JP2001179618A - 静圧スライド装置及びそれを用いた研削装置 - Google Patents

静圧スライド装置及びそれを用いた研削装置

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JP2001179618A
JP2001179618A JP36673699A JP36673699A JP2001179618A JP 2001179618 A JP2001179618 A JP 2001179618A JP 36673699 A JP36673699 A JP 36673699A JP 36673699 A JP36673699 A JP 36673699A JP 2001179618 A JP2001179618 A JP 2001179618A
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hydrostatic
bearing
static pressure
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Kazunori Michiyoshi
和則 道吉
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Nippei Toyama Corp
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  • Magnetic Bearings And Hydrostatic Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 静圧軸受の工具支持側端部のシール性を向上
させることができて、静圧スライド用圧油が静圧軸受か
ら外部に漏れ出すのを抑制することができ、その圧油を
回収して再使用することができる静圧スライド装置及び
それを用いた研削装置を提供する。 【解決手段】 フレーム11上に平面状の静圧軸受14
を介して砥石台13を直線的に往復移動可能に支持し、
その砥石台13の先端には砥石車16を備えたヘッド1
5を支持する。フレーム11の端部には円筒部22を設
けるとともに、砥石台13の砥石車支持側端部には円筒
部22内を挿通する円柱部23を設ける。円筒部22の
内周面には円筒部22と円柱部23との間を封止するた
めの円環状のシール27を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、静圧スライド装
置及びそれを用いた研削装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の研削装置においては、例えば図6
に示すように、ベッド(図示しない)上にベース31が
設けられ、そのベース31上にはスライドベース32が
支持されている。そのスライドベース32上に砥石台
(図示しない)が平面状の静圧軸受33を介して直線的
に往復移動可能に支持され、その砥石台の先端側にはワ
ークを研削するための工具としての砥石車34を備えた
ヘッド35が支持されている。そして、砥石車34が回
転されながら、砥石台32が図示しないワークに向かっ
て直線的に往復移動されることにより、ワークに研削加
工が施されるようになっている。
【0003】この種の研削装置においては、砥石台32
が捩れ運動等を生じることなく、所定方向へ正確かつ高
速度でしかも円滑に移動案内されるように、静圧軸受3
3が複数箇所にて水平方向に延びる第1軸受部33a
と、複数箇所にて垂直方向に延びる第2軸受部33bと
から構成されている。そして、これらの第1及び第2軸
受部33a,33bにポケット部33cから圧油が供給
されることにより、砥石台32の往復移動方向と直交す
る上下方向及び左右方向への移動が規制されるようにな
っている。
【0004】上記のような構成の研削装置における静圧
スライド装置では、静圧軸受33が複数の第1及び第2
軸受部33a,33bよりなる角型状に形成されている
ため、外部からの切削油が入り込むおそれがあり、ま
た、その静圧軸受33の砥石車支持側端部から油漏れが
生じるおそれがあった。このため、従来構成において
は、図6に示すように、静圧軸受33の砥石車支持側端
部に対向して、スライドベース32の端面に複数の直線
形状のワイパー36が配設され、これらのワイパー36
によって静圧軸受33の砥石車支持側端部が封止される
ようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、この従
来の静圧スライド装置においては、角型状の静圧軸受3
3の端部を複数の直線形状のワイパー36により封止し
ているため、静圧軸受33の隅角部でシール性を十分に
確保することができなかった。このため、静圧軸受33
の端部から切り屑等が混入された切削油が入り込んだ
り、静圧スライド用圧油が外部に漏れ出したりしてその
圧油を回収して再使用することができないという問題が
あった。
【0006】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的と
するところは、静圧軸受の工具支持側端部のシール性を
向上させることができて、静圧スライド用圧油が静圧軸
受から外部に漏れ出すのを抑制することができ、その圧
油を回収して再使用することができる静圧スライド装置
及びそれを用いた研削装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記の目
的を達成するために、請求項1に記載の発明では、スラ
イドベースと、そのスライドベース上に平面状の静圧軸
受を介して直線的に往復移動可能に支持され、先端にお
いて工具を支持する移動台とを備えた静圧スライド装置
において、前記スライドベースの端部には円筒部を設け
るとともに、前記移動台の工具支持側端部には円筒部内
を挿通する円柱部を設け、円筒部の内周面には円筒部と
円柱部との間を封止するための円環状のシールを設けた
ことを特徴とするものである。
【0008】従って、シール面が円環状になり、静圧軸
受の工具支持側端部のシール性を向上させることができ
て、静圧スライド用圧油が静圧軸受から外部に漏れ出す
のを抑制することができる。このため、静圧スライド用
圧油が静圧軸受から外部に漏れ出して切削油に混ざり込
むのを低減することができ、その圧油を回収して繰り返
し使用することができる。また、シール面が円環状にな
るため、1本の7シールリングを設ければよく、構成が
簡単になる。
【0009】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の静圧スライド装置において、前記静圧軸受は、移動
台の往復移動方向と直交する方向への移動を規制する第
1軸受部と、移動台の往復移動方向及び第1軸受部の移
動規制方向と直交する方向への移動を規制する第2軸受
部とを有することを特徴とするものである。
【0010】従って、静圧軸受の第1及び第2軸受部に
て、移動台の往復移動方向と直交する2方向への移動を
確実に規制することができて、移動台を所定方向へ正確
かつ円滑に移動案内することができる。また、静圧軸受
が第1及び第2軸受部よりなる角型状に形成されていて
も、その静圧軸受の工具支持側端部から圧油が漏れ出す
のを効果的に抑制することができる。
【0011】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は2に記載の静圧スライド装置において、前記スライド
ベースの底部には、シールと対応した部分から延びる油
回収部を設けたことを特徴とするものである。
【0012】従って、静圧軸受内から油回収部を介し
て、静圧スライド用圧油を容易に回収することができ
る。請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のいずれ
かに記載の静圧スライド装置において、前記シールはリ
ップシールから構成したことを特徴とするものである。
【0013】従って、リップシールにて円筒部と円柱部
との間を確実に封止することができて、静圧軸受の工具
支持側端部から圧油が漏れ出すのを一層効果的に抑制す
ることができる。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のいずれかに記載の静圧スライド装置において、前記移
動台はその移動方向に沿って延びるボールネジの作用に
より往復移動され、そのボールネジの軸線の延長上に前
記円柱部が位置することを特徴とするものである。
【0015】従って、円柱部をボールネジの作用によ
り、そのボールネジの軸線の延長上において円筒部の長
手方向へ捩れ等を生じることなく往復移動させることが
できて、円環状のシールの全周に亘って均一な封止効果
を発揮させることができる。
【0016】また、従来のスライド装置のようなボール
ネジのスライド面に対して工具が構成するものとは異な
り、ナットとボールネジとの係合点を中心として工具と
スライドベースとの間で大きなモーメントが生じなく、
高い加工精度を維持できる。
【0017】請求項6に記載の発明では、砥石車を備え
た砥石台を直線的に往復移動させることにより、ワーク
に対して研削加工を施すようにした研削装置において、
請求項1〜5のいずれかに記載の静圧スライド装置の移
動台にて砥石台を構成し、砥石車を工具としたことを特
徴とするものである。
【0018】従って、研削装置の砥石台を支持する静圧
軸受において、その砥石車支持側端部のシール性を向上
させることができ、静圧スライド用圧油が静圧軸受から
外部に漏れ出すのを抑制することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図1〜図4に基づいて詳細に説明する。図1及び図
2に示すように、砥石台13は図示しないベッド上に設
けられ、フレーム11の内部に設けられた平面状の静圧
軸受14を介して、静圧軸受14の延びる方向へ往復移
動可能に支持されている。砥石台13の先端にはヘッド
15が配設され、その一側には工具としての砥石車16
が回転可能に支持されている。
【0020】前記フレーム11の側面には移動用モータ
17が配設され、この移動用モータ17の回転によりボ
ールネジ18及びナット19を介して、砥石台13が往
復移動されるようになっている。ヘッド15の他側には
回転用モータ20が配設され、この回転用モータ20の
回転により、砥石車16が回転されるようになってい
る。
【0021】前記ヘッド15の一側において、フレーム
上には図示しない主軸が配設され、その主軸上にはワー
ク21が着脱可能に装着されている。そして、回転用モ
ータ20により砥石車16が回転されながら、移動用モ
ータ17により砥石車16がワーク21に対して接近離
間する方向へ往復移動されることにより、そのワーク2
1の表面に研削が施されるようになっている。
【0022】次に、前記静圧軸受14及びその関連構成
について詳細に説明する。図2〜図5に示すように静圧
軸受14は、水平方向に延びる複数の第1軸受部14a
と、垂直方向に延びる複数の第2軸受部14bとによ
り、全体が角型状になるように構成されている。そし
て、これらの第1及び第2軸受部14a,14bにポケ
ット部14cから静圧スライド用圧油が供給されること
により、砥石台13の往復移動方向と直交する上下及び
左右の2方向への移動が規制されるようになっている。
【0023】前記フレーム11の端部には、円筒部22
が突出形成されている。砥石台13の砥石車支持側端部
には円柱部23が複数のボルト24により取り付けら
れ、円筒部22内に摺動可能に挿通されている。そし
て、この円柱部23が、前記砥石台13の往復移動方向
に沿ってボールネジ18の軸線L−Lの延長線上あるい
はその延長線に近接して延長線と平行な線上に配置され
るようになっている。
【0024】前記円筒部22の先端内周面には、一対の
環状溝25,26が形成されている。一方の環状溝25
内にはシールリングとしての円環状のリップシール27
が配設され、その内周縁が円柱部23の外周面に接合さ
れて、円筒部22と円柱部23との間が封止されてい
る。他方の環状溝26内には図示しないエア源から圧縮
エアが供給され、この圧縮エアが円柱部23の外周面に
吹き付けられて、円筒部22と円柱部23との間が二重
に封止されている。
【0025】前記フレーム11の内底部には、リップシ
ール27の内側部と対応する部分から延びる油回収部2
8が形成され、静圧軸受14内に供給された静圧スライ
ド用圧油が、この油回収部28を介して回収されるよう
になっている。また、砥石台13とヘッド15との間に
は油回収パイプ29が架設され、砥石車16を支持する
ための図示しない静圧軸受に供給された静圧軸受用圧油
が、この油回収パイプ29を介して回収されるようにな
っている。
【0026】次に、前記のように構成された静圧スライ
ド装置を備える研削装置について動作を説明する。さ
て、この研削装置においては、図示しない主軸上にワー
ク21が装着された状態で、フレーム11がガイドロッ
ド12に沿って移動されて、砥石車16がワーク21の
所定研削面に対応配置される。この状態で、回転用モー
タ20により砥石車16が回転されながら、移動用モー
タ17の回転により、ボールネジ18及びナット19を
介して砥石台13がワーク21と接近離間する方向に往
復移動され、ワーク21上の所定研削面が研削される。
【0027】この場合、フレーム11と砥石台13との
間の静圧軸受14内には、複数のポケット部14cから
静圧スライド用圧油が供給させる。よって、砥石台13
は、静圧軸受14の第1軸受部14a及び第2軸受部1
4bにて上下及び左右の2方向への移動が規制された状
態で、ワーク21に対して正確かつ円滑に往復移動され
る。
【0028】また、前記静圧軸受14の砥石車支持側端
部において、フレーム11に円筒部22が突設されると
ともに、砥石台13に円柱部23が配設されている。そ
して、この円筒部22と円柱部23との間が、円環状の
リップシール27によって封止されている。従って、ワ
ーク21の研削中に、静圧軸受14内に供給される静圧
スライド用圧油が、砥石車支持側端部から外部に漏れ出
すことはなく、砥石車16上に供給されている切削油に
混ざり込むことはない。
【0029】前記の実施形態によって期待できる効果に
ついて、以下に記載する。 ・ この実施形態の静圧スライド装置では、フレーム1
1上に砥石台13が平面状の静圧軸受14を介して直線
的に往復移動可能に支持され、その砥石台13の先端に
は砥石車16を備えたヘッド15が支持されている。フ
レーム11の端部には円筒部22が設けられるととも
に、砥石台13の砥石車支持側端部には円筒部22内を
挿通する円柱部23が設けられている。円筒部22の内
周面には円環状のシール27が設けられ、このシール2
7により円筒部22と円柱部23との間が封止されてい
る。
【0030】従って、静圧軸受14の砥石車支持側端部
のシール性を向上させることができて、静圧スライド用
圧油が静圧軸受14から外部に漏れ出すのを抑制するこ
とができる。このため、静圧スライド用圧油が静圧軸受
14から外部に漏れ出して切削油に混ざり込むのを低減
することができ、その圧油を回収して繰り返し使用する
ことができる。しかも、円環状をなすシール27を1本
設けるだけでよく、構成が簡単になる。
【0031】・ この実施形態の静圧スライド装置で
は、静圧軸受14が、砥石台13の往復移動方向と直交
する方向への移動を規制する第1軸受部14aと、砥石
台13の移動方向及び第1軸受部14aの移動規制方向
と直交する方向への移動を規制する第2軸受部14bと
を備えている。このため、静圧軸受14の第1及び第2
軸受部14a,14bにて、砥石台13の往復移動方向
と直交する2方向への移動を確実に規制することができ
て、砥石台13を所定方向へ正確かつ円滑に移動案内す
ることができる。また、静圧軸受14が第1及び第2軸
受部14a,14bよりなる角型状に形成されていて
も、その静圧軸受14の砥石車支持側端部から圧油が漏
れ出すのを効果的に抑制することができる。
【0032】・ この実施形態の静圧スライド装置で
は、フレーム11の底部に、シール27と対応した部分
から延びる油回収部28が設けられている。このため、
静圧軸受14内から油回収部28を介して、静圧スライ
ド用圧油を容易に回収することができる。
【0033】・ この実施形態の静圧スライド装置で
は、シール27がリップシールから構成されている。こ
のため、リップシール27にて円筒部22と円柱部23
との間を確実に封止することができて、静圧軸受14の
砥石車支持側端部から圧油が漏れ出すのを一層効果的に
抑制することができる。
【0034】・ この実施形態の静圧スライド装置で
は、砥石台13がその移動方向に沿って延びるボールネ
ジ18の作用により往復移動され、そのボールネジ18
の軸線L−Lの延長上に円柱部23が配置されている。
このため、円柱部23をボールネジ18の作用により、
そのボールネジ18の軸線L−Lの延長上において円筒
部22の長手方向へ捩れ等を生じることなく往復移動さ
せることができて、円環状のシール27の全周に亘って
均一な封止効果を発揮させることができる。特に、図5
に示すように、砥石車16の中心を前記軸線L−L線上
に配置すれば、ナット19とボールネジ18との係合点
を中心として砥石車16とフレームとの間で大きな回転
モーメントが生じることがない。このため、砥石車16
がL−L線の上方または下方へ変位することがなく、高
い加工精度を維持できる。これに対し、砥石車の中心が
前記軸線L−L線から外れていると、砥石車に対して前
記係合点を中心とした回転モーメントが生じ、砥石車に
対して上方または下方への変位させる力が作用し、加工
精度に悪影響を与えることになる。
【0035】・ この実施形態の静圧スライド装置で
は、円環状のシール27よりも外側において、円筒部2
2の内周面に環状溝26が形成され、その環状溝26内
に供給される圧縮エアが円柱部23の外周面にに向かっ
て吹き付けられるようになっている。このため、円筒部
22と円柱部23との間を、シール27とエア吹き付け
とによって二重に封止することができて、シール性を一
層向上させることができる。
【0036】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態では、円柱部23が砥石台13と別体
で形成されて、複数のボルト24により砥石台13の端
部に取り付けられているが、この円柱部23を砥石台1
3と一体的に形成してもよい。
【0037】・ 前記実施形態では、静圧スライド装置
が研削装置における砥石台13の支持構成に具体化され
ているが、この静圧スライド装置を研削装置とは異なっ
た、例えば穿孔装置等の加工装置において、ドリル等の
工具を支持する移動台の支持構成に具体化してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 静圧スライド装置を備えた研削装置を示す要
部平面図。
【図2】 図1の2−2線における部分拡大断面図。
【図3】 図2の3−3線における断面図。
【図4】 図2の4−4線における断面図。
【図5】 静圧スライド装置を備えた研削装置を示す側
面図
【図6】 従来の静圧スライド装置を示す要部側断面
図。
【符号の説明】
11…フレーム、13…移動台としての砥石台、14…
静圧軸受、14a…第1軸受部、14b…第2軸受部、
15…ヘッド、16…工具としての砥石車、17…移動
用モータ、18…ボールネジ、20…回転用モータ、2
1…ワーク、22…円筒部、23…円柱部、27…リッ
プシール、28…油回収部、L−L…ボールネジの軸
線。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドベースと、 そのスライドベース上に平面状の静圧軸受を介して直線
    的に往復移動可能に支持され、先端において工具を支持
    する移動台とを備えた静圧スライド装置において、 前記スライドベースの端部には円筒部を設けるととも
    に、前記移動台の工具支持側端部には円筒部内を挿通す
    る円柱部を設け、円筒部の内周面には円筒部と円柱部と
    の間を封止するための円環状のシールを設けたことを特
    徴とする静圧スライド装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の静圧スライド装置にお
    いて、前記静圧軸受は、移動台の往復移動方向と直交す
    る方向への移動を規制する第1軸受部と、移動台の往復
    移動方向及び第1軸受部の移動規制方向と直交する方向
    への移動を規制する第2軸受部とを有することを特徴と
    する静圧スライド装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の静圧スライド
    装置において、前記スライドベースの底部には、シール
    と対応した部分から延びる油回収部を設けたことを特徴
    とする静圧スライド装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の静圧ス
    ライド装置において、前記シールはリップシールからな
    ることを特徴とする静圧スライド装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の静圧ス
    ライド装置において、前記移動台はその移動方向に沿っ
    て延びるボールネジの作用により往復移動され、そのボ
    ールネジの軸線の延長上に前記円柱部が位置することを
    特徴とする静圧スライド装置。
  6. 【請求項6】 砥石車を備えた砥石台を直線的に往復移
    動させることにより、ワークに対して研削加工を施すよ
    うにした研削装置において、 請求項1〜5のいずれかに記載の静圧スライド装置の移
    動台にて砥石台を構成し、砥石車を工具としたことを特
    徴とする研削装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100400207C (zh) * 2005-08-25 2008-07-09 协鸿工业股份有限公司 加工中心机的轴头
WO2009051192A1 (ja) 2007-10-19 2009-04-23 Bosch Corporation 静圧スライド装置及び静圧スライド装置を備えた研削装置
CN102729052A (zh) * 2012-03-19 2012-10-17 浙江嘉力宝精机股份有限公司 成形磨齿机静压工作台

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