JP2001180825A - プレス部品の積込方法 - Google Patents

プレス部品の積込方法

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JP2001180825A
JP2001180825A JP36878199A JP36878199A JP2001180825A JP 2001180825 A JP2001180825 A JP 2001180825A JP 36878199 A JP36878199 A JP 36878199A JP 36878199 A JP36878199 A JP 36878199A JP 2001180825 A JP2001180825 A JP 2001180825A
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JP
Japan
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loading
pallet
press part
robot
press
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Pending
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JP36878199A
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English (en)
Inventor
Atsushi Koshiishi
敦 越石
Shigeru Senda
茂 仙田
Makoto Nagai
真 永井
Keiji Akiba
啓志 秋葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Yaskawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の専用直交3軸ローダに代わって汎用多
関節ロボットによる任意のプレス部品の積込を可能に
し、しかも複雑なティーチング作業をほぼ不要にするこ
と。 【解決手段】 プレス機21から搬送されるプレス部品
2の種類に応じて、パレット4への積込型式、積込ピッ
チ及び移載用多関節ロボット32によるプレス部品2の
吸着位置などを選択する。これら選択情報を基に所定の
パレット4に対するn番目のプレス部品2の積込位置と
積込経路を演算し、この演算結果を多関節ロボット32
のコントローラに入力して積込作業を開始させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機から搬送
される例えば自動車用ルーフパネルやドアパネルのよう
な大型プレス部品を専用パレットに移載するまでの積込
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の大型プレス部品をプレス機の搬
送コンベヤ末端から専用パレットへと移載する作業は、
かっては図5のように複数の作業員1による手作業に依
存する場合が多かったが、10kgを越えるような重い
プレス部品2を手で持って搬送コンベヤ3末端から何度
も専用パレット4まで移動する作業はかなりの重労働で
ある。またプレス部品2の積込型式としては図6(A)
のように単純に水平に積重ねる平積み、図6(B)のよ
うに垂直に立てて並べる縦積み、図6(C)のようにパ
レット4と一体の図示しない複数の垂直ガイドにプレス
部品2を垂直に差込むスロット積み、及び図示しないが
1つのパレットに複数種類の中型プレス部品を種類毎に
分けて積込むグループ積みなどがあるが、特に図6
(C)のスロット積みでは最初から最後まで垂直ガイド
の高さH以上にプレス部品2を高く持上げて移載せねば
ならないので、手作業による場合は一層過酷な作業とな
っていた。
【0003】そこでこのような重労働を省力化するため
に、専用の直交3軸ローダが開発され使用されている。
この直交3軸ローダは、図7に示すように門形フレーム
11と、この門形フレーム11に沿って水平動するスラ
イダ12と、スライダ12に取付けられて垂直方向に昇
降する昇降ロッド13と、昇降ロッド13の下端部に取
付けられた真空パッドや電磁マグネットなどで構成され
る吸着部14とで構成されている。
【0004】従来の直交3軸ローダによる積込は、搬送
コンベヤ3から搬送されて来たプレス部品2を吸着部1
4で吸着していったん上昇させ、縦積みの場合では垂直
に姿勢変更した後、パレット4の端から順番に積込む。
そして積込を完了したパレット4は水平移動可能なプッ
シャー15で押し引きして空のパレット4と交換移動す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プレス部品をパレット
に積込む際の積込型式は前述のように平積み、縦積み、
スロット積み及びグループ積みなどがあって積込動作が
かなり複雑となる関係で、従来の直交3軸ローダはプレ
ス部品の種類毎の専用機として設計されきた。このため
直交3軸ローダが非常に高価であり、そして直交3軸ロ
ーダのティーチング作業にもかなりの人手と時間を要し
ていた。
【0006】本発明の目的は、従来の直交3軸ローダに
代わって汎用多関節ロボットによる任意のプレス部品の
積込を可能にし、しかも複雑なティーチング作業をほぼ
不要にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明のプレス部品の積込方法は、プレス機から搬送さ
れるプレス部品の種類に応じて、パレットへの積込型
式、積込ピッチ及び移載用多関節ロボットによるプレス
部品の吸着位置などを選択し、これら選択情報を基に所
定のパレットに対するn番目のプレス部品の積込位置と
積込経路を演算し、この演算結果を多関節ロボットのコ
ントローラに入力して積込作業を開始させるようにした
ことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態を図に
基づき説明する。図1は本発明の積込方法を実施する積
込装置の全体を示す。同図において21はプレス機、2
2はプレス部品取出ロボット、23は検査コンベヤ、2
4は製品コンベヤ、25は積込ロボット、26はリフタ
ー、27はプッシャーロボット、28はパレット搬送装
置、29はティーチシステムである。
【0009】積込ロボット25は図2に示すように、門
形フレーム30の水平レール部30aに沿って移動可能
なスライダ31と、このスライダ31に取付けられた多
関節ロボット32で構成される。この多関節ロボット3
2は汎用のもので、第1関節33、第2関節34及び第
3関節35を備えた屈曲揺動可能なアーム36と、アー
ム36の先端部に配設された首振り可能な吸着部37で
構成される。吸着部37は真空パッドや電磁マグネット
などで構成され、プレス部品2を着脱自在かつ任意の姿
勢で保持する。
【0010】プッシャーロボット27は別の水平レール
部38に沿って移動可能なスライダ39と、このスライ
ダ39に取付けられた汎用多関節ロボット40で構成さ
れ、パレット4内の部品の仕切である図示しないアタッ
チを倒すようになっている。
【0011】ティーチシステム29は多関節ロボット3
2,40のティーチング機能をはじめとして、積込装置
全体の可動部分の制御を統括する制御盤の機能を有す
る。多関節ロボット32のティーチングは、その大部分
がプレス部品2の種類に対応した演算によって決定され
るもので、従来のティーチング作業が殆ど手作業的であ
ったのに比べると大幅な省力化が図られている。詳しく
は図3に示すように、まずステップS1で積込型式(平
積み、縦積み、スロット積み又はグループ積み)が選択
され、ステップS2でプレス部品2の種類に応じた積込
ピッチや吸着部の吸着位置などが決定されてティーチシ
ステム29に入力されると、ステップS3でティーチシ
ステム29内部のプログラムに従ってパレット4に対す
るn枚目のプレス部品2の積込位置と積込経路が演算さ
れる。プレス部品2の積込位置は、例えば平積みの場合
はプレス部品2の積重ね時の厚み相当分を単位ピッチと
して積上げ的に演算され、厚み相当分をD(mm)とす
るとn枚目のプレス部品2の積込位置ないし高さは、パ
レット4の上面からD×(n−1)(mm)の高さとな
る。同様に縦積みの場合はプレス部品2の積込位置がパ
レット4の積込開始側端部からD×(n−1)(mm)
の位置となる。但しスロット積みの場合はスロットピッ
チP(mm)が決められているのでプレス部品2の積込
位置はパレット4の積込開始側端部からP×(n−1)
(mm)の位置となる。また積込経路は製品コンベヤ2
4の末端ないしリフタ26を始点とし前記積込位置を終
点とする連続経路であって、途中障害物を避けた最短経
路が演算により決定される。
【0012】n枚目のプレス部品2の積込位置と積込経
路に関する演算結果は、積込ロボット25のコントロー
ラに仮入力され、ステップS4で積込ロボット25が演
算結果に基づいた試験積込を実行する。この試験積込中
に、プレス部品2相互ないしプレス部品2とパレット4
など他の機器との相互干渉が発生するかどうかがステッ
プS5で判定され、異常がなければステップS6で本格
積込が開始される。前記相互干渉の発生の有無は、作業
員の目視観察や各種センサにて確認する。試験積込中に
もし相互干渉が発生した場合は、これを回避するように
ステップS7で積込ロボット25に対する積込指令の修
正が行われ、この修正指令に基づいて再度ステップS4
で試験積込が実施される。このようなステップS4〜S
7のループが相互干渉が発生しなくなるまで場合によっ
ては複数回繰返し実行されるが、従来のティーチングに
比べると少なくともステップS3が自動化されている分
だけティーチング作業が簡略化され、短時間かつ低コス
トで新規プレス部品2に対するティーチング作業を完了
することが可能である。
【0013】なお前記ティーチシステム29は、例えば
図4のようにロボットコントローラ43、制御盤44及
びパーソナルコンピュータ45で構成することができ
る。制御盤44は作業者がプレス部品2の積込型式や積
込ピッチなどの各種情報を入力したり、ロボットコント
ローラ43に対する積込指令の修正を行なう場合に使用
する。またパーソナルコンピュータ45は前記ステップ
S3などの演算と各種情報の記憶蓄積に使用し、パーソ
ナルコンピュータ45の演算結果をロボットコントロー
ラ43に入力して積込ロボット25を制御する。
【0014】
【発明の効果】本発明は前述の如く、プレス部品の種類
に応じて、パレットへの積込型式、積込ピッチ及び移載
用多関節ロボットによるプレス部品の吸着位置などを選
択し、これら選択情報を基に所定のパレットに対するn
番目のプレス部品の積込位置と積込経路を演算し、この
演算結果を多関節ロボットのコントローラに入力して積
込作業を開始させるので、従来の殆ど手作業による複雑
なティーチング工程に比べて大幅な省力化が可能であ
り、しかも汎用多関節ロボットを使用可能なため従来の
専用直交3軸ローダに比べて大幅なコストダウンと信頼
性向上が可能であり、プレス部品の種類変更に対しても
実質的に設備改造無しで即対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の積込方法を実施する積込装置の斜視
図。
【図2】 積込装置の要部側面図。
【図3】 積込方法の概略を示すフローチャート。
【図4】 ティーチシステムの構成例を示すブロック
図。
【図5】 従来の手作業による積込作業の斜視図。
【図6】 積込型式を示すパレットの側面図であって、
(A)は平積み、(B)は縦積み、(C)はスロット積
みの側面図。
【図7】 従来の直交3軸ローダの側面図。
【符号の説明】
2:プレス部品 4:パレット 21:プレス機 22:プレス部品取出ロボット 23:検査コンベヤ 24:製品コンベヤ 25:積込ロボット 26:リフター 27:プッシャーロボット 28:パレット搬送装置 29:ティーチシステム 30:門形フレーム 32:多関節ロボット 36:アーム 37:吸着部 40:多関節ロボット 41:垂直ガイド 43:ロボットコントローラ 44:制御盤 45:パーソナルコンピュータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 仙田 茂 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 永井 真 大阪府池田市桃園2丁目1番1号 ダイハ ツ工業株式会社内 (72)発明者 秋葉 啓志 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内 Fターム(参考) 3F029 AA03 AA04 BA09 CA82 CA84 DA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機から搬送されるプレス部品の種
    類に応じて、パレットへの積込型式、積込ピッチ及び移
    載用多関節ロボットによるプレス部品の吸着位置などを
    選択し、これら選択情報を基に所定のパレットに対する
    n番目のプレス部品の積込位置と積込経路を演算し、こ
    の演算結果を多関節ロボットのコントローラに入力して
    積込作業を開始させるようにしたことを特徴とするプレ
    ス部品の積込方法。
  2. 【請求項2】 前記n番目のプレス部品の積込位置と積
    込経路の演算をパーソナルコンピュータで演算するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のプレス部品の積
    込方法。
JP36878199A 1999-12-27 1999-12-27 プレス部品の積込方法 Pending JP2001180825A (ja)

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