JP2001180374A - 運転支援装置及び運転支援方法 - Google Patents

運転支援装置及び運転支援方法

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JP2001180374A
JP2001180374A JP36631099A JP36631099A JP2001180374A JP 2001180374 A JP2001180374 A JP 2001180374A JP 36631099 A JP36631099 A JP 36631099A JP 36631099 A JP36631099 A JP 36631099A JP 2001180374 A JP2001180374 A JP 2001180374A
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Japan
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vehicle
obstacle
display
image
switch
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JP36631099A
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English (en)
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Nobuaki Miki
修昭 三木
Hirotsugu Ishigaki
裕嗣 石垣
Seiji Sakakibara
聖治 榊原
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Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示部を注視しながら所定の運転操作を行う際
に、突出部を障害物に接触させてしまうことがないよう
にする。 【解決手段】車両の側部に配設された突出部と、該突出
部を折り畳んだり、開いたりする駆動手段と、所定の被
撮影体を撮影する撮像装置と、表示部と、撮影によって
得られた画像を表示部の表示画面に形成する画像形成処
理手段91と、障害物を検出する障害物検出手段と、車
両が障害物に対して近接状態にあるかどうかを判断する
近接状態判断処理手段92と、車両が障害物に対して近
接状態にある場合、前記駆動手段を駆動して突出部を折
り畳む折畳み処理手段93とを有する。表示部を注視し
ながら縁寄せのための運転操作を行う際に、突出部を障
害物に接触させることがなくなる。突出部を気にするこ
となく運転操作を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転支援装置及び
運転支援方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両(自車)において
は、運転者が運転席に座って車外を見ると、車両の外部
周縁の近傍に死角が形成される。そこで、通常、運転者
は、ドアミラー、フェンダーミラー等のサイドミラー及
びバックミラーを介して反射された映像を見たり、窓か
ら顔を出したり、車両から降りたりして車外の様子を確
認するようにしている。
【0003】ところが、サイドミラー及びバックミラー
によって得られる映像の範囲は、サイドミラー及びバッ
クミラーの寸法によって決まるので、確認することがで
きる映像の範囲が限られる。また、窓から顔を出した
り、車両から降りたりして車外の様子を確認する作業は
煩わしい。したがって、運転者は死角の部分を推定して
運転することが多く、その場合、車両が壁、柱、他の車
両等の障害物に接触したり、車輪が路肩の溝にはまった
りすることがある。
【0004】そこで、運転者にとって死角の部分のう
ち、車両の後方の左右両側を撮影するために第1、第2
のカメラを、車両の前方の左右両側を撮影するために第
3、第4のカメラをそれぞれ配設した運転支援装置が提
供されている(特開平5−310078号公報参照)。
この場合、第1〜第4のカメラによって撮影された被撮
影体の画像の情報を合成することによって、モニタ、す
なわち、表示部の表示画面の四つの領域に、車両の後方
の左右両側の第1、第2の画像、及び車両の前方の左右
両側の第3、第4の画像を形成することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の運転支援装置においては、表示部の表示画面の四つ
の領域に、第1〜第4の画像が同時に形成されるように
なっているので、表示部を注視しながら所定の運転操作
を行う必要が生じる。したがって、目視可能な箇所への
注意力がその分少なくなってしまう。
【0006】特に、サイドミラーは、突出部として車両
の左端及び右端に突出させて形成されるので、前記運転
支援装置によって車両の縁寄せを行う場合、表示部を注
視しながら縁寄せのための運転操作を行うと、突出部を
障害物に接触させてしまうことがある。
【0007】本発明は、前記従来の運転支援装置の問題
点を解決して、表示部を注視しながら所定の運転操作を
行う際に、突出部を障害物に接触させてしまうことがな
い運転支援装置及び運転支援方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の運
転支援装置においては、車両の側部に配設された突出部
と、該突出部を折り畳んだり、開いたりする駆動手段
と、車両に搭載され、所定の被撮影体を撮影する撮像装
置と、表示画面を備えた表示部と、撮影によって得られ
た画像を前記表示画面に形成する画像形成処理手段と、
車両における所定の箇所に配設され、障害物を検出する
障害物検出手段と、検出された障害物に基づいて、車両
が障害物に対して近接状態にあるかどうかを判断する近
接状態判断処理手段と、車両が障害物に対して近接状態
にある場合、前記駆動手段を駆動して前記突出部を折り
畳む折畳み処理手段とを有する。
【0009】本発明の他の運転支援装置においては、さ
らに、前記近接状態判断処理手段は、車両と障害物との
間の距離を検出する距離検出手段を備え、該距離検出手
段による検出距離が基準値より短い場合に、車両が障害
物に対して近接状態にあると判断する。
【0010】本発明の更に他の運転支援装置において
は、さらに、前記基準値は、障害物の突出部の突出量に
対応させて設定される。
【0011】本発明の更に他の運転支援装置において
は、さらに、車速を検出する車速検出手段を有する。
【0012】そして、前記基準値は、車速に対応させて
変更される。
【0013】本発明の更に他の運転支援装置において
は、さらに、運転者によって操作され、あらかじめ設定
された表示機能を選択するための操作手段を有する。
【0014】そして、前記画像形成処理手段は、選択さ
れた表示機能に従って前記画像を表示画面に形成し、前
記折畳み処理手段は、前記画像が表示画面に形成されて
いない場合、前記突出部を折り畳まない。
【0015】本発明の更に他の運転支援装置において
は、さらに、前記画像形成処理手段は、前記突出部を折
り畳んだときの車両の最外側の縁を表す表示ラインを表
示画面に形成する。
【0016】本発明の更に他の運転支援装置において
は、さらに、前記画像形成処理手段は、障害物における
地面に対して垂直な面の画像を形成する。
【0017】本発明の運転支援方法においては、所定の
被撮影体を撮影し、撮影によって得られた画像を表示部
の表示画面に形成し、障害物を検出し、車両が障害物に
対して近接状態にあるかどうかを判断し、車両が障害物
に対して近接状態にある場合、駆動手段を駆動すること
によって車両の側部に配設された突出部を折り畳む。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1は本発明の第1の実施の形態における
運転支援装置の機能ブロック図である。
【0020】図において、ML は車両の側部に配設され
た突出部としての左のドアミラー、MR は車両の側部に
配設された突出部としての右のドアミラー、48は前記
ドアミラーML を折り畳んだり、開いたりする駆動手段
としての左ドアミラーアクチュエータ、49は前記ドア
ミラーMR を折り畳んだり、開いたりする駆動手段とし
ての右ドアミラーアクチュエータ、CFL、CFR、CRL
RRは、車両に搭載され、所定の被撮影体を撮影する撮
像装置としてのカメラ、22は図示されない表示画面を
備えた表示部としてのディスプレイ、91は撮影によっ
て得られた画像を前記表示画面に形成する画像形成処理
手段、SFL、SFR、SRL、SRRは、車両における所定の
箇所に配設され、障害物を検出する障害物検出手段とし
ての障害物センサ、92は、検出された障害物に基づい
て、車両が障害物に対して近接状態にあるかどうかを判
断する近接状態判断処理手段、93は、車両が障害物に
対して近接状態にある場合、前記左ドアミラーアクチュ
エータ48及び右ドアミラーアクチュエータ49を駆動
して前記ドアミラーML 、MR を折り畳む折畳み処理手
段である。
【0021】図2は本発明の第1の実施の形態における
車両の概念図、図3は本発明の第1の実施の形態におけ
る車両の制御装置を示すブロック図である。
【0022】図2において、11は車両であり、該車両
11の前端(図における上端)の中央に障害物センサS
FMが、左前端に障害物センサSFL及びカメラCFLが、右
前端に障害物センサSFR及びカメラCFRが、左端の中央
に左のドアミラーML 、障害物センサSML及びカメラC
MLが、右端の中央に右のドアミラーMR 、障害物センサ
MR及びカメラCMRが、後端(図における下端)の中央
に障害物センサSRMが、左後端に障害物センサSRL及び
カメラCRLが、右後端に障害物センサSRR及びカメラC
RRがそれぞれ搭載される。
【0023】前記ドアミラーML 、MR は、車両11の
側部に配設され、障害物センサSML、SMRより前方にお
いて、突出させて、かつ、折畳み自在に形成され、突出
部を構成する。そして、左ドアミラーアクチュエータ4
8を駆動することによって前記ドアミラーML を、右ド
アミラーアクチュエータ49を駆動することによってド
アミラーMR をそれぞれ折り畳んで退避位置に置いた
り、開いて作動位置に置いたりすることができる。前記
左ドアミラーアクチュエータ48及び右ドアミラーアク
チュエータ49は、モータ等によって形成され、駆動手
段を構成する。なお、前記左ドアミラーアクチュエータ
48及び右ドアミラーアクチュエータ49には、突出部
状態検出手段としての図示されない状態センサが配設さ
れ、ドアミラーML 、MR の状態、すなわち、ドアミラ
ーML 、MR が折り畳まれているか、又は開かれている
かを検出する。
【0024】前記カメラCFL、CFR、CML、CMR
RL、CRRは、CCDカメラから成り、被撮影体として
の図示されない道路、溝、壁、柱、車両11の一部、他
の車両等を撮影する撮像装置を構成する。また、障害物
センサSFM、SFL、SFR、SML、SMR、SRM、SRL、S
RRは、超音波センサ、レーザー、ミリ波レーダ等から成
り、前記溝、壁、柱、他の車両等の障害物を検出する障
害物検出手段を構成する。なお、障害物センサSFM、S
FL、SFR、SML、SMR、SRM、SRL、SRRに代えて、前
記カメラCFL、CFR、CML、CMR、CRL、CRRによって
得られた画像の画像データを画像処理する画像処理装置
を配設し、該画像処理装置によって間接的に障害物を検
出することもできる。
【0025】次に、前記車両11の制御装置について説
明する。
【0026】図3において、12は車両11の全体の制
御を行う制御装置、13はナビゲーション装置の全体の
制御を行うナビ制御部である。前記制御装置12には、
道路に沿って配設された図示されないビーコンからの位
置情報を受信して車両11の現在の位置、すなわち、現
在位置を検出する現在位置検出手段としてのビーコンセ
ンサ14、カメラCFL、CFR、CML、CMR、CRL
RR、左右のウインカスイッチWL 、WR 、図示されな
いシフトレバー、スイッチ、キー等の選速手段を操作す
ることによって選択されたレンジ及び変速段を検出する
ポジションスイッチ15、運転者が図示されないハザー
ドランプを点灯したり消灯したりするためのハザードス
イッチ42、運転者が図示されないブレーキペダルを踏
み込んだことを検出するブレーキスイッチ16、車速を
検出する車速センサ17、ステアリングの舵(だ)角を
検出するステアリング舵角センサ18、運転者が図示さ
れないワイパを操作するためのワイパスイッチ19、障
害物センサSFM、SFL、SFR、SML、SMR、SRM
RL、SRR、車両11が向いている方位を検出する方位
センサ20、運転者が図示されないフォグランプを点灯
したり消灯したりするためのフォグランプスイッチ4
3、運転者が図示されないヘッドランプを点灯したり消
灯したりするためのヘッドランプスイッチ44、記録手
段としてのメモリ23、運転者によって操作され、あら
かじめ設定された各表示機能を選択するための操作手段
としての選択スイッチ25、左ドアミラーアクチュエー
タ48及び右ドアミラーアクチュエータ49が接続され
る。なお、前記レンジは、前進レンジ、ニュートラルレ
ンジ、後進レンジ、パーキングレンジ、ローレンジ、セ
カンドレンジ等から成る。
【0027】そして、前記ステアリング舵角センサ18
としては、例えば、図示されないステアリングホイール
の回転部に取り付けられた光学的な回転センサ、回転抵
抗センサ、図示されない車輪に取り付けられた角度セン
サ等が使用される。
【0028】なお、前記ビーコンセンサ14のほかに、
ステアリング舵角センサ18、方位センサ20、GPS
(グローバルポジショニングシステム)、地磁気セン
サ、距離センサ、ジャイロセンサ、高度計等を現在位置
検出手段として使用することもできる。前記GPSは人
工衛星によって発生させられた電波を受信することによ
って地球上における現在位置を検出し、前記地磁気セン
サは地磁気を測定することによって車両が向いている方
位を検出し、前記距離センサは道路上の所定の地点間の
距離等を検出する。前記距離センサとしては、例えば、
車輪の回転数を測定し、該回転数に基づいて距離を検出
するもの、加速度を測定し、該加速度を2回積分して距
離を検出するもの等を使用することができる。また、前
記ジャイロセンサは、車両の回転角速度を検出するもの
であり、ガスレートジャイロ、振動ジャイロ等が使用さ
れる。そして、前記ジャイロセンサによって検出された
回転角速度を積分することにより、車両が向いている方
位を検出することができる。なお、前記ビーコンセンサ
14及びGPSは、それぞれ単独で現在位置を検出する
ことができるが、距離センサの場合は、距離センサによ
って検出された距離と、地磁気センサ及びジャイロセン
サによって検出された方位とを組み合わせることにより
現在位置が検出される。また、距離センサによって検出
された距離と、ステアリング舵角センサ18によって検
出された舵角とを組み合わせることにより現在位置を検
出することもできる。
【0029】そして、前記ナビ制御部13には、各種の
ナビデータが格納されたデータベース21及び表示部と
してのディスプレイ22が接続される。本実施の形態に
おいて、前記選択スイッチ25は専用に配設されるが、
ディスプレイ22に形成されるタッチパネルを選択スイ
ッチとして使用することもできる。
【0030】次に、前記カメラCFL、CFR、CML
MR、CRL、CRRのうちの、車両11の4隅に配設され
たカメラCFL、CFR、CRL、CRRについて説明する。
【0031】カメラCFL、CFR、CRL、CRRは、車両1
1の前端、後端、左端及び右端の延長線上を推測するた
めに必要な範囲を撮影することができるように、しか
も、運転者が運転席に座って車外を見るときの視線の方
向とほぼ一致する方向に向けて配設される。
【0032】ところで、運転者にとって死角の部分を前
記カメラCFL、CFR、CRL、CRRによって撮影し、撮影
によって得られた画像を形成するために各種の表示機能
が運転支援機能として設定され、前記撮影によって得ら
れた画像のうち、表示機能に対応する画像が前記ディス
プレイ22に形成されるようになっている。
【0033】本実施の形態においては、前記表示機能と
して、縁寄表示機能、障害物回避表示機能、駐車操作表
示機能、ブラインドコーナ表示機能、後方死角表示機
能、白線表示機能等が設定される。そして、前記縁寄表
示機能は車両11の縁寄せを行う際に車外を確認する場
合に、障害物回避表示機能は車外の障害物を回避する場
合に、駐車操作表示機能は車両11を駐車スペースに案
内する場合に、ブラインドコーナ表示機能は狭い道路か
ら広い道路に出る際に広い道路の状態を確認する場合
に、後方死角表示機能は高速道路等で車線を変更する際
に車両11の後方を確認する場合に、白線表示機能は雨
が降っている夜間等に車両11を走行させる際に道路の
白線ラインを確認する場合にそれぞれ選択される。その
うち、縁寄表示機能、障害物回避表示機能、駐車操作表
示機能及びブラインドコーナ表示機能は低速走行時に運
転者が選択スイッチ25をオンにすることによって選択
され、後方死角表示機能及び白線表示機能は中・高速走
行時に図示されないヘッドランプ、ワイパ等の作動状態
によって自動的に選択される。
【0034】そのために、前記選択スイッチ25は、車
両11の左方への縁寄せを行う際に縁寄表示機能を選択
するための左寄せスイッチ26、車両11の右方への縁
寄せを行う際に縁寄表示機能を選択するための右寄せス
イッチ27、車両11の前方又は後方への縁寄せを行う
際に縁寄表示機能を選択するための中央スイッチ28、
車両11の左前端部分における障害物を回避する際に障
害物回避表示機能を選択するための左前スイッチ31、
車両11の右前端部分における障害物を回避する際に障
害物回避表示機能を選択するための右前スイッチ32、
車両11の左後端部分における障害物を回避する際に障
害物回避表示機能を選択するための左後スイッチ33、
車両11の右後端部分における障害物を回避する際に障
害物回避表示機能を選択するための右後スイッチ34、
車両11を後方左側の駐車スペースに駐車させる際に駐
車操作表示機能を選択するための左駐車スイッチ
(PL )35、車両11を後方右側の駐車スペースに駐
車させる際に駐車操作表示機能を選択するための右駐車
スイッチ(PR )36、広い道路を前進走行中におい
て、車両11の左前方向を確認する際にブラインドコー
ナ表示機能を選択するための左前スイッチ(BFL)3
7、広い道路を前進走行中において、車両11の右前方
向を確認する際にブラインドコーナ表示機能を選択する
ための右前スイッチ(B FR)38、広い道路を後進走行
中において、車両11の左後方向を確認する際にブライ
ンドコーナ表示機能を選択するための左後スイッチ(B
RL)39、広い道路を後進走行中において、車両11の
右後方向を確認する際にブラインドコーナ表示機能を選
択するための右後スイッチ(BRR)40、白線を表示す
るための白線表示スイッチ46等を備える。なお、前記
左寄せスイッチ26、右寄せスイッチ27及び中央スイ
ッチ28によって縁寄せスイッチが、左前スイッチ3
1、右前スイッチ32、左後スイッチ33及び右後スイ
ッチ34によって角スイッチが、左駐車スイッチ35及
び右駐車スイッチ36によって駐車スイッチが、左前ス
イッチ37、右前スイッチ38、左後スイッチ39及び
右後スイッチ40によってブラインドスイッチがそれぞ
れ構成される。
【0035】次に、前記構成の運転支援装置の動作につ
いて説明する。
【0036】図4は本発明の第1の実施の形態における
運転支援装置の動作を示す第1のメインフローチャー
ト、図5は本発明の第1の実施の形態における運転支援
装置の動作を示す第2のメインフローチャート、図6は
本発明の第1の実施の形態における運転支援装置の動作
を示す第3のメインフローチャートである。
【0037】まず、制御装置12(図3)は、直接又は
ナビ制御部13を介して各種のデータ及び信号を読み込
む。本実施の形態において、制御装置12は、ビーコン
センサ14によって検出された現在位置、カメラCFL
FR、CML、CMR、CRL、C RRによって撮影された被撮
影体の画像データ、ウインカスイッチWL 、WR のオン
・オフ信号、ポジションスイッチ15のオン・オフ信
号、ハザードスイッチ42のオン・オフ信号、ブレーキ
スイッチ16のオン・オフ信号、車速センサ17によっ
て検出された車速V、ステアリング舵角センサ18によ
って検出された舵角、ワイパスイッチ19のオン・オフ
信号、障害物センサSFM、SFL、SFR、S ML、SMR、S
RM、SRL、SRRの障害物検出信号、方位センサ20によ
って検出された方位信号、選択スイッチ25のオン・オ
フ信号、データベース21に記録されたナビゲーション
情報、フォグランプスイッチ43のオン・オフ信号、ヘ
ッドランプスイッチ44のオン・オフ信号等を読み込
む。
【0038】続いて、制御装置12は、低速走行時であ
るかどうか、すなわち、車速Vが閾(しきい)値V1よ
り低いかどうかを判断し、車速Vが閾値V1より低い場
合、選択スイッチ25がオンにされたかどうかを判断す
る。そして、選択スイッチ25がオンにされた場合、低
速走行時の表示機能として、縁寄表示機能、障害物回避
表示機能、駐車操作表示機能及びブラインドコーナ表示
機能のうちのどの表示機能が選択されたかを判断し、判
断結果に基づいて、縁寄表示処理、障害物回避表示処
理、駐車操作表示処理及びブラインドコーナ表示処理の
うちの一つを行う。そのために、制御装置12は、表示
処理手段としての図示されない縁寄表示処理手段、障害
物回避表示処理手段、駐車操作表示処理手段及びブライ
ンドコーナ表示処理手段を有する。
【0039】また、車速Vが閾値V1以上である場合、
制御装置12は、前記ヘッドランプスイッチ44及びワ
イパスイッチ19の各オン・オフ信号に基づいて、ヘッ
ドランプスイッチ44及びワイパスイッチ19がオンに
されたかどうかを判断する。ヘッドランプスイッチ44
及びワイパスイッチ19のいずれもオンにされた場合、
制御装置12の図示されない白線表示処理手段は白線表
示処理を行う。一方、ヘッドランプスイッチ44及びワ
イパスイッチ19のうちの少なくとも一方がオンにされ
ない場合、制御装置12の図示されない後方死角表示処
理手段は後方死角表示処理を行う。
【0040】また、車速Vが閾値V1より低く、かつ、
選択スイッチ25がオンにされていない場合、制御装置
12の近接状態判断処理手段92(図1)は、車両11
が障害物に近づいているかどうか、すなわち、車両11
が障害物に対して近接状態にあるかどうかを判断する。
そのために、前記近接状態判断処理手段92は、図示さ
れない距離検出手段によって、前記各障害物検出信号の
センサ出力に基づいて車両11と障害物との間の距離を
検出するとともに、図示されない距離判断手段によって
検出された距離、すなわち、検出距離が基準値以上であ
るかどうかを判断する。そして、検出距離が基準値より
短い場合、前記近接状態判断処理手段92は、車両11
が障害物に対して近接状態にあると判断する。
【0041】続いて、前記制御装置12の画像形成処理
手段91は、車両11が障害物に対して近接状態にある
場合、カメラCFL、CFR、CRL、CRRによって撮影され
た車両11の左前端部分、右前端部分、左後端部分及び
右後端部分、すなわち、四つの角の画像をディスプレイ
22の表示画面に形成するとともに、車両11が障害物
に近づいている旨を警告する。本実施の形態において、
警告は、ディスプレイ22の表示画面に形成するように
なっているが、ナビゲーション装置の音声出力部による
音声出力によって行うこともできる。
【0042】続いて、制御装置12は、現在位置が狭い
道路で、かつ、信号のない交差点の近くであるかどう
か、及び検出距離が基準値以上であるかどうかを判断
し、現在位置が狭い道路で、かつ、信号のない交差点の
近くであり、かつ、検出距離が基準値より短い場合、ブ
ラインドコーナ表示処理手段はブラインドコーナ表示処
理を行う。
【0043】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS1 データ及び信号を読み込む。 ステップS2 車速Vが閾値V1より低いかどうかを判
断する。車速Vが閾値V1より低い場合はステップS3
に、車速Vが閾値V1以上である場合はステップS11
に進む。 ステップS3 選択スイッチ25がオンにされたかどう
かを判断する。選択スイッチ25がオンにされた場合は
ステップS4に、オンにされなかった場合はステップS
15に進む。 ステップS4 縁寄表示機能が選択されたかどうかを判
断する。縁寄表示機能が選択された場合はステップS5
に、選択されなかった場合はステップS6に進む。 ステップS5 縁寄表示処理を行い、処理を終了する。 ステップS6 障害物回避表示機能が選択されたかどう
かを判断する。障害物回避表示機能が選択された場合は
ステップS7に、選択されなかった場合はステップS8
に進む。 ステップS7 障害物回避表示処理を行い、処理を終了
する。 ステップS8 駐車操作表示機能が選択されたかどうか
を判断する。駐車操作表示機能が選択された場合はステ
ップS9に、選択されなかった場合はステップS10に
進む。 ステップS9 駐車操作表示処理を行い、処理を終了す
る。 ステップS10 ブラインドコーナ表示処理を行い、処
理を終了する。 ステップS11 ヘッドランプスイッチ44がオンにさ
れたかどうかを判断する。ヘッドランプスイッチ44が
オンにされた場合はステップS12に、オンにされなか
った場合はステップS13に進む。 ステップS12 ワイパスイッチ19がオンにされたか
どうかを判断する。ワイパスイッチ19がオンにされた
場合はステップS14に、オンにされなかった場合はス
テップS13に進む。
【0044】ステップS13 後方死角表示処理を行
い、処理を終了する。 ステップS14 白線表示処理を行い、処理を終了す
る。 ステップS15 検出距離が基準値以上であるかどうか
を判断する。検出距離が基準値以上である場合はリター
ンし、検出距離が基準値より短い場合はステップS16
に進む。 ステップS16 車両11が障害物に対して近接状態に
あると判断する。 ステップS17 角の画像を形成する。 ステップS18 警告する。 ステップS19 狭い道路で、かつ、信号のない交差点
の近くであるかどうかを判断する。狭い道路で、かつ、
信号のない交差点の近くである場合はステップS20に
進み、狭い道路で、かつ、信号のない交差点の近くでな
い場合はリターンする。 ステップS20 検出距離が基準値以上であるかどうか
を判断する。検出距離が基準値以上である場合はリター
ンし、検出距離が基準値より短い場合はステップS10
に進む。
【0045】次に、図4のステップS5における縁寄表
示処理のサブルーチンについて説明する。
【0046】図7は本発明の第1の実施の形態における
縁寄表示処理のサブルーチンを示す第1の図、図8は本
発明の第1の実施の形態における縁寄表示処理のサブル
ーチンを示す第2の図である。
【0047】制御装置12(図3)の図示されない画像
選択処理手段は、現在位置において、どの縁寄せスイッ
チがオンにされたか、及びポジションスイッチ15のオ
ン・オフ信号に基づいて、前進レンジが選択されている
かどうかを判断する。そして、左寄せスイッチ26がオ
ンにされ、前進レンジが選択されている場合、前記画像
形成処理手段91(図1)は車両11の左前端部分の画
像PFLをディスプレイ22の表示画面に形成し、左寄せ
スイッチ26がオンにされ、前進レンジが選択されてい
ない、すなわち、後進レンジが選択されている場合、前
記画像形成処理手段91は車両11の左後端部分の画像
RLを表示画面に形成する。また、中央スイッチ28が
オンにされ、前進レンジが選択されている場合、前記画
像形成処理手段91は画像PFL及び車両11の右前端部
分の画像PFRを一つの表示画面に隣接させて形成し、中
央スイッチ28がオンにされ、後進レンジが選択されて
いる場合、前記画像形成処理手段91は画像PRL及び車
両11の右後端部分の画像PRRを一つの表示画面に隣接
させて形成する。そして、右寄せスイッチ27がオンに
され、前進レンジが選択されている場合、前記画像形成
処理手段91は画像PFRを表示画面に形成し、右寄せス
イッチ27がオンにされ、後進レンジが選択されている
場合、前記画像形成処理手段91は画像PRRを表示画面
に形成する。
【0048】なお、画像PFL、PFR、PRL、PRRには、
車両11の一部、溝52、壁53等が表示されるととも
に、前記ドアミラーML 、MR を折り畳んだときの車両
11の最外側の縁を表す表示ライン54が表示される。
該表示ライン54は、車両11の最外側のラインを地面
に垂直に下ろし、前記ラインを車両11の前後方向に延
長させることによって設定され、車両11の前方又は後
方に向けて突出させられる。なお、一部の画像において
は、溝52、壁53等は図示されていない。
【0049】例えば、前進走行中に、道路の左側にある
溝52の直近に停車しようとする場合、運転者が左寄せ
スイッチ26をオンにすると、画像PFLが表示画面に形
成される。運転者は、前記表示ライン54が画像PFL
の溝52に重ならないように運転操作を行うと、容易に
縁寄せを行うことができる。
【0050】なお、車両11を後退させる必要がある場
合は、後進レンジを選択すると、画像PRLが表示画面に
形成されるので、前記表示ライン54が画像PRL上の溝
52に重ならないように運転操作を行うことができる。
【0051】また、前進走行中に、道路の右側にある溝
52の直近に停車しようとする場合、運転者が右寄せス
イッチ27をオンにすると、画像PFRが表示画面に形成
される。
【0052】さらに、道路の左側又は右側に、壁53、
柱、他の車両等がある場合で、それらの直近に停車しよ
うとする場合も、左寄せスイッチ26又は右寄せスイッ
チ27をオンにすることによって、画像PFL、PFRを表
示画面に形成することができる。
【0053】ところで、この場合、運転者がディスプレ
イ22を注視しながら所定の運転操作を行う必要が生じ
るので、目視可能な箇所への注意力が少なくなってしま
う。そして、例えば、ドアミラーML 、MR は、車両1
1の左端及び右端に突出させて形成されるので、車両1
1の縁寄せを行う場合、ディスプレイ22を注視しなが
ら縁寄せのための運転操作を行う際に、ドアミラー
L 、MR を障害物に接触させてしまうことがある。
【0054】そこで、前記近接状態判断処理手段92
は、前記距離検出手段によって、前記各障害物検出信号
のセンサ出力に基づいて車両11と障害物との間の距離
を検出するとともに、前記距離判断手段によって検出距
離が基準値以上であるかどうかを判断する。
【0055】そして、検出距離が基準値以上である場
合、制御装置12は、前記各状態センサによって検出さ
れたドアミラーML 、MR の状態を読み込み、ドアミラ
ーML、MR が折り畳まれている場合、制御装置12の
図示されない突出部作動手段は、左ドアミラーアクチュ
エータ48及び右ドアミラーアクチュエータ49を駆動
して、ドアミラーML 、MR を開いて作動位置に置く。
【0056】また、検出距離が基準値より短い場合、前
記近接状態判断処理手段92は、車両11が障害物に対
して近接状態にあると判断するとともに、基準値より短
い検出距離を検出した障害物センサはどれか、すなわ
ち、どの障害物センサによって検出された検出距離が基
準値より短いかを判断する。そして、左(左前端及び左
後端)の障害物センサSFL、SRLによって検出された検
出距離が基準値より短い場合、前記突出部作動手段の折
畳み処理手段93は、左ドアミラーアクチュエータ48
を駆動して、ドアミラーML を折り畳んで退避位置に置
き、右(右前端及び右後端)の障害物センサSFR、SRR
によって検出された検出距離が基準値より短い場合、前
記折畳み処理手段93は、右ドアミラーアクチュエータ
49を駆動して、ドアミラーMR を折り畳んで退避位置
に置き、左右の障害物センサSFL、SRL、SFR、SRR
よって検出された検出距離が基準値より短い場合、前記
折畳み処理手段93は、左ドアミラーアクチュエータ4
8及び右ドアミラーアクチュエータ49を駆動して、ド
アミラーML 、MR を折り畳んで退避位置に置く。
【0057】この場合、前記基準値は、あらかじめ想定
される各障害物の突出部の突出量に対応させて設定され
る。例えば、あらかじめ想定される障害物が他の車両で
ある場合、該他の車両のドアミラーの突出量に対応させ
て設定される。この場合、他の車両は駐車している車両
でも、走行している対向車両でもよい。
【0058】また、前記近接状態判断処理手段92は、
接近速度算出手段によって、検出距離の変化率を算出す
ることにより、車両11の障害物への接近速度を算出
し、該接近速度が基準値より高い場合に、車両11が障
害物に対して近接状態にあると判断することもできる。
そして、前記近接状態判断処理手段92は、検出距離が
基準値より短く、接近速度が基準値より高い場合に、車
両11が障害物に対して近接状態にあると判断すること
もできる。さらに、図示されない車速検出手段によって
車速Vを検出し、前記基準値を車速Vに対応させて変更
し、例えば、車速Vが高い場合、基準値を大きく、車速
Vが低い場合、基準値を小さくすることもできる。
【0059】続いて、パーキングレンジが選択される
と、制御装置12は、縁寄せスイッチをオフにするとと
もに、前記状態センサによって検出されたドアミラーM
L 、M R の状態を読み込み、ドアミラーML 、MR が折
り畳まれている場合、前記突出部作動手段は、左ドアミ
ラーアクチュエータ48及び右ドアミラーアクチュエー
タ49を駆動して、ドアミラーML 、MR を開いて作動
位置に置く。なお、縁寄せが終了したときも車両11が
障害物に対して近接状態にある場合には、ドアミラーM
L 、MR を閉じたままにすることもできる。
【0060】このように、検出距離が基準値より短い場
合、所定のドアミラーが折り畳まれるので、車両11の
縁寄せを行う場合、ディスプレイ22を注視しながら縁
寄せのための運転操作を行う際に、ドアミラーML 、M
R を障害物に接触させることがなくなる。
【0061】また、ドアミラーML 、MR が自動的に折
り畳まれるので、ドアミラーML 、MR を気にすること
なく、ディスプレイ22を注視しながら縁寄せのための
運転操作を行うことができる。
【0062】そして、前記表示ライン54は、車両11
の諸元に基づいて設定され、ドアミラーML 、MR を折
り畳んだ後の線であるので、ドアミラーML 、MR が折
り畳まれた状態で、前記表示ライン54が画像PFL、P
FR上の障害物に重ならないように運転操作を行うと、障
害物に車両11を限界まで近づけることができる。
【0063】本実施の形態においては、選択スイッチ2
5がオンにされていない場合でも、車両11が障害物に
対して近接状態に置かれると、車両11の四つの角の画
像が表示画面に形成されるようになっているが、車両1
1の四つの角の画像を表示画面に形成しないようにする
こともできる。その場合、前記折畳み処理手段93はド
アミラーML 、MR を折り畳まない。したがって、運転
者は、ドアミラーML、MR を注視しながら縁寄せのた
めの運転操作を行うことができる。
【0064】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS5−1 どの縁寄せスイッチがオンにされた
かを判断する。右寄せスイッチ27がオンにされた場合
はステップS5−2に、左寄せスイッチ26がオンにさ
れた場合はステップS5−3に、中央スイッチ28がオ
ンにされた場合はステップS5−8に進む。 ステップS5−2 前進レンジが選択されているかどう
かを判断する。前進レンジが選択されている場合はステ
ップS5−4に、選択されていない場合はステップS5
−5に進む。 ステップS5−3 前進レンジが選択されているかどう
かを判断する。前進レンジが選択されている場合はステ
ップS5−6に、選択されていない場合はステップS5
−7に進む。 ステップS5−4 画像PFRを表示画面に形成する。 ステップS5−5 画像PRRを表示画面に形成する。 ステップS5−6 画像PFLを表示画面に形成する。 ステップS5−7 画像PRLを表示画面に形成する。 ステップS5−8 前進レンジが選択されているかどう
かを判断する。前進レンジが選択されている場合はステ
ップS5−9に、選択されていない場合はステップS5
−10に進む。 ステップS5−9 画像PFL、PFRを表示画面に形成す
る。 ステップS5−10 画像PRL、PRRを表示画面に形成
する。 ステップS5−11 検出距離が基準値以上であるかど
うかを判断する。検出距離が基準値以上である場合はス
テップS5−12に、検出距離が基準値より短い場合は
ステップS5−13に進む。 ステップS5−12 ドアミラーML 、MR を開く。 ステップS5−13 どの障害物センサによって検出さ
れた検出距離が基準値より短いかを判断する。右の障害
物センサSFR、SRRである場合はステップS5−14
に、左の障害物センサSFL、SRLである場合はステップ
S5−15に、左右の障害物センサSFL、SRL、SFR
RRである場合はステップS5−16に進む。 ステップS5−14 ドアミラーMR を折り畳む。 ステップS5−15 ドアミラーML を折り畳む。 ステップS5−16 ドアミラーML 、MR を折り畳
む。 ステップS5−17 パーキングレンジが選択されてい
るかどうかを判断する。パーキングレンジが選択されて
いる場合はステップS5−18に進み、選択されていな
い場合はリターンする。 ステップS5−18 縁寄せスイッチをオフにする。 ステップS5−19 ドアミラーML 、MR を開き、リ
ターンする。
【0065】次に、表示ラインの他の例について説明す
る。なお、この場合、画像PFLに表示される表示ライン
について説明する。
【0066】図9は本発明の第1の実施の形態における
表示ラインの他の第1の例を示す図、図10は本発明の
第1の実施の形態における表示ラインの他の第2の例を
示す図、図11は本発明の第1の実施の形態における表
示ラインの他の第3の例を示す図である。
【0067】図9に示される表示ライン55は、車両1
1を前進させる場合に舵角の大きさに対応させて車両1
1の最外側の縁が通る予測軌跡線を表す。また、図10
に示される表示ライン57は、タイヤ56の最外側の縁
を表す。そして、図11に示される表示ライン58は、
車両11を前進させる場合に舵角の大きさに対応させて
タイヤ56の最外側の縁が通る予測軌跡線を表す。
【0068】ところで、画像PFL(図7)、PFR
RL、PRRには障害物も表示される。
【0069】図12は本発明の第1の実施の形態におけ
る画像に表示された障害物を示す図である。
【0070】図において、53は道路の縁部に配設され
た壁、51は地面、すなわち、道路の面である。この場
合、画像形成処理手段91(図1)は、画像PFL(図
7)、PFR、PRL、PRRに壁53、面51等も表示する
ことによって、面51に対する垂直な壁53を含んだ立
体画像を形成することができる。したがって、障害物を
視覚で容易に把握することができる。
【0071】また、車両11を後進させる場合に、画像
RL、PRR及び車両11の画像を一つの表示画面に形成
することもできる。
【0072】図13は本発明の第1の実施の形態におけ
る縁寄表示処理で形成される画像の他の例を示す図であ
る。
【0073】後進走行中に、道路の左端にある溝52
(図7)の直近に停車しようとする場合、図に示される
ように、画像PFL、PRL及び車両11の画像が一つの表
示画面に形成される。
【0074】なお、4輪ステアリング機構を備えた車両
においては、前進走行中においても、画像PFL、PRL
び車両11の画像を一つの表示画面に形成することがで
きる。
【0075】次に、図4のステップS7における障害物
回避表示処理のサブルーチンについて説明する。
【0076】図14は本発明の第1の実施の形態におけ
る障害物回避表示処理のサブルーチンを示す図である。
【0077】まず、前記画像選択処理手段は、角スイッ
チ判定処理を行い、現在位置において、どの角スイッチ
がオンにされたかを判断し、判断結果に基づいて、画像
FL(図7)、PFR、PRL、PRRのうちの所定の角の画
像を形成する。そして、制御装置12は、前記距離判断
手段によって検出された検出距離が基準値以上であるか
どうかを判断し、検出距離が基準値以上である場合に、
角スイッチをオフにする。
【0078】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS7−1 角スイッチ判定処理を行う。 ステップS7−2 角の画像を形成する。 ステップS7−3 検出距離が基準値以上であるかどう
かを判断する。検出距離が基準値以上である場合はステ
ップS7−4に進み、検出距離が基準値より短い場合は
リターンする。 ステップS7−4 角スイッチをオフにし、リターンす
る。
【0079】次に、図4のステップS9における駐車操
作表示処理のサブルーチンについて説明する。
【0080】図15は本発明の第1の実施の形態におけ
る駐車操作表示処理のサブルーチンを示す図である。
【0081】まず、前記画像選択処理手段は、現在位置
において、どの駐車スイッチがオンにされたか、及びポ
ジションスイッチ15(図3)のオン・オフ信号に基づ
いて前進レンジが選択されているかどうかを判断する。
そして、左駐車スイッチ35がオンにされ、前進レンジ
が選択されている場合、前記画像形成処理手段91(図
1)は車両11の画像PRLを表示画面に形成し、左駐車
スイッチ35がオンにされ、後進レンジが選択されてい
る場合、前記画像形成処理手段91は車両11の画像P
RL、PRRを一つの表示画面に隣接させて形成する。
【0082】また、右駐車スイッチ36がオンにされ、
前進レンジが選択されている場合、前記画像形成処理手
段91は車両11の画像PRRを表示画面に形成し、右駐
車スイッチ36がオンにされ、後進レンジが選択されて
いる場合、前記画像形成処理手段91は車両11の画像
RL、PRRを一つの表示画面に隣接させて形成する。
【0083】このようにして、画像PRL、PRRが形成さ
れた後、パーキングレンジが選択されると、制御装置1
2は駐車スイッチをオフにする。
【0084】なお、前進レンジが選択されている場合、
画像PRL、PRRには、車両11の一部が表示されるとと
もに、図に示されるように、制御装置12の図示されな
い駐車枠設定処理手段によって設定された駐車枠71が
表示される。また、後進レンジが選択されている場合、
画像PRL、PRRには、車両11の一部が表示されるとと
もに、車両11を駐車しようとする目標の駐車スペース
の白線72が表示される。
【0085】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS9−1 どの駐車スイッチがオンにされたか
を判断する。右駐車スイッチ36が選択された場合はス
テップS9−2に、左駐車スイッチ35が選択された場
合はステップS9−3に進む。 ステップS9−2 前進レンジが選択されているかどう
かを判断する。前進レンジが選択されている場合はステ
ップS9−4に、選択されていない場合はステップS9
−5に進む。 ステップS9−3 前進レンジが選択されているかどう
かを判断する。前進レンジが選択されている場合はステ
ップS9−6に、選択されていない場合はステップS9
−7に進む。 ステップS9−4 画像PRRを表示画面に形成する。 ステップS9−5 画像PRL、PRRを一つの表示画面に
隣接させて形成する。 ステップS9−6 画像PRLを表示画面に形成する。 ステップS9−7 画像PRL、PRRを一つの表示画面に
隣接させて形成する。 ステップS9−8 パーキングレンジが選択されている
かどうかを判断する。パーキングレンジが選択されてい
る場合はステップS9−9に進み、選択されていない場
合はリターンする。 ステップS9−9 駐車スイッチをオフにし、リターン
する。
【0086】次に、図4のステップS10におけるブラ
インドコーナ表示処理のサブルーチンについて説明す
る。
【0087】図16は本発明の第1の実施の形態におけ
るブラインドコーナ表示処理のサブルーチンを示す図で
ある。
【0088】まず、前記画像選択処理手段は、ポジショ
ンスイッチ15(図3)のオン・オフ信号に基づいて前
進レンジが選択されているかどうかを判断する。そし
て、前進レンジが選択されている場合、前記画像形成処
理手段91(図1)は画像PFL、PFRを一つの表示画面
に隣接させて形成し、後進レンジが選択されている場
合、前記画像形成処理手段91は画像PRL、PRRを一つ
の表示画面に隣接させて形成する。なお、画像PFL
は、車両11の一部、左前方の障害物75及び距離目盛
り77が、画像PFRには、車両11の一部、右前方の障
害物76及び距離目盛り78が、画像PRLには、車両1
1の一部、左後方の障害物79及び距離目盛り81が、
画像PRRには、車両11の一部、右後方の障害物80及
び距離目盛り82がそれぞれ表示される。なお、距離目
盛り77、78、81、82は車両11からの距離(例
えば、「1m」、「3m」、「10m」等)と共に表示
される。
【0089】次に、運転者が車両11を発進させること
によって車速Vが閾値V1以上になると、制御装置12
はブラインドスイッチをオフにする。
【0090】前記各距離目盛り77、78、81、82
は道路の面51(図12)における車両11からの距離
を表すので、運転者は前記距離を読み取って運転操作を
行うための目安にすることができる。
【0091】したがって、例えば、運転者が、前進走行
中に図示されないブレーキペダルを踏み込むとともに、
左前スイッチ37及び右前スイッチ38をオンにする
と、その後、車速Vが閾値V1より低くなったときに、
画像PFL、PFRが表示画面に形成される。また、運転者
が、後進走行中に前記ブレーキペダルを踏み込むととも
に、左後スイッチ39及び右後スイッチ40をオンにす
ると、その後、車速Vが閾値V1より低くなったとき
に、画像PRL、PRRが表示画面に形成される。したがっ
て、運転者は、広い道路において、車両11の左前方、
右前方、左後方及び右後方を容易に確認することができ
る。
【0092】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS10−1 前進レンジが選択されているかど
うかを判断する。前進レンジが選択されている場合はス
テップS10−2に、選択されていない場合はステップ
S10−3に進む。 ステップS10−2 画像PFL、PFRを一つの表示画面
に隣接させて形成する。 ステップS10−3 画像PRL、PRRを一つの表示画面
に隣接させて形成する。 ステップS10−4 車速Vが閾値V1以上であるかど
うかを判断する。車速Vが閾値V1以上である場合はス
テップS10−5に進み、車速Vが閾値V1より低い場
合はリターンする。 ステップS10−5 ブラインドスイッチをオフにし、
リターンする。
【0093】次に、図5のステップS13における後方
死角表示処理のサブルーチンについて説明する。
【0094】図17は本発明の第1の実施の形態におけ
る後方死角表示処理のサブルーチンを示す図である。
【0095】この場合、制御装置12(図3)は、車両
11が片側2車線以上の道路を走行中であるかどうかを
判断し、片側2車線以上の道路を走行中である場合、交
差点が近くにあるかどうかを判断する。交差点が近くに
ない場合で、ウインカスイッチWL 、WR がオンにされ
ると、運転者が車線を変更する意図を有していると考え
られるので、制御装置12は、ウインカスイッチWL
R のうちのどのウインカスイッチがオンにされたかを
判断する。ウインカスイッチWL がオンにされた場合、
前記画像形成処理手段91(図1)は画像PRLを表示画
面に形成し、ウインカスイッチWR がオンにされた場
合、前記画像形成処理手段91は画像PRRを表示画面に
形成する。なお、車両11が片側2車線以上の道路を走
行中であるかどうか、及び交差点が近くにあるかどうか
は、データベース21に格納されたナビデータに基づい
て判断することができる。
【0096】したがって、高速道路等で車線を変更する
際に、車両11の後方を容易に確認することができる。
【0097】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS13−1 車両11が片側2車線以上の道路
を走行中であるかどうかを判断する。車両11が片側2
車線以上の道路を走行中である場合はステップS13−
2に進み、片側2車線以上の道路を走行中でない場合は
リターンする。 ステップS13−2 交差点が近くにあるかどうかを判
断する。交差点が近くにある場合はリターンし、近くに
ない場合はステップS13−3に進む。 ステップS13−3 どのウインカスイッチがオンにさ
れたかを判断する。ウインカスイッチWR がオンにされ
た場合はステップS13−4に、ウインカスイッチWL
がオンにされた場合はステップS13−5に進む。 ステップS13−4 画像PRRを表示画面に形成し、リ
ターンする。 ステップS13−5 画像PRLを表示画面に形成し、リ
ターンする。
【0098】次に、図5のステップS14における白線
表示処理のサブルーチンについて説明する。
【0099】図18は本発明の第1の実施の形態におけ
る白線表示処理のサブルーチンを示す図である。
【0100】この場合、制御装置12(図3)は、どの
ウインカスイッチがオンにされたかを判断する。ウイン
カスイッチWL がオンにされた場合、画像形成処理手段
91(図1)は画像PFLを表示画面に形成し、ウインカ
スイッチWR がオンにされた場合、前記画像形成処理手
段91は画像PFRを表示画面に形成する。また、ウイン
カスイッチWL 、WR がいずれもオンにされていない場
合、制御装置12は図示されないサイドランプを点灯さ
せ、前記画像形成処理手段91は画像PFL、P FRを一つ
の表示画面に形成する。なお、各画像PFL、PFRには、
車両11の一部及び白線83が表示される。
【0101】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS14−1 どのウインカスイッチがオンにさ
れたかを判断する。ウインカスイッチWR がオンにされ
た場合はステップS14−2に、ウインカスイッチWL
がオンにされた場合はステップS14−3に、ウインカ
スイッチWL 、W R がいずれもオンにされていない場合
はステップS14−4に進む。 ステップS14−2 画像PFRを表示画面に形成し、リ
ターンする。 ステップS14−3 画像PFLを表示画面に形成し、リ
ターンする。 ステップS14−4 サイドランプを点灯する。 ステップS14−5 画像PFR、PFLを一つの表示画面
に形成し、リターンする。
【0102】ところで、本実施の形態においては、選択
スイッチ25を操作することによって、表示画面に所定
の画像を形成することができるが、前記選択スイッチ2
5を操作する必要があるので、画像を形成するための作
業が煩わしい。
【0103】そこで、画像を形成するための作業を簡素
化することができるようにした本発明の第2の実施の形
態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構
造を有するものについては、同じ符号を付与することに
よってその説明を省略する。また、図5及び6のフロー
チャートを援用する。
【0104】図19は本発明の第2の実施の形態におけ
る運転支援装置の動作を示す第1のメインフローチャー
ト、図20は本発明の第2の実施の形態における運転支
援装置の動作を示す第2のメインフローチャートであ
る。
【0105】まず、制御装置12(図3)は、直接又は
ナビ制御部13を介して各種のデータ及び信号を読み込
む。
【0106】続いて、制御装置12の図示されない表示
履歴判断処理手段は、現在、車両11(図2)が置かれ
ている状況、すなわち、現在の車両状況において表示機
能が実行された履歴があるかどうかを判断する。本実施
の形態においては、前記現在の車両状況として現在位
置、車両11の進入方向、車両11の進行方向等が使用
され、ビーコンセンサ14によって車両状況検出手段が
構成される。そして、前記メモリ23にテーブルとして
表示機能履歴が設定され、前記表示履歴判断処理手段
は、前記表示機能履歴を参照することによって、現在の
車両状況において表示機能が実行された履歴があるかど
うかを判断する。
【0107】現在の車両状況において表示機能が実行さ
れた履歴がない場合、制御装置12は、車速Vが閾値V
1より低いかどうかを判断し、車速Vが閾値V1より低
い場合、選択スイッチ25がオンにされたかどうかを判
断する。そして、選択スイッチ25がオンにされた場
合、低速走行時の表示機能として、縁寄表示機能、障害
物回避表示機能、駐車操作表示機能及びブラインドコー
ナ表示機能のうちのどの表示機能が選択されたかを判断
し、判断結果に基づいて、縁寄表示処理、障害物回避表
示処理、駐車操作表示処理及びブラインドコーナ表示処
理のうちの一つを行う。そのために、制御装置12は、
表示処理手段としての図示されない縁寄表示処理手段、
障害物回避表示処理手段、駐車操作表示処理手段及びブ
ラインドコーナ表示処理手段を有する。
【0108】一方、現在の車両状況において表示機能が
実行された履歴がある場合、制御装置12は、縁寄表示
機能、障害物回避表示機能、駐車操作表示機能及びブラ
インドコーナ表示機能のうちのどの表示機能が実行され
たかを判断し、判断結果に基づいて、縁寄表示処理、障
害物回避表示処理、駐車操作表示処理及びブラインドコ
ーナ表示処理の各表示処理のうちの一つを行う。なお、
この場合、既に実行された表示機能において形成された
画像の数と、これから行われる表示機能において形成さ
れる画像の数とが等しくされ、前記メモリ23に、画像
の種類、すなわち、どのカメラCFL、CFR、CML
MR、CRL、CRRによって撮影された被撮影体の画像で
あるかが記録される。
【0109】ところで、現在の車両状況において表示機
能が実行された履歴がない場合で、車速Vが閾値V1以
上である場合、制御装置12は、前記ヘッドランプスイ
ッチ44及びワイパスイッチ19の各オン・オフ信号に
基づいて、ヘッドランプスイッチ44及びワイパスイッ
チ19がオンにされたかどうか判断する。ヘッドランプ
スイッチ44及びワイパスイッチ19のいずれもオンに
された場合、制御装置12の図示されない白線表示処理
手段は白線表示処理を行う。一方、ヘッドランプスイッ
チ44及びワイパスイッチ19のうちの少なくとも一方
がオンにされない場合、制御装置12の図示されない後
方死角表示処理手段は後方死角表示処理を行う。
【0110】また、車速Vが閾値V1より低く、かつ、
選択スイッチ25がオンにされていない場合、制御装置
12の近接状態判断処理手段92(図1)は、距離検出
手段によって、前記各障害物検出信号のセンサ出力に基
づいて車両11と障害物との間の距離を検出するととも
に、距離判断手段によって検出距離が基準値以上である
かどうかを判断する。そして、検出距離が基準値より短
い場合、前記近接状態判断処理手段92は、車両11が
障害物に対して近接状態にあると判断する。
【0111】そして、前記画像形成処理手段91は、車
両11が障害物に対して近接状態にある場合、カメラC
FL、CFR、CRL、CRRによって撮影された車両11の四
つの角の画像をディスプレイ22の表示画面に形成する
とともに、車両11が障害物に近づいている旨を警告す
る。本実施の形態において、警告は、ディスプレイ22
の表示画面に形成するようになっているが、ナビゲーシ
ョン装置の音声出力部による音声出力によって行うこと
もできる。
【0112】続いて、制御装置12は、現在位置が狭い
道路で、かつ、信号のない交差点の近くであるかどう
か、及び検出距離が基準値以上であるかどうかを判断
し、現在位置が狭い道路で、かつ、信号のない交差点の
近くであり、かつ、検出距離が基準値より短い場合、ブ
ラインドコーナ表示処理手段はブラインドコーナ表示処
理を行う。
【0113】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS31 データ及び信号を読み込む。 ステップS32 現在の車両状況において表示機能が実
行された履歴があるかどうかを判断する。現在の車両状
況において表示機能が実行された履歴がある場合はステ
ップS33に、ない場合はステップS40に進む。 ステップS33 縁寄表示機能が実行されたかどうかを
判断する。縁寄表示機能が実行された場合はステップS
36に、実行されなかった場合はステップS34に進
む。 ステップS34 障害物回避表示機能が実行されたかど
うかを判断する。障害物回避表示機能が実行された場合
はステップS37に、実行されなかった場合はステップ
S35に進む。 ステップS35 駐車操作表示機能が実行されたかどう
かを判断する。駐車操作表示機能が実行された場合はス
テップS38に、実行されなかった場合はステップS3
9に進む。 ステップS36 縁寄表示処理を行い、処理を終了す
る。 ステップS37 障害物回避表示処理を行い、処理を終
了する。 ステップS38 駐車操作表示処理を行い、処理を終了
する。 ステップS39 ブラインドコーナ表示処理を行い、処
理を終了する。 ステップS40 車速Vが閾値V1より低いかどうかを
判断する。車速Vが閾値V1より低い場合はステップS
41に、車速Vが閾値V1以上である場合はステップS
11(図5)に進む。 ステップS41 選択スイッチ25がオンにされたかど
うかを判断する。選択スイッチ25がオンにされた場合
はステップS42に、オンにされなかった場合はステッ
プS15(図6)に進む。 ステップS42 縁寄表示機能が選択されたかどうかを
判断する。縁寄表示機能が選択された場合はステップS
36に、選択されなかった場合はステップS43に進
む。 ステップS43 障害物回避表示機能が選択されたかど
うかを判断する。障害物回避表示機能が選択された場合
はステップS37に、選択されなかった場合はステップ
S44に進む。 ステップS44 駐車操作表示機能が選択されたかどう
かを判断する。駐車操作表示機能が選択された場合はス
テップS38に、選択されなかった場合はステップS3
9に進む。
【0114】次に、図19のステップS36における縁
寄表示処理のサブルーチンについて説明する。なお、図
8のフローチャートを援用する。
【0115】図21は本発明の第2の実施の形態におけ
る縁寄表示処理のサブルーチンを示す図である。
【0116】制御装置12(図3)の図示されない車両
状況登録判断処理手段は、現在の車両状況がメモリ23
に設定された機能使用履歴に登録されているかどうかを
判断し、登録されていない場合、制御装置12の図示さ
れない車両状況学習処理手段は現在の車両状況を機能使
用履歴に登録して学習する。
【0117】続いて、制御装置12の図示されない画像
選択処理手段は、現在の車両状況において、どの縁寄せ
スイッチがオンにされたか、及びポジションスイッチ1
5のオン・オフ信号に基づいて前進レンジが選択されて
いるかどうかを判断する。そして、左寄せスイッチ26
がオンにされ、前進レンジが選択されている場合、画像
形成処理手段91(図1)は画像PFLをディスプレイ2
2の表示画面に形成し、左寄せスイッチ26がオンにさ
れ、後進レンジが選択されている場合、前記画像形成処
理手段91は画像PRLを表示画面に形成する。また、中
央スイッチ28がオンにされ、前進レンジが選択されて
いる場合、前記画像形成処理手段91は画像PFL、画像
FRを一つの表示画面に隣接させて形成し、中央スイッ
チ28がオンにされ、後進レンジが選択されている場
合、前記画像形成処理手段91は画像PRL、画像PRR
一つの表示画面に隣接させて形成する。そして、右寄せ
スイッチ27がオンにされ、前進レンジが選択されてい
る場合、前記画像形成処理手段91は画像PFRを表示画
面に形成し、右寄せスイッチ27がオンにされ、後進レ
ンジが選択されている場合、前記画像形成処理手段91
は画像PRRを表示画面に形成する。
【0118】次に、近接状態判断処理手段92は、前記
距離検出手段によって、前記各障害物検出信号のセンサ
出力に基づいて車両11と障害物との間の距離を検出す
るとともに、前記距離判断手段によって検出距離が基準
値以上であるかどうかを判断する。そして、検出距離が
基準値以上である場合、制御装置12は、前記各状態セ
ンサによって検出されたドアミラーML 、MR の状態を
読み込み、ドアミラーML 、MR が折り畳まれている場
合、図示されない突出部作動手段は、左ドアミラーアク
チュエータ48及び右ドアミラーアクチュエータ49を
駆動して、ドアミラーML 、MR を開いて作動位置に置
く。
【0119】また、検出距離が基準値より短い場合、前
記近接状態判断処理手段92は、どの障害物センサによ
って検出された検出距離が基準値より短いかを判断す
る。そして、左(左前端及び左後端)の障害物センサS
FL、SRLによって検出された検出距離が基準値より短い
場合、前記折畳み処理手段93は、左ドアミラーアクチ
ュエータ48を駆動して、ドアミラーML を折り畳んで
退避位置に置き、右(右前端及び右後端)の障害物セン
サSFR、SRRによって検出された検出距離が基準値より
短い場合、前記折畳み処理手段93は、右ドアミラーア
クチュエータ49を駆動して、ドアミラーMR を折り畳
んで退避位置に置き、左右の障害物センサSFL、SRL
FR、SRRによって検出された検出距離が基準値より短
い場合、前記折畳み処理手段93は、左ドアミラーアク
チュエータ48及び右ドアミラーアクチュエータ49を
駆動して、ドアミラーML 、MR を折り畳んで退避位置
に置く。
【0120】続いて、パーキングレンジが選択される
と、制御装置12は、縁寄せスイッチをオフにするとと
もに、前記各状態センサによって検出されたドアミラー
L 、MR の状態を読み込み、ドアミラーML 、MR
折り畳まれている場合、前記突出部作動手段は、左ドア
ミラーアクチュエータ48及び右ドアミラーアクチュエ
ータ49を駆動して、ドアミラーML 、MR を開く。な
お、縁寄せが終了したときも車両11が障害物に対して
近接状態にある場合には、ドアミラーML 、MRを閉じ
たままにすることもできる。
【0121】このように、検出距離が基準値より短い場
合、所定のドアミラーが折り畳まれるので、車両11の
縁寄せを行う場合、ディスプレイ22を注視しながら縁
寄せのための運転操作を行う際に、ドアミラーML 、M
R を障害物に接触させることがなくなる。なお、図にお
いて、52は溝、53は壁、54は表示ラインである。
【0122】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS36−1 現在の車両状況が機能使用履歴に
登録されているかどうかを判断する。現在の車両状況が
機能使用履歴に登録されている場合はステップS36−
3に、登録されていない場合はステップS36−2に進
む。 ステップS36−2 現在の車両状況を機能使用履歴に
登録する。 ステップS36−3 どの縁寄せスイッチがオンにされ
たかを判断する。右寄せスイッチ27がオンにされた場
合はステップS36−4に、左寄せスイッチ26がオン
にされた場合はステップS36−5に、中央スイッチ2
8がオンにされた場合はステップS36−10に進む。 ステップS36−4 前進レンジが選択されているかど
うかを判断する。前進レンジが選択されている場合はス
テップS36−6に、選択されていない場合はステップ
S36−7に進む。 ステップS36−5 前進レンジが選択されているかど
うかを判断する。前進レンジが選択されている場合はス
テップS36−8に、選択されていない場合はステップ
S36−9に進む。 ステップS36−6 画像PFRを表示画面に形成する。 ステップS36−7 画像PRRを表示画面に形成する。 ステップS36−8 画像PFLを表示画面に形成する。 ステップS36−9 画像PRLを表示画面に形成する。 ステップS36−10 前進レンジが選択されているか
どうかを判断する。前進レンジが選択されている場合は
ステップS36−11に、選択されていない場合はステ
ップS36−12に進む。 ステップS36−11 画像PFL、PFRを一つの表示画
面に隣接させて形成する。 ステップS36−12 画像PRL、PRRを一つの表示画
面に隣接させて形成する。
【0123】次に、図19のステップS37における障
害物回避表示処理のサブルーチンについて説明する。
【0124】図22は本発明の第2の実施の形態におけ
る障害物回避表示処理のサブルーチンを示す図である。
【0125】まず、前記車両状況登録判断処理手段は、
現在の車両状況が機能使用履歴に登録されているかどう
かを判断し、登録されていない場合、前記車両状況学習
処理手段は現在の車両状況を機能使用履歴に登録して学
習する。
【0126】続いて、前記画像選択処理手段は、角スイ
ッチ判定処理を行い、現在の車両状況において、どの角
スイッチがオンにされたかを判断し、判断結果に基づい
て、画像PFL(図21)、PFR、PRL、PRRのうちの所
定の角の画像を形成する。そして、制御装置12は、前
記距離判断手段によって検出された検出距離が基準値以
上であるかどうかを判断し、検出距離が基準値以上であ
る場合に、角スイッチをオフにする。
【0127】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS37−1 現在の車両状況が機能使用履歴に
登録されているかどうかを判断する。現在の車両状況が
機能使用履歴に登録されている場合はステップS37−
3に、登録されていない場合はステップS37−2に進
む。 ステップS37−2 現在の車両状況を機能使用履歴に
登録する。 ステップS37−3 角スイッチ判定処理を行う。 ステップS37−4 角の画像を形成する。 ステップS37−5 検出距離が基準値以上であるかど
うかを判断する。検出距離が基準値以上である場合ステ
ップS37−6に進み、検出距離が基準値より短い場合
はリターンする。 ステップS37−6 角スイッチをオフにし、リターン
する。
【0128】次に、図20のステップS38における駐
車操作表示処理のサブルーチンについて説明する。
【0129】図23は本発明の第2の実施の形態におけ
る駐車操作表示処理のサブルーチンを示す図である。
【0130】まず、前記車両状況登録判断処理手段は、
現在の車両状況が機能使用履歴に登録されているかどう
かを判断し、登録されていない場合、前記車両状況学習
処理手段は現在の車両状況を機能使用履歴に登録して学
習する。
【0131】続いて、前記画像選択処理手段は、現在の
車両状況において、どの駐車スイッチがオンにされた
か、及びポジションスイッチ15(図3)のオン・オフ
信号に基づいて前進レンジが選択されているかどうかを
判断する。そして、左駐車スイッチ35がオンにされ、
前進レンジが選択されている場合、前記画像形成処理手
段91(図1)は画像PRLを表示画面に形成し、左駐車
スイッチ35がオンにされ、後進レンジが選択されてい
る場合、前記画像形成処理手段91は画像PRL、PRR
一つの表示画面に隣接させて形成する。
【0132】また、右駐車スイッチ36がオンにされ、
前進レンジが選択されている場合、前記画像形成処理手
段91は画像PRRを表示画面に形成し、右駐車スイッチ
36がオンにされ、後進レンジが選択されている場合、
前記画像形成処理手段91は画像PRL、PRRを一つの表
示画面に隣接させて形成する。
【0133】このようにして、画像PRL、PRRが形成さ
れた後、パーキングレンジが選択されると、制御装置1
2は駐車スイッチをオフにする。なお、図において、1
1は車両、71は駐車枠、72は白線である。
【0134】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS38−1 現在の車両状況が機能使用履歴に
登録されているかどうかを判断する。現在の車両状況が
機能使用履歴に登録されている場合はステップS38−
3に、登録されていない場合はステップS38−2に進
む。 ステップS38−2 現在の車両状況を機能使用履歴に
登録する。 ステップS38−3 どの駐車スイッチがオンにされた
かを判断する。右駐車スイッチ36が選択された場合は
ステップS38−4に、左駐車スイッチ35が選択され
た場合はステップS38−5に進む。 ステップS38−4 前進レンジが選択されているかど
うかを判断する。前進レンジが選択されている場合はス
テップS38−6に、選択されていない場合はステップ
S38−7に進む。 ステップS38−5 前進レンジが選択されているかど
うかを判断する。前進レンジが選択されている場合はス
テップS38−8に、選択されていない場合はステップ
S38−9に進む。 ステップS38−6 画像PRRを表示画面に形成する。 ステップS38−7 画像PRL、PRRを一つの表示画面
に隣接させて形成する。 ステップS38−8 画像PRLを表示画面に形成する。 ステップS38−9 画像PRL、PRRを一つの表示画面
に隣接させて形成する。 ステップS38−10 パーキングレンジが選択されて
いるかどうかを判断する。パーキングレンジが選択され
ている場合はステップS38−11に進み、選択されて
いない場合はリターンする。 ステップS38−11 駐車スイッチをオフにし、リタ
ーンする。
【0135】次に、図20のステップS39におけるブ
ラインドコーナ表示処理のサブルーチンについて説明す
る。
【0136】図24は本発明の第2の実施の形態におけ
るブラインドコーナ表示処理のサブルーチンを示す図で
ある。
【0137】まず、前記車両状況登録判断処理手段は、
現在の車両状況が機能使用履歴に登録されているかどう
かを判断し、登録されていない場合、前記車両状況学習
処理手段は現在の車両状況を機能使用履歴に登録して学
習する。
【0138】続いて、前記画像選択処理手段は、ポジシ
ョンスイッチ15(図3)のオン・オフ信号に基づいて
前進レンジが選択されているかどうかを判断する。そし
て、前進レンジが選択されている場合、前記画像形成処
理手段91(図1)は画像P FL、PFRを一つの表示画面
に隣接させて形成し、後進レンジが選択されている場
合、前記画像形成処理手段91は画像PRL、PRRを一つ
の表示画面に隣接させて形成する。
【0139】次に、運転者が車両11を発進させること
によって車速Vが閾値V1以上になると、制御装置12
はブラインドスイッチをオフにする。
【0140】したがって、例えば、運転者が、前進走行
中に図示されないブレーキペダルを踏み込むとともに、
左前スイッチ37及び右前スイッチ38をオンにする
と、その後、車速Vが閾値V1より低くなったときに、
画像PFL、PFRが表示画面に形成される。また、運転者
が、後進走行中に前記ブレーキペダルを踏み込むととも
に、左後スイッチ39及び右後スイッチ40をオンにす
ると、その後、車速Vが閾値V1より低くなったとき
に、画像PRL、PRRが表示画面に形成される。したがっ
て、運転者は、広い道路において、車両11の左前方、
右前方、左後方及び右後方を容易に確認することができ
る。なお、図において、75、76、79、80は障害
物、77、78、81、82は距離目盛りである。
【0141】次に、フローチャートについて説明する。 ステップS39−1 現在の車両状況が機能使用履歴に
登録されているかどうかを判断する。現在の車両状況が
機能使用履歴に登録されている場合はステップS39−
3に、登録されていない場合はステップS39−2に進
む。 ステップS39−2 現在の車両状況を機能使用履歴に
登録する。 ステップS39−3 前進レンジが選択されているかど
うかを判断する。前進レンジが選択されている場合はス
テップS39−4に、選択されていない場合はステップ
S39−5に進む。 ステップS39−4 画像PFL、PFRを一つの表示画面
に隣接させて形成する。 ステップS39−5 画像PRL、PRRを一つの表示画面
に隣接させて形成する。 ステップS39−6 車速Vが閾値V1以上であるかど
うかを判断する。車速Vが閾値V1以上である場合はス
テップS39−7に進み、車速Vが閾値V1より低い場
合はリターンする。 ステップS39−7 ブラインドスイッチをオフにし、
リターンする。
【0142】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0143】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、運転支援装置においては、車両の側部に配設され
た突出部と、該突出部を折り畳んだり、開いたりする駆
動手段と、車両に搭載され、所定の被撮影体を撮影する
撮像装置と、表示画面を備えた表示部と、撮影によって
得られた画像を前記表示画面に形成する画像形成処理手
段と、車両における所定の箇所に配設され、障害物を検
出する障害物検出手段と、検出された障害物に基づい
て、車両が障害物に対して近接状態にあるかどうかを判
断する近接状態判断処理手段と、車両が障害物に対して
近接状態にある場合、前記駆動手段を駆動して前記突出
部を折り畳む折畳み処理手段とを有する。
【0144】この場合、車両が障害物に対して近接状態
にあると、突出部が折り畳まれるので、表示部を注視し
ながら縁寄せのための運転操作を行う際に、突出部を障
害物に接触させることがなくなる。
【0145】また、突出部が自動的に折り畳まれるの
で、突出部を気にすることなく、表示部を注視しながら
縁寄せのための運転操作を行うことができる。
【0146】本発明の他の運転支援装置においては、さ
らに、運転者によって操作され、あらかじめ設定された
表示機能を選択するための操作手段を有するとともに、
前記画像形成処理手段は、選択された表示機能に従って
前記画像を表示画面に形成し、前記折畳み処理手段は、
前記画像が表示画面に形成されていない場合、前記突出
部を折り畳まない。
【0147】この場合、運転者は、突出部を注視しなが
ら縁寄せのための運転操作を行うことができる。
【0148】本発明の更に他の運転支援装置において
は、さらに、前記画像形成処理手段は、前記突出部を折
り畳んだときの車両の最外側の縁を表す表示ラインを表
示画面に形成する。
【0149】この場合、突出部が折り畳まれた状態で、
前記表示ラインが画像上の障害物に重ならないように運
転操作を行うと、障害物に車両を限界まで近づけること
ができる。
【0150】本発明の更に他の運転支援装置において
は、さらに、前記画像形成処理手段は、障害物における
地面に対して垂直な面の画像を形成する。
【0151】この場合、障害物における地面に対して垂
直な面の画像が表示画面に形成されるので、障害物を視
覚で容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における運転支援装
置の機能ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における車両の概念
図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における車両の制御
装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における運転支援装
置の動作を示す第1のメインフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態における運転支援装
置の動作を示す第2のメインフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態における運転支援装
置の動作を示す第3のメインフローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施の形態における縁寄表示処
理のサブルーチンを示す第1の図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態における縁寄表示処
理のサブルーチンを示す第2の図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態における表示ライン
の他の第1の例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態における表示ライ
ンの他の第2の例を示す図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態における表示ライ
ンの他の第3の例を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態における画像に表
示された障害物を示す図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態における縁寄表示
処理で形成される画像の他の例を示す図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態における障害物回
避表示処理のサブルーチンを示す図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態における駐車操作
表示処理のサブルーチンを示す図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態におけるブライン
ドコーナ表示処理のサブルーチンを示す図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態における後方死角
表示処理のサブルーチンを示す図である。
【図18】本発明の第1の実施の形態における白線表示
処理のサブルーチンを示す図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態における運転支援
装置の動作を示す第1のメインフローチャートである。
【図20】本発明の第2の実施の形態における運転支援
装置の動作を示す第2のメインフローチャートである。
【図21】本発明の第2の実施の形態における縁寄表示
処理のサブルーチンを示す図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態における障害物回
避表示処理のサブルーチンを示す図である。
【図23】本発明の第2の実施の形態における駐車操作
表示処理のサブルーチンを示す図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態におけるブライン
ドコーナ表示処理のサブルーチンを示す図である。
【符号の説明】
11 車両 22 ディスプレイ 25 選択スイッチ 48 左ドアミラーアクチュエータ 49 右ドアミラーアクチュエータ 51 面 52 溝 53 壁 54、55、57、58 表示ライン 75、76、79、80 障害物 91 画像形成処理手段 92 近接状態判断処理手段 93 折畳み処理手段 CFL、CFR、CRL、CRR カメラ ML 、MR ドアミラー SFL、SFR、SRL、SRR 障害物センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 621 B60R 21/00 621D 621G 621J 621N 621L 622 622B 622C 622D 622J 622Q 622T 622F 624 624B 624C 624D 624E 624F 626 626F 626G 626C 628 628C 628F 628D G08B 21/00 G08B 21/00 U H04N 5/225 H04N 5/225 C 7/18 7/18 J // G08G 1/16 G08G 1/16 C (72)発明者 榊原 聖治 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3D053 FF31 GG06 MM01 MM02 5C022 AA04 AB61 AC03 AC12 AC18 AC32 AC69 AC74 AC77 CA00 5C054 AA01 CA04 CC05 CE02 CF06 CG02 EA01 FA04 FC15 FE11 FE18 FE28 FF07 HA30 5C086 AA53 BA22 CA06 CA10 CA11 CA21 CA22 CA25 CA28 CB21 CB36 DA08 DA16 DA26 DA33 EA11 EA43 FA18 GA01 GA04 GA06 5H180 AA01 CC04 CC11 CC12 CC14 FF04 FF05 FF27 FF32 LL02 LL17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の側部に配設された突出部と、該突
    出部を折り畳んだり、開いたりする駆動手段と、車両に
    搭載され、所定の被撮影体を撮影する撮像装置と、表示
    画面を備えた表示部と、撮影によって得られた画像を前
    記表示画面に形成する画像形成処理手段と、車両におけ
    る所定の箇所に配設され、障害物を検出する障害物検出
    手段と、検出された障害物に基づいて、車両が障害物に
    対して近接状態にあるかどうかを判断する近接状態判断
    処理手段と、車両が障害物に対して近接状態にある場
    合、前記駆動手段を駆動して前記突出部を折り畳む折畳
    み処理手段とを有することを特徴とする運転支援装置。
  2. 【請求項2】 前記近接状態判断処理手段は、車両と障
    害物との間の距離を検出する距離検出手段を備え、該距
    離検出手段による検出距離が基準値より短い場合に、車
    両が障害物に対して近接状態にあると判断する請求項1
    に記載の運転支援装置。
  3. 【請求項3】 前記基準値は、障害物の突出部の突出量
    に対応させて設定される請求項1に記載の運転支援装
    置。
  4. 【請求項4】 車速を検出する車速検出手段を有すると
    ともに、前記基準値は、車速に対応させて変更される請
    求項1に記載の運転支援装置。
  5. 【請求項5】 運転者によって操作され、あらかじめ設
    定された表示機能を選択するための操作手段を有すると
    ともに、前記画像形成処理手段は、選択された表示機能
    に従って前記画像を表示画面に形成し、前記折畳み処理
    手段は、前記画像が表示画面に形成されていない場合、
    前記突出部を折り畳まない請求項1に記載の運転支援装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成処理手段は、前記突出部を
    折り畳んだときの車両の最外側の縁を表す表示ラインを
    表示画面に形成する請求項1に記載の運転支援装置。
  7. 【請求項7】 前記画像形成処理手段は、障害物におけ
    る地面に対して垂直な面の画像を形成する請求項6に記
    載の運転支援装置。
  8. 【請求項8】 所定の被撮影体を撮影し、撮影によって
    得られた画像を表示部の表示画面に形成し、障害物を検
    出し、車両が障害物に対して近接状態にあるかどうかを
    判断し、車両が障害物に対して近接状態にある場合、駆
    動手段を駆動することによって車両の側部に配設された
    突出部を折り畳むことを特徴とする運転支援方法。
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