JP2001175642A - 非接触情報入力装置 - Google Patents

非接触情報入力装置

Info

Publication number
JP2001175642A
JP2001175642A JP36330499A JP36330499A JP2001175642A JP 2001175642 A JP2001175642 A JP 2001175642A JP 36330499 A JP36330499 A JP 36330499A JP 36330499 A JP36330499 A JP 36330499A JP 2001175642 A JP2001175642 A JP 2001175642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
control device
program
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36330499A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Hayashi
昭良 林
Hirokazu Tomimatsu
広和 冨松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP36330499A priority Critical patent/JP2001175642A/ja
Publication of JP2001175642A publication Critical patent/JP2001175642A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器制御装置のプログラム又はデータを非接
触で書き換える非接触情報入力装置を提供する。 【解決手段】 高周波送信機10から基準クロックに同
期した信号を送信して、ショットキーダイオードによる
アンテナブロック11で受信する。CPU1は、信号を
受信したときにデータ受信モードとし、アンテナブロッ
ク11で受信した信号を増幅平滑ブロック12で増幅平
滑し、基準クロックに基づき書換用データに変換し、メ
モリコア4に格納されているプログラム又はデータと書
き換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機、テレ
ビジョン、電子レンジ等の家電製品の遠隔操作可能な機
器に装着される機器制御装置に対して、内蔵された不揮
発性メモリに格納されたプログラム又はデータを書き換
えるための非接触情報入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記機器に装着される機器制御装置、い
わゆるマイコンは、図7に示すように、CPU1に周辺
機能ブロック2とRAM3とメモリコア4がバスライン
5を介して接続されて構成される。そして、メモリコア
4は、電気的に消去書き込み可能なフラッシュメモリや
EEROM等の書換可能な不揮発性メモリからなり、昇
圧回路6とデータ入出力用ポート7とが接続される。デ
ータ入出力用ポート7は、シリアルポート又はRS23
2C(UART)ポートであり、コネクタ8を介して外
部と配線することによってデータやタイミングクロック
の受渡しを行える。
【0003】例えば、機器のマイコンのバージョンアッ
プや制御に必要なデータの変更を行うときに、プログラ
ムやデータの書き換えが行われる。メモリコア4に格納
されているプログラム又はデータを書き換える場合、コ
ネクタ8にデータ設定器等の外部機器を接続して、機器
制御装置のテスト端子とデータ入力用ポート7を制御
し、書換用データを受信して変更を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の機
器制御装置では、不揮発性メモリに格納されたプログラ
ム又はデータを書き換えるために、データ入力用ポート
に配線を接続する必要がある。通常、機器制御装置は機
器に内蔵されているため、機器制御装置のプログラム又
はデータを書き換えるとき、機器を解体してデータ入力
用ポートに外部からの配線を接続しなければならず、多
大な労力を要する。
【0005】本発明はかかる問題を解決し、データ入力
用ポートに配線を接続することなく、不揮発性メモリに
格納されたプログラム又はデータを書き換えることがで
きる機器制御装置を提供するとともに、この機器制御装
置に非接触でデータの入力を行えるようにした非接触情
報入力装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る非接触情報入力装置は、家電製品等の
機器を制御するための機器制御装置と、機器制御装置に
記憶されるプログラムやデータを書き込んだり、あるい
は書き換えたりするためにデータを送信する高周波送信
機から構成されるものとし、この高周波送信機で前記機
器制御装置に高周波信号を送信して、前記機器制御装置
で信号を書換用データに変換して、プログラム又はデー
タを書き換えることができるようにした。このとき、前
記機器制御装置が前記高周波送信機から送信された信号
を正確に認識できるように、前記高周波送信機は、前記
機器制御装置の基準クロックに同期した高周波信号を送
信するようにした。その結果、機器制御装置のプログラ
ム又はデータを書き換える際に、外部からの配線を必要
とせず、非接触でデータを送信して前記機器制御装置の
プログラム又はデータを変更することができる。
【0007】そして、前記機器制御装置は、メモリ素子
とアンテナ部と増幅平滑回路と制御回路(CPU)とを
備えるものとした。ここで、前記メモリ素子は、電気的
に書換可能なメモリである。なお、書換とは、すでに格
納されているプログラム又はデータを異なる内容のもの
に書き換える場合と、プログラム又はデータが格納され
ていない状態のメモリ素子にプログラム又はデータを書
き込む場合の両方の動作を意味する。また、前記アンテ
ナ部は、高周波送信機等の外部から送信された信号を非
接触で受信するものであり、このアンテナ部で受信した
信号は、前記増幅平滑回路によって増幅平滑される。そ
して、前記アンテナ部は、高周波信号を受信するため、
ショットキーダイオードから構成するのがよい。
【0008】前記制御回路は、増幅平滑された信号を書
換用データに変換して、このデータを前記メモリ素子に
格納されたプログラム又はデータと書き換えるよう制御
するものである。この制御回路は、高周波送信機から送
信された高周波信号によるデータ書換用信号を受信した
ときに、データ受信モードとし、書換動作を開始させ
る。そして、前記アンテナ部より受信して増幅平滑した
データ信号を基準クロックに基づき書換用データに変換
し、この書換用データを前記メモリ素子のプログラム又
はデータと書き換えるようにした。
【0009】なお、前記機器制御装置を前記アンテナ部
と前記制御回路とを一つのパッケージに積層した構造に
すると、実装密度を高めることができ、前記機器制御装
置を小型化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る非接触情報入
力装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の非接触情報入力装置の一例の構成を示
す図である。この非接触情報入力装置は、機器制御装置
9と高周波送信機10から構成され、高周波送信機10
から機器制御装置9に非接触で情報を入力するものであ
る。高周波送信機10は、マイクロ波、ミリ波といった
高周波の電磁波を送信する機能を備えている。
【0011】機器制御装置9の基本的な構成は従来の図
7に示すものと同じであるが、データ入出力用ポート7
の代わりにアンテナブロック11(アンテナ部)と増幅
平滑ブロック12(増幅平滑回路)とが設けられてい
る。アンテナブロック11は増幅平滑ブロック12に接
続され、増幅平滑ブロック12はバスライン5を介して
CPU1に接続されている。また、増幅平滑ブロック1
2には昇圧回路6より定電圧電源が供給されて動作す
る。
【0012】アンテナブロック11は、図2、図3に示
すように、複数のショットキーダイオード13を基板1
6a上にマトリックス状に配列した構造とされ、各ショ
ットキーダイオード13が並列に接続された回路構成と
なっている。このとき、基板16aの面積に可能な限り
多くのショットキーダイオード13が配列されており、
1GHz〜4GHzの高周波微弱電波(マイクロ波)を
受信できる。なお、ショットキーダイオード13は静電
容量が極めて小さく、高周波に対しても短絡することが
ないため、高周波電波を受信するのに好適である。
【0013】増幅平滑ブロック12は、図4に示すよう
に、抵抗とコンデンサとアンプからなる周知の増幅回路
14と、ダイオードとコンデンサと出力用トランジスタ
とを備えた周知の平滑回路15から構成される。そし
て、アンテナブロック11が受信した高周波信号は、増
幅回路14に送られて増幅され、次に、平滑回路15で
平滑されて、信号波形に応じてトランジスタがON、O
FFして、CPU1に受信信号を出力する。
【0014】ここで、機器制御装置9の構造を図5に示
す。CPU1、メモリコア4等が搭載された基板16b
の上に、アンテナブロック11および増幅平滑ブロック
12が搭載された基板16aが絶縁層17を介して積層
され、各基板16a、16bはワイヤ18によってリー
ド端子19に配線され、全体を透光性樹脂20で封止し
たスタックドパッケージとされる。
【0015】次に、高周波送信機10を用いて機器制御
装置9のプログラムやデータを書き換えるときの動作を
説明する。図6は、高周波信号波形と受信波形と基準ク
ロックと検出データのそれぞれの関係を示す図である。
高周波送信機10では、予め機器制御装置9の基準クロ
ックと同じ基準クロックを発生するように設定されてお
り、高周波送信機10から基準クロックに同期した高周
波信号を送信する。アンテナブロック11がこの高周
波信号を受信すると、増幅平滑ブロック12によって増
幅平滑され、ON、OFFの受信波形が得られる。こ
のとき、CPU1では最初に受信した信号によって書換
用のデータ信号が送信されてきたことを識別し、以降の
動作をデータ受信モードとして実行する。そして、基準
クロックをスタートさせて、これに基づいて受信信号
のON、OFFの状態から検出データに変換して、書
換用データを得る。このように、同期したタイミングで
送られてくるデータに基づいて、メモリ素子に格納され
ているプログラムやデータの変更を行う。
【0016】なお、上記実施形態では、高周波信号とし
て、マイクロ波等を使用したが、さらに高い周波数の赤
外線等の光を使用してデータ伝送を行ってもよい。この
場合、機器制御装置9のアンテナブロック11は、フォ
トダイオード、フォトトランジスタ等の光電変換素子に
よって構成すればよい。したがって、赤外線を使用して
遠隔操作される機器のマイコンに対して、通常の操作と
同じ要領で高周波送信機10を用いてプログラムやデー
タの書き換えを行うことができ、利用価値が高まる。
【0017】
【発明の効果】この発明では、機器制御装置にアンテナ
部を設けることにより、高周波送信機から送信されたデ
ータ信号を受信することができ、非接触でプログラム又
はデータを書き換えることができる。その結果、データ
入力用ポートに配線を接続する必要がなくなり、接続作
業や配線を接続するための製品の解体が不要となり、プ
ログラム又はデータを書き換えるときの作業効率を大幅
に向上させることができる。
【0018】また、データ入力用のポートが不要とな
り、アンテナ部及び増幅平滑回路と制御回路とを積層構
造にすれば、機器制御装置の実装密度が高まり、機器の
小型化に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の非接触情報入力装置の構成図
【図2】アンテナブロックのショットキーダイオードの
配列を示す図
【図3】アンテナブロックのショットキーダイオードの
回路構成を示す図
【図4】増幅平滑ブロックの回路図
【図5】機器制御装置の構造を示す図
【図6】高周波信号波形と受信波形と基準クロックと検
出データの関係を示す図
【図7】従来の機器制御装置の構成図
【符号の説明】
1 CPU 4 メモリコア 9 機器制御装置 10 高周波送信機 11 アンテナブロック 12 増幅平滑ブロック 13 ショットキーダイオード 14 増幅回路 15 平滑回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラム又はデータを格納する書換可
    能なメモリ素子と、外部から送信された信号を非接触で
    受信するアンテナ部と、該アンテナ部で受信した信号を
    増幅平滑する増幅平滑回路と、増幅平滑した信号を書換
    用データに変換して前記メモリ素子のプログラム又はデ
    ータを書き換えるよう制御する制御回路とを備えた機器
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記アンテナ部は、高周波信号を受信可
    能なショットキーダイオードから構成された請求項1記
    載の機器制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路は、データ書換用信号を受
    信したときに、データ受信モードとし、続いて受信した
    データ信号を基準クロックに基づき書換用データに変換
    する請求項1又は2記載の機器制御装置。
  4. 【請求項4】 前記アンテナ部と前記制御回路とを積層
    してパッケージした構造とされた請求項1〜3のうちい
    ずれか一項記載の機器制御装置。
  5. 【請求項5】 高周波送信機と請求項1〜4のうちいず
    れか一項記載の機器制御装置を備え、前記高周波送信機
    から前記機器制御装置の基準クロックに同期した高周波
    データ信号を送信するようにした非接触情報入力装置。
JP36330499A 1999-12-21 1999-12-21 非接触情報入力装置 Pending JP2001175642A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36330499A JP2001175642A (ja) 1999-12-21 1999-12-21 非接触情報入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36330499A JP2001175642A (ja) 1999-12-21 1999-12-21 非接触情報入力装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001175642A true JP2001175642A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18479003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36330499A Pending JP2001175642A (ja) 1999-12-21 1999-12-21 非接触情報入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001175642A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5432125B2 (ja) * 2008-04-08 2014-03-05 エクセン株式会社 個別情報書込可能なマイクロコンピュータを備えた土木工事機械器具
JP2016078488A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 太平洋工業株式会社 タイヤ状態監視装置
US9634674B2 (en) 2014-10-10 2017-04-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device
CN110048780A (zh) * 2019-05-23 2019-07-23 北京有感科技有限责任公司 堆叠封装的元器件、及其通信方法和供电方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05250529A (ja) * 1992-03-04 1993-09-28 Fuji Electric Co Ltd Icモジュール
JPH05332861A (ja) * 1992-05-28 1993-12-17 Koganei Ltd 流体圧作動機器の無線式センサスイッチ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05250529A (ja) * 1992-03-04 1993-09-28 Fuji Electric Co Ltd Icモジュール
JPH05332861A (ja) * 1992-05-28 1993-12-17 Koganei Ltd 流体圧作動機器の無線式センサスイッチ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5432125B2 (ja) * 2008-04-08 2014-03-05 エクセン株式会社 個別情報書込可能なマイクロコンピュータを備えた土木工事機械器具
JP2016078488A (ja) * 2014-10-10 2016-05-16 太平洋工業株式会社 タイヤ状態監視装置
US9634674B2 (en) 2014-10-10 2017-04-25 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device
CN110048780A (zh) * 2019-05-23 2019-07-23 北京有感科技有限责任公司 堆叠封装的元器件、及其通信方法和供电方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20070142938A1 (en) Programmable logic controller having power frequency carrier
KR100968865B1 (ko) 시리얼 통신 시스템 및 이의 id 부여방법
US20120001738A1 (en) System for controlling a device
JP2001175642A (ja) 非接触情報入力装置
US20020135492A1 (en) Ultrasonic control and monitoring bus and method
US9142123B2 (en) Low-power and battery-free transmitter for remote control
JPH0746400B2 (ja) 共通母線マルチノード・センサ装置を含んだ原子力プラント
CN101465047B (zh) 智能遥控器及其控制方法
JPS61201571A (ja) リモ−トコントロ−ル装置
US9202367B2 (en) Low power transmitter for remote control
CN112202434A (zh) 一种开关机自锁电路
US5212487A (en) Apparatus and method for adaptive remote transmission
JP2001285960A (ja) リモートコントロール装置及びその制御方法
CN206726446U (zh) 红外线遥控开关
KR100539534B1 (ko) 홈 네트워크 시스템
KR19990035059A (ko) 리모콘을 이용한 전등 및 가전기기 온/오프 장치및 그 제어방법
CN214046008U (zh) 一种无线组网人体感应系统
US10908699B2 (en) Electronic apparatus, wireless input device and control method thereof
KR930002264Y1 (ko) 데이타 무선 수신회로
KR100227861B1 (ko) 원격조정콘센트
WO2021024537A1 (ja) 通信システム、及び、情報端末機
CN112929090B (zh) 一种光模块及其供电方法
CN102550115A (zh) 无线设备、使用该无线设备的无线装置以及无线系统
CN101527075A (zh) 信号辨别遥控器及其控制方法
JPH05307428A (ja) リセット方式

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050426