JP2001175790A - 取引処理方法及び取引端末装置 - Google Patents
取引処理方法及び取引端末装置Info
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Abstract
う場合にも端末装置の設置者が手数料に設定に関し、独
自性を打出すことのできるようにする。 【解決手段】 口座ファイルを管理する金融機関のホス
トコンピュータ2aとオンラインで取引することができ
る端末装置6aを用い、端末装置6aから指定される当
該口座へのアクセスを許諾するようにした取引処理方法
において、端末装置6aに対し、第1の取引者が第2の
取引者の口座への振込を依頼したとき、ホストコンピュ
ータとの間では、第2の取引者による入金取引として処
理する。また、端末装置に対し、第1の取引者の口座か
ら第2の取引者の口座への振替が依頼されたとき、ホス
トコンピュータとの間では、第1の取引者の口座からの
支払取引と、第2の口座への入金取引として処理する。
Description
これに用いる取引端末装置に関する。
金融機関が結びついて、全国を網羅するようになってい
る。しかも、近年では、インターネットやPHS等の通
信メディアの発達や進化に伴い、店舗外ATMやKIO
SK端末、PCバンキング、モーバイルバンキング、テ
レホンバンキング等の様々なデリバリーチャネルが構築
されつつある。また、金融機関の取引処理システムは、
そのエリアが従来は金融機関内部に限定されていたが、
近年は金融機関外部にも広がりつつある。例えば金融機
関の取引処理システムは、デビットカードに代表される
ように流通機構にも展開されるようになってきたし、近
い将来はディジタルTV、BS/CSディジタル、CA
TVディジタル等のメディアを使った新しい双方向サー
ビスを展開することも検討されている。以上の結果、近
年の金融機関取引処理システムは、単なる預金の出し入
れだけではなく、個人、家庭、企業に至るまで、すべて
の決済を行なう総合決済サービスシステムへと発達しつ
つある。
み、ATMなどの金融端末がコンビニエンスストアのよ
うな場所にも多く設置され、しかも複数の金融機関のオ
ンラインサービスを処理する代理店のような役割を果す
企業が現われてきている。
流通業の顧客囲い込みやサービス向上に繋がるだけでな
く、手数料ビジネスとしても魅力のある存在であるため
である。
るATMやテラーターミナルや、金融機関のオンライン
端末は、金融機関が開発し、金融機関自身が管理するも
のであった。また、ファームバンキング端末は、金融機
関が契約する企業が導入しているが、現金を伴った支払
や入金取引はできないため、すべての取引につき本人確
認が必要であり、また例えば月毎の手数料を支払うのが
一般的であった。
に、顧客の保有する端末に金融機関のソフトウエアをイ
ンストールして使用する端末が普及してきたが、基本的
な考え方はファームバンキングと同じで、個人が使用可
能となっている。
置されているが、近年店舗外設置の形態が増えてきてい
る。この場合、単に金融機関の外であると言うこと以外
は店内ATMとシステム的には何ら差がない。
機関に属さず、複数の金融機関と取引ができる金融リテ
ール業務委託会社のような企業形態が注目され始めてい
る。即ち、コンビニエンスストアのように24時間36
5日運用している業者が金融機関のATMサービスの代
理店の形式で委託運用を始めようとしている。これらは
新しい金融機関のあり方を示すものとしてデビットカー
ドの運用とともに注目を浴びている。
提供、運用コスト削減、流通業との連帯強化、流通業に
おける顧客囲い込み戦略などの利害が一致しているた
め、急速に普及することが予測されている。
らの独立した企業が、端末装置を設置し運用する場合、
どのようにして手数料を確保するかと言うこと、及び手
数料に関し如何にして独自性を持たせ、利用の促進を図
るかと言うことが問題となる。例えば、端末装置を使っ
て、振込や振替を行なうと、これらについての手数料
は、金融機関ですでに決まっているため、金融機関に対
しその手数料を支払わなければならず、その上に、端末
装置の設置者が独自の手数料を取ることは、利用者の負
担が増加するため、難しい場合があった。金融機関が受
取る手数料の一部を端末装置の設置者が受取るようにし
たり、月毎に決まった額の委託契約料などを、金融機関
が端末装置の設置者に支払うようにすることもできる
が、この場合も、端末装置の設置者が手数料を独自に決
めることができず、利用者の負担を軽減したりすること
ができない。
端末装置を設置して、買物をした顧客が、端末装置を利
用して振込や振替と言う形で支払いをすることも考えら
れ、この場合、買物による収入を得る百貨店やコンビニ
エンスストアは手数料収入がなくても構わないが、金融
機関に対する手数料を免れることができず、利用の促進
に対する障害となっていた。
存在が、オンライン取引の自由化、利便性の向上の妨げ
となっていた。
や振替を行なう場合にも端末装置の設置者が手数料の設
定に関し、独自性を打出すことのできる取引処理方法及
び取引端末装置を提供することにある。
は、口座ファイルを管理する金融機関のホストコンピュ
ータと前記ホストコンピュータとオンラインで取引する
ことができる端末装置とを用い、端末装置から指定され
る当該口座へのアクセスを許諾するようにした取引処理
方法において、端末装置を操作する第1の取引者が指定
する第2の取引者の口座に入金する取引を、第2の取引
者の入金取引として処理するようにしたことを特徴とす
る。
管理する金融機関のホストコンピュータにアクセスし
て、前記ホストコンピュータとオンラインで取引するこ
とができる取引端末装置であって、第1の取引者が端末
装置を操作して、第2の取引者の口座に入金する取引を
依頼したとき、ホストコンピュータに対し、第2の取引
者による入金取引として処理することを依頼するように
構成されている手段を備えたものである。
を示す図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る
取引処理方法の実施に用いられるシステムを示す。
関、例えば銀行1a、1bが管理するものであり、各口
座毎に預金情報などを記憶する口座ファイル3a、3b
とそれぞれ接続されている。ホストコンピュータ2a、
2b及び口座ファイル3a、3bは、金融機関毎に別々
のものが設けられている。図には、2つの金融機関1
a、1bが管理する別々の2つのホストコンピュータ2
a、2b及び口座ファイル3a、3bが示されている。
設置者が管理するものであり、金融機関1a、1bに口
座を有し、その口座にアクセスしようとする者(取引
者)が操作するものである。端末装置は金融機関以外の
者が管理する場所、例えばコンビニエンスストアに配置
されるものであり、複数のものが設置してある。図には
3つの端末装置6a、6b、6cが示されている。
a、6b、6cからのアクセスが可能であり、振込や振
替の際入金先となる口座に関する情報を記録するもので
あり、例えば、端末装置を設置する業者が共同で、或い
はその委託を受けた者が設置する。この入金口座サーバ
4には、公共料金の払込先など、多数の人が共通して入
金する口座や、特定の個人が過去に入金したことのある
口座などについて、その金融機関名、口座番号、口座名
義などが記憶され、例えば通称など一般に広く用いられ
ている名称(例えば「電力」)が入力されると、対応す
る正式な名称或いは口座名義を特定し、その金融機関名
や口座番号などを表わす情報を提供する。言換えると、
入金口座サーバ4は、端末装置から送られてくる入金口
座情報の一部の情報から、端末装置がホストコンピュー
タと入金取引をするのに十分な入金口座情報を割出し、
端末装置に送信する。
サーバ4、及び端末装置6a、6b、6cはネットワー
ク8により互いに接続されている。
2b、口座ファイル3a、3b及びネットワーク8は従
来のシステムと同じである。本実施の形態においては、
端末装置6a、6b、6cが従来のものと異なり、ま
た、入金口座サーバ4は従来はなかったものである。な
お、同じネットワークを介して従来と同じ端末装置6d
が接続されていても良い。以下、端末装置6a、6b、
6cの一つ端末装置6aについて詳しく説明する。
者がキー入力操作するための操作部12と、取引者に操
作の案内ないし誘導や、取引の内容の確認のための表示
を行なう表示部14と、キャッシュカード挿入口15を
介して挿入されたキャッシュカード10に対し読み書き
を行なうリーダ/ライタ部16と、現金の投入口18
と、シャッター付きの現金の払出口20と、現金の収納
部22と、現金の計数を行なう計数部23と、通帳挿入
口24と、通帳印字部26と、伝票印字部28と、ネッ
トワーク8を介してホストコンピュータ2a、2b、入
金口座サーバ4との通信を行なうインターフェイス30
と、端末装置6aに入力又は受信され、或いは端末装置
6aから送信されるデータを処理するとともに、端末装
置6a全体の動作を制御する処理/制御部32と、取引
に関する記録を行なう記録部33とを有する。処理/制
御部32は、CPU32aとプログラムメモリ32bを
有し、プログラムメモリ32bに記憶されたプログラム
に従って動作する。
される現金を収納部22に搬送し収納させる処理、収納
部22から払出口20への搬送する処理、これらの処理
に伴う計数部23による現金の計数の制御をするととも
に、ホストコンピュータ2a、2b及び入金口座サーバ
4から受信されるデータ、ホストコンピュータ2a、2
b及び入金口座サーバ4に送信されるデータ、操作部1
2及びリーダ/ライタ部16から入力されるデータ、表
示部14、リーダ/ライタ部16、通帳印字部26及び
伝票印字部28に出力されるデータの処理を行なう。
として示してあるが、表示部14の表示画面にタッチパ
ネルを形成し、表示部にメニュー形式で、選択肢や文字
キーを表示し、表示された選択肢やキーを指などで押す
ことにより入力させるようにしたものが広く用いられて
おり、これを操作部12及び表示部14として用いるこ
とができる。
Mと同様、支払(出金)、入金、残高確認、記帳、定期
積み立て入金、振込、振替に用いることができる。
装置で行ない得る取引がメニュー方式で表示され、いず
れかを指で押して選択することで、各取引を始め得るよ
うになっている。
入金、定期積み立て入金の際の動作は概してATMと同
じである。但し、端末装置の設置者が金融機関とは別の
企業であるので、そのことにより付加的な処理が必要で
ある。これについては後述する。従来と、大きく異なる
のは、振込及び振替の動作である。以下支払(出金)、
入金、振込、振替につき順に説明する。
端末装置6aを操作して金融機関1aの自らの口座7a
xからの支払を依頼をする。即ち、まず図3のメニュー
画面で、「支払」を選択し、その後、その口座のキャッ
シュカード10を挿入し、暗証番号を入力して、さらに
支払金額を入力するなどの操作を行なう。このような支
払依頼を受けると、端末装置6aはその旨の情報をネッ
トワーク8を介してホストコンピュータ2aに伝える
(31)。
(暗証番号が正しいかどうかの判定をすることにより)
本人の確認をし、取引の有効性を確認し、口座の残高の
確認を行ない、条件が満たされていれば、支払許諾し、
その旨を端末装置に知らせる(32)。
部22にある現金を計数して払出口20へ払い出す。こ
の際、払出口20のシャッターを開く。またこれととも
に、取引の内容を示す伝票を発行する(印字部28で印
字して排出する。この排出は例えばキャッシュカードの
挿入口15から行なわれる)。また、通帳25が挿入口
24に挿入された場合には、印字部26で支払額などを
印字する。これとともに、表示部14で支払の内容及び
支払が完了したことを表示する。
を閉じ、支払取引が終了した旨のデータを作成し、これ
をホストコンピュータ2aに送る(33)。これに応
じ、ホストコンピュータでは、第1の取引者の口座のデ
ータを更新し(支払額を口座の残高から差引き)、第1
の取引者に対する支払があったことを示す記録を残す。
このようなデータの更新が終ると、その旨のメッセージ
を端末装置に送る(34)。
に伝票の発行や支払の内容などの表示を行なう代わり
に、ホストコンピュータで、口座のデータを更新し、そ
のことが端末装置に伝えられて(34)から、伝票の発
行や支払の内容などの表示を行なうようにしても良い。
者5aが取引者7aに対して現金を支払うので、このこ
とを端末装置6a及びホストコンピュータ2a(又は口
座ファイル3a)に記録しておき、後日清算を行なう。
代りに、金融機関1aに(口座ファイル3a内に)端末
装置の設置者5aの口座を作っておき、取引者7aに対
する支払いと同時に(支払いが完了したときに)、端末
装置6aの設置者5aの、金融機関1aの口座に同じ額
を入金することによりリアルタイムで清算を行なうこと
としても良い。
は通常の時間帯であれば、手数料を取らない。通常の時
間帯以外では、所定の手数料を取るのが一般的である。
手数料が必要な場合、支払金額に手数料を加算した額
が、金融機関1aの口座から引き落とされ、その内の手
数料分が金融機関1aの収入として処理され、支払金額
(取引者7aが依頼した額)を取引者7aに支払うよ
う、ホストコンピュータ2aから端末装置6aに依頼す
る。
る場合には、手数料を別途現金で入金することを求めて
良く、また、支払額(取引者が依頼した額)に手数料を
加算した額を支払うようホストコンピュータ2aに求
め、ホストコンピュータから支払いの依頼があったら、
その支払い額から、手数料を差引いた額を取引者7aに
支払い、手数料は設置者5aの収入として処理しても良
い。
置者がともに手数料を取る場合であって、現金で手数料
の投入を求めない場合は、取引者7aの支払依頼額に、
両者の手数料を加算した額が、口座ファイル3a内の、
取引者7aの口座7axから引き落とされる。
端末装置6aを操作して金融機関1aの自らの口座7a
xへの入金を依頼をする。即ち、まず図3のメニュー画
面で、「入金」を選択し、その後、その口座のキャッシ
ュカード10を挿入し、現金を投入口18に入れるなど
の操作を行なう。このような入金依頼を受けると、端末
装置6aは、投入された現金を数え、数えた現金を一旦
一時保留部(図示しない)に保留するなどの処理をした
後、その旨の情報をネットワーク8を介してホストコン
ピュータ2aに伝える(35)。
は、第1の取引者の口座7axの残高を更新し(残高に
入金額を加算し)、端末装置6aに入金を受付けた旨の
情報を伝える(36)。
保留部にある現金を、収納部22に収納し、伝票印字部
28で取引明細書を発行する。また、通帳25が挿入口
24に挿入された場合には、印字部26で通帳に入金額
などを印字する。これともに、表示部14で入金の内容
及び入金が完了したことを表示する。
者5aが取引者7aからの現金を受取るので、このこと
を端末装置6a及びホストコンピュータ2a(又は口座
ファイル3a)に記録しておき、後日清算を行なう。代
りに、金融機関1aに(口座ファイル3a内に)端末装
置の設置者5aの口座を作っておき、取引者7aからの
入金を受け付けると同時に(入金が完了したときに)、
端末装置6aの設置者5aの、金融機関1aの口座から
同じ額を引き落とす(残高から差引く)ことによりリア
ルタイムで清算を行なうこととしても良い。
は、通常の時間帯であれば手数料を要求しない。また、
現状では、多くの金融機関が、通常の時間帯以外には入
金を受け付けていないが、そのような時間に入金の依頼
があったときは、次に金融機関が入金を受け付ける時間
帯まで、端末装置において投入された現金を一時的に預
ることとしても良い。この場合、セキュリティを考慮
し、預る金額に上限を設けても良い。代りに、そのよう
な時間帯には、入金の受付を拒否しても良い。
に入金を受け付けるようになり、その場合、入金につい
ても金融機関が手数料を取ることになる可能性もある。
金融機関がそのような通常以外の時間帯における入金に
対し、手数料を取る場合には、投入金額から手数料を減
算した額が、金融機関1aの口座に入金され(残高に加
算され)、手数料分が金融機関1aの収入として処理さ
れる。この情報も、ホストコンピュータ2aから端末装
置6aに伝えられ、伝票への印字などにより、取引者に
知らされる。
る場合には、手数料を別途現金で入金することを求めて
良く、また、取引者が投入した額から手数料を差引いた
額の入金があった旨ホストコンピュータ2aに伝え、手
数料分は自らの収入として処理することとしても良い。
置者がともに手数料を取る場合であって、現金で手数料
の投入を求めない場合は、取引者7aが投入した額か
ら、両者の手数料を減算した額が、口座ファイル3a内
の、取引者7aの口座に入金額として加算される。
(第1の取引者)が現金を投入したり、電子マネーを使
って端末装置に資金を移動し、他人(第2の取引者)の
口座に入金することである。
発明における振込を図7に示す。まず、図6を参照し
て、従来の端末装置6dを用い、現金を投入して行なう
振込について説明する。
して金融機関1aの他人(第2の取引者)7bの口座7
bxへの振込を依頼をする。この際、その第2の取引者
の口座を特定する情報を入力し、現金を現金投入口18
に入れるなどの操作を行なう。
6dは、投入された現金を数え、数えた現金を一旦一時
保留部(図示しない)に保留するなどの処理をした後、
その旨の情報をネットワーク8を介してホストコンピュ
ータ2aに伝える(38)。振込依頼に応じてホストコ
ンピュータ2aは第2の取引者の口座7bxの残高を更
新し(残高に振込額を加算し)、端末装置6dに振込を
受付けた旨の情報を伝える(40)。端末装置6dは、
その情報を受けて、一時保留部にある現金を、収納部2
2に収納し、伝票印字部28で取引明細書を発行する。
のが普通である。その場合、振込金額に手数料を加算し
た額を投入させた上で、振込を受け付け、振込金額のみ
を第2の取引者7bの口座7bxに入れ(口座の残高に
加算し)、手数料自体は金融機関1aの収入として処理
する。このような情報も、ホストコンピュータ2aと端
末装置6dとの間でやり取りされ、伝票への印字などに
より第1の取引者に知らされる。
第1の取引者7aから振込があると、端末装置6dは、
これをそのままホストコンピュータ2aに取次ぐが、本
発明の端末装置6aは、第1の取引者からの入金を預
り、これを使って、第2の取引者7b自身による入金取
引としてホストコンピュータ2aとの間で処理を行な
う。以下これを図7を参照して説明する。
して金融機関1aの他人(第2の取引者)7bの口座7
bxへの振込を依頼をする。即ち、まず図3のメニュー
画面で、「振込」を選択し、その後、第2の取引者の口
座を特定する情報を入力し、現金を現金投入口18に入
れるなどの操作を行なう。
装置6aは、投入された現金を数え、数えた現金を一旦
一時保留部(図示しない)に保留するなどの処理をした
後、第1の取引者からの入金を預り、これを使って、第
2の取引者7b自身による入金取引として、その旨の情
報をネットワーク8を介してホストコンピュータ2aに
伝える(42)。
は第2の取引者の口座7bxの残高を更新し(残高に入
金額を加算し)、端末装置6aに入金を受付けた旨の情
報を伝える(44)。
保留部にある現金を、収納部22に収納し、伝票印字部
28で振込の内容及び振込が完了したことを記載した取
引明細書を発行する。これとともに、表示部14で振込
の内容及び振込が完了したことを表示する。また取引の
内容は、端末装置6aの記録部33に記録しておき、後
日端末装置6aから、振込先の口座を管理するホストコ
ンピュータに報告される。
者5aが取引者7aからの現金を受取るので、このこと
を端末装置6a及びホストコンピュータ2a(又は口座
ファイル3a)に記録しておき、後日清算を行なう。代
りに、金融機関1aに(口座ファイル3a内に)端末装
置の設置者5aの口座を作っておき、取引者7aからの
入金を受け付けると同時に(入金が完了したときに)、
端末装置6aの設置者5aの、金融機関1aの口座から
同じ額を引き落とす(残高から差引く)ことによりリア
ルタイムで清算を行なうこととしても良い。
参照してさらに詳しく説明する。図3及び図8は、表示
部14に表示される画面を示す図であり、図3は、取引
の種類を選択入力を誘導するためのメニュー画面、図8
は、図3のメニュー画面で、振込又は振替が選択された
場合に、振込先又は振替先の選択入力を誘導するための
メニュー画面を示す。
図3に示すメニュー画面において取引種類を選択する
(101)。例えば、振込を選択したものとする。
ーバ4に送られ、これに応じ、口座情報サーバ4は、他
口座情報送信する(102)。これは、振込先となる可
能性の高い口座を示すものであり、例えば一般に振込先
となることの多い口座、例えば公共料金の振込口座など
を表示する(103)。これに対し、振込先を選択す
る。
る。図示の例は、特定の端末装置で良く使われる振込先
が選択肢15aないし15iとしてメニュー表示されて
いる。利用者(第1の取引者)は、これらの選択肢15
aないし15iのいずれかを選択するか、「その他」
(これも広い意味では選択肢である)のボタン15jを
押して、次に表示されるメニュー画面(図示しない)で
金融機関名、支店名などを選択し、口座番号を入力して
振込口座を特定する。
込」が選択されると、直ちに入金口座サーバ4にアクセ
スして良く使われる振込先のついての情報を得る代り
に、以前に振込を行なった振込先を記憶した振込カード
を第1の取引者7aに挿入させ、これに基づいて、振込
先をメニュー表示しても良い。また、入金口座サーバ4
による方法と、振込カードによる方法よる方法とを組合
わせても良い。
振込先とともに、「振込カードの使用」を選択するため
の選択肢15kを併せて表示し、振込カードを使う場合
は、この選択肢15kを選択させ、次に振込カードに記
憶されている振込先をメニュー方式で表示し、表示され
た振込先の一つを選択させるようにしても良い。
て、振込依頼人(即ち第1の取引者)を特定する情報
(氏名、電話番号)を入力する(104)。この際、振
込カードを使えば、これらの情報は自動的に入力される
ので、手入力は不要である。
て振込金額を入力する(105)。入力された振込金
額、手数料、振込金額と手数料の合計、振込先など取引
内容が表示され(106)、第1の取引者に確認を求め
る。第1の取引者が確認ボタンを押すと、振込金額に手
数料を加算した額の現金を現金投入口に投入するよう求
める(107)。これに応じて第1の取引者が現金を投
入すると、投入された現金を計数し(108)、投入金
額を表示し(不足であれば不足額の投入を求めるなど通
常のATMなどで行なっている動作を行なうがその詳細
は省略する)、確認を求める(109)。
取引者の入金取引を設定する(110)。そして、金融
機関に対し、振込金額に等しい額を第2の取引者の口座
7bxに入金する旨のデータを作成し、これを送る(図
7の42)。
受けると、取引の有効性を確認し(111)、口座を更
新する(112)。即ち口座の残高に入金金額(振込金
額に等しい額)を加えたものを新たな残高にする。そし
て、第2の取引者からの入金があったと言う旨の記録を
残す。そして入金取引が完了した旨のメッセージを端末
装置に送る(113及び図7の44)。
書を発行し、振込についての記録の残す(114)。こ
れには、第1の取引者による、第2の取引者の口座に振
込が完了したことを示すものである。また、端末装置の
設置者がこのような取引について手数料を取る場合に
は、上記の取引明細書に、この手数料を端末装置6aの
設置者が受領したことも示されている。振込についての
記録は後にホストコンピュータ2aに送られる。
間帯であれば、手数料を要求しない。現状では、多くの
金融機関が、通常の時間帯以外には入金を受け付けてい
ないが、そのような時間に振込の依頼があったときは、
次に金融機関が入金を受け付ける時間帯まで、端末装置
において、投入された現金を一時的に預ることとしても
良い。代りに、そのような時間帯には、振替の受付を拒
否しても良い。
金を受け付けていないが、将来入金を受け付けるように
なる可能性もあり、その場合、入金についても手数料を
取ることになる可能性もある。金融機関がそのような通
常以外の時間帯における入金に対し、手数料を取る場合
には、振込金額(最終的に第2の取引者の口座に入金さ
れるべき額)に、手数料を加算した額を投入させるべ
く、表示部14による案内などを行なう。
を取る場合には、手数料を別途現金で入金することを求
めて良く、また、振込額に手数料を加算した額を投入さ
せ、該手数料を差引いた額の入金があった旨ホストコン
ピュータ2aに伝え、手数料分は自らの収入として処理
することとしても良い。
もに手数料を取る場合は、振込額に金融機関の手数料と
端末装置の設置者の手数料とを加算した額を投入させ
る。
1の取引者により振込のための操作が行なわれると、こ
れを第2の取引者による入金としてホストコンピュータ
との間で取引処理を行なう。従来のように、第1の取引
者からの振込依頼をそのままホストコンピュータに取次
ぐと、金融機関に対し、振込手数料を支払う必要がある
が、第1の取引者からの振込依頼を第2の取引者による
入金取引に変換してホストコンピュータとの間で取引を
行なうので、上記の手数料が必要なくなる。端末装置に
おける負担は増えるため、これについて手数料を取るこ
とが考えられるが、手数料は端末装置の設置者が独自に
定め得るものであり、例えば金融機関の振込手数料より
安くすることも可能である。また、時間帯によっては、
入金に対しても金融機関が手数料を取る場合があるが、
この手数料は、振込についての手数料よりも安いのが普
通であるので、その差額の範囲内で、端末装置の設置者
の手数料を決めれば、金融機関の手数料と端末装置の設
置者の手数料を合せても、金融機関で振込を行なった場
合の振込手数料よりも安くなる。即ち、金融機関のホス
トコンピュータとの間で振込取引を行なうよりも、利用
者の負担は小さくなる。要するに、端末装置の設置者が
諸般の事情を考慮して手数料を独自に決め得ること、及
び利用者の負担を軽くする可能性があると言うメリット
がある。
(第1の取引者)が自己の口座の預金を引出して、それ
を他人(第2の取引者)の口座に入金することである。
これには、第1の取引者の口座と第2の取引者の口座と
が同じ金融機関にある場合と違う金融機関にある場合と
がある。
に示し、本発明における振替を図13に示す。まず、図
11及び図12を参照して、従来の端末装置6dを用い
た振替方法を説明する。
して、金融機関1aの自分の口座7axから、金融機関
1aの他人(第2の取引者)7bの口座7bxへの振替
を依頼をする。この際、自分の口座を特定するため、キ
ャッシュカードを挿入し、本人確認のための暗証番号を
入力し、第2の取引者の口座を特定する情報を入力する
などの操作を行なう。
6dは、その旨の情報をネットワーク8を介してホスト
コンピュータ2aに伝える(46)。ホストコンピュー
タ2aは、この依頼に応じて、第1の取引者の口座7a
xから第2の取引者の口座7bxに資金を移動し(4
8)、端末装置6dに振替を行なった旨の情報が伝えら
れる(50)。
取引者の口座7bxが同じ金融機関にある場合である
が、異なる金融機関にある場合には、図12に示すよう
に、端末装置6dからの振替依頼がネットワーク8を介
して自己の口座がある金融機関1aのホストコンピュー
タ2aに伝えられる(52)と、ホストコンピュータ2
aは、その第1の取引者の口座7axから他の金融機関
1bの口座ファイル3b内の第2の取引者の口座7bx
に資金を移動し(54)、第2の金融機関1bのホスト
コンピュータ2bから端末装置6dに振替を行なった旨
の情報が伝えられる(56)。端末装置6dは、その情
報を受けて、伝票印字部28で取引明細書を発行する。
のが普通である。その場合、振替金額に手数料を加算し
た額が、第1の取引者の口座から引き落とされる旨を表
示して第1の取引者に確認させた上で、振替を実行する
のが普通である。このようにして振替を行なった場合、
手数料は、金融機関1a(或いは1a及び1b)の収入
として処理される。
a(及び2b)と端末装置6dとの間でやり取りされ、
伝票への印字や表示部14での表示により第1の取引者
に知らされる。
第1の取引者から振替の依頼があると、端末装置6d
は、これをそのままホストコンピュータ2aに取次ぐ
が、本発明の端末装置6aは、振替の依頼があると、こ
れを第1の取引者7aの口座7axからの支払(出金)
と、第2の取引者7bの口座7bxへの入金に分割し、
第1のホストコンピュータ2aに接続された口座ファイ
ル3a内の第1の取引者の自己の口座7axからの支払
取引としてホストコンピュータ2aとの間で処理を行な
うとともに、第2の取引者7bによる自己の口座7bx
への入金取引としてホストコンピュータ2a(又は2
b)との間で処理を行なう。以下これを図13、図1
4、図15を参照して説明する。図13は、第1の取引
者の口座と第2の取引者の口座とが同じ金融機関にある
場合を示す。
取引者7aが端末装置6aを操作して金融機関1aの自
分の口座7axから、他人(第2の取引者)7bの口座
7bxへの振替を依頼をする。この際、図3のメニュー
画面で「振替」を選択し、キャッシュカードを挿入し
て、自分の口座を特定する情報を与え、本人確認のた
め、暗証番号を入力し、第2の取引者の口座を特定する
情報を入力するなどの操作を行なう。第2の取引者を特
定する情報を入力する方法は、振込の場合と同じであ
る。
装置6aは、第1の取引者の口座からの支払(出金)取
引を実行する。即ちまず、支払の依頼があったものとし
て、これをネットワーク8を介してホストコンピュータ
2aに伝える(58)。
は第1の取引者の口座の残高を確認するなどの処理を行
ない、端末装置6aに支払を許諾する(60)。これに
応じて、端末装置では、支払取引を終了し、そのことを
ホストコンピュータに知らせる(62)。これに応じて
ホストコンピュータでは口座7axの残高を更新し(減
算し)、端末装置に対し、その旨を伝える(64)。
座への入金取引を開始する。即ち、ホストコンピュータ
2aに対し、第2の取引者の口座への入金取引の依頼が
あったことを伝える(66)。
2aは、第2の取引者の口座7bxの残高を更新(加
算)し、端末装置6aに入金を受付けた旨の情報を伝え
る(68)。
印字部28で取引明細書を発行する。これともに、表示
部14で振替の内容及び振替が完了したことを表示す
る。また取引の内容は、端末装置6aの記録部33に記
録しておき、後日端末装置6aから、振替先の口座を管
理するホストコンピュータに報告される。
とが異なる金融機関にある場合には支払取引(58、6
0、62、64)を行なったホストコンピュータ(2
a)とは異なるホストコンピュータ(2b)との間で入
金取引(66、68)が行なわれる。
照して詳細に説明する。図14及び図15において、ま
ず、端末装置において、第1の取引者が図3に示すメニ
ュー画面において取引種類を選択する(201)。例え
ば、振替を選択したものとする。
送られ、これに応じ、口座情報サーバは、他口座情報を
送信する(202)。これは、振替先となる可能性の高
い口座を示すものであり、例えば一般に振替先となるこ
との多い口座、例えば公共料金の振込口座などを表示す
る(203)。これに対し、振替先を選択する。次に、
表示部14に表示される案内(204)にしたがって、
キャッシュカードを挿入する。その後、表示部14に表
示される案内に従って、暗証番号を入力する(20
5)。次に、表示部14に表示される案内に従って振替
金額を入力する(206)。入力された振替金額、振替
先など取引内容が表示され(207)、第1の取引者に
確認を求める。第1の取引者が確認ボタンを押すと、自
口座支払取引の設定を行なう(208)。即ち、金融機
関に対し、支払取引のためのデータを作成し、これを金
融機関に送る(図13の58)。この際金融機関に対
し、振替金額に手数料(後述のように取らない場合もあ
る)を加算した金額の支払を求めるデータに変換し、こ
れを金融機関に送る。
(暗証番号が正しいかどうかの判定をすることにより)
本人の確認をし、取引の有効性を確認し、口座の残高の
確認を行ない(209)、条件が満たされていれば、支
払許諾し(210)、その旨を端末装置に知らせる(図
13の60)。
座(第2の取引者の口座)への入金金額を設定する(2
12)。しかる後、第1の取引者からの支払取引が終了
した旨のデータを作成し(214)、これをホストコン
ピュータ2aに送る(図13の62)。これに応じ、ホ
ストコンピュータでは、第1の取引者の口座のデータを
更新し(振込金額に手数料(後述のように取らない場合
もある)を加算した額を口座の残高から差引き:21
5)、第1の取引者に対する支払があったことを示す記
録を残す。このようなデータの更新が終ると、その旨の
メッセージを端末装置に送る(図13の64)。
者に対する入金取引を設定する(216)。即ち金融機
関に対し、振替金額に等しい額を第2の取引者の口座に
入金する旨のデータを作成し、これを送る(図13の6
6)。ホストコンピュータはこのメッセージを受ける
と、取引の有効性を確認し(217)、口座を更新する
(218)。即ち第2の取引者からの入金があったと言
う旨のデータを残し、口座の残高に入金金額(振替金額
に等しい額)を加えたものを新たな残高にする。そして
入金取引が完了した旨のメッセージを端末装置に送る
(219:図13の68)。
発行し、以上の取引についての記録を残す(220)。
これには、第1の取引者から振替額に手数料(後述のよ
うに取らない場合もある)を加えた額の支払を受け、第
2の取引者に振替額に等しい入金をしたことを示すとと
もに、手数料を端末装置の設置者が受領したことが示さ
れている。これにより、振替取引が完了する。
の支払取引が完了した後、第2の取引者7bの口座への
入金取引が正常に完了しなかった場合、入金エラーメッ
セージを端末装置内の記録部33に記録する。
の口座が同じ口座ファイル内にある場合について説明し
たが、これらが異なる口座ファイル内にある場合には、
ステップ209、210、215と、ステップ217,
218,219とが異なる金融機関の異なるホストコン
ピュータで行なわれる。
の時間帯であれば、手数料を取らない。通常の時間帯以
外では、所定の手数料を取るのが一般的である。手数料
が必要な場合、支払金額に手数料を加算した額が、金融
機関1aの口座から引き落とされ、その内の手数料分が
金融機関1aの収入として処理され、支払金額(取引者
7aが依頼した額)を取引者7aに支払うよう、ホスト
コンピュータ2aから端末装置6aに依頼する。
の時間帯であれば、手数料を要求しない。また、通常の
時間帯以外には入金を受け付けていないが、そのような
時間に振替の依頼があったときは、次に金融機関が入金
を受け付ける時間帯になるのを待って、入金を行なうよ
うにしても良い。代りに、そのような時間帯には、振替
の受付を拒否しても良い。
金を受け付けていないが、将来入金を受け付けるように
なる可能性があり、その場合、入金についても手数料を
取ることになる可能性もある。金融機関がそのような通
常以外の時間帯における入金に対し、手数料を取る場合
には、振替金額(最終的に第2の取引者の口座に入金
(残高に加算)されるべき額)に、手数料を加算した額
を第1の取引者の口座から引出す。
る場合には、手数料を別途現金で入金することを求めて
良く、また、振替額に手数料を加算した額を第1の取引
者の口座から引出し、該手数料を差引いた額の入金(本
来の振替額)の入金があった旨ホストコンピュータ(第
2の取引者の口座7bxを含む口座ファイル3aに接続
されたもの)に伝え、手数料分は自らの収入として処理
することとしても良い。
もに手数料を取る場合であって、現金で手数料の投入を
求めない場合は、振替額に金融機関の手数料と端末装置
の設置者の手数料とを加算した額を、取引者7aの口座
から引出す。
取引者により、第2の取引者への振替の依頼があると、
第1の取引者に対する支払取引としてホストコンピュー
タとの間で処理を行なうとともに、第2の取引者による
入金取引としてホストコンピュータ(支払取引を行なう
ホストコンピュータと同じ又は異なる)との間で取引処
理を行なう。従来のように、第1の取引者からの振替依
頼をそのままホストコンピュータに取次ぐと、金融機関
に対し、振替手数料を支払う必要があるが、第1の取引
者からの振替依頼を第1の取引者に対する支払取引と第
2の取引者による入金取引に変換してホストコンピュー
タとの間で取引を行なうので、上記の手数料が必要なく
なる。端末装置における負担は増えるため、これについ
て手数料を取ることが考えられるが、手数料は端末装置
の設置者が独自に定め得るものである。例えば金融機関
の振替手数料より安くすることも可能である。また、時
間帯によっては、支払や入金に対しても金融機関が手数
料を取る場合があるが、これらの手数料は、振替につい
ての手数料よりも安いのが普通であるので、その差額の
範囲内で、端末装置の設置者の手数料を決めれば、金融
機関の手数料と端末装置の設置者の手数料を合せても、
金融機関の振替手数料よりも安くなる。即ち、金融機関
のホストコンピュータとの間で振替取引を行なうより
も、利用者の負担は小さくなる。要するに、端末装置の
設置者が諸般の事情を考慮して手数料を独自に決め得る
こと、及び利用者の負担を軽くする可能性があると言う
メリットがある。
「加算」、「減算」と記載したが、これは預金がある場
合を想定している。預金ではなく、貸出許容限度枠内で
取引を行なう場合には、「残高の更新」における「加
算」と「減算」が逆になる。
ュー表示を利用しているが、代りに、例えば、端末装置
がデパートや、コンビニエンスストアなど買い物をする
場所に設置され、そこでの買い物についての支払に用い
られる場合、振込先はそのデパートやコンビニエンスス
トアに限定したものとすることもできる。病院における
診療報酬の支払や航空券の販売窓口での支払に利用され
る場合も同様である。
金の支払を受ける支払(出金)について説明したが、プ
リペイドカードを使って行なう振込にも、本発明を適用
することができる。
ついて説明したが、端末装置には種々の形態のものがあ
り、本発明は特定の形態の端末装置に限定されない。例
えば、顧客の所有するPCや携帯電話機により金融機関
のホストコンピュータにアクセスできるシステムの場合
にも本発明を適用することができる。即ち、PCや携帯
電話機の場合には、使用者が限定されているので、(キ
ャッシュカードを使うことなく、)暗証番号などを入力
し、これをPCや携帯電話機を特定する情報とともにホ
ストコンピュータに送ることで、本人の確認を行ない、
その上でホストコンピュータとの取引が許容される場合
がある。そのような場合にも、本発明を適用し、振込を
入金に変換したり、振替を支払及び入金に分割した上
で、取引を行なうこととすれば良い。
タとの間で清算を行う旨説明したが、これらの間に他の
コンピュータ(例えば口座を管理する金融機関1a、1
bや端末装置の設置者とは別の決済を専門に行なう機関
のコンピュータ)介在させて清算を行っても良い。
置6a、6bを群管理する群管理サーバ9を設け、端末
装置の制御で行なう機能の一部をこの群管理サーバで行
なうこととしても良い。例えば、複数のPOS端末をス
トアコントローラで一括して群管理処理する場合がこれ
に相当する。
イン取引において、振込や振替を行なう場合にも端末装
置の設置者が手数料に設定に関し、独自性を打出すこと
のできる取引処理方法及び取引端末装置が得られる。
ステムを示す概略図である。
ある。
示す図である。
示す概略図である。
示す概略図である。
のメッセージやデータの流れを示す概略図である。
際のメッセージやデータの流れを示す概略図である。
ある。
を示す図である。
際のメッセージやデータの流れを示す概略図である。
の際のメッセージやデータの流れを示す概略図である。
の際のメッセージやデータの流れを示す概略図である。
システムの変形例を示す概略図である。
ータ、3a、3b 口座ファイル、 4 入金口座サー
バ、 6a、6b、6c 端末装置、12 操作部、
14 表示部、 16 リーダ/ライタ、 30 イン
ターフェイス、33 記録部。
Claims (11)
- 【請求項1】 口座ファイルを管理する金融機関のホス
トコンピュータと前記ホストコンピュータとオンライン
で取引することができる端末装置とを用い、 端末装置から指定される当該口座へのアクセスを許諾す
るようにした取引処理方法において、 端末装置を操作する第1の取引者が指定する第2の取引
者の口座に入金する取引を、第2の取引者の入金取引と
して処理するようにしたことを特徴とする端末装置にお
ける取引処理方法。 - 【請求項2】 前記端末装置は、端末装置を操作する第
1の取引者の口座から支払う支払取引における取引金額
の一部又は全部を、第1の取引者が指定する第2の取引
者の口座に入金する入金取引の取引金額として使用し、 第1の取引者に対しては、前記第1の取引者の口座から
の支払と前記第2の取引者の口座への入金とを含む複合
取引が行なわれたものとして処理し、 ホストコンピュータに対しては第1の取引者の口座から
の支払取引と第2の取引者の口座への入金取引を2つの
異なる取引として処理するようにしたことを特徴とする
請求項1に記載の取引処理方法。 - 【請求項3】 前記端末装置には、ホストコンピュータ
と通信し、端末装置を制御するための制御部と、取引者
の操作を誘導する表示部と、取引者が所持する媒体から
口座ファイルを特定する情報をリード・ライトするため
のリーダ/ライタ部と、取引者が各種情報を入力するた
めの操作部とが設けられ、 さらに、前記取引者の口座情報を記憶する入金口座情報
記録部が設けられ、 前記第1の取引者により前記第2の取引者の口座への入
金を伴う取引が依頼された場合、入金口座情報記録部に
記録された前記第2の取引者を表わす情報を前記表示部
に表示することによって前記第1の取引者に入金先口座
情報を確定させて、上記入金口座情報記録部から得られ
た情報を、前記第2の取引者の入金取引のための口座特
定情報としてホストコンピュータと取引するようにした
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の取引処理方
法。 - 【請求項4】 前記端末装置は、前記第1の取引者によ
り、前記複合取引が指示された場合、ホストコンピュー
タからの前記第1の取引者の支払取引の許諾信号を前記
端末装置が受取った時点で、ホストコンピュータに対し
て支払取引を完了させ、前記第1の取引者によって指示
された前記第2の取引者の口座に入金する入金取引を開
始することを特徴とする請求項2に記載の取引処理方
法。 - 【請求項5】 前記入金口座情報記録部は、端末装置と
ネットワークを介して接続されるサーバ装置に構成さ
れ、 複数の端末装置からのアクセスを可能にするとともに、
端末装置から送られてくる入金口座情報の一部の情報か
ら端末装置がホストコンピュータと入金取引をするのに
十分な入金口座情報を割出し、端末装置に送信すること
で端末装置がホストコンピュータと第2の取引者の入金
取引を行なうようにしたことを特徴とする請求項1に記
載の取引処理方法。 - 【請求項6】 前記端末装置は、前記第1の取引者の支
払取引が完了した後、前記第2の取引者の入金取引が正
常に完了しなかった場合、入金エラーメッセージを端末
装置に記録できるようにしたことを特徴とする請求項2
に記載の取引処理方法。 - 【請求項7】 口座ファイルを管理する金融機関のホス
トコンピュータにアクセスして、前記ホストコンピュー
タとオンラインで取引することができる取引端末装置で
あって、 第1の取引者が端末装置を操作して、第2の取引者の口
座に入金する取引を依頼したとき、 ホストコンピュータに対し、第2の取引者による入金取
引として処理することを依頼するように構成されている
手段を備えたことを特徴とする取引端末装置。 - 【請求項8】 第1の取引者が、第1の取引者の口座か
らの支払と第2の取引者の口座への入金を含む複合取引
を依頼したとき、第1の取引者の口座を管理するホスト
コンピュータとの間で、支払取引のための処理を行なう
とともに、第2の取引者の口座を管理するホストコンピ
ュータとの間で、入金取引のための処理を行なう手段を
さらに備えたことを特徴とする請求項7に記載の取引端
末装置。 - 【請求項9】 ホストコンピュータと通信し、端末装置
を制御するための制御部と、 取引者の操作を誘導する表示部と、 取引者が所持する媒体から口座ファイルを特定する情報
をリード・ライトするためのリーダライタ部と、 取引者が各種情報を入力するための操作部とを有し、 第2の取引者を表わす情報を前記表示部に表示させ、 第1の取引者の操作が、入金先口座情報を確定する操作
を行なうと、 確定された入金先口座情報を、前記第2の取引者の入金
取引のための口座特定情報としてホストコンピュータと
取引することを特徴とする請求項7又は8に記載の取引
端末装置。 - 【請求項10】 前記第1の取引者により、前記複合取
引が依頼された場合、ホストコンピュータからの前記第
1の取引者の支払取引の許諾信号を前記端末装置が受取
った時点で、ホストコンピュータに対して支払取引を完
了させ、前記第1の取引者によって指示された前記第2
の取引者の口座への入金取引を開始する手段をさらに備
えたことを特徴とする請求項8に記載の取引端末装置。 - 【請求項11】 前記第1の取引者の支払取引が完了し
た後、前記第2の取引者の入金取引が正常に完了しなか
った場合、入金エラーメッセージを記録する手段をさら
に備えたことを特徴とする請求項8に記載の取引端末装
置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP36209699A JP2001175790A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 取引処理方法及び取引端末装置 |
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JP36209699A JP2001175790A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 取引処理方法及び取引端末装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP36209699A Pending JP2001175790A (ja) | 1999-12-21 | 1999-12-21 | 取引処理方法及び取引端末装置 |
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JP (1) | JP2001175790A (ja) |
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1999
- 1999-12-21 JP JP36209699A patent/JP2001175790A/ja active Pending
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