JP2001174054A - 誘導加熱装置 - Google Patents

誘導加熱装置

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JP2001174054A
JP2001174054A JP35459599A JP35459599A JP2001174054A JP 2001174054 A JP2001174054 A JP 2001174054A JP 35459599 A JP35459599 A JP 35459599A JP 35459599 A JP35459599 A JP 35459599A JP 2001174054 A JP2001174054 A JP 2001174054A
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heated
induction
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敦史 吉見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱効率及び保温性の高い誘導加熱装置を提
供する。 【解決手段】 アルミニウムまたは銅からなる真空二重
管の内管(10)の外面に、鉄等の強磁性材料からなるコー
ティング層(11)を設ける。外管(50)の外側に、外管(50)
を介してコーティング層(11)を覆うように誘導コイル(1
2)を巻回する。誘導コイル(12)には、高周波電源(13)が
接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特公昭62−2969
6号公報、特開平9−145156号公報、特開平10
−69966号公報に開示されているように、誘導コイ
ルによって高周波磁界を生成して磁性体内部に誘導電流
を発生させ、この誘導電流によって生じる熱で加熱対象
物を加熱する誘導加熱装置が知られている。このような
誘導加熱装置は、電熱ヒーターで加熱対象物を加熱する
ヒーター式の加熱装置に比べて加熱効率が高く、急速加
熱が可能である等の利点を有しており、近年、特に注目
されている。
【0003】上記特公昭62−29696号公報に開示
された加熱装置は、磁性材料であるステンレス管の外周
に誘導コイルを巻き付け、この誘導コイルで生成した高
周波磁界によってステンレス管自体を発熱させ、ステン
レス管の熱によって管内の水を加熱するようにしたもの
である。一方、上記特開平9−145156号公報、特
開平10−69966号公報に開示された加熱装置は、
磁性材料からなる発熱素子を配管内に別途設け、電磁誘
導加熱によって当該発熱素子を発熱させ、この発熱素子
の熱によって管内の水を加熱するようにしたものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、管や容器を磁
性材料で形成し、管自体や容器自体を誘導加熱する装置
では、管全体または容器全体が発熱してしまうことか
ら、外部への熱損失が大きかった。そのため、構造上の
理由から、加熱効率の向上に一定の限界があった。
【0005】一方、配管や容器の内部に発熱素子を別途
設けた装置では、発熱素子の設置スペースが必要である
ことから、配管や容器の内容積が小さくなり、装置全体
が大型化する傾向があった。また、構成が複雑であるこ
とから、装置のコストが高く、信頼性が低かった。
【0006】更に、上記装置のいずれにおいても、配管
または容器の外部への熱放出を抑制する対策は何ら施さ
れておらず、保温性が不十分であった。そのため、保温
性の観点からも、加熱効率の向上に限界があった。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、加熱効率及び保温性
の高い誘導加熱装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、非磁性材料からなる真空二重構造の管、
容器またはプレートに磁性材料からなるコーティング層
を設け、当該コーティング層を誘導加熱することとし
た。
【0009】具体的には、本発明に係る誘導加熱装置
は、非磁性材料からなり且つ管内に加熱対象流体を流通
させる内管(10)と、該内管(10)の外面にコーティングさ
れた磁性材料からなるコーティング層(11)と、該コーテ
ィング層(11)を覆い且つ該内管(10)との間に真空室(51)
を区画形成するように、該内管(10)の外側に設けられた
非磁性材料からなる外管(50)と、該コーティング層(11)
を誘導加熱するための誘導コイル(12)とを備えているこ
ととしたものである。
【0010】このことにより、誘導コイル(12)によって
高周波磁界が形成されると、内管(10)の外面にコーティ
ングされたコーティング層(11)に誘導電流が流れ、当該
コーティング層(11)は発熱する。そして、コーティング
層(11)の熱は内管(10)の外部から内部に伝導され、管内
を流れる流体に伝達される。これにより、流体の加熱が
行われる。この際、誘導加熱される部分は内管(10)の外
面にコーティングされたコーティング層(11)のみであ
り、外管(50)は誘導加熱されないので、加熱の無駄がな
くなり、加熱効率は向上する。また、内管(10)と外管(5
0)との間には真空室(51)が形成されているので、内管(1
0)から外部への熱損失は著しく小さい。そのため、保温
性が高く、熱が外部に漏れることが少ないので、加熱効
率は著しく向上する。また、管内に発熱素子を別途設け
る必要がないので、内容積を大きく確保することがで
き、装置の小型化が促進される。また、構成が簡易化さ
れ、信頼性が向上する。
【0011】上記内管(10)は、アルミニウムによって形
成されていてもよい。また、上記内管(10)は、銅によっ
て形成されていてもよい。
【0012】このように、内管(10)を熱伝導率の高い材
料で形成することにより、内管(10)の外部から内部に熱
が伝導されやすくなり、管内の流体は更に効率よく加熱
されることになる。
【0013】本発明に係る他の誘導加熱装置は、非磁性
材料からなり且つ管内に加熱対象流体を流通させる内管
(10)と、該内管(10)の内面にコーティングされた磁性材
料からなるコーティング層(11)と、該内管(10)を介して
該コーティング層(11)を覆い且つ該内管(10)との間に真
空室(51)を区画形成するように、該内管(10)の外側に設
けられた非磁性材料からなる外管(50)と、該コーティン
グ層(11)を誘導加熱するための誘導コイル(12)とを備え
ていることとしたものである。
【0014】このことにより、誘導コイル(12)によって
高周波磁界が形成されると、内管(10)の内面にコーティ
ングされたコーティング層(11)に誘導電流が流れ、当該
コーティング層(11)は発熱する。そして、このコーティ
ング層(11)の熱は管内を流れる流体に伝達され、流体の
加熱が行われる。この際、誘導加熱される部分は内管(1
0)の内面にコーティングされたコーティング層(11)のみ
であるので、誘導加熱の効率は高くなる。しかも、内管
(10)と外管(50)との間に真空室(51)が形成されているの
で、内管(10)から外部への熱損失は著しく小さい。その
ため、保温性が高く、熱が外部に漏れることが少ないの
で、加熱効率は著しく向上する。加えて、流体はコーテ
ィング層(11)に接触し、このコーティング層(11)によっ
て直接加熱されるので、加熱効率は更に向上する。ま
た、管内に発熱素子を別途設ける必要がないので、内容
積を大きく確保することができ、装置の小型化が促進さ
れる。また、構成が簡易化され、信頼性が向上する。
【0015】本発明に係る他の誘導加熱装置は、非磁性
材料からなるとともに内壁(15A)と外壁(15B)との間に真
空室(51)が区画形成され、内部に加熱対象物を収容する
2重構造容器(15)と、該容器(15)の内壁(15A)の内面に
コーティングされた磁性材料からなるコーティング層(1
1)と、該コーティング層(11)を誘導加熱するための誘導
コイル(12)とを備えていることとしたものである。
【0016】このことにより、誘導コイル(12)によって
高周波磁界が形成されると、内壁(15A)の内面にコーテ
ィングされたコーティング層(11)に誘導電流が流れ、当
該コーティング層(11)は発熱する。そして、このコーテ
ィング層(11)の熱は容器(15)内の加熱対象物に伝達さ
れ、加熱対象物の加熱が行われる。この際、誘導加熱さ
れる部分は内壁(15A)の内面にコーティングされたコー
ティング層(11)のみであるので、誘導加熱の加熱効率は
向上する。しかも、内壁(15A)と外壁(15B)との間に真空
室(51)が形成されているので、外部への熱損失は著しく
小さい。そのため、保温性が著しく高い。また、加熱対
象物はコーティング層(11)に直接接触し、コーティング
層(11)に直接加熱されるので、更に効率的な加熱が実現
される。また、容器(15)内に発熱素子を別途設ける必要
がないので、容器(15)の内容積を大きく確保することが
できる。従って、装置全体を小型化することができる。
また、構成が簡単であり、信頼性が向上する。
【0017】本発明に係る他の誘導加熱装置は、非磁性
材料からなるとともに上板(17A)と下板(17B)との間に真
空室(51)が区画形成され、該上板(17A)に加熱対象物が
載置される二重構造プレート(17)と、該プレート(17)の
上板(17A)の上面にコーティングされた磁性材料からな
るコーティング層(11)と、該コーティング層(11)を誘導
加熱するための誘導コイル(12)とを備えていることとし
たものである。
【0018】このことにより、誘導コイル(12)によって
高周波磁界が形成されると、上板(17A)の上面にコーテ
ィングされたコーティング層(11)に誘導電流が流れ、当
該コーティング層(11)は発熱する。そして、このコーテ
ィング層(11)の熱が加熱対象物に伝達され、加熱対象物
の加熱が行われる。この際、誘導加熱される部分は上板
(17A)の上面のコーティング層(11)のみであるので、誘
導加熱の加熱効率は向上する。しかも、上板(17A)と下
板(17B)との間に真空室(51)が形成されているので、外
部への熱損失は小さい。
【0019】
【発明の効果】以上のように、一の発明によれば、非磁
性材料からなる内管の外面に磁性材料からなるコーティ
ング層を設け、当該コーティング層を誘導加熱すること
によって管内の流体を加熱することとしたので、管の全
体を誘導加熱する必要がなく、加熱効率を向上させるこ
とができる。また、内管と外管とは真空断熱されている
ので、内管から外部への熱放出は少ない。従って、保温
性の向上により、加熱効率を更に向上させることができ
る。また、管内に発熱素子を別途設ける必要がないの
で、装置の小型化及び構成の簡易化を促進することがで
き、コストを安価にすることができる。また、装置の信
頼性を向上させることができる。
【0020】内管をアルミニウムまたは銅によって形成
することとすれば、コーティング層から流体へ熱が伝わ
りやすくなり、加熱効率を更に向上させることができ
る。
【0021】また、他の発明によれば、非磁性材料から
なる内管の内面に磁性材料からなるコーティング層を設
け、このコーティング層を誘導加熱することにより、管
内の流体をコーティング層で直接加熱することとしたの
で、加熱効率を更に向上させることができる。
【0022】また、他の発明によれば、非磁性材料から
なる真空二重構造の容器における内壁の内面に、磁性材
料からなるコーティング層を設け、このコーティング層
を誘導加熱することにより、容器内の加熱対象物をコー
ティング層で直接加熱することとしたので、誘導加熱の
効率を高めるとともに、容器の保温性を高めることがで
きる。従って、加熱効率を著しく向上させることができ
る。また、容器内に発熱素子を設ける必要がないので、
装置を小型化及び簡易化することができ、装置の低コス
ト化及び信頼性の向上を図ることができる。
【0023】また、他の発明によれば、非磁性材料から
なる真空二重構造プレートの上板の上面に、磁性材料か
らなるコーティング層を設け、このコーティング層を誘
導加熱することにより、加熱対象物をコーティング層で
直接加熱することとしたので、加熱効率及び保温性を著
しく高めることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0025】<実施形態1>図1に示すように、実施形
態1に係る誘導加熱装置(1)は、管内を流れる流体を加
熱する装置である。
【0026】誘導加熱装置(1)は、非磁性材料からなる
内管(10)と、内管(10)の外面にコーティングされた磁性
材料からなるコーティング層(11)と、このコーティング
層(11)を覆い且つ内管(10)との間に真空室(51)を形成す
るように内管(10)の外側に設けられた非磁性材料からな
る外管(50)と、外管(50)の外側に巻回された誘導コイル
(12)と、誘導コイル(12)に高周波電流を供給する高周波
電源(13)とを備えている。
【0027】内管(10)は、アルミニウムや銅等の熱伝導
率の高い材料で形成されていることが好ましい。コーテ
ィング層(11)は、比透磁率の大きな強磁性材料で形成さ
れていることが好ましく、鉄、ニッケル、コバルト、及
びそれらの合金等を好適に用いることができる。コーテ
ィング層(11)は、薄すぎると加熱量が不十分となる一
方、厚すぎると加熱の無駄が多くなることから、その厚
みは200μm〜400μm程度が好ましい。
【0028】本誘導加熱装置(1)の運転時には、高周波
電源(13)から誘導コイル(12)に高周波電流が供給され、
高周波磁界が発生する。そして、この高周波磁界によ
り、コーティング層(11)には誘導電流が流れ、コーティ
ング層(11)は発熱する。コーティング層(11)の熱は内管
(10)の内側に伝導され、内管(10)の内部を流れる流体に
伝達される。これにより、管内の流体の加熱が行われ
る。
【0029】このように、本実施形態によれば、管を内
管(10)と外管(50)とからなる真空二重構造の二重管と
し、内管(10)の外面に設けたコーティング層(11)を加熱
することにより、内管(10)のみを高温に加熱することと
したので、外部への熱損失が著しく小さくなる。従っ
て、保温性が著しく向上する。また、入力した熱量のほ
とんどすべてが流体の加熱に利用されるので、加熱効率
が向上する。
【0030】また、内管(10)を熱伝導性に優れた材料で
形成し、強磁性材料からなるコーティング層(11)を内管
(10)の外面にのみ設けることとしたので、誘導加熱によ
る発熱部分をコーティング層(11)のみに集中することが
でき、このコーティング層(11)の熱を管内の流体に効率
よく伝達することができる。加えて、内管(10)の内部に
鉄心などの発熱素子を別途設ける必要がないので、内管
(10)の容積を大きく確保することができるとともに、装
置の構成の簡易化を図ることができる。その結果、装置
の小型化や低コスト化を図ることができ、また、信頼性
が向上する。
【0031】なお、本誘導加熱装置(1)では、急速加熱
が可能である。図2は、電熱ヒーターを用いたヒーター
式の加熱装置と本誘導加熱装置(1)とを、加熱開始時か
らの加熱量について比較した性能比較図である。図2か
ら明らかなように、本誘導加熱装置(1)によれば、加熱
開始時から短時間の間に所定の加熱量を出力することが
でき、迅速な加熱が可能である。従って、本誘導加熱装
置(1)によれば、比較的高速で流れる流体も十分に加熱
することができる。
【0032】<実施形態2>図3に示すように、実施形
態2に係る誘導加熱装置(2)は、実施形態1において、
コーティング層(11)を内管(10)の内面に設けるようにし
たものである。
【0033】本誘導加熱装置(2)は、非磁性材料からな
る内管(10)と、内管(10)の内面にコーティングされた強
磁性材料からなるコーティング層(11)と、内管(10)を介
してコーティング層(11)を覆い且つ内管(10)との間に真
空室(51)を形成するように内管(10)の外側に設けられた
非磁性材料からなる外管(50)と、外管(50)の外側に設け
られた誘導コイル(12)と、高周波電源(13)とを備えてい
る。
【0034】本実施形態では、コーティング層(11)は内
管(10)の内部を流れる流体に接触し、流体はコーティン
グ層(11)によって直接加熱されるので、更に高効率の加
熱が行われる。また、内管(10)の熱伝導特性は特に問題
にならないので、内管(10)を熱伝導率の低い材料で形成
することも可能となる。従って、内管(10)は銅やアルミ
ニウム等の熱伝導率の高い材料で形成されていてもよい
し、ステンレス等の熱伝導率の低い材料で形成されてい
てもよい。
【0035】本誘導加熱装置(2)においても、運転時に
は高周波電源(13)から誘導コイル(12)に高周波電流が供
給され、高周波磁界が発生する。そして、この高周波磁
界によりコーティング層(11)に誘導電流が流れ、コーテ
ィング層(11)は発熱する。内管(10)内を流れる流体は、
高温になったコーティング層(11)と接触し、このコーテ
ィング層(11)によって直接的に加熱される。
【0036】従って、本実施形態では、実施形態1と同
様の効果を得ることができるだけでなく、コーティング
層(11)の熱が管内の流体に直接伝達されるので、更に迅
速かつ高効率な加熱が実現される。
【0037】<実施形態3>図4に示すように、実施形
態3に係る誘導加熱装置(3)は、容器(15)に収容した加
熱対象物を誘導加熱を利用して加熱するものである。
【0038】本誘導加熱装置(3)は、加熱対象物として
の水を収容する非磁性材料からなる容器(15)を備えてい
る。この容器(15)は、いわゆる真空二重構造に形成され
ており、非磁性材料からなる内壁(15A)と外壁(15B)との
間に、真空室(51)が区画形成されている。容器(15)の内
壁(15A)の内面には、強磁性材料からなるコーティング
層(11)が設けられている。そして、容器(15)の外側に
は、誘導コイル(12)と、図示しない高周波電源とが設け
られている。
【0039】本誘導加熱装置(3)においても、運転時に
は上記高周波電源から誘導コイル(12)に高周波電流が供
給され、高周波磁界が発生する。そして、この高周波磁
界によりコーティング層(11)に誘導電流が流れ、コーテ
ィング層(11)は発熱する。その結果、容器(15)内の水は
コーティング層(11)によって加熱される。
【0040】従って、本実施形態においても、実施形態
2と同様の効果を得ることができる。
【0041】容器(15)における熱の溜まりやすい部分で
はコーティング層(11)の厚みを薄くし、逆に、熱の溜ま
りにくい部分ではコーティング層(11)の厚みを厚くする
ようにしてもよい。例えば、容器(15)の中央部ではコー
ティング層(11)の厚みを薄くし、容器(15)の端部ではコ
ーティング層(11)の厚みを厚くしてもよい。このように
コーティング層(11)の厚みに変化を持たせることとすれ
ば、容器(15)の全体を均一に加熱することができ、特に
好適である。
【0042】なお、容器(15)に収容する加熱対象物は、
水に限らず他の液体であってもよく、液体に限らず、固
体または気体であってもよい。
【0043】<実施形態4>図5に示すように、実施形
態4に係る誘導加熱装置(4)は、プレート(17)に載置し
た加熱対象物を誘導加熱を利用して加熱するものであ
る。
【0044】本誘導加熱装置(4)は、上板(17A)と下板(1
7B)との間に真空室(51)が区画形成された真空二重構造
のプレート(17)を備えている。このプレート(17)は非磁
性材料によって形成されており、上板(17A)の上面には
強磁性材料からなるコーティング層(11)が設けられてい
る。そして、プレート(17)の下側には、誘導コイル(12)
と、図示しない高周波電源とが設けられている。
【0045】本誘導加熱装置(4)においても、運転時に
は上記高周波電源から誘導コイル(12)に高周波電流が供
給され、高周波磁界が発生する。そして、この高周波磁
界によってコーティング層(11)に誘導電流が流れ、コー
ティング層(11)は発熱する。その結果、プレート(17)上
の加熱対象物は、当該コーティング層(11)によって加熱
される。
【0046】従って、本実施形態によれば、誘導加熱の
効率が高く、また、プレート(17)から外部への熱漏洩が
少ないので、加熱効率及び保温性は著しく向上する。
【0047】また、本実施形態においても、熱の溜まり
やすい部分のコーティング層(11)の厚みを薄くし、熱の
溜まりにくい部分のコーティング層(11)の厚みを厚くし
てもよい。このようにコーティング層(11)の厚みを調節
することにより、加熱対象物を均一に加熱することが容
易になる。
【0048】なお、本実施形態のプレート(17)は、例え
ば調理用のホットプレートとして利用することができ
る。
【0049】
【実施例】次に、上記各実施形態の誘導加熱装置(1,2,
3)を応用した実施例について説明する。
【0050】<実施例1>図6に示すように、本実施例
は、実施形態1の誘導加熱装置(1)を冷媒の加熱装置と
して使用するものである。冷媒回路(20)は、圧縮機(2
1)、四路切換弁(22)、室外熱交換器(23)、膨張弁(24)、
及び室内熱交換器(25)が接続されてなる閉回路であり、
暖房運転及び冷房運転が可能なように、四路切換弁(22)
を切り替えることによって冷媒の循環方向が切り替わる
ように構成されている。誘導加熱装置(1)は、室外熱交
換器(23)と膨張弁(24)との間に設けられている。
【0051】本冷媒回路(20)は、暖房運転の冷媒循環を
維持したまま室外熱交換器(23)のデフロストを行ういわ
ゆる正サイクルデフロスト運転を実行する冷媒回路であ
って、誘導加熱装置(1)は、デフロスト運転の際の冷媒
の加熱手段として利用されている。すなわち、本誘導加
熱装置(1)は、冷媒回路(20)のデフロスト運転の際に、
膨張弁(24)から室外熱交換器(23)に向かって流れる冷媒
を加熱する。
【0052】デフロスト運転の際には、圧縮機(21)から
吐出された冷媒は、室内熱交換器(25)で凝縮して室内の
暖房を行い、膨張弁(24)で膨張した後、誘導加熱装置
(1)によって加熱されてホットガスとなり、室外熱交換
器(23)に供給される。そして、このホットガスは室外熱
交換器(23)に生じた霜を融解した後、圧縮機(21)に吸入
される。
【0053】このように、冷媒回路(20)に高効率の誘導
加熱装置(1)を設けることにより、高効率のデフロスト
運転が可能となり、冷凍装置の省エネルギー化を促進す
ることができる。また、外部への熱の漏洩が少ないの
で、冷媒回路(20)の他の部分を加熱してしまうことがな
く、冷凍装置の信頼性が向上する。
【0054】なお、実施形態1の誘導加熱装置(1)を実
施形態2の誘導加熱装置(2)に置き換えてもよいことは
勿論である。
【0055】上記実施例は誘導加熱装置(1)をデフロス
ト用の加熱手段として利用した形態であったが、実施形
態1または2の誘導加熱装置(1または2)を、インジェク
ション回路を備えた冷媒回路の暖房補助ヒーターとして
利用してもよい。つまり、図7に示すように、ガスイン
ジェクション回路(27)を備えた冷媒回路(20a)におい
て、高圧膨張弁(24a)と気液分離器(26)との間に、実施
形態1または2の誘導加熱装置(1または2)を設けるよう
にしてもよい。なお、図7において、(24b)は低圧膨張
弁である。
【0056】<実施例2>図8に示すように、実施形態
1または2の誘導加熱装置(1または2)を、水道管(31)、
貯湯タンク(30)、蛇口の先端(32)等に取り付けるように
してもよい。本実施例によれば、加熱効率が向上するの
で省エネルギー化が促進されるとともに、水を急速に加
熱することができるので、所望の温度の温水を瞬時に得
ることが可能となる。
【0057】<実施例3>図9に示すように、実施形態
1または2の誘導加熱装置(1または2)を、温水便器(33)
の温水供給管(34)に設けるようにしてもよい。本実施例
によれば、加熱効率が向上するので省エネルギー化が促
進されるとともに、水の急速加熱が可能であるので、所
望の温度の温水を瞬時に得ることができる。そのため、
温水を貯留しておくための貯湯タンクを省略することが
可能となる。従って、温水便器の構成を簡易化すること
ができる。また、貯湯タンクを省略することにより、供
給する温水をより衛生的にすることができる。
【0058】<実施例4>図10に示すように、実施形
態1または2の誘導加熱装置(1または2)を、食器洗浄機
(35)の温水供給管(36)に設けるようにしてもよい。本実
施例によれば、食器洗浄機(35)の省エネルギー化を促進
することができるとともに、食器洗浄機(35)の運転開始
直後から、高温の温水を供給することが可能となる。
【0059】<実施例5>寒冷地等では、水道管の凍結
防止のために、水道管として真空二重管構造の不凍パイ
プがよく用いられている。しかし、このような真空二重
管は、管内でいったん凍結が起こると、そのままでは凍
結した氷を除去することができず、管内の閉塞を防止す
ることができないものであった。そこで、図11に示す
ように、実施形態1または2の誘導加熱装置(1または2)
を、不凍パイプ(60)に適用してもよい。本実施例によれ
ば、パイプ(60)内における凍結を未然に防止することが
できることは勿論、たとえパイプ(60)内で凍結が発生し
たとしても、パイプ(60)内の氷を誘導加熱により融解さ
せることができるので、パイプ(60)の閉塞を事後的に防
止することもできる。
【0060】また、保温性に優れているので、わずかな
加熱量により、長時間にわたってパイプ(60)を不凍温度
(0℃よりも高温)に維持することができる。
【0061】なお、誘導加熱装置(1または2)の加熱量を
適宜調節することとすれば、パイプ(60)から取り出す水
の温度を変更することができ、所望の温度の水を容易に
得ることが可能となる。
【0062】<実施例6>図12に示すように、実施例
6は、実施形態3の誘導加熱装置(3)を炊飯器(61)に利
用したものである。すなわち、真空二重構造の容器(15)
を炊飯器(61)の釜としたものである。本実施例によれ
ば、高効率の炊飯が可能となるので、炊飯器(61)の省エ
ネルギー化を促進することができる。
【0063】<実施例7>図13に示すように、実施形
態1または2の誘導加熱装置(1または2)を、ポット(62)
の温水供給管(63)に設けるようにしてもよい。また、実
施形態3の誘導加熱装置(3)の容器(15)を温水タンク(15
a)とし、誘導加熱を利用して温水タンク(15a)の水の加
熱及び保温を行うようにしてもよい。
【0064】本実施例によれば、水をいったん温水タン
ク(15a)で加熱し、さらに温水供給管(63)を流通する際
に誘導加熱装置(1または2)によって再加熱することがで
きるので、温水タンク(15a)の温水の温度を比較的低く
抑えることができる。従って、温水タンク(15a)には温
度の低い温水を貯めておけば足りるので、温水タンク(1
5a)の内外の温度差が小さくなり、外部への放熱ロスは
少なくなる。そのため、本実施例によれば、加熱効率の
向上に加え、保温効果が向上するので、一層の省エネル
ギー化を達成することができる。
【0065】また、誘導加熱装置(1または2)は加熱量の
調節が容易であるので、温水タンク(15a)の温水の温度
を比較的低く設定しておき、温水タンク(15a)から温水
を取り出す際に誘導加熱装置(1または2)の加熱量を適宜
調節することとすれば、ポット(62)から供給される温水
の温度を自由に変更することができる。そのため、本実
施例によれば、使用目的に応じた温度の温水を自由に取
り出すことができるので、利便性が向上する。
【0066】<実施例8>図14に示すように、実施例
8は、実施形態3を応用し、外部からの加熱が可能な水
筒(64)を実現したものである。本実施例に係る水筒(64)
は、非磁性材料からなる内壁(15A)と外壁(15B)との間に
真空室(51)が区画形成され、内壁(15A)の内面に強磁性
体のコーティング層(11)が設けられた真空二重構造に形
成されている。そして、水筒(64)の周りには、誘導コイ
ル(12)によって形成された加熱台(65)が設けられてい
る。加熱台(65)は、水筒(64)が加熱台(65)に対して挿抜
自在なように、水筒(64)よりも一回り大きく形成されて
いる。
【0067】水筒(64)が加熱台(65)に収容されている状
態で誘導コイル(12)に高周波電流を供給すると、水筒(6
4)の内面にコーティングされたコーティング層(11)が発
熱し、水筒(64)内の水は加熱される。従って、本実施例
によれば、水筒(64)を適宜加熱することができるので、
水筒(64)の水を常に一定の温度に保つことができる。ま
た、水筒(64)を加熱台(65)に挿入するだけで、水筒(64)
を容易に加熱状態におくことができる。また、水筒(64)
を加熱台(65)から引き抜くだけで、水筒(64)を容易に取
り出すことができる。従って、電熱ヒーターを内蔵した
ような水筒に比べて、電線等の接続器具が不要であるの
で、利便性が著しく高い。また、水筒(64)の内壁(15A)
のみが高温となり、外壁(15B)は加熱されないので、取
り扱いが容易である。
【0068】<実施例9>図15に示すように、実施形
態1または2の誘導加熱装置(1または2)を、コーヒーメ
ーカー(66)の温水供給管(67)に設けるようにしてもよ
い。また、実施形態3の誘導加熱装置(3)を、コーヒー
メーカー(66)のポット(15b)に応用してもよい。つま
り、ポット(15b)を非磁性材料によって形成し、その内
面に強磁性材料からなるコーティング層を設けてもよ
い。誘導コイル(12)は、実施形態3のように、容器とし
てのポット(15b)の底部及び側部を覆うように配置して
もよく、また、図15に示すようにポット(15b)の底部
のみを覆うように配置してもよい。
【0069】このように、本実施例によれば、コーヒー
メーカー(66)の省エネルギー化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る誘導加熱装置の構成図であ
る。
【図2】ヒーター式加熱装置と誘導加熱装置との性能比
較図である。
【図3】実施形態2に係る誘導加熱装置の構成図であ
る。
【図4】実施形態3に係る誘導加熱装置の構成図であ
る。
【図5】実施形態4に係る誘導加熱装置の構成図であ
る。
【図6】実施例1に係る冷媒回路図である。
【図7】インジェクション回路を備えた冷媒回路の回路
図である。
【図8】実施例2に係る給湯器の構成図である。
【図9】実施例3に係る温水便器の構成図である。
【図10】実施例4に係る食器洗浄機の構成図である。
【図11】実施例5に係る不凍パイプの構成図である。
【図12】実施例6に係る炊飯器の構成図である。
【図13】実施例7に係るポットの構成図である。
【図14】実施例8に係る水筒の構成図である。
【図15】実施例9に係るコーヒーメーカーの構成図で
ある。
【符号の説明】
(10) 内管 (11) コーティング層 (12) 誘導コイル (13) 高周波電源 (15) 容器 (15A) 内壁 (15B) 外壁 (17) プレート (17A) 上板 (17B) 下板 (50) 外管 (51) 真空室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K059 AA08 AB23 AB27 AB28 AC54 AC74 AD03 AD05 AD28 AD32 AD35 AD37 CD44 CD52 CD54 CD63 CD74 CD77

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非磁性材料からなり且つ管内に加熱対象
    流体を流通させる内管(10)と、 該内管(10)の外面にコーティングされた磁性材料からな
    るコーティング層(11)と、 該コーティング層(11)を覆い且つ該内管(10)との間に真
    空室(51)を区画形成するように、該内管(10)の外側に設
    けられた非磁性材料からなる外管(50)と、 該コーティング層(11)を誘導加熱するための誘導コイル
    (12)とを備えている誘導加熱装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の誘導加熱装置におい
    て、 内管(10)は、アルミニウムによって形成されている誘導
    加熱装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の誘導加熱装置におい
    て、 内管(10)は、銅によって形成されている誘導加熱装置。
  4. 【請求項4】 非磁性材料からなり且つ管内に加熱対象
    流体を流通させる内管(10)と、 該内管(10)の内面にコーティングされた磁性材料からな
    るコーティング層(11)と、 該内管(10)を介して該コーティング層(11)を覆い且つ該
    内管(10)との間に真空室(51)を区画形成するように、該
    内管(10)の外側に設けられた非磁性材料からなる外管(5
    0)と、 該コーティング層(11)を誘導加熱するための誘導コイル
    (12)とを備えている誘導加熱装置。
  5. 【請求項5】 非磁性材料からなるとともに内壁(15A)
    と外壁(15B)との間に真空室(51)が区画形成され、内部
    に加熱対象物を収容する2重構造容器(15)と、 該容器(15)の内壁(15A)の内面にコーティングされた磁
    性材料からなるコーティング層(11)と、 該コーティング層(11)を誘導加熱するための誘導コイル
    (12)とを備えている誘導加熱装置。
  6. 【請求項6】 非磁性材料からなるとともに上板(17A)
    と下板(17B)との間に真空室(51)が区画形成され、該上
    板(17A)に加熱対象物が載置される二重構造プレート(1
    7)と、 該プレート(17)の上板(17A)の上面にコーティングされ
    た磁性材料からなるコーティング層(11)と、 該コーティング層(11)を誘導加熱するための誘導コイル
    (12)とを備えている誘導加熱装置。
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