには、CRT4の画像表示面4aを上
方に臨ませる窓80bが形成され、さらにこの頂板80
aには、上記窓80bに倣う大きさ・形状を有する窓8
1aを備えた下カバー81が固定されている。そしてこ
の下カバー81の頂面には、上記窓80b,81aに倣
う大きさ・形状を有する窓82aと、この窓82aを開
閉するシャッター12とを備えた上カバー82がねじ止
めされている。
【0046】矩形の金属板からなるシャッター12は、
その写真真焼付け装置本体2の正面パネル側(図11お
よび図12では右側、図13では下側)の端縁が下方に
折り曲げられて、光学ユニット6が備えている後述する
シャッター開閉用可動爪78,78に係合する係合縁1
2aを形成している。また、シャッター12の両側縁に
はそれぞれ下方へ折り曲げられた舌片12bが形成さ
れ、各舌片12bと、上カバー82の正面側端部(図1
1および図12では右端、図13では下端)との間に
は、シャッター12を閉位置に向かって付勢するコイル
スプリング83が架装され、これら2本のコイルスプリ
ング83,83によってシャッター12が閉位置に保持
されている。
その写真真焼付け装置本体2の正面パネル側(図11お
よび図12では右側、図13では下側)の端縁が下方に
折り曲げられて、光学ユニット6が備えている後述する
シャッター開閉用可動爪78,78に係合する係合縁1
2aを形成している。また、シャッター12の両側縁に
はそれぞれ下方へ折り曲げられた舌片12bが形成さ
れ、各舌片12bと、上カバー82の正面側端部(図1
1および図12では右端、図13では下端)との間に
は、シャッター12を閉位置に向かって付勢するコイル
スプリング83が架装され、これら2本のコイルスプリ
ング83,83によってシャッター12が閉位置に保持
されている。
【0047】一方、光学ユニット6には、フィルタータ
ーレット8の3枚のカラーフィルタ7R,7G,7Bの
うちの1つを下方に臨ませる窓75(図5)が形成され
ているとともに、下部セクション72の底面には、窓7
5の周囲を覆うカバー76が設けられている。そしてこ
のカバー76には、写真焼付け装置本体2内への光学ユ
ニット6の挿入に伴って、シャッター12の下方へ向い
た係合縁12aに係合して、シャッター12をコイルス
プリング83,83の付勢力に抗し開作動させる可動爪
78,78が設けられている。各可動爪78は、図11
および図12に実線で示す下方位置と仮想線で示す上方
位置の間で軸77の周りに揺動可能に設けられていると
ともに、スプリング79によって、図11および図12
の反時計方向に付勢されて、下方位置に保持されてい
る。
ーレット8の3枚のカラーフィルタ7R,7G,7Bの
うちの1つを下方に臨ませる窓75(図5)が形成され
ているとともに、下部セクション72の底面には、窓7
5の周囲を覆うカバー76が設けられている。そしてこ
のカバー76には、写真焼付け装置本体2内への光学ユ
ニット6の挿入に伴って、シャッター12の下方へ向い
た係合縁12aに係合して、シャッター12をコイルス
プリング83,83の付勢力に抗し開作動させる可動爪
78,78が設けられている。各可動爪78は、図11
および図12に実線で示す下方位置と仮想線で示す上方
位置の間で軸77の周りに揺動可能に設けられていると
ともに、スプリング79によって、図11および図12
の反時計方向に付勢されて、下方位置に保持されてい
る。
【0048】一方、デジタル画像表示ユニット5側の上
カバー82の上面には、上記可動爪78,78に対応し
て、可動爪78,78の係合部78a,78aが摺動し
得る溝82b,82bが切り欠かれ、溝82b,82b
の底面は、下カバー81の頂面で構成されている。そし
て、溝82b,82bの入口部における下カバー81の
頂面には、上記可動爪78,78の係合部78a,78
aに係合して可動爪78,78をガイドする斜面81
b,81bが形成されている。また、溝82b,82b
の途中には、シャッター12の係合縁12aが露出して
いる。
カバー82の上面には、上記可動爪78,78に対応し
て、可動爪78,78の係合部78a,78aが摺動し
得る溝82b,82bが切り欠かれ、溝82b,82b
の底面は、下カバー81の頂面で構成されている。そし
て、溝82b,82bの入口部における下カバー81の
頂面には、上記可動爪78,78の係合部78a,78
aに係合して可動爪78,78をガイドする斜面81
b,81bが形成されている。また、溝82b,82b
の途中には、シャッター12の係合縁12aが露出して
いる。
【0049】このような構成において、光学ユニット6
が写真焼付け装置本体2内へ挿入されると、可動爪7
8,78の係合部78a,78aが溝82b,82b内
に侵入し、上記斜面81b,81bにそれぞれ係合する
から、光学ユニット6の挿入に伴って可動爪78,78
が図11および図12の時計方向に揺動され、次いで、
各可動爪78は、スプリング79の付勢力によって、先
端の係合部78aを溝82bに底面に摺接させながら進
んでシャッター12の係合縁12aに当接するから、シ
ャッター12がコイルスプリング83,83の付勢力に
抗し開作動され、光学ユニット6が図7に示す所定の装
着位置に達すると、図15に示すように、シャッター1
2が完全に開かれ、CRT4の画像表示面4aが完全に
露出されて、この画像表示面4aに映出された画像が光
学ユニット6内へ入射可能な状態となる。
が写真焼付け装置本体2内へ挿入されると、可動爪7
8,78の係合部78a,78aが溝82b,82b内
に侵入し、上記斜面81b,81bにそれぞれ係合する
から、光学ユニット6の挿入に伴って可動爪78,78
が図11および図12の時計方向に揺動され、次いで、
各可動爪78は、スプリング79の付勢力によって、先
端の係合部78aを溝82bに底面に摺接させながら進
んでシャッター12の係合縁12aに当接するから、シ
ャッター12がコイルスプリング83,83の付勢力に
抗し開作動され、光学ユニット6が図7に示す所定の装
着位置に達すると、図15に示すように、シャッター1
2が完全に開かれ、CRT4の画像表示面4aが完全に
露出されて、この画像表示面4aに映出された画像が光
学ユニット6内へ入射可能な状態となる。
【0050】また、光学ユニット6を写真焼付け装置本
体2から引き抜くと、シャッター12は係合爪78,7
8による係止から解放されるので、コイルスプリング8
3,83の付勢力で閉位置に戻り、画像表示面4aを保
護する。
体2から引き抜くと、シャッター12は係合爪78,7
8による係止から解放されるので、コイルスプリング8
3,83の付勢力で閉位置に戻り、画像表示面4aを保
護する。
【0051】なお、上記シャッター12の裏面には、可
動爪78,78との係合縁12aに沿って延長されたに
沿って延長された清掃具84が取り付けられており、シ
ャッター12の開閉動作に伴ってCRT4の画像表示面
4aが上記清掃具84によって清掃されるように構成さ
れている。この清掃具84としては、例えば発泡プラス
チックのような弾性材を眼鏡拭きのような清掃用布で包
んだもの等が望ましく、写真焼付け装置本体2に対する
光学ユニット6の着脱の度にCRT4の画像表示面4a
が清掃されるから、画像表示面4aを常に清潔に保つこ
とができる。
動爪78,78との係合縁12aに沿って延長されたに
沿って延長された清掃具84が取り付けられており、シ
ャッター12の開閉動作に伴ってCRT4の画像表示面
4aが上記清掃具84によって清掃されるように構成さ
れている。この清掃具84としては、例えば発泡プラス
チックのような弾性材を眼鏡拭きのような清掃用布で包
んだもの等が望ましく、写真焼付け装置本体2に対する
光学ユニット6の着脱の度にCRT4の画像表示面4a
が清掃されるから、画像表示面4aを常に清潔に保つこ
とができる。
【0052】以上の説明で明らかなように、本実施の形
態においては、前述したように、筐体15の上部セクシ
ョン71におけるガイドシャフト16,16の上方およ
び外側方を覆う金属製カバー73の頂面に、光学ユニッ
ト6の挿入方向に沿って細長い帯状体74,74が接着
されていて、光学ユニット6と、この光学ユニット6が
挿入される写真焼付け装置本体2側の壁面2aとの間の
上下の間隙が狭くなっている上に、シャッター12を開
作動させる手段として、スプリング79によって係合部
78aを下方に向けて付勢された可動爪78,78が光
学ユニット6側に設けられているから、作業者が光学ユ
ニット6をいかなる状態で挿入しても、可動爪78,7
8がシャッター12の係合縁12aと係合することがで
き、シャッター12の開作動を確実に行なうことができ
る。
態においては、前述したように、筐体15の上部セクシ
ョン71におけるガイドシャフト16,16の上方およ
び外側方を覆う金属製カバー73の頂面に、光学ユニッ
ト6の挿入方向に沿って細長い帯状体74,74が接着
されていて、光学ユニット6と、この光学ユニット6が
挿入される写真焼付け装置本体2側の壁面2aとの間の
上下の間隙が狭くなっている上に、シャッター12を開
作動させる手段として、スプリング79によって係合部
78aを下方に向けて付勢された可動爪78,78が光
学ユニット6側に設けられているから、作業者が光学ユ
ニット6をいかなる状態で挿入しても、可動爪78,7
8がシャッター12の係合縁12aと係合することがで
き、シャッター12の開作動を確実に行なうことができ
る。
【0053】また、シャッター12がコイルスプリング
83,83によって閉位置に向かって付勢されているか
ら、光学ユニット6を写真焼付け装置本体2から引き抜
くと、シャッター12が確実に閉位置に戻り、画像表示
面4aを確実に保護することができる。
83,83によって閉位置に向かって付勢されているか
ら、光学ユニット6を写真焼付け装置本体2から引き抜
くと、シャッター12が確実に閉位置に戻り、画像表示
面4aを確実に保護することができる。
【図1】本発明が適用されたデジタルキットを写真焼付
け装置に取付けた状態の要部のみを透視的に示す概略的
正面図
け装置に取付けた状態の要部のみを透視的に示す概略的
正面図
【図2】その側面図
【図3】本発明が適用されたデジタルキットの構成を概
略的に示す説明図
略的に示す説明図
【図4】本発明が適用されたデジタルキットの光学ユニ
ットの平面図
ットの平面図
【図5】光学ユニットの筐体と、光学ユニットの取付け
台座となるレール部材の分解斜視図
台座となるレール部材の分解斜視図
【図6】レール部材とペーパー載置部材を示す平面図
【図7】その一部を断面とした透視図的な側面図
【図8】レール部材の正面図
【図9】光学ユニットの筐体の下部セクションの正面図
【図10】図7の要部の拡大図
【図11】シャッターが閉状態にあるときのシャッター
開閉機構を示す側面図
開閉機構を示す側面図
【図12】その要部の拡大図
【図13】その平面図
【図14】その正面図
【図15】シャッターが開状態にあるときのシャッター
開閉機構を示す、図12に対応する側面図
開閉機構を示す、図12に対応する側面図
【図16】従来の写真焼付け装置の概略的構成図
1 写真焼付け装置 2 写真焼付け装置本体 3 デジタルキット 4 CRT 4a 画像表示面 5 デジタル画像表示ユニット 6 光学ユニット 7R,7G,7B カラーフィルタ 8 フィルターターレット 9 サブミラー 10A,10B ビデオ画像プリント用レンズ 11 メインミラー 12 CRT画像表示面保護用シャッター 12a 係合縁 13 制御部 14 ミラーホルダ 15 筐体 16,25 ガイドシャフト 17,27 ラック 18,31 ピニオン 19 メインミラー駆動用モータ 20,23,32 光電センサ 21 マイクロスイッチ 22 フィルタ駆動用モータ 24 レンズ移動台駆動機構 26 レンズ移動台 28 レンズ切替え用モータ 34 レール部材 35 レール本体 36,37 クロスメンバ 43 フィルム画像プリント用レンズ 44 ペーパー(感光材料) 55 ペーパー載置部材 57 係合溝 58 電気コネクタ 61 係合金具 62 ストッパ金具 63 特殊ねじ 66 CRTフレーム 67 フロントパネル 68 支持部材 71 筐体の上部セクション 72 筐体の下部セクション 73、76 カバー 74 帯状体 75 窓 78 可動爪 79 スプリング 80 CRTフレーム 81 下カバー 82 上カバー 83 コイルスプリング 84 清掃具
Claims (5)
- 【請求項1】 画像表示装置を固設した写真焼付け装置
本体に対し、前記画像表示装置の画像表示面に映出され
た画像を感光材料面に焼き付けるための光学ユニットが
着脱可能に装着されるように構成された写真焼付け装置
において、前記画像表示装置の画像表示面の保護用シャ
ッターが、前記光学ユニットの着脱に伴って開閉される
態様で、かつ閉位置に向かってバネ付勢された態様で設
けられ、前記光学ユニットに、その前記写真焼付け装置
本体への挿入時に、前記シャッターと係合して該シャッ
ターを前記バネ付勢力に抗して開作動させる係合部材が
設けられていることを特徴とする写真焼付け装置。 - 【請求項2】 前記係合部材が、前記シャッターに係合
する方向に付勢された可動爪よりなることを特徴とする
請求項1記載の写真焼付け装置。 - 【請求項3】 前記光学ユニットを前記写真焼付け装置
本体に挿入する際に、前記係合部材が前記シャッターに
係合するようにガイドするガイド部が設けられているこ
とを特徴とする請求項1または2記載の写真焼付け装
置。 - 【請求項4】 前記ガイド部が、前記光学ユニットの上
部に設けられた帯状体からなることを特徴とする請求項
3記載の写真焼付け装置。 - 【請求項5】 前記ガイド部が、前記シャッターの手前
に形成された斜面からなることを特徴とする請求項3記
載の写真焼付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37009699A JP2001183753A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 写真焼付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37009699A JP2001183753A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 写真焼付け装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001183753A true JP2001183753A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18496066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37009699A Withdrawn JP2001183753A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 写真焼付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001183753A (ja) |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP37009699A patent/JP2001183753A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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