JP2001175383A - データ入力装置及び記憶媒体 - Google Patents
データ入力装置及び記憶媒体Info
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- JP2001175383A JP2001175383A JP36496999A JP36496999A JP2001175383A JP 2001175383 A JP2001175383 A JP 2001175383A JP 36496999 A JP36496999 A JP 36496999A JP 36496999 A JP36496999 A JP 36496999A JP 2001175383 A JP2001175383 A JP 2001175383A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の課題は、アプリケーション画面上に
表示されるアイコンを入力画面に投影したアプリケーシ
ョン画面上に表示されるアイコンを入力画面に投影した
データ入力装置を提供することである。 【解決手段】 表示装置13の表示画面上にアプリケー
ション画面とタッチパネル15を重なる状態で表示し、
タッチパネル15で入力されたデータをアプリケーショ
ン画面に入力する情報処理装置1において、アイコン表
示手段は、アプリケーション画面上に表示されるアイコ
ンのうち、予め決められたアイコンに対応するアイコン
情報をアプリケーションプログラムからタッチパネル制
御部14に転送し、このアイコン情報に対応するアイコ
ンをタッチパネル15上に表示し、アイコン処理実行手
段は、このタッチパネル15上に表示されたアイコンが
指示された場合には、そのアイコンに対応するアプリケ
ーションプログラムのアイコンが指示された場合と同じ
処理をアプリケーションが実行する。
表示されるアイコンを入力画面に投影したアプリケーシ
ョン画面上に表示されるアイコンを入力画面に投影した
データ入力装置を提供することである。 【解決手段】 表示装置13の表示画面上にアプリケー
ション画面とタッチパネル15を重なる状態で表示し、
タッチパネル15で入力されたデータをアプリケーショ
ン画面に入力する情報処理装置1において、アイコン表
示手段は、アプリケーション画面上に表示されるアイコ
ンのうち、予め決められたアイコンに対応するアイコン
情報をアプリケーションプログラムからタッチパネル制
御部14に転送し、このアイコン情報に対応するアイコ
ンをタッチパネル15上に表示し、アイコン処理実行手
段は、このタッチパネル15上に表示されたアイコンが
指示された場合には、そのアイコンに対応するアプリケ
ーションプログラムのアイコンが指示された場合と同じ
処理をアプリケーションが実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ入力装置及
び記憶媒体に係り、詳細には、アプリケーション画面に
重なる状態で表示される入力画面によりデータを入力す
ることが出来るデータ入力装置及び記憶媒体に関する。
び記憶媒体に係り、詳細には、アプリケーション画面に
重なる状態で表示される入力画面によりデータを入力す
ることが出来るデータ入力装置及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能なモバイルPC(Person
al Computer)等の情報処理装置においては、より軽
量、コンパクトな製品が市場に投入されてきている。そ
のようなモバイルPC等の中には、携帯しやすくコンパ
クトにしたため、キーボードを内蔵しないキーボードレ
スのものが多く見られるようになった。
al Computer)等の情報処理装置においては、より軽
量、コンパクトな製品が市場に投入されてきている。そ
のようなモバイルPC等の中には、携帯しやすくコンパ
クトにしたため、キーボードを内蔵しないキーボードレ
スのものが多く見られるようになった。
【0003】このキーボードレスのモバイルPC等で
は、メール等のアプリケーションソフトを使用するため
に文字を入力する際には、備え付けのペン等で表示画面
上に直接手書き文字を入力し、文字認識装置により文字
コード変換した後に所定の入力フィールドに文字データ
として入力するか、あるいは、表示画面上にキーボード
図を表示し、備え付けのペン等でこのキーボード図をタ
ッチしてタッチ領域の座標情報に基づいて所定の文字デ
ータを入力するか、のどちらかの方式がよく行われてい
る。
は、メール等のアプリケーションソフトを使用するため
に文字を入力する際には、備え付けのペン等で表示画面
上に直接手書き文字を入力し、文字認識装置により文字
コード変換した後に所定の入力フィールドに文字データ
として入力するか、あるいは、表示画面上にキーボード
図を表示し、備え付けのペン等でこのキーボード図をタ
ッチしてタッチ領域の座標情報に基づいて所定の文字デ
ータを入力するか、のどちらかの方式がよく行われてい
る。
【0004】これら2種類の表示画面の表示例を図12
(a)及び図12(b)に示す。これらの図に示すよう
に、表示画面上にはアプリケーションウィンドウとは別
に操作パネルが設けられており、この操作パネルに直接
入力あるいはタッチすることによって、入力操作の簡易
化・簡便化がなされている。
(a)及び図12(b)に示す。これらの図に示すよう
に、表示画面上にはアプリケーションウィンドウとは別
に操作パネルが設けられており、この操作パネルに直接
入力あるいはタッチすることによって、入力操作の簡易
化・簡便化がなされている。
【0005】そして、このようなペン入力操作によって
文字等を入力するモバイルPC等の情報処理装置では、
それに搭載されている表計算ソフト(スプレッドシー
ト)やワープロソフト(ワードプロセッサ)等のアプリ
ケーションプログラムにおいて、編集・設定・処理選択
をするときには該当するアプリケーションプログラムの
ウィンドウ内に配置されたアイコンに備え付けのペン等
でタッチすることにより行い、文字を入力するときには
上述の操作パネルに入力等することにより行っている。
文字等を入力するモバイルPC等の情報処理装置では、
それに搭載されている表計算ソフト(スプレッドシー
ト)やワープロソフト(ワードプロセッサ)等のアプリ
ケーションプログラムにおいて、編集・設定・処理選択
をするときには該当するアプリケーションプログラムの
ウィンドウ内に配置されたアイコンに備え付けのペン等
でタッチすることにより行い、文字を入力するときには
上述の操作パネルに入力等することにより行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな情報処理装置による通常のアプリケーションプログ
ラムの操作においては、「編集・設定・処理選択」と
「文字入力」を繰り返しながら一連の処理を進めていく
のであるが、「編集・設定・処理選択」を行うためのア
イコンはアプリケーションプログラムの所定の位置(通
常は、そのアプリケーションウィンドウ内の上部)に表
示されており、「文字入力」を行うための操作パネルは
表示画面上の下部に表示されていることが多い(図12
参照)。このため、上記のようにアイコン操作と文字入
力を繰り返し行う場合には、ペンの移動距離が長く操作
しずらいという問題があった。
うな情報処理装置による通常のアプリケーションプログ
ラムの操作においては、「編集・設定・処理選択」と
「文字入力」を繰り返しながら一連の処理を進めていく
のであるが、「編集・設定・処理選択」を行うためのア
イコンはアプリケーションプログラムの所定の位置(通
常は、そのアプリケーションウィンドウ内の上部)に表
示されており、「文字入力」を行うための操作パネルは
表示画面上の下部に表示されていることが多い(図12
参照)。このため、上記のようにアイコン操作と文字入
力を繰り返し行う場合には、ペンの移動距離が長く操作
しずらいという問題があった。
【0007】ここで、アプリケーションプログラムによ
っては、アイコンの表示領域の位置をそのウィンドウ上
の任意の位置にマウスでドラッグする等して変更するこ
とが可能なものも存在する(図13(a)参照)。
っては、アイコンの表示領域の位置をそのウィンドウ上
の任意の位置にマウスでドラッグする等して変更するこ
とが可能なものも存在する(図13(a)参照)。
【0008】しかしながら、そのような操作は、あくま
でも当該プログラムの実行されているウィンドウがアク
ティブ(全ウィンドウの中で最も上部に表示されてい
る)状態のときしかできないものである。例えば、操作
パネルを表示したウィンドウや他のアプリケーションウ
ィンドウにアクティブウィンドウを切り換えた場合に
は、アイコン表示領域を含めたアプリケーションウィン
ドウ全体が別のウィンドウの下に隠れてしまうため、当
該プログラムにおいてアイコンを使用することができな
くなるという問題があった。
でも当該プログラムの実行されているウィンドウがアク
ティブ(全ウィンドウの中で最も上部に表示されてい
る)状態のときしかできないものである。例えば、操作
パネルを表示したウィンドウや他のアプリケーションウ
ィンドウにアクティブウィンドウを切り換えた場合に
は、アイコン表示領域を含めたアプリケーションウィン
ドウ全体が別のウィンドウの下に隠れてしまうため、当
該プログラムにおいてアイコンを使用することができな
くなるという問題があった。
【0009】また、図13(a)及び図13(b)に示
すように、操作パネルとアプリケーションプログラムの
動作するウィンドウがオーバーラップするような表示状
態のときには、アイコンの表示領域の位置を変更して操
作しやすい位置にアイコンを移動していたとしても、表
示画面上の操作パネルの下にアプリケーションウィンド
ウのアイコンが隠れてしまう場合があり、操作の度に操
作パネルの表示位置をずらしたり、消したり、若しくは
オーバーラップ状態を変更等しなければならず、操作が
面倒であるという問題があった。この場合に、直接アプ
リケーションプログラムウィンドウ上部のアイコンをタ
ッチすることにより、所望する処理をすることも可能で
あるが、そうすると、操作パネルがアプリケーションプ
ログラムウィンドウの下に隠れてしまうため、再度文字
等を入力する場合には画面の切り換えを行う必要がある
という問題もあった。
すように、操作パネルとアプリケーションプログラムの
動作するウィンドウがオーバーラップするような表示状
態のときには、アイコンの表示領域の位置を変更して操
作しやすい位置にアイコンを移動していたとしても、表
示画面上の操作パネルの下にアプリケーションウィンド
ウのアイコンが隠れてしまう場合があり、操作の度に操
作パネルの表示位置をずらしたり、消したり、若しくは
オーバーラップ状態を変更等しなければならず、操作が
面倒であるという問題があった。この場合に、直接アプ
リケーションプログラムウィンドウ上部のアイコンをタ
ッチすることにより、所望する処理をすることも可能で
あるが、そうすると、操作パネルがアプリケーションプ
ログラムウィンドウの下に隠れてしまうため、再度文字
等を入力する場合には画面の切り換えを行う必要がある
という問題もあった。
【0010】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、モバイルPC等の情報処理装置において、アプ
リケーション画面上に表示されるアイコンを入力画面に
投影したデータ入力装置を提供するものである。
であり、モバイルPC等の情報処理装置において、アプ
リケーション画面上に表示されるアイコンを入力画面に
投影したデータ入力装置を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、表示画面にアプリケーショ
ン画面を表示し、データ入力を行うための入力画面(例
えば、図8に示す操作パネル)をアプリケーション画面
に重なる状態で表示し、入力画面で入力されたデータを
アプリケーション画面に入力するデータ入力装置(例え
ば、図1に示す情報処理装置1)において、アプリケー
ション画面上に表示されるアイコンのうち、予め決めら
れたアイコンに対応するアイコン情報をアプリケーショ
ンプログラムから入力画面に転送し、転送されたアイコ
ン情報に対応するアイコンを入力画面上に表示するアイ
コン表示手段(例えば、CPU11が実行する図7に示
す操作パネルメイン処理のステップS23〜ステップS
25に対応する。)と、このアイコン表示手段により入
力画面上に表示されたアイコンが指示された場合には、
そのアイコンに対応するアプリケーション画面上に表示
されたアイコンが指示された場合と同じ処理をアプリケ
ーションが実行するアイコン処理実行手段(例えば、C
PU11が実行する図6に示すアプリケーションメイン
処理のステップS21に対応する。)と、を備えること
を特徴としている。
め、請求項1記載の発明は、表示画面にアプリケーショ
ン画面を表示し、データ入力を行うための入力画面(例
えば、図8に示す操作パネル)をアプリケーション画面
に重なる状態で表示し、入力画面で入力されたデータを
アプリケーション画面に入力するデータ入力装置(例え
ば、図1に示す情報処理装置1)において、アプリケー
ション画面上に表示されるアイコンのうち、予め決めら
れたアイコンに対応するアイコン情報をアプリケーショ
ンプログラムから入力画面に転送し、転送されたアイコ
ン情報に対応するアイコンを入力画面上に表示するアイ
コン表示手段(例えば、CPU11が実行する図7に示
す操作パネルメイン処理のステップS23〜ステップS
25に対応する。)と、このアイコン表示手段により入
力画面上に表示されたアイコンが指示された場合には、
そのアイコンに対応するアプリケーション画面上に表示
されたアイコンが指示された場合と同じ処理をアプリケ
ーションが実行するアイコン処理実行手段(例えば、C
PU11が実行する図6に示すアプリケーションメイン
処理のステップS21に対応する。)と、を備えること
を特徴としている。
【0012】この請求項1記載の発明によれば、表示画
面にアプリケーション画面を表示し、データ入力を行う
ための入力画面をアプリケーション画面に重なる状態で
表示し、入力画面で入力されたデータをアプリケーショ
ン画面に入力するデータ入力装置において、アイコン表
示手段は、アプリケーション画面上に表示されるアイコ
ンのうち、予め決められたアイコンに対応するアイコン
情報をアプリケーションプログラムから入力画面に転送
し、転送されたアイコン情報に対応するアイコンを入力
画面上に表示し、アイコン処理実行手段は、このアイコ
ン表示手段により入力画面上に表示されたアイコンが指
示された場合には、そのアイコンに対応するアプリケー
ション画面上に表示されたアイコンが指示された場合と
同じ処理をアプリケーションが実行する。
面にアプリケーション画面を表示し、データ入力を行う
ための入力画面をアプリケーション画面に重なる状態で
表示し、入力画面で入力されたデータをアプリケーショ
ン画面に入力するデータ入力装置において、アイコン表
示手段は、アプリケーション画面上に表示されるアイコ
ンのうち、予め決められたアイコンに対応するアイコン
情報をアプリケーションプログラムから入力画面に転送
し、転送されたアイコン情報に対応するアイコンを入力
画面上に表示し、アイコン処理実行手段は、このアイコ
ン表示手段により入力画面上に表示されたアイコンが指
示された場合には、そのアイコンに対応するアプリケー
ション画面上に表示されたアイコンが指示された場合と
同じ処理をアプリケーションが実行する。
【0013】したがって、データ入力を行うための入力
画面内で入力文字の修飾等の全ての操作が可能となり、
データ入力装置の操作性を著しく向上することができ
る。
画面内で入力文字の修飾等の全ての操作が可能となり、
データ入力装置の操作性を著しく向上することができ
る。
【0014】また、アプリケーションプログラムのアイ
コンを選択することによるウィンドウの切り換えも起こ
らないため、文字等の入力の度にウィンドウのオーバー
ラップ状態の変更をしたり、表示位置を移動したりしな
くて済み、データ入力装置の操作性を向上することがで
きる。
コンを選択することによるウィンドウの切り換えも起こ
らないため、文字等の入力の度にウィンドウのオーバー
ラップ状態の変更をしたり、表示位置を移動したりしな
くて済み、データ入力装置の操作性を向上することがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して本
発明に係るデータ入力装置の一実施の形態を詳細に説明
する。まず、構成を説明する。
発明に係るデータ入力装置の一実施の形態を詳細に説明
する。まず、構成を説明する。
【0016】図1は、本発明を適用した一実施の形態に
おける情報処理装置1の要部構成を示すブロック図であ
る。この図1において、情報処理装置1は、CPU1
1、RAM12、ペン入力装置16、伝送制御部17、
記憶装置18、及び記憶媒体19により構成されてお
り、記憶媒体19を除く各部はバス20に接続されてい
る。また、ペン入力装置16は、その内部に表示装置1
3、タッチパネル制御部14、及びタッチパネル15を
備えている。
おける情報処理装置1の要部構成を示すブロック図であ
る。この図1において、情報処理装置1は、CPU1
1、RAM12、ペン入力装置16、伝送制御部17、
記憶装置18、及び記憶媒体19により構成されてお
り、記憶媒体19を除く各部はバス20に接続されてい
る。また、ペン入力装置16は、その内部に表示装置1
3、タッチパネル制御部14、及びタッチパネル15を
備えている。
【0017】CPU(Central Processing Unit)11
は、記憶装置18内に格納されているシステムプログラ
ム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプ
ログラムの中から指定されたアプリケーションプログラ
ムをRAM12内の図示しないプログラム格納領域に展
開し、タッチパネル15にタッチすることにより入力さ
れる各種指示あるいは各種データをRAM12内の図示
しないメモリ領域に一時的に格納し、この入力された指
示及びデータに応じて記憶装置18内に格納されたアプ
リケーションプログラムに従って各種処理を実行し、そ
の処理結果をRAM12に格納するとともに、表示装置
13に表示する。そして、RAM12に格納した処理結
果をタッチパネルにタッチすることにより入力指示され
る記憶装置18内の保存先に保存する。
は、記憶装置18内に格納されているシステムプログラ
ム及び当該システムに対応する各種アプリケーションプ
ログラムの中から指定されたアプリケーションプログラ
ムをRAM12内の図示しないプログラム格納領域に展
開し、タッチパネル15にタッチすることにより入力さ
れる各種指示あるいは各種データをRAM12内の図示
しないメモリ領域に一時的に格納し、この入力された指
示及びデータに応じて記憶装置18内に格納されたアプ
リケーションプログラムに従って各種処理を実行し、そ
の処理結果をRAM12に格納するとともに、表示装置
13に表示する。そして、RAM12に格納した処理結
果をタッチパネルにタッチすることにより入力指示され
る記憶装置18内の保存先に保存する。
【0018】また、CPU11は、特定のアプリケーシ
ョンプログラムを起動して当該アプリケーションプログ
ラムの所望するアイコン情報を操作パネル上に表示しよ
うとする際には、アイコン情報出力処理(図5参照)を
実行し、記憶装置18内に格納されているOS(Operat
ing System)プログラムにより定義されたプロセス間通
信制御プログラムP1bに基づいて、投影するアイコン
の個数Nを操作パネルプログラムメイン部P20に出力
し、その複数のアイコンのうち投影フラグがONされて
いるものが有れば、同様に当該アイコンの所定のアイコ
ン情報(表示サイズ、アイコンイメージデータ、及びイ
ベントナンバー)を操作パネルプログラムメイン部P2
0に出力する。そして、CPU11は、操作パネルメイ
ン処理(図7参照)において、入力されたアイコン情報
をRAM12内の図示しないメモリ領域に格納するとと
もに、表示装置13に表示されている操作パネル上に当
該アイコンを投影して表示する。
ョンプログラムを起動して当該アプリケーションプログ
ラムの所望するアイコン情報を操作パネル上に表示しよ
うとする際には、アイコン情報出力処理(図5参照)を
実行し、記憶装置18内に格納されているOS(Operat
ing System)プログラムにより定義されたプロセス間通
信制御プログラムP1bに基づいて、投影するアイコン
の個数Nを操作パネルプログラムメイン部P20に出力
し、その複数のアイコンのうち投影フラグがONされて
いるものが有れば、同様に当該アイコンの所定のアイコ
ン情報(表示サイズ、アイコンイメージデータ、及びイ
ベントナンバー)を操作パネルプログラムメイン部P2
0に出力する。そして、CPU11は、操作パネルメイ
ン処理(図7参照)において、入力されたアイコン情報
をRAM12内の図示しないメモリ領域に格納するとと
もに、表示装置13に表示されている操作パネル上に当
該アイコンを投影して表示する。
【0019】さらに、CPU11は、操作パネルに投影
されたアプリケーションプログラムのアイコンに対する
タッチ操作がなされた際には、タッチ操作されたアイコ
ンのイベントナンバーをアプリケーションプログラムメ
イン部に出力し、アプリケーションプログラムにおいて
該当するイベントの処理を実行する。
されたアプリケーションプログラムのアイコンに対する
タッチ操作がなされた際には、タッチ操作されたアイコ
ンのイベントナンバーをアプリケーションプログラムメ
イン部に出力し、アプリケーションプログラムにおいて
該当するイベントの処理を実行する。
【0020】ここで、図2〜図4を用いて、OSとアプ
リケーションプログラム及び操作パネル制御プログラム
との連携システムの概略を説明する。図2は、操作パネ
ルを持つシステム同士の連携を示す概略図である。この
図2において、ハードウェア30は、図1に示す情報処
理装置1の各種デバイス(表示装置13、タッチパネル
15等)を含んでいる。OSP1は、プロセス制御プロ
グラムP1a、プロセス間通信制御プログラムP1b、
マルチウィンドウシステム制御プログラムP1c、及び
ハードウェア制御プログラムP1d等により構成され、
表示装置13等のハードウェア30を制御するととも
に、操作パネル制御プログラム、各種アプリケーション
プログラムの制御を行う。上記のように、CPU11が
アプリケーションプログラムのアイコン情報を該当する
アプリケーションプログラムと操作パネル制御プログラ
ム間で入出力するときは、OSP1内のプロセス間通信
制御プログラムP1bを経由して行われる。
リケーションプログラム及び操作パネル制御プログラム
との連携システムの概略を説明する。図2は、操作パネ
ルを持つシステム同士の連携を示す概略図である。この
図2において、ハードウェア30は、図1に示す情報処
理装置1の各種デバイス(表示装置13、タッチパネル
15等)を含んでいる。OSP1は、プロセス制御プロ
グラムP1a、プロセス間通信制御プログラムP1b、
マルチウィンドウシステム制御プログラムP1c、及び
ハードウェア制御プログラムP1d等により構成され、
表示装置13等のハードウェア30を制御するととも
に、操作パネル制御プログラム、各種アプリケーション
プログラムの制御を行う。上記のように、CPU11が
アプリケーションプログラムのアイコン情報を該当する
アプリケーションプログラムと操作パネル制御プログラ
ム間で入出力するときは、OSP1内のプロセス間通信
制御プログラムP1bを経由して行われる。
【0021】図3は、アプリケーションプログラムのア
イコンデータの管理構造を概念的に示す図である。図3
に示すように、アプリケーションプログラムにおいて
は、アイコン管理テーブルにより、アプリケーションプ
ログラム上に表示され得る全てのアイコン情報を管理
し、制御している。また、アイコン情報D1内の表示情
報(DP)は、この図3に示すように、D1a及びD1
bの表示位置等の所定の情報と対応付けられ、この情報
に基づいて表示装置13の表示画面上に表示される。
イコンデータの管理構造を概念的に示す図である。図3
に示すように、アプリケーションプログラムにおいて
は、アイコン管理テーブルにより、アプリケーションプ
ログラム上に表示され得る全てのアイコン情報を管理
し、制御している。また、アイコン情報D1内の表示情
報(DP)は、この図3に示すように、D1a及びD1
bの表示位置等の所定の情報と対応付けられ、この情報
に基づいて表示装置13の表示画面上に表示される。
【0022】そして、アイコン管理テーブル内のアイコ
ン情報には、上記表示情報(DP)以外に、アイコンが
選択された際にアプリケーションプログラムにおいて実
行されるイベント処理を特定するためのイベントナンバ
ーと、操作パネル上に投影するかどうかをユーザが任意
に設定することができる投影フラグが含まれる。この投
影フラグは“0”または“1”の情報であり、“1”の
場合には、操作パネルに投影することを示す。
ン情報には、上記表示情報(DP)以外に、アイコンが
選択された際にアプリケーションプログラムにおいて実
行されるイベント処理を特定するためのイベントナンバ
ーと、操作パネル上に投影するかどうかをユーザが任意
に設定することができる投影フラグが含まれる。この投
影フラグは“0”または“1”の情報であり、“1”の
場合には、操作パネルに投影することを示す。
【0023】また、操作パネルにアイコンを投影する際
には、アプリケーションプログラムメイン部P10の操
作パネル連携部P10aから、表示サイズ(w,h)、
アイコンイメージデータ(IP)、及びイベントナンバ
ー(EN)を操作パネルプログラムメイン部P20に出
力し、操作パネルに投影して表示されたアイコンにタッ
チ操作がなされた際には、操作パネルプログラムメイン
部P20からアプリケーションプログラムメイン部P1
0にそのアイコンのイベントナンバー(EN)が入力さ
れる。
には、アプリケーションプログラムメイン部P10の操
作パネル連携部P10aから、表示サイズ(w,h)、
アイコンイメージデータ(IP)、及びイベントナンバ
ー(EN)を操作パネルプログラムメイン部P20に出
力し、操作パネルに投影して表示されたアイコンにタッ
チ操作がなされた際には、操作パネルプログラムメイン
部P20からアプリケーションプログラムメイン部P1
0にそのアイコンのイベントナンバー(EN)が入力さ
れる。
【0024】図4は、操作パネルプログラムのアイコン
データの管理構造を概念的に示す図である。この図4に
おいて、アプリケーションプログラムから出力された所
定のアイコン情報は、操作パネルプログラムメイン部P
20のアプリケーションプログラム連携部P20aに入
力され、各ウィンドウ毎にアイコン管理ポインタと対応
付けてアイコン管理部に引数として格納される。
データの管理構造を概念的に示す図である。この図4に
おいて、アプリケーションプログラムから出力された所
定のアイコン情報は、操作パネルプログラムメイン部P
20のアプリケーションプログラム連携部P20aに入
力され、各ウィンドウ毎にアイコン管理ポインタと対応
付けてアイコン管理部に引数として格納される。
【0025】そして、操作パネル上に投影して表示され
たアイコンにタッチ操作がなされた際には、該当するア
イコンのイベントナンバー(EN)を操作パネルプログ
ラムメイン部P20のアプリケーションプログラム連携
部P20aからアプリケーションプログラムに出力す
る。
たアイコンにタッチ操作がなされた際には、該当するア
イコンのイベントナンバー(EN)を操作パネルプログ
ラムメイン部P20のアプリケーションプログラム連携
部P20aからアプリケーションプログラムに出力す
る。
【0026】RAM(Random Access Memory )12
は、CPU11が上記各種処理プログラムを実行する際
に各種プログラム及び各種データを展開するプログラム
格納領域を形成するとともに、CPU11がアイコン情
報出力処理を実行する際に、記憶装置18内に格納され
ている操作パネル上に投影するアプリケーションプログ
ラムのアイコン情報を一時的に格納するためのメモリ領
域を形成する。また、そのメモリ領域には、操作パネル
へ投影するか否かを表す投影フラグのON/OFF状態
を示すための投影フラグメモリも含まれる。
は、CPU11が上記各種処理プログラムを実行する際
に各種プログラム及び各種データを展開するプログラム
格納領域を形成するとともに、CPU11がアイコン情
報出力処理を実行する際に、記憶装置18内に格納され
ている操作パネル上に投影するアプリケーションプログ
ラムのアイコン情報を一時的に格納するためのメモリ領
域を形成する。また、そのメモリ領域には、操作パネル
へ投影するか否かを表す投影フラグのON/OFF状態
を示すための投影フラグメモリも含まれる。
【0027】表示装置13は、LCD(Liquid Crystal
Display:液晶表示装置)等により構成され、CPU1
1から入力される表示データを表示する。
Display:液晶表示装置)等により構成され、CPU1
1から入力される表示データを表示する。
【0028】タッチパネル制御部14は、タッチパネル
15から入力される電気信号を座標位置を示すデジタル
信号に変換して、そのデジタル信号をCPU11に出力
する。また、タッチパネル制御部14は、記憶装置18
の記憶媒体19に記憶されている制御プログラムに基づ
いて、タッチパネル15を制御し、タッチパネル15か
ら入力される各種指示あるいはデータを検出してCPU
11に出力する。
15から入力される電気信号を座標位置を示すデジタル
信号に変換して、そのデジタル信号をCPU11に出力
する。また、タッチパネル制御部14は、記憶装置18
の記憶媒体19に記憶されている制御プログラムに基づ
いて、タッチパネル15を制御し、タッチパネル15か
ら入力される各種指示あるいはデータを検出してCPU
11に出力する。
【0029】タッチパネル15は、表示装置13に重ね
て配置され、そのタッチパネル上(画面上)において備
え付けのペン等の先端で押圧操作あるいは筆記操作され
る際に、その押圧位置座標あるいは座標の変化を検出し
てそれを電気信号として、タッチパネル制御部14に出
力する。
て配置され、そのタッチパネル上(画面上)において備
え付けのペン等の先端で押圧操作あるいは筆記操作され
る際に、その押圧位置座標あるいは座標の変化を検出し
てそれを電気信号として、タッチパネル制御部14に出
力する。
【0030】伝送制御部17は、情報処理装置1と外部
の機器等とをネットワーク回線等の通信回線を介して接
続するためのターミナルであり、CPU11の指示に従
って記憶装置18内に格納された各種処理プログラム、
データを通信回線を介して外部の機器と送受信する。ま
た、この伝送制御部17は、光通信用の送受信機能を有
するものであってもよく、この場合、伝送制御部17に
は、発光部及び受光部が含まれる。
の機器等とをネットワーク回線等の通信回線を介して接
続するためのターミナルであり、CPU11の指示に従
って記憶装置18内に格納された各種処理プログラム、
データを通信回線を介して外部の機器と送受信する。ま
た、この伝送制御部17は、光通信用の送受信機能を有
するものであってもよく、この場合、伝送制御部17に
は、発光部及び受光部が含まれる。
【0031】記憶装置18は、プログラムやデータ等が
予め記憶されている記憶媒体19を有しており、この記
憶媒体19は磁気的、光学的、若しくは半導体メモリ等
で構成されている。この記憶媒体19は記憶装置18に
固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するもの
であり、この記憶媒体19には制御プログラム、アイコ
ン情報出力処理プログラム、アプリケーションメイン処
理プログラム、操作パネル制御プログラム、及び各処理
プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
予め記憶されている記憶媒体19を有しており、この記
憶媒体19は磁気的、光学的、若しくは半導体メモリ等
で構成されている。この記憶媒体19は記憶装置18に
固定的に設けたもの、若しくは着脱自在に装着するもの
であり、この記憶媒体19には制御プログラム、アイコ
ン情報出力処理プログラム、アプリケーションメイン処
理プログラム、操作パネル制御プログラム、及び各処理
プログラムで処理されたデータ等を記憶する。
【0032】また、この記憶媒体19に記憶するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、
通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒
体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体19に記憶さ
れているプログラム、データを通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、
通信回線等を介して接続された他の機器側に上記記憶媒
体を備えた記憶装置を設け、この記憶媒体19に記憶さ
れているプログラム、データを通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
【0033】さらに、記憶装置18は、上記CPU11
により実行されるアイコン情報出力処理に際して、アプ
リケーションプログラムのアイコン情報に対応付けられ
た投影フラグを当該アイコンの表示情報等と対応付けて
記憶している。
により実行されるアイコン情報出力処理に際して、アプ
リケーションプログラムのアイコン情報に対応付けられ
た投影フラグを当該アイコンの表示情報等と対応付けて
記憶している。
【0034】次に、本実施の形態の動作を説明する。図
5〜図7までのフローチャート及び図8〜図11までの
表示装置13の表示例を参照して、本実施の形態におけ
る情報処理装置1のCPU11が実行するアイコン情報
出力処理、アプリケーションメイン処理、及び操作パネ
ルメイン処理の動作を説明する。
5〜図7までのフローチャート及び図8〜図11までの
表示装置13の表示例を参照して、本実施の形態におけ
る情報処理装置1のCPU11が実行するアイコン情報
出力処理、アプリケーションメイン処理、及び操作パネ
ルメイン処理の動作を説明する。
【0035】まず、アイコン情報出力処理について説明
する。図5は、情報処理装置1のCPU11が実行する
アイコン情報出力処理を示すフローチャートである。情
報処理装置1の電源がONされている状態において、情
報処理装置1の表示装置13の表示画面上には操作パネ
ルが表示されている。
する。図5は、情報処理装置1のCPU11が実行する
アイコン情報出力処理を示すフローチャートである。情
報処理装置1の電源がONされている状態において、情
報処理装置1の表示装置13の表示画面上には操作パネ
ルが表示されている。
【0036】この状態で、ユーザが備え付けのペン等で
タッチパネルにタッチ指示することによりアプリケーシ
ョンプログラムが起動されると、アイコン情報出力処理
が開始する。そして、CPU11は、その指示に従って
OSのプロセス制御により記憶媒体19内に記憶されて
いる該当するアプリケーションプログラムをRAM12
のプログラム格納領域に展開し、そのプログラムを実行
することにより当該アプリケーションプログラムを起動
する(ステップS1)。
タッチパネルにタッチ指示することによりアプリケーシ
ョンプログラムが起動されると、アイコン情報出力処理
が開始する。そして、CPU11は、その指示に従って
OSのプロセス制御により記憶媒体19内に記憶されて
いる該当するアプリケーションプログラムをRAM12
のプログラム格納領域に展開し、そのプログラムを実行
することにより当該アプリケーションプログラムを起動
する(ステップS1)。
【0037】このアプリケーションプログラムが起動さ
れると、CPU11は、アプリケーションプログラムの
起動時に表示ウィンドウ上にツールとして表示する操作
パネルに投影することができるアイコンの個数Nをアプ
リケーションプログラムからOSのプロセス間通信制御
プログラムP1bを介して操作パネルプログラムメイン
部P20に出力する(ステップS2)。そして、CPU
11は、アイコンの個数をカウントするためのCntに
0を代入する(ステップS3)。
れると、CPU11は、アプリケーションプログラムの
起動時に表示ウィンドウ上にツールとして表示する操作
パネルに投影することができるアイコンの個数Nをアプ
リケーションプログラムからOSのプロセス間通信制御
プログラムP1bを介して操作パネルプログラムメイン
部P20に出力する(ステップS2)。そして、CPU
11は、アイコンの個数をカウントするためのCntに
0を代入する(ステップS3)。
【0038】ステップS4において、CPU11は、こ
のCntが操作パネル制御プログラムP2に出力したア
プリケーションプログラムP3のアイコンの個数Nより
も小さいか否かを判断する。CntがNよりも小さい場
合には、ステップS5に移行し、Cntに“1”を加算
した値をCntとし(ステップS5)、CntがNより
も大きい場合には、このアイコン情報出力処理を終了す
る。
のCntが操作パネル制御プログラムP2に出力したア
プリケーションプログラムP3のアイコンの個数Nより
も小さいか否かを判断する。CntがNよりも小さい場
合には、ステップS5に移行し、Cntに“1”を加算
した値をCntとし(ステップS5)、CntがNより
も大きい場合には、このアイコン情報出力処理を終了す
る。
【0039】ステップS6において、CPU11は、ア
イコン管理テーブル内のCnt番目のアイコンに該当す
るアイコン情報Dntにおいて、投影フラグがONされ
ているか否か、つまり、投影フラグメモリに“1”が記
憶されているか否かを判断する。そして、投影フラグが
ONされていない場合には、ステップS4に移行し、投
影フラグがONされている場合には、ステップS7に移
行する。
イコン管理テーブル内のCnt番目のアイコンに該当す
るアイコン情報Dntにおいて、投影フラグがONされ
ているか否か、つまり、投影フラグメモリに“1”が記
憶されているか否かを判断する。そして、投影フラグが
ONされていない場合には、ステップS4に移行し、投
影フラグがONされている場合には、ステップS7に移
行する。
【0040】CPU11は、同様にこのような処理を繰
り返して(ステップS4〜ステップS6)、投影フラグ
がONされているアイコン情報があるか否かを判断し、
投影フラグがONされているアイコン情報があると、該
当するアイコンの所定のアイコン情報(表示サイズ、ア
イコンイメージデータ、及びイベントナンバー)を操作
パネルプログラムメイン部P20に出力し(ステップS
7)、アイコン情報出力処理を終了する。
り返して(ステップS4〜ステップS6)、投影フラグ
がONされているアイコン情報があるか否かを判断し、
投影フラグがONされているアイコン情報があると、該
当するアイコンの所定のアイコン情報(表示サイズ、ア
イコンイメージデータ、及びイベントナンバー)を操作
パネルプログラムメイン部P20に出力し(ステップS
7)、アイコン情報出力処理を終了する。
【0041】次に、上記アイコン情報出力処理におい
て、起動されたアプリケーションプログラムのアプリケ
ーションメイン処理について説明する。図6は、情報処
理装置1のCPU11が実行するアプリケーションメイ
ン処理を示すフローチャートである。
て、起動されたアプリケーションプログラムのアプリケ
ーションメイン処理について説明する。図6は、情報処
理装置1のCPU11が実行するアプリケーションメイ
ン処理を示すフローチャートである。
【0042】上述のように、アプリケーションプログラ
ムが起動されると、アプリケーションメイン処理が開始
する。そして、ステップS11において、CPU11
は、ユーザによるタッチパネル15へのペン入力に対応
する入力指示又は入力データをタッチパネル制御部14
から入力されることにより、アプリケーションプログラ
ムメイン部P10にイベント情報が入力されたか否かを
判断する。そして、CPU11は、イベント情報が入力
されるまでこのステップS11での判断を繰り返して待
機し、イベント情報が入力された場合には、ステップS
12に移行する。
ムが起動されると、アプリケーションメイン処理が開始
する。そして、ステップS11において、CPU11
は、ユーザによるタッチパネル15へのペン入力に対応
する入力指示又は入力データをタッチパネル制御部14
から入力されることにより、アプリケーションプログラ
ムメイン部P10にイベント情報が入力されたか否かを
判断する。そして、CPU11は、イベント情報が入力
されるまでこのステップS11での判断を繰り返して待
機し、イベント情報が入力された場合には、ステップS
12に移行する。
【0043】ステップS12において、CPU11は、
入力されたイベント情報がアプリケーションの終了を要
求する終了イベントであるか否かを判断する。そして、
この入力されたイベント情報が終了イベントである場合
には、ステップS13に移行して、このアプリケーショ
ンプログラムの終了処理を実行し、入力されたイベント
情報が終了イベントでない場合には、ステップS14に
移行する。
入力されたイベント情報がアプリケーションの終了を要
求する終了イベントであるか否かを判断する。そして、
この入力されたイベント情報が終了イベントである場合
には、ステップS13に移行して、このアプリケーショ
ンプログラムの終了処理を実行し、入力されたイベント
情報が終了イベントでない場合には、ステップS14に
移行する。
【0044】ステップS14において、CPU11は、
上記入力されたイベント情報が画面切換イベントである
か否かを判断する。そして、入力されたイベント情報が
画面切換イベントである場合には、ステップS15に移
行し、入力されたイベント情報が画面切換イベントでな
い場合には、ステップS19に移行する。
上記入力されたイベント情報が画面切換イベントである
か否かを判断する。そして、入力されたイベント情報が
画面切換イベントである場合には、ステップS15に移
行し、入力されたイベント情報が画面切換イベントでな
い場合には、ステップS19に移行する。
【0045】ステップS15において、CPU11は、
上記画面切換イベントがなされたアプリケーションプロ
グラムが現在アクティブウィンドウであるか否か、つま
り、表示装置13に表示されたウィンドウの中で最前面
にあるか否かを判断する。そして、画面切換イベントが
なされたアプリケーションプログラムがアクティブウィ
ンドウである場合には、ステップS16に移行し、画面
切換イベントがなされたアプリケーションプログラムが
アクティブウィンドウでない場合には、ステップS17
に移行する。
上記画面切換イベントがなされたアプリケーションプロ
グラムが現在アクティブウィンドウであるか否か、つま
り、表示装置13に表示されたウィンドウの中で最前面
にあるか否かを判断する。そして、画面切換イベントが
なされたアプリケーションプログラムがアクティブウィ
ンドウである場合には、ステップS16に移行し、画面
切換イベントがなされたアプリケーションプログラムが
アクティブウィンドウでない場合には、ステップS17
に移行する。
【0046】画面切換イベントがなされたアプリケーシ
ョンプログラムがアクティブウィンドウである場合に
は、CPU11は、当該アプリケーションウィンドウに
表示された複数のシート又は複数のファイルの切換を実
行し(ステップS16)、アプリケーションメイン処理
を終了する。
ョンプログラムがアクティブウィンドウである場合に
は、CPU11は、当該アプリケーションウィンドウに
表示された複数のシート又は複数のファイルの切換を実
行し(ステップS16)、アプリケーションメイン処理
を終了する。
【0047】また、画面切換イベントがなされたアプリ
ケーションプログラムがアクティブウィンドウでない場
合には、CPU11は、選択されたアプリケーションプ
ログラムをアクティブ状態に切り換えて(ステップS1
7)、前述したアイコン情報出力処理(図5参照)を実
行し(ステップS18)、その後アプリケーションメイ
ン処理を終了する。
ケーションプログラムがアクティブウィンドウでない場
合には、CPU11は、選択されたアプリケーションプ
ログラムをアクティブ状態に切り換えて(ステップS1
7)、前述したアイコン情報出力処理(図5参照)を実
行し(ステップS18)、その後アプリケーションメイ
ン処理を終了する。
【0048】次いで、ステップS14において、入力さ
れたイベント情報が画面切換イベントでないとCPU1
1が判断した場合には、ステップS19において、上記
入力されたイベント情報がアプリケーションプログラム
上のアイコンを選択するアイコン選択イベントであるか
否かを判断する。
れたイベント情報が画面切換イベントでないとCPU1
1が判断した場合には、ステップS19において、上記
入力されたイベント情報がアプリケーションプログラム
上のアイコンを選択するアイコン選択イベントであるか
否かを判断する。
【0049】そして、入力されたイベント情報がアイコ
ン選択イベントでない場合には、ステップS20に移行
して、CPU11は、その他に該当する所定の処理ロジ
ックを実行した後、アプリケーションメイン処理を終了
する。また、入力されたイベント情報がアイコン選択イ
ベントである場合には、ステップS21に移行して、C
PU11は、対応するアイコンの処理ロジックを実行し
た後、アプリケーションメイン処理を終了する。
ン選択イベントでない場合には、ステップS20に移行
して、CPU11は、その他に該当する所定の処理ロジ
ックを実行した後、アプリケーションメイン処理を終了
する。また、入力されたイベント情報がアイコン選択イ
ベントである場合には、ステップS21に移行して、C
PU11は、対応するアイコンの処理ロジックを実行し
た後、アプリケーションメイン処理を終了する。
【0050】そして、上述したように、アプリケーショ
ンメイン処理を終了した後に、該当するアプリケーショ
ンプログラムが終了していない場合には、CPU11
は、再度アプリケーションメイン処理を開始して、イベ
ント情報の入力があるまで待機している(ステップS1
1)。
ンメイン処理を終了した後に、該当するアプリケーショ
ンプログラムが終了していない場合には、CPU11
は、再度アプリケーションメイン処理を開始して、イベ
ント情報の入力があるまで待機している(ステップS1
1)。
【0051】次に、操作パネルメイン処理について説明
する。図7は、情報処理装置1のCPU11が実行する
操作パネルメイン処理を示すフローチャートである。情
報処理装置1の電源がONされると、表示装置13の表
示画面上に操作パネルが表示され、操作パネルメイン処
理が開始される。そして、CPU11は、操作パネル制
御プログラムの初期化処理を実行する(ステップS2
2)。
する。図7は、情報処理装置1のCPU11が実行する
操作パネルメイン処理を示すフローチャートである。情
報処理装置1の電源がONされると、表示装置13の表
示画面上に操作パネルが表示され、操作パネルメイン処
理が開始される。そして、CPU11は、操作パネル制
御プログラムの初期化処理を実行する(ステップS2
2)。
【0052】ステップS23において、CPU11は、
起動しているアプリケーションプログラムから所定のア
イコン情報(表示サイズ、アイコンイメージデータ、及
びイベントナンバー)がアプリケーションプログラムメ
イン部P10から操作パネルプログラムメイン部P20
に入力されたか否かを判断する。そして、所定のアイコ
ン情報が入力された場合には、ステップS24に移行
し、所定のアイコンが入力されていない場合には、ステ
ップS26に移行する。
起動しているアプリケーションプログラムから所定のア
イコン情報(表示サイズ、アイコンイメージデータ、及
びイベントナンバー)がアプリケーションプログラムメ
イン部P10から操作パネルプログラムメイン部P20
に入力されたか否かを判断する。そして、所定のアイコ
ン情報が入力された場合には、ステップS24に移行
し、所定のアイコンが入力されていない場合には、ステ
ップS26に移行する。
【0053】アプリケーションプログラムメイン部P1
0から所定のアイコン情報が操作パネルプログラムメイ
ン部P20に入力された場合には、CPU11は、操作
パネルプログラムにおけるアイコン情報格納部に入力さ
れたアイコン情報を格納し(ステップS24)、そのア
イコン情報に基づいて表示装置13上に表示された操作
パネルの所定の表示位置に、入力されたアイコンを投影
して表示する(ステップS25)。その後、ステップS
30に移行する。
0から所定のアイコン情報が操作パネルプログラムメイ
ン部P20に入力された場合には、CPU11は、操作
パネルプログラムにおけるアイコン情報格納部に入力さ
れたアイコン情報を格納し(ステップS24)、そのア
イコン情報に基づいて表示装置13上に表示された操作
パネルの所定の表示位置に、入力されたアイコンを投影
して表示する(ステップS25)。その後、ステップS
30に移行する。
【0054】以上の処理を実行することにより、操作パ
ネル上にアプリケーションプログラムのアイコンが投影
された表示例を図8に示す。この図8において、備え付
けのペン等を用いて操作パネルに手書き入力し、あるい
は投影されたアイコンをタッチ操作することにより、ア
プリケーションウィンドウの所定の入力位置に文字デー
タあるいは修飾された文字データを入力することができ
る。そのため、操作パネル内をタッチ操作することのみ
で、オーバーラップするような表示状態を変更等するこ
となく文字入力もアイコン操作も行うことができる。
ネル上にアプリケーションプログラムのアイコンが投影
された表示例を図8に示す。この図8において、備え付
けのペン等を用いて操作パネルに手書き入力し、あるい
は投影されたアイコンをタッチ操作することにより、ア
プリケーションウィンドウの所定の入力位置に文字デー
タあるいは修飾された文字データを入力することができ
る。そのため、操作パネル内をタッチ操作することのみ
で、オーバーラップするような表示状態を変更等するこ
となく文字入力もアイコン操作も行うことができる。
【0055】また、アプリケーションプログラムメイン
部P10から所定のアイコン情報が操作パネルプログラ
ムメイン部P20に入力されていない場合には、ステッ
プS26において、CPU11は、操作パネルへの何ら
かのタッチ操作があるか否かを判断する。そして、操作
パネルへのタッチ操作が何もなされていない場合には、
ステップS23に戻り、同様の処理において同様の判断
を繰り返し、操作パネルへのタッチ操作がなされている
場合には、ステップS27に移行する。
部P10から所定のアイコン情報が操作パネルプログラ
ムメイン部P20に入力されていない場合には、ステッ
プS26において、CPU11は、操作パネルへの何ら
かのタッチ操作があるか否かを判断する。そして、操作
パネルへのタッチ操作が何もなされていない場合には、
ステップS23に戻り、同様の処理において同様の判断
を繰り返し、操作パネルへのタッチ操作がなされている
場合には、ステップS27に移行する。
【0056】ステップS27において、上記の操作パネ
ルへのタッチ操作が操作パネル上に投影されたアイコン
に対する操作であるか否かを判断する。そして、タッチ
操作が投影されたアイコンに対する操作である場合に
は、ステップS28に移行して、操作された投影アイコ
ンのイベントナンバー(EN)を該当するアプリケーシ
ョンプログラムのアプリケーションプログラムメイン部
に出力した後、ステップS30に移行する。これによ
り、該当するアプリケーションプログラムにおいて、C
PU11は、選択されたアイコンに対応する処理を実行
することができる。
ルへのタッチ操作が操作パネル上に投影されたアイコン
に対する操作であるか否かを判断する。そして、タッチ
操作が投影されたアイコンに対する操作である場合に
は、ステップS28に移行して、操作された投影アイコ
ンのイベントナンバー(EN)を該当するアプリケーシ
ョンプログラムのアプリケーションプログラムメイン部
に出力した後、ステップS30に移行する。これによ
り、該当するアプリケーションプログラムにおいて、C
PU11は、選択されたアイコンに対応する処理を実行
することができる。
【0057】また、タッチ操作が投影されたアイコンに
対する操作でない場合(例えば、ペン入力操作等)に
は、ステップS29に移行して、CPU11は、操作パ
ネルプログラムに設定されているその他のペン(マウ
ス)イベント処理を実行した後、ステップS30に移行
する。
対する操作でない場合(例えば、ペン入力操作等)に
は、ステップS29に移行して、CPU11は、操作パ
ネルプログラムに設定されているその他のペン(マウ
ス)イベント処理を実行した後、ステップS30に移行
する。
【0058】以上のような所定の処理(ステップS2
5、ステップS28、またはステップS29)を実行し
た後、ステップS30において、CPU11は、この操
作パネルプログラムを終了する終了イベントの入力があ
るか否かを判断し、終了イベントの入力がある場合に
は、操作パネルメイン処理を終了し、終了イベントの入
力がない場合には、ステップS23に移行して、同様の
処理を繰り返す。
5、ステップS28、またはステップS29)を実行し
た後、ステップS30において、CPU11は、この操
作パネルプログラムを終了する終了イベントの入力があ
るか否かを判断し、終了イベントの入力がある場合に
は、操作パネルメイン処理を終了し、終了イベントの入
力がない場合には、ステップS23に移行して、同様の
処理を繰り返す。
【0059】上記アイコン情報出力処理、アプリケーシ
ョンメイン処理、及び操作パネルメイン処理を実行した
場合の表示装置13の具体的な表示例を図9〜図11に
示す。この図を時系列を追って、各処理のステップに対
応させて説明する。
ョンメイン処理、及び操作パネルメイン処理を実行した
場合の表示装置13の具体的な表示例を図9〜図11に
示す。この図を時系列を追って、各処理のステップに対
応させて説明する。
【0060】まず、情報処理装置1の電源をONする
と、CPU11は、操作パネル制御プログラムを実行
し、操作パネルを表示画面13の下部に表示する。そし
て、アプリケーションプログラムを起動すると(ステッ
プS1)、アプリケーションプログラムのアイコン管理
テーブル内に投影フラグの設定がされているアイコンが
あるか否か判断し(ステップS4〜ステップS6)、投
影フラグが設定されているアイコンがあると、所定のア
イコン情報を操作パネルプログラムメイン部P20に出
力する(ステップS7)。次いで、操作パネルプログラ
ムでは、CPU11は、この入力されたアイコン情報を
アイコン情報格納部に格納するとともに(ステップS2
4)、操作パネル内の所定の表示位置にこのアイコンを
表示する(ステップS25)。このときの表示装置13
の表示状態を図9(a)に示す。ここでは、アプリケー
ションプログラムから文字修飾用アイコンを投影して表
示している。
と、CPU11は、操作パネル制御プログラムを実行
し、操作パネルを表示画面13の下部に表示する。そし
て、アプリケーションプログラムを起動すると(ステッ
プS1)、アプリケーションプログラムのアイコン管理
テーブル内に投影フラグの設定がされているアイコンが
あるか否か判断し(ステップS4〜ステップS6)、投
影フラグが設定されているアイコンがあると、所定のア
イコン情報を操作パネルプログラムメイン部P20に出
力する(ステップS7)。次いで、操作パネルプログラ
ムでは、CPU11は、この入力されたアイコン情報を
アイコン情報格納部に格納するとともに(ステップS2
4)、操作パネル内の所定の表示位置にこのアイコンを
表示する(ステップS25)。このときの表示装置13
の表示状態を図9(a)に示す。ここでは、アプリケー
ションプログラムから文字修飾用アイコンを投影して表
示している。
【0061】そして、ユーザが備え付けのペンで操作パ
ネル上の文字入力フィールドに“ABC”と文字入力す
ると、CPU11は、文字認識装置により文字の認識を
して、認識結果を操作パネルの所定の表示位置に表示す
る。実行アイコンをタッチ操作することにより、CPU
11は、文字認識結果の“ABC”を表示装置13の表
示画面上のアプリケーションウィンドウの所定の入力フ
ィールドに表示する(ステップS29)。このときの表
示装置13の表示状態を図9(b)に示す。
ネル上の文字入力フィールドに“ABC”と文字入力す
ると、CPU11は、文字認識装置により文字の認識を
して、認識結果を操作パネルの所定の表示位置に表示す
る。実行アイコンをタッチ操作することにより、CPU
11は、文字認識結果の“ABC”を表示装置13の表
示画面上のアプリケーションウィンドウの所定の入力フ
ィールドに表示する(ステップS29)。このときの表
示装置13の表示状態を図9(b)に示す。
【0062】次いで、文字を太字に就職処理するブライ
トアイコン「B」をタッチ操作すると、操作パネルプロ
グラムメイン部P20からアプリケーションプログラム
メイン部P10へ対応するイベントナンバーを出力する
(ステップS28)。このときの表示装置13の表示状
態を図10(a)に示す。
トアイコン「B」をタッチ操作すると、操作パネルプロ
グラムメイン部P20からアプリケーションプログラム
メイン部P10へ対応するイベントナンバーを出力する
(ステップS28)。このときの表示装置13の表示状
態を図10(a)に示す。
【0063】そして、上記と同様にユーザが操作パネル
上で“ABC”と文字入力すると、CPU11は、文字
の認識をして認識結果を操作パネルの所定の表示位置に
表示し、実行アイコンをタッチ操作することにより、こ
の文字認識結果を表示装置13の表示画面上のアプリケ
ーションウィンドウの所定の入力フィールドに表示する
(ステップS29)。このときの表示装置13の表示状
態を図10(b)に示す。この場合、プライトアイコン
「B」がタッチ操作されているため、アプリケーション
ウィンドウには、太字修飾された“ABC”が表示され
ている。
上で“ABC”と文字入力すると、CPU11は、文字
の認識をして認識結果を操作パネルの所定の表示位置に
表示し、実行アイコンをタッチ操作することにより、こ
の文字認識結果を表示装置13の表示画面上のアプリケ
ーションウィンドウの所定の入力フィールドに表示する
(ステップS29)。このときの表示装置13の表示状
態を図10(b)に示す。この場合、プライトアイコン
「B」がタッチ操作されているため、アプリケーション
ウィンドウには、太字修飾された“ABC”が表示され
ている。
【0064】次いで、文字にアンダーラインを付加する
アンダーラインアイコン「U」をタッチ操作すると、操
作パネルプログラムメイン部P20からアプリケーショ
ンプログラムメイン部P10へ対応するイベントナンバ
ーを出力する(ステップS28)。このときの表示装置
13の表示状態を図11(a)に示す。
アンダーラインアイコン「U」をタッチ操作すると、操
作パネルプログラムメイン部P20からアプリケーショ
ンプログラムメイン部P10へ対応するイベントナンバ
ーを出力する(ステップS28)。このときの表示装置
13の表示状態を図11(a)に示す。
【0065】そして、上記と同様にユーザが操作パネル
上で“ABC”と文字入力すると、CPU11は、文字
の認識をして認識結果を操作パネルの所定の表示位置に
表示し、実行アイコンをタッチ操作することにより、こ
の文字認識結果を表示装置13の表示画面上のアプリケ
ーションウィンドウの所定の入力フィールドに表示する
(ステップS29)。このときの表示装置13の表示状
態を図11(b)に示す。この場合、アンダーラインア
イコン「U」がタッチ操作されているため、アプリケー
ションウィンドウには、アンダーラインが付加された
“ABC”が表示されている。
上で“ABC”と文字入力すると、CPU11は、文字
の認識をして認識結果を操作パネルの所定の表示位置に
表示し、実行アイコンをタッチ操作することにより、こ
の文字認識結果を表示装置13の表示画面上のアプリケ
ーションウィンドウの所定の入力フィールドに表示する
(ステップS29)。このときの表示装置13の表示状
態を図11(b)に示す。この場合、アンダーラインア
イコン「U」がタッチ操作されているため、アプリケー
ションウィンドウには、アンダーラインが付加された
“ABC”が表示されている。
【0066】以上のように、本実施の形態における情報
処理装置1では、アプリケーションプログラムの任意の
アイコンを操作パネル上の所定の表示位置に投影して表
示することができる構成とした。このため、操作パネル
内で入力文字の修飾等の全ての操作が可能となり、ユー
ザの情報処理装置1に対する操作性を著しく向上するこ
とができる。
処理装置1では、アプリケーションプログラムの任意の
アイコンを操作パネル上の所定の表示位置に投影して表
示することができる構成とした。このため、操作パネル
内で入力文字の修飾等の全ての操作が可能となり、ユー
ザの情報処理装置1に対する操作性を著しく向上するこ
とができる。
【0067】また、アプリケーションプログラムのアイ
コンを選択することによるウィンドウの切り換えも起こ
らないため、文字等の入力の度にウィンドウのオーバー
ラップ状態の変更をしたり、表示位置を移動したりしな
くて済み、ユーザの情報処理装置1に対する操作性を向
上することができる。
コンを選択することによるウィンドウの切り換えも起こ
らないため、文字等の入力の度にウィンドウのオーバー
ラップ状態の変更をしたり、表示位置を移動したりしな
くて済み、ユーザの情報処理装置1に対する操作性を向
上することができる。
【0068】さらに、本実施の形態における情報処理装
置1では、複数のアプリケーションプログラムが起動し
ている状態で、ユーザがウィンドウの切換操作を行った
場合においても、ウィンドウ切り換えと同時に操作パネ
ル上のアイコンをアクティブに切り換えたアプリケーシ
ョンプログラムのアイコンに変更する構成とした。この
ため、複数のアプリケーションプログラムが起動してい
る環境においても、アクティブウィンドウを切り換える
度に再度操作パネルに投影して表示するアイコンの設定
をすることなく、操作パネル内で入力文字の修飾等の全
ての操作が可能となり、ユーザの情報処理装置1に対す
る操作性を向上することができる。
置1では、複数のアプリケーションプログラムが起動し
ている状態で、ユーザがウィンドウの切換操作を行った
場合においても、ウィンドウ切り換えと同時に操作パネ
ル上のアイコンをアクティブに切り換えたアプリケーシ
ョンプログラムのアイコンに変更する構成とした。この
ため、複数のアプリケーションプログラムが起動してい
る環境においても、アクティブウィンドウを切り換える
度に再度操作パネルに投影して表示するアイコンの設定
をすることなく、操作パネル内で入力文字の修飾等の全
ての操作が可能となり、ユーザの情報処理装置1に対す
る操作性を向上することができる。
【0069】なお、本実施の形態における情報処理装置
1のCPU11が実行するアイコン情報出力処理では、
投影フラグはアプリケーションプログラムのアイコン数
Nのうちの1つにのみ設定されていることとしている
が、複数のアイコンのアイコン情報に設定することも可
能である。この場合、操作パネルの所定の表示位置にそ
れらのアイコンが同時に表示されることとなり、本実施
の形態のときよりもさらに操作性の向上を図ることがで
きる。
1のCPU11が実行するアイコン情報出力処理では、
投影フラグはアプリケーションプログラムのアイコン数
Nのうちの1つにのみ設定されていることとしている
が、複数のアイコンのアイコン情報に設定することも可
能である。この場合、操作パネルの所定の表示位置にそ
れらのアイコンが同時に表示されることとなり、本実施
の形態のときよりもさらに操作性の向上を図ることがで
きる。
【0070】
【発明の効果】請求項1及び請求項3記載の発明によれ
ば、データ入力を行うための入力画面内で入力文字の修
飾等の全ての操作が可能となり、データ入力装置の操作
性を著しく向上することができる。また、アプリケーシ
ョンプログラムのアイコンを選択することによるウィン
ドウの切り換えも起こらないため、文字等の入力の度に
ウィンドウのオーバーラップ状態の変更をしたり、表示
位置を移動したりしなくて済み、データ入力装置の操作
性を向上することができる。
ば、データ入力を行うための入力画面内で入力文字の修
飾等の全ての操作が可能となり、データ入力装置の操作
性を著しく向上することができる。また、アプリケーシ
ョンプログラムのアイコンを選択することによるウィン
ドウの切り換えも起こらないため、文字等の入力の度に
ウィンドウのオーバーラップ状態の変更をしたり、表示
位置を移動したりしなくて済み、データ入力装置の操作
性を向上することができる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、複数のアプ
リケーションプログラムが起動している環境において
も、アクティブウィンドウを切り換える度に再度入力画
面に投影して表示するアイコンの設定をすることなく、
入力画面内で入力文字の修飾等の全ての操作が可能とな
り、データ入力装置の操作性を向上することができる。
リケーションプログラムが起動している環境において
も、アクティブウィンドウを切り換える度に再度入力画
面に投影して表示するアイコンの設定をすることなく、
入力画面内で入力文字の修飾等の全ての操作が可能とな
り、データ入力装置の操作性を向上することができる。
【図1】本発明を適用した一実施の形態における情報処
理装置1の要部構成を示すブロック図である。
理装置1の要部構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した一実施の形態における情報処
理装置1の操作パネルとOS並びに各種アプリケーショ
ンの連携を示す概略図である。
理装置1の操作パネルとOS並びに各種アプリケーショ
ンの連携を示す概略図である。
【図3】アプリケーションプログラムのアイコンデータ
の管理構造を概念的に示す図である。
の管理構造を概念的に示す図である。
【図4】操作パネルプログラムのアイコンデータの管理
構造を概念的に示す図である。
構造を概念的に示す図である。
【図5】情報処理装置1のCPU11により実行される
本実施の形態におけるアイコン情報出力処理を示すフロ
ーチャートである。
本実施の形態におけるアイコン情報出力処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】情報処理装置1のCPU11により実行される
本実施の形態におけるアプリケーションメイン処理を示
すフローチャートである。
本実施の形態におけるアプリケーションメイン処理を示
すフローチャートである。
【図7】情報処理装置1のCPU11により実行される
本実施の形態における操作パネルメイン処理を示すフロ
ーチャートである。
本実施の形態における操作パネルメイン処理を示すフロ
ーチャートである。
【図8】情報処理装置1のCPU11が操作パネルメイ
ン処理を実行して、操作パネルにアイコンを投影して表
示した表示装置13の表示例を示す図である。
ン処理を実行して、操作パネルにアイコンを投影して表
示した表示装置13の表示例を示す図である。
【図9】図8において、アイコンにタッチ操作しない
で、ペン入力した場合の情報処理装置1の表示装置13
の表示例を示す図である。
で、ペン入力した場合の情報処理装置1の表示装置13
の表示例を示す図である。
【図10】図8において、ブライトアイコンにタッチ操
作した後に、ペン入力した場合の情報処理装置1の表示
装置13の表示例を示す図である。
作した後に、ペン入力した場合の情報処理装置1の表示
装置13の表示例を示す図である。
【図11】図8において、アンダーラインアイコンにタ
ッチ操作した後に、ペン入力した場合の情報処理装置1
の表示装置13の表示例を示す図である。
ッチ操作した後に、ペン入力した場合の情報処理装置1
の表示装置13の表示例を示す図である。
【図12】従来から用いられている操作パネルの表示例
を示す図である。
を示す図である。
【図13】従来のアプリケーションウィンドウのアイコ
ンと操作パネルとの表示状態の関係を示す図である。
ンと操作パネルとの表示状態の関係を示す図である。
1 情報処理装置 11 CPU 12 RAM 13 表示装置 14 タッチパネル制御部 15 タッチパネル 16 ペン入力装置 17 伝送制御部 18 記憶装置 19 記憶媒体 20 バス 30 ハードウェア
Claims (3)
- 【請求項1】表示画面にアプリケーション画面を表示
し、データ入力を行うための入力画面をアプリケーショ
ン画面に重なる状態で表示し、入力画面で入力されたデ
ータをアプリケーション画面に入力するデータ入力装置
において、 アプリケーション画面上に表示されるアイコンのうち、
予め決められたアイコンに対応するアイコン情報をアプ
リケーションプログラムから入力画面に転送し、転送さ
れたアイコン情報に対応するアイコンを入力画面上に表
示するアイコン表示手段と、 このアイコン表示手段により入力画面上に表示されたア
イコンが指示された場合には、そのアイコンに対応する
アプリケーション画面上に表示されたアイコンが指示さ
れた場合と同じ処理をアプリケーションが実行するアイ
コン処理実行手段と、 を備えることを特徴とするデータ入力装置。 - 【請求項2】前記アイコン表示手段は、表示画面上に複
数のアプリケーション画面が表示されている場合におい
て、画面切換により別のアプリケーション画面に切り換
えられたときは、その切り換えられたアプリケーション
画面に対応するアイコンを入力画面上に表示することを
特徴とする請求項1記載のデータ入力装置。 - 【請求項3】表示画面にアプリケーション画面を表示
し、データ入力を行うための入力画面をアプリケーショ
ン画面に重なる状態で表示し、入力画面で入力されたデ
ータをアプリケーション画面に入力するためのコンピュ
ータが実行可能なプログラムを格納した記憶媒体であっ
て、 アプリケーション画面上に表示されるアイコンのうち、
予め決められたアイコンに対応するアイコン情報をアプ
リケーションプログラムから入力画面に転送し、転送さ
れたアイコン情報に対応するアイコンを入力画面上に表
示するためのコンピュータが実行可能なプログラムコー
ドと、 入力画面上に表示されたアイコンが指示された場合に
は、そのアイコンに対応するアプリケーション画面上に
表示されたアイコンが指示された場合と同じ処理をアプ
リケーションが実行するためのコンピュータが実行可能
なプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36496999A JP2001175383A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | データ入力装置及び記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP36496999A JP2001175383A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | データ入力装置及び記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001175383A true JP2001175383A (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=18483117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36496999A Pending JP2001175383A (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | データ入力装置及び記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001175383A (ja) |
-
1999
- 1999-12-22 JP JP36496999A patent/JP2001175383A/ja active Pending
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