JP2001176536A - 発電器 - Google Patents

発電器

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JP2001176536A
JP2001176536A JP35391199A JP35391199A JP2001176536A JP 2001176536 A JP2001176536 A JP 2001176536A JP 35391199 A JP35391199 A JP 35391199A JP 35391199 A JP35391199 A JP 35391199A JP 2001176536 A JP2001176536 A JP 2001176536A
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anode
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Shiro Yamauchi
四郎 山内
Ichiro Yamazaki
一郎 山崎
Hide Kimura
秀 木村
Takeshi Ishigooka
猛 石郷岡
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 廃棄されてしまうエネルギーあるいは自然界
に放出されている無駄なエネルギー、いわゆる無効エネ
ルギーを有効利用して永続的に発電する発電器を提供す
る。 【解決手段】 陽極および陰極と、陽極と陰極とに挟持
された固体電解質3とを有する発電素子1を備え、陽極
の電極2面の水蒸気分圧と陰極の電極2面の水蒸気分圧
との水蒸気分圧差に起因する起電力を得るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気化学的な反応
を利用した発電器に関し、特に利用されずに廃棄され
る、いわゆる無効エネルギーを有効に利用して発電する
発電器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エネルギーを有効利用する発電方
法として、特開昭62−35463号公報に記載された
発電方法があった。図8は同公報の発電方法を説明する
ための、発電器の構成図であり、図において、5は負
荷、11および12はガスの供給口、13および14は
ガスの排出口、15は固体電解質、16は電極、17は
直流電源である。図8(a)は夜間電力などの余剰電力
を利用して、水を電気分解し、エネルギーを水素と酸素
の形で貯蔵する装置で、ガス供給口11からH2Oを供
給し、直流電源によって、供給したH2Oを電気分解
し、ガス排出口13からH2を、またガス排出口14か
らO2を取り出しそれぞれ貯蔵する。図8(b)は、図
8(a)と同一の装置で、貯蔵されたH2とO2を利用し
て発電する状態を示しており、ガス供給口11および1
2からそれぞれH2とO2を供給すると、H 2の酸化電位
とO2の還元電位との電位差に基づく起電力が発生す
る。
【0003】図8に示した発電方法は、エネルギーの有
効利用とはいえ、最初に水を電気分解するための電源装
置を必要とし、また、電気エネルギーも必要とする。さ
らに、夜間電力などの余剰電力を利用してエネルギーを
蓄積するものであり、余剰のエネルギーがないと有効利
用ができないものであるので、エネルギーの有効利用を
永続的(連続的)にはできない。
【0004】エネルギーの有効利用のシステムとして、
夜間電力を用いてオゾンを生成し、貯蓄し、使用時に短
時間に脱着させて高濃度で復水器などの冷却水系に注入
することによって、微生物スライムが熱交換器表面へ付
着するのを防止するシステムがある(三菱電機技報 p
29.vol.73 No.4 1999)。この方法
もまた、オゾンの生成、蓄積、注入に電力を必要とし、
またエネルギーの有効利用を永続的(連続的)に行うも
のではなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、エネル
ギーの有効利用とはいえ、水を電気分解する電源装置を
必要とし、電気エネルギも必要とし、さらにエネルギー
の有効利用が永続的ではないという問題があった。
【0006】また、オゾンを生成、蓄積して冷却水系の
維持・管理を行うシステムもやはり電力を必要とし、省
エネルギーの観点から問題があった。
【0007】この発明は、廃棄されてしまうエネルギー
あるいは自然界に放出されている無駄なエネルギー、い
わゆる無効エネルギーを有効利用して永続的に発電する
発電器を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発電
器は、陽極、陰極及び上記陽極と陰極とに挟持された固
体電解質を有する素子を備え、上記陽極の電極面の水蒸
気分圧と陰極の電極面の水蒸気分圧との水蒸気分圧差に
起因する起電力を得るものである。
【0009】本発明に係る第2の発電器は、陽極、陰極
及び上記陽極と陰極とに挟持された固体電解質を有する
素子を備え、上記陽極の電極面及び上記陰極の電極面の
いずれか一方の電極面が高水蒸気分圧の空間に接し、他
方の電極面が低水蒸気分圧の空間に接して上記高水蒸気
分圧と上記低水蒸気圧との水蒸気分圧差に起因する起電
力を得るものである。
【0010】本発明に係る第3の発電器は、上記第2の
発電器において、高水蒸気分圧の空間が水蒸気発生機器
の蒸気部であり、低水蒸気分圧の空間が大気であるもの
である。
【0011】本発明に係る第4の発電器は、上記第2の
発電器において、高水蒸気分圧の空間が水蒸気発生源の
水蒸気を供給して得られた空間であり、低水蒸気分圧の
空間が大気であるものである。
【0012】本発明に係る第5の発電器は、上記第1ま
たは第2の発電器において、固体電解質が、常温型また
は高温型水素イオン導電体であるものである。
【0013】本発明に係る第6の発電器は、上記第1ま
たは第2の発電器において、固体電解質が、酸素イオン
導電体であるものである。
【0014】本発明に係る第7の発電器は、上記第1ま
たは第2の発電器において、固体電解質が、水酸イオン
導電体であるものである。
【0015】本発明に係る第8の発電器は、上記第1な
いし第7の発電器のいずれかにおいて、複数の素子を直
列に接続したものである。
【0016】本発明に係る第9の発電器は、上記第1な
いし第8の発電器のいずれかにおいて、直流電源と、こ
の直流電源を素子に切り替えて接続する接続切り替え手
段を設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1における発電器の構成を示す断面図である。
図において、1は発電素子で、発電素子1は2つの電極
(陽極および陰極)2と電極2の間に挟持された固体電
解質3を有する構造である。4は隔壁で、発電素子1を
支持するとともに、発電素子1の電極2の一方の側に高
水蒸気分圧を形成し、電極2の他方の側に低水蒸気分圧
を形成し、両電極2,2間に水蒸気分圧差を発生させ
る。5は電極2,2間に接続された負荷、6は高水蒸気
分圧の空間、7は低水蒸気分圧の空間である。
【0018】電極2には、多孔性基材に触媒を担持した
ものを用いる。電極2が陽極の場合、多孔性基材には、
エキスパンドメタル、発泡金属、金属繊維などを用い、
電極2が陰極の場合、多孔性基材には、陽極に用いる材
料の他、カーボンペーパを用いることができる。触媒に
は白金(Pt)、パラジウム(Pd)、ロジウム(R
h)、イリジウム(Ir)などの貴金属を用いることが
でき、これらの貴金属を多孔性基材にめっきする、ある
いはこれらの貴金属の硝酸水溶液を多孔性基材に含浸さ
せ、乾燥・焼成するといった一般に知られた化学的な方
法などによって担持する。
【0019】固体電解質3として、比較的常温に近い温
度において固体高分子膜のような常温型水素イオン導電
体、例えばナフィオン117(デュポン社製、商品
名)、数百度といった高温において高温型水素イオン導
電体、例えばSrCeO3などを用いることができる。
【0020】本実施の形態1においては、高水蒸気分圧
の空間6と低水蒸気分圧の空間7との水蒸気分圧差を推
進力として、下記式(1)および(2)の電気化学反応
によって生ずる下記式(3)の起電力を発生する。
【0021】
【数1】
【0022】発電素子の起電力は、高水蒸気分圧の空間
6および低水蒸気分圧の空間7の酸素濃度、固体電解質
3内の水素イオン濃度が一定と仮定すれば、空間6と空
間7の水蒸気分圧比が1:10の時、59mVの起電力
を発生する。また、空間6および空間7の酸素濃度、空
間6側と空間7側の水素イオン濃度に応じて上記式
(3)に基づく起電力を発生する。
【0023】実施の形態2.上記実施の形態1は、図1
に示した固体電解質3として、水素イオン導電体を用い
たが、本実施の形態2は固体電解質3として、図2に示
すように、水酸イオン導電体を用いるものである。
【0024】水酸イオン導電体として、常温で動作す
る、例えばアミノ基のついたフッ素樹脂系の膜(陰イオ
ン交換樹脂)を用いることができる。
【0025】本実施の形態2においては、高水蒸気分圧
の空間6と低水蒸気分圧の空間7との水蒸気分圧差を推
進力として、下記式(4)および(5)の電気化学反応
によって生ずる下記式(6)の起電力を発生する。
【0026】
【数2】
【0027】発電素子の起電力は、高水蒸気分圧の空間
6および低水蒸気分圧の空間7の酸素濃度、固体電解質
3内の水酸イオン濃度が一定と仮定すれば、空間6と空
間7の水蒸気分圧比が1:10の時、59mVの起電力
を発生する。また、空間6および空間7の酸素濃度、空
間6側と空間7側の水酸イオン濃度に応じて上記式
(6)に基づく起電力を発生する。
【0028】実施の形態3.上記実施の形態1は、図1
に示した固体電解質3として、水素イオン導電体を用い
たが、本実施の形態3は固体電解質3として、図3に示
すように、酸素イオン導電体を用いるものである。
【0029】酸素イオン導電体として、数百度以上の温
度で動作する、例えばZrO2−Y22を用いることが
できる。
【0030】本実施の形態3においては、高水蒸気分圧
の空間6と低水蒸気分圧の空間7との水蒸気分圧差を推
進力として、下記式(7)および(8)の電気化学反応
によって生ずる下記式(9)の起電力を発生する。
【0031】
【数3】
【0032】発電素子の起電力は、高水蒸気分圧の空間
6および低水蒸気分圧の空間7の酸素濃度、固体電解質
3内の酸素イオン濃度が一定と仮定すれば、空間6と空
間7の水蒸気分圧比が1:10の時、59mVの起電力
を発生する。また、空間6および空間7の酸素濃度、空
間6側と空間7側の酸素イオン濃度に応じて上記式
(9)に基づく起電力を発生する。
【0033】実施の形態4.図4は、本実施の形態4の
発電器の構成を示す断面図であり、上記実施の形態1な
いし3と同一部分または相当部分には同じ符号を付して
いる。本実施の形態は、上記実施の形態1ないし3の発
電素子1を復水器配管に設置して発電器を構成したもの
であり、図において、8は発電素子1と隔壁4との絶縁
のための絶縁材である。
【0034】図4に示したように、隔壁4は復水器配管
の管壁であり、高水蒸気分圧の空間6は復水器配管の内
部、低水蒸気分圧の空間7は復水器配管の外部である。
【0035】復水器配管に設置する発電素子1の種類
は、配管内部の水蒸気の温度に対応して、適宜選択する
ことができる。
【0036】また、本実施の形態4では、発電素子を復
水器配管に設置する例を示したが、タービン発電器など
蒸気を発生する機器に設置して発電器を構成することが
できる。
【0037】実施の形態5.図5は、本実施の形態5の
発電器の構成を示す断面図であり、上記実施の形態1な
いし3と同一部分または相当部分には同じ符号を付して
いる。本実施の形態は、上記実施の形態4と同様に、発
電素子1を復水器配管の管壁に設置して発電器を構成し
たものであるが、発電素子1を複数個設置し、複数の発
電素子1を直列に接続することによって、図6に示すよ
うな発電素子の数に比例した出力電圧が得られる。
【0038】複数個の発電素子1を直列に接続して用い
ることによって、防食に必要な起電力、あるいはオゾン
発生に必要な起電力など、使用目的に対応した起電力を
得ることができる。
【0039】復水器配管に設置する発電素子1の種類
は、配管内部の水蒸気の温度に対応して、適宜選択する
ことができる。
【0040】また、本実施の形態5では、発電素子を復
水器配管に設置する例を示したが、タービン発電器など
蒸気を発生する機器に設置して発電器を構成することが
できる。
【0041】実施の形態6.図7は、本実施の形態6の
発電器の構成を示す断面図であり、上記実施の形態1な
いし4と同一部分または相当部分には同一符号を付して
いる。図7に示したように、本実施の形態においては、
隔壁4と、隔壁4に設置された発電素子よって囲まれた
空間6に、水蒸気を供給する供給口9と、水蒸気を排出
する排出10とを備え、空間6を形成する隔壁4と発電
素子1の外側の空間7は大気である。
【0042】図7の構成の発電器に、例えば図示してい
ないポンプ等の水蒸気供給手段を用いて、水蒸気発生機
器が発生した水蒸気を、供給口9から空間6に導入して
排出口10から排出することによって起電力を発生する
ことができる。
【0043】このような構成は、特に、温泉の蒸気、火
山の噴出蒸気など放置すれば拡散してしまうような水蒸
気を利用する場合に有効である。
【0044】なお、上記実施の形態1ないし6に示した
発電器は、負荷に換えて直流電源に切り替えて接続する
ことによって電解器として利用でき、例えば、復水器配
管内部に酸素あるいは水素が過剰に蓄積されたような場
合に、電気化学的に除去することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明に係る第1の発電器によれば、陽
極、陰極及び上記陽極と陰極とに挟持された固体電解質
を有する素子を備え、上記陽極の電極面の水蒸気分圧と
陰極の電極面の水蒸気分圧との水蒸気分圧差に起因する
起電力を得ることによって、従来無効エネルギとして廃
棄されていた水蒸気を有効利用して永続的に発電するこ
とができる。
【0046】本発明に係る第2の発電器によれば、陽
極、陰極及び上記陽極と陰極とに挟持された固体電解質
を有する素子を備え、上記陽極の電極面及び上記陰極の
電極面のいずれか一方の電極面が高水蒸気分圧の空間に
接し、他方の電極面が低水蒸気分圧の空間に接して上記
高水蒸気分圧と上記低水蒸気圧との水蒸気分圧差に起因
する起電力を得ることによって、従来無効エネルギとし
て廃棄されていた水蒸気を有効利用して永続的に発電す
ることができる。
【0047】本発明に係る第3の発電器によれば、高水
蒸気分圧の空間が水蒸気発生機器の蒸気部であり、低水
蒸気分圧の空間が大気であるので、従来無効エネルギと
して廃棄されていた水蒸気発生機器の水蒸気を有効利用
して永続的に発電することができる。
【0048】本発明に係る第4の発電器は、高水蒸気分
圧の空間が水蒸気発生源の水蒸気を供給して得られた空
間であり、低水蒸気分圧の空間が大気であるので、従来
無効エネルギとして大気中等に拡散されていた水蒸気を
有効利用して永続的に発電することができる。
【0049】本発明に係る第5の発電器によれば、固体
電解質が、常温型または高温型水素イオン導電体である
ので、利用する水蒸気の温度に対応して水蒸気を有効利
用し、永続的に発電することができる。
【0050】本発明に係る第6の発電によれば、固体電
解質が、酸素イオン導電体であるので、数百度以上の高
温の水蒸気を有効利用して、永続的に発電することがで
きる。
【0051】本発明に係る第7の発電器によれば、固体
電解質が、水酸イオン導電体であるので、常温に近い温
度の水蒸気を有効利用して、永続的に発電することがで
きる。
【0052】本発明に係る第8の発電器によれば、複数
の素子を直列に接続したものであるので、利用の目的に
応じた起電力を得ることができる。
【0053】本発明に係る第9の発電器によれば、直流
電源と、この直流電源を素子に切り替えて接続する接続
切り替え手段を設けたので、過剰に蓄積された水素ある
いは酸素を、電気化学的に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1における、発電器の構
成を示す断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2における、発電器の構
成を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態3における、発電器の構
成を示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態4における、発電器の構
成を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態5における、発電器の構
成を示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態5における、発電素子の
数と出力電圧との関係を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態6における、発電器の構
成を示す断面図である。
【図8】 従来のエネルギの有効利用における発電を説
明するための模式図である。
【符号の説明】
1 発電素子、2,16 電極、3,15 固体電解
質、4 隔壁、5 負荷、6 高水蒸気分圧の空間、7
低水蒸気分圧の空間、8 絶縁材、9,11,12
供給口、10,13,14 排出口、17 直流電源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 秀 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 石郷岡 猛 東京都武蔵野市吉祥寺北町3−3−1 成 蹊大学内 Fターム(参考) 5H026 AA06 CX01 CX03 CX05 CX09 EE02 EE05 EE13 EE19 RR03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極、陰極及び上記陽極と陰極とに挟持
    された固体電解質を有する素子を備え、上記陽極の電極
    面の水蒸気分圧と陰極の電極面の水蒸気分圧との水蒸気
    分圧差に起因する起電力を得ることを特徴とする発電
    器。
  2. 【請求項2】 陽極、陰極及び上記陽極と陰極とに挟持
    された固体電解質を有する素子を備え、上記陽極の電極
    面及び上記陰極の電極面のいずれか一方の電極面が高水
    蒸気分圧の空間に接し、他方の電極面が低水蒸気分圧の
    空間に接して上記高水蒸気分圧と上記低水蒸気圧との水
    蒸気分圧差に起因する起電力を得ることを特徴とする発
    電器。
  3. 【請求項3】 高水蒸気分圧の空間が水蒸気発生機器の
    蒸気部であり、低水蒸気分圧の空間が大気であることを
    特徴とする請求項2記載の発電器。
  4. 【請求項4】 高水蒸気分圧の空間が水蒸気発生源の水
    蒸気を供給して得られた空間であり、低水蒸気分圧の空
    間が大気であることを特徴とする請求項2記載の発電
    器。
  5. 【請求項5】 固体電解質が、常温型または高温型水素
    イオン導電体であることを特徴とする請求項1または2
    記載の発電器。
  6. 【請求項6】 固体電解質が、酸素イオン導電体である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の発電器。
  7. 【請求項7】 固体電解質が、水酸イオン導電体である
    ことを特徴とする請求項1または2記載の発電器。
  8. 【請求項8】 複数の素子を直列に接続したことを特徴
    とする請求項1ないし7のいずれかに記載の発電器。
  9. 【請求項9】 直流電源と、この直流電源を素子に切り
    替えて接続する接続切り替え手段を設けたことを特徴と
    する請求項1ないし8のいずれかに記載の発電器。
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