JP2001171831A - 垂直循環コンベヤ及びその利用設備 - Google Patents
垂直循環コンベヤ及びその利用設備Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価小型で物品を効率的に垂直輸送でき、処
理能力の高い垂直循環コンベア、及びこれと格納庫との
物流を狭いスペースで高速処理できる垂直搬送設備を提
供する。 【解決手段】 略同一寸法・構造の３台の垂直循環コン
ベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3 を設け、同垂直循環コンベアを嵩上
げして高低差を出し、物品を各段の格納棚Ｅ1 〜Ｅ6の
搬出口ＥX1〜ＥX6の高さのまま水平な中間搬送コンベア
Ｆ1〜Ｆ6 で垂直循環コンベアＢ1〜Ｂ3へ送り込み、各
垂直循環コンベアで下方へ降して取り出しコンベアＤ11
〜Ｄ32で取り出し、各垂直循環コンベアの荷受部２０は
左右２つの荷座席２０Ｒ，２０Ｌがあり、荷座席２０
Ｒ，２０Ｌを左右一対の前後２組の無端チェーン２４に
よって水平に維持しながら垂直循環送りさせている。又
荷受部２０，乗り込みコンベアＣ11〜Ｃ32，取り出しコ
ンベアＤ11〜Ｄ32ともにその荷受部材，支持部材は櫛歯
状となっていて、荷受部２０は乗り込みコンベアＣ11〜
Ｃ32，取り出しコンベアＤ11〜Ｄ32を通過して物品の授
受ができるようになっている。
理能力の高い垂直循環コンベア、及びこれと格納庫との
物流を狭いスペースで高速処理できる垂直搬送設備を提
供する。 【解決手段】 略同一寸法・構造の３台の垂直循環コン
ベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3 を設け、同垂直循環コンベアを嵩上
げして高低差を出し、物品を各段の格納棚Ｅ1 〜Ｅ6の
搬出口ＥX1〜ＥX6の高さのまま水平な中間搬送コンベア
Ｆ1〜Ｆ6 で垂直循環コンベアＢ1〜Ｂ3へ送り込み、各
垂直循環コンベアで下方へ降して取り出しコンベアＤ11
〜Ｄ32で取り出し、各垂直循環コンベアの荷受部２０は
左右２つの荷座席２０Ｒ，２０Ｌがあり、荷座席２０
Ｒ，２０Ｌを左右一対の前後２組の無端チェーン２４に
よって水平に維持しながら垂直循環送りさせている。又
荷受部２０，乗り込みコンベアＣ11〜Ｃ32，取り出しコ
ンベアＤ11〜Ｄ32ともにその荷受部材，支持部材は櫛歯
状となっていて、荷受部２０は乗り込みコンベアＣ11〜
Ｃ32，取り出しコンベアＤ11〜Ｄ32を通過して物品の授
受ができるようになっている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を垂直に上昇
させ、又下降させて所定の高さから取り出す物流用垂直
循環コンベア、及び流動棚・水平回転棚等の格納庫から
高さを異にして搬出されている物品を集約して所定の高
さで配送する物品の垂直搬送設備に関する。
させ、又下降させて所定の高さから取り出す物流用垂直
循環コンベア、及び流動棚・水平回転棚等の格納庫から
高さを異にして搬出されている物品を集約して所定の高
さで配送する物品の垂直搬送設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、物品の搬送高さを変える物流装置
として、垂直循環コンベアが広く使用されている。この
垂直循環コンベアの構造は、物品を水平に載置する荷受
部を無端チェーン索体に一定ピッチで複数取付け、無端
チェーン索体を駆動して荷受部を垂直方向に循環して送
り、荷受部の循環搬送路途中に物品を荷受部へ移載する
ための乗り込みコンベア、及び荷受部上の物品を外部へ
取り出す為の取り出しコンベアを所定の高さに設けてい
る。従来のこの垂直循環コンベアの一つの荷受台は１個
の物品を垂直に送るものである。そのため、物品を送る
流動棚、水平回転棚等の格納庫からの搬送ラインが複数
あれば、そのラインの数だけの垂直循環コンベアを設置
しなくてはならず、設備費が嵩むとともに設置空間を広
く必要とし、設備費及び運転費も嵩むという問題点があ
った。又複数のラインの荷を一台の従来の垂直循環コン
ベアで高さを異にして配送するようにするには、ライン
の荷を合流して一つの乗り込みコンベアに送り込むか、
又は一つの荷受台の垂直循環路に複数段の乗り込みコン
ベアを設けて高さを変えて複数段で乗り込ませるように
していた。前者の合流させる方法は、合流するラインが
上下に変わり、ライン（中間コンベア）の為のスペース
を広く要し、又合流の制御が複雑となり、一本の垂直循
環路であることも加えて搬送速度が低く、又取り出し後
に物品の仕分け・分流を必要とすることが多い。後者の
ものは、前者同様、一本の垂直循環路を用いるので搬送
速度が低く、又取り出し後に仕分け・分流を必要とする
ことが多い。
として、垂直循環コンベアが広く使用されている。この
垂直循環コンベアの構造は、物品を水平に載置する荷受
部を無端チェーン索体に一定ピッチで複数取付け、無端
チェーン索体を駆動して荷受部を垂直方向に循環して送
り、荷受部の循環搬送路途中に物品を荷受部へ移載する
ための乗り込みコンベア、及び荷受部上の物品を外部へ
取り出す為の取り出しコンベアを所定の高さに設けてい
る。従来のこの垂直循環コンベアの一つの荷受台は１個
の物品を垂直に送るものである。そのため、物品を送る
流動棚、水平回転棚等の格納庫からの搬送ラインが複数
あれば、そのラインの数だけの垂直循環コンベアを設置
しなくてはならず、設備費が嵩むとともに設置空間を広
く必要とし、設備費及び運転費も嵩むという問題点があ
った。又複数のラインの荷を一台の従来の垂直循環コン
ベアで高さを異にして配送するようにするには、ライン
の荷を合流して一つの乗り込みコンベアに送り込むか、
又は一つの荷受台の垂直循環路に複数段の乗り込みコン
ベアを設けて高さを変えて複数段で乗り込ませるように
していた。前者の合流させる方法は、合流するラインが
上下に変わり、ライン（中間コンベア）の為のスペース
を広く要し、又合流の制御が複雑となり、一本の垂直循
環路であることも加えて搬送速度が低く、又取り出し後
に物品の仕分け・分流を必要とすることが多い。後者の
ものは、前者同様、一本の垂直循環路を用いるので搬送
速度が低く、又取り出し後に仕分け・分流を必要とする
ことが多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、安価で小
型の垂直循環コンベアで複数の棚からの物品を効率的に
処理でき、搬送速度が高くできる垂直循環コンベアを提
供することにある。又、物品を搬出する棚と垂直循環コ
ンベアとを接続するライン（中間コンベア）を傾けた
り、螺旋状にして上下させることを少なくでき、又合流
して乗り込ませることもなく、狭いスペースで中間コン
ベアを設置でき、しかも高速処理できる物品の垂直搬送
設備を提供することにある。
する課題は、従来のこれらの問題点を解消し、安価で小
型の垂直循環コンベアで複数の棚からの物品を効率的に
処理でき、搬送速度が高くできる垂直循環コンベアを提
供することにある。又、物品を搬出する棚と垂直循環コ
ンベアとを接続するライン（中間コンベア）を傾けた
り、螺旋状にして上下させることを少なくでき、又合流
して乗り込ませることもなく、狭いスペースで中間コン
ベアを設置でき、しかも高速処理できる物品の垂直搬送
設備を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 １） 複数の荷受部を垂直方向に循環して送り、同荷受
部に物品を乗り込ませる乗り込みコンベアと荷受台に載
置された物品を取り出す取り出しコンベアとを荷受部の
垂直循環路途中に備えた１台の垂直循環コンベアにおい
て、各荷受部は２個の物品を左右に並んで載置できる２
つの荷座席を有する構造とし、左右の荷座席それぞれに
対して乗り込みコンベア及び取出しコンベアを設けると
ともに、その左右の乗り込みコンベアの乗り込み位置を
異なる高さ位置に配置し、一つの荷受台の左右の荷座席
に対し物品を異なる高さの位置から乗り込ませて途中か
ら並んで垂直搬送することを特徴とする垂直循環コンベ
ア ２） 複数の荷受部を垂直方向に循環して送り、同荷受
部に物品を乗り込ませる乗り込みコンベアと荷受台に載
置された物品を取り出す取り出しコンベアとを荷受部の
垂直循環路途中に備えた１台の垂直循環コンベアにおい
て、各荷受部は３個以上の物品を横に並んで載置できる
３つ以上の荷座席を有する構造とし、横に並んだ荷座席
それぞれに対して乗り込みコンベア及び取り出しコンベ
アを設けるとともに、横に隣り合う荷座席の乗り込みコ
ンベアの乗り込み位置を異なる高さ位置に配置し、一つ
の荷受台の隣り合う荷受席に対し物品を異なる高さの位
置から乗り込ませて途中から並んで垂直搬送することを
特徴とする垂直循環コンベア ３） 荷受部の送りが連続送りであり、乗り込みコンベ
ア及び取り出しコンベアの荷支持部は櫛歯状に配置され
た細コンベアで形成され、又荷受部の荷載置部材も櫛歯
状に形成され、荷受部の櫛歯状の荷載置部材が乗り込み
コンベア及び取り出しコンベアの櫛歯状に配置された細
長の複数の細コンベアの間隙を通過できるように乗り込
みコンベア及び取り出しコンベアを配置した前記１）又
は２）記載の垂直循環コンベア ４） 荷受部の同一荷座席に対し複数の乗り込みコンベ
アを異なった高さ位置に設け、しかも最下位の乗り込み
コンベアより上位に設けられた乗り込みコンベアを荷受
台の循環搬送路に対し進退自在に装置し、荷受台に載置
された荷が上位の乗り込みコンベアと接触しないように
上位の乗り込みコンベアを進退した前記１）〜３）何れ
か記載の垂直循環コンベア ５） 異なった高さの搬出口から物品を搬出する複数の
格納棚と、前記１）〜４）何れか記載の垂直循環コンベ
アと、格納棚の搬出口を垂直循環コンベアの乗り込みコ
ンベアとを結ぶ物品中間搬送コンベアとからなり、垂直
循環コンベアの一つの荷受部が有する荷座席の数に、複
数の前記格納棚を搬出口の高さによってグループ化した
垂直搬送設備 ６） 異なった高さの搬出口から物品を搬出する複数の
格納棚と、前記１）〜４）何れか記載の複数の垂直循環
コンベアと、格納棚の搬出口と垂直循環コンベアの乗り
込みコンベアとを結ぶ物品の中間搬送コンベアとからな
り、格納棚をその搬出口の高さによって複数のグループ
にグループ化し、グループ毎に一つの垂直循環コンベア
を割り当て、垂直循環コンベアの所定の高さ位置から物
品を取り出すようにした物品の垂直搬送設備 ７） 異なった高さの搬出口から物品を搬出する複数の
格納棚と、前記１）〜４）何れか記載の複数の垂直循環
コンベアと、格納棚の搬出口と垂直循環コンベアの乗り
込みコンベアとを結ぶ物品の中間搬送コンベアとからな
り、中間搬送コンベアがその搬出口の上下関係を維持し
て垂直循環コンベアへ物品を移送する物品の垂直搬送設
備 ８） 搬出口からその高さを維持して略水平に延びた中
間搬送コンベアによって物品を垂直循環コンベアに乗り
込ませた物品の垂直搬送設備 ９） 垂直循環コンベアが略同一構造物品で、垂直循環
コンベア全体を嵩上げして高低差をつくり、格納棚の搬
送口の異なる高さに対応できるようにした前記６），
７），８）何れか記載の垂直搬送設備にある。
発明の構成は、 １） 複数の荷受部を垂直方向に循環して送り、同荷受
部に物品を乗り込ませる乗り込みコンベアと荷受台に載
置された物品を取り出す取り出しコンベアとを荷受部の
垂直循環路途中に備えた１台の垂直循環コンベアにおい
て、各荷受部は２個の物品を左右に並んで載置できる２
つの荷座席を有する構造とし、左右の荷座席それぞれに
対して乗り込みコンベア及び取出しコンベアを設けると
ともに、その左右の乗り込みコンベアの乗り込み位置を
異なる高さ位置に配置し、一つの荷受台の左右の荷座席
に対し物品を異なる高さの位置から乗り込ませて途中か
ら並んで垂直搬送することを特徴とする垂直循環コンベ
ア ２） 複数の荷受部を垂直方向に循環して送り、同荷受
部に物品を乗り込ませる乗り込みコンベアと荷受台に載
置された物品を取り出す取り出しコンベアとを荷受部の
垂直循環路途中に備えた１台の垂直循環コンベアにおい
て、各荷受部は３個以上の物品を横に並んで載置できる
３つ以上の荷座席を有する構造とし、横に並んだ荷座席
それぞれに対して乗り込みコンベア及び取り出しコンベ
アを設けるとともに、横に隣り合う荷座席の乗り込みコ
ンベアの乗り込み位置を異なる高さ位置に配置し、一つ
の荷受台の隣り合う荷受席に対し物品を異なる高さの位
置から乗り込ませて途中から並んで垂直搬送することを
特徴とする垂直循環コンベア ３） 荷受部の送りが連続送りであり、乗り込みコンベ
ア及び取り出しコンベアの荷支持部は櫛歯状に配置され
た細コンベアで形成され、又荷受部の荷載置部材も櫛歯
状に形成され、荷受部の櫛歯状の荷載置部材が乗り込み
コンベア及び取り出しコンベアの櫛歯状に配置された細
長の複数の細コンベアの間隙を通過できるように乗り込
みコンベア及び取り出しコンベアを配置した前記１）又
は２）記載の垂直循環コンベア ４） 荷受部の同一荷座席に対し複数の乗り込みコンベ
アを異なった高さ位置に設け、しかも最下位の乗り込み
コンベアより上位に設けられた乗り込みコンベアを荷受
台の循環搬送路に対し進退自在に装置し、荷受台に載置
された荷が上位の乗り込みコンベアと接触しないように
上位の乗り込みコンベアを進退した前記１）〜３）何れ
か記載の垂直循環コンベア ５） 異なった高さの搬出口から物品を搬出する複数の
格納棚と、前記１）〜４）何れか記載の垂直循環コンベ
アと、格納棚の搬出口を垂直循環コンベアの乗り込みコ
ンベアとを結ぶ物品中間搬送コンベアとからなり、垂直
循環コンベアの一つの荷受部が有する荷座席の数に、複
数の前記格納棚を搬出口の高さによってグループ化した
垂直搬送設備 ６） 異なった高さの搬出口から物品を搬出する複数の
格納棚と、前記１）〜４）何れか記載の複数の垂直循環
コンベアと、格納棚の搬出口と垂直循環コンベアの乗り
込みコンベアとを結ぶ物品の中間搬送コンベアとからな
り、格納棚をその搬出口の高さによって複数のグループ
にグループ化し、グループ毎に一つの垂直循環コンベア
を割り当て、垂直循環コンベアの所定の高さ位置から物
品を取り出すようにした物品の垂直搬送設備 ７） 異なった高さの搬出口から物品を搬出する複数の
格納棚と、前記１）〜４）何れか記載の複数の垂直循環
コンベアと、格納棚の搬出口と垂直循環コンベアの乗り
込みコンベアとを結ぶ物品の中間搬送コンベアとからな
り、中間搬送コンベアがその搬出口の上下関係を維持し
て垂直循環コンベアへ物品を移送する物品の垂直搬送設
備 ８） 搬出口からその高さを維持して略水平に延びた中
間搬送コンベアによって物品を垂直循環コンベアに乗り
込ませた物品の垂直搬送設備 ９） 垂直循環コンベアが略同一構造物品で、垂直循環
コンベア全体を嵩上げして高低差をつくり、格納棚の搬
送口の異なる高さに対応できるようにした前記６），
７），８）何れか記載の垂直搬送設備にある。
【０００５】
【作用】本発明の垂直循環コンベアでは、一台の荷受台
に複数の荷座席を有し、複数の物品を載置できるように
し、各荷座席毎に乗り込みコンベアと取り出しコンベア
を設けたことによって、１つの荷受台の駆動装置と荷受
台循環送り構造でありながら、従来の垂直循環コンベア
の２基分以上の搬送力を有し、１基当りの垂直搬送能力
が従来の複数倍近くにでき、しかも隣り合う荷座席の物
品の乗り込みコンベアは高さを異にしているので乗り込
みコンベアが互いに接触することなく配置でき、設置ス
ペースの確保が容易となる。又同じ高さにないので乗り
込みコンベアまでの中間搬送コンベアが容易に立体的に
配置できる。特に、格納棚の搬出口の高さの上下関係を
維持して、又は略水平にそのまま垂直コンベアに送れる
ようにすれば、中間搬送コンベアを上下傾斜させること
を少なく短い距離で垂直循環コンベアへ物品を移送でき
るので、搬送処理能力を高めることができる。又、格納
棚を上下の段の高さで複数のグループに分け、同グルー
プ毎に本発明の垂直循環コンベアを設けることで、本発
明の垂直循環コンベア自体の搬送処理能力の高さに加
え、グループ化することで並列処理できて処理能力を更
に大巾に向上できる。特に、複数の垂直循環コンベアが
略同一寸法構造のものを使用し、これを嵩上げして高低
差をつけて使用すれば、設備コストを安価に且つ構造・
制御を簡素化できる。
に複数の荷座席を有し、複数の物品を載置できるように
し、各荷座席毎に乗り込みコンベアと取り出しコンベア
を設けたことによって、１つの荷受台の駆動装置と荷受
台循環送り構造でありながら、従来の垂直循環コンベア
の２基分以上の搬送力を有し、１基当りの垂直搬送能力
が従来の複数倍近くにでき、しかも隣り合う荷座席の物
品の乗り込みコンベアは高さを異にしているので乗り込
みコンベアが互いに接触することなく配置でき、設置ス
ペースの確保が容易となる。又同じ高さにないので乗り
込みコンベアまでの中間搬送コンベアが容易に立体的に
配置できる。特に、格納棚の搬出口の高さの上下関係を
維持して、又は略水平にそのまま垂直コンベアに送れる
ようにすれば、中間搬送コンベアを上下傾斜させること
を少なく短い距離で垂直循環コンベアへ物品を移送でき
るので、搬送処理能力を高めることができる。又、格納
棚を上下の段の高さで複数のグループに分け、同グルー
プ毎に本発明の垂直循環コンベアを設けることで、本発
明の垂直循環コンベア自体の搬送処理能力の高さに加
え、グループ化することで並列処理できて処理能力を更
に大巾に向上できる。特に、複数の垂直循環コンベアが
略同一寸法構造のものを使用し、これを嵩上げして高低
差をつけて使用すれば、設備コストを安価に且つ構造・
制御を簡素化できる。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の複数の荷座席を有する荷
受部は、左右に無端チェーン等の無端ドライブ装置間に
横長の荷受部を懸装し、荷受部に物品が２個以上載置で
きる荷座席のスペースを確保するようにするのが構造強
度上好ましい。荷受部は上端，下端でリターンして垂直
方向に循環送りされるため、荷受部は前後で水平に支持
するガイドを設け、ガイドによってリターン部も水平を
維持するようにする。又荷受部が停止させることなく連
続して垂直循環させながら物品の乗り込み，取り込みを
行うには、荷受部及び乗り込みコンベア及び取り出しコ
ンベアを櫛歯状として、荷受部の櫛歯状の荷載置部材が
乗り込みコンベアと取り出しコンベアの荷支持部材を通
過し、荷を受け渡しできるようにするのがよい。又、荷
受部の一つの荷座席に対し二つ以上の乗り込みコンベ
ア，取り出しコンベアを設ける場合は、上位（上段）の
乗り込みコンベア，下位（下段）の取り出しコンベアを
荷受部の垂直搬送路に対し進退自在に設け、物品の通路
を許容できるようにする。
受部は、左右に無端チェーン等の無端ドライブ装置間に
横長の荷受部を懸装し、荷受部に物品が２個以上載置で
きる荷座席のスペースを確保するようにするのが構造強
度上好ましい。荷受部は上端，下端でリターンして垂直
方向に循環送りされるため、荷受部は前後で水平に支持
するガイドを設け、ガイドによってリターン部も水平を
維持するようにする。又荷受部が停止させることなく連
続して垂直循環させながら物品の乗り込み，取り込みを
行うには、荷受部及び乗り込みコンベア及び取り出しコ
ンベアを櫛歯状として、荷受部の櫛歯状の荷載置部材が
乗り込みコンベアと取り出しコンベアの荷支持部材を通
過し、荷を受け渡しできるようにするのがよい。又、荷
受部の一つの荷座席に対し二つ以上の乗り込みコンベ
ア，取り出しコンベアを設ける場合は、上位（上段）の
乗り込みコンベア，下位（下段）の取り出しコンベアを
荷受部の垂直搬送路に対し進退自在に設け、物品の通路
を許容できるようにする。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例は、傾けたフリーコンベアを格納棚と
し、これを６段構成して格納庫とする。本発明の略同一
寸法・構造の３台の垂直循環コンベアを設け、同垂直循
環コンベアを嵩上げして高低差を出し、物品を各段の格
納棚の搬出口の高さのまま水平な中間搬送コンベアで垂
直循環コンベアへ送り込み、各垂直循環コンベアで下方
へ降して取り出しコンベアで取り出す垂直搬送設備の例
である。各垂直循環コンベアの荷受部は左右２つの荷座
席があり、荷座席を左右一対の前後２組の無端チェーン
によって水平に維持しながら垂直循環送りさせている。
又荷受部，乗り込みコンベア，取り出しコンベアともに
その荷受部材，支持部材は櫛歯状となっていて、荷受部
は乗り込みコンベア，取り出しコンベアを通過して物品
の授受ができるようになっている。
する。本実施例は、傾けたフリーコンベアを格納棚と
し、これを６段構成して格納庫とする。本発明の略同一
寸法・構造の３台の垂直循環コンベアを設け、同垂直循
環コンベアを嵩上げして高低差を出し、物品を各段の格
納棚の搬出口の高さのまま水平な中間搬送コンベアで垂
直循環コンベアへ送り込み、各垂直循環コンベアで下方
へ降して取り出しコンベアで取り出す垂直搬送設備の例
である。各垂直循環コンベアの荷受部は左右２つの荷座
席があり、荷座席を左右一対の前後２組の無端チェーン
によって水平に維持しながら垂直循環送りさせている。
又荷受部，乗り込みコンベア，取り出しコンベアともに
その荷受部材，支持部材は櫛歯状となっていて、荷受部
は乗り込みコンベア，取り出しコンベアを通過して物品
の授受ができるようになっている。
【０００８】図１は、実施例の物品の垂直搬送設備の平
面配置説明図である。図２は、実施例の３台の垂直循環
コンベアを示す正面図である。図３は、実施例の３台の
垂直循環コンベアの平面図である。図４は、実施例の６
段の格納棚を示す説明図である。図５は、実施例の垂直
循環コンベアを示す正面図である。図６は、実施例の垂
直循環コンベアを示す側面図である。図７は、実施例の
垂直循環コンベアを示す平面図である。図８は、実施例
の乗り込みコンベアを示す正面図である。図９は、実施
例の乗り込みコンベアを示す平面図である。図１０は、
実施例の乗り込みコンベアを示す側面図である。図１１
は、実施例の取り込みコンベアを示す側面図である。図
１２は、実施例の取り込みコンベアを示す平面図であ
る。図１３は、実施例の取り込みコンベアを示す側面図
である。図１４は、実施例の物品の流れを示す説明図で
ある。
面配置説明図である。図２は、実施例の３台の垂直循環
コンベアを示す正面図である。図３は、実施例の３台の
垂直循環コンベアの平面図である。図４は、実施例の６
段の格納棚を示す説明図である。図５は、実施例の垂直
循環コンベアを示す正面図である。図６は、実施例の垂
直循環コンベアを示す側面図である。図７は、実施例の
垂直循環コンベアを示す平面図である。図８は、実施例
の乗り込みコンベアを示す正面図である。図９は、実施
例の乗り込みコンベアを示す平面図である。図１０は、
実施例の乗り込みコンベアを示す側面図である。図１１
は、実施例の取り込みコンベアを示す側面図である。図
１２は、実施例の取り込みコンベアを示す平面図であ
る。図１３は、実施例の取り込みコンベアを示す側面図
である。図１４は、実施例の物品の流れを示す説明図で
ある。
【０００９】図中、Ａは本発明の実施例の物品の垂直搬
送設備、Ｂ1，Ｂ2，Ｂ3 は本発明の垂直循環コンベア
で、３台の垂直循環コンベアは乗り込みコンベアの設置
位置が異なるだけで、同一構造であり、２階床面に高さ
を変えて設置させている。Ｃ11，Ｃ12は垂直循環コンベ
アＢ1の乗り込みコンベア，Ｃ21，Ｃ22は垂直循環コン
ベアＢ2の乗り込みコンベア，Ｃ31，Ｃ32は垂直循環コ
ンベアＢ3の乗り込みコンベアであって、乗り込みコン
ベアＣ11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32は同一構造を
有している。Ｄ11，Ｄ12は垂直循環コンベアＢ1 の同じ
高さの取り出しコンベア、Ｄ21，Ｄ22は垂直循環コンベ
アＢ2の同じ高さの取り出しコンベア、Ｄ31,32は垂直循
環コンベアＢ3 の同じ高さの取り出しコンベア、Ｅは格
納庫、Ｅ1，Ｅ2，Ｅ3，Ｅ4，Ｅ5，Ｅ6は格納庫Ｅの傾斜
したフリーローラコンベアを用いたグラビティコンベア
を水平に多列に並べて構成された１段，２段，３段，４
段，５段，６段の格納棚、ＥS は各格納棚Ｅ1〜Ｅ6の先
端の物品切り出し装置、ＥX1，ＥX2，ＥX3，ＥX4，ＥX
5，ＥX6は格納棚の搬出口、Ｆ1，Ｆ2，Ｆ3，Ｆ4，Ｆ5，
Ｆ6は各段の格納棚Ｅ1，Ｅ2，Ｅ3，Ｅ4，Ｅ5，Ｅ6と乗
り込みコンベアＣ11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32と
それぞれ水平に維持してストレートに接続する中間搬送
コンベア、Ｈ1，Ｈ2，Ｈ3，Ｈ4，Ｈ5，Ｈ6は搬出コンベ
ア、Ｇは格納庫Ｅに格納されている物品、Ａ2は物品の
垂直搬送設備Ａの中２階床面、Ａ3 は同３階床面であ
る。又、２０〜３２は、垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ
3 の構成部分であって、２０は櫛歯状の荷受部であっ
て、左右に荷座席２０Ｒ，２０Ｌを有する。２１は同荷
受部の櫛歯状の荷載部材、２２は荷受部２０のＵ字状荷
受部フレーム、２３は垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3
の主柱、２４は荷受部フレーム２２の前端と連結して荷
受部の前部を支持して垂直循環送りする左右一対の無端
チェーン、２５は荷受部フレーム２２の後端と連結して
荷受部の後部を支持して垂直循環送りする後方の左右一
対の無端チェーン、２６は前方の無端チェーン２４を送
るスプロケット車、２７は後方の無端チェーン２５を送
るスプロケット車、２８，２９はスプロケット車２６，
２７の回転軸、３０は回転軸２８，２９を回動させるモ
ータ駆動部、３１，３２は垂直循環コンベアＢ2，Ｂ3を
高くするための嵩上げ台である。又、４０〜４７は、同
じ構造の乗り込みコンベアＣ11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ
31，Ｃ32の構成部分であって、４０は櫛歯状に７本配設
された無端チェーンを用いた細コンベア、４１は同細コ
ンベアのフレーム、４２は同細コンベアのスプロケット
車、４３は同スプロケット車を軸着させたスプロケット
軸、４４は後方のスプロケット軸４３を回動させるモー
タ、４５は同モータの動力をスプロケット軸４３に伝達
する動力伝達チェーン、４６は動力伝達チェーン４５の
スプロケット車、４７はコンベア支持枠である。又、５
０〜５７は同じ構造の取り込みコンベアＤ11，Ｄ12，Ｄ
21，Ｄ22，Ｄ31，Ｄ32の構成部分であって、５０は櫛歯
状に７本配設された無端チェーンを用いた細コンベア、
５１は同細コンベアのフレーム、５２は細コンベア５０
のスプロケット車、５３は同スプロケット車を軸着させ
たスプロケット軸、５４はスプロケット軸５３を回動さ
せるモータ、５５は同モータの動力をスプロケット軸５
３に伝達する動力伝達チェーン、５６は動力伝達チェー
ン５５のスプロケット車、５７はコンベア支持枠であ
る。
送設備、Ｂ1，Ｂ2，Ｂ3 は本発明の垂直循環コンベア
で、３台の垂直循環コンベアは乗り込みコンベアの設置
位置が異なるだけで、同一構造であり、２階床面に高さ
を変えて設置させている。Ｃ11，Ｃ12は垂直循環コンベ
アＢ1の乗り込みコンベア，Ｃ21，Ｃ22は垂直循環コン
ベアＢ2の乗り込みコンベア，Ｃ31，Ｃ32は垂直循環コ
ンベアＢ3の乗り込みコンベアであって、乗り込みコン
ベアＣ11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32は同一構造を
有している。Ｄ11，Ｄ12は垂直循環コンベアＢ1 の同じ
高さの取り出しコンベア、Ｄ21，Ｄ22は垂直循環コンベ
アＢ2の同じ高さの取り出しコンベア、Ｄ31,32は垂直循
環コンベアＢ3 の同じ高さの取り出しコンベア、Ｅは格
納庫、Ｅ1，Ｅ2，Ｅ3，Ｅ4，Ｅ5，Ｅ6は格納庫Ｅの傾斜
したフリーローラコンベアを用いたグラビティコンベア
を水平に多列に並べて構成された１段，２段，３段，４
段，５段，６段の格納棚、ＥS は各格納棚Ｅ1〜Ｅ6の先
端の物品切り出し装置、ＥX1，ＥX2，ＥX3，ＥX4，ＥX
5，ＥX6は格納棚の搬出口、Ｆ1，Ｆ2，Ｆ3，Ｆ4，Ｆ5，
Ｆ6は各段の格納棚Ｅ1，Ｅ2，Ｅ3，Ｅ4，Ｅ5，Ｅ6と乗
り込みコンベアＣ11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32と
それぞれ水平に維持してストレートに接続する中間搬送
コンベア、Ｈ1，Ｈ2，Ｈ3，Ｈ4，Ｈ5，Ｈ6は搬出コンベ
ア、Ｇは格納庫Ｅに格納されている物品、Ａ2は物品の
垂直搬送設備Ａの中２階床面、Ａ3 は同３階床面であ
る。又、２０〜３２は、垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ
3 の構成部分であって、２０は櫛歯状の荷受部であっ
て、左右に荷座席２０Ｒ，２０Ｌを有する。２１は同荷
受部の櫛歯状の荷載部材、２２は荷受部２０のＵ字状荷
受部フレーム、２３は垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3
の主柱、２４は荷受部フレーム２２の前端と連結して荷
受部の前部を支持して垂直循環送りする左右一対の無端
チェーン、２５は荷受部フレーム２２の後端と連結して
荷受部の後部を支持して垂直循環送りする後方の左右一
対の無端チェーン、２６は前方の無端チェーン２４を送
るスプロケット車、２７は後方の無端チェーン２５を送
るスプロケット車、２８，２９はスプロケット車２６，
２７の回転軸、３０は回転軸２８，２９を回動させるモ
ータ駆動部、３１，３２は垂直循環コンベアＢ2，Ｂ3を
高くするための嵩上げ台である。又、４０〜４７は、同
じ構造の乗り込みコンベアＣ11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ
31，Ｃ32の構成部分であって、４０は櫛歯状に７本配設
された無端チェーンを用いた細コンベア、４１は同細コ
ンベアのフレーム、４２は同細コンベアのスプロケット
車、４３は同スプロケット車を軸着させたスプロケット
軸、４４は後方のスプロケット軸４３を回動させるモー
タ、４５は同モータの動力をスプロケット軸４３に伝達
する動力伝達チェーン、４６は動力伝達チェーン４５の
スプロケット車、４７はコンベア支持枠である。又、５
０〜５７は同じ構造の取り込みコンベアＤ11，Ｄ12，Ｄ
21，Ｄ22，Ｄ31，Ｄ32の構成部分であって、５０は櫛歯
状に７本配設された無端チェーンを用いた細コンベア、
５１は同細コンベアのフレーム、５２は細コンベア５０
のスプロケット車、５３は同スプロケット車を軸着させ
たスプロケット軸、５４はスプロケット軸５３を回動さ
せるモータ、５５は同モータの動力をスプロケット軸５
３に伝達する動力伝達チェーン、５６は動力伝達チェー
ン５５のスプロケット車、５７はコンベア支持枠であ
る。
【００１０】実施例の垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3
の構造について更に説明する。各荷受部２０の前端を左
右の無端チェーン２４に連結し、後端を左右の無端チェ
ーン２５に連結され、荷受部２０は前後左右の４つの無
端チェーン２４，２５によって水平維持され、左右に物
品Ｇを２個並んで載置できる荷受部２０Ｒ，２０Ｌを有
する。無端チェーン２４，２５は前後方向に平行移動し
た形状で架設され、同期して動かされている。従って荷
受部２０は４つの無端チェーン２４，２５によって常に
水平を維持しながら上下方向に循環送りされる。荷受部
２０は乗り込み側では上昇し、取り込み側では下降する
ように送られる。上昇側には櫛歯状乗り込みコンベアＣ
11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32が荷受部２０の搬送
路に設置され、乗り込みコンベアＣ11〜Ｃ32の櫛歯状に
配置された７本の細コンベア４０の間の間隙を荷受部２
０の櫛歯状の荷載部材２１が通過するようにして通過
し、同時に乗り込みコンベアＣ11〜Ｃ32上に物品Ｇがあ
れば物品Ｇを荷載部材２１で支持して荷受部２０へ移載
する。同様に、取り出しコンベアＤ11，Ｄ12，Ｄ21，Ｄ
22，Ｄ31，Ｄ32も櫛歯状の細コンベア５０の間の間隙を
荷受部２０の荷載部材２１が通って荷受部２０は取り出
しコンベアＤ11，Ｄ12，Ｄ21，Ｄ22，Ｄ3 1，Ｄ32と接
触せずに通過する。通過の際に荷受部２０上の物品Ｇを
細コンベア５０に残し、細コンベア５０の送りによって
物品Ｇを外へ取り出し、搬出コンベアＦ1〜Ｆ6に送り込
むようになっている。
の構造について更に説明する。各荷受部２０の前端を左
右の無端チェーン２４に連結し、後端を左右の無端チェ
ーン２５に連結され、荷受部２０は前後左右の４つの無
端チェーン２４，２５によって水平維持され、左右に物
品Ｇを２個並んで載置できる荷受部２０Ｒ，２０Ｌを有
する。無端チェーン２４，２５は前後方向に平行移動し
た形状で架設され、同期して動かされている。従って荷
受部２０は４つの無端チェーン２４，２５によって常に
水平を維持しながら上下方向に循環送りされる。荷受部
２０は乗り込み側では上昇し、取り込み側では下降する
ように送られる。上昇側には櫛歯状乗り込みコンベアＣ
11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32が荷受部２０の搬送
路に設置され、乗り込みコンベアＣ11〜Ｃ32の櫛歯状に
配置された７本の細コンベア４０の間の間隙を荷受部２
０の櫛歯状の荷載部材２１が通過するようにして通過
し、同時に乗り込みコンベアＣ11〜Ｃ32上に物品Ｇがあ
れば物品Ｇを荷載部材２１で支持して荷受部２０へ移載
する。同様に、取り出しコンベアＤ11，Ｄ12，Ｄ21，Ｄ
22，Ｄ31，Ｄ32も櫛歯状の細コンベア５０の間の間隙を
荷受部２０の荷載部材２１が通って荷受部２０は取り出
しコンベアＤ11，Ｄ12，Ｄ21，Ｄ22，Ｄ3 1，Ｄ32と接
触せずに通過する。通過の際に荷受部２０上の物品Ｇを
細コンベア５０に残し、細コンベア５０の送りによって
物品Ｇを外へ取り出し、搬出コンベアＦ1〜Ｆ6に送り込
むようになっている。
【００１１】この実施例の動作を説明する。物品Ｇはそ
の品種に応じて格納庫Ｅの所定の段の複数列の格納棚Ｅ
1〜Ｅ6の特定の棚に割り当てられて格納されている。そ
して段の高さに応じて、（Ｅ1，Ｅ2），（Ｅ3，Ｅ4），
（Ｆ5，Ｆ6）の３つのグループに別けてグループ毎に垂
直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3が割り当てられている。
物品Ｇは不足すれば後方から補充される。格納棚Ｅ1〜
Ｅ6の傾いた下方の先端の物品切り出し装置ＥS から一
個毎物品が切り出され、その切り出しの搬出口ＥX1〜Ｅ
X6から吐出される。吐出された物品Ｇは搬出口ＥX1〜Ｅ
X6の前方に水平に配装された中間搬送コンベアＦ1〜Ｆ6
へ移載される。搬出口ＥX1〜ＥX6からの高さをかえずに
垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3の乗り込みコンベアＣ1
1，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32へストレートに送ら
れる。ここで、１段目と２段目の格納棚Ｅ1，Ｅ2の物品
Ｇは、中２階の建物床面に設置された低い位置の垂直循
環コンベアＢ1 の３階の高さにある上下の乗り込みコン
ベアＣ11，Ｃ12へ送られ、乗り込みコンベアＣ11，Ｃ12
の櫛歯状の細コンベア４０の送りで荷受部２０の左右の
荷座席２０Ｒ，２０Ｌの搬送路内に移動され、荷受部２
０の到来を待つ。荷受部２０が下方から上昇すると、荷
受部２０の荷載部材２１が乗り込みコンベアＣ11，Ｃ12
の細コンベア４０の間隙を通り、その際細コンベア４０
上の物品Ｇを荷載部材２１が持ち上げるようにして移載
される（図４，６，７，８，９，１０参照）。移載され
た物品Ｇは荷受部２０によって上昇し、リターンしたの
ち下降し、最下位の取り出しコンベアＤ11，Ｄ12の位置
で荷受部２０の櫛歯状荷載部材２１が取り出しコンベア
Ｄ11，Ｄ12の櫛歯状細コンベア５０の間隙を通過する
際、物品Ｇを細コンベア５０上に授けられ、細コンベア
５０の送りによって送り出されて搬出コンベアＦ1，Ｆ2
へ移載される（図６，１１，１２，１３参照）。垂直循
環コンベアＢ1には１段目の格納棚Ｅ1の物品を乗り込ま
せる乗り込みコンベアＣ11と、２段目の格納棚Ｅ2 の物
品を乗り込ませる乗り込みコンベアＣ12とは高さが異な
って設けられていて、乗り込みコンベアＣ12の方が高く
なっている。物品Ｇは高さの違う位置の乗り込みコンベ
アＣ11，Ｃ12で乗り込むが、乗り込みコンベアＣ12の高
さで左右並んで上昇し、リターンした最下端で同じ高さ
の取り出しコンベアＤ11，Ｄ12から同時に取り出される
ようになる。二台並んだ取り出しコンベアＤ11，Ｄ12か
らの物品Ｇは、別々の搬出コンベアＨ1，Ｈ2へ送られ、
別々に又は合流されて所定の場所へ送られる。
の品種に応じて格納庫Ｅの所定の段の複数列の格納棚Ｅ
1〜Ｅ6の特定の棚に割り当てられて格納されている。そ
して段の高さに応じて、（Ｅ1，Ｅ2），（Ｅ3，Ｅ4），
（Ｆ5，Ｆ6）の３つのグループに別けてグループ毎に垂
直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3が割り当てられている。
物品Ｇは不足すれば後方から補充される。格納棚Ｅ1〜
Ｅ6の傾いた下方の先端の物品切り出し装置ＥS から一
個毎物品が切り出され、その切り出しの搬出口ＥX1〜Ｅ
X6から吐出される。吐出された物品Ｇは搬出口ＥX1〜Ｅ
X6の前方に水平に配装された中間搬送コンベアＦ1〜Ｆ6
へ移載される。搬出口ＥX1〜ＥX6からの高さをかえずに
垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3の乗り込みコンベアＣ1
1，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32へストレートに送ら
れる。ここで、１段目と２段目の格納棚Ｅ1，Ｅ2の物品
Ｇは、中２階の建物床面に設置された低い位置の垂直循
環コンベアＢ1 の３階の高さにある上下の乗り込みコン
ベアＣ11，Ｃ12へ送られ、乗り込みコンベアＣ11，Ｃ12
の櫛歯状の細コンベア４０の送りで荷受部２０の左右の
荷座席２０Ｒ，２０Ｌの搬送路内に移動され、荷受部２
０の到来を待つ。荷受部２０が下方から上昇すると、荷
受部２０の荷載部材２１が乗り込みコンベアＣ11，Ｃ12
の細コンベア４０の間隙を通り、その際細コンベア４０
上の物品Ｇを荷載部材２１が持ち上げるようにして移載
される（図４，６，７，８，９，１０参照）。移載され
た物品Ｇは荷受部２０によって上昇し、リターンしたの
ち下降し、最下位の取り出しコンベアＤ11，Ｄ12の位置
で荷受部２０の櫛歯状荷載部材２１が取り出しコンベア
Ｄ11，Ｄ12の櫛歯状細コンベア５０の間隙を通過する
際、物品Ｇを細コンベア５０上に授けられ、細コンベア
５０の送りによって送り出されて搬出コンベアＦ1，Ｆ2
へ移載される（図６，１１，１２，１３参照）。垂直循
環コンベアＢ1には１段目の格納棚Ｅ1の物品を乗り込ま
せる乗り込みコンベアＣ11と、２段目の格納棚Ｅ2 の物
品を乗り込ませる乗り込みコンベアＣ12とは高さが異な
って設けられていて、乗り込みコンベアＣ12の方が高く
なっている。物品Ｇは高さの違う位置の乗り込みコンベ
アＣ11，Ｃ12で乗り込むが、乗り込みコンベアＣ12の高
さで左右並んで上昇し、リターンした最下端で同じ高さ
の取り出しコンベアＤ11，Ｄ12から同時に取り出される
ようになる。二台並んだ取り出しコンベアＤ11，Ｄ12か
らの物品Ｇは、別々の搬出コンベアＨ1，Ｈ2へ送られ、
別々に又は合流されて所定の場所へ送られる。
【００１２】同様に、格納庫Ｅの３段目の格納棚Ｅ3，
Ｅ4の物品は嵩上げ台引で中２階床面から少し高く持ち
上げられた垂直循環コンベアＢ2 の乗り込みコンベアＣ
21へ中間搬送コンベアＦ3 によって高さを変えず水平に
そのまま搬送される。４段目の格納棚Ｅ4の物品も、そ
の棚からの搬出口ＥX4の高さを変えず水平に中間搬送コ
ンベアＦ4によって垂直循環コンベアＢ2 の乗り込みコ
ンベアＣ22へ送られる。垂直循環コンベアＢ2 では高さ
の低い乗り込みコンベアＣ21から物品が荷受台２０の左
側の荷座席２０Ｌに乗せられ、次に高い乗り込みコンベ
アＣ22から荷受台２０の右側の荷座席２０Ｒに乗せら
れ、荷受台２０の左右の荷座席２０Ｌ，２０Ｒに物品が
並んで上昇し、リターン後その最下端で嵩上げ台引の高
さだけ中２階床面より高い位置の左右の取り出しコンベ
アＤ21，Ｄ22によって同時に取り出され、搬出コンベア
Ｈ3，Ｈ4で所定の所へ送られる。同様に、格納庫Ｅの台
５，６段の格納棚Ｅ5 ，Ｅ6 の物品はその搬出口の高さ
を変えず水平に中間搬送コンベアＦ5，Ｆ6で最も高く嵩
上げ台３２で高く持ち上げられた垂直循環コンベアＢ3
の乗り込みコンベアＣ31，Ｃ32へ送られ、リターン後最
下端の取り出しコンベアＤ31，Ｄ32より取り出され、搬
出コンベアＨ5，Ｈ6によって搬送される。このように、
高さが違う各段の格納棚Ｅ1〜Ｅ6の物品は物品取り出し
装置ＥSで切り出されると、その搬出口ＥX1〜X6Ｅの高
さを保持したまま水平に中間搬送コンベアＦ5〜Ｆ6で垂
直循環コンベアＢ1〜Ｂ3へ送られ、左右で高さを異にす
る取り出しコンベアＣ11〜Ｃ32で各垂直循環コンベアに
乗り込ませている。そのため、中間搬送コンベアＦ1〜
Ｆ6は上下に傾斜したり、上下することもなく最短距離
で垂直循環コンベアＢ1〜Ｂ3に乗り込めるので、コンベ
アの設置空間が無理なく且つ小スペースで可能となり、
又最短時間で送られる。又一つの荷受部の物品は左右の
高さで乗り込んでいるので、乗り込みコンベアの設置が
ぶつかることなく容易に行える。又本実施例では、３つ
の垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3は同構造で、嵩上げ
台によって高低差を設けるようにして格納棚の段の高低
差を吸収しているので、同じ垂直循環コンベアが使用で
きコスト安になっている。しかも各垂直循環コンベア１
台で２つの物品を処理するので従来の１荷受台１物品に
比べてコストパフォーマンスを約２倍に引き上げること
ができた。
Ｅ4の物品は嵩上げ台引で中２階床面から少し高く持ち
上げられた垂直循環コンベアＢ2 の乗り込みコンベアＣ
21へ中間搬送コンベアＦ3 によって高さを変えず水平に
そのまま搬送される。４段目の格納棚Ｅ4の物品も、そ
の棚からの搬出口ＥX4の高さを変えず水平に中間搬送コ
ンベアＦ4によって垂直循環コンベアＢ2 の乗り込みコ
ンベアＣ22へ送られる。垂直循環コンベアＢ2 では高さ
の低い乗り込みコンベアＣ21から物品が荷受台２０の左
側の荷座席２０Ｌに乗せられ、次に高い乗り込みコンベ
アＣ22から荷受台２０の右側の荷座席２０Ｒに乗せら
れ、荷受台２０の左右の荷座席２０Ｌ，２０Ｒに物品が
並んで上昇し、リターン後その最下端で嵩上げ台引の高
さだけ中２階床面より高い位置の左右の取り出しコンベ
アＤ21，Ｄ22によって同時に取り出され、搬出コンベア
Ｈ3，Ｈ4で所定の所へ送られる。同様に、格納庫Ｅの台
５，６段の格納棚Ｅ5 ，Ｅ6 の物品はその搬出口の高さ
を変えず水平に中間搬送コンベアＦ5，Ｆ6で最も高く嵩
上げ台３２で高く持ち上げられた垂直循環コンベアＢ3
の乗り込みコンベアＣ31，Ｃ32へ送られ、リターン後最
下端の取り出しコンベアＤ31，Ｄ32より取り出され、搬
出コンベアＨ5，Ｈ6によって搬送される。このように、
高さが違う各段の格納棚Ｅ1〜Ｅ6の物品は物品取り出し
装置ＥSで切り出されると、その搬出口ＥX1〜X6Ｅの高
さを保持したまま水平に中間搬送コンベアＦ5〜Ｆ6で垂
直循環コンベアＢ1〜Ｂ3へ送られ、左右で高さを異にす
る取り出しコンベアＣ11〜Ｃ32で各垂直循環コンベアに
乗り込ませている。そのため、中間搬送コンベアＦ1〜
Ｆ6は上下に傾斜したり、上下することもなく最短距離
で垂直循環コンベアＢ1〜Ｂ3に乗り込めるので、コンベ
アの設置空間が無理なく且つ小スペースで可能となり、
又最短時間で送られる。又一つの荷受部の物品は左右の
高さで乗り込んでいるので、乗り込みコンベアの設置が
ぶつかることなく容易に行える。又本実施例では、３つ
の垂直循環コンベアＢ1，Ｂ2，Ｂ3は同構造で、嵩上げ
台によって高低差を設けるようにして格納棚の段の高低
差を吸収しているので、同じ垂直循環コンベアが使用で
きコスト安になっている。しかも各垂直循環コンベア１
台で２つの物品を処理するので従来の１荷受台１物品に
比べてコストパフォーマンスを約２倍に引き上げること
ができた。
【００１３】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば一つの荷受
台に複数の物品を載せて垂直搬送できるので、１荷受台
１物品の垂直循環コンベアを複数設けたものに比べて、
設置空間を小さくでき、安価に製作でき且つ高い処理能
力を有するものにできる。又荷受台の隣り合う物品の乗
り込みコンベアの高さを異にしているので狭い場所でも
２つの乗り込みコンベアを安易に設置できる。又格納棚
からの物品の搬出口の高さの関係を変えずに垂直循環コ
ンベアへ乗り込ませるものは、中間搬送コンベアが上下
交差したり、複雑になることなく、配設できるので狭い
空間での配装が可能で且つ製作費も安価となる。特に搬
出口から略水平に高さを変えずに垂直循環コンベアへ送
るものは、中間搬送コンベアの設計がきわめて容易に且
つ中間の搬送時間も大巾に短縮でき、搬送能力が高ま
る。又荷受部，乗り込みコンベア，取り出しコンベアが
櫛歯状にしたものは荷受部を連続送りしながら物品の授
受と搬送を可能にする。又、荷受部の同じ物品載置位置
への乗り込みコンベアを高さを変えて複数設け且つ上位
の乗り込みコンベアを荷受部の移動路から進退自在にす
るものは２つの格納棚のものを一つの荷受台の場所へ送
って合流して搬送できる。
台に複数の物品を載せて垂直搬送できるので、１荷受台
１物品の垂直循環コンベアを複数設けたものに比べて、
設置空間を小さくでき、安価に製作でき且つ高い処理能
力を有するものにできる。又荷受台の隣り合う物品の乗
り込みコンベアの高さを異にしているので狭い場所でも
２つの乗り込みコンベアを安易に設置できる。又格納棚
からの物品の搬出口の高さの関係を変えずに垂直循環コ
ンベアへ乗り込ませるものは、中間搬送コンベアが上下
交差したり、複雑になることなく、配設できるので狭い
空間での配装が可能で且つ製作費も安価となる。特に搬
出口から略水平に高さを変えずに垂直循環コンベアへ送
るものは、中間搬送コンベアの設計がきわめて容易に且
つ中間の搬送時間も大巾に短縮でき、搬送能力が高ま
る。又荷受部，乗り込みコンベア，取り出しコンベアが
櫛歯状にしたものは荷受部を連続送りしながら物品の授
受と搬送を可能にする。又、荷受部の同じ物品載置位置
への乗り込みコンベアを高さを変えて複数設け且つ上位
の乗り込みコンベアを荷受部の移動路から進退自在にす
るものは２つの格納棚のものを一つの荷受台の場所へ送
って合流して搬送できる。
【図１】実施例の物品の垂直搬送設備の平面配置説明図
である。
である。
【図２】実施例の３台の垂直循環コンベアを示す正面図
である。
である。
【図３】実施例の３台の垂直循環コンベアの平面図であ
る。
る。
【図４】実施例の６段の格納棚を示す説明図である。
【図５】実施例の垂直循環コンベアを示す正面図であ
る。
る。
【図６】実施例の垂直循環コンベアを示す側面図であ
る。
る。
【図７】実施例の垂直循環コンベアを示す平面図であ
る。
る。
【図８】実施例の乗り込みコンベアを示す正面図であ
る。
る。
【図９】実施例の乗り込みコンベアを示す平面図であ
る。
る。
【図１０】実施例の乗り込みコンベアを示す側面図であ
る。
る。
【図１１】実施例の取り込みコンベアを示す側面図であ
る。
る。
【図１２】実施例の取り込みコンベアを示す平面図であ
る。
る。
【図１３】実施例の取り込みコンベアを示す側面図であ
る。
る。
【図１４】実施例の物品の流れを示す説明図である。
Ａ 物品の垂直搬送設備 Ｂ1，Ｂ2，Ｂ3 垂直循環コンベア Ｃ11，Ｃ12，Ｃ21，Ｃ22，Ｃ31，Ｃ32 乗り込みコンベ
ア Ｄ11，Ｄ12，Ｄ21，Ｄ22，Ｄ31，Ｄ32 取り出しコンベ
ア Ｅ 格納庫 Ｅ1，Ｅ2，Ｅ3，Ｅ4，Ｅ5，Ｅ6 格納棚 ＥS 切り出し装置 ＥX1，ＥX2，ＥX3，ＥX4，ＥX5，ＥX6 搬出口 Ｆ1，Ｆ2，Ｆ3，Ｆ4，Ｆ5，Ｆ6 中間搬送コンベア Ｈ1，Ｈ2，Ｈ3，Ｈ4，Ｈ5，Ｈ6 搬出コンベア Ｇ 物品 ２０ 荷受台 ２０Ｒ，２０Ｌ 荷座席 ２１ 荷載部材 ２２ 荷受部フレーム ２３ 主フレーム ２４，２５ 無端チェーン ２６，２７ スプロケット車 ２８，２９ 回転軸 ３０ モータ駆動部 ３１，３２ 嵩上げ台 ４０ 細コンベア ４１ フレーム ４２ スプロケット車 ４３ スプロケット軸 ４４ モータ ４５ 動力伝達チェーン ４６ スプロケット車 ４７ コンベア支持枠 ５０ 細コンベア ５１ フレーム ５２ スプロケット車 ５３ スプロケット軸 ５４ モータ ５５ 伝達チェーン ５６ スプロケット車 ５７ コンベア支持枠
ア Ｄ11，Ｄ12，Ｄ21，Ｄ22，Ｄ31，Ｄ32 取り出しコンベ
ア Ｅ 格納庫 Ｅ1，Ｅ2，Ｅ3，Ｅ4，Ｅ5，Ｅ6 格納棚 ＥS 切り出し装置 ＥX1，ＥX2，ＥX3，ＥX4，ＥX5，ＥX6 搬出口 Ｆ1，Ｆ2，Ｆ3，Ｆ4，Ｆ5，Ｆ6 中間搬送コンベア Ｈ1，Ｈ2，Ｈ3，Ｈ4，Ｈ5，Ｈ6 搬出コンベア Ｇ 物品 ２０ 荷受台 ２０Ｒ，２０Ｌ 荷座席 ２１ 荷載部材 ２２ 荷受部フレーム ２３ 主フレーム ２４，２５ 無端チェーン ２６，２７ スプロケット車 ２８，２９ 回転軸 ３０ モータ駆動部 ３１，３２ 嵩上げ台 ４０ 細コンベア ４１ フレーム ４２ スプロケット車 ４３ スプロケット軸 ４４ モータ ４５ 動力伝達チェーン ４６ スプロケット車 ４７ コンベア支持枠 ５０ 細コンベア ５１ フレーム ５２ スプロケット車 ５３ スプロケット軸 ５４ モータ ５５ 伝達チェーン ５６ スプロケット車 ５７ コンベア支持枠
Claims (9)
- 【請求項１】 複数の荷受部を垂直方向に循環して送
り、同荷受部に物品を乗り込ませる乗り込みコンベアと
荷受台に載置された物品を取り出す取り出しコンベアと
を荷受部の垂直循環路途中に備えた１台の垂直循環コン
ベアにおいて、各荷受部は２個の物品を左右に並んで載
置できる２つの荷座席を有する構造とし、左右の荷座席
それぞれに対して乗り込みコンベア及び取出しコンベア
を設けるとともに、その左右の乗り込みコンベアの乗り
込み位置を異なる高さ位置に配置し、一つの荷受台の左
右の荷座席に対し物品を異なる高さの位置から乗り込ま
せて途中から並んで垂直搬送することを特徴とする垂直
循環コンベア。 - 【請求項２】 複数の荷受部を垂直方向に循環して送
り、同荷受部に物品を乗り込ませる乗り込みコンベアと
荷受台に載置された物品を取り出す取り出しコンベアと
を荷受部の垂直循環路途中に備えた１台の垂直循環コン
ベアにおいて、各荷受部は３個以上の物品を横に並んで
載置できる３つ以上の荷座席を有する構造とし、横に並
んだ荷座席それぞれに対して乗り込みコンベア及び取り
出しコンベアを設けるとともに、横に隣り合う荷座席の
乗り込みコンベアの乗り込み位置を異なる高さ位置に配
置し、一つの荷受台の隣り合う荷受席に対し物品を異な
る高さの位置から乗り込ませて途中から並んで垂直搬送
することを特徴とする垂直循環コンベア。 - 【請求項３】 荷受部の送りが連続送りであり、乗り込
みコンベア及び取り出しコンベアの荷支持部は櫛歯状に
配置された細コンベアで形成され、又荷受部の荷載置部
材も櫛歯状に形成され、荷受部の櫛歯状の荷載置部材が
乗り込みコンベア及び取り出しコンベアの櫛歯状に配置
された細長の複数の細コンベアの間隙を通過できるよう
に乗り込みコンベア及び取り出しコンベアを配置した請
求項１又は２記載の垂直循環コンベア。 - 【請求項４】 荷受部の同一荷座席に対し複数の乗り込
みコンベアを異なった高さ位置に設け、しかも最下位の
乗り込みコンベアより上位に設けられた乗り込みコンベ
アを荷受台の循環搬送路に対し進退自在に装置し、荷受
台に載置された荷が上位の乗り込みコンベアと接触しな
いように上位の乗り込みコンベアを進退した請求項１〜
３何れか記載の垂直循環コンベア。 - 【請求項５】 異なった高さの搬出口から物品を搬出す
る複数の格納棚と、請求項１〜４何れか記載の垂直循環
コンベアと、格納棚の搬出口を垂直循環コンベアの乗り
込みコンベアとを結ぶ物品中間搬送コンベアとからな
り、垂直循環コンベアの一つの荷受部が有する荷座席の
数に、複数の前記格納棚を搬出口の高さによってグルー
プ化した垂直搬送設備。 - 【請求項６】 異なった高さの搬出口から物品を搬出す
る複数の格納棚と、請求項１〜４何れか記載の複数の垂
直循環コンベアと、格納棚の搬出口と垂直循環コンベア
の乗り込みコンベアとを結ぶ物品の中間搬送コンベアと
からなり、格納棚をその搬出口の高さによって複数のグ
ループにグループ化し、グループ毎に一つの垂直循環コ
ンベアを割り当て、垂直循環コンベアの所定の高さ位置
から物品を取り出すようにした物品の垂直搬送設備。 - 【請求項７】 異なった高さの搬出口から物品を搬出す
る複数の格納棚と、請求項１〜４何れか記載の複数の垂
直循環コンベアと、格納棚の搬出口と垂直循環コンベア
の乗り込みコンベアとを結ぶ物品の中間搬送コンベアと
からなり、中間搬送コンベアがその搬出口の上下関係を
維持して垂直循環コンベアへ物品を移送する物品の垂直
搬送設備。 - 【請求項８】 搬出口からその高さを維持して略水平に
延びた中間搬送コンベアによって物品を垂直循環コンベ
アに乗り込ませた物品の垂直搬送設備。 - 【請求項９】 垂直循環コンベアが略同一構造物品で、
垂直循環コンベア全体を嵩上げして高低差をつくり、格
納棚の搬送口の異なる高さに対応できるようにした請求
項６，７，８何れか記載の垂直搬送設備。
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|---|---|---|---|
| JP36442899A JP4270696B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 垂直循環コンベヤ及びその利用設備 |
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| JP36442899A JP4270696B2 (ja) | 1999-12-22 | 1999-12-22 | 垂直循環コンベヤ及びその利用設備 |
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