JP2001171819A - コンベア・チェーン・ユニット連結棒係止プラグ - Google Patents

コンベア・チェーン・ユニット連結棒係止プラグ

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JP2001171819A
JP2001171819A JP2000354218A JP2000354218A JP2001171819A JP 2001171819 A JP2001171819 A JP 2001171819A JP 2000354218 A JP2000354218 A JP 2000354218A JP 2000354218 A JP2000354218 A JP 2000354218A JP 2001171819 A JP2001171819 A JP 2001171819A
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毅 中村
Keiji Ohara
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Yamakyu Chain Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】過度な横方法の負荷がピンに加わっても容易に
外れずピンの抜けを防止できるとともに、正逆回転使用
可能な2種類のユニットのみを提供できるようにその形
状に制約を与えない新規で有効なプラグを提供する。 【解決手段】直線状に通るリブと当該リブから前後に延
びる突出部を有するコンベア・チェーン・ユニットに使
用するプラグであって、そのプラグに形成された第1の
フックがコンベア・チェーン・ユニットのリブに形成さ
れた溝に係止し、第2のフックがコンベア・チェーン・
ユニットの突出部に形成され他のコンベア・チェーン・
ユニットと連結するための連結棒が貫通する開口部に係
止するようにしたプラグ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、コンベア・チェ
ーン・ユニット(以下、単に「ユニット」ともいう)を
連結するための連結棒の抜けを防止するプラグに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、主にプラスチック成形された
複数種類のユニットを横幅方向に複数個連結していろい
ろな幅のコンベア・チェーンを形成することが行われて
きた。この場合、両サイドに使用されるユニットは、サ
イドとしての端面を有し、且つユニット相互を連結する
ための連結棒又はピンを係止するためのプラグを受け入
れるため処理を行わなければならないために、コンベア
・チェーンの中間部にて使用されるユニットとは別個の
種類のものを用意しなければならなかった。従って、例
えば2種類の幅のユニットを用いる場合には、それぞれ
が両端部用のものと、中間部用のものと、少なくとも4
種類以上のユニットを製作する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
においては、ピンの制約上両端用のユニットと中央用の
ユニットの別個の単体を提供しなければならず合理的で
はなかった。また、過度な横方法の負荷がピンに加わる
とプラグがユニットから取れピンが外れてしまうという
問題を有していた。
【0004】一方、連結棒が貫通する開口部にねじ込む
ような形状によって連結棒の抜けを防止するプラグが既
に知られているが、かかる構造では、金属に比べてスト
レスに比較的弱いプラスチック材などの使用が難しく長
時間の使用に耐え得ず、特にサイズの小さいユニットの
場合には使用することができないでいた。
【0005】従って、本願発明は、2種類のユニットの
みを提供できるようにそのユニットの形状に制約を与え
ず、しかも簡単に組み込むことは可能だが容易には外れ
ない新規で有効なプラグを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本願発明に
おいては、直線状に通るリブと当該リブから前後に延び
る突出部を有するコンベア・チェーン・ユニットに使用
するプラグであって、そのプラグに形成された第1のフ
ックがコンベア・チェーン・ユニットのリブに形成され
た溝に係止し、第2のフックがコンベア・チェーン・ユ
ニットの突出部に形成され他のコンベア・チェーン・ユ
ニットと連結するための連結棒が貫通する開口部に係止
するようにしたプラグを提供する。
【0007】さらに、プラグの両フックを連結部で連結
させ、その連結部をコンベア・チェーン・ユニットの両
端部の突出部外側端面に形成された溝に嵌合させるよう
に適合させたプラグを提供する。
【0008】また、コンベア・チェーン・ユニットの突
出部をリブから延びる側壁から構成させ、プラグの第2
のフックが開口部を通って1つの側壁の裏側で係止する
ようにした。
【0009】更には、プラグの連結部うちの一方である
フックが開口部内に押し込まれる方向の連結部からフッ
クを越えて突き出すように構成した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本願発明に係るプラグをそ
れが使用されるコンベア・チェーン・ユニット及びそれ
を縦横方向に複数連結してなるコンベア・チェーン・ユ
ニットの具体例を図を参照しつつ説明する。
【0011】図1は、本願発明にかかるプラグが適用可
能なコンベア・チェーン・ユニットの一実施例である。
図1のAは、ユニットの搬送面側を示す。ユニットの搬
送面1において、中央を直線状に通る一本のリブ2の両
側直角方向に同一幅の突出部3が設けられる。該突出部
3はそれぞれの方向に同数設けられ、かつその数は偶数
でなければならない。さらに、該突出部3はそれぞれの
方向に交互に等間隔に設けられる。つまり、該ユニット
は、搬送面の中心点20において、それぞれ点対称にな
るように構成され、これによって、該ユニットが相互に
連結され、任意の幅のコンベア・チェーンを構成するこ
とを可能にするのである。
【0012】突出部3は、リブ2につながる2つの側壁
4と搬送面1によって構成される。そして、該側壁4に
は、ユニットを相互に連結する連結棒(図2における2
1)を前記リブと平行方向に貫通させるための連結棒用
開口部5が設けられる。
【0013】搬送面1は、その用途に応じて、必ずしも
平坦なフラット面である必要性はなく、任意形状の開孔
部を設けてもよい。さらに、搬送物との関係によって、
リブ若しくはいぼ状の突起、プッシャー、サイドガイド
を設けたり、又はマグネット板やゴム片等を貼付しても
よい。
【0014】ユニットの外側両端部の端部突出部3aの
端部搬送面1aは、リブ2を越えて反対側に配置されて
いるすぐ隣りの突出部3の側壁4に接続するようにす
る。このようにすることによって、ユニットを複数連結
した場合に、その端部搬送面において隙間の少ない連結
面を構成することができる。該端部搬送面における連結
面は図2のAに示すとおりである。
【0015】図1のBは図1のAの矢印方向面を図示
し、図1のCは図1のAに示す搬送面の裏側を図示す
る。ユニットの搬送面の裏側、即ち下面において、前記
リブ2における所定数間隔の前記突出部3の側壁4に囲
まれた部分に凹部10を設け、さらに該凹部10に対応
する前記突出部3の前記連結棒21が貫通する部分を円
筒とする。これにより、コンベア・チェーンを駆動する
ための駆動歯車が該凹部に入り込んで該円筒に当接して
歯合するようにする。このように、駆動歯車が本コンベ
ア・チェーンに当接する部分を円筒状にすることによ
り、駆動歯車から受ける駆動ストレスに対して丈夫で耐
久性の高いユニットとし、同一駆動歯車の同一歯部によ
る該円筒部における正逆回転を可能とした。
【0016】図1のDは、図1のAの側面図である。こ
こに示されているとおり、本ユニットの下面中央部12
であるリブ2から両側の突出部3にかけて円弧が形成さ
れるようにする。これにより、複数のユニットを連結し
てコンベア・チェーンを構成した場合に、該ユニットの
下面が所定半径の丸棒状のコーナーガイドに面接触する
ようにし、もって偏摩耗を排除して耐久性を向上させて
いる。コンベア・チェーンが平面走行している際には、
両突出部下の2カ所の平面部18がコンベア台上を滑動
する。
【0017】図2のBは、ユニットを横長方向から見た
図であり、リブ2を正面から見る。図2のCは、ユニッ
トの下面を表す。
【0018】図2は、図1のコンベア・チェーン・ユニ
ットを縦横方向に複数個連結したコンベア・チェーンを
示す。ここでは、図1に示したユニットを基本幅とする
第1のユニットとした場合に、該第1のユニットの半分
の幅であって前記突出部の数が半分である第2のユニッ
トを用い、これら2種類のユニットを、横幅方向へ複数
個連結することにより、所定幅のコンベア・チェーンを
構成している。
【0019】さらに、図2の例においては、前記2種類
の長さのユニットをコンベアの進行方向に対して交互に
千鳥掛けの位置になるように配置し、当該コンベア・チ
ェーンへの進行横方向から加えられるストレスに対して
強化を図っている。
【0020】各ユニットを連結するための連結棒21
は、通常、プラスチックの丸棒を用い、構成するコンベ
ア・チェーンの幅に応じて切断して使用する。
【0021】尚、図1のDに示すように、該突出部の外
側の側壁面には連結棒21を係止するためのプラグ(図
3に示す)をユニットの外側端面の内側に受け入れるた
めの溝7が設けられている。
【0022】図3は、該連結棒を係止するためのプラグ
を示す。プラグは2つのフック13,14とこれらを連
結する連結部15からなる。コンベア・チェーンを組み
立てる際の作業性を考慮して、連結部15の一方の端は
フック13を越えて突き出している。該突き出し部16
を有する方のフック13を図1のDに示す連結用開口部
5に押し込む。特に図2で明らかなように、フック13
は突出部を構成する側壁の内側に掛かることで、何らか
の理由で連結棒を開口部から抜けさせるような負荷が連
結棒にかかっても、その連結棒がフック13の頭部を押
すことでさらに強固にフック13が側壁に係止されるた
めにフックが容易に外れることがない。他方のフック1
4はユニットのリブ端部に設けられる横溝9(図1のC
に示す)にはまり、該2カ所のフックにより確実な抜け
防止を確保している。さらに、当該プラグの連結部15
には両端に向かってテーパー処理されており、長時間の
使用によりユニットの端面が摩耗して磨り減るような状
態になっても、フックの端部が外部の突起等に引っかか
って抜け落ちてしまう事態を防止すると共に、横からの
プラグ装着なので、設置現場における着脱作業性に優れ
ている。
【0023】
【発明の効果】2つのフックがそれぞれリブの溝と連結
棒(ピン)が貫通する開口部内で係止されることで容易
にフックが外れないばかりは、その構成をとることによ
って、正逆回転可能な構成となるコンベア・チェーン・
ユニットをも提供でき、しかもそのユニットの幅を2種
類用意することで、その短い幅のユニットの整数倍の任
意の幅広のチェーンを構成できることともなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかるコンベア・チェーン・ユニッ
トを表す。
【図2】図1のコンベア・チェーン・ユニットを縦横方
向に複数個連結したコンベア・チェーンを示す。
【図3】図2のコンベア・チェーンを連結する連結棒を
係止するためのプラグを示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直線状に通るリブと、当該リブから前後に
    延びる突出部を有し、当該突出部に他のコンベア・チェ
    ーン・ユニットと連結するための連結棒が貫通する開口
    部を有するコンベア・チェーン・ユニットの前記連結棒
    を係止するためのプラグであって、 前記コンベア・チェーン・ユニットのリブに形成された
    溝に係止する第1のフックと前記開口部内に押し込まれ
    て係止する第2のフックを有するコンベア・チェーン・
    ユニット連結棒係止プラグ。
  2. 【請求項2】前記コンベア・チェーン・ユニットの両端
    部の突出部外側端面に形成された溝に嵌合する連結部を
    有し、前記2つのフックが当該連結部で連結されている
    請求項1に記載のコンベア・チェーン・ユニット連結棒
    係止プラグ。
  3. 【請求項3】前記コンベア・チェーン・ユニットの突出
    部がリブから延びる側壁から構成されており、 前記プラグの第2のフックが前記開口部を有する1つの
    側壁と係合する請求項1に記載のコンベア・チェーン・
    ユニット連結棒係止プラグ。
  4. 【請求項4】前記プラグの連結部が2つのフックのうち
    の前記開口部内に押し込まれるフックを越えて突き出て
    いる請求項2に記載のコンベア・チェーン・ユニット連
    結棒係止プラグ。
  5. 【請求項5】前記プラグの連結部の外周面端部にはテー
    パーが設けられている請求項2に記載のコンベア・チェ
    ーン・ユニット連結棒係止プラグ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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