JP2001182167A - コンクリート構造物埋設用メタルアンカー - Google Patents
コンクリート構造物埋設用メタルアンカーInfo
- Publication number
- JP2001182167A JP2001182167A JP36494699A JP36494699A JP2001182167A JP 2001182167 A JP2001182167 A JP 2001182167A JP 36494699 A JP36494699 A JP 36494699A JP 36494699 A JP36494699 A JP 36494699A JP 2001182167 A JP2001182167 A JP 2001182167A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sleeve
- metal anchor
- concrete structure
- anchor
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Dowels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のメタルアンカーに改良を加え再使用可
能なメタルアンカーにする。 【解決手段】 コンクリート構造物に埋設するメタルア
ンカーであって、両端にネジ部及びピン脱着孔を有する
センターシャフトと両端にネジ部を有するスリーブヘッ
ドと一端内にネジ部を有し他端の外周面にネジ部を有し
かつ等間隔に数個の切欠部を有するスリーブとから構成
されるメタルアンカー本体を設け、該メタルアンカー本
体のセンターシャフトの一端に前記スリーブヘッドを螺
着しかつ突端部をシャフト用ナットにて締着自在とし、
かつ他端に前記スリーブを螺着し該スリーブの突端部に
コーンを差し込みコーン押え用ナットにて締着自在にし
たことを特徴とするコンクリート構造物埋設用メタルア
ンカーの提供。
能なメタルアンカーにする。 【解決手段】 コンクリート構造物に埋設するメタルア
ンカーであって、両端にネジ部及びピン脱着孔を有する
センターシャフトと両端にネジ部を有するスリーブヘッ
ドと一端内にネジ部を有し他端の外周面にネジ部を有し
かつ等間隔に数個の切欠部を有するスリーブとから構成
されるメタルアンカー本体を設け、該メタルアンカー本
体のセンターシャフトの一端に前記スリーブヘッドを螺
着しかつ突端部をシャフト用ナットにて締着自在とし、
かつ他端に前記スリーブを螺着し該スリーブの突端部に
コーンを差し込みコーン押え用ナットにて締着自在にし
たことを特徴とするコンクリート構造物埋設用メタルア
ンカーの提供。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物に打込みハンマーなどを必要としないで打込むことが
できるメタルアンカーに関するが、詳しくはコンクリー
ト構造物埋設用メタルアンカーに関するものである。
物に打込みハンマーなどを必要としないで打込むことが
できるメタルアンカーに関するが、詳しくはコンクリー
ト構造物埋設用メタルアンカーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のメタルアンカーには、図４に示す
ような金属拡張アンカーがある。図中（ａ）の心棒打込
み式は心棒を打ち込むことによって本体末端の拡張部を
押し広げるもので、打ち込んだ心棒はアンカーの中にそ
のまま残留する。この方式の特徴は、心棒打込み時の反
力をコンクリート表面で取っており打込み時の打撃によ
ってアンカー末端部のコンクリートに局部応力などが作
用しないので、比較的コンクリート厚さの薄いものでも
適用可能である。また（ｂ）の内部コーン打込み式は、
本体に多少テーパーが付いており本体に内臓したコーン
（内部コーン）を打込み棒を用いて打ち込むことにより
本体末端部が拡張するものである。また（ｃ）の本体打
込み式は、アンカー末端にテーパー付きのコーンをセッ
トしておき、本体を打ち込むことによってコーンが本体
に挿入されて本体末端部が拡張する。また（ｄ）のスリ
ーブ打込み式は、テーパー付きのボルトに可動式のスリ
ーブがセットされており、そのスリーブを打ち込むこと
によりボルトのテーパーによりスリーブが拡張され固着
するものである。また（ｅ）の締付け方式（テーパーボ
ルト式、コーンナット式、ウェッジ式）は、いずれもア
ンカー末端部を拡張させる原理は同一である。そしてこ
れらのメタルアンカーはボルトの末端部にコーンが付い
ており、ナットを締め付けることによってボルトを引き
上げ、コーン部分によってスリーブあるいはウェッジ部
を拡張させ固着する方法で行なわれている。
ような金属拡張アンカーがある。図中（ａ）の心棒打込
み式は心棒を打ち込むことによって本体末端の拡張部を
押し広げるもので、打ち込んだ心棒はアンカーの中にそ
のまま残留する。この方式の特徴は、心棒打込み時の反
力をコンクリート表面で取っており打込み時の打撃によ
ってアンカー末端部のコンクリートに局部応力などが作
用しないので、比較的コンクリート厚さの薄いものでも
適用可能である。また（ｂ）の内部コーン打込み式は、
本体に多少テーパーが付いており本体に内臓したコーン
（内部コーン）を打込み棒を用いて打ち込むことにより
本体末端部が拡張するものである。また（ｃ）の本体打
込み式は、アンカー末端にテーパー付きのコーンをセッ
トしておき、本体を打ち込むことによってコーンが本体
に挿入されて本体末端部が拡張する。また（ｄ）のスリ
ーブ打込み式は、テーパー付きのボルトに可動式のスリ
ーブがセットされており、そのスリーブを打ち込むこと
によりボルトのテーパーによりスリーブが拡張され固着
するものである。また（ｅ）の締付け方式（テーパーボ
ルト式、コーンナット式、ウェッジ式）は、いずれもア
ンカー末端部を拡張させる原理は同一である。そしてこ
れらのメタルアンカーはボルトの末端部にコーンが付い
ており、ナットを締め付けることによってボルトを引き
上げ、コーン部分によってスリーブあるいはウェッジ部
を拡張させ固着する方法で行なわれている。
【０００３】次に図５により従来の鉄筋アンカーの使用
方法を説明すれば、まずコンクリート構造物４０の埋め
込む鉄筋アンカー２１を選択する。次に、コンクリート
構造物４０に選択した鉄筋アンカー２１に合う必要最小
径の穴４１をドリル４２により開ける。この穴４１に鉄
筋アンカー２１の一端、すなわちテーパピン３０の他端
３０ａをあてがい差し込んで行き、更にハンマーなどに
より鉄筋アンカー２１の他端を打撃して埋め込む。テー
パピン３０は鉄筋に２４のテーパ部２２により割れ目２
６が広がりその全周が放射状に広がり、その力は更にア
ンカーパイプ２７にも伝わり割れ目２６も広がってすべ
り止め２５の部分のほぼ全周面が放射状に平均的に広が
って前記穴４１に密着するようになり、コンクリート構
造物４０に鉄筋アンカー２１が強固に固着されることに
なる。
方法を説明すれば、まずコンクリート構造物４０の埋め
込む鉄筋アンカー２１を選択する。次に、コンクリート
構造物４０に選択した鉄筋アンカー２１に合う必要最小
径の穴４１をドリル４２により開ける。この穴４１に鉄
筋アンカー２１の一端、すなわちテーパピン３０の他端
３０ａをあてがい差し込んで行き、更にハンマーなどに
より鉄筋アンカー２１の他端を打撃して埋め込む。テー
パピン３０は鉄筋に２４のテーパ部２２により割れ目２
６が広がりその全周が放射状に広がり、その力は更にア
ンカーパイプ２７にも伝わり割れ目２６も広がってすべ
り止め２５の部分のほぼ全周面が放射状に平均的に広が
って前記穴４１に密着するようになり、コンクリート構
造物４０に鉄筋アンカー２１が強固に固着されることに
なる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のメタルア
ンカーに改良を加え、しかも従来の効果を損なうことな
く再使用を可能にするところに本発明が解決しようとす
る課題を有する。
ンカーに改良を加え、しかも従来の効果を損なうことな
く再使用を可能にするところに本発明が解決しようとす
る課題を有する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決するために開発したものであり、コンクリート構
造物に埋設するメタルアンカーであって、両端にネジ部
及びピン脱着孔を有するセンターシャフトと両端にネジ
部を有するスリーブヘッドと一端内にネジ部を有し他端
の外周面にネジ部を有しかつ等間隔に数個の切欠部を有
するスリーブとから構成されるメタルアンカー本体を設
け、該メタルアンカー本体のセンターシャフトの一端に
前記スリーブヘッドを螺着しかつ突端部をシャフト用ナ
ットにて締着自在とし、かつ他端に前記スリーブを螺着
し該スリーブの突端部にコーンを差し込みコーン押え用
ナットにて締着自在にしたことを特徴とするコンクリー
ト構造物埋設用メタルアンカーの提供にあり、また前項
メタルアンカー本体のスリーブに有する切欠部の一端に
円形状の小孔部を形成し該スリーブにコーンを差し込み
切欠部の開閉を自在にしたコンクリート構造物埋設用メ
タルアンカーの提供にあり、また前項メタルアンカー本
体をコンクリート構造物のアンカー埋設穴に打ち込みセ
ンターシャフトを回動してスリーブの切欠部を開閉する
と共に前項スリーブの切欠部の開閉にスプリングピンを
用いてなるコンクリート構造物埋設用メタルアンカーの
提供にある。
を解決するために開発したものであり、コンクリート構
造物に埋設するメタルアンカーであって、両端にネジ部
及びピン脱着孔を有するセンターシャフトと両端にネジ
部を有するスリーブヘッドと一端内にネジ部を有し他端
の外周面にネジ部を有しかつ等間隔に数個の切欠部を有
するスリーブとから構成されるメタルアンカー本体を設
け、該メタルアンカー本体のセンターシャフトの一端に
前記スリーブヘッドを螺着しかつ突端部をシャフト用ナ
ットにて締着自在とし、かつ他端に前記スリーブを螺着
し該スリーブの突端部にコーンを差し込みコーン押え用
ナットにて締着自在にしたことを特徴とするコンクリー
ト構造物埋設用メタルアンカーの提供にあり、また前項
メタルアンカー本体のスリーブに有する切欠部の一端に
円形状の小孔部を形成し該スリーブにコーンを差し込み
切欠部の開閉を自在にしたコンクリート構造物埋設用メ
タルアンカーの提供にあり、また前項メタルアンカー本
体をコンクリート構造物のアンカー埋設穴に打ち込みセ
ンターシャフトを回動してスリーブの切欠部を開閉する
と共に前項スリーブの切欠部の開閉にスプリングピンを
用いてなるコンクリート構造物埋設用メタルアンカーの
提供にある。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態は、コンクリー
ト構造物に埋設するメタルアンカーであって、両端にネ
ジ部及びピン脱着孔を有するセンターシャフトと両端に
ネジ部を有するスリーブヘッドと一端内にネジ部を有し
他端内外周面にネジ部を有しかつ等間隔に数個の切欠部
を有するスリーブとから構成されるメタルアンカー本体
を設け、該メタルアンカー本体のセンターシャフトの一
端に前記スリーブヘッドを螺着しかつ突端部をシャフト
用ナットにて締着自在とし、かつ他端に前記スリーブを
螺着し該スリーブの突端部にコーンを差し込みコーン押
え用ナットにて締着自在にしたことを特徴とするコンク
リート構造物埋設用メタルアンカーであるから、従来の
メタルアンカーでは不可能とされている再度使用できる
メタルアンカーにすることができる。
ト構造物に埋設するメタルアンカーであって、両端にネ
ジ部及びピン脱着孔を有するセンターシャフトと両端に
ネジ部を有するスリーブヘッドと一端内にネジ部を有し
他端内外周面にネジ部を有しかつ等間隔に数個の切欠部
を有するスリーブとから構成されるメタルアンカー本体
を設け、該メタルアンカー本体のセンターシャフトの一
端に前記スリーブヘッドを螺着しかつ突端部をシャフト
用ナットにて締着自在とし、かつ他端に前記スリーブを
螺着し該スリーブの突端部にコーンを差し込みコーン押
え用ナットにて締着自在にしたことを特徴とするコンク
リート構造物埋設用メタルアンカーであるから、従来の
メタルアンカーでは不可能とされている再度使用できる
メタルアンカーにすることができる。
【０００７】また本発明の実施形態は、前項メタルアン
カー本体のスリーブに有する切欠部の一端に円形状の小
孔部を形成し該スリーブにコーンを差し込み切欠部の開
閉を自在にしたものであるから、簡単な構造でスリープ
の開閉が可能となる。更に本発明の実施形態は、前項メ
タルアンカー本体をコンクリート構造物のアンカー埋設
穴に打ち込みセンターシャフトを回動してスリーブの切
欠部を開閉すると共に前項スリーブの切欠部の開閉にス
プリングピンを用いてなるので、いたって簡単な操作で
再使用可能なメタルアンカーを提供することができる。
カー本体のスリーブに有する切欠部の一端に円形状の小
孔部を形成し該スリーブにコーンを差し込み切欠部の開
閉を自在にしたものであるから、簡単な構造でスリープ
の開閉が可能となる。更に本発明の実施形態は、前項メ
タルアンカー本体をコンクリート構造物のアンカー埋設
穴に打ち込みセンターシャフトを回動してスリーブの切
欠部を開閉すると共に前項スリーブの切欠部の開閉にス
プリングピンを用いてなるので、いたって簡単な操作で
再使用可能なメタルアンカーを提供することができる。
【０００８】
【実施例】以下、図面に従って本発明からなるコンクリ
ート構造物埋設用メタルアンカーについて説明する。本
発明は前述したように従来のメタルアンカーに改良を加
えて再利用できるようにしたところに特徴を有するもの
であり、従来のメタルアンカーについては従来の技術欄
で説明されているので、ここではその改良部分の特徴に
ついて詳述する。
ート構造物埋設用メタルアンカーについて説明する。本
発明は前述したように従来のメタルアンカーに改良を加
えて再利用できるようにしたところに特徴を有するもの
であり、従来のメタルアンカーについては従来の技術欄
で説明されているので、ここではその改良部分の特徴に
ついて詳述する。
【０００９】まず、図１と図２は本発明のコンクリート
構造物埋設用メタルアンカーを図示したものであり、１
はそのメタルアンカー本体である。メタルアンカー１
は、センターシャフト２とスリーブヘッド５とスリーブ
１２とコーン１５とから構成されており、センターシャ
フト２の再端にはネジ部３、３とピン脱着ピン４、４と
が形成されている。また、スリーブヘッド５の両端にも
ネジ部６、７が形成されている。また、スリーブ１２の
一端内にはスリーブヘッドのネジ７と螺合するネジ部７
が形成されており、他端には長手方向に切欠部１３が形
成されている。この切欠部１３の中央端部には小孔が穿
設され、かつ円周に等間隔に４本形成されている。この
ように形成されているスリーブ１２内にはコーン１５を
差し込み切欠部１３の開閉を自在できるように構成され
ている。８はシャフト用ナットであり、９はそのネジ部
で１０はそのピン着脱孔である。また１６はコーン押え
用ナットであり、１７はそのネジ部で１８はピン着脱孔
である。なお、１１と１９はスプリングピンである。
構造物埋設用メタルアンカーを図示したものであり、１
はそのメタルアンカー本体である。メタルアンカー１
は、センターシャフト２とスリーブヘッド５とスリーブ
１２とコーン１５とから構成されており、センターシャ
フト２の再端にはネジ部３、３とピン脱着ピン４、４と
が形成されている。また、スリーブヘッド５の両端にも
ネジ部６、７が形成されている。また、スリーブ１２の
一端内にはスリーブヘッドのネジ７と螺合するネジ部７
が形成されており、他端には長手方向に切欠部１３が形
成されている。この切欠部１３の中央端部には小孔が穿
設され、かつ円周に等間隔に４本形成されている。この
ように形成されているスリーブ１２内にはコーン１５を
差し込み切欠部１３の開閉を自在できるように構成され
ている。８はシャフト用ナットであり、９はそのネジ部
で１０はそのピン着脱孔である。また１６はコーン押え
用ナットであり、１７はそのネジ部で１８はピン着脱孔
である。なお、１１と１９はスプリングピンである。
【００１０】次に、図３により本発明からなるコンクリ
ート構造物埋設用メタルアンカーの使用方法について説
明する。まず図１に示されているメタルアンカー本体１
をコンクリート構造物Ａのアンカー埋設穴Ｂに打ち込む
と（ａ）図のようにアンカーは埋設される。ついでスプ
リングピン１１を介してシャフト用ナット８を回動す
る。そうすれば、（ｂ）図のようにセンターシャット２
が下方向に移動されてコーン１５を介してスリーブ１２
の切欠部１３が開かれれスリーブ１２がアンカー埋設穴
Ｂの周縁面に密着されると同時に完全に固定状態で装設
される。この状態でセンターシャフト２をコンクリート
構造物Ａのアンカー埋設穴Ｂに固着したならば、再度ス
プリングピン１１を介してシャフト用ナット８を回動し
てスリーブ１２を元の位置に戻せば、（ａ）図の状態と
なるのでメタルアンカー本体１中センターシャット２を
アンカー埋設穴Ｂに埋設した状態でスリーブヘッド５と
スリーブ１２とを一緒にして引き抜くことができる。こ
のようにして引き抜かれたスリーブヘッド５とスリーブ
１２は再度使用することができるのである。
ート構造物埋設用メタルアンカーの使用方法について説
明する。まず図１に示されているメタルアンカー本体１
をコンクリート構造物Ａのアンカー埋設穴Ｂに打ち込む
と（ａ）図のようにアンカーは埋設される。ついでスプ
リングピン１１を介してシャフト用ナット８を回動す
る。そうすれば、（ｂ）図のようにセンターシャット２
が下方向に移動されてコーン１５を介してスリーブ１２
の切欠部１３が開かれれスリーブ１２がアンカー埋設穴
Ｂの周縁面に密着されると同時に完全に固定状態で装設
される。この状態でセンターシャフト２をコンクリート
構造物Ａのアンカー埋設穴Ｂに固着したならば、再度ス
プリングピン１１を介してシャフト用ナット８を回動し
てスリーブ１２を元の位置に戻せば、（ａ）図の状態と
なるのでメタルアンカー本体１中センターシャット２を
アンカー埋設穴Ｂに埋設した状態でスリーブヘッド５と
スリーブ１２とを一緒にして引き抜くことができる。こ
のようにして引き抜かれたスリーブヘッド５とスリーブ
１２は再度使用することができるのである。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、コンクリート構造物に埋設す
るメタルアンカーであって、両端にネジ部及びピン脱着
孔を有するセンターシャフトと両端にネジ部を有するス
リーブヘッドと一端内にネジ部を有し他端の外周面にネ
ジ部を有しかつ等間隔に数個の切欠部を有するスリーブ
とから構成されるメタルアンカー本体を設け、該メタル
アンカー本体のセンターシャフトの一端に前記スリーブ
ヘッドを螺着しかつ突端部をシャフト用ナットにて締着
自在とし、かつ他端に前記スリーブを螺着し該スリーブ
の突端部にコーンを差し込みコーン押え用ナットにて締
着自在にしたことを特徴とするコンクリート構造物埋設
用メタルアンカーであり、また前項メタルアンカー本体
のスリーブに有する切欠部の一端に円形状の小孔部を形
成し、該スリーブにコーンを差し込み切欠部の開閉を自
在にした再使用可能なメタルアンカーであり、更に前項
メタルアンカー本体をコンクリート構造物のアンカー埋
設穴に打ち込みセンターシャットを回動してスリーブの
切欠部を開閉すると共に前項スリーブの切欠部の開閉に
スプリングピンを用いてなる再使用可能なメタルアンカ
ーであるから、従来のメタルアンカーでは不可能とされ
ていた再度利用することのできるメタルアンカーを提供
することができる。その結果、省エネで経済性に富んだ
メタルアンカー製品を提供することができる。
るメタルアンカーであって、両端にネジ部及びピン脱着
孔を有するセンターシャフトと両端にネジ部を有するス
リーブヘッドと一端内にネジ部を有し他端の外周面にネ
ジ部を有しかつ等間隔に数個の切欠部を有するスリーブ
とから構成されるメタルアンカー本体を設け、該メタル
アンカー本体のセンターシャフトの一端に前記スリーブ
ヘッドを螺着しかつ突端部をシャフト用ナットにて締着
自在とし、かつ他端に前記スリーブを螺着し該スリーブ
の突端部にコーンを差し込みコーン押え用ナットにて締
着自在にしたことを特徴とするコンクリート構造物埋設
用メタルアンカーであり、また前項メタルアンカー本体
のスリーブに有する切欠部の一端に円形状の小孔部を形
成し、該スリーブにコーンを差し込み切欠部の開閉を自
在にした再使用可能なメタルアンカーであり、更に前項
メタルアンカー本体をコンクリート構造物のアンカー埋
設穴に打ち込みセンターシャットを回動してスリーブの
切欠部を開閉すると共に前項スリーブの切欠部の開閉に
スプリングピンを用いてなる再使用可能なメタルアンカ
ーであるから、従来のメタルアンカーでは不可能とされ
ていた再度利用することのできるメタルアンカーを提供
することができる。その結果、省エネで経済性に富んだ
メタルアンカー製品を提供することができる。
【００１２】なお、本発明のメタルアンカーは次のよう
な従来の効果もそのまま得られる。 ア、アンカーパイプの外径に合せてコンクリート構造物
に穴をあけ、テーパピン側から挿入して鉄筋の他端を打
撃すると、テーパピンのテーパ穴に鉄筋のテーパ部が打
ち込まれこのテーパ部によりそのテーパピンの割れ目が
広がるからその全周が放射状に広がりアンカーパイプの
すべり止めのほぼ全周面が平均して穴に密着するように
なるので、打ち込みパイプがなくってもコンクリート構
造物にメタルアンカーを打ち込むことが可能になり打ち
込み手間を減らすことができ、しかもメタルアンカーの
引抜強度が常にばらつきがなく高水準に保持することが
できる。 イ、またテーパピンの他端側が末広がりのテーパになっ
ていると、このテーパによってもアンカーパイプの全周
に力が加わり割れ目が広がってなお一層アンカーパイプ
が穴に密着する効果がある。 ウ、また鉄筋の圧着部が充分あるからコンクリート構造
物に打ち込んだあと、鉄筋のガタつきがなく圧着部が鉄
筋の径より小さいからそれに連れてアンカーパイプの外
径も小さくできるのでその分コンクリート構造物の穴も
小さくなるので、上記効果に加えてコンクリート構造物
の穴あけ作業が容易となりキリ粉の量も減少して清掃手
間も減らすことができる。 エ、また鉄筋とアンカーパイプが溶接してあったりカシ
メてあると、これらの固定状態の確実性が増してアンカ
ーパイプから鉄筋が抜けなくなるので、上記効果に加え
てアンカーパイプから鉄筋が抜けるということが皆無に
なり重大事故を未然に防止することができる。 オ、更にアンカーパイプの外径に合わせてコンクリート
構造物に穴をあけてテーパピン側から挿入して鉄筋の他
端を打撃すると、テーパピンがアンカーパイプの割れ目
のある一端側に打ち込まれてアンカーパイプもその全周
に力が加わり、割れ目が広がってアンカーパイプのすべ
り止めのほぼ全周面が平均して穴に密着しかつメタルア
ンカーパイプとの固定状態も溶接・カシメ・螺着・圧接
などにより確実であるから、アンカーパイプからも鉄筋
が抜けないのでこのような鉄筋アンカーであっても上記
効果を得ることが可能になる。
な従来の効果もそのまま得られる。 ア、アンカーパイプの外径に合せてコンクリート構造物
に穴をあけ、テーパピン側から挿入して鉄筋の他端を打
撃すると、テーパピンのテーパ穴に鉄筋のテーパ部が打
ち込まれこのテーパ部によりそのテーパピンの割れ目が
広がるからその全周が放射状に広がりアンカーパイプの
すべり止めのほぼ全周面が平均して穴に密着するように
なるので、打ち込みパイプがなくってもコンクリート構
造物にメタルアンカーを打ち込むことが可能になり打ち
込み手間を減らすことができ、しかもメタルアンカーの
引抜強度が常にばらつきがなく高水準に保持することが
できる。 イ、またテーパピンの他端側が末広がりのテーパになっ
ていると、このテーパによってもアンカーパイプの全周
に力が加わり割れ目が広がってなお一層アンカーパイプ
が穴に密着する効果がある。 ウ、また鉄筋の圧着部が充分あるからコンクリート構造
物に打ち込んだあと、鉄筋のガタつきがなく圧着部が鉄
筋の径より小さいからそれに連れてアンカーパイプの外
径も小さくできるのでその分コンクリート構造物の穴も
小さくなるので、上記効果に加えてコンクリート構造物
の穴あけ作業が容易となりキリ粉の量も減少して清掃手
間も減らすことができる。 エ、また鉄筋とアンカーパイプが溶接してあったりカシ
メてあると、これらの固定状態の確実性が増してアンカ
ーパイプから鉄筋が抜けなくなるので、上記効果に加え
てアンカーパイプから鉄筋が抜けるということが皆無に
なり重大事故を未然に防止することができる。 オ、更にアンカーパイプの外径に合わせてコンクリート
構造物に穴をあけてテーパピン側から挿入して鉄筋の他
端を打撃すると、テーパピンがアンカーパイプの割れ目
のある一端側に打ち込まれてアンカーパイプもその全周
に力が加わり、割れ目が広がってアンカーパイプのすべ
り止めのほぼ全周面が平均して穴に密着しかつメタルア
ンカーパイプとの固定状態も溶接・カシメ・螺着・圧接
などにより確実であるから、アンカーパイプからも鉄筋
が抜けないのでこのような鉄筋アンカーであっても上記
効果を得ることが可能になる。
【図１】本発明のメタルアンカー本体を示した斜視図。
【図２】図１に示した本発明アンカーの分解組立図。
【図３】本発明アンカーの使用状態を示した一部切欠断
面を有する拡大説明図。
面を有する拡大説明図。
【図４】従来のメタルアンカーを示した概要説明図。
【図５】図４に示した従来アンカーの使用状態図。
１ メタルアンカー ２ センターシャ
フト ５ スリーブヘッド １２ スリーブ １３ 切欠部 １５ コーン ８ シャフト用ナット １６ コーン押え
用ナット １１、１９ スプリングピン ２１ メタルアン
カー ２２ テーパ部 ２３ 圧着部 ２４ 鉄筋 ２６ 割れ目 ２７ アンカーパイプ ３０ テーパピン Ａ、４０ コンクリート構造物 Ｂ アンカー埋設
穴
フト ５ スリーブヘッド １２ スリーブ １３ 切欠部 １５ コーン ８ シャフト用ナット １６ コーン押え
用ナット １１、１９ スプリングピン ２１ メタルアン
カー ２２ テーパ部 ２３ 圧着部 ２４ 鉄筋 ２６ 割れ目 ２７ アンカーパイプ ３０ テーパピン Ａ、４０ コンクリート構造物 Ｂ アンカー埋設
穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 2E125 AA71 AF01 AG13 BA14 BA22 BB08 BB19 BB25 BB30 BB31 BD01 BE07 BF06 BF08 CA04 CA91 EA15 3J025 AA07 BA06 CA03 DA01 EA01
Claims (4)
- 【請求項１】 コンクリート構造物に埋設するメタルア
ンカーであって、両端にネジ部及びピン脱着孔を有する
センターシャフトと両端にネジ部を有するスリーブヘッ
ドと一端内にネジ部を有し他端の外周面にネジ部を有し
かつ等間隔に数個の切欠部を有するスリーブとから構成
されるメタルアンカー本体を設け、該メタルアンカー本
体のセンターシャフトの一端に前記スリーブヘッドを螺
着しかつ突端部をシャフト用ナットにて締着自在とし、
かつ他端に前記スリーブを螺着し該スリーブの突端部に
コーンを差し込みコーン押え用ナットにて締着自在にし
たことを特徴とするコンクリート構造物埋設用メタルア
ンカー。 - 【請求項２】 前項メタルアンカー本体のスリーブに有
する切欠部の一端に円形状の小孔部を形成し、該スリー
ブにコーンを差し込み切欠部の開閉を自在にした請求項
１記載のコンクリート構造物埋設用メタルアンカー。 - 【請求項３】 前項メタルアンカー本体をコンクリート
構造物のアンカー埋設穴に打ち込み、センターシャフト
を回動してスリーブの切欠部を開閉する請求項１及び２
記載のコンクリート構造物埋設用メタルアンカー。 - 【請求項４】 前項スリーブの切欠部の開閉にスプリン
グピンを用いてなる請求項３記載のコンクリート構造物
埋設用メタルアンカー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36494699A JP2001182167A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | コンクリート構造物埋設用メタルアンカー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36494699A JP2001182167A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | コンクリート構造物埋設用メタルアンカー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001182167A true JP2001182167A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18483054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36494699A Pending JP2001182167A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | コンクリート構造物埋設用メタルアンカー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001182167A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114086552A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-02-25 | 常州工学院 | 一种适用于砂土场地的锚杆支护装置 |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36494699A patent/JP2001182167A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114086552A (zh) * | 2021-11-05 | 2022-02-25 | 常州工学院 | 一种适用于砂土场地的锚杆支护装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2233510C (en) | Expansion anchor and method therefor | |
| JP5620112B2 (ja) | アンカー及びそのアンカーナット | |
| JPH0643710B2 (ja) | 固定装置およびその固定装置を設置する工具 | |
| US4966511A (en) | Expansion bolt unit for repeated use | |
| US4195547A (en) | Anchor bolt assembly | |
| CA2207060A1 (en) | Blind fastener and blind fixing method | |
| US5913792A (en) | Device for installing impact-type anchoring means | |
| US5636486A (en) | Brick tie | |
| US4537541A (en) | Anchor bolt assembly | |
| JP2001182167A (ja) | コンクリート構造物埋設用メタルアンカー | |
| KR20140031062A (ko) | 앵커볼트 | |
| JP3351767B2 (ja) | セグメント用継手およびセグメント締結方法 | |
| JP2010203097A (ja) | 壁面ボルト固定部材とその取り付け工法 | |
| JP4344923B2 (ja) | コンクリート埋設金物用型枠固定具及びコンクリート埋設金物ユニット | |
| JPH06193151A (ja) | 拡開アンカー | |
| JP2000054627A (ja) | 型枠用セパレーター | |
| JP3761020B2 (ja) | コンクリ−ト部材の連結部の構造及びプレストレス連結方法 | |
| JPH0526158Y2 (ja) | ||
| JP2517918Y2 (ja) | 土木用ロックボルト | |
| JP2000154810A (ja) | 抜止め機能付きボルトおよび部材の固定構造 | |
| JP2007510110A (ja) | 締結要素 | |
| KR200372237Y1 (ko) | 타격돌기를 가진 앙카볼트 | |
| JPS6325366Y2 (ja) | ||
| JP2005194832A (ja) | アンカー | |
| KR200241757Y1 (ko) | 볼트 일체형 앵커볼트 |