JP2001170508A - 旋動式破砕機のオイルフェンス構造 - Google Patents

旋動式破砕機のオイルフェンス構造

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マントルコア38と球面支持体16の界面8
a、16aからの油飛散を有効に阻止する。 【解決手段】 球面支持体16でマントルコア8を旋動
自在に支持し、そのコア8の回転により、コア8上のマ
ントル9とバウルライナー10との間で破砕する。球面
支持体16の全周囲にオイルフェンス30を取付け、こ
のフェンス30の下縁全周に環状リング29を固着し、
このリング29を球面支持体16の外周面に上下動自在
に嵌め込むとともに、リング29と球面支持体16のば
ね受座28の間にリング29を上方に付勢するばね27
を設ける。破砕時、大きな被砕物の噛み込みにより、コ
ア8が昇降して支持体16との間に大きな隙間が生じ、
その隙間をなくそうとする復帰時、該隙間から油が外方
に飛散する。しかし、ばね27によってフェンス30は
コア8の動きに追従してコア下面に当接し、その隙間を
常時塞ぐため、その油飛散を有効に防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、旋動作用を受け
るマントルと、機体フレームに固定のバウルライナーと
の間で、被砕物を破砕する旋動式破砕機における潤滑油
の飛散防止、いわゆるオイルフェンス構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】旋動式破砕機は、実開平2−13343
4号公報、特開平4−305257号公報等に開示さ
れ、その一例を、この発明の一実施例を示す図1乃至図
3を参照して説明すると、機体フレーム1に設けた上下
方向の回転軸4に、その軸方向にマントルコア8を有す
る主軸7を偏心かつ傾けて摺動自在に嵌め込み、前記機
体フレーム1には前記マントルコア8のマントル9に対
向してバウルライナー10を取付けた構成であり、前記
回転軸4の回転により、前記主軸7を介してマントルコ
ア8を旋動回転させ、前記マントル9とバウルライナー
10の間で破砕する(詳細は実施例参照)。
【0003】この旋動式破砕機において、上記マントル
コア8の傾動回転を行わせるため、フレーム1に上面凹
状球面16aの支持体16を設けるとともに、マントル
コア8の下面をその凹状球面16aに嵌まる凸状球面8
aに形成し、その両球面8a、16aでもって両者8、
16を嵌め合わせて、支持体16によりマントルコア8
を傾動回転自在(旋動自在)に支持している。その両者
8、16の摺動面(嵌合面)8a、16aの摩耗を防止
して摺動を円滑にすべく、その面には潤滑油aが供給さ
れ、この潤滑油aは循環するようにしている(実施例参
照)。
【0004】また、従来から、図4に示すように、マン
トルコア8と支持体16の摺動面8a、16aなどの各
摺動部の摩耗を防ぐために、マントルコア8の外周縁下
方には防塵壁50が設けられている。この防塵壁50
は、マントルコア8の外周縁に固定した防塵リング51
と、球面支持体16の下部外周に固定したリング状円板
52と、この円板52にビス止めした対の内外縦板53
と、その各縦板53にビス止めされて防塵リング51に
接する可撓性リング(ダストシールリング)54とから
成り、その対の縦板53と可撓性リング54で囲まれる
空間sに圧縮エアを供給するようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記旋動式破砕機にお
いて、上記マントルコア8は、常に円滑な旋動回転をし
ているとは限らない。例えば、大きくて破砕されにくい
被砕物Pが投入されると、その被砕物Pに大きな圧縮力
が働くことになる。すると、マントルコア8は、その被
砕物Pの周囲だけ、下向きの大きな力(偏荷重)を受け
ることとなるため、その反対側は、マントルコア8が少
し浮き上がり、球面支持体16との間にすき間ができ
る。そして、被砕物Pが破砕されると、偏荷重がなくな
り、マントルコア8と球面支持体16とのすき間もなく
なり、これにより、浮き上がったマントルコア8が球面
支持体16と密着するので、その境界面を潤滑していた
油は、マントルコア8により押し出され、また完全に閉
まりきっていないすき間から飛び出すことになる。その
飛び出した油は、防塵リング51に衝突し、その逆円錐
リング部51aにより、油だめ室Qに戻ることとなる。
【0006】しかしながら、防塵リング51は旋動回転
しているため、防塵リング51に衝突した油には、外方
への遠心力が働く。このため、逆円錐リング部51aの
下端に達した油は、その外側斜面を重力に逆らって上昇
する。この斜面には、油の漏出と粉塵の侵入を防止する
ための可撓性リング54が接触しているため、油の漏洩
を低減できるが、長期に亘る運転においては、かなりの
量の油が漏洩することになる。また、可撓性リング54
は球面支持体16に円板52、縦板53を介して固定さ
れており、マントルコア8と球面支持体16との間に隙
間ができれば、逆円錐リング部51aと可撓性リング5
4との間にも隙間ができることになり、この隙間ができ
た時には油が漏出しやすくなる。
【0007】この油漏れを防止すべく、図4に示すよう
に、球面支持体16の上側外周縁に金属製リング状フェ
ンス55をビス止めしたものがある。しかしながら、そ
のフェンス55はマントルコア8の下面に当接している
ものの、金属製ゆえに可撓性がなく、上記偏荷重による
隙間を十分に閉じることができず、油の飛び出しを確実
に防止していないのが実情である。
【0008】因みに、特開平2−133434号公報記
載の技術を参考にして、上記可撓性リング54を、コイ
ルスプリングにより付勢するようにすれば、上記隙間の
発生を防止でき、油の漏出を低減することが可能と考
え、そのようにしたが、満足できる状態まで、油の漏洩
を防止することができなかった。
【0009】なお、潤滑油aは上述のように循環使用さ
れ、その油が漏出すれば、循環用の油を補給しなければ
ならないうえに、製品に油が付着して、その品質が低下
する恐れがある。
【0010】この発明は、上記実情の下、マントルコア
と球面支持体の間からの油の飛散を有効に防止すること
を課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上記球面支持体に設けたオイルフェン
スに弾力性を付与して、その弾力性により、上記偏荷重
によるマントルコアの上下動に追従するようにしたので
ある。追従すれば、偏荷重によるマントルコアと球面支
持体の間隙も常時閉じられていることとなって、油漏れ
は極力防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態としては、機
体フレームに設けた上下方向の回転軸に、マントルコア
を偏心して旋動自在に取付けるとともに、前記マントル
コアを球面でもって支持する支持体を前記機体フレーム
に設け、さらに、その機体フレームには前記マントルコ
アのマントルに対向してバウルライナーを取付け、前記
回転軸の回転により、前記マントルコアを旋動回転さ
せ、前記マントルとバウルライナーの間で破砕する旋動
式破砕機において、前記球面支持体の全周囲にオイルフ
ェンスを取付け、このオイルフェンスは、その上端が前
記マントルコアの凸状球面に接するとともに、その当接
方向の弾力を有してマントルコアの上下動に追従して当
接状態を維持するものである構成を採用する。
【0013】その当接方向の弾力は、オイルフェンスを
ゴム板などの弾性材で構成し、上記偏荷重による間隙程
度ではそのフェンスの上縁がマントルコアから離れない
ように弧状に撓んで当接した状態にフェンスを取付け
て、その弾力を付与することもできるが、オイルフェン
スが弾性材のみならず金属であっても、ばねによって付
勢する手段が一般的であり、寿命も長く、構造も簡単で
ある。
【0014】そのばね構造の具体例としては、上記球面
支持体の全周囲に亘る筒状環状体の下縁全周に環状リン
グを固着し、この環状リングを上記球面支持体の外周面
に上下動自在に嵌め込むとともに、環状リングと球面支
持体のばね受座の間に環状リングを上方に付勢するばね
を設けた構成等を採用する。
【0015】この構成であれば、ばねによりオイルフェ
ンスをなす環状板の上端がマントルコアの凸状球面に常
時接するとともに、環状リングが球面支持体に上下動自
在に嵌め込まれているため、その環状体も円滑に上下動
してマントルコアの上下動にスムースに追従し、上記偏
荷重による隙間を確実に塞いで、上記潤滑油が外方に飛
び散ることを有効に防止する。
【0016】
【実施例】この発明の一実施例を図1乃至図3に示し、
この図において、1は、上部フレーム2と下部フレーム
3よりなる機体フレームである。下部フレーム3は、そ
の中央に、回転軸4を摺動自在に保持する筒部5と、該
筒部5の外周4箇所で保持する中空保持部6を備えてい
る。47は、主軸7とその上半部に嵌装固定されたマン
トルコア8となる旋動体で、マントルコア8の上面には
マントル9が載置されている。10はマントル9との間
で被砕物を破砕するためのバウルライナーで、上部フレ
ーム2の内面に昇降筒21を介して固定されている。
【0017】上記回転軸4には、その軸方向の傾斜孔1
1が形成されており、この傾斜孔11に主軸7の下半部
が回転自在に挿入されている。この回転軸4は、筒部5
の内面下部に配設された軸受12により支持されるとと
もに、その下端に外嵌されたプーリ13を介して回転を
受ける。なお、14は主軸7の下半部に外嵌されたイン
ナーブッシュ、15は回転軸4に外嵌されたアウターブ
ッシュである。
【0018】上記マントルコア8は、その底面が凸状の
球面8aとなっており、筒部5の上面に固定された球面
支持体16により回転自在に支承されている。また、マ
ントルコア8は、その外周縁にスカート部17が形成さ
れており、そこに環状の防塵リング18が固定されてい
る。そして、筒部5の周囲上面に環状防塵壁19を立設
し、その上部のシールリング20と前記防塵リング18
を当接させている。
【0019】上部フレーム2の内側には、昇降筒21が
設けられており、昇降筒21と上部フレーム2との間が
環状の油圧室22となっている。図示の例では、昇降筒
21の外面に環状凸部23を形成して、この凸部23に
より油圧室22を上部油圧室24と下部油圧室25とに
区分している。
【0020】上記球面支持体16の周囲にはオイルフェ
ンス26が設けられている(図3参照)。このオイルフ
ェンス26は、多数のコイルスプリング(ばね)27が
付設されて、このスプリング27は下部リング(ばね受
座)28と上部リング29とで挟まれている。上部リン
グ29は球面支持体16の下部外周に上下動自在に嵌ま
り、下部リング28は、球面支持体16の下面にビス固
定されて、上部リング29の上面には球面支持体16の
全周囲に亘る筒状環状板30が固着されており、スプリ
ング27の付勢力により、環状板30の頂面(上端)が
マントルコア8の下面8aと当接している。スプリング
27は周方向に適宜数配置する。
【0021】球面支持体16の外周には、環状の切欠部
31が形成され、この切欠部31より上部には、環状板
30と球面支持体の外周面との間に少しの隙間42が形
成されている。また、球面支持体16は、その上面外周
付近に環状の油溝32が形成されており、油溝32と切
欠部31とを連通する上部連通孔33、さらに切欠部3
1から下方に向かう下部連通孔34がそれぞれ形成され
ている。
【0022】上記シールリング20は、金属製で、その
上部は二股に分岐して、防塵リング18とで取り囲まれ
た空間35を形成している。防塵壁19は、内部に多数
のコイルスプリング36が内蔵されており、これにより
シールリング20を上方、すなわち防塵リング18の方
へ付勢している。また、防塵壁19の下面1箇所に図示
省略した空気導入口が設けられており、ここから導入さ
れた空気を空間35から吹き出すことができる。図中、
48は被砕物Pの投入ホッパーである。
【0023】この実施例は以上の構成であり、つぎに、
その作用を説明すると、回転軸4を回転させることで、
マントル9を旋動回転させ、バウルライナー10との間
で被砕物Pを破砕する。マントル9とバウルライナー1
0との間隙は油圧室22の油圧により調整される。
【0024】潤滑油aは、筒部5の底面を塞ぐボトムカ
バー37の給油孔38から供給され、軸受12を潤滑
し、傾斜孔11の底部に形成された油室39に到達す
る。そして、インナーブッシュ14の外面を潤滑して球
面支持体16の内側に形成された油室40へ上昇する。
【0025】油室40に到達した潤滑油aは、その一部
がアウターブッシュ15の外面を潤滑しながら下降し、
筒部5に形成された排出孔41から排出される。残りの
潤滑油aは球面支持体16とコア部8の境界面16a、
8aを潤滑し油溝32に集まり、連通孔33、切欠部3
1、連通孔34を下降し、筒部5の外側上面の油溜室4
3に溜まる。そして、連通孔44から、中空保持部6内
の中空部6aに入り、その下部の排出孔45から排出さ
れる。
【0026】この旋動破砕において、上述のように、そ
の破砕の際に大きな偏荷重が生じ、マントルコア8が少
し浮き上がり、球面支持体16との間に隙間ができる。
しかし、この隙間ができても、球面支持体16を取り囲
む環状板30は、コイルスプリング27の付勢力によ
り、マントルコア8の下面と当接した状態を保つ。この
ため、マントルコア8と球面支持体16の境界面8a、
16aから飛び出した潤滑油aは、すぐ近くに設けられ
ている環状板30と衝突し、環状板30の内壁面を伝っ
て切欠部31に落ちる。その後は、連通孔34から通常
の経路を経て排出される。
【0027】この時、マントルコア8の下面が油で濡れ
た状態となり、環状板30がマントルコア8と当接して
いても、マントルコア8の旋動回転による遠心力のた
め、一部の油がそこをかいくぐって、環状板30の外側
に出ていくことになる。
【0028】しかしながら、環状板30は、球面支持体
16のすぐ近くに設けられており、環状板30がコイル
スプリング27に付勢されてマントルコア8の下面と常
時当接しているから、油の洩れ量は僅かである。この油
aは、マントルコア8の下面、さらに防塵リング18の
逆円錐リング部46の上面を伝って、その下端に達す
る。そして、油aは、ここから、下方の油溜め室43に
落下する。当然、従来技術と同様に逆円錐リング部46
の斜面を重力に逆らって上昇し、逆円錐リング部46と
シールリング20との間をかいくぐって漏洩する油があ
るが、環状板30の外側へ洩れる油の量を僅かにしたこ
とから、そのシールリング20をかいくぐって、外方へ
洩れる油の量は、ごく僅かとなる。
【0029】この実施例は、主軸7にマントルコア8を
嵌装しているが、両者7、8を、鋳物などにより一体的
に製造することができる。また、この実施例の旋動式破
砕機は、コーンクラッシャと呼ばれる形式のものである
が、ジャイレートリクラッシャや慣性式旋動破砕機など
の形式であっても、マントルコア8が球面支持体16で
支承されておれば、この発明を適用することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明は、以上のように、マントルコ
アと球面支持体の界面のオイルフェンスを、マントルコ
アの上下動に関係なく、その下面に常時当接するように
したので、その界面からの油の飛散を有効に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略切断正面図
【図2】図1のX−X線断面図
【図3】図1の要部拡大図
【図4】従来例の要部断面図
【符号の説明】
1 機体フレーム 2 上部フレーム 3 下部フレーム 4 回転軸 7 主軸 8 マントルコア 8a マントルコア凸状球面 9 マントル 10 バウルライナー 11 傾斜孔 12 軸受 16 球面支持体 16a 球面支持体凹状球面 18 防塵リング 19 防塵壁 20 シールリング 21 昇降筒 22 油圧室 23 環状凸部 24 上部油圧室 25 下部油圧室 26 オイルフェンス 27 コイルスプリング 28 下部リング 29 上部リング 30 環状板 31 切欠部 32 油溝 36 コイルスプリング 38 給油孔 41 排出孔 42 隙間 45 排出孔 46 逆円錐リング部 47 旋動体 a 潤滑油 P 被砕物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 誠 大阪市西区北堀江1丁目12番19号 株式会 社栗本鐵工所内 Fターム(参考) 4D063 BB02 BB17 GA07 GC21 GC27

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体フレーム1に設けた上下方向の回転
    軸4に、マントルコア8を偏心して旋動自在に取付け、
    前記機体フレーム1には前記マントルコア8のマントル
    9に対向してバウルライナー10を取付け、前記回転軸
    4の回転により、前記マントルコア8を旋動回転させ、
    前記マントル9とバウルライナー10の間で破砕する旋
    動式破砕機において、前記マントルコア8の下部凸状球
    面8aとその凸状球面8aが摺動自在に嵌まる前記機体
    フレーム1に設けた球面支持体16との間に送り込まれ
    た潤滑油aを外方に飛び散ることを防止するオイルフェ
    ンス構造であって、 上記球面支持体16の全周囲にオイルフェンス26を取
    付け、このオイルフェンス26は、その上端が上記マン
    トルコア8の凸状球面8aに接するとともに、その当接
    方向の弾力を有してマントルコア8の上下動に追従して
    当接状態を維持するものであることを特徴とする旋動式
    破砕機のオイルフェンス構造。
  2. 【請求項2】 上記オイルフェンス26は上記球面支持
    体16に設けたばね27によって上記マントルコア8の
    方向に付勢されて上記当接状態を維持するものであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の旋動式破砕機のオイル
    フェンス構造。
  3. 【請求項3】 上記球面支持体16の全周囲に亘る筒形
    環状板30の下縁全周に環状リング29を固着し、この
    環状リング29を上記球面支持体16の外周面に上下動
    自在に嵌め込むとともに、環状リング29と球面支持体
    16のばね受座28の間に環状リング29を上方に付勢
    するばね27を設けて、そのばね27により前記筒形環
    状板30の上端を上記マントルコア8の凸状球面8aに
    接するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の旋
    動式破砕機のオイルフェンス構造。
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