JP2001175516A - 電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体 - Google Patents

電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体

Info

Publication number
JP2001175516A
JP2001175516A JP35721899A JP35721899A JP2001175516A JP 2001175516 A JP2001175516 A JP 2001175516A JP 35721899 A JP35721899 A JP 35721899A JP 35721899 A JP35721899 A JP 35721899A JP 2001175516 A JP2001175516 A JP 2001175516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
document image
electronic filing
stored
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP35721899A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukari Toda
ゆかり 戸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP35721899A priority Critical patent/JP2001175516A/ja
Publication of JP2001175516A publication Critical patent/JP2001175516A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 必要な文書画像データのみ記憶保持を継続す
ることで、煩雑な作業をすることなく記憶部の記憶容量
を節約しつつファイリングすることができる電子ファイ
リング装置、方法、システム及び記憶媒体を提供する。 【解決手段】 ハードディスク7aに保存された文書画
像データ(ファイル)のうち、アクセスがない期間が第
1の所定期間(例えば1年)以上となったファイルを不
要なファイル(転送対象ファイルF)と認定し、ファイ
ルFの転送フラグを立て、暗号化してホストコンピュー
タ102に転送する。コンピュータ102では、暗号化
されたファイルFがハードディスク21aに記憶され
る。ファイルFの本体はハードディスク7aから削除さ
れる(ステップS401〜404)。転送削除処理は定
期的に自動的に実行される。検索時は、検索したファイ
ルがハードディスク7aにある場合は直ちに取得し、転
送済みである場合は、ホストコンピュータ102にファ
イルの返送要求をして取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、例えば電子文書
倉庫として機能する外部装置との間でデータの授受を行
う電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文書や画像は紙に記録して保存し
ていたが、文書画像データを記憶する記憶媒体の記憶容
量の大きいものが比較的安価に入手できるようになり、
文書や画像を電子化して文書画像データとして保存する
電子ファイリングが実用的なレベルで行えるようになっ
てきた。これにより、物理的な保管場所は不要となっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子ファイリング装置では、全ての文書画像データにつ
いて一様な保管管理をしていたため、あまり重要でない
データも相当数存在することから、記憶媒体の記憶容量
を圧迫しており、改善の余地があった。
【0004】また、紙による保存と異なり、ハードディ
スク等の記憶媒体による保存では、データの消失という
トラブルが発生しやすため、バックアップ等のメンテナ
ンスが必要となるが、全ての文書画像データについて一
律に同じ態様でバックアップするのは、記憶容量や作業
の無駄であり、改善の余地があった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、必要な文書画像
データのみ記憶保持を継続することで、煩雑な作業をす
ることなく記憶部の記憶容量を節約しつつファイリング
することができる電子ファイリング装置、方法、システ
ム及び記憶媒体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の電子ファイリング装置は、データ
を受信して記憶可能な外部装置との間でデータ通信を行
う通信手段と、文書画像データを記憶部に記憶する文書
画像データ記憶手段と、該文書画像データ記憶手段によ
り記憶された文書画像データの各々を検索するためのイ
ンデックス情報を各文書画像データに対応させて記憶す
るインデックス情報記憶手段と、前記記憶部に記憶され
ている文書画像データの各々について記憶保持の継続が
必要か否かを判別する判別手段と、該判別手段により記
憶保持の継続が不要と判別された文書画像データを前記
通信手段により前記外部装置に転送すると共に、該文書
画像データを前記記憶部から削除する転送削除手段とを
備えたことを特徴とする。
【0007】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の電子ファイリング装置は、上記請求項1記載の構成
において、前記インデックス情報に基づいて前記文書画
像データ記憶手段により記憶された文書画像データを検
索する検索手段と、該検索手段により検索された文書画
像データが前記記憶部に記憶されている場合は該記憶さ
れている文書画像データをユーザに提供する一方、前記
検索手段により検索された文書画像データが前記転送削
除手段によって転送、削除されている場合は前記外部装
置に対して該転送、削除された文書画像データの返送を
要求する返送要求手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の電子ファイリング装置は、上記請求項1または2記
載の構成において、前記判別手段は、記憶保持の継続の
要否を前記記憶部に記憶された各文書画像データの使用
頻度に基づいて判別することを特徴とする。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の電子ファイリング装置は、上記請求項3記載の構成
において、前記判別手段は、前記記憶部に記憶された各
文書画像データへのアクセスがない期間が第1の所定期
間以上である場合に当該文書画像データについて記憶保
持の継続が不要と判別することを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の電子ファイリング装置は、上記請求項3記載の構成
において、前記判別手段は、前記記憶部に記憶された各
文書画像データへの第2の所定期間内におけるアクセス
回数が所定回数以下である場合に当該文書画像データに
ついて記憶保持の継続が不要と判別することを特徴とす
る。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の電子ファイリング装置は、上記請求項4または5記
載の構成において、前記文書画像データ記憶手段により
記憶される文書画像データ毎に重要度を設定する重要度
設定手段を備え、第1の所定期間、第2の所定期間及び
前記所定回数は、前記重要度設定手段により設定された
重要度に基づいて設定されることを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の電子ファイリング装置は、上記請求項6記載の構成
において、前記重要度設定手段は、重要キーワードを入
力し、該入力された重要キーワードと前記各文書画像デ
ータに対応するインデックス情報との一致の度合いに基
づいて各文書画像データ毎の重要度を設定することを特
徴とする。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の電子ファイリング装置は、上記請求項1〜7のいず
れか1項に記載の構成において、前記記憶される各文書
画像データに基づいて前記インデックス情報を自動的に
作成する自動作成手段、及び前記記憶される各文書画像
データ毎にユーザが手動入力で作成する手動作成手段の
少なくとも一方を備えたことを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の電子ファイリング装置は、上記請求項1〜8のいず
れか1項に記載の構成において、前記転送削除手段は、
前記判別手段により記憶保持の継続が不要と判別された
文書画像データを暗号化して前記外部装置に転送するこ
とを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の電子ファイリング装置は、上記請求項1〜9のい
ずれか1項に記載の構成において、前記判別手段は、前
記記憶部に記憶されている各文書画像データの記憶保持
の継続の要否を定期的に判別することを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の電子ファイリング装置は、上記請求項1〜10の
いずれか1項に記載の構成において、前記記憶部に記憶
されている全文書画像データのコピーを前記通信手段に
より前記外部装置へ定期的に転送する全文書画像データ
転送手段を備えたことを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12の電子ファイリング装置は、上記請求項11記載の
構成において、前記全文書画像データのコピーは暗号化
されて転送されることを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の電子ファイリング方法は、データを受信して記憶
可能な外部装置との間でデータ通信を行う通信工程と、
文書画像データを記憶部に記憶する文書画像データ記憶
工程と、該文書画像データ記憶工程により記憶された文
書画像データの各々を検索するためのインデックス情報
を各文書画像データに対応させて記憶するインデックス
情報記憶工程と、前記記憶部に記憶されている文書画像
データの各々について記憶保持の継続が必要か否かを判
別する判別工程と、該判別工程により記憶保持の継続が
不要と判別された文書画像データを前記通信工程により
前記外部装置に転送すると共に、該文書画像データを前
記記憶部から削除する転送削除工程とを含むことを特徴
とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14の電子ファイリング方法は、上記請求項13記載の
構成において、前記インデックス情報に基づいて前記文
書画像データ記憶工程により記憶された文書画像データ
を検索する検索工程と、該検索工程により検索された文
書画像データが前記記憶部に記憶されている場合は該記
憶されている文書画像データをユーザに提供する一方、
前記検索工程により検索された文書画像データが前記転
送削除工程によって転送、削除されている場合は前記外
部装置に対して該転送、削除された文書画像データの返
送を要求する返送要求工程とを含むことを特徴とする。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15の電子ファイリング方法は、上記請求項13または
14記載の構成において、前記判別工程は、記憶保持の
継続の要否を前記記憶部に記憶された各文書画像データ
の使用頻度に基づいて判別することを特徴とする。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16の電子ファイリング方法は、上記請求項15記載の
構成において、前記判別工程は、前記記憶部に記憶され
た各文書画像データへのアクセスがない期間が第1の所
定期間以上である場合に当該文書画像データについて記
憶保持の継続が不要と判別することを特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
17の電子ファイリング方法は、上記請求項15記載の
構成において、前記判別工程は、前記記憶部に記憶され
た各文書画像データへの第2の所定期間内におけるアク
セス回数が所定回数以下である場合に当該文書画像デー
タについて記憶保持の継続が不要と判別することを特徴
とする。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
18の電子ファイリング方法は、上記請求項16または
17記載の構成において、前記文書画像データ記憶工程
により記憶される文書画像データ毎に重要度を設定する
重要度設定工程を含み、第1の所定期間、第2の所定期
間及び前記所定回数は、前記重要度設定工程により設定
された重要度に基づいて設定されることを特徴とする。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
19の電子ファイリング方法は、上記請求項18記載の
構成において、前記重要度設定工程は、重要キーワード
を入力し、該入力された重要キーワードと前記各文書画
像データに対応するインデックス情報との一致の度合い
に基づいて各文書画像データ毎の重要度を設定すること
を特徴とする。
【0025】同じ目的を達成するために本発明の請求項
20の電子ファイリング方法は、上記請求項13〜19
のいずれか1項に記載の構成において、前記記憶される
各文書画像データに基づいて前記インデックス情報を自
動的に作成する自動作成工程、及び前記記憶される各文
書画像データ毎にユーザが手動入力で作成する手動作成
工程の少なくとも一方を含むことを特徴とする。
【0026】同じ目的を達成するために本発明の請求項
21の電子ファイリング方法は、上記請求項13〜20
のいずれか1項に記載の構成において、前記転送削除工
程は、前記判別工程により記憶保持の継続が不要と判別
された文書画像データを暗号化して前記外部装置に転送
することを特徴とする。
【0027】同じ目的を達成するために本発明の請求項
22の電子ファイリング方法は、上記請求項13〜21
のいずれか1項に記載の構成において、前記判別工程
は、前記記憶部に記憶されている各文書画像データの記
憶保持の継続の要否を定期的に判別することを特徴とす
る。
【0028】同じ目的を達成するために本発明の請求項
23の電子ファイリング方法は、上記請求項13〜22
のいずれか1項に記載の構成において、前記記憶部に記
憶されている全文書画像データのコピーを前記通信工程
により前記外部装置へ定期的に転送する全文書画像デー
タ転送工程を含むことを特徴とする。
【0029】同じ目的を達成するために本発明の請求項
24の電子ファイリング方法は、上記請求項23記載の
構成において、前記全文書画像データのコピーは暗号化
されて転送されることを特徴とする。
【0030】同じ目的を達成するために本発明の請求項
25の電子ファイリングシステムは、外部装置と電子フ
ァイリング装置とから構成される電子ファイリングシス
テムであって、前記電子ファイリング装置は、前記外部
装置とデータ通信を行うファイリング装置側通信手段
と、文書画像データを記憶部に記憶する文書画像データ
記憶手段と、該文書画像データ記憶手段により記憶され
た文書画像データの各々を検索するためのインデックス
情報を各文書画像データに対応させて記憶するインデッ
クス情報記憶手段と、前記記憶部に記憶されている文書
画像データの各々について記憶保持の継続が必要か否か
を判別する判別手段と、該判別手段により記憶保持の継
続が不要と判別された文書画像データを前記ファイリン
グ装置側通信手段により前記外部装置に転送すると共
に、該文書画像データを前記記憶部から削除する転送削
除手段とを備え、前記外部装置は、前記電子ファイリン
グ装置とデータ通信を行う外部装置側通信手段と、前記
転送削除手段により転送された文書画像データを記憶す
る転送データ記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0031】同じ目的を達成するために本発明の請求項
26の電子ファイリングシステムは、上記請求項25記
載の構成において、前記電子ファイリング装置は、前記
インデックス情報に基づいて前記文書画像データ記憶手
段により記憶された文書画像データを検索する検索手段
と、該検索手段により検索された文書画像データが前記
記憶部に記憶されている場合は該記憶されている文書画
像データをユーザに提供する一方、前記検索手段により
検索された文書画像データが前記転送削除手段によって
転送、削除されている場合は前記外部装置に対して該転
送、削除された文書画像データの返送を要求する返送要
求手段とを備え、前記外部装置は、前記返送要求手段に
より返送を要求された文書画像データを前記電子ファイ
リング装置に返送する返送手段を備えたことを特徴とす
る。
【0032】同じ目的を達成するために本発明の請求項
27の電子ファイリングシステムは、上記請求項25ま
たは26記載の構成において、前記電子ファイリング装
置は、前記記憶部に記憶されている全文書画像データの
コピーを前記ファイリング装置側通信手段により前記外
部装置へ定期的に転送する全文書画像データ転送手段を
備えたことを特徴とする。
【0033】同じ目的を達成するために本発明の請求項
28の記憶媒体は、電子ファイリング方法で使用される
プログラムを記憶した記憶媒体であって、データを受信
して記憶可能な外部装置との間でデータ通信を行う通信
工程のコードと、文書画像データを記憶部に記憶する文
書画像データ記憶工程のコードと、該文書画像データ記
憶工程のコードにより記憶された文書画像データの各々
を検索するためのインデックス情報を各文書画像データ
に対応させて記憶するインデックス情報記憶工程のコー
ドと、前記記憶部に記憶されている文書画像データの各
々について記憶保持の継続が必要か否かを判別する判別
工程のコードと、該判別工程のコードにより記憶保持の
継続が不要と判別された文書画像データを前記通信工程
のコードにより前記外部装置に転送すると共に、該文書
画像データを前記記憶部から削除する転送削除工程のコ
ードとを記憶したことを特徴とする。
【0034】同じ目的を達成するために本発明の請求項
29の記憶媒体は、上記請求項28記載の構成におい
て、前記インデックス情報に基づいて前記文書画像デー
タ記憶工程のコードにより記憶された文書画像データを
検索する検索工程のコードと、該検索工程のコードによ
り検索された文書画像データが前記記憶部に記憶されて
いる場合は該記憶されている文書画像データをユーザに
提供する一方、前記検索工程のコードにより検索された
文書画像データが前記転送削除工程のコードによって転
送、削除されている場合は前記外部装置に対して該転
送、削除された文書画像データの返送を要求する返送要
求工程のコードとを記憶したことを特徴とする。
【0035】同じ目的を達成するために本発明の請求項
30の記憶媒体は、上記請求項28または29記載の構
成において、前記記憶部に記憶されている全文書画像デ
ータのコピーを前記通信工程のコードにより前記外部装
置へ定期的に転送する全文書画像データ転送工程のコー
ドを記憶したことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0037】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る電子ファイリングシステムの全体
構成を示すブロック図である。
【0038】本システムは、互いにデータ通信が可能な
電子ファイリング装置101とホストコンピュータ10
2とから構成される。電子ファイリング装置101はユ
ーザ側に設置され、ユーザは、該装置101を用いて、
文書や画像を電子化した文書画像データの記録操作や該
データの検索操作を行う。ホストコンピュータ102
は、ウェアハウスとしていわゆる電子文書倉庫サービス
を行い、文書画像データを受信して集中的に保管する一
方、必要に応じて電子ファイリング装置101にデータ
を配信する機能を果たす。なお、ホストコンピュータ1
02には複数の電子ファイリング装置101を通信回線
で接続するようにしてもよい。
【0039】電子ファイリング装置101は、CPU1
(判別手段、転送削除手段、検索手段、自動作成手
段)、表示部(CRT)2、スキャナ3、プリンタ4、
キーボード5、マウス6、ハードディスクドライブ(H
DD)7(文書画像データ記憶手段、インデックス情報
記憶手段)、通信インターフェイス(I/F)8(通信
手段、返送要求手段、全文書画像データ転送手段、ファ
イリング装置側通信手段)、ROM9及びRAM10か
ら構成される。
【0040】CPU1は、電子ファイリング装置101
全体の動作を司る。CRT2は、文書画像データや指示
アイコン等、各種情報を表示する。スキャナ3は、記録
紙上の画像を読み取ってデジタル電子データに変換す
る。プリンタ4は、文章画像データ等を印刷出力する。
キーボード5は、入力キーを備え、ユーザによる文書の
作成や各種指示の入力に用いられる。マウス6は、CR
T2に表示された指示アイコンをクリックしたりカーソ
ルを移動させたりするのに用いられる。HDD7はハー
ドディスク7a(記憶部)を備え、文書画像データや後
述する検索用インデックス情報をハードディスク7aに
記憶する。通信I/F8は、ホストコンピュータ102
との間で文書画像データの送受信を行うほか、ファクシ
ミリ通信や電子メールの通信を行う。ROM9は、CP
U1が実行する各種制御プログラムを格納する。RAM
10は、各種データを一時的に記憶し、CPU1が制御
プログラムを実行する際のワークエリアとしても用いら
れる。
【0041】ホストコンピュータ102は、HDD21
(転送データ記憶手段)、通信I/F22(外部装置側
通信手段、返送手段)、ROM23、RAM24、CP
U25、CRT26、キーボード27及びマウス28か
ら構成される。HDD21はハードディスク21aを備
え、文書画像データや後述する検索用インデックス情報
をハードディスク21aに記憶する。通信I/F22
は、電子ファイリング装置101との間で文書画像デー
タの送受信を行う。その他の各構成要素は、電子ファイ
リング装置101のものと基本的に同様に構成される。
【0042】なお、ホストコンピュータ102は、文書
画像データの保管や通信等の制御を行うのが主目的であ
り、文書の作成や印刷の必要がない。従って、スキャナ
やプリンタを備えていない。また、CRT26、キーボ
ード27及びマウス28は必ずしも備える必要はない。
電子ファイリング装置101側のアプリケーションから
の要求に従って動作すればよいからである。なお、スキ
ャナやプリンタを備えるようにしてもよい。
【0043】本装置では、ユーザが自ら作成した文書画
像、スキャナ3で読み取った文書画像、ファクシミリで
受信した画像、電子メールで受信した文書画像等、種々
の文書画像データを電子ファイリングのためのアプリケ
ーションに登録し、ハードディスク7aに保存する。ハ
ードディスク7aに保存する際、文書画像データは電子
ファイリングフォーマットに変換されると共に、その文
書画像データを後に検索するための検索用インデックス
情報が作成、保存される。
【0044】なお、電子ファイリングフォーマットに変
換して保存するほか、各アプリケーションで作成された
ファイルをそのアプリケーションフォーマットのまま保
存するようにすることも可能である。その場合でも、検
索用インデックス情報は作成する必要がある。また、検
索用インデックス情報を作成するため、及びファイルを
表示するため、そのアプリケーションの実行ファイルが
必要となるので、そのアプリケーションの実行ファイル
は削除せず残すようにする必要がある。
【0045】図2は、電子ファイリング装置101にお
いて文書画像データの登録処理を行うための機能ブロッ
クを示す図である。各機能ブロックは実際にはCPU1
等による制御により実現される。
【0046】スキャナ3で読み取った画像データやファ
クシミリで受信した画像データは、領域分割部31によ
りその画像データ中の画像領域、文字領域の各位置(レ
イアウト)が解析される。そして、文字領域について文
字認識部(OCR)32により文字として認識され、電
子ファイリングフォーマット部33で電子ファイリング
フォーマットの形にされる。電子ファイリングフォーマ
ットは、圧縮画像、サムネイル、文字コード等からなる
複合ファイルである。または、複数ファイルの形でハー
ドディスク7aに保存するようにしてもよい。
【0047】一方、アプリケーションフォーマットから
入力された文書画像データは、変換判別部35によりそ
のアプリケーションから電子ファイリングフォーマット
への変換ソフトウェアがあるか否かが判別される。そし
て、変換ソフトウェアがある場合は、その変換ソフトウ
ェア37によって電子ファイリングフォーマットに変換
される。
【0048】変換ソフトウェアがない場合は、ラスタラ
イズ部36でそのアプリケーションにより画像データに
ラスタライズされ、領域分割部31及び文字認識部32
による上記処理を介して電子ファイリングフォーマット
の形にされる。なお、そのアプリケーションにてRTF
(Rich Text Format)等の汎用フォーマットへの変換を
介して電子ファイリングフォーマットに変換してもよ
い。
【0049】このように作成された電子ファイリングフ
ォーマットから、検索用インデックス作成部34により
検索用インデックス情報が自動的に作成される。この処
理のためのプログラムもROM9に格納されている。こ
れにより作業が容易になる。なお、検索用インデックス
情報はユーザが手動で入力して作成するようにすれば
(手動作成手段)、より的確な情報を作成することがで
きる。
【0050】図3は、検索用インデックス情報の一例を
示す図である。
【0051】同図に示す検索用インデックス情報では、
各ファイルについてキーワード数は4つに限定され、識
別番号は32ビットで表現される。識別番号の最上位の
1ビットは、後述する図4の転送削除処理により当該フ
ァイルを電子ファイリング装置101からホストコンピ
ュータ102に転送したか否かを示す転送フラグに使用
され、「8」のとき、転送フラグが立ったことになり、
データ転送済みを示す。例えば、同図(a)ではいずれ
のファイルも未転送であるが、同図(b)では、「製品
リスト」及び「テスト」のファイルが転送済みとなって
いることがわかる。
【0052】なお、キーワード数はより多数に設定して
もよいし、各ファイル毎に可変としてもよい。可変とす
る場合、各ファイル毎にデータ長がまちまちとなるの
で、ファイル名、キーワード、識別番号の始まりや終わ
りを示すコマンド記号のようなものが必要となる。
【0053】図4は、文書画像データの転送削除処理の
フローチャートを示す図である。本処理は、定期的(例
えば毎日1回AM2時)に自動的に実行される。
【0054】まず、ハードディスク7aに保存された文
書画像データ(ファイル)の全てについて、使用頻度を
チェックする(ステップS401)。
【0055】本実施の形態では、各ファイルに継続して
アクセスがない期間で使用頻度を判断する。すなわち、
各ファイルにアクセスした日時を記憶しておき、アクセ
スがある度に日時を更新する。そして、アクセスがない
期間が第1の所定期間(例えば1年)以上となったファ
イルを不要なファイルであると判別して転送対象ファイ
ルFと認定する。使用頻度を示す情報(ここでは最後の
アクセス日時からの経過期間)は、電子ファイリングフ
ォーマットに入れてもよいが、検索用インデックス情報
の識別番号の所定のビットに入れるようにしてもよい。
【0056】なお、使用頻度の判断手法としては他の手
法を採用してもよく、例えば、第2の所定期間(例えば
1年)におけるアクセス回数が所定回数n(例えば2
回)以下である場合に不要なファイルであると判別する
ようにしてもよい。
【0057】次いで、転送対象ファイルFと認定された
ファイル((図3(b))では「製品リスト」及び「テ
スト」)の転送フラグを立てる(ステップS402)。
すなわち、転送対象ファイルFの検索用インデックス情
報における識別番号の最上位の値を「8」に設定する。
【0058】次いで、転送対象ファイルFを暗号化して
ホストコンピュータ102に転送する(ステップS40
3)。ホストコンピュータ102では、暗号化された転
送対象ファイルFがハードディスク21aに記憶され
る。暗号化によりセキュリティが確保される。
【0059】なお、転送対象ファイルFが複数ある場合
は、1つ1つ暗号化してから合体(アーカイブ)させ、
それを必要に応じてさらに暗号化して転送する。先に合
体してから暗号化してもよいが、通信回線上だけでなく
ホストコンピュータ102側でもファイルの内容を見ら
れないようにするためには、上記のように個々に暗号化
した方が好ましい。また、暗号化されたファイルを復号
するのに用いるカギがいつも同じでは安全でないので、
個々のカギを毎回変更し、その情報を検索用インデック
ス情報内に保持することにより、電子ファイリング装置
101側のハードディスク7a上の内容が漏れない限り
ホストコンピュータ102上のセキュリティの万全を期
することができる。複数個の暗号プログラムを所有して
いるならば、それらの暗号プログラムを示す情報も検索
用インデックス情報の何ビットかに記録しておくことに
より、どの暗号化アルゴリズムで暗号化されたかも第三
者にわかりにくくなり、セキュリティが一層万全とな
る。
【0060】次いで、転送対象ファイルFの転送が確実
に完了したことを確認したら、ハードディスク7aから
転送対象ファイルFの本体を削除する(ステップS40
4)。これにより、ハードディスク7aの記憶容量を節
約することができる。その後、本処理を終了する。
【0061】本処理によれば、所定期間毎に使用頻度の
低い不要なファイルが判別され、不要なファイルがホス
トコンピュータ102へ転送されると共にハードディス
ク7aから削除される。
【0062】図5は、検索処理のフローチャートを示す
図である。
【0063】まず、キーワード検索によりヒットしたフ
ァイル名の一覧を表示し(ステップS501)、表示や
返送要求の処理の対象となる処理対象ファイルXにヒッ
ト率が最も高いファイルを代入する(ステップS50
2)。
【0064】次いで、処理対象ファイルXの転送フラグ
が立っているか否かを判別し(ステップS503)、そ
の判別の結果、処理対象ファイルXの転送フラグが立っ
ていない場合は、ファイルXはハードディスク7a内に
残存しているので、ファイルXのサムネイルを表示する
(ステップS504)。
【0065】次いで、ユーザの指示を待ち、OKの指示
がなされたか否かを判別し(ステップS505)、その
判別の結果、OKの指示がなされた場合は、ファイルX
の内容を表示して(ステップS508)、本処理を終了
する一方、OKの指示がなされない場合は、他のファイ
ルの選択指示がなされたか否かを判別する(ステップS
506)。その判別の結果、他のファイルの選択指示が
なされた場合は、前記ステップS503に戻る一方、他
のファイルの選択指示がなされない場合は、キャンセル
の指示がなされたか否かを判別する(ステップS50
7)。その判別の結果、キャンセルの指示がなされた場
合は本処理を終了する一方、キャンセルの指示がなされ
ない場合は前記ステップS505に戻り、上記判別を繰
り返す。
【0066】一方、前記ステップS503の判別の結
果、処理対象ファイルXの転送フラグが立っている場合
は、ファイルXは既にホストコンピュータ102に転送
され、ハードディスク7a内には残存しないので、CR
T2に所定のメッセージを表示する(ステップS50
9)。
【0067】図6は、この所定のメッセージの一例を示
す図である。
【0068】同図に示すように、ファイルXがホストコ
ンピュータ102(ウェアハウス)にあり、ウェアハウ
スから持ってくるか否かを尋ねる旨のメッセージを表示
する。ユーザは、返送を望む場合は、返送タイミングを
「至急」、「1〜2時間以内」、「明日までに」のいず
れかを選択して、「はい」をクリックする。返送を望ま
ない場合は「いいえ」をクリックする。
【0069】図5に戻り、返送要求があったか否かを判
別し(ステップS510)、返送要求があった場合
(「はい」がクリックされた場合)は、ハードディスク
21a内のファイルXの返送を要求すると共に、返送フ
ァイルを受信したらその旨をCRT2に表示してユーザ
に通知する(ステップS511)。その後、前記ステッ
プS505に戻る。これにより、ハードディスク7a内
から削除された不要なファイルでも、必要時には容易に
取得することができる。
【0070】一方、前記ステップS510の判別の結
果、返送要求がない場合(「いいえ」がクリックされた
場合)は、他のファイルの選択指示がなされたか否かを
判別する(ステップS512)。その判別の結果、他の
ファイルの選択指示がなされた場合は、前記ステップS
503に戻る一方、他のファイルの選択指示がなされな
い場合は、キャンセルの指示がなされたか否かを判別す
る(ステップS513)。その判別の結果、キャンセル
の指示がなされた場合は本処理を終了する一方、キャン
セルの指示がなされない場合は前記ステップS512に
戻り、上記判別を繰り返す。
【0071】本処理によれば、検索した所望のファイル
Xが電子ファイリング装置101に残存しているか否か
にかかわらず、必要時には容易に取得することができ
る。
【0072】本実施の形態によれば、ハードディスク7
aに保存した各文書画像データのうち使用頻度の低いも
のはホストコンピュータ102に転送、保存し、ハード
ディスク7aから削除するようにしたので、必要な文書
画像データのみ記憶保持を継続することで、ハードディ
スク7aの記憶容量を節約しつつファイリングすること
ができる。また、転送削除処理は定期的に自動で行われ
るので、文書画像データの要否判別を意識する必要がな
く、煩雑な作業を回避して使い勝手を向上することがで
きる。さらに、転送済みの文書画像データについても必
要があれば返送されるので、記憶容量を節約しつつ全て
の文書画像データの取得を確保することができる。
【0073】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、使用頻度が低い文書画像データを転送対象ファイル
Fとし、使用頻度の判別には、第1の所定期間という固
定値を用いたが、本第2の実施の形態では、文書画像デ
ータの重要度が使用頻度の判別に反映されるようにし
た。従って、構成は第1の実施の形態と基本的に同様で
あるが、第1の所定期間の設定手法が異なる。
【0074】本実施の形態では、不図示の重要語録デー
タベースを予め作成し、ハードディスク7aに保存して
おく(重要度設定手段)。この重要語録データベースは
ユーザが重要と思う語群を集めたものである。
【0075】図2の文書画像データの登録処理におい
て、作成した各文書画像データの検索用インデックス情
報と上記重要語録データベースとを比較し、両者の一致
の度合い、例えば検索用インデックス情報内に含まれる
重要語の数等によって、その文書画像データの重要度を
決定する。重要度は、例えば16段階に設定し、設定し
た重要度を検索用インデックス情報の識別情報の4ビッ
トを用いて記録する。そして、重要度が高いファイルほ
ど、第1の所定期間を長い期間に設定して転送対象ファ
イルFと判別されにくくする。最高重要度の場合は例え
ば第1の所定期間をを4年とし、最低重要度の場合は3
ヶ月というように段階的に設定すればよい。
【0076】本実施の形態によれば、第1の実施の形態
と同様の効果を奏するほか、各文書画像データの重要度
をも考慮し、より適切に不要なデータを判別してハード
ディスク7aの記憶容量をより合理的に節約することが
できる。
【0077】なお、重要度は、文書画像データの登録処
理時にユーザが文書画像データの個々に設定するように
してもよい。また、第2の所定期間内におけるアクセス
回数nで使用頻度を判別する場合は、設定された重要度
に応じて第2の所定期間内及びアクセス回数nを設定す
るようにすればよい。
【0078】なお、第1、第2の実施の形態において、
転送削除処理とは別に、ハードディスク7aに保存され
ている文書画像データの全てを、定期的(例えば毎月2
回AM3時)に圧縮、暗号化してホストコンピュータ1
02に複写を転送するようにしてもよい。ホストコンピ
ュータ102では、これをバックアップ用として保管
し、次回の転送を受ける毎に内容を更新していく。
【0079】これにより、電子ファイリング装置101
においてハードディスク7a内の記憶内容が何らかのト
ラブルで消失しても、ホストコンピュータ102内のバ
ックアップにより回復が可能であり、安心した利用がで
きる。また、暗号化して転送することで、ホストコンピ
ュータ102におけるセキュリティも確保される。
【0080】なお、上記各実施の形態において、本発明
を達成するためのソフトウェアによって表される制御プ
ログラムを記憶した記憶媒体を、電子ファイリング装置
101に読み出すことによっても、同様の効果を奏する
ことができる。これらの場合の記憶媒体としては、RO
Mのほか、フロッピディスク、ハードディスク、光ディ
スク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性
のメモリカード等を用いることができる。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る電子ファイリング装置、請求項13に係る電子フ
ァイリング方法、請求項25に係る電子ファイリングシ
ステムまたは請求項28に係る記憶媒体によれば、必要
な文書画像データのみ記憶保持を継続することで、煩雑
な作業をすることなく記憶部の記憶容量を節約しつつフ
ァイリングすることができる。
【0082】本発明の請求項2に係る電子ファイリング
装置、請求項14に係る電子ファイリング方法、請求項
26に係る電子ファイリングシステムまたは請求項29
に係る記憶媒体によれば、記憶部の記憶容量を節約しつ
つ全ての文書画像データの取得を確保することができ
る。
【0083】本発明の請求項3に係る電子ファイリング
装置または請求項15に係る電子ファイリング方法によ
れば、例えば使用頻度が少ない文書画像データを削除し
て記憶部の記憶容量を節約することができる。
【0084】本発明の請求項4に係る電子ファイリング
装置または請求項16に係る電子ファイリング方法によ
れば、長期間アクセスのない文書画像データを削除して
記憶部の記憶容量を節約することができる。
【0085】本発明の請求項5に係る電子ファイリング
装置または請求項17に係る電子ファイリング方法によ
れば、アクセス頻度が低い文書画像データを削除して記
憶部の記憶容量を節約することができる。
【0086】本発明の請求項6に係る電子ファイリング
装置または請求項18に係る電子ファイリング方法によ
れば、重要度が低い文書画像データほど不要なデータと
判別されやすくする等により、より適切に不要なデータ
を判別して記憶部の記憶容量をより合理的に節約するこ
とができる。
【0087】本発明の請求項7に係る電子ファイリング
装置または請求項19に係る電子ファイリング方法によ
れば、重要度をよりきめ細かく設定して不要なデータの
判別を一層適切に行い、記憶部の記憶容量をより合理的
に節約することができる。
【0088】本発明の請求項8に係る電子ファイリング
装置または請求項20に係る電子ファイリング方法によ
れば、インデックス情報を自動的に作成すれば作業が容
易であり、手動入力で作成すればより的確な情報を作成
することができる。
【0089】本発明の請求項9に係る電子ファイリング
装置または請求項21に係る電子ファイリング方法によ
れば、外部装置に保管される際のセキュリティを確保す
ることができる。
【0090】本発明の請求項10に係る電子ファイリン
グ装置または請求項22に係る電子ファイリング方法に
よれば、文書画像データの要否判別を意識する必要がな
く、煩雑な作業を回避して使い勝手を向上することがで
きる。
【0091】本発明の請求項11に係る電子ファイリン
グ装置、請求項23に係る電子ファイリング方法、請求
項27に係る電子ファイリングシステムまたは請求項3
0に係る記憶媒体によれば、記憶部の記憶内容がトラブ
ル等で消失した場合でも定期的に外部装置へ転送した文
書画像データがバックアップとなり、安心した利用が可
能になる。
【0092】本発明の請求項12に係る電子ファイリン
グ装置または請求項24に係る電子ファイリング方法に
よれば、全文書画像データについても外部装置に保管さ
れる際のセキュリティを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電子ファイリ
ングシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】同形態に係る電子ファイリング装置において文
書画像データの登録処理を行うための機能ブロックを示
す図である。
【図3】同形態における検索用インデックス情報の一例
を示す図である。
【図4】同形態における文書画像データの転送削除処理
のフローチャートを示す図である。
【図5】同形態における検索処理のフローチャートを示
す図である。
【図6】同形態における所定のメッセージの一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 CPU(判別手段、転送削除手段、検索手段、自動
作成手段) 2 表示部(CRT) 5 キーボード 6 マウス 7 HDD(ハードディスクドライブ)(文書画像デー
タ記憶手段、インデックス情報記憶手段) 7a ハードディスク(記憶部) 8 通信(インターフェイス)I/F(通信手段、返送
要求手段、全文書画像データ転送手段) 9 ROM 10 RAM 101 電子ファイリング装置 102 ホストコンピュータ 21 HDD(ハードディスクドライブ)(転送データ
記憶手段) 21a ハードディスク 22 通信(インターフェイス)I/F(外部装置側通
信手段、返送手段) 25 CPU

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを受信して記憶可能な外部装置と
    の間でデータ通信を行う通信手段と、 文書画像データを記憶部に記憶する文書画像データ記憶
    手段と、 該文書画像データ記憶手段により記憶された文書画像デ
    ータの各々を検索するためのインデックス情報を各文書
    画像データに対応させて記憶するインデックス情報記憶
    手段と、 前記記憶部に記憶されている文書画像データの各々につ
    いて記憶保持の継続が必要か否かを判別する判別手段
    と、 該判別手段により記憶保持の継続が不要と判別された文
    書画像データを前記通信手段により前記外部装置に転送
    すると共に、該文書画像データを前記記憶部から削除す
    る転送削除手段とを備えたことを特徴とする電子ファイ
    リング装置。
  2. 【請求項2】 前記インデックス情報に基づいて前記文
    書画像データ記憶手段により記憶された文書画像データ
    を検索する検索手段と、該検索手段により検索された文
    書画像データが前記記憶部に記憶されている場合は該記
    憶されている文書画像データをユーザに提供する一方、
    前記検索手段により検索された文書画像データが前記転
    送削除手段によって転送、削除されている場合は前記外
    部装置に対して該転送、削除された文書画像データの返
    送を要求する返送要求手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の電子ファイリング装置。
  3. 【請求項3】 前記判別手段は、記憶保持の継続の要否
    を前記記憶部に記憶された各文書画像データの使用頻度
    に基づいて判別することを特徴とする請求項1または2
    記載の電子ファイリング装置。
  4. 【請求項4】 前記判別手段は、前記記憶部に記憶され
    た各文書画像データへのアクセスがない期間が第1の所
    定期間以上である場合に当該文書画像データについて記
    憶保持の継続が不要と判別することを特徴とする請求項
    3記載の電子ファイリング装置。
  5. 【請求項5】 前記判別手段は、前記記憶部に記憶され
    た各文書画像データへの第2の所定期間内におけるアク
    セス回数が所定回数以下である場合に当該文書画像デー
    タについて記憶保持の継続が不要と判別することを特徴
    とする請求項3記載の電子ファイリング装置。
  6. 【請求項6】 前記文書画像データ記憶手段により記憶
    される文書画像データ毎に重要度を設定する重要度設定
    手段を備え、第1の所定期間、第2の所定期間及び前記
    所定回数は、前記重要度設定手段により設定された重要
    度に基づいて設定されることを特徴とする請求項4また
    は5記載の電子ファイリング装置。
  7. 【請求項7】 前記重要度設定手段は、重要キーワード
    を入力し、該入力された重要キーワードと前記各文書画
    像データに対応するインデックス情報との一致の度合い
    に基づいて各文書画像データ毎の重要度を設定すること
    を特徴とする請求項6記載の電子ファイリング装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶される各文書画像データに基づ
    いて前記インデックス情報を自動的に作成する自動作成
    手段、及び前記記憶される各文書画像データ毎にユーザ
    が手動入力で作成する手動作成手段の少なくとも一方を
    備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の電子ファイリング装置。
  9. 【請求項9】 前記転送削除手段は、前記判別手段によ
    り記憶保持の継続が不要と判別された文書画像データを
    暗号化して前記外部装置に転送することを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか1項に記載の電子ファイリング装
    置。
  10. 【請求項10】 前記判別手段は、前記記憶部に記憶さ
    れている各文書画像データの記憶保持の継続の要否を定
    期的に判別することを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の電子ファイリング装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶部に記憶されている全文書画
    像データのコピーを前記通信手段により前記外部装置へ
    定期的に転送する全文書画像データ転送手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の
    電子ファイリング装置。
  12. 【請求項12】 前記全文書画像データのコピーは暗号
    化されて転送されることを特徴とする請求項11記載の
    電子ファイリング装置。
  13. 【請求項13】 データを受信して記憶可能な外部装置
    との間でデータ通信を行う通信工程と、 文書画像データを記憶部に記憶する文書画像データ記憶
    工程と、 該文書画像データ記憶工程により記憶された文書画像デ
    ータの各々を検索するためのインデックス情報を各文書
    画像データに対応させて記憶するインデックス情報記憶
    工程と、 前記記憶部に記憶されている文書画像データの各々につ
    いて記憶保持の継続が必要か否かを判別する判別工程
    と、 該判別工程により記憶保持の継続が不要と判別された文
    書画像データを前記通信工程により前記外部装置に転送
    すると共に、該文書画像データを前記記憶部から削除す
    る転送削除工程とを含むことを特徴とする電子ファイリ
    ング方法。
  14. 【請求項14】 前記インデックス情報に基づいて前記
    文書画像データ記憶工程により記憶された文書画像デー
    タを検索する検索工程と、該検索工程により検索された
    文書画像データが前記記憶部に記憶されている場合は該
    記憶されている文書画像データをユーザに提供する一
    方、前記検索工程により検索された文書画像データが前
    記転送削除工程によって転送、削除されている場合は前
    記外部装置に対して該転送、削除された文書画像データ
    の返送を要求する返送要求工程とを含むことを特徴とす
    る請求項13記載の電子ファイリング方法。
  15. 【請求項15】 前記判別工程は、記憶保持の継続の要
    否を前記記憶部に記憶された各文書画像データの使用頻
    度に基づいて判別することを特徴とする請求項13また
    は14記載の電子ファイリング方法。
  16. 【請求項16】 前記判別工程は、前記記憶部に記憶さ
    れた各文書画像データへのアクセスがない期間が第1の
    所定期間以上である場合に当該文書画像データについて
    記憶保持の継続が不要と判別することを特徴とする請求
    項15記載の電子ファイリング方法。
  17. 【請求項17】 前記判別工程は、前記記憶部に記憶さ
    れた各文書画像データへの第2の所定期間内におけるア
    クセス回数が所定回数以下である場合に当該文書画像デ
    ータについて記憶保持の継続が不要と判別することを特
    徴とする請求項15記載の電子ファイリング方法。
  18. 【請求項18】 前記文書画像データ記憶工程により記
    憶される文書画像データ毎に重要度を設定する重要度設
    定工程を含み、第1の所定期間、第2の所定期間及び前
    記所定回数は、前記重要度設定工程により設定された重
    要度に基づいて設定されることを特徴とする請求項16
    または17記載の電子ファイリング方法。
  19. 【請求項19】 前記重要度設定工程は、重要キーワー
    ドを入力し、該入力された重要キーワードと前記各文書
    画像データに対応するインデックス情報との一致の度合
    いに基づいて各文書画像データ毎の重要度を設定するこ
    とを特徴とする請求項18記載の電子ファイリング方
    法。
  20. 【請求項20】 前記記憶される各文書画像データに基
    づいて前記インデックス情報を自動的に作成する自動作
    成工程、及び前記記憶される各文書画像データ毎にユー
    ザが手動入力で作成する手動作成工程の少なくとも一方
    を含むことを特徴とする請求項13〜19のいずれか1
    項に記載の電子ファイリング方法。
  21. 【請求項21】 前記転送削除工程は、前記判別工程に
    より記憶保持の継続が不要と判別された文書画像データ
    を暗号化して前記外部装置に転送することを特徴とする
    請求項13〜20のいずれか1項に記載の電子ファイリ
    ング方法。
  22. 【請求項22】 前記判別工程は、前記記憶部に記憶さ
    れている各文書画像データの記憶保持の継続の要否を定
    期的に判別することを特徴とする請求項13〜21のい
    ずれか1項に記載の電子ファイリング方法。
  23. 【請求項23】 前記記憶部に記憶されている全文書画
    像データのコピーを前記通信工程により前記外部装置へ
    定期的に転送する全文書画像データ転送工程を含むこと
    を特徴とする請求項13〜22のいずれか1項に記載の
    電子ファイリング方法。
  24. 【請求項24】 前記全文書画像データのコピーは暗号
    化されて転送されることを特徴とする請求項23記載の
    電子ファイリング方法。
  25. 【請求項25】 外部装置と電子ファイリング装置とか
    ら構成される電子ファイリングシステムであって、 前記電子ファイリング装置は、 前記外部装置とデータ通信を行うファイリング装置側通
    信手段と、 文書画像データを記憶部に記憶する文書画像データ記憶
    手段と、 該文書画像データ記憶手段により記憶された文書画像デ
    ータの各々を検索するためのインデックス情報を各文書
    画像データに対応させて記憶するインデックス情報記憶
    手段と、 前記記憶部に記憶されている文書画像データの各々につ
    いて記憶保持の継続が必要か否かを判別する判別手段
    と、 該判別手段により記憶保持の継続が不要と判別された文
    書画像データを前記ファイリング装置側通信手段により
    前記外部装置に転送すると共に、該文書画像データを前
    記記憶部から削除する転送削除手段とを備え、 前記外部装置は、 前記電子ファイリング装置とデータ通信を行う外部装置
    側通信手段と、 前記転送削除手段により転送された文書画像データを記
    憶する転送データ記憶手段とを備えたことを特徴とする
    電子ファイリングシステム。
  26. 【請求項26】 前記電子ファイリング装置は、 前記インデックス情報に基づいて前記文書画像データ記
    憶手段により記憶された文書画像データを検索する検索
    手段と、該検索手段により検索された文書画像データが
    前記記憶部に記憶されている場合は該記憶されている文
    書画像データをユーザに提供する一方、前記検索手段に
    より検索された文書画像データが前記転送削除手段によ
    って転送、削除されている場合は前記外部装置に対して
    該転送、削除された文書画像データの返送を要求する返
    送要求手段とを備え、 前記外部装置は、 前記返送要求手段により返送を要求された文書画像デー
    タを前記電子ファイリング装置に返送する返送手段を備
    えたことを特徴とする請求項25記載の電子ファイリン
    グシステム。
  27. 【請求項27】 前記電子ファイリング装置は、前記記
    憶部に記憶されている全文書画像データのコピーを前記
    ファイリング装置側通信手段により前記外部装置へ定期
    的に転送する全文書画像データ転送手段を備えたことを
    特徴とする請求項25または26記載の電子ファイリン
    グシステム。
  28. 【請求項28】 電子ファイリング方法で使用されるプ
    ログラムを記憶した記憶媒体であって、 データを受信して記憶可能な外部装置との間でデータ通
    信を行う通信工程のコードと、 文書画像データを記憶部に記憶する文書画像データ記憶
    工程のコードと、 該文書画像データ記憶工程のコードにより記憶された文
    書画像データの各々を検索するためのインデックス情報
    を各文書画像データに対応させて記憶するインデックス
    情報記憶工程のコードと、 前記記憶部に記憶されている文書画像データの各々につ
    いて記憶保持の継続が必要か否かを判別する判別工程の
    コードと、 該判別工程のコードにより記憶保持の継続が不要と判別
    された文書画像データを前記通信工程のコードにより前
    記外部装置に転送すると共に、該文書画像データを前記
    記憶部から削除する転送削除工程のコードとを記憶した
    ことを特徴とする記憶媒体。
  29. 【請求項29】 前記インデックス情報に基づいて前記
    文書画像データ記憶工程のコードにより記憶された文書
    画像データを検索する検索工程のコードと、該検索工程
    のコードにより検索された文書画像データが前記記憶部
    に記憶されている場合は該記憶されている文書画像デー
    タをユーザに提供する一方、前記検索工程のコードによ
    り検索された文書画像データが前記転送削除工程のコー
    ドによって転送、削除されている場合は前記外部装置に
    対して該転送、削除された文書画像データの返送を要求
    する返送要求工程のコードとを記憶したことを特徴とす
    る請求項28記載の記憶媒体。
  30. 【請求項30】 前記記憶部に記憶されている全文書画
    像データのコピーを前記通信工程のコードにより前記外
    部装置へ定期的に転送する全文書画像データ転送工程の
    コードを記憶したことを特徴とする請求項28または2
    9記載の記憶媒体。
JP35721899A 1999-12-16 1999-12-16 電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体 Withdrawn JP2001175516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35721899A JP2001175516A (ja) 1999-12-16 1999-12-16 電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35721899A JP2001175516A (ja) 1999-12-16 1999-12-16 電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001175516A true JP2001175516A (ja) 2001-06-29

Family

ID=18452992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35721899A Withdrawn JP2001175516A (ja) 1999-12-16 1999-12-16 電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001175516A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006270514A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置およびクライアント装置
US8190559B2 (en) 2006-02-07 2012-05-29 Fujitsu Limited Document management apparatus, storage medium storing program for document management apparatus, and method for managing documents
US8218188B2 (en) 2004-09-29 2012-07-10 Fujitsu Limited Electronic document storage apparatus, electronic document storage and reference system, electronic document transfer method, and computer readable medium for storing an electronic document
JP2014174721A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Genetec Corp 情報共有システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8218188B2 (en) 2004-09-29 2012-07-10 Fujitsu Limited Electronic document storage apparatus, electronic document storage and reference system, electronic document transfer method, and computer readable medium for storing an electronic document
JP2006270514A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置およびクライアント装置
US8190559B2 (en) 2006-02-07 2012-05-29 Fujitsu Limited Document management apparatus, storage medium storing program for document management apparatus, and method for managing documents
JP2014174721A (ja) * 2013-03-08 2014-09-22 Genetec Corp 情報共有システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7882559B2 (en) Electronic document processing system, electronic document processing method, and storing medium storing therein program for executing the method
US8380012B2 (en) Document imaging and indexing system
US6592629B1 (en) Remote document image storage and retrieval system for a multifunctional peripheral
US20050216437A1 (en) Automatic document archiving for a computer system
US20050210054A1 (en) Information management system
US7933924B2 (en) Document objects
JPH064642A (ja) イメージデータ管理システム
US20100138894A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and computer readable medium
US9489380B2 (en) Methods and apparatus for management of unconsciously captured documents
US7792803B2 (en) Log retrieving method, log administration apparatus, information processing apparatus and computer product
JP4352940B2 (ja) 画像検索装置およびプログラム
GB2382198A (en) Packaging a document file and translator together to facilitate the generation of hard copies
JPH11143907A (ja) ファイルシステムおよび該システムに使用するプログラムを記録した記録媒体
JP2002202858A (ja) 情報処理装置、情報処理システム、印刷処理方法、及び記憶媒体
JP2001175516A (ja) 電子ファイリング装置、方法、システム及び記憶媒体
US7602979B2 (en) Information processing method and apparatus
JPH11184742A (ja) 画像処理装置及び画像処理装置における画像データ処理方法
JPH10254752A (ja) 電子ファイリングシステム
US7672933B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, program, and storage medium
JP2005032109A (ja) 文書データ管理装置,文書データアクセス用プログラム,文書データ管理プログラム
JP2001101203A (ja) 電子ファイリング装置および電子ファイリング装置を利用した文書の検索方法
JPH08263512A (ja) 文書検索装置
JP7115179B2 (ja) 履歴管理装置、履歴管理プログラム及び履歴管理システム
JP4227952B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記録媒体
JPH07182355A (ja) 情報保管・検索システム

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060308

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306