JP2001180874A - エレベーター制御装置 - Google Patents

エレベーター制御装置

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JP2001180874A
JP2001180874A JP36823999A JP36823999A JP2001180874A JP 2001180874 A JP2001180874 A JP 2001180874A JP 36823999 A JP36823999 A JP 36823999A JP 36823999 A JP36823999 A JP 36823999A JP 2001180874 A JP2001180874 A JP 2001180874A
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JP
Japan
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service
floor
elevator
switch
control device
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Pending
Application number
JP36823999A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sakurada
博明 櫻田
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定階への不要な侵入防止を目的として、エ
レベーターのサービス階、非サービス階を切替える際
に、切替えられた非サービス階の安全性を向上させるよ
うにしたエレベーター制御装置の提供。 【解決手段】 集合スイッチボックスSBに構成される
特定階のサービス切離しスイッチS1、Snの「入」
側、「切」側の入力状態を検出する手段と、前記切離し
スイッチS1、Snの「入」側、「切」側の入力信号が
いずれも同時にオフするような不合理を検出する手段A
Lと、報知手段3を設け、前記切離しスイッチ入力の不
合理検出信号ALがオンすると、常閉接点AL2、AL
nにより呼び登録回路を遮断すると同時に前記報知手段
3が動作するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベーター制御装
置に係り、特に特定階の応答サービスを切離す手段を備
えてなるエレベーター制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の特定階サービス切離し回路を図3
に示す。サービス階として切離したい階を1階とn階と
した事例で説明する。電源P、N間に1階用切替スイッ
チS1とn階用切替スイッチSnと前記切替スイッチS
1、Snの状態を検出する1階用サービス切離し入力X
NST1、n階用サービス切離し入力XNSTnがそれ
ぞれ直列に構成される。前記1階用切替スイッチS1と
n階用切替スイッチSnは集合スイッチボックスSBに
構成される。前記1階用サービス切離し入力XNST1
がオンすると開成する常閉接点XNST1と1階呼び
登録回路1、およびn階用サービス切離し入力XNST
nがオンすると開成する常閉接点XNSTnとn階呼
び登録回路2がそれぞれ直列に構成される。前述のよう
な構成において、1階用切替スイッチS1が操作されず
「切」側にある場合は、1階用サービス切離し入力XN
ST1がオフとなるため、その常閉接点XNST1
閉成する。この状態においては、電源P−常閉接点XN
ST1−1階呼び登録回路1−電源Nが形成されるた
め、1階呼び登録回路は有効となっている。次に、1階
用切替スイッチS1が「入」側に操作された場合は、1
階用サービス切離し入力XNST1がオンするため、そ
の常閉接点XNST1が開成する。この状態において
は、電源P−常閉接点XNST1−1階呼び登録回路
1−電源Nが形成されないため、1階の呼び登録が不能
になり、エレベーターは1階への応答サービスができな
くなる。前述は1階のサービス切離しの例で説明した
が、n階の場合も同様に動作する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のエレ
ベーター制御装置においては、特定階のサービス切離し
スイッチの入力を「入」側だけの1ポジション状態を検
出する構成となっており、しかも呼び登録回路は前述の
特定階サービス切離しスイッチの「入」側をオン信号と
して動作する常閉接点により、サービスを切離したい階
の呼び登録回路を無効にするような構成になっているた
め、たとえばサービスが切離されている特定階へ、犯罪
を目的に侵入しようとする場合、前述の集合スイッチボ
ックスSBに構成された特定階サービス切離しスイッチ
の入力回路×部を故意に遮断することによって、特定階
サービス切離しスイッチを「切」側に切替えられている
状態と同じ状態となるため、サービスを切離している特
定階への呼び登録回路が有効となり、かつそのような異
常状態を報知する手段も有していないため、犯罪が発生
しても迅速に対応できないという問題があった。
【0004】本発明は、前述したような問題に鑑み、特
定階サービス切離し回路の異常を検出し、エレベーター
の運転を休止させると同時に、異常発生の有無を報知す
ることによって犯罪の拡大を抑止し、かつ迅速に異常復
旧に対応できるようにしたエレベーター制御装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、複数階に応答サービス運転を行い、前記複数階の
うち特定階への応答サービスを切離す、特定階サービス
切離し手段を備えてなるエレベーターにおいて、前記特
定階サービス切離し手段の異常を検出する手段と、前記
特定階サービス切離し手段の異常検出手段が動作する
と、エレベーターの運転を休止させる手段と、前記異常
状態を報知する手段を備える構成としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1、図
2に基づいて説明する。図1は本実施形態に係るエレベ
ーター制御回路のブロック構成図である。図中、従来技
術で説明した図3と同一符号は詳細な説明を省略する。
【0007】図において、XNSTQ1、XNSTQn
は特定階サービス切離し切替スイッチS1、Snの
「切」側ポジションの入力状態を検出する入力信号、X
NSTQ1およびXNSTQnは前記入力信号XN
STQ1、XNSTQnの常閉接点を示す。XNST1
およびXNSTnは特定階サービス切離し切替スイ
ッチの「入」側ポジションの入力状態を検出する入力信
号XNST1およびXNSTnの常閉接点を示す。AL
は切替スイッチS1、Snの不合理状態を検出する信号
で、切替スイッチS1の「入」側ポジションの入力状態
を検出するXNST1の常閉接点XNST1と切替ス
イッチS1の「切」側ポジションの入力状態を検出する
XNSTQ1の常閉接点XNSTQ1および切替スイ
ッチ不合理検出信号ALが直列に構成してあり、前記X
NST1とXNSTQ1の直列接続回路に切替スイ
ッチSnの「入」側ポジションの入力状態を検出するX
NSTnの常閉接点XNSTnと切替スイッチSnの
「切」側ポジションの入力状態を検出するXNSTQn
の常閉接点XNSTQnの直列接続回路を並列に構成
する。AL1は切替スイッチの不合理検出信号ALの常
開接点、AL2、ALnは常閉接点を示し、前記常開接
点AL1と警報装置3を直列に構成し、前記常閉接点A
L2と1階呼び登録回路、ALnとn階呼び登録回路を
直列に構成してある。ここで、切替スイッチ不合理検出
信号ALが本発明の請求項1および請求項2に記載する
特定階サービス切替スイッチの異常を検出する手段に該
当し、常閉接点AL2、ALnが請求項1に記載するエ
レベーターの運転を休止させる手段、報知装置3が異常
状態を報知する手段に該当する。前述の構成に基づい
て、本実施形態の動作について説明する。
【0008】今、エレベーターを全階に応答サービス可
能とする場合は、切替スイッチS1、Snは操作されて
いないため、それぞれ「切」側ポジションの入力状態に
ある。この場合は、入力信号XNST1およびXNST
nはオフ状態にあり、XNSTQ1、XNSTQnはオ
ン状態にある。この場合は、常閉接点XNST1、X
NST1、XNSTn、XNSTnは閉成したま
まとなり、常閉接点XNSTQおよびXNSTQn
が開成している。また、切替スイッチ不合理検出信号A
Lの回路は常閉接点XNSTQおよびXNSTQn
が開成しているため回路が形成されず、常開接点AL1
も開成し、常閉接点AL2、ALnも閉成しているた
め、電源P−常閉接点XNST1−1階呼び登録回路
1−常閉接点AL2−電源Nの回路が形成され、エレベ
ーターは1階への応答サービスが可能状態となる。尚、
n階への呼び登録回路2も同様である。更に、常開接点
AL1も開成したままとなるため、警報装置3も動作し
ない。
【0009】次に、1階への応答サービスが切離されて
いる場合の回路動作を説明する。切替スイッチS1は
「切」側から「入」側へ切替えられると、「入」側ポジ
ション入力信号XNST1がオンし、「切」側ポジショ
ン入力信号XNSTQ1がオフする。これにより、常閉
接点XNST1が開成するため1階呼び登録回路1の
回路が形成されず、エレベーターは1階への応答サービ
スが不可能となる。ここで、切替スイッチS1、Snは
図に示すように「入」、「切」側のいずれかの状態にあ
るはずであり、切替スイッチの入力信号XNST1とX
NSTQ1、XNSTnとXNSTQnが同時にオン、
または同時にオフにあり得ない状態を不合理と判断させ
る。本実施形態では同時にオフ状態にあることを検出し
て不合理と判断させる。この状態においても、切替スイ
ッチS1の状態に異常がなければ、切替スイッチの不合
理検出信号ALの回路にある常閉接点XNST1は開
成し、常閉接点XNSTQ1が閉成しているため、前
記切替スイッチの不合理検出信号ALの回路が形成され
ず、常開接点AL1も開成したままとなり、警報装置3
も動作しない。また、常閉接点AL2、ALnも閉成し
ているため、前述と同様に呼び登録回路は正常に動作
し、エレベーターは登録された階へのサービス運転が可
能となる。
【0010】ここで、集合スイッチボックスSBの電源
Pライン×部が犯罪などを目的に、故意に遮断された場
合の動作を説明する。この場合は、切替スイッチS1の
入力信号XNST1およびXNSTQのいずれもオフ
状態となるため、常閉接点XNST1およびXNST
Q1が閉成するため、切替スイッチ不合理検出信号A
L回路が形成され、その常閉接点AL2、ALnが開成
するため1階呼び登録回路1、n階呼び登録回路2が構
成されず、エレベーターは運転不能となる。それと同時
に、常開接点AL1も閉成し、警報装置3が動作する。
【0011】図2は本発明の請求項3に記載する制御回
路のブロック図を示す。前述の図1による実施形態の説
明と同一符号は詳細な説明を省略する。符号4は、エレ
ベーターかご内(図示しない)に設けられている非常時
の外部連絡装置5を呼び出す際に操作する呼び釦を示
し、前記外部連絡装置呼び釦4と前記外部連絡装置5は
直列に構成される。また、特定階サービス切替スイッチ
の不合理検出信号ALの常開接点AL1は前記外部連絡
装置呼び釦4と並列に接続してある。前記外部連絡装置
呼び釦4は、一般的にはエレベーターが戸開ゾーンを外
れて停止した際に、かご内に閉じ込められた乗客が前記
外部連絡装置呼び釦4を操作することによって、非常連
絡装置5の回路が形成され、管理室や遠隔管制センサー
との連絡が取り合えるようにしたことを目的に構成して
あるものである。ここで、前述の図1で説明したよう
に、切替スイッチの不合理検出信号ALがオンし、その
常開接点AL1が閉成すると、前記外部連絡装置呼び釦
4を操作した場合と同じ状態になり、外部連絡装置5の
回路が形成され、外部に異常状態の発生を報知すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
特定階への不要な侵入を防止するために設けられている
特定階サービス切替スイッチの入力検出信号に異常が発
生すると、直ちにエレベーターの運転を不能にさせ、か
つ異常を報知できるため、被害を最小限に食い止めるこ
とにより、より安全性の高いエレベーターを提供するこ
とができる。また、異常報知手段として、エレベーター
の必須項目として設けられている非常時の外部連絡装置
との共用化により、新たな装置を設けることなく、低コ
ストで対応することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すエレベーターの制御
回路ブロック図である。
【図2】本発明の異常報知手段の一実施形態を示すエレ
ベーターの制御回路ブロック図である。
【図3】従来の特定階サービス切離し制御装置を示す制
御回路ブロック図である。
【符号の説明】
1 1階呼び登録回路 2 n階呼び登録回路 3 警報装置 4 外部連絡装置呼び釦 5 非常連絡装置 S1 1階用サービス切離しスイッチ Sn n階用サービス切離しスイッチ AL 切替スイッチ入力不合理検出信号 SB 集合スイッチボックス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数階に応答サービス運転を行い、前記
    複数階のうち特定階への応答サービスを切離す、特定階
    サービス切離し手段を備えてなるエレベーターにおい
    て、前記特定階サービス切離し手段の異常を検出する手
    段と、前記特定階サービス切離し手段の異常検出手段が
    動作すると、エレベーターの運転を休止させる手段と、
    前記異常状態を報知する手段を備えたことを特徴とする
    エレベーター制御装置。
  2. 【請求項2】 特定階サービス切離し手段として切替ス
    イッチを使用し、前記切替スイッチの異常検出は前記切
    替スイッチのオン、オフ信号の不合理状態で検出するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター
    制御装置。
  3. 【請求項3】 エレベーターの運転を休止させる手段と
    して、呼び登録回路を遮断するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のエレベーター制御装置。
  4. 【請求項4】 特定階サービス切離し手段の異常発生を
    報知する手段として、かご内に設置されている非常連絡
    装置の呼出し信号を兼用したことを特徴とする請求項1
    および2記載のエレベーター制御装置。
JP36823999A 1999-12-24 1999-12-24 エレベーター制御装置 Pending JP2001180874A (ja)

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