JP2001179538A - コルゲート管の被覆カッター - Google Patents

コルゲート管の被覆カッター

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JP2001179538A
JP2001179538A JP36543499A JP36543499A JP2001179538A JP 2001179538 A JP2001179538 A JP 2001179538A JP 36543499 A JP36543499 A JP 36543499A JP 36543499 A JP36543499 A JP 36543499A JP 2001179538 A JP2001179538 A JP 2001179538A
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JP
Japan
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blade
cutter
tip
guide surface
blade holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP36543499A
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English (en)
Inventor
Noboru Takahashi
昇 高橋
Koji Taniguchi
浩治 谷口
Masahide Nakamura
雅英 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keiyo Gas Co Ltd
Mitsuwa Gas Kiki KK
Original Assignee
Keiyo Gas Co Ltd
Mitsuwa Gas Kiki KK
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Publication date
Application filed by Keiyo Gas Co Ltd, Mitsuwa Gas Kiki KK filed Critical Keiyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 コルゲート管の被覆を簡単に切り開くよ
うにカットできるカッターを提供する。 【解決手段】 先端側を下向きの鉤状に形成し、この鉤
状部2の先端に偏平なガイド面3を形成すると共にこの
ガイド面3の内側の先端を突出させて内向きの突出部4
を形成し、中間部に固定孔5を設けて成る刃物ホルダー
1と、鉤状の先端部8の内側に内向きの刃先9を形成す
ると共に前記刃物ホルダー1の側面に沿って取り付けら
れたときに、前記刃先9が前記刃物ホルダー1の鉤状部
2において露出し、かつ刃先9は、前記刃物ホルダー1
のガイド面3の先端部4よりも後方に位置する刃物7
と、スリット13内に刃物ホルダー1と刃物7を挿入し
て固定ピン15で固定できるカッターグリップとでカッ
ターを構成する。このカッターを用いてコルゲート管a
の被覆bのカットを行う場合には、コルゲート管aと被
覆b間にガイド面3の先端部4を挿入し、そのままカッ
ターグリップ11を引く。このようにすると、被覆bは
管軸に沿って切り開くようにカットされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コルゲート管の表
面に形成された被覆だけを管軸に沿って、切り開くよう
にカットするためのカッターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面に被覆を形成したコルゲート管の場
合、この切れ端はそのまま廃棄処分していて、コルゲー
ト管と被覆とは分別していない。この理由は、被覆をカ
ットする適当なカッターがないことと、切れ端は、不定
形に曲ったりしているものが多いことから、被覆をカッ
トする際に手間がかかり、又カッターで怪我をすること
があるためである。一方、廃棄物としての被覆は樹脂製
で、コルゲート管は金属であることから、分別を行う必
要がある。そのため、従来においては、専門の業者がこ
の処理に当っており、経費がかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、斯る点に鑑
みて提案されるもので、コルゲート管の切れ端から簡単
に被覆を切り開くようにカットできるカッターを提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、コルゲート管の
被覆カッターにおいて、先端側を下向きの鉤状に形成
し、この鉤状部の先端に偏平なガイド面を形成すると共
にこのガイド面の内側の先端を突出させて突出部を形成
し、中間部に固定孔を設けて成る刃物ホルダーと、鉤状
の先端部の内側に内向きの刃先を形成すると共に前記刃
物ホルダーの側面に沿って取り付けられたときに、前記
刃先が前記刃物ホルダーの鉤状部の内側において露出
し、かつ刃先は前記刃物ホルダーのガイド面の先端より
も後方に位置し、中間に固定孔を形成して成る刃物と、
前記刃物ホルダーに沿って取り付けられた刃物と刃物ホ
ルダーの後部を一緒に挿入して固定するスリットを先端
側から軸方向に向けて形成し、このスリット内に前記刃
物ホルダーと刃物を挿入した位置において、前記固定孔
に対向するように固定ピン挿入孔を設けた刃物取付部を
先端側に形成し、この後方に握り部を形成して成るカッ
ターグリップと、前記固定ピン挿入孔から固定孔内に挿
入することにより刃物と刃物ホルダーを刃物取付部に着
脱自在に固定する固定ピンと、から成ることを特徴とす
るものである。
【0005】
【作用】上記カッターは、カッター本体を片手で握り、
コルゲート管の切断端面においてカッターグリップのガ
イド面の先端部をコルゲート管と被覆との間に挿入し、
そのまま管軸方向に引くと、刃先で被覆がカットされ
る。このとき、ガイド面は、コルゲート管のコルゲート
上を滑らかに移動し、刃先をガイドする。この結果、被
覆を管軸に沿って、例えば曲っている場合にはこの曲り
に沿って切り開くようにカットすることができる。
【0006】なお、カッターの刃先が駄目になったとき
は、カッターグリップの先端部の固定ピンを抜き、ホル
ダーごとスリットから刃物を取り外し、新しい物に交換
して再び固定ピンを用いて固定する。
【0007】
【実施例1】図1(A)〜(D)は、刃物ホルダーを示
し、この刃物ホルダー1は、先端側を下向きの鉤状に形
成し、この鉤状部2の先端に偏平なガイド面3を形成す
ると共にこのガイド面3の内側の先端を突出させて突出
部4を形成し、中間部に固定孔5を設けた構成である。
図中6は刃物ホルダー1の上下端を水平方向に90°折
り曲げた刃物固定用リブである。
【0008】図2(A)〜(B)は刃物を示し、この刃
物7は、鉤状の先端部8の内側に、内向きの刃先9を形
成すると共に前記刃物ホルダー1の側面に沿って上下の
固定用リブ6間に取り付けられたときに、前記刃先9が
前記刃物ホルダー1の鉤状部2の内空2aにおいて露出
し、かつ刃先9は、前記刃物ホルダー1のガイド面3の
先端4よりも後方に位置し、中間に固定孔10を設けた
構成である。
【0009】図3(A)〜(B)はカッターグリップを
示し、このカッターグリップ11は、前記刃物ホルダー
1に沿って取り付けられた刃物7と刃物ホルダー1を一
緒に固定するスリット13を先端側から軸方向に向けて
形成し、このスリット13内に刃物ホルダー1と刃物7
を挿入したときに、前記固定孔5、10を貫通すること
により刃物7と刃物ホルダー1を固定する固定ピン15
の挿入孔14を形成して成る刃物取付部12を先端側に
形成し、この後方に握り部16を形成して成るものであ
る。
【0010】図4(A)〜(C)は、上記構成のカッタ
ーを用いてコルゲート管の被覆をカットしている状態の
説明図であって、(A)に示すように、コルゲート管a
の先端においてコルゲート管aと被覆b間にガイド面3
の先端部4を挿入し、ガイド面3はコルゲート管aと水
平になるようにカッターグリップ11の角度を保ちなが
ら管軸方向に引く(B)。このようにすると、被覆bが
少しめくり上がり、刃先9にかかってカットが始まる。
そして、そのままカッターグリップ11を管軸方向に引
くと、(C)に示すように被覆bはカットされる。刃物
7の交換は、固定ピン15を抜いて行う。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るコルゲート管の被覆カッタ
ーは以上の如き構成と作用から成るため、次の効果を奏
する。1.刃先ホルダーの先端を鉤状に形成し、ここに
内向きのガイド面を形成したことにより、グリップを引
くと、このガイド面がコルゲート上を滑る。この結果、
被覆を管軸方向に沿って、手軽にカットすることができ
る。2.カッターの刃物の刃先を内向きとなし、この刃
先を刃物ホルダー側の鉤状部内に位置させ、引くことで
カットできるため、安全である。3.刃物の切れ味が悪
くなったときは、固定ピンを抜き、刃物ホルダーと一緒
に刃物を取り外し、簡単に新しい刃物に交換することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る刃物ホルダーを示すもので、
(A)は側面の説明図、(B)は上方から見た説明図、
(C)は下方から見た説明図、(D)はA−A´線断面
図である。
【図2】本発明において用いられる刃物を示すもので
(A)は側面の説明図、(B)は刃先方向から見た説明
図である。
【図3】本発明に係るカッターグリップを示すもので、
(A)は側面の説明図、(B)は正面と固定ピンの説明
図である。
【図4】本発明に係るカッターを用いてコルゲート管の
被覆をカットしている状態の説明図であって、(A)は
カットをするためにコルゲート管と被覆との内にガイド
面の先端部を挿し込んでカットを開始する直接の説明
図、(B)はカットし始め、(C)はカットの途中の説
明図である。
【符号の説明】
1 刃物ホルダー 3 ガイド面 7 刃物 9 刃先 11 カッターグリップ 13 スリット 15 固定ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 浩治 千葉県市川市市川南2丁目8番8号 京葉 瓦斯株式会社内 (72)発明者 中村 雅英 東京都町田市本町田2048番地187号 Fターム(参考) 3C050 FD22

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側を下向きの鉤状に形成し、この鉤
    状部の先端に偏平なガイド面を形成すると共にこのガイ
    ド面の内側の先端を突出させて突出部を形成し、中間部
    に固定孔を設けて成る刃物ホルダーと、鉤状の先端部の
    内側に内向きの刃先を形成すると共に前記刃物ホルダー
    の側面に沿って取り付けられたときに、前記刃先が前記
    刃物ホルダーの鉤状部の内側において露出し、かつ刃先
    は前記刃物ホルダーのガイド面の先端よりも後方に位置
    し、中間に固定孔を形成して成る刃物と、前記刃物ホル
    ダーに沿って取り付けられた刃物と刃物ホルダーの後部
    を一緒に挿入して固定するスリットを先端側から軸方向
    に向けて形成し、このスリット内に前記刃物ホルダーと
    刃物を挿入した位置において、前記固定孔に対向するよ
    うに固定ピン挿入孔を設けた刃物取付部を先端側に形成
    し、この後方に握り部を形成して成るカッターグリップ
    と、前記固定ピン挿入孔から固定孔内に挿入することに
    より刃物と刃物ホルダーを刃物取付部に着脱自在に固定
    する固定ピンと、から成るコルゲート管の被覆カッタ
    ー。
JP36543499A 1999-12-22 1999-12-22 コルゲート管の被覆カッター Pending JP2001179538A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103586545A (zh) * 2013-11-25 2014-02-19 江苏烨鑫电子有限公司 铜棒剥外圆装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103586545A (zh) * 2013-11-25 2014-02-19 江苏烨鑫电子有限公司 铜棒剥外圆装置
CN103586545B (zh) * 2013-11-25 2015-11-18 江苏烨鑫电子有限公司 铜棒剥外圆装置

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