JP2001178613A - エラストマー製マット - Google Patents

エラストマー製マット

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JP2001178613A
JP2001178613A JP37105099A JP37105099A JP2001178613A JP 2001178613 A JP2001178613 A JP 2001178613A JP 37105099 A JP37105099 A JP 37105099A JP 37105099 A JP37105099 A JP 37105099A JP 2001178613 A JP2001178613 A JP 2001178613A
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mat
ridge
protrusion
rubber mat
surrounded
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JP37105099A
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English (en)
Inventor
Isao Fukumoto
勲 福本
Koichiro Ueda
紘一郎 上田
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BAND ELASTOMER KK
Original Assignee
BAND ELASTOMER KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 足で踏んだ際に加わる衝撃を確実に吸収し、
且つ長時間の立ち作業を行っても身体に大きな負担がか
からないエラストマー製マットを得る。 【解決手段】 エラストマー製マットは、上面に複数の
突起部13が設けられ、下面に突条14が設けられると
共に、該条14により囲まれるように複数の領域が形成
されてなり、その突条14により接地面に支持されるよ
うに構成されている。突起部13の頂部の裏面における
対応部位を、突条14により囲まれるように形成された
領域内のものとし、且つ突条14と干渉しないようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エラストマー製マ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】製薬工場、印刷工場、各種研究所及び実
験室等において立ち作業を行う者の労働環境の改善が望
まれている。これに対し、立ち作業者の疲労及びけがを
緩和し、立ち作業を快適なものとすべく、特表平10−
511867号公報には、立ち作業者用支持マットに関
する発明が開示されている。このものは、上面側に点状
の上方延出部からなるパターンと、下面側に下方延出部
からなるパターンとを有し、これらの両パターンの位置
が互いにずれている構成となっており、点状の上方延出
部領域における弾性的な撓みが、マットに足を載せたと
きの圧力により良く適用するようにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
立ち作業者用支持マットでは、マットを接地面に支持す
る下方延出部が上方延出部同様に点状である場合、その
点状の下方延出部自体が上方からの圧力により圧縮され
て潰れてしまい、十分な弾性特性を発現できない。ま
た、上記公報には、接地面との接触面積を大きく確保す
べく、下方延出部としてリブパターンを採用したマット
についても開示されているが、かかる構成では、上記の
ようなマットの弾性的な撓みを十分に得ることができな
い。このため、足で踏んだ際の衝撃吸収や、立ち作業時
にかかる身体への負担緩和を十分発現できないという問
題がある。
【0004】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、足で踏んだ際に加わ
る衝撃を確実に吸収し、且つ長時間の立ち作業を行って
も身体に大きな負担がかからないエラストマー製マット
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明はエラストマー製
マットであって、上面には複数の突起部が設けられ、下
面には突条が設けられると共に、該突条で囲まれるよう
に複数の領域が形成され、且つ該突条により接地支持さ
れるように構成され、上記突起部の頂部の下面における
対応部位は、上記突条で囲まれるように形成された領域
内にあり、且つ該突条と干渉しないことを特徴とする。
【0006】上記の構成によれば、マット下面には突起
部の頂部の対応部位を囲うように突条が設けられている
ので、従来の点状の下部延出部とは異なり、上方からの
圧力に対して突条が圧縮されて潰されてしまうことがな
い。また、マット上面に設けられた突起部に対応する下
面側は空洞となっているので、マットを足で踏んだ際又
はその上に立った際には、その部分が下方に弾性的に変
形することとなり、従来のリブパターンからなる下部延
出部とは異なり、マットの弾性的な撓みを十分に得るこ
とができる。従って、かかるマットを足で踏んだ際に
は、足に加わる衝撃が確実に吸収され、且つこのマット
上で長時間の立ち作業を行っても身体に大きな負担がか
からない。
【0007】ここで、複数の突起部が上面に規則的なパ
ターンを形成して配設されていることが好ましい。マッ
ト上のどの部分を踏んでも同一の感触を得ることができ
るからである。
【0008】また、突条で囲まれるように形成された領
域が、突条により周囲が囲まれた閉領域である構成とし
てもよい。かかる構成によれば、突起部下方に閉じた空
洞が形成されることとなるので、マットを踏んだ際にそ
の空洞の空気が圧縮され、そのクッション効果により衝
撃吸収及び身体への負担緩和の効果が助長されることと
なる。
【0009】そして、この場合、各閉領域に対応する突
起部が1個である構成としてもよい。かかる構成によれ
ば、各突起部毎に上記弾性特性及び空気の圧縮によるク
ッション効果が発現されることとなるので、マットのど
の部分を踏んでも上記作用が均質に営まれ、極めて優れ
た衝撃吸収及び身体への負担緩和の効果を得ることがで
きる。また、接地面に接触する突条の面積が大きくなる
ので突条の圧縮変形がさらに抑制されると共に、マット
の滑りによるずれが防止される。
【0010】また、突起部が円錐台形状又は半球台形状
であることが好ましい。突起部の頂面が水平面となるの
で、マット上に立ち易く、作業等を行い易いからであ
る。
【0011】以上のエラストマー製マットの具体的構成
としては、上面には円錐台状の突起部が縦横に整列する
ように設けられると共に、下面には格子を形成するよう
に突条が設けられ、且つその突条により接地支持される
ように構成され、そして、突起部の下面における対応部
位が、各々、下面において突条で形成された格子のセル
内に1個ずつ配置され、且つ突条と干渉しないものが挙
げられる。
【0012】そして、このエラストマー製マットが導電
性ゴムで形成されている構成であってもよい。かかる構
成によれば、身体に帯電した静電気を逃がすことができ
るので、静電気の発生が好まれない用途にも適用するこ
とができる。この場合、導電性ゴムの電気抵抗が104
〜106Ωであることが好ましい。かかる構成によれ
ば、静電気発生による引火、火災、爆発を防止しなけれ
ばならない用途やわずかな静電気による計器や機器の障
害を避ける必要がある用途、例えば、手術室、大形コン
ピュータルーム、無線室、エレクトロニクス工場又は爆
発物取扱室等にも適用することができる。
【0013】また、アース部材装着部を備えている構成
であってもよい。かかる構成によれば、アース部材装着
部にアース部材を装着し、導線等により接地することに
より身体に帯電した静電気を確実に逃がすことができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マット下面には突起部の頂部の対応部位を囲うように突
条が設けられているので、従来の点状の下部延出部とは
異なり、上方からの圧力に対して突条が圧縮されて潰さ
れてしまうことがない。また、マット上面に設けられた
突起部に対応する下面側は空洞となっているので、マッ
トを足で踏んだ際又はその上に立った際には、その部分
が下方に弾性的に変形することとなり、従来のリブパタ
ーンからなる下部延出部とは異なり、マットの弾性的な
撓みを十分に得ることができる。従って、かかるマット
を足で踏んだ際には、足に加わる衝撃が確実に吸収さ
れ、且つこのマット上で長時間の立ち作業を行っても身
体に大きな負担がかからない。
【0015】また、複数の突起部が上面に規則的なパタ
ーンを形成して配設されている構成とすることにより、
マット上のどの部分を踏んでも同一の感触を得ることが
できる。
【0016】また、突条で囲まれるように形成された領
域が、突条により周囲が囲まれた閉領域である構成とす
ることにより、突起部下方に閉じた空洞が形成されるこ
ととなるので、マットを踏んだ際にその空洞の空気が圧
縮され、そのクッション効果により衝撃吸収及び身体へ
の負担緩和の効果が助長されることとなる。
【0017】また、この場合、各閉領域に対応する突起
部が1個である構成とすることにより、各突起部毎に弾
性特性及び空気の圧縮によるクッション効果が発現され
ることとなるので、マットのどの部分を踏んでも極めて
優れた衝撃吸収及び身体への負担緩和の効果を得ること
ができる。加えて、接地面に接触する突条の面積が大き
くなるので突条の圧縮変形がさらに抑制されると共に、
マットの滑りによるずれが防止される。
【0018】また、突起部が円錐台形状又は半球台形状
である構成とすることにより、突起部の頂面が水平面と
なるので、マット上に立ち易く、作業等を行い易くな
る。
【0019】また、エラストマー製マットを導電性ゴム
で形成されている構成とすることにより、身体に帯電し
た静電気を逃がすことができるので、静電気の発生が好
まれない用途にも適用することができる。
【0020】また、この場合、導電性ゴムの電気抵抗が
104〜106Ωである構成とすることにより、静電気発
生による引火、火災、爆発を防止しなければならない用
途やわずかな静電気による計器や機器の障害を避ける必
要がある用途にも適用することができる。
【0021】また、アース部材装着部を備えている構成
とすることにより、アース部材装着部にアース部材を装
着し、導線等により接地することにより身体に帯電した
静電気を確実に逃がすことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図面に基づい
て説明する。 (実施形態1)図1は、本発明の実施形態1に係るゴム
マットの一部分の下面を示す。図2は、図1におけるA
−A断面を示す。
【0023】ゴムマット11は、矩形のマットであり
(図は一部分のみを示す)、周縁には縁部12が設けら
れている。
【0024】また、上面には円錐台形状の多数の突起部
13がX方向に所定間隔をあけて整列して設けられてお
り、同様に、Y方向にも所定間隔をあけて整列して設け
られている。そして、これらの突起部13,13,…に
よってゴムマット11上面に縦横に突起部13が整列し
たパターンが形成されている。
【0025】さらに、下面にはX方向に真っ直ぐに延び
る突条14がY方向に所定ピッチで設けられ、同様に、
Y方向に真っ直ぐに延びる突条14がX方向に所定ピッ
チで設けられている。そして、これらの突条14,1
4,…よってゴムマット11下面に格子状のパターンが
形成されている。そして、このゴムマット11を設置し
た際には、縁部12と共に突条14が接地し、ゴムマッ
ト11を接地面に支持するようになっている。
【0026】そして、各突起部13の下面における対応
部位は、その格子の1つのセル内に位置する構成となっ
ている。すなわち、1つの突起部13が1つのセルに対
応しており、しかも突起部13の下面対応部位と突条1
4とは干渉する部分を有していない。
【0027】また、ゴムマット11下面の角部には長方
形の凹形に形成されたアース部材装着部15が設けられ
ており、そこには金属板からなるアース部材16が嵌め
込まれている。そして、アース部材16には、アース線
17の一方の端が接続されており、他端は接地されてい
る。
【0028】ゴムマット11は、ニトリルゴムを主成分
とする未加硫ゴム組成物をプレス加工して成形されたも
のである。また、ゴムマット11に導電性を付与するた
めに未加硫ゴム組成物にはカーボンブラック、金属粉、
金属繊維等が配合されている。そして、ゴムマット11
の電気抵抗は104〜106Ωとなっている。
【0029】以上の構成のゴムマット11では、ゴムマ
ット11下面に格子を形成するように突条14が設けら
れているので、従来の点状の下部延出部とは異なり、上
方からの圧力に対して突条14が圧縮されて潰されてし
まうことがない。また、ゴムマット11上面に設けられ
た突起部13に対応する下面側は、図2に示すように、
空洞となっているので、マットを足で踏んだ際又はその
上に立った際には、その部分が下方に弾性的に変形する
こととなり、従来のリブパターンからなる下部延出部と
は異なり、マットの弾性的な撓みを十分に得ることがで
きる。従って、ゴムマット11を足で踏んだ際には、足
に加わる衝撃が確実に吸収され、且つゴムマット11上
で長時間の立ち作業を行っても身体に大きな負担がかか
らない。
【0030】また、突起部13がゴムマット11上面に
縦横に配列された規則的なパターンが形成されているの
で、ゴムマット11上のどの部分を踏んでも同一の感触
を得ることができる。
【0031】さらに、ゴムマット11下面において格子
を構成する各セルは、周囲を突条14で囲まれた閉領域
を形成し、突起部13下方には閉じた空洞が形成される
こととなるので、マットを踏んだ際にその空洞の空気が
圧縮され、そのクッション効果により衝撃吸収及び身体
への負担緩和の効果が助長されることとなる。
【0032】そして、各セルに対応する突起部13が1
個であるので、各突起部13毎に弾性特性及び空気の圧
縮によるクッション効果が発現されることとなるので、
ゴムマット11のどの部分を踏んでも極めて優れた衝撃
吸収及び身体への負担緩和の効果を得ることができる。
また、これによって接地面に接触する突条14の面積も
大きくなるので突条14の圧縮変形がさらに抑制される
と共に、ゴムマット11の滑りによるずれが防止され
る。
【0033】また、突起部13が円錐台形状であり、頂
面が水平面となるので、ゴムマット11上に立ち易く、
作業等を行い易い。
【0034】そして、ゴムマット11が導電性ゴムで形
成され、電気抵抗が104〜106Ωであるので、例え
ば、手術室、大形コンピュータルーム、無線室、エレク
トロニクス工場又は爆発物取扱室等のように、静電気発
生による引火、火災、爆発を防止しなければならない用
途やわずかな静電気による計器や機器の障害を避ける必
要がある用途にも適用することができる。
【0035】また、アース部材装着部15を備えている
ので、アース部材装着部15にアース部材16を装着
し、アース線17を接地することで身体に帯電した静電
気を確実に逃がすことができる。 (実施形態2)図3は、本発明の実施形態2に係るゴム
マットの一部分の下面を示す。図4は、図3におけるB
−B断面を示す。
【0036】ゴムマット21は、矩形のマットであり
(図は一部分のみを示す)、周縁には縁部22が設けら
れている。
【0037】また、上面には円錐台形状の多数の突起部
23がX方向に所定間隔をあけて整列して設けられてお
り、同様に、Y方向にも所定間隔をあけて整列して設け
られている。そして、これらの突起部23,23,…に
よってゴムマット21上面に縦横に突起部23が整列し
たパターンが形成されている。
【0038】さらに、下面にはリングを形成する突条2
4が多数設けられている。そして、それらのリングは、
X方向及びY方向に連なったパターンを形成している。
そして、このゴムマット21を設置した際には、縁部2
2と共に突条24が接地し、ゴムマット21を接地面に
支持するようになっている。
【0039】そして、突起部23の下面における対応部
位は、4個が一組となって突条24で囲まれる領域内に
位置する構成となっている。また、突起部23の頂面の
下面対応部位と突条24とは干渉する部分を有していな
い。
【0040】ゴムマット21の材質及び製法は実施形態
1と同一である。
【0041】以上の構成のゴムマット21では、ゴムマ
ット21下面にはリングを形成するように突条24が設
けられているので、従来の点状の下部延出部とは異な
り、上方からの圧力に対して突条24が圧縮されて潰さ
れてしまうことがない。また、ゴムマット21上面に設
けられた突起部23に対応する下面側は、図4に示すよ
うに、空洞となっているので、ゴムマット21を踏んだ
際又はその上に立った際には、その部分が下方に弾性的
に変形することとなり、従来のリブパターンからなる下
部延出部とは異なり、マットの弾性的な撓みを十分に得
ることができる。従って、かかるマットを足で踏んだ際
には、足に加わる衝撃が確実に吸収され、且つこのマッ
ト上で長時間の立ち作業を行っても身体に大きな負担が
かからない。
【0042】また、突起部23がゴムマット21上面に
縦横に配列された規則的なパターンが形成されているの
で、ゴムマット21上のどの部分を踏んでも同一の感触
を得ることができる。
【0043】さらに、ゴムマット21下面において突条
24で形成される領域は、周囲を突条24で囲まれた閉
領域となり、突起部23下方に閉じた空洞が形成される
こととなるので、マットを踏んだ際にその空洞の空気が
圧縮され、そのクッション効果により衝撃吸収及び身体
への負担緩和の効果が助長されることとなる。
【0044】また、突起部23が円錐台形状であり、頂
面が水平面となるので、ゴムマット21上に立ち易く、
作業等を行い易い。
【0045】ゴムマット21が導電性ゴムで形成されて
いることによる作用・効果は実施形態1と同一である。
(実施形態3)図5は、本発明の実施形態3に係るゴム
マットの一部分の下面を示す。図6は、図5におけるC
−C断面を示す。
【0046】ゴムマット31は、矩形のマットであり
(図は一部分のみを示す)、周縁には縁部32が設けら
れている。
【0047】また、上面には正方形の板状体に球の一部
が積層されたような形状の多数の突起部33がX方向に
所定間隔をあけて整列して設けられており、同様に、Y
方向にも所定間隔をあけて整列して設けられている。そ
して、これらの突起部33,33,…によってゴムマッ
ト31上面に縦横に突起部33が整列したパターンが形
成されている。
【0048】さらに、下面には蛇行しながらX方向に延
びる突条34がY方向に所定ピッチで設けられている。
そして、隣り合う突条34,34間で囲まれるような領
域が形成されている。そして、このゴムマット31を設
置した際には、縁部32と共に突条34が接地し、ゴム
マット31を接地面に支持するようになっている。
【0049】そして、突起部33の下面における対応部
位は、4個が一組となって上記の突条34で囲まれるよ
うに形成された領域内に位置する構成となっている。ま
た、突起部33の頂部の下面対応部位と突条34とは干
渉する部分を有していない。
【0050】ゴムマット31の材質及び製法は実施形態
1と同一である。
【0051】以上の構成のゴムマット31では、ゴムマ
ット31下面に突条34が設けられているので、従来の
点状の下部延出部とは異なり、上方からの圧力に対して
突条34が圧縮されて潰されてしまうことがない。ま
た、ゴムマット31上面に設けられた突起部33に対応
する下面側は、図6に示すように、空洞となっているの
で、マットを足で踏んだ際又はその上に立った際には、
その部分が下方に弾性的に変形することとなり、従来の
リブパターンからなる下部延出部とは異なり、マットの
弾性的な撓みを十分に得ることができる。従って、ゴム
マット31を足で踏んだ際には、足に加わる衝撃が確実
に吸収され、且つゴムマット31上で長時間の立ち作業
を行っても身体に大きな負担がかからない。
【0052】また、突起部33がゴムマット31上面に
縦横に配列された規則的なパターンが形成されているの
で、ゴムマット31上のどの部分を踏んでも同一の感触
を得ることができる。
【0053】ゴムマット31が導電性ゴムで形成されて
いることによる作用・効果は実施形態1と同一である。 (その他の実施形態)上記実施形態1〜3では、マット
を形成する材料としてゴムを用いたが、特にこれに限定
されるものではなく、樹脂や樹脂組成物で形成されたも
のであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係るゴムマットの一部分の下面図
である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】実施形態2に係るゴムマットの一部分の下面図
である。
【図4】図3におけるB−B断面図である。
【図5】実施形態3に係るゴムマットの一部分の下面図
である。
【図6】図5におけるC−C断面図である。
【符号の説明】
11,21,31 ゴムマット 12,22,32 縁部 13,23,33 突起部 14,24,34 突条 15 アース部材装着部 16 アース部材 17 アース線

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面には複数の突起部が設けられ、下面
    には突条が設けられると共に、該突条で囲まれるように
    複数の領域が形成され、且つ該突条により接地支持され
    るように構成され、 上記突起部の頂部の下面における対応部位は、上記突条
    で囲まれるように形成された領域内にあり、且つ該突条
    と干渉しないことを特徴とするエラストマー製マット。
  2. 【請求項2】 上記複数の突起部が規則的なパターンを
    形成して上面に配設されていることを特徴とする請求項
    1に記載のエラストマー製マット。
  3. 【請求項3】 上記突条で囲まれるように形成された領
    域が、突条により周囲が囲まれた閉領域であることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のエラストマー製
    マット。
  4. 【請求項4】 上記各閉領域に対応する上記突起部が1
    個であることを特徴とする請求項3に記載のエラストマ
    ー製マット。
  5. 【請求項5】 上記突起部が円錐台形状又は半球台形状
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    か一に記載のエラストマー製マット。
  6. 【請求項6】 上面には円錐台状の突起部が縦横に整列
    するように設けられると共に、下面には格子を形成する
    ように突条が設けられ、且つ該突条により接地支持され
    るように構成され、 上記突起部の下面における対応部位は、各々、下面にお
    いて上記突条で形成された格子のセル内に1個ずつ配置
    され、且つ該突条と干渉しないことを特徴とするエラス
    トマー製マット。
  7. 【請求項7】 導電性ゴムで形成されていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載のエラ
    ストマー製マット。
  8. 【請求項8】 上記導電性ゴムの電気抵抗が104〜1
    6Ωであることを特徴とする請求項7に記載のエラス
    トマー製マット。
  9. 【請求項9】 アース部材装着部を備えていることを特
    徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一に記載のエ
    ラストマー製マット。
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