JP2001178576A - リラックス装置 - Google Patents

リラックス装置

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JP2001178576A
JP2001178576A JP36557799A JP36557799A JP2001178576A JP 2001178576 A JP2001178576 A JP 2001178576A JP 36557799 A JP36557799 A JP 36557799A JP 36557799 A JP36557799 A JP 36557799A JP 2001178576 A JP2001178576 A JP 2001178576A
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JP36557799A
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English (en)
Inventor
Shosuke Akisada
昭輔 秋定
Nobuo Iwai
伸夫 岩井
Hiroki Yoda
裕希 依田
Takayoshi Tanizawa
孝欣 谷澤
Masahide Shiratani
真英 白谷
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体を支持する人体支持手段を揺動手段によ
り揺動するようにしたものにおいて、揺れ方向を反転す
る際に反転時の衝撃を減少させて良好なリラックス効果
が得られる。 【解決手段】 人体を支持する人体支持手段1と、人体
支持手段1を揺動する揺動手段2とを有し、人体支持手
段1を揺動して人体を揺らすことでリラックス効果を得
るための装置である。人体支持手段1を揺らす方向を反
転させる際に反転時の衝撃を吸収するための反転時衝撃
吸収手段3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体を揺らすこと
でリラックス効果を得るためのリラックス装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来からゆりかごやロッキングチェアの
ように、人体を支持した状態で揺動によりリラックス効
果を得るようにしたリラックス装置が知られている。と
ころがこのような従来例にあっては、人力により揺動す
る必要がある。
【0003】そこで、人体を支持する人体支持手段を揺
動手段により揺動するようにしたものが考えられてい
る。この従来例にあっては、揺動手段という外力により
揺動するので、揺れ方向を反転する際に衝撃が発生し、
リラックス効果を阻害するという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、人体を支持する人体支持手段
を揺動手段により揺動するようにしたものにおいて、揺
れ方向を反転する際に反転時の衝撃を減少させて良好な
リラックス効果が得られるリラックス装置を提供するこ
とを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るリラックス装置は、人体を支持する人体
支持手段1と、人体支持手段1を揺動する揺動手段2と
を有し、人体支持手段1を揺動して人体を揺らすことで
リラックス効果を得るための装置であって、人体支持手
段1を揺らす方向を反転させる際に反転時の衝撃を吸収
するための反転時衝撃吸収手段3を設けて成ることを特
徴とするものである。このような構成とすることで、揺
らす方向を反転させるときに発生する衝撃を反転時衝撃
吸収手段3により軽減することができるものである。
【0006】また、反転時に人体支持手段1を停止させ
るように揺動手段2を制御するための制御手段4を設け
ることが好ましい。このような構成とすることで、揺動
手段2の制御のみで揺らす方向を反転させるときに発生
する衝撃を反転時衝撃吸収手段3により軽減することが
できるものである。
【0007】また、人体支持手段1の揺動反転位置に衝
撃吸収部材5を設けることが好ましい。このような構成
とすることで、衝撃吸収部材5により反転時に発生する
衝撃を反転時衝撃吸収手段3により軽減することができ
るものである。
【0008】また、回転出力軸である第1軸7により軸
支されたクランク8と、クランク8の他端部に一端部が
第2軸9により軸支され且つ他端部が揺動自在に設けた
人体支持手段1に第3軸10により軸支されたリンク1
1とで構成されるクランク機構12により揺動手段2を
構成し、クランク8の回転方向を逆とすることで人体支
持手段1を反転させるように構成し、クランク8の回転
方向を反転させて人体支持手段1を反転させる2つの反
転位置が、いずれもクランク機構12の上下死点とは異
なり且つ上下死点を超えない位置にあることが好まし
い。このような構成とすることで、クランク機構12に
より人体支持手段1を反転させるに当たり、反転に当た
ってクランク8の死点を越えない位置で反転することに
なり、この結果、クランク8の死点を越えることによる
反転時の衝撃を無くすことができるものである。
【0009】また、人体支持手段1の2つの反転位置の
うち一方の反転位置におけるクランク8と上死点におけ
るクランク8とのなす角度と、人体支持手段1の2つの
反転位置のうち他方の反転位置におけるクランク8と下
死点におけるクランク8とのなす角度とを異ならせてな
ることが好ましい。すなわち、両角度をオーバーランし
易い方の角度に合わせた場合、両角度とも大きく取る必
要があるが、上記のように角度を異ならせることで、オ
ーバーランし易い方の角度を大きく取り、オーバーラン
し難い方の角度を小さく取ることができ、クランク8の
死点を越えない範囲で揺動するに当たって揺動区間を長
く取ることができるものである。
【0010】また、回転出力軸である第1軸に一端部が
軸支されたクランク8と、クランク8の他端部に一端部
が第2軸9により軸支され且つ他端部が揺動自在に設け
た人体支持手段1に第3軸10により軸支されたリンク
11とで構成されるクランク機構12により揺動手段2
を構成し、クランク8がオーバーランしてクランク機構
12の死点を超えて揺動した際にクランク8を反転させ
ることなくそのまま回転させるように制御する制御手段
4を設けることが好ましい。このような構成とすること
で、オーバーランが発生した際に反転動作を行わずその
まま回転させることによりクランク8の反転時の衝撃を
軽減するようになっている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0012】リラックス装置1は人体を支持する人体支
持手段1と、人体支持手段1を揺動する揺動手段2とを
有し、人体支持手段1を揺動して人体を揺らすことでリ
ラックス効果を得るための装置である。
【0013】基台13に複数の支持リンク14の上端を
それぞれ軸14aにより軸支し、人体支持手段1を構成
する椅子15の下部に設けた支持枠16を支持リンク1
4の下端部に軸17により軸支してあり、これにより基
台13に対して人体支持手段1を揺動自在に基台13に
取付けてある。基台13には基台13に揺動自在に取付
けた人体支持手段1を揺動させる揺動手段2が設けてあ
る。揺動手段2は動力伝達機構2aと駆動源2bとで構
成してある。
【0014】図1に示す実施形態においては動力伝達機
構2aがギア及び送りねじ25により構成してあり、駆
動源2bがモータにより構成してあって、モータを回転
することでギアに接続された送りねじ25を回転駆動
し、これにより送りねじ25に接続されている人体支持
手段1である椅子15を駆動することができるようにな
っており、本実施形態においてはモータの回転方向を反
転させることで、椅子15の進行方向を変えて椅子15
を揺動させることができるようになっている。基台13
には制御手段4を構成するマイコンが設けてあり、上記
モータの正回転や反回転は制御手段4により制御するも
のである。
【0015】ここで、モータの回転方向を変化させると
衝撃が発生するため、本実施形態においては制御手段4
を構成するマイコンにより反転させる瞬間に一旦モータ
を停止させ、慣性により衝撃を吸収した後、モータを反
対方向に回転させるように制御するものである。図2に
は本実施形態のフローチャートを示している。このフロ
ーチャートのように制御手段4により制御することで人
体支持手段1を揺らす方向を反転させる際に反転時の衝
撃を吸収することができるものである。したがって、本
実施形態においては、マイコンよりなる制御手段4によ
り人体支持手段1を揺らす方向を反転させる際に反転時
の衝撃を吸収するための反転時衝撃吸収手段3が構成し
てある。
【0016】次に、図3に基づいて本発明の他の実施形
態を説明する。図3に示す実施形態においては、基本的
構成は前述の図1に示す実施形態と同様であるので、異
なる点につき説明する。なお、図3に示す実施形態にお
いては揺動手段2の図示を省略しているが、図1と同様
又は後述のクランク機構12による揺動手段2を設けて
椅子15よりなる人体支持手段1を揺動することができ
るようになっている。
【0017】図3に示す実施形態においては、人体支持
手段1の揺動反転位置に反転時衝撃吸収手段3を構成す
る衝撃吸収部材5が設けてある。衝撃吸収部材5はウレ
タンのような弾性部材より構成してあり、基台13に前
後に対向して一対設けてあり、前後の衝撃吸収部材5間
で椅子15が揺動するようになっている。そして、揺動
反転時に人体支持手段1である椅子1が衝撃吸収部材5
に当たって反転時の衝撃を吸収するようになっている。
ここで、衝撃吸収部材5としてはウレタンのような弾性
部材の代わりにダンパー等を用いてもよいものである。
【0018】図4乃至図7には本発明の更に他の実施形
態が示してある。本実施形態においては、揺動手段2の
動力伝達機構2aをウォームギアとクランク機構12と
で構成してある。クランク機構12は、駆動源2bであ
るモータからウォームギアを介してクランク8に出力す
る回転出力軸である第1軸7に一端部が軸支されたクラ
ンク8と、クランク8の他端部に一端部が第2軸9によ
り軸支され且つ他端部が揺動自在に設けた人体支持手段
1に第3軸10により軸支されたリンク11とで構成し
てある。
【0019】そして、駆動源12であるモータが回転す
ると、ウォームギアによりクランク8が回転すること
で、リンク11が人体支持手段1である椅子15を駆動
させるものである。
【0020】図5、図6にはクランク機構12による動
作と反転時の衝撃発生についての説明図が示してある。
すなわち、図5には動力伝達機構2aを示し、クランク
8の回転によりリンク11が駆動している様子を示して
いる。図5(a)はクランク8が下死点にある状態であ
って、第2軸9、第1軸7、第3軸10という順に一直
線上に各軸が並んでいる状態を示し、図5(b)はリン
ク11が上方向に動作している状態を示し、また、図5
(c)はクランク8が上死点にある状態であって、第1
軸7、第2軸9、第3軸10という順に一直線上に各軸
が並んでいる状態を示し、また、図5(d)はリンク1
1が下方向に動作している状態を示している。そして、
図5(a)、(c)はリンク11の回転方向が反転する
位置となる。図6(a)、(b)はクランク8の上死
点、下死点をオーバーランした状態を示している。すな
わち、図5(a)、図5(c)の状態の時、外因により
オーバーランが発生した場合、それぞれクランク8の上
死点、下死点を越えると図6(a)、(b)のようにな
る。この時に発生する衝撃について図6(b)を例とし
て以下説明する。クランク8の上死点を越えて図6
(b)のようになった時、クランク8の水平成分での駆
動方向はA方向からB方向へと変わる。この状態からク
ランク8の反転させると、リンク11の駆動方向はA方
向に変わり、更に、上死点を越えるとB方向に変わる。
これらのリンク11の駆動方向の変化により衝撃が発生
するのである。
【0021】そこで、本実施形態においては、図7に示
すように、クランク8の回転方向を反転させて人体支持
手段1を反転させる2つの反転位置を、いずれもクラン
ク機構12の上下死点とは異ならせ、しかも上下死点を
超えない位置にあるように設定し、制御手段4によりモ
ータよりなる駆動源を制御するようにしてある。すなわ
ち、図7(a)、(c)はそれぞれ反転位置であり、図
7(b)はリンク11が上方向に動作している状態を示
し、図7(d)はリンク11が下方向に動作している状
態を示している。本実施形態では、クランク機構12に
より人体支持手段1を反転させるに当たり、図7(a)
(c)のように反転に当たってクランク8の死点を越え
ない位置で反転することになり、この結果、図6のよう
に死点をオーバランすることがなくて、クランク8の死
点を越えることによる反転時の衝撃を無くすことができ
るものである。このようにマイコンよりなる制御手段4
により上記のように人体支持手段1を揺らす方向を反転
させるように制御することで反転時の衝撃を吸収するこ
とができ、したがって、本実施形態においては制御手段
4によるクランク機構の制御により反転時衝撃吸収手段
3が構成してある。
【0022】ここで、図8(a)で示す人体支持手段1
の2つの反転位置のうち一方の反転位置におけるクラン
ク8と上死点におけるクランク8とのなす角度α(線イ
は死点を通る線を示す)と、図8(b)で示す人体支持
手段1の2つの反転位置のうち他方の反転位置における
クランク8と下死点におけるクランク8とのなす角度β
(線イは死点を通る線を示す)とを異ならせることで、
クランク8の死点を越えない範囲で揺動するに当たって
揺動区間を長く取ることができるものである。つまり、
両角度α、βをオーバーランし易い方の角度に合わせた
場合、両角度α、βとも大きく取る必要があるが、上記
のように角度を異ならせることで、オーバーランし易い
方の角度を大きく取り、オーバーランし難い方の角度を
小さく取ることができ、クランク8の死点を越えない範
囲で揺動するに当たって揺動区間を長く取ることができ
るものである。
【0023】ところで反転位置の検出手段として光りセ
ンサ21を用いた例を図9乃至図11に示す。第1軸7
に回動板18を固着してあり、回動板18に第1軸7と
同心となった2本の円弧状スリット19、20を形成
し、クランク8が図8(a)に示す状態にあるときは回
転板18と光センサ21とは図9の状態にあり、この状
態で光センサ21がスリット19の一方の端点19aを
検出するのでこの位置を上の反転位置とし、また、クラ
ンク8が図8(b)に示す状態にあるときは回転板18
と光センサ21とは図10の状態にあり、この状態で光
センサ21がスリット20の他方の端点20bを検出す
るのでこの位置を下の反転位置とするものである。した
がって、光センサ21により上記スリット19の一方の
端点19a、スリット20の他方の端点20bを検出す
るとそれぞれ反転するように制御手段4によりモータの
運転を制御するものである。なお、スリット19の他方
の端点19b、スリット20の一方の端点20aを結ぶ
線は第1軸7を通るように設定してある。図11にはク
ランク8、回転板18、光センサ21の位置関係を示し
ており、モータを収納したケース22の一側方にクラン
ク8を配置し、ケース22の他方向に回転板18、光セ
ンサ21を配置してある。このようにすることで、回転
板18、光センサ21に邪魔されることなくクランク8
を回転することができるものである。なお、本実施形態
では光センサ21を用いた例を示したが、リミットスイ
ッチのような導体の接触による通電を利用したものであ
ってもよいものである。
【0024】図12、図13には本発明の更に他の実施
形態を示している。基本的構成は前述の図9乃至図11
に示す実施形態と同様であるが、本実施形態において
は、何らかの外的要因によりクランク8がオーバーラン
してクランク機構12の死点を超えて揺動した場合に、
クランク8を反転させることなくそのまま回転させるよ
うに制御手段4により制御するようになっている。図1
2はオーバーランが発生した状態を示しており、クラン
ク8が支点(図においてイで示す)を越えた場合には方
向を変えずにそのまま回転させることによりクランク8
の反転による衝撃を軽減するようになっている。この検
出手段として回転板18とを用いた例を図13に示す。
クランク8が図12の位置にあるときには回転板18と
光センサ21とは図13の状態にあり、スリット19の
他方の端点19bを光センサ21で検出することでクラ
ンク8が死点を越えたと判断するものである(同様に逆
に回転している場合、スリット20の一方の端点20a
を光センサ21で検出するとクランク8が死点を越えた
ものと判断するものである)。
【0025】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、人体を支持する人体支持手段と、人体支
持手段を揺動する揺動手段とを有し、人体支持手段を揺
動して人体を揺らすことでリラックス効果を得るための
装置であって、人体支持手段を揺らす方向を反転させる
際に反転時の衝撃を吸収するための反転時衝撃吸収手段
を設けてあるので、揺らす方向を反転させるときに発生
する衝撃を反転時衝撃吸収手段3により軽減することが
できて、良好なリラックス効果を得られるものである。
【0026】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、反転時に人体支
持手段を停止させるように揺動手段を制御するための制
御手段を設けてあるので、揺動手段の制御のみで揺らす
方向を反転させるときに発生する衝撃を反転時衝撃吸収
手段により軽減することができて、良好なリラックス効
果を得られるものである。
【0027】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、人体支持手段の
揺動反転位置に衝撃吸収部材を設けてあるので、衝撃吸
収部材により反転時に発生する衝撃を反転時衝撃吸収手
段により軽減することができて、簡単な構成で良好なリ
ラックス効果を得られるものである。
【0028】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、回転出力軸であ
る第1軸に一端部が軸支されたクランクと、クランクの
他端部に一端部が第2軸により軸支され且つ他端部が揺
動自在に設けた人体支持手段に第3軸により軸支された
リンクとで構成されるクランク機構により揺動手段を構
成し、クランクの回転方向を逆とすることで人体支持手
段を反転させるように構成し、クランクの回転方向を反
転させて人体支持手段を反転させる2つの反転位置が、
いずれもクランク機構の上下死点とは異なり且つ上下死
点を超えない位置にあるので、クランク機構により人体
支持手段を反転させるに当たり、反転に当たってクラン
クの死点を越えない位置で反転することになり、この結
果、クランクの死点を越えることによる反転時の衝撃を
無くすことができて、簡単な構成で良好なリラックス効
果を得られるものである。
【0029】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、人体支持手段の
2つの反転位置のうち一方の反転位置におけるクランク
と上死点におけるクランクとのなす角度と、人体支持手
段の2つの反転位置のうち他方の反転位置におけるクラ
ンクと下死点におけるクランクとのなす角度とを異なら
せてあるので、オーバーランし易い方の角度を大きく取
り、オーバーランし難い方の角度を小さく取ることがで
き、クランクの死点を越えない範囲で揺動するに当たっ
て揺動区間を長く取ることができて、より快適なリラッ
クス効果が得られるものである。
【0030】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、回転出力軸であ
る第1軸により一端部が軸支されたクランクと、クラン
クの他端部に一端部が第2軸により軸支され且つ他端部
が揺動自在に設けた人体支持手段に第3軸により軸支さ
れたリンクとで構成されるクランク機構により揺動手段
を構成し、クランクがオーバーランしてクランク機構の
死点を超えて揺動した際にクランクを反転させることな
くそのまま回転させるように制御する制御手段を設けて
あるので、オーバーランが発生した際に反転動作を行わ
ずそのまま回転させることによりクランクの反転時の衝
撃を軽減することができて、外的要因によりオーバーラ
ンしたとしても反転時の衝撃を確実に軽減することがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリラックス装置の一実施形態の概略説
明図である。
【図2】同上の動作を示すフローチャートである。
【図3】同上のリラックス装置の他の実施形態の概略説
明図である。
【図4】同上のリラックス装置の更に他の実施形態の概
略説明図である。
【図5】同上のクランク機構の動作を示す説明図であ
る。
【図6】(a)(b)同上の死点を越えてオーバーラン
した位置で反転する場合を示す説明図である。
【図7】一実施形態のクランク機構の動作を示す説明図
である。
【図8】(a)(b)は同上の反転位置を示す説明図で
ある。
【図9】同上の光センサによる反転位置を検出する説明
図である。
【図10】同上の光センサによる反転位置を検出する説
明図である。
【図11】同上のクランク、回転板、光センサの位置関
係を示す正面図である。
【図12】同上のクランクの死点をオーバーランした状
態を示す説明図である。
【図13】同上のクランクの死点をオーバーランしたこ
とを光センサで検出する説明図である。
【符号の説明】
1 人体支持手段 2 揺動手段 3 反転時衝撃吸収手段 4 制御手段 5 衝撃吸収部材 7 第1軸 8 クランク 9 第2軸 10 第3軸 11 リンク 12 クランク機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 依田 裕希 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 谷澤 孝欣 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 白谷 真英 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B091 AA03 AB04 AC01 AD00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を支持する人体支持手段と、人体支
    持手段を揺動する揺動手段とを有し、人体支持手段を揺
    動して人体を揺らすことでリラックス効果を得るための
    装置であって、人体支持手段を揺らす方向を反転させる
    際に反転時の衝撃を吸収するための反転時衝撃吸収手段
    を設けて成ることを特徴とするリラックス装置。
  2. 【請求項2】 反転時に人体支持手段を停止させるよう
    に揺動手段を制御するための制御手段を設けて成ること
    を特徴とする請求項1記載のリラックス装置。
  3. 【請求項3】 人体支持手段の揺動反転位置に衝撃吸収
    部材を設けて成ることを特徴とする請求項1記載のリラ
    ックス装置。
  4. 【請求項4】 回転出力軸である第1軸に一端部が軸支
    されたクランクと、クランクの他端部に一端部が第2軸
    により軸支され且つ他端部が揺動自在に設けた人体支持
    手段に第3軸により軸支されたリンクとで構成されるク
    ランク機構により揺動手段を構成し、クランクの回転方
    向を逆とすることで人体支持手段を反転させるように構
    成し、クランクの回転方向を反転させて人体支持手段を
    反転させる2つの反転位置が、いずれもクランク機構の
    上下死点とは異なり且つ上下死点を超えない位置にある
    ことを特徴とする請求項1記載のリラックス装置。
  5. 【請求項5】 人体支持手段の2つの反転位置のうち一
    方の反転位置におけるクランクと上死点におけるクラン
    クとのなす角度と、人体支持手段の2つの反転位置のう
    ち他方の反転位置におけるクランクと下死点におけるク
    ランクとのなす角度とを異ならせてなることを特徴とす
    る請求項4記載のリラックス装置。
  6. 【請求項6】 回転出力軸である第1軸により一端部が
    軸支されたクランクと、クランクの他端部に一端部が第
    2軸により軸支され且つ他端部が揺動自在に設けた人体
    支持手段に第3軸により軸支されたリンクとで構成され
    るクランク機構により揺動手段を構成し、クランクがオ
    ーバーランしてクランク機構の死点を超えて揺動した際
    にクランクを反転させることなくそのまま回転させるよ
    うに制御する制御手段を設けて成ることを特徴とする請
    求項1記載のリラックス装置。
JP36557799A 1999-12-22 1999-12-22 リラックス装置 Withdrawn JP2001178576A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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