JP2001175731A - 統合業務パッケージ導入時における懸案事項管理方法 - Google Patents

統合業務パッケージ導入時における懸案事項管理方法

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JP2001175731A
JP2001175731A JP35850799A JP35850799A JP2001175731A JP 2001175731 A JP2001175731 A JP 2001175731A JP 35850799 A JP35850799 A JP 35850799A JP 35850799 A JP35850799 A JP 35850799A JP 2001175731 A JP2001175731 A JP 2001175731A
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JP35850799A
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Masako Omura
昌子 大村
Munetatsu Fukuda
宗龍 福田
直紀 ▲高▼橋
Naoki Takahashi
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ERP(Enterprise Resouce Planning)パッケー
ジ等のソフトウェアを導入時に、パッケージが前提とす
る業務フローをもとに顧客の業務要件に応じて新業務フ
ローを作成することを支援する。 【解決手段】パッケージ業務フローテーブル150を参照
してパッケージが前提とする業務フローを表示装置130
に表示する。顧客の業務要件などに基づいて入力装置12
0を介して入力される、業務フローの作業の追加・修正・
削除情報から新業務フローを作成し、案件別業務フロー
テーブルに格納する。入力装置120を介して入力される
案件情報を案件管理テーブル170に格納する。入力装置1
20を介して入力される懸案事項の属性を懸案事項管理テ
ーブル180に格納し、新業務フローと関連付けて表示装
置130に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ERP(Ente
rprise Resource Planning)
等のパッケージを導入する適用設計(業務設計)を行う
上での新業務フローの作成支援および顧客懸案事項を管
理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数年来、企業の情報システムや情報
の統合を実現するERPパッケージが普及してきてい
る。ERPパッケージでは、業務システムを実現するた
めの仕組みが提供されているため、実際に導入する上
で、顧客ニーズ(顧客業務要件)とパッケージ標準仕様
とのギャップが生じることが多い。その結果として、様
々な顧客懸案事項が発生する。従来、この対処方法とし
て、パッケージに精通しているコンサルタントやSEが
顧客の要求をヒアリングしながら、顧客の目的や要求、
解決課題などを整理し、コーディネートして進めてい
る。このような、パッケージ導入時のコーディネートは
比較的個人のスキルに依存したものとなっており、ER
Pパッケージの普及を踏まえると、スキルを持った人材
育成が急務となっている。
【0003】パッケージ導入時に発生する懸案事項は通
常、一件一葉/一覧表形式で管理される。記載内容は、
懸案内容、回答期限、回答責任者、懸案事項の状態(回
答済か否か等)、対策などである。
【0004】これらの懸案事項を解決しなければ、新業
務の設計を進めることができない。
【0005】管理者は、回答/未回答をチェックし、回
答期限がきており、回答されていないものについては回
答責任者にフォローする。各懸案事項に対する回答内容
はパッケージ導入に関わるプロジェクトメンバ間で合意
の上、プロジェクトはすすめられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の表形式/一件一
葉形式による管理では、ERPパッケージ導入の対象業
務範囲が広くかつ複雑になってくると、各懸案事項が何
の業務でどのような場合に起こりうることであるかが把
握しにくく、プロジェクトメンバー間でも、懸案に対す
る認識の不一致が生じる。
【0007】そのため、顧客に対して懸案事項の回答要
求をしたり、回答の内容を確認する際、懸案事項の内容
が対象業務のどの部分でおきているのかを、業務フロー
などの業務の流れが分かる資料を複数見比べながら進め
るということを行っていた。
【0008】これは、大変効率が悪い。
【0009】本発明では上記問題点を解決するために、
統合業務パッケージが前提としている業務フローをもと
に新業務フローを作成し、新業務フローの作業と関連付
けて懸案事項を表示し、管理する。
【0010】また、業務フロー上で懸案事項を表示・管
理するだけでなく、回答期限や懸案事項の状態によりソ
ートして一覧表示する。
【0011】これにより、プロジェクトメンバ間で懸案
の回答要求、回答確認の際、懸案に対する共通認識がし
やすく、懸案事項の管理が効率的に進む。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、統合業務パッケージが前提とする業務フロ
ーを業務フローを構成する作業ごとにID管理し、顧客
の業務要件に応じて新業務フローを作成する支援を行
う。懸案事項が発生するごとに、当該新業務フロー上の
当該作業に懸案事項をリンク付けし、懸案事項の属性を
登録する。これによって、新業務フロー上に懸案事項が
発生していることを示す吹き出しを表示し、懸案事項に
対する内容、回答期限、対策などの情報が確認可能とな
る。また、必要に応じて、懸案事項の属性(回答期限や
懸案事項の状態(回答済か否か等))を利用し、ソート
して一覧表示する。
【0013】また、パッケージが前提とする業務フロー
上との関連付けが困難な懸案事項(例えば、組織体系を
どうするか、インフラをどうするか、といったこと等)
は、あらかじめ用意してある分類(ヒト、カネ、モノ
等)で管理する。これにより、パッケージ導入に際し発
生しうる懸案事項をもれなく管理可能となる。
【0014】業務フローに関連する懸案事項と、ヒト、
カネ、モノ等に分類した懸案事項は包括的に管理し、一
覧形式での表示も可能とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。
【0016】図1は業務フローと関連付けて懸案事項を
管理するシステム構成図である。図1において、本シス
テムは処理装置110と処理装置110に接続される記憶装置
140と入力装置120と表示装置130から構成される。懸案
管理処理部115は処理装置110の主記憶装置に格納され、
以下に詳述する処理を行う上でのアプリケーションプロ
グラムである。
【0017】記憶装置140上には、図示するようにパッ
ケージ業務フロー管理テーブル150からその他懸案分類
テーブル190までの各種テーブルが格納される。
【0018】パッケージ業務フロー管理テーブル150
は、パッケージが前提とする業務フローの作業名等を格
納する。案件別業務フローテーブル160は案件別にパッ
ケージ業務フローが追加・変更された新業務フローの作
業名などを格納する。案件管理テーブル170は、案件名
と当該案件で関与する業務情報を格納する。懸案事項管
理テーブル180は懸案事項の属性を格納する。その他懸
案分類テーブル190は、業務フローと関連付かない懸案
事項の分類項目を格納する。
【0019】入力装置120は各画面に表示された項目の
選択を受け付ける装置であり。表示装置130は、業務フ
ロー図や懸案事項の一覧などを表示する装置である。
【0020】図2は本システムの処理手順を示すフロー
チャートである。
【0021】図3はパッケージ業務フロー管理テーブル
150のデータ構成を示す図である。
【0022】図3において、業務ID310は対象業務を
区別する識別コードであり、対象業務320はパッケージ
が備えている業務の種類であり、作業ID330は当該業
務に属する各作業を区別する識別コードであり、作業名
340は当該業務に属する各作業の作業名である。
【0023】図4は案件別業務フロー管理テーブル160
のデータ構成を示す図である。図4において、案件ID
410は案件名を区別する識別コードであり、業務ID420
は図3における業務ID310であり、作業ID440は図3
における作業ID330であり、新作業名445はパッケージ
業務フロー管理テーブル150の作業名340、もしくはユー
ザに新規追加された作業の名称である。
【0024】削除フラグ450は、パッケージが備えてい
る作業が編集により削除されたかどうかを区別するフラ
グである。
【0025】図5は案件管理テーブルのデータ構成を示
す図である。図5において、案件ID510は案件名を区
別する識別コードであり、案件名520は案件の名称であ
る。販売管理530、原価管理540および会計管理550は、
パッケージが備えている業務に対して当該案件が関与す
るかどうかを示すフラグであり、パッケージが備える業
務の数に応じて、530、540、550のような列が必要にな
る。すなわち、本実施例ではパッケージが備える業務の
数は3とする。図6は懸案事項管理テーブル180のデー
タ構成を示す図である。図6において、懸案事項管理N
o.610は懸案事項を区別する識別コードである。案件I
D620は図5における案件ID510であり、懸案事項分類
630は業務フローに関連する懸案事項か業務フローに関
連しない懸案事項かを区別する識別コードであり、対応
作業ID640は、当該懸案事項が対応する作業ID330で
あり、見出し645は懸案事項の内容の見出しであり、懸
案内容650は懸案事項の内容であり、懸案ステータス660
は懸案事項が回答されたか、対策済みか、などの状態で
あり、発生日670は、懸案が発生した年月日であり、回
答期限680は当該懸案事項に対する回答期限年月日であ
り、回答責任者690は当該懸案事項の回答責任者氏名で
あり、対策695は当該懸案事項に対する対策内容であ
る。
【0026】図7はその他懸案分類テーブル190のデー
タ構成を示す図である。図7において懸案分類ID710
は業務フローに関連付けることが困難な懸案事項を分類
するための分類区分を識別するための識別コードであ
り、分類名720は懸案事項を分類するための分類名称で
ある。
【0027】図8〜図15は本システムの処理画面イメ
ージを示した図である。
【0028】以下、図2のフローチャートおよび図8〜
図16の処理画面イメージを利用して本システムの詳細
処理内容を説明する。
【0029】本システムが起動されると、図8の懸案事
項管理システムメニュー画面を表示装置130に表示する
(ステップ205)。図8において810は新規に案件登録を
指示するボタンであり、820は既に登録されている案件
に関する業務フローや懸案事項の編集を指示するボタン
であり、830は本システムの終了を指示するボタンであ
る。
【0030】メニュー選択(ステップ210)において、
「終了」ボタン830が押下されると、本システムを終了
する。
【0031】メニュー選択(ステップ210)において、
「案件登録」ボタン810が押下されると案件登録画面
(図9)を表示する(ステップ215)。図9において、9
10は案件名を入力する入力領域であり、920は対象業務
を選択する領域であり、複数選択が可能とする。案件名
が入力され、対象業務が選択された後、「OK」ボタン
930が押下されると、案件管理テーブル170に入力内容を
登録する(ステップ220)。これにより、案件管理テー
ブル170の案件ID510は自動採番され付与され、図9の
910に入力されたデータが案件名520に格納される。920
で選択された業務名に対応する、案件管理テーブル170
の530、540、550列に’1’を格納する。選択されない
業務名に対応する列には’0’が格納される。また、選
択された業務に対応するパッケージ業務フロー管理テー
ブル150から案件別業務フロー管理テーブル160を生成す
る。
【0032】案件ID410は、案件管理テーブル170の案
件ID510が格納される。
【0033】業務ID420には、選択された業務の業務
ID320が格納される。業務IDをキーにしてパッケー
ジ業務フロー管理テーブル150の該当するレコードを検
索し、作業ID330、作業名340を、案件別業務フロー管
理テーブル160の作業ID440、新作業名445にそれぞれ
格納する。削除フラグ450には’0’が設定される。
【0034】図2のメニュー選択210において、図8の
「既存案件管理」ボタン820が選択されると案件・作業選
択画面(図10)を表示する(ステップ225)。図10
において1010は既に登録されている案件名から当該案件
名を選択する領域であり、「懸案事項一覧参照」1020ボ
タンは、懸案事項の一覧形式による表示を指示するボタ
ンであり、作業選択(ステップ230)において、これが
押下されると当該案件IDをキーにして、懸案事項管理
テーブル180から一致するレコードを検索し、該当する
レコードを図16の懸案事項一覧表示画面に表示する
(ステップ240)。
【0035】図16において、1610、1620、1630、164
0、1650、1660は懸案事項の属性である。図16におい
て、懸案事項管理No1610は懸案事項管理テーブル180の
懸案事項管理No.610であり、懸案分類1620は懸案事項管
理テーブル180の懸案事項分類630であり、見出し1630は
懸案事項管理テーブル180の見出し645であり、発生日16
40は懸案事項管理テーブル180の発生日670であり、回答
期限1650は懸案事項管理テーブル180の回答期限680であ
り、ステータス1660は懸案事項管理テーブル180の懸案
ステータス660である。
【0036】図16において、1610、1620、1630、164
0、1650、1660の属性のいずれかを選択し、「ソート」
ボタン1680が押下されると、選択された属性をキーにし
てソート表示する。例えば、回答期限1640を選択して
「ソート」ボタン1680を押下すると、回答期限が早い順
(あるいは遅い順)にソートして表示する。
【0037】図10において、「業務フロー編集」ボタ
ン1030は当該案件の業務フローの編集を指示するボタン
であり、作業選択(ステップ230)において、これが選
択されると業務フロー選択画面(図11)を表示する
(ステップ235)。図11において、1110は編集を行う
業務フローを選択する選択領域であり、「OK」ボタン
1120は1110での選択結果を確定し、当該業務フローの表
示を指示するボタンである。
【0038】図11の1110の選択領域において、「その
他」以外の業務名が選択された場合には(ステップ24
5)、案件別業務フロー管理テーブル160をもとに図15
の業務フローを表示する(ステップ250)。図15は業
務フロー図の例である。図15において「業務フロー選
択」ボタン1570が押下された場合には(ボタン受付
(1)ステップ260)、再び業務フロー選択画面(図1
1)を表示する。ボタン受付(1)ステップ260で「終
了」ボタンが押下された場合には本システムを終了す
る。
【0039】図15において、ある作業が選択され、
「作業の削除」ボタン1540が押下された場合には、当該
作業の削除処理として案件別業務フローテーブル160の
削除フラグ450に’1’を格納する。これにより、削除
フラグが’1’である作業については、以降表示しな
い。
【0040】図15において、ある作業が選択され、
「作業の挿入」ボタン1530が押下された場合には、作業
の挿入処理として、当該作業の前に空白の作業を示す箱
を表示する(図15の1525)。ユーザからの作業名の入
力を受け、案件別業務フローテーブル160の最終行にレ
コードを1行追加する。この際、案件別業務フローテー
ブル160の作業ID440は、追加されたレコードであり既
存の作業IDと区別するIDを自動付与する。案件別業
務フローテーブル160の新作業名445には、ユーザから入
力された作業名を格納する。
【0041】図15において、ある作業が選択され、
「作業の編集」ボタン1550が押下された場合には、作業
の編集処理として、当該作業を表示領域から入力領域と
する(図15の1510)。ユーザからの作業名の入力を受
け、案件別業務フローテーブル160の当該作業の新作業
名445に格納する。
【0042】図15において、ある作業が選択され、
「懸案事項編集」ボタン1560が押下された場合には、
(ボタン受付(1)ステップ260)懸案事項詳細画面
(図12)を表示する(ステップ280)。
【0043】当該作業に懸案事項がなにも関連ついてい
ない場合には、入力領域が空欄の懸案事項詳細画面を表
示する。既に懸案事項が関連ついている場合には、懸案
事項管理テーブル180から当該作業と同じ作業IDのレ
コードを検索してデータを表示する。
【0044】図12において、1210は懸案内容を端的に
表す見出しを入力する入力・表示領域であり、1220は懸
案内容を入力する入力領域であり、1230は懸案の発生日
を入力する入力・表示領域であり、1240は懸案の回答期
限を入力する入力・表示領域であり、1250は、懸案の状
態(懸案発生、回答待ち、対策済み等)の情報を入力す
る入力・表示領域であり、1260は懸案の回答責任者名を
入力する入力・表示領域であり、1270は、対策(回答の
結果)を入力する入力・表示領域である。1210〜1270の
入力領域に入力された内容を懸案事項の属性として管理
する。懸案事項の「登録」ボタン1280は、入力内容を懸
案事項管理テーブル180に格納することを指示するボタ
ンである。図12の懸案事項詳細画面において、入力項
目が入力され、「登録」ボタン1280が押下されると(ボ
タン受付(2)ステップ285)、懸案事項管理テーブル1
80の懸案事項管理No.610は案件毎に自動採番された識別
番号が、案件ID620には当該案件IDが、懸案事項分
類630には業務ID420が、対応作業ID640には当該作
業の作業ID440が、見出し645には図12の1210で入力
された見出し内容が、懸案内容650には図12の1220で
入力された懸案内容が、懸案ステータス660には、図1
2の1250で入力されたステータスが、発生日670には図
12の1230で入力された発生日が、回答期限680には図
12の1240で入力された回答期限が、回答責任者690に
は図12の1260で入力された回答責任者が、対策695に
は図12の1270で入力された対策がそれぞれ格納される
(ステップ290)。
【0045】登録後、懸案事項詳細画面(図12)が閉
じられ、業務フロー表示画面(図5)に戻る。業務フロ
ー表示画面(図15)において、当該作業に関連付けて
吹き出しを表示し、吹き出しの中に追加された懸案事項
の属性(懸案事項No.、見出し、回答期限、ステータス
等)を表示する(図15の1520)。
【0046】当該作業に対して複数の懸案事項が関連つ
いている場合に、図12の懸案事項詳細画面において、
「次の懸案」ボタン1295が押下された場合には、(ボタ
ン受付(2)ステップ285)、懸案事項管理テーブル180
の対応作業ID640が当該作業と同じレコードを検索し
て、懸案事項詳細画面に表示する(ステップ288)。
【0047】図12の懸案事項詳細画面において、「キ
ャンセル」ボタン1290が押下された場合には、(ボタン
受付(2)ステップ285)、懸案事項詳細画面を閉じて
業務フロー表示画面(図5)に戻る。
【0048】図11の1110の選択領域において、「その
他」が選択された場合には(ステップ245)、業務フロ
ーと関連付けることが困難な懸案事項に関する編集であ
り、図13のその他懸案事項一覧画面を表示する(ステ
ップ292)。
【0049】図13において1310〜1360は図14その他
懸案事項詳細編集画面で入力または選択入力された内容
を表示する表示領域である。
【0050】図13において、「業務フロー選択」ボタ
ン1390が押下された場合は(ボタン受付(3)ステップ
294)、業務フロー選択画面表示(ステップ235)へ戻
る。
【0051】図13において、「終了」ボタン1395が押
下された場合は(ボタン受付(3)ステップ294)、本
システムを終了する。
【0052】図13において、「新規懸案事項追加」ボ
タン1380が押下された場合、および懸案事項一覧のある
行が選択され「既存懸案事項編集」ボタン1385が押下さ
れた場合は(ボタン受付(3)ステップ294)、その他
懸案事項詳細編集画面(図14)を表示する(ステップ
296)。この際、「新規懸案事項追加」ボタン1380が押
下された場合には1420〜1470の入力領域が空欄の画面
(図14)を表示する。
【0053】「既存懸案事項編集」ボタン1385が押下さ
れた場合には、当該懸案事項の懸案事項管理No.をキー
にして、懸案事項管理テーブル180を検索し、一致する
レコードのデータをその他懸案事項詳細編集画面(図1
4)に表示する。図14における1410〜1470に入力され
た項目は、懸案事項の属性として管理する。
【0054】図14において、1410はその他懸案事項の
分類を選択する領域であり、1420はその他懸案事項を端
的に表す見出しを入力する入力・表示領域であり、1430
はその他懸案事項の内容を入力する入力・表示領域であ
り、1435は懸案事項の発生日を入力する入力・表示領域
であり、1440は回答期限を入力する入力・表示領域であ
り、1450はその他懸案事項の状態(懸案発生、回答待
ち、対策済み等)の情報を入力する入力・表示領域であ
り、1460は回答責任者を入力する入力・表示領域であ
り、1470はその他懸案事項の対策(回答の結果)を入力
する入力・表示領域である。「登録」ボタン1480は図1
4において入力された内容を懸案事項管理テーブル180
に登録することを指示するボタンである。「登録」ボタ
ン1480が押下されると(ボタン受付(4)ステップ29
8)、懸案事項管理テーブル180の懸案事項管理No.610に
は、業務フローと関連する懸案と区別され、かつ案件毎
に自動採番された識別番号が格納される。
【0055】懸案事項管理テーブル180の案件ID620に
は当該案件IDを、懸案事項分類630には、図14の141
0で選択された分類に対応する懸案分類IDをその他懸
案分類テーブル190の710から検索して格納する。その他
懸案事項の場合は対応作業ID640には、何も格納しな
い。懸案内容650には図14における1420に入力された
内容が、懸案ステータス660には、図14における1460
で入力されたステータスが、発生日670には1435で入力
された発生日が、回答期限680には1440で入力された回
答期限が、回答責任者690には1450で入力された回答責
任者が、対策695には1470で入力された対策内容がそれ
ぞれ格納される(ステップ299)。
【0056】格納後、その他懸案事項一覧画面(図1
3)に戻り、1310には、案件毎に懸案事項を識別する管
理番号が、1320には1410で選択された懸案事項分類が、
1330には1420で入力された見出しが、1340には1435で入
力された発生日が、1350には1440で入力された回答期限
が、1360には1460で入力されたステータスがそれぞれ表
示される。
【0057】「キャンセル」ボタン1490が押下されると
(ボタン受付(4)ステップ298)、その他懸案事項詳
細編集画面を閉じてその他懸案事項一覧 画面(図1
4)に戻る。
【0058】
【発明の効果】ERPパッケージの業務フローの作業と
関連付けて懸案事項を表示するので、懸案事項と作業と
の関連が理解しやすく、プロジェクトメンバ間で懸案内
容に関する意識のずれが生じにくくなる。これまで、懸
案一覧表と業務フロー(あるいは業務内容をあらわすも
の)の複数の情報によって理解していたものが、業務フ
ロー(懸案記載済)だけを見れば理解できるようにな
り、プロジェクトメンバ間の合意形成が用意になり、作
業効率が向上する。懸案事項の属性として、回答期限や
懸案事項の状態(回答済か否か等)を管理しており、属
性を用いてソートし、一覧表示することにより、パッケ
ージ導入時の懸案事項確認などの管理作業効率が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の懸案事項管理システムのシステム構
成図である。
【図2】実施形態の処理の流れを示すフローチャートで
ある。
【図3】実施形態のパッケージ業務フロー管理テーブル
のデータ構成を示す図である。
【図4】実施形態の案件別業務フロー管理テーブルのデ
ータ構成を示す図である。
【図5】実施形態の案件管理テーブルのデータ構成を示
す図である。
【図6】実施形態の懸案事項管理テーブルのデータ構成
を示す図である。
【図7】実施形態のその他懸案分類テーブルのデータ構
成を示す図である。
【図8】懸案事項管理システムのメニュー選択画面の事
例を示す図である。
【図9】懸案事項管理システムの案件登録画面の事例を
示す図である。
【図10】懸案事項管理システムの案件・作業選択画面
の事例を示す図である。
【図11】懸案事項管理システムの業務フロー画面の事
例を示す図である。
【図12】懸案事項管理システムの懸案事項詳細画面の
事例を示す図である。
【図13】懸案事項管理システムのその他懸案事項一覧
画面の事例を示す図である。
【図14】懸案事項管理システムのその他懸案事項詳細
編集画面の事例を示す図である。
【図15】懸案事項管理システムの業務フロー表示画面
の事例を示す図である。
【図16】懸案事項管理システムの懸案事項一覧表示画
面の事例を示す図である。
【符号の説明】
110…処理装置、115…懸案管理処理部、120…入力装
置、130…表示装置、140…記憶装置、150…パッケージ
業務フロー管理テーブル、160…案件別業務フローテー
ブル、170…案件管理テーブル、180…懸案事項管理テー
ブル、190…その他懸案分類テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲高▼橋 直紀 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所システム開発本部内 Fターム(参考) 5B049 BB07 CC21 DD01 EE05 FF03 FF04 5B076 DD02 DD04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ERP(Enterprise Resouce Planning)パ
    ッケージ等のソフトウェアを導入する上で生じる顧客の
    懸案事項を管理するシステムであり、パッケージが前提
    とする業務フローを顧客業務要件等に応じて追加・削除
    ・変更する情報を入力する入力手段とその結果を新業務
    フローとして記憶する記憶装置と、顧客の懸案事項の属
    性(内容、回答期限、回答責任者、状態、対策など)を
    新業務フローと関連付けて入力する入力手段と入力結果
    を記憶する記憶装置と新業務フローとの関連付けが困難
    な懸案事項に対しては、あらかじめ記憶装置に記憶して
    ある懸案事項分類(「人」「モノ」「カネ」等)にした
    がって分類を選択入力する入力手段を持ち、懸案事項分
    類を懸案事項属性として記憶する記憶装置をもち、懸案
    事項を記憶装置から呼び出し、新業務フロー上に懸案事
    項を表示する表示装置をもつ懸案事項管理方法。
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