JP2001176228A - ヘッド支持体及び磁気記憶装置 - Google Patents

ヘッド支持体及び磁気記憶装置

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JP2001176228A JP35320499A JP35320499A JP2001176228A JP 2001176228 A JP2001176228 A JP 2001176228A JP 35320499 A JP35320499 A JP 35320499A JP 35320499 A JP35320499 A JP 35320499A JP 2001176228 A JP2001176228 A JP 2001176228A
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    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気記憶装置において、支持ロード動作及び
アンロード動作の際に、支持ビームに取り付けられた磁
気ヘッドスライダの記録媒体からの浮上を安定化させる
こと。 【解決手段】 先端部32と基端部34とを有した支持
ビーム36と、枢着部54において支持ビーム36の先
端部32に枢着されたジンバル40と、支持ビーム基端
部側に位置したジンバル自由端部58に接続されたロー
ディング部材60とを具備するランプロードタイプのヘ
ッド支持体12が提供される。ジンバル自由端部58に
ローディング部材60を具備することによって、ロード
動作及びアンロード動作の際に、ジンバル40に取り付
けられた磁気ヘッドスライダ18の流入端部64が流出
端部66よりも記録媒体の表面から離れた状態を維持す
るので、磁気ヘッドスライダ18の浮上を不安定にする
ことがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプロードタイ
プのヘッド支持体及びそれを備えた磁気記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】フロッピーディスク装置やハードディス
ク装置といった磁気記憶装置などの装置で使用される一
般的なヘッド支持体は、支持ビームと、スペーサと、ジ
ンバルとを含んでなる。ジンバルは、支持ビームと比較
して可撓性に富んだ部材からなり、支持ビームの一方の
端部に取り付けられる。詳細には、ジンバルは、支持ビ
ーム先端側に配置される枢着部においてジンバルのベー
ス部分に舌状部分を枢着して構成されており、ジンバル
のベース部分の支持ビーム基端部側に配置される端部に
おいて支持ビームに接合される。ジンバルの舌状部分の
表面には、磁気ヘッドスライダがさらに取り付けられ
る。また、支持ビームの他方の端部にはボスを備えたス
ペーサが接合されており、ヘッド支持体はボスを介して
キャリッジアームに接続される。そして、リードスクリ
ュ方式、スチールベルト方式、スパイラルカム方式など
の伝達機構によりアクチュエータの駆動力をこのキャリ
ッジアームに伝達して、磁気ヘッドスライダ及びヘッド
支持体を駆動し、磁性膜を表面に備えた磁気ディスクな
どの記録媒体にデータを書き込む。
【0003】以下で、磁気ヘッドスライダと記録媒体と
の近接部分について詳述する。支持ビームは、剛性部分
と、バネ性を持った部分である曲げ部分を有したバネ部
分とを含む。バネ部分はキャリッジアームに支持される
支持ビームの基端部側に位置する。一方、剛性部分はバ
ネ部分から先端部側に位置し、剛性を高めるために一般
にその側部にリブが設けられる。また、支持ビームの先
端部に位置するジンバルが取り付けられる部分にはピボ
ットが形成されており、ジンバルの舌状部分はこのピボ
ット上で旋回可能になっている。
【0004】支持ビームのバネ部分で発生した荷重はジ
ンバルを介して磁気ヘッドスライダに作用し、磁気ヘッ
ドスライダはピボットを中心に旋回可能な状態で記録媒
体に押しつけられる。こうして、磁気ヘッドスライダは
記録媒体の動きに追従することが可能となる。磁気ヘッ
ドスライダは、記録媒体回転中に記録媒体の表面と磁気
ヘッドスライダの浮上面との間に流入する空気により磁
気ヘッドスライダの浮上面に発生する浮上力とヘッド支
持体によって磁気ヘッドスライダに作用される荷重との
釣り合いにより、記録媒体の表面との間に一定の間隙
(一般的には20nm程度である)を保って記録媒体上
を滑空している。
【0005】したがって、記録媒体の回転が停止する
と、磁気ヘッドスライダは浮上力を失って記録媒体の表
面と接触することになる。そこで、このような磁気記憶
装置においては、記録媒体の非回転時に記録媒体のデー
タ記録部分である環状のデータゾーンを保護する必要が
ある。こうした保護を行うためのロード・アンロード機
構は、CSS(コンタクト・スタート・アンド・ストッ
プ)タイプと、ランプロードタイプとに大別される。
【0006】CSSタイプのロード・アンロード機構に
おいては、記録媒体の非回転時には、磁気ヘッドスライ
ダは記録媒体においてデータゾーンの内側に位置するC
SSゾーン上に退避し、記録媒体が回転を開始して磁気
ヘッドスライダが浮上すると再び磁気ヘッドスライダは
データゾーンへと移動する。一方、ランプロードタイプ
のロード・アンロード機構においては、記録媒体の非回
転時には、磁気ヘッドスライダは、記録媒体の外周の外
側に設けられてその先端部が記録媒体の外周から内側へ
と迫り出したランプ上に退避し、記録媒体が回転を開始
すると再び磁気ヘッドスライダがデータゾーンへと移動
する。
【0007】従来、上記のCSSタイプのロード・アン
ロード機構が一般に使用されてきた。しかしながら、近
年、記録装置に対して大容量化が望まれるようになり、
この要求を満たすために磁気ヘッドスライダと記録媒体
の表面との間の間隙を狭くしてデータの高密度化を実現
する必要が生じてきた。一方、磁気ヘッドスライダと記
録媒体の表面との間の間隙を狭くするためには、記録媒
体の表面の平滑度をより高くする必要が生じる。ところ
が、記録媒体の表面の平滑度を高めると、磁気スライダ
ヘッドが記録媒体の表面に吸着しやすくなって、記録媒
体の回転を再開する際に、記録媒体を回転させるモータ
の負荷が大きくなるという問題が生じる。この磁気ヘッ
ドスライダと記録媒体との吸着から生じる負荷は、大容
量化のために一つのモータで複数の媒体を回転させる場
合には、特に問題となる。
【0008】これに対し、ランプロードタイプのロード
・アンロード機構は、記録媒体の非回転時に磁気ヘッド
スライダと記録媒体の表面とを接触させていないので、
記録媒体を回転させるモータには始動時の付加的な負荷
が作用しないという利点を有する。また、磁気ヘッドス
ライダがランプ上に配置されることから、優れた耐衝撃
性を有しており、モバイルパソコン等の移動装置におけ
る使用にも適しているという利点を有している。
【0009】上記のような理由から近年ではランプロー
ドタイプの機構が使用されることが多くなってきた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10に示
されるように、ランプロードタイプのロード・アンロー
ド機構で使用されるヘッド支持体100においては、支
持ビーム102の先端部の中央に、支持ビーム102を
変形させて一体的に形成したローディング部材であるタ
ブ104が突設されている。記録媒体が回転を停止する
際には、このヘッド支持体100が記録媒体の外周に向
かって半径方向に移動し、記録媒体の外周から記録媒体
の中心部に向かって迫り出して設けられた滑り台状のラ
ンプ106の傾斜表面にタブ104が乗り上げ、ヘッド
支持体100全体が記録媒体から離れる方向に押し上げ
られ、ジンバル108に取り付けられた磁気ヘッドスラ
イダが記録媒体の表面から離れる(すなわち、アンロー
ド動作が行われる)。また、記録媒体が回転を開始する
際には、上記作動順序と逆に、ヘッド支持体100がラ
ンプ106からその傾斜表面を滑動して記録媒体の外周
部に移動し、記録媒体上に浮上した状態で近接する(す
なわち、ロード動作が行われる)。
【0011】さらに、上述したように、一般に、磁気ヘ
ッドスライダが取り付けられているジンバルの舌状部分
はその支持ビーム先端側に配置される枢着部においてジ
ンバルのベース部分に枢着されている。したがって、ア
ンロード動作を行うとき、先ずタブがランプの傾斜表面
に当接して、ヘッド支持体の先端部が記憶媒体の表面か
ら離れ、続いて、磁気ヘッドスライダと記録媒体の表面
との間の間隙に流入した空気が流出する側の端部である
磁気ヘッドスライダの流出端部が記憶媒体の表面から離
れた後、最後に流出端部と反対側に位置する磁気ヘッド
スライダの流入端部が記録媒体の表面から離れることに
なる。逆にロード動作の際には、磁気ヘッドスライダの
流入端部が記録媒体の表面と接触(正確には浮上状態で
近接)した後、最後に流出端部が記録媒体の表面と接触
(正確には浮上状態で近接)する。
【0012】一般に、ヘッド支持体は記録媒体がヘッド
支持体の基端部側から先端部側へと移動するように配置
される。すなわち、ロード動作及びアンロード動作を行
う時に、記録媒体の移動方向はジンバルの舌状部分を逆
撫でする方向となる。したがって、万一、記録媒体の表
面上の異物の存在により磁気ヘッドスライダと記録媒体
との円滑な相対運動が妨げられると、磁気ヘッドスライ
ダの流入端部が記録媒体と接触して、ジンバルの舌状部
分を支持ビームから引き離そうとする外力が舌状部分に
作用するため、磁気ヘッドスライダ及び記録媒体の破損
に至る可能性がある。また、磁気ヘッドスライダは記録
媒体の表面との間の間隙に流入してくる空気の流れに対
して流入端部を下げた(記録媒体に近づけた)状態とな
るため、浮上力の不安定を引き起こし、磁気ヘッドスラ
イダと記録媒体とが接触しやすい状態を発生させるとい
う問題も生じる。
【0013】したがって、本発明の目的は、磁気ヘッド
スライダのロード動作及びアンロード動作の際に、最初
に流入端部を記録媒体の表面から引き離すようにして、
ロード動作及びアンロード動作の際の磁気ヘッドスライ
ダの浮上を安定化させ、磁気ヘッドスライダと記憶媒体
との接触による破損の可能性を低減させることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的に
鑑み、先端部と基端部とを有した支持ビームと、前記先
端部側に配置される枢着部と前記基端部側に配置される
自由端部とを有し、該枢着部において前記支持ビームの
前記先端部に枢着されたジンバルと、前記ジンバルの前
記自由端部に接続されたローディング部材と、を具備す
るヘッド支持体を提供する。
【0015】好適には、前記ジンバルは前記支持ビーム
の表面上に架かる領域を有する。また、好適には、前記
ローディング部材は、前記ジンバルに平行な方向に延び
る領域を有してなる。本発明はさらに、上記ヘッド支持
体と、情報が記録される記録媒体と、前記記録媒体と対
向するように前記ヘッド支持体の前記ジンバルに取り付
けられる磁気ヘッドスライダと、前記ヘッド支持体の前
記支持ビームの前記基端部を支持すると共に回転軸線を
中心にして前記ヘッド支持体を旋回させるための駆動装
置と、傾斜表面を有し、前記ローディング部材が前記記
録媒体の半径方向に移動するときに、前記ローディング
部材が前記傾斜表面と当接して前記傾斜表面を滑動する
ように構成されたランプと、を具備する磁気記憶装置を
提供する。
【0016】本発明のヘッド支持体は、支持ビームの基
端部側に配置されたジンバルの自由端部にローディング
部材を具備していることによって、ローディング部材が
支持ビームに向かって移動するとき、支持ビーム全体が
動くに先だって、ジンバルの自由端部が支持ビームの先
端部側に配置される枢着部を中心として支持ビームに向
かって移動する。したがって、アンロード動作の際に
は、ジンバルに接合された磁気ヘッドスライダはその流
入端部が最初に記録媒体の表面から離れる。
【0017】次に、ローディング部材がさらに支持ビー
ムに向かって移動すると、ローディング部材を支持ビー
ムに向かわせる外力とジンバルの撓みからバネ作用によ
って生じる反力とが釣り合ってジンバルを介して支持ビ
ームに外力が伝達されることによって、又は、ジンバル
に設けられた翼部材が支持ビームと当接することによっ
て、支持ビームすなわちヘッド支持体全体が記録媒体の
表面から引き離される。したがって、磁気ヘッドスライ
ダの流入端部が流出端部より記録媒体の表面から離れた
状態を維持しながらアンロード動作を行うことが可能と
なる。
【0018】ロード動作も同様に磁気ヘッドスライダの
流入端部が流出端部より記録媒体の表面から離れた状態
を維持しながら行われることになり、磁気ヘッドスライ
ダの流出端部が記録媒体の表面と接触した(正確には微
小間隙を保って浮上した状態)後で流入端部が記録媒体
の表面と接触するようになる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は記録媒体の上下に対になった
本発明のヘッド支持体を具備した磁気記憶装置の全体斜
視図であり、図2は図1に示されるヘッド支持体の一つ
の実施形態の斜視図であり、図1において記録媒体の下
側に位置するヘッド支持体を示している。
【0020】図1を参照すると、本発明の磁気記憶装置
10は、ヘッド支持体12と、同ヘッド支持体12をそ
の基端部において支持すると共に回転軸線14を中心と
してヘッド支持体12を旋回させるための駆動装置16
と、ヘッド支持体12の先端部に取り付けられた磁気ヘ
ッドスライダ18と、図示されていないスピンドルモー
タ等のアクチュエータにより回転駆動される記録媒体2
0と、この記録媒体20の外周の外側に配置されている
ランプ22と、これらを収容するハウジング24とを具
備する。磁気ヘッドスライダ18は記録媒体20と対向
して配置されており、磁気により記録媒体20に情報を
記録する。また、ランプ22は、傾斜表面26を有する
傾斜部と、平坦な表面28を有する平坦部とを含み、ラ
ンプ22の傾斜部の少なくとも一部が記録媒体20の外
周からその内側へと記録媒体20の表面に近接して突出
している。
【0021】駆動装置16は、詳細には、ヘッド支持体
12をその基端部において支持するキャリッジアーム3
0と、回転軸線14を中心としてキャリッジアーム30
を介してヘッド支持体12を旋回させるためのアクチュ
エータ(不図示)とを具備する。図1を参照すると、一
枚のディスク状記録媒体20の両表面には各々その先端
部に磁気ヘッドスライダ18を具備した一対のヘッド支
持体12が配置されている。これらのヘッド支持体12
はそれぞれキャリッジアーム30を介して一つのアクチ
ュエータに接続されており共通して駆動される。しかし
ながら、本発明の磁気記憶装置10は記憶容量を増加さ
せるために複数枚の記録媒体20を具備することがで
き、この場合には、各記録媒体20の両面に磁気ヘッド
スライダ18を具備したヘッド支持体12が配置され
る。記録媒体20の片面のみを記録面として使用する場
合には、磁気ヘッドスライダ18をその先端部に具備し
た一つのヘッド支持体12が配置されればよいことはい
うまでもない。
【0022】次に、図2を参照して、ヘッド支持体12
に関して詳述する。図2に示されるヘッド支持体12
は、先端部32と基端部34とを有した支持ビーム36
と、支持ビーム36の基端部34に接合されたスペーサ
38と、支持ビーム36の先端部32に取り付けられた
ジンバル40とを具備する。支持ビーム36は、支持ビ
ーム36の基端部34側に形成され板バネとして機能す
る曲げ部42と、曲げ部42と先端部32との間に位置
する剛性部44とをさらに含む。支持ビーム36は、曲
げ部42にて、先端部32に取り付けられた磁気ヘッド
スライダ18を記録媒体20に押しつける方向に屈曲し
ている。好適には、図2に示されるように、曲げ部42
においてその可撓性を高めるべく窓部46が形成される
一方、剛性部44においてはその剛性を高めるべくその
両側縁部にリブ48が設けられる。
【0023】基端部34に接合されたスペーサ38は支
持ビーム36の基端部34を厚さ方向に貫通して延びる
ボス50を具備しており、このボス50を介して駆動装
置16のキャリッジアーム30に接続される。図2に示
されるジンバル40は支持ビーム36と別体で形成され
ている。このジンバル40はベース部分52とこれに枢
着部54において枢着された舌状部分56とを含み、さ
らにこの舌状部分56にはその枢着部54と反対側の端
部である自由端部58においてローディング部材60が
接続されている。ベース部分52及び舌状部分56はそ
の厚さが支持ビーム36と比較して1/2から1/3で
あり、薄くなっている。
【0024】また、ベース部分52はその中央に窓部6
2を有した枠形状になっており、このベース部分52
は、例えばレーザスポット溶接や接着剤などの公知の接
合技術によって、支持ビーム36の基端部34側に配置
される端部のみを支持ビーム36の先端部32の表面に
接合される。すなわち、ベース部分52の他方の端部は
支持ビーム36の表面に接合されていない状態となる。
ジンバル40が支持ビーム36に取り付けられるとき、
舌状部分56の枢着部54は、支持ビーム36の先端部
32側に配置される。
【0025】舌状部分56の外側表面(すなわち、記録
媒体と対向する表面)には適宜の接合技術を用いて磁気
ヘッドスライダ18が接合される。また、支持ビーム3
6の表面は、舌状部分56の下方に位置するベース部分
52の窓部62においてピボット(不図示)を形成して
いる。したがって、舌状部分56はピボットを中心とし
て旋回することが可能となり、舌状部分56に取り付け
られた磁気ヘッドスライダ18が記録媒体の表面の変動
に追従して平面的な接触を維持できるようになってい
る。すなわち、図2に示されるジンバル40は、舌状部
分56に自由端部58においてローディング部材60が
接続されていることを除いて、従来のヘッド支持体で使
用されるジンバルと同様に構成される。
【0026】図2を参照すると、舌状部分56に接続さ
れたローディング部材60は山形状の断面をしており、
記録媒体20の外周の外側に配置されたランプ22の傾
斜表面26とその頂点において接触する。また、ローデ
ィング部材60は舌状部分56と一体的に形成すること
もでき、別体で形成して舌状部分56に接合することも
できる。さらに、代替実施形態として、ローディング部
材60として円形状断面の棒状部材を別体で舌状部分5
6に接続することもできる。
【0027】磁気ヘッドスライダ18を記録媒体20か
ら引き離すアンロード動作の際には、ローディング部材
60がランプ22の傾斜表面26を移動するとき、先ず
ジンバル40の舌状部分56の自由端部58を枢着部5
4を中心として支持ビーム36に向かって移動させて、
磁気ヘッドスライダ18の流入端部64(支持ビーム3
6の基端部34側に位置する磁気ヘッドスライダ18の
端部)を最初に記録媒体20から離す。続いて、舌状部
分56の自由端部58を支持ビーム36に向かってさら
に移動させるとローディング部材60は支持ビーム36
の表面に当接するので、磁気ヘッドスライダ18の流入
端部64がその反対側の流出端部66よりも記録媒体2
0から離れた状態を維持したまま、支持ビーム36すな
わちヘッド支持体12全体を記録媒体20から引き離す
方向に移動させることになる。磁気ヘッドスライダ18
を記録媒体20に接近させるロード動作の際には、同様
に、ローディング部材60がランプ22の傾斜表面26
を移動すると、磁気ヘッドスライダ18の流入端部64
が流出端部66よりも記録媒体20から離れた状態を維
持したまま、ヘッド支持体12全体が記録媒体20に接
近していくことになる。
【0028】したがって、ロード動作及びアンロード動
作の際には、磁気ヘッドスライダ18の流入端部64が
流出端部66よりも記録媒体20から離れた状態が維持
されるので、磁気ヘッドスライダ18が記録媒体20の
表面との間を流れる空気から受ける浮上力が不安定にな
ることはない。また、記録媒体20の表面上に異物が存
在しても、それが磁気ヘッドスライダ18の流入端部6
4に接触して舌状部分56を支持ビーム36の表面から
引き離すような力が作用することはない。
【0029】図3は、図1に示されるヘッド支持体12
の第二実施形態を示す斜視図であり、図4は図3のヘッ
ド支持体12の拡大詳細図である。図3及び図4に示さ
れるヘッド支持体12は、図2に示される実施形態とジ
ンバル40の部分が異なっている。図3に示されるヘッ
ド支持体12は、図2と同様に、先端部32と基端部3
4とを有した支持ビーム36と、その基端部34に接合
されたボス50を具備したスペーサ38と、支持ビーム
36の先端部32のジンバル40とを具備する。支持ビ
ーム36及びスペーサ38に関しては図2と同様である
ので、ここでは特に説明しない。
【0030】図4を参照すると、ジンバル40が支持ビ
ーム36と一体的に形成されている。このジンバル40
では、磁気ヘッドスライダ接着部である舌状部分56が
枢着部54において直接、支持ビーム36に枢着されて
おり、さらにこの舌状部分56には枢着部54と反対側
の端部である自由端部58においてローディング部材6
0が接続されている。また、図2と同様に、枢着部54
は支持ビーム36の先端部32側に位置する。さらに、
ジンバル40の舌状部分56は磁気ヘッドスライダ18
を対向して配置される記録媒体20の表面に微小な力で
押しつけるように構成されおり、この舌状部分56の表
面には適宜の接合技術を用いて磁気ヘッドスライダ18
が接合される。
【0031】図4に示されるジンバル40は、エッチン
グや打ち抜きなどの技術を用いて支持ビーム36の先端
部32に枢着部54を残して舌状部分56の周縁形状を
定める溝68を形成して、支持ビーム36から舌状部分
56を分離させることによって形成され得る。また、ジ
ンバル40としての機能を果たすために、枢着部54及
び舌状部分56はハーフエッチングや研磨等の技術を用
いてその厚さを薄くされている。こうして形成されたジ
ンバル40は、その舌状部分56が支持ビーム36の表
裏両面の側に撓み得るという特徴を有する。
【0032】また、図4に示されるローディング部材6
0はジンバル40の舌状部分56を含んだ平面と異なる
平面上に延びており、ジンバル40の舌状部分56とロ
ーディング部材60との間に延びる接続部材70を介し
てジンバル40の自由端部58に接続される。好適に
は、ローディング部材60は支持ビーム36を挟んで磁
気ヘッドスライダ18と反対側に配置され、舌状部分5
6の表面に対して所定の角度で延びる接続部材70を介
してジンバル40の自由端部58に接続される。このと
き、ローディング部材60はジンバル40の舌状部分5
6と平行な方向に延びていることが好ましい。
【0033】ローディング部材60及び接続部材70は
ジンバル40と比較して厚く、剛性を有することが好ま
しい。さらに、図4においてはローディング部材60は
平板状部材として示されているが、図2に示される実施
形態と同様に山形状又は丸棒形状に形成され得る。以上
の構成により、ローディング部材60がランプ22の傾
斜表面26に当接することによってローディング部材6
0に加えられる力はジンバル40の自由端部58に伝達
される。したがって、アンロード動作の際には、先ずジ
ンバル40の自由端部58を記録媒体20の表面から離
す方向に移動させて磁気ヘッドスライダ18の流入端部
64を記録媒体20の表面から引き離し、その後、ジン
バル40の自由端部58が支持ビーム36を挟んで反対
側まで移動すると、ランプ22から加えられる力とジン
バル40の撓みによる反力とが釣り合って、支持ビーム
36すなわちヘッド支持体12全体を記録媒体20から
引き離す方向に移動させる。このとき、磁気ヘッドスラ
イダ18の流入端部64が流出端部66よりも記録媒体
20から離れた状態が維持される。すなわち、図4に示
されるヘッド支持体12は図2に示されるヘッド支持体
12と同様の動作を行う。ロード動作も図2のヘッド支
持体12と同様に行われることはいうまでもない。した
がって、図4に示されるヘッド支持体12は、図2に示
される実施形態に関して説明した効果を同様に奏し得
る。
【0034】図4を参照すると、ジンバル40は、さら
に、ジンバル40の舌状部分56の周縁から側方に突出
して支持ビーム36の両側縁部まで延び、支持ビーム3
6の表面上に架かる領域を有した翼部材72をその自由
端部58に具備している。翼部材72もローディング部
材60及び接続部材70と同様にジンバル40と比較し
て厚く剛性を有しているのが好ましい。また、ローディ
ング部材60、接続部材70、及び翼部材72は一体的
に形成されることが好ましい。
【0035】翼部材72を具備する場合、接続部材70
は、翼部材72が支持ビーム36に当接した状態で支持
ビーム36とローディング部材60との間の距離がラン
プ22の厚さ以上となるような長さを有する必要があ
る。翼部材72を具備する効果を以下に説明する。例え
ば、アンロード動作の際は、ローディング部材60がラ
ンプ22の傾斜表面26と当接すると、先ず枢着部54
を中心としてジンバル40の自由端部58を支持ビーム
36に近づける方向に移動させ、磁気ヘッドスライダ1
8の流入端部64を記録媒体20の表面から引き離す。
その後、自由端部58がさらに支持ビーム36に向かっ
て移動すると、翼部材72が支持ビーム36に当接し、
支持ビーム36すなわちヘッド支持体12全体を記録媒
体20の表面から引き離す方向に移動させる。支持ビー
ム36はジンバル40と比較して剛性がより高いので、
ジンバル40の長手軸線を中心とした捻れが発生するこ
とを抑制する。したがって、ロード動作及びアンロード
動作の際の磁気ヘッドスライダ18の浮上をより安定に
させる効果を奏する。
【0036】図5を参照すると、示されるヘッド支持体
12は、図4に示されるヘッド支持体12と類似である
が、具備されたローディング部材60′が山形状に形成
されている点が異なっている。ローディング部材60′
は、このように形成されることによって、ランプ22と
面ではなく点で接触するので、ヘッド支持体12のアン
ロード動作及びロード動作の際に発生する捻れを抑制す
ることができる。
【0037】また、図4に示されている翼部材72がジ
ンバル40の自由端部58から支持ビーム36の両側縁
まで支持ビーム36の幅方向(水平面において支持ビー
ムの長手軸線方向と垂直な方向)に直線的に延びている
のに対して、図5に示される翼部材72′はジンバル4
0の自由端部58から支持ビーム36の基端部34側に
斜め方向に延びている。
【0038】したがって、ジンバル40の自由端部58
が支持ビーム36に向かって移動して翼部材が支持ビー
ム36に当接するとき、図4の翼部材72が、ジンバル
40の両側に存在し支持ビーム36の剛性部44の基端
部側と先端部32とを接続する梁部74に接触するのに
対して、図5の翼部材72′は少なくともその一部が支
持ビーム36の基端部側に位置する幅広の剛性部44に
接触する。こうして翼部材72′が支持ビーム36の梁
部74ではなくより基端部側の幅広の剛性部44と接触
することによって、翼部材72′から伝達される外力が
より剛性の高い部分に作用し、支持ビーム36の先端部
32に発生する捻れを抑制する。
【0039】図6及び図7は、図4及び図5の実施形態
に示されるような、支持ビーム36、ジンバル40、ロ
ーディング部材60、及び翼部材72、72′を一体的
に形成した、本発明のヘッド支持体12の第四実施形態
を示す斜視図である。図6を参照すると、図4に示され
る実施形態に関して説明したように支持ビーム36の先
端部32にジンバル40の周縁形状に沿ってエッチング
等の適宜の加工技術によって溝68が形成されている。
ジンバル40を形成する部分の内部には、さらに、翼部
材72、接続部材70、及びローディング部材60を形
成するべき部分の周縁形状に沿って溝76、78が形成
されている。
【0040】翼部材72を形成するべき部分は、ジンバ
ル40を形成する部分の自由端部58の近傍に位置し、
図6に示されるように支持されるべき側の端部を除いて
その周縁形状に沿って溝76が形成されている。ローデ
ィング部材60及び接続部材70を形成するべき部分
は、ジンバル40を形成する部分の内部において翼部材
72を形成するべき部分からさらに枢着部54側に位置
し、翼部材72と同様に支持されるべき側の端部を除い
てその周縁形状に沿って溝78が形成されている。
【0041】ローディング部材60及び接続部材70を
形成するべき部分は、ローディング部材60の先端部が
支持ビーム36の基端部34側を向くように、図6に示
される各部分を図7に示されるごとく折り返され、翼部
材72を形成するべき部分はその先端部がジンバル40
の周縁から突出するように折り返される。さらに、ジン
バル40の表面に磁気ヘッドスライダ18を接合するこ
とによって、図4と同様の構造上の特徴を有したヘッド
支持体12が形成される。
【0042】こうして、ローディング部材60、接続部
材70、及び翼部材72を一体的に形成することで、ヘ
ッド支持体12をより軽量、小型化することが可能とな
る。したがって、ジンバル40に別部材を付加すること
による質量の増加の結果として磁気ヘッドスライダ18
の浮上特性に影響を与える可能性を低減させる効果を奏
し得る。
【0043】一方で、ジンバル40からローディング部
材60、接続部材70、及び翼部材72を形成すること
になるため、これらの部材の機能を果たすに十分な剛性
を得られないという問題を生じ得る。しかし、例えばジ
ンバル40を形成する際にジンバル40の機能を果たす
のに必要な部分のみをハーフエッチングで薄くし、少な
くとも上記各部材60、70、72を形成すべき部分は
支持ビーム36と同じ厚さを有するようにすることによ
って、この問題を解消することができる。
【0044】図8及び図9は、図6及び図7に示される
実施形態と類似の本発明のヘッド支持体12の第五実施
形態である。図8を参照すると、本実施形態における、
ジンバル40を形成するべき部分、ローディング部材6
0を形成するべき部分、接続部材70を形成するべき部
分、翼部材72を形成するべき部分は図6と同様に形成
されている。しかしながら、本実施形態は、ローディン
グ部材60を形成するべき部分の先端を支持ビーム36
の先端部32側に向けて折り返し、さらに、図9に示さ
れるようにローディング部材60を形成するべき部分に
棒状部材80を接合して付加することによって、ローデ
ィング部材60の機能を果たす部分が延長され、支持ビ
ーム36の先端部32から突出するように構成したもの
である。棒状部材80は好適には円形状断面又は山形状
断面を有しており、溶接や接着剤の使用など適宜の接合
技術によりローディング部材60を形成する部分に接合
される。
【0045】このようにして構成されたヘッド支持体1
2のジンバル40の表面に磁気ヘッドスライダ18を接
合することによって、支持ビーム36の先端部32にロ
ーディング部材60を備えた従来のヘッド支持体を使用
する場合と同様に、ランプ22が、ヘッド支持体12の
先端部、すなわち支持ビーム36の先端部32に当接す
るように配置することができるようになる。したがっ
て、ランプ22が支持ビーム36と接触することがなく
なる。
【0046】一方で、棒状部材80の接合などによって
延長されたローディング部材60を形成する部分はジン
バル40の自由端部58に接続されているので、例えば
アンロード動作の際に、ランプ22の傾斜表面26とロ
ーディング部材60の延長部である棒状部材80が当接
すると、最初にジンバル40の自由端部58が支持ビー
ム36に向かって移動する。したがって、最初に磁気ヘ
ッドスライダ18の流入端部64が記録媒体20の表面
から離れることになる。
【0047】以上で説明されたジンバル40を支持ビー
ム36と一体的に形成する、図3〜図9に示される各実
施形態に関し、支持ビーム36に別部材を取り付けるこ
とによってジンバル40を挟んで磁気ヘッドスライダ1
8と反対側にピボットを設け、ジンバル40の機能を向
上させることが可能である。また、翼部材72は必ずし
もジンバル40の自由端部58に設けられる必要はな
く、ジンバル40の他の任意の位置に設けることも可能
である。
【0048】さらに、本発明のヘッド支持体を光学式ヘ
ッドを含む他のタイプの記録ヘッドの支持に対して使用
することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ランプロードタイプのヘッド支持体において、ジンバル
の自由端部にローディング部材を具備することによっ
て、磁気ヘッドスライダのロード動作及びアンロード動
作の際に、磁気ヘッドスライダの流入端部が流出端部よ
りも記録媒体の表面から離れた状態を維持するので、磁
気ヘッドスライダの浮上を不安定にすることがなくな
る。また、記録媒体上に異物が存在する場合にも、異物
が磁気ヘッドスライダが取り付けられたジンバルを支持
ビームから引き離す方向に移動させて負荷を発生させ、
異物が磁気ヘッドスライダ及び記録媒体を破損させるこ
とを防止することが可能となる。したがって、磁気ヘッ
ドスライダ及び記録媒体の破損の可能性の少ない信頼性
の高い磁気記憶装置を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッド支持体を具備した磁気記憶装置
の全体斜視図である。
【図2】図1において記録媒体の下側に位置するヘッド
支持体の第一実施形態を示す斜視図である。
【図3】本発明のヘッド支持体の第二実施形態を示す斜
視図である。
【図4】図3に示されるヘッド支持体の先端部の拡大詳
細図である。
【図5】本発明のヘッド支持体の第三実施形態を示すヘ
ッド支持体の先端部の拡大詳細図である。
【図6】本発明のヘッド支持体の第四実施形態を示す、
組み立て前の状態のヘッド支持体の先端部の拡大詳細図
である。
【図7】図6に示されるヘッド支持体の先端部の組み立
て後の状態を示す拡大詳細図である。
【図8】本発明のヘッド支持体の第五実施形態を示す、
組み立て前の状態のヘッド支持体の先端部の拡大詳細図
である。
【図9】図8に示されるヘッド支持体の先端部の組み立
て後の状態を示す拡大詳細図である。
【図10】従来技術のランプロードタイプのヘッド支持
体を示す斜視図である。
【符号の説明】 10…磁気記録装置 12…支持ヘッド 16…駆動装置 18…磁気ヘッドスライダ 20…記録媒体 22…ランプ 24…ハウジング 26…傾斜表面 32…先端部 34…基端部 36…支持ビーム 40…ジンバル 54…枢着部 58…自由端部 60…ローディング部材
フロントページの続き Fターム(参考) 5D059 AA01 BA01 CA11 CA25 CA26 DA07 DA26 EA02 LA06 5D076 AA01 BB01 CC05 DD03 EE01 FF04 FF24 GG04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部と基端部とを有した支持ビーム
    と、 前記先端部側に配置される枢着部と前記基端部側に配置
    される自由端部とを有し、該枢着部において前記支持ビ
    ームの前記先端部に枢着されたジンバルと、 前記ジンバルの前記自由端部に接続されたローディング
    部材と、を具備することを特徴とするヘッド支持体。
  2. 【請求項2】 前記ジンバルは前記支持ビームの表面上
    に架かる領域を有することを特徴とする、請求項1に記
    載のヘッド支持体。
  3. 【請求項3】 前記ローディング部材は、該ジンバルに
    平行な方向に延びる領域を有してなることを特徴とす
    る、請求項1又は請求項2に記載のヘッド支持体。
  4. 【請求項4】 先端部及び基端部とを有した支持ビーム
    と、 前記支持ビームの前記先端部側に配置された枢着部部と
    前記基端部側に配置された自由端部とを有し、該枢着部
    部において前記支持ビームの前記先端部に枢着されたジ
    ンバルと、 前記ジンバル部材の前記自由端部に接続されたローディ
    ング部材と、を具備するヘッド支持体と、 情報が記録される記録媒体と、 前記記録媒体と対向するように前記ヘッド支持体の前記
    ジンバルに取り付けられる磁気ヘッドスライダと、 前記ヘッド支持体の前記支持ビームの前記基端部を支持
    すると共に回転軸線を中心にして前記ヘッド支持体を旋
    回させるための駆動装置と、 傾斜表面を有し、前記ローディング部材が前記記録媒体
    の半径方向に移動するときに、前記ローディング部材が
    前記傾斜表面と当接して前記傾斜表面を滑動するように
    構成されたランプと、を具備することを特徴とした磁気
    記憶装置。
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