JP2001177527A - ブリッジ - Google Patents

ブリッジ

Info

Publication number
JP2001177527A
JP2001177527A JP35615199A JP35615199A JP2001177527A JP 2001177527 A JP2001177527 A JP 2001177527A JP 35615199 A JP35615199 A JP 35615199A JP 35615199 A JP35615199 A JP 35615199A JP 2001177527 A JP2001177527 A JP 2001177527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
bridge
ports
state
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35615199A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ishizaki
洋 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP35615199A priority Critical patent/JP2001177527A/ja
Publication of JP2001177527A publication Critical patent/JP2001177527A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冗長経路を検知するための特別なフレームを
使用せずに、使用している経路がダウンした場合に他の
経路に切り替えることができるブリッジを提供する。 【解決手段】 冗長経路を構成する複数のポート41
1、412をリダンダントポートに設定すると共にこれ
らのポートに優先度を設定し、これらのポート411、
412の中で、接続されている回線が使用可能かつ優先
度が最も高いポートを中継に使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冗長な複数の経路
の中から使用する経路を決定するブリッジに係り、特
に、冗長経路を検知するための特別なフレームを使用せ
ずに、使用している経路がダウンした場合に他の経路に
切り替えることができるブリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワーク内の経路を多重化する機能
を有するブリッジとして、IEEE802.1Dで定め
られているスパニングツリープロトコル(以下STPと
称す)を実装したブリッジがあげられている。
【0003】STPでは、ユーザがデータを送受信する
ためのユーザフレームとは別に、ブリッジ識別子、ブリ
ッジ、ポートの優先度(ユーザが任意に設定する)など
の情報を持つBridge Protocol Data Unit (以下BPD
Uと略す)と呼ばれるフレームをブリッジが送受信す
る。ブリッジは、BPDUフレームを送受信することに
より、多重化された経路(冗長経路)の存在を検知する
ことができる。ブリッジは、冗長経路を構成する複数の
ポートの中で、優先度の低いポートを非中継状態にする
ことにより、ネットワーク内の閉路を切断する。これに
より、経路の多重化が実現される。
【0004】図2を用いてSTPの動作を説明する。
【0005】図2のネットワークでは、主系、副系の2
台のルータを使用することにより経路が多重化されてい
る。ここでは、主系幹線ルータ201、副系幹線ルータ
202の各々が2台のSTP機能を持つブリッジ30
1、302に接続されており、ブリッジ301、302
間には、主系幹線ルータ201を経由する経路と副系幹
線ルータ202を経由する経路との2つの経路が存在す
る。即ち、ブリッジ301のポート411から主系幹線
ルータ201を経由してブリッジ302のポート421
に至る経路と、ブリッジ301のポート412から副系
幹線ルータ202を経由してブリッジ302のポート4
22に至る経路とが存在する。ブリッジ301には、例
えば、パソコン101が接続され、ブリッジ302には
パソコン102が接続される。
【0006】ブリッジ301、302は、それぞれ動作
を開始するとBPDUフレームを定期的に全ポートより
送信する。ブリッジ302は、ブリッジ301が送信し
たBPDUフレームを主系幹線ルータ201、副系幹線
ルータ202のそれぞれを経由してポート421、42
2の両方から受信したことから、ブリッジ301との間
に2つの経路があることを検出する。ブリッジ302
は、予めユーザが設定した優先度に基づき、優先度が低
いポート422を非中継状態にする。これにより主系幹
線ルータ201を経由する経路のみが使用される状態に
なり、パソコン101がブロードキャストフレームを送
信すると、主系幹線ルータ201を経由したフレームの
みがパソコン102に中継される。
【0007】ここで、主系幹線ルータ201がダウンし
た場合、ポート411に接続されている回線とポート4
21に接続されている回線とは、それぞれ切断状態にな
る。ブリッジ301が全ポートから送信したBPDUフ
レームは、副系幹線ルータ202を経由してブリッジ3
02のポート422で受信される。ブリッジ302は、
ポート422のみでBPDUフレームが受信されたこと
から、ブリッジ301との間に1つの経路があることを
検出し、ポート422を中継状態に戻す。これにより副
系幹線ルータ202を経由する経路が使用される状態に
なり、パソコン101がブロードキャストフレームを送
信すると、副系幹線ルータ202を経由したフレームの
みがパソコン102に中継される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、ユーザ
が情報を転送するためのユーザフレームとは別途に、多
重化された経路を検知するための専用フレームであるB
PDUフレームを定期的に送受信する。BPDUフレー
ムを定期的に送受信することのために、ネットワークの
帯域が使用されることになるので、それだけユーザフレ
ームのための帯域が減ることになる。
【0009】また、ネットワークの負荷が高いなどの理
由からブリッジがBPDUフレームの送受信に失敗する
ことがある。ブリッジは、BPDUフレームの送受信に
失敗すると、多重化された経路を検知することができな
い。ブリッジが多重化された経路を検知できないと、ネ
ットワーク内に閉路ができてしまう。ネットワーク内に
閉路があると、フレームが無限巡回してしまう。一度、
フレームが無限巡回を始めると、それによってネットワ
ークの帯域が浪費され、ネットワークの負荷が高くな
る。このためBPDUフレームの送受信がいっそう困難
になり、多重化された経路の検知ができなくなり、無限
巡回を止めることが困難になる。
【0010】また、非中継状態のポートが中継状態に切
り替わるためには、BPDUフレームの受信状態が変化
した後、30秒以上待つ必要があると規格で定められて
いる。これにより、使用している経路がダウンした場合
に、他の経路に切り替わるまで30秒以上かかってしま
う。
【0011】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、冗長経路を検知するための特別なフレームを使用せ
ずに、使用している経路がダウンした場合に他の経路に
切り替えることができるブリッジを提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、冗長経路を構成する複数のポートをリダン
ダントポートに設定すると共にこれらのポートに優先度
を設定し、これらのポートの中で、接続されている回線
が使用可能かつ優先度が最も高いポートを中継に使用す
るものである。
【0013】ポートのリンク状態が接続状態であるか否
かによって回線が使用可能であるか否かを判断してもよ
い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0015】本発明では、複数のポートをまとめてリダ
ンダントポートとして扱い、そのリダンダントポートと
して扱われている各ポートに、多重化されている経路の
回線を接続する。また、リダンダントポートとして扱わ
れている各ポートに、優先度を設定する。優先度は、多
重化されている経路のうち、複数の回線が接続状態であ
る場合に、どの経路(回線)を使用するかを決定するた
めのものである。本発明では、接続状態の回線の中で優
先度の高い回線に接続されたポートのみを中継状態に
し、他のポートは非中継状態に設定する。現在使用して
いる回線が切断状態になった場合、直ちに接続状態の回
線の中で最も優先度の高い回線に接続されたポートを中
継状態にすることで経路の切り替えを行う。
【0016】図1に、本発明に係るブリッジが行う回線
接続、切断時の中継状態変更手順を示す。図示されるよ
うにブリッジは、ポートの状態(接続状態・切断状態)
が変化した時、切断状態から接続状態へ変化したのか、
その逆に接続状態から切断状態へ変化したのかを判断す
る。切断状態から接続状態へ変化した場合、その状態が
変化したポートの優先度が現在、中継状態にあるポート
の優先度より高いかどうか判断する。現在、中継状態に
あるポートの優先度が高い時には、何もしない。状態が
変化したポートの優先度が高い時には、現在、中継状態
にあるポートを非中継状態へ変更し、そして、状態が変
化したポートを中継状態へ変更する。接続状態から切断
状態へ変化した場合、その状態が変化したポートが現
在、中継状態にあるかどうかを判断する。状態が変化し
たポートが現在、中継状態にない時には、何もしない。
状態が変化したポートが現在、中継状態にある時には、
状態が変化したポートを非中継状態へ変更し、そして、
接続状態にあるポートの中手優先度が最も高いポートを
中継状態へ変更する。
【0017】次に、図2を用いて本発明によるブリッジ
の動作を説明する。
【0018】従来技術の説明では、ブリッジ301、3
02がSTPの動作を行ったが、ここではブリッジ30
1、302は本発明のブリッジ動作を行うものとする。
図示のように、主系幹線ルータ201、副系幹線ルータ
202の各々が本発明のブリッジ301、302に接続
されており、ブリッジ301、302間には、主系幹線
ルータ201を経由する経路と副系幹線ルータ202を
経由する経路との2つの経路が存在する。
【0019】ここで、ブリッジ301のポート411、
412はリダンダントポートに設定されており、さらに
ポート411はポート412よりも高い優先度に設定さ
れているとする。また、ブリッジ302のポート42
1、422はリダンダントポートに設定されており、さ
らにポート421はポート422よりも高い優先度に設
定されているとする。
【0020】主系幹線ルータ201、副系幹線ルータ2
02がともに正常に動作している場合、全てのポートが
接続状態であるため、ブリッジ301は優先度の高いポ
ート411を中継状態にし、優先度の低いポート412
を非中継状態にする。ブリッジ302も同様に優先度の
高いポート421を中継状態にし、優先度の低いポート
422を非中継状態にする。このとき、パソコン101
より送信されたフレームは主系幹線ルータ201を経由
する経路を使ってパソコン102に中継される。
【0021】次に、主系幹線ルータ201がダウンした
場合、ポート411、421が切断状態、ポート41
2、422が接続状態になる。そこで、ブリッジ301
はポート411を非中継状態にし、ポート412を中継
状態にする。ブリッジ302も同様にポート421を非
中継状態にし、ポート422を中継状態にする。これに
よって経路は、主系幹線ルータ201を経由する経路か
ら、副系幹線ルータ202を経由する経路に切り替わ
り、パソコン101より送信されたフレームは副系幹線
ルータ202を経由する経路を使ってパソコン102に
中継される。
【0022】このように、本発明を用いれば、特別なフ
レームを使用せずに経路の切り替えができるため、ネッ
トワークの帯域を使用せず、ネットワークの負荷が高い
場合も安定して高速に経路を切り替えることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0024】(1)冗長経路を検知するための特別なフ
レームを使用せずに、使用している経路がダウンした場
合に他の経路に切り替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す中継状態変更手順の
流れ図である。
【図2】本発明及び従来のブリッジを用いたネットワー
ク構成例の図である。
【符号の説明】
101、102 パソコン 201、202 ルータ 301、302 ブリッジ 411、412、421、422 ポート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冗長経路を構成する複数のポートをリダ
    ンダントポートに設定すると共にこれらのポートに優先
    度を設定し、これらのポートの中で、接続されている回
    線が使用可能かつ優先度が最も高いポートを中継に使用
    することを特徴とするブリッジ。
  2. 【請求項2】 ポートのリンク状態が接続状態であるか
    否かによって回線が使用可能であるか否かを判断するこ
    とを特徴とする請求項1記載のブリッジ。
JP35615199A 1999-12-15 1999-12-15 ブリッジ Pending JP2001177527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35615199A JP2001177527A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 ブリッジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35615199A JP2001177527A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 ブリッジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001177527A true JP2001177527A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18447598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35615199A Pending JP2001177527A (ja) 1999-12-15 1999-12-15 ブリッジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001177527A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100690A1 (en) 2001-06-08 2002-12-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Side airbag device
WO2002100691A1 (fr) 2001-06-08 2002-12-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag lateral

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100690A1 (en) 2001-06-08 2002-12-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Side airbag device
WO2002100691A1 (fr) 2001-06-08 2002-12-19 Toyoda Gosei Co., Ltd. Air bag lateral

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8300523B2 (en) Multi-chasis ethernet link aggregation
JP4370999B2 (ja) ネットワークシステム、ノード及びノード制御プログラム、ネットワーク制御方法
EP1982447B1 (en) System and method for detecting and recovering from virtual switch link failures
US8255575B2 (en) Apparatus for constructing ring network
CA2566005A1 (en) Protected switching ring
JPH10154989A (ja) 交換通信ネットワーク内で無差別的にモニタリングを行うためのスイッチ
US20020064132A1 (en) Scalable and fault-tolerant link state routing protocol for packet-switched networks
US8064347B2 (en) System and method for redundant switched communications
CN111865779A (zh) 一种路由同步方法及跨设备链路聚合组
JPH0629986A (ja) ハイブリッドローカルエリアネットワークおよびデータメッセージ送信方法
Huynh et al. RRR: Rapid ring recovery submillisecond decentralized recovery for ethernet ring
US20080212610A1 (en) Communication techniques and generic layer 3 automatic switching protection
JPWO2006075402A1 (ja) オープンループネットワークノード装置及びオープンループネットワーク制御方法
JP2001177527A (ja) ブリッジ
US7660237B2 (en) Synchronous clock supply system and synchronous clock supply method
JP2006067040A (ja) インタフェース変換装置およびプロテクション方式
CN1753341B (zh) 一种基于sdh/sonet的数据业务的保护方法和装置
WO2006027817A1 (ja) 通信システムおよびノード装置
US20040233848A1 (en) Scalable and fault-tolerant link state routing protocol for packet-switched networks
Galea et al. Redundancy in Substation LANs with the Rapid Spanning Tree Protocol (IEEE 802.1 w)
WO2001005102A1 (en) Interconnecting network domains
JP2004186745A (ja) スイッチングハブ
JP2003324438A (ja) イーサネット(登録商標)通信装置
JP2006140874A (ja) 通信システム
JPH06216902A (ja) スパニングツリーブリッジの構成制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928