JP2001170024A - 磁気共鳴信号収集方法および装置、磁気共鳴撮影装置並びに記録媒体 - Google Patents

磁気共鳴信号収集方法および装置、磁気共鳴撮影装置並びに記録媒体

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JP2001170024A
JP2001170024A JP36442699A JP36442699A JP2001170024A JP 2001170024 A JP2001170024 A JP 2001170024A JP 36442699 A JP36442699 A JP 36442699A JP 36442699 A JP36442699 A JP 36442699A JP 2001170024 A JP2001170024 A JP 2001170024A
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JP
Japan
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magnetic resonance
space
trajectories
collecting
mode
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Application number
JP36442699A
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Miyoshi
光晴 三好
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動きがある撮影対象について偽像の少ない撮
影を行うための磁気共鳴信号収集方法および装置、磁気
共鳴撮影装置、並びに、そのような信号収集機能または
磁気共鳴撮影機能をコンピュータに実現させるプログラ
ムを記録した記録媒体を実現する。 【解決手段】 磁気共鳴信号の収集を、kスペースの座
標原点を含む部分的領域0に属するトラジェクトリに沿
って行うモードと、部分的領域0以外の領域に属する1
つおきのトラジェクトリに沿って行うモードと、残りの
トラジェクトリに沿って行うモードを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴信号収集
方法および装置、磁気共鳴撮影装置並びに記録媒体に関
し、特に、磁気共鳴信号を互いに平行な複数のトラジェ
クトリ(trajectory)に沿ってkスペースに
収集する磁気共鳴信号収集方法および装置、そのような
信号収集装置を用いる磁気共鳴撮影装置、並びに、その
ような信号収集機能または磁気共鳴撮影機能をコンピュ
ータ(computer)に実現させるプログラム(p
rogram)を記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮影装置では、撮影対象を収容
する空間に静磁場を形成し、静磁場空間に勾配磁場と高
周波磁場を形成し、撮影対象のスピン(spin)が発
生する磁気共鳴信号を収集し、それに基づいて画像を生
成するようになっている。
【0003】磁気共鳴信号は、2次元フーリエ(Fou
rier)空間すなわちkスペース(space)を埋
めるデータ(data)として収集され、それを2次元
逆フーリエ変換することにより画像が生成(再構成)さ
れる。
【0004】kスペースを埋めるデータは、互いに平行
な複数のトラジェクトリに沿って順次に収集することが
多い。トラジェクトリ数は磁気共鳴信号を収集するビュ
ー(view)数に等しく、通常は64〜512程度で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、複数ビ
ューの磁気共鳴信号を順次に収集するため、撮影対象に
動きがある場合は、kスペース上では、収集の順番の早
いものと遅いものとの時相の差に基づきデータに矛盾が
生じ、再構成画像に偽像すなわち体動アーチファクト
(artifact)ないしゴースト(ghost)が
生じる。
【0006】そこで、本発明の課題は、動きがある撮影
対象について偽像の少ない撮影を行うための磁気共鳴信
号収集方法および装置、そのような信号収集装置を用い
る磁気共鳴撮影装置、並びに、そのような信号収集機能
または磁気共鳴撮影機能をコンピュータに実現させるプ
ログラムを記録した記録媒体を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するための1つの観点での発明は、磁気共鳴信号をkス
ペースにおいて互いに平行な複数のトラジェクトリに沿
って収集するにあたり、第1のモードでは前記複数のト
ラジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的
領域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収
集し、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集し、第3の
モードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分的
領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリに
沿って磁気共鳴信号を収集することを特徴とする磁気共
鳴信号収集方法である。
【0008】この観点の発明では、第2のモードのトラ
ジェクトリと第3のモードのトラジェクトリのインター
リーブにより、偽像信号にナイキスト周波数を持たせ
る。これが、再構成画像における体動に基づく偽像をF
OVの両端に追いやることを可能にする。
【0009】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースに複数回収集
するにあたり、第1のモードでは前記複数のトラジェク
トリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領域に属
するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集し、第
2のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部
分的領域以外のkスペースに属する1つおきのトラジェ
クトリに沿って磁気共鳴信号を収集し、第3のモードで
は前記複数のトラジェクトリのうち前記部分的領域以外
のkスペースに属する残りのトラジェクトリに沿って磁
気共鳴信号を収集し、kスペースを埋める磁気共鳴信号
を少なくとも1セット収集した後は前記部分的領域以外
のkスペースには実質的に前記部分的領域よりも少ない
頻度で磁気共鳴信号を収集することを特徴とする磁気共
鳴信号収集方法である。
【0010】この観点の発明では、第2のモードのトラ
ジェクトリと第3のモードのトラジェクトリのインター
リーブにより、偽像信号にナイキスト周波数を持たせ
る。これが、再構成画像における体動に基づく偽像をF
OVの両端に追いやることを可能にする。また、信号収
集の2回目以降は第2のモードおよび第3のモードでの
信号収集の頻度を減らし、データ収集の能率を上げる。
【0011】(3)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースにおいて互い
に平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号収
集手段と、前記信号収集手段に、第1のモードでは前記
複数のトラジェクトリのうちkスペースの座標原点を含
む部分的領域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴
信号を収集させ、第2のモードでは前記複数のトラジェ
クトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属する
1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
させ、第3のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
ち前記部分的領域以外のkスペースに属する残りのトラ
ジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させる制御手段
とを具備することを特徴とする磁気共鳴信号収集装置で
ある。
【0012】この観点の発明では、制御手段で、第2の
モードのトラジェクトリと第3のモードのトラジェクト
リのインターリーブにより、偽像信号にナイキスト周波
数を持たせる。これが、再構成画像における体動に基づ
く偽像をFOVの両端に追いやることを可能にする。
【0013】(4)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースに複数回収集
する信号収集手段と、前記信号収集手段に、第1のモー
ドでは前記複数のトラジェクトリのうちkスペースの座
標原点を含む部分的領域に属するトラジェクトリに沿っ
て磁気共鳴信号を収集させ、第2のモードでは前記複数
のトラジェクトリのうち前記部分的領域以外のkスペー
スに属する1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共鳴
信号を収集させ、第3のモードでは前記複数のトラジェ
クトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属する
残りのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集さ
せ、kスペースを埋める磁気共鳴信号を少なくとも1セ
ット収集した後は前記部分的領域以外のkスペースには
実質的に前記部分的領域よりも少ない頻度で磁気共鳴信
号を収集させる制御手段とを具備することを特徴とする
磁気共鳴信号収集装置である。
【0014】この観点の発明では、制御手段で、第2の
モードのトラジェクトリと第3のモードのトラジェクト
リのインターリーブにより、偽像信号にナイキスト周波
数を持たせる。これが、再構成画像における体動に基づ
く偽像をFOVの両端に追いやることを可能にする。ま
た、信号収集の2回目以降は第2のモードおよび第3の
モードでの信号収集の頻度を減らし、データ収集の能率
を上げる。
【0015】(5)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースにおいて互い
に平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号収
集手段と、前記信号収集手段に、第1のモードでは前記
複数のトラジェクトリのうちkスペースの座標原点を含
む部分的領域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴
信号を収集させ、第2のモードでは前記複数のトラジェ
クトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属する
1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
させ、第3のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
ち前記部分的領域以外のkスペースに属する残りのトラ
ジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させる制御手段
と、前記収集した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成す
る画像生成手段とを具備することを特徴とする磁気共鳴
撮影装置である。
【0016】この観点の発明では、制御手段で、第2の
モードのトラジェクトリと第3のモードのトラジェクト
リのインターリーブにより、偽像信号にナイキスト周波
数を持たせる。これにより、画像生成手段で再構成した
画像における体動に基づく偽像はFOVの両端に移動す
る。
【0017】(6)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースに複数回収集
する信号収集手段と、前記信号収集手段に、第1のモー
ドでは前記複数のトラジェクトリのうちkスペースの座
標原点を含む部分的領域に属するトラジェクトリに沿っ
て磁気共鳴信号を収集させ、第2のモードでは前記複数
のトラジェクトリのうち前記部分的領域以外のkスペー
スに属する1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共鳴
信号を収集させ、第3のモードでは前記複数のトラジェ
クトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属する
残りのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集さ
せ、kスペースを埋める磁気共鳴信号を少なくとも1セ
ット収集した後は前記部分的領域以外のkスペースには
実質的に前記部分的領域よりも少ない頻度で磁気共鳴信
号を収集させる制御手段と、毎回収集される前記部分的
領域の磁気共鳴信号およびkスペースを埋めるそれ以外
の磁気共鳴信号に基づいて逐次に画像を生成する画像生
成手段とを具備することを特徴とする磁気共鳴撮影装置
である。
【0018】この観点の発明では、制御手段で、第2の
モードのトラジェクトリと第3のモードのトラジェクト
リのインターリーブにより、偽像信号にナイキスト周波
数を持たせる。これにより、画像生成手段で再構成した
画像における体動に基づく偽像はFOVの両端に移動す
る。また、信号収集の2回目以降は第2のモードおよび
第3のモードでの信号収集の頻度を減らし、データ収集
の能率を上げて撮影の能率を向上させる。
【0019】(7)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースにおいて互い
に平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号収
集機能と、前記信号収集機能に、第1のモードでは前記
複数のトラジェクトリのうちkスペースの座標原点を含
む部分的領域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴
信号を収集させ、第2のモードでは前記複数のトラジェ
クトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属する
1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
させ、第3のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
ち前記部分的領域以外のkスペースに属する残りのトラ
ジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させる制御機能
とをコンピュータに実現させるプログラムをコンピュー
タで読み取り可能なように記録したことを特徴とする記
録媒体である。
【0020】この観点の発明では、記録媒体に記録され
たプログラムが、制御機能で、第2のモードのトラジェ
クトリと第3のモードのトラジェクトリのインターリー
ブにより、偽像信号にナイキスト周波数を持たせる。こ
れが、再構成画像における体動に基づく偽像をFOVの
両端に追いやることを可能にする。
【0021】(8)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースに複数回収集
する信号収集機能と、前記信号収集機能に、第1のモー
ドでは前記複数のトラジェクトリのうちkスペースの座
標原点を含む部分的領域に属するトラジェクトリに沿っ
て磁気共鳴信号を収集させ、第2のモードでは前記複数
のトラジェクトリのうち前記部分的領域以外のkスペー
スに属する1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共鳴
信号を収集させ、第3のモードでは前記複数のトラジェ
クトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属する
残りのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集さ
せ、kスペースを埋める磁気共鳴信号を少なくとも1セ
ット収集した後は前記部分的領域以外のkスペースには
実質的に前記部分的領域よりも少ない頻度で磁気共鳴信
号を収集させる制御機能とをコンピュータに実現させる
プログラムをコンピュータで読み取り可能なように記録
したことを特徴とする記録媒体である。
【0022】この観点の発明では、記録媒体に記録され
たプログラムが、制御機能で、第2のモードのトラジェ
クトリと第3のモードのトラジェクトリのインターリー
ブにより、偽像信号にナイキスト周波数を持たせる。こ
れが、再構成画像における体動に基づく偽像をFOVの
両端に追いやることを可能にする。また、信号収集の2
回目以降は第2のモードおよび第3のモードでの信号収
集の頻度を減らし、データ収集の能率を上げる。
【0023】(9)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースにおいて互い
に平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号収
集機能と、前記信号収集機能に、第1のモードでは前記
複数のトラジェクトリのうちkスペースの座標原点を含
む部分的領域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴
信号を収集させ、第2のモードでは前記複数のトラジェ
クトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属する
1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
させ、第3のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
ち前記部分的領域以外のkスペースに属する残りのトラ
ジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させる制御機能
と、前記収集した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成す
る画像生成機能とをコンピュータに実現させるプログラ
ムをコンピュータで読み取り可能なように記録したこと
を特徴とする記録媒体である。
【0024】この観点の発明では、記録媒体に記録され
たプログラムが、制御手段で、第2のモードのトラジェ
クトリと第3のモードのトラジェクトリのインターリー
ブにより、偽像信号にナイキスト周波数を持たせる。こ
れにより、画像生成手段で再構成した画像における体動
に基づく偽像はFOVの両端に移動する。
【0025】(10)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、磁気共鳴信号をkスペースに複数回収
集する信号収集機能と、前記信号収集機能に、第1のモ
ードでは前記複数のトラジェクトリのうちkスペースの
座標原点を含む部分的領域に属するトラジェクトリに沿
って磁気共鳴信号を収集させ、第2のモードでは前記複
数のトラジェクトリのうち前記部分的領域以外のkスペ
ースに属する1つおきのトラジェクトリに沿って磁気共
鳴信号を収集させ、第3のモードでは前記複数のトラジ
ェクトリのうち前記部分的領域以外のkスペースに属す
る残りのトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集さ
せ、kスペースを埋める磁気共鳴信号を少なくとも1セ
ット収集した後は前記部分的領域以外のkスペースには
実質的に前記部分的領域よりも少ない頻度で磁気共鳴信
号を収集させる制御機能と、毎回収集される前記部分的
領域の磁気共鳴信号およびkスペースを埋めるそれ以外
の磁気共鳴信号に基づいて逐次に画像を生成する画像生
成機能とをコンピュータに実現させるプログラムをコン
ピュータで読み取り可能なように記録したことを特徴と
する記録媒体である。
【0026】この観点の発明では、記録媒体に記録され
たプログラムが、制御手段で、第2のモードのトラジェ
クトリと第3のモードのトラジェクトリのインターリー
ブにより、偽像信号にナイキスト周波数を持たせる。こ
れにより、画像生成手段で再構成した画像における体動
に基づく偽像はFOVの両端に移動する。また、信号収
集の2回目以降は第2のモードおよび第3のモードでの
信号収集の頻度を減らし、データ収集の能率を上げて撮
影の能率を向上させる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実
施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明
の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の
動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例
が示される。
【0028】図1に示すように、本装置はマグネットシ
ステム(magnet system)100を有す
る。マグネットシステム100は主磁場コイル(coi
l)部102、勾配コイル部106およびRF(rad
io frequency)コイル部108を有する。
これら各コイル部は概ね円筒状の外形を有し、互いに同
軸的に配置されている。マグネットシステム100の内
部空間に、撮影対象300がクレードル(cradl
e)500に搭載されて図示しない搬送手段により搬入
および搬出される。
【0029】主磁場コイル部102はマグネットシステ
ム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向
は概ね撮影対象300の体軸の方向に平行である。すな
わちいわゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部10
2は例えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超
伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用いて構成しても
良いのはもちろんである。
【0030】勾配コイル部106は静磁場強度に勾配を
持たせるための勾配磁場を生じる。発生する勾配磁場
は、スライス(slice)勾配磁場、リードアウト
(read out)勾配磁場およびフェーズエンコー
ド(phase encode)勾配磁場の3種であ
り、これら3種類の勾配磁場に対応して勾配コイル部1
06は図示しない3系統の勾配コイルを有する。
【0031】RFコイル部108は静磁場空間に撮影対
象300の体内のスピンを励起するための高周波磁場を
形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF励起
信号の送信という。RFコイル部108は、また、励起
されたスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号を受
信する。RFコイル部108は図示しない送信用のコイ
ルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイルおよ
び受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかあるいは
それぞれ専用のコイルを用いる。
【0032】勾配コイル部106には勾配駆動部130
が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部1
06に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆
動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾
配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有
する。
【0033】RFコイル部108にはRF駆動部140
が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部1
08に駆動信号を与えてRF励起信号を送信し、撮影対
象300の体内のスピンを励起する。
【0034】RFコイル部108には、また、データ収
集部150が接続されている。データ収集部150はR
Fコイル部108が受信した受信信号を取り込み、それ
をディジタルデータ(digital data)とし
て収集する。
【0035】勾配駆動部130、RF駆動部140およ
びデータ収集部150には制御部160が接続されてい
る。制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収
集部150をそれぞれ制御する。
【0036】データ収集部150の出力側はデータ処理
部170に接続されている。データ処理部170は、例
えばコンピュータ等を用いて構成される。データ処理部
170は図示しないメモリ(memory)を有し、そ
のメモリに本装置の動作を規定するプログラムを記憶し
ている。
【0037】データ処理部170は、データ収集部15
0から取り込んだデータを図示しないメモリに記憶す
る。メモリ内にはデータ空間が形成される。データ空間
は2次元フ−リエ空間を構成する。データ処理部170
は、これら2次元フ−リエ空間のデータを2次元逆フ−
リエ変換して撮影対象300の画像を生成(再構成)す
る。以下、2次元フ−リエ空間をkスペースともいう。
【0038】データ処理部170は制御部160に接続
されている。データ処理部170は制御部160の上位
にあってそれを統括する。データ処理部170には、表
示部180および操作部190が接続されている。表示
部180は、データ処理部170から出力される再構成
画像および各種の情報を表示する。操作部190は、操
作者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処
理部170に入力する。
【0039】マグネットシステム100、勾配駆動13
0、RF駆動部140、データ収集部150、制御部1
60、データ処理部170および操作部190からなる
部分は、本発明における信号収集手段の実施の形態の一
例である。データ処理部170は、本発明における制御
手段の実施の形態の一例である。データ処理部170お
よび表示部180からなる部分は、本発明における画像
生成手段の実施の形態の一例である。
【0040】図2に、他の方式の磁気共鳴撮影装置のブ
ロック図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例で
ある。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実
施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本
発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0041】図2に示す装置は、図1に示した装置とは
方式を異にするマグネットシステム100’を有する。
マグネットシステム100’以外は図1に示した装置と
同様な構成になっており、同様な部分に同一の符号を付
して説明を省略する。
【0042】マグネットシステム100’は主磁場マグ
ネット部102’、勾配コイル部106’およびRFコ
イル部108’を有する。これら主磁場マグネット部1
02’および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互い
に対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円
盤状の外形を有し中心軸を共有して配置されている。マ
グネットシステム100’の内部空間に、撮影対象30
0がクレードル500に搭載されて図示しない搬送手段
により搬入および搬出される。
【0043】主磁場マグネット部102’はマグネット
システム100’の内部空間に静磁場を形成する。静磁
場の方向は概ね撮影対象300の体軸方向と直交する。
すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネッ
ト部102’は例えば永久磁石等を用いて構成される。
なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電
磁石等を用いて構成しても良いのはもちろんである。
【0044】勾配コイル部106’は静磁場強度に勾配
を持たせるための勾配磁場を生じる。発生する勾配磁場
は、スライス勾配磁場、リードアウト勾配磁場およびフ
ェーズエンコード勾配磁場の3種であり、これら3種類
の勾配磁場に対応して勾配コイル部106’は図示しな
い3系統の勾配コイルを有する。
【0045】RFコイル部108’は静磁場空間に撮影
対象300の体内のスピンを励起するためのRF励起信
号を送信する。RFコイル部108’は、また、励起さ
れたスピンが生じる磁気共鳴信号を受信する。RFコイ
ル部108’は図示しない送信用のコイルおよび受信用
のコイルを有する。送信用のコイルおよび受信用のコイ
ルは、同じコイルを兼用するかあるいはそれぞれ専用の
コイルを用いる。
【0046】マグネットシステム100’、勾配駆動1
30、RF駆動部140、データ収集部150、制御部
160、データ処理部170および操作部190からな
る部分は、本発明における信号収集手段の実施の形態の
一例である。データ処理部170は、本発明における制
御手段の実施の形態の一例である。データ処理部170
および表示部180からなる部分は、本発明における画
像生成手段の実施の形態の一例である。
【0047】図3に、磁気共鳴撮影に用いるパルスシー
ケンス(pulse sequence)の一例を示
す。このパルスシーケンスは、グラディエントエコー
(GRE:Gradient Echo)法のパルスシ
ーケンスである。
【0048】すなわち、(1)はGRE法におけるRF
励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、
(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スラ
イス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコ
ード勾配GpおよびグラディエントエコーMRのシーケ
ンスである。なお、α°パルスは中心信号で代表する。
パルスシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行す
る。
【0049】同図に示すように、α°パルスによりスピ
ンのα°励起が行われる。フリップアングル(flip
angle)α°は90°以下である。このときスラ
イス勾配Gsが印加され所定のスライスについての選択
励起が行われる。
【0050】α°励起後、フェーズエンコード勾配Gp
によりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、
リードアウト勾配Grによりまずスピンをディフェーズ
(dephase)し、次いでスピンをリフェーズ(r
ephase)して、グラディエントエコーMRを発生
させる。グラディエントエコーMRの信号強度は、α°
励起からTE(echo time)後の時点で最大と
なる。グラディエントエコーMRはデータ収集部150
によりビューデータ(view data)として収集
される。
【0051】通常の撮影では、このようなパルスシーケ
ンスが周期TR(repetition time)で
64〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェー
ズエンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエ
ンコードを行う。これによって、kスペースを埋める6
4〜512ビューのビューデータが得られる。
【0052】磁気共鳴撮影用パルスシーケンスの他の例
を図4に示す。このパルスシーケンスは、スピンエコー
(SE:Spin Echo)法のパルスシーケンスで
ある。
【0053】すなわち、(1)はSE法におけるRF励
起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンス
であり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じ
くそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配G
r、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーM
Rのシーケンスである。なお、90°パルスおよび18
0°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシー
ケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0054】同図に示すように、90°パルスによりス
ピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配G
sが印加され所定のスライスについての選択励起が行わ
れる。90°励起から所定の時間後に、180°パルス
による180°励起すなわちスピン反転が行われる。こ
のときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスに
ついての選択的反転が行われる。
【0055】90°励起とスピン反転の間の期間に、リ
ードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gp
が印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのデ
ィフェーズが行われる。フェーズエンコード勾配Gpに
よりスピンのフェーズエンコードが行われる。
【0056】スピン反転後、リードアウト勾配Grでス
ピンをリフェーズしてスピンエコーMRを発生させる。
スピンエコーMRの信号強度は、90°励起からTE後
の時点で最大となる。スピンエコーMRはデータ収集部
150によりビューデータとして収集される。通常の撮
影では、このようなパルスシーケンスが周期TRで64
〜512回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエ
ンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコ
ードを行う。これによって、kスペースを埋める64〜
512ビューのビューデータが得られる。
【0057】図3または図4のパルスシーケンスによっ
て得られたビューデータが、データ処理部170のメモ
リに収集される。データ処理部170は、kスペースの
ビューデータを2次元逆フ−リエ変換して撮影対象30
0の断層像を再構成する。再構成した画像はメモリに記
憶する。
【0058】なお、撮影に用いるパルスシーケンスはG
RE法またはSE法に限るものではなく、例えば、FS
E(Fast Spin Echo)法、ファーストリ
カバリFSE(Fast Recovery Fast
Spin Echo)法、TOF(Time of
Flight)法、フェーズコントラスト(Phase
Contrast)法等、他の適宜の技法のものであ
って良い。
【0059】次に、ビューデータをkスペースに収集す
るトラジェクトリについて説明する。図5に、kスペー
スとそこにおけるトラジェクトリの概念を示す。kスペ
ースは互いに垂直な2つの座標軸kx,kyを有する。
kxは周波数軸、kyは位相軸である。両座標軸の原点
はkスペースの中心に位置する。
【0060】トラジェクトリは周波数軸kxに平行で位
相軸ky方向に間隔を有する複数の直線となる。位相軸
ky上のトラジェクトリの位置はフェーズエンコード量
に対応する。トラジェクトリの数はビュー数に等しい。
各トラジェクトリにフェーズエンコードの正の最大値側
から負の最大値側に向かって昇順の番号を付す。ここで
は、説明の便宜上、トラジェクトリ数を25とする。す
なわち、25ビューでkスペースを埋める1セット(s
et)のデータを収集するものとする。これらトラジェ
クトリに沿って所定の順序でデータ収集が行われる。画
像再構成はこれらの1セットデータを用いて行われる。
【0061】図6に、ビュー番号とトラジェクトリ番号
との対応すなわちビューオーダリング(view or
dering)の一例を示す。同図に示すように、1ビ
ュー目のビューデータすなわち最初のビューデータは、
トラジェクトリ1に沿って収集する。2ビュー目のデー
タはトラジェクトリ25に沿って収集する。3ビュー目
のデータはトラジェクトリ3に沿って収集する。4ビュ
ー目のデータはトラジェクトリ23に沿って収集する。
以下、10ビュー目までこの要領でデータ収集を行う。
すなわち、奇数番号のトラジェクトリを位相軸kyの両
端側からkスペースの中心に向かって交互に選んでデー
タ収集を行う。
【0062】位相軸kyの両端側からkスペースの中心
に向かって交互にトラジェクトリを選ぶビューオーダリ
ングは、セントリック・ビューオーダリング(cent
ric view ordering)とも呼ばれる。
上記は、奇数番目のトラジェクトリについてのセントリ
ック・ビューオーダリングということになる11ビュー
目のデータはトラジェクトリ2に沿って収集し、12ビ
ュー目のデータはトラジェクトリ24に沿って収集し、
13ビュー目のデータはトラジェクトリ4に沿って収集
し、14ビュー目のデータはトラジェクトリ22に沿っ
て収集する。以下、20ビュー目までこの要領でデータ
を収集する。すなわち、偶数番号目のトラジェクトリを
位相軸kyの両端側からkスペースの中心に向かって交
互に選んでデータ収集を行う。これは、偶数番目のトラ
ジェクトリについてのセントリック・ビューオーダリン
グということになる。
【0063】このようにして、kスペースの座標原点を
含む部分的領域0の外側では、まず奇数番目のトラジェ
クトリに沿ってセントリック・ビューオーダリングによ
りデータを収集し、次に偶数番目のトラジェクトリに沿
ってセントリック・ビューオーダリングにより収集す
る。なお、奇数番目のデータ収集と偶数番目のデータ収
集はどちらが先であっても良い。
【0064】部分的領域0の外側は、空間周波数が高い
信号成分が存在する領域である。したがって、空間周波
数が高い信号成分に関しては、トラジェクトリが互いに
インターリーブ(interleave)するようにデ
ータ収集が行われる。
【0065】部分的領域0においては、21ビュー目は
トラジェクトリ11、22ビュー目はトラジェクトリ1
5、23ビュー目はトラジェクトリ12、24ビュー目
はトラジェクトリ14、25ビュー目はトラジェクトリ
13に沿ってそれぞれデータが収集される。部分的領域
0は、空間周波数が低い信号成分が存在する領域であ
り、この領域に関しては、トラジェクトリのインターリ
ーブなしにデータ収集が行われる。部分的領域0へのデ
ータ収集は、上記の奇数トラジェクトリのデータ収集お
よび偶数トラジェクトリのデータ収集の前、または、そ
れらの間で行うようにしても良い。
【0066】セントリック・ビューオーダリングでは、
周波数軸に関して対称的なトラジェクトリに収集される
データの時相の差が小さくなる。このため、撮影対象3
00に動きがある場合の両データ間の矛盾が小さくなる
ので、再構成画像における偽像(体動アーチファクト)
を低減するのに効果がある。なお、セントリック・ビュ
ーオーダリングは、上記のように位相軸kyの両端から
中心に向かうオーダリングとは逆に、中心から両端に向
かうオーダリングとしても良い。
【0067】本装置においては、さらに、トラジェクト
リについて奇数と偶数のインターリーブを行っているの
で、体動アーチファクトの原因になる信号成分がナイキ
スト(Nyquist)周波数を持つようになる。この
ため、再構成画像においては体動アーチファクトの生じ
る位置が位相軸方向のフィールド・オブ・ビュー(FO
V:field of view)の両端に移動し、主
画像に対する妨害が無くなる。
【0068】そこで、位相軸方向のFOVを周波数軸方
向のFOVの2倍程度とし、主画像と体動アーチファク
トの間の距離を広げる。そして、そのような画像の両側
の偽像部分を切り捨てることにより、体動アーチファク
トを含まない画像を得ることができる。この技法はノー
フェーズラップ・テクニック(no phase wr
ap technique)とも呼ばれる。
【0069】部分的領域0の両側のkスペースは、いく
つかの部分的領域に区分するようにしても良い。両側を
それぞれ2種類の部分的領域に区分した例を図7に示
す。同図において、部分的領域1,2は、互いにインタ
ーリーブする2つの部分的領域である。なお、部分的領
域の種類は2種類に限るものではなく適宜で良い。ま
た、作図の便宜上、1区分を1トラジェクトリとして示
すが、区分内のトラジェクトリ数は適宜でよい。
【0070】動きのある撮影対象を繰り返して撮影する
場合、このように区分したkスペースについて、例えば
図8に示す要領でデータ収集を行う。まず、1回目のス
キャンで、同図の(a)に示すように、全ての部分的領
域にそれぞれデータが収集される。データ収集は、上述
のように、インターリーブ付のセントリック・ビューオ
ーダリングおよびノーフェーズラップ・テクニックによ
り行われる。以降のスキャンも同様である。
【0071】kスペースに収集された1セットのビュー
データに基づいて画像が再構成される。再構成画像のコ
ントラストは部分的領域0に収集されたビューデータに
よって実質的に決定される。これに対して部分的領域
1,2のビューデータは、実質的に再構成画像の空間分
解能を決定する。再構成画像は、実質的に、部分的領域
0にデータを収集したときの撮影対象300の時相を示
す。このような画像が表示部180に表示され、また、
メモリに記憶される。
【0072】2回目のスキャンでは、部分的領域0に属
するビューデータおよび部分的領域1に属するビューデ
ータだけを収集する。これにより、図8の(b)に示す
ように、部分的領域0および1のビューデータだけが更
新される。
【0073】このように部分的に更新されたデータと、
最初に収集した部分的領域2のビューデータに基づいて
画像を再構成する。この画像は、2回目のスキャンによ
って部分的領域0にデータを収集したときの撮影対象3
00の時相を示す。このような画像が表示部180に表
示されるとともにメモリに記憶される。
【0074】3回目のスキャンでは、部分的領域0に属
するビューデータおよび部分的領域2に属するビューデ
ータだけを収集する。これにより、図8の(c)示すよ
うに、部分的領域0および2のビューデータだけが更新
される。
【0075】このように部分的に更新されたデータと、
2回目に収集した部分的領域1のビューデータに基づい
て画像を再構成する。この画像は、3回目のスキャンに
よって部分的領域0にデータを収集したときの撮影対象
300の時相を示す。このような画像が表示部180に
表示されまたメモリに記憶される。
【0076】以下、2回目および3回目と同様な要領で
のスキャンを繰り返す。このようにして、kスペースの
部分的領域0以外の領域では、2回に分けてデータ収集
が行われ、実質的に頻度が低下する。このため、2回目
以降は1回目の3/5程度の時間で撮影を行うことがで
き、能率を向上させることができる。撮影の能率は部分
的領域の数を増やすほど向上する。
【0077】以上は、トラジェクトリのインターリーブ
をセントリック・ビューオーダリングに適用した例であ
るが、ビューオーダリングはセントリックに限るもので
はなく、例えばシーケンシャル(sequentia
l)等、適宜のオーダリングであって良い。
【0078】以上のような本装置の機能をデータ処理部
170(コンピュータ)に実現させるためのプログラム
が、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され
る。コンピュータで読み取り記録媒体は、磁気的な記録
媒体、光学的な記録媒体、磁気的光学的な記録媒体およ
び半導体を用いた記憶媒体のいずれであっても良い。な
お、本書では記録媒体は記憶媒体と同義である。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、動きがある撮影対象について偽像の少ない撮影を
行うための磁気共鳴信号収集方法および装置、そのよう
な信号収集装置を用いる磁気共鳴撮影装置、並びに、そ
のような信号収集機能または磁気共鳴撮影機能をコンピ
ュータに実現させるプログラムを記録した記録媒体を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図3】図1または図2に示した装置が実行するパルス
シーケンスの一例を示す図である。
【図4】図1または図2に示した装置が実行するパルス
シーケンスの一例を示す図である。
【図5】kスペースおよびトラジェクトリの概念図であ
る。
【図6】図1または図2に示した装置によるデータ収集
を説明する図である。
【図7】kスペースおよびトラジェクトリの概念図であ
る。
【図8】図1または図2に示した装置によるデータ収集
を説明する図である。
【符号の説明】
100,100’ マグネットシステム 102 主磁場コイル部 102’ 主磁場マグネット部 106,106’ 勾配コイル部 108,108’ RFコイル部 130 勾配駆動部 140 RF駆動部 150 データ収集部 160 制御部 170 データ処理部 180 表示部 190 操作部 300 撮影対象 500 クレードル

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気共鳴信号をkスペースにおいて互い
    に平行な複数のトラジェクトリに沿って収集するにあた
    り、 第1のモードでは前記複数のトラジェクトリのうちkス
    ペースの座標原点を含む部分的領域に属するトラジェク
    トリに沿って磁気共鳴信号を収集し、 第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記
    部分的領域以外のkスペースに属する1つおきのトラジ
    ェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集し、 第3のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記
    部分的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェク
    トリに沿って磁気共鳴信号を収集する、ことを特徴とす
    る磁気共鳴信号収集方法。
  2. 【請求項2】 前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前
    記座標原点に関して互いに反対側となるトラジェクトリ
    に沿って交互に行う、ことを特徴とする請求項1に記載
    の磁気共鳴信号収集方法。
  3. 【請求項3】 磁気共鳴信号をkスペースに複数回収集
    するにあたり、 第1のモードでは前記複数のトラジェクトリのうちkス
    ペースの座標原点を含む部分的領域に属するトラジェク
    トリに沿って磁気共鳴信号を収集し、 第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記
    部分的領域以外のkスペースに属する1つおきのトラジ
    ェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集し、 第3のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記
    部分的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェク
    トリに沿って磁気共鳴信号を収集し、 kスペースを埋める磁気共鳴信号を少なくとも1セット
    収集した後は前記部分的領域以外のkスペースには実質
    的に前記部分的領域よりも少ない頻度で磁気共鳴信号を
    収集する、ことを特徴とする磁気共鳴信号収集方法。
  4. 【請求項4】 前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前
    記座標原点に関して互いに反対側となるトラジェクトリ
    に沿って交互に行う、 ことを特徴とする請求項3に記載の磁気共鳴信号収集方
    法。
  5. 【請求項5】 前記部分的領域以外のkスペースを複数
    の領域に区分して磁気共鳴信号を収集する、ことを特徴
    とする請求項3または請求項4に記載の磁気共鳴信号収
    集方法。
  6. 【請求項6】 前記複数の領域への磁気共鳴信号の収集
    は回ごとに異なる領域に行う、ことを特徴とする請求項
    5に記載の磁気共鳴信号収集方法。
  7. 【請求項7】 前記トラジェクトリに垂直な方向におけ
    るフィールド・オブ・ビューを前記トラジェクトリに平
    行な方向におけるフィールド・オブ・ビューより大きく
    した、ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のうち
    のいずれか1つに記載の磁気共鳴信号収集方法。
  8. 【請求項8】 磁気共鳴信号をkスペースにおいて互い
    に平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号収
    集手段と、 前記信号収集手段に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させる制御手段と、を具備
    することを特徴とする磁気共鳴信号収集装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記信号収集手段に、
    前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点に関
    して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交互に
    行わせる、ことを特徴とする請求項8に記載の磁気共鳴
    信号収集装置。
  10. 【請求項10】 磁気共鳴信号をkスペースに複数回収
    集する信号収集手段と、 前記信号収集手段に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させ、kスペースを埋める
    磁気共鳴信号を少なくとも1セット収集した後は前記部
    分的領域以外のkスペースには実質的に前記部分的領域
    よりも少ない頻度で磁気共鳴信号を収集させる制御手段
    と、を具備することを特徴とする磁気共鳴信号収集装
    置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記信号収集手段
    に、前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点
    に関して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交
    互に行わせる、ことを特徴とする請求項10に記載の磁
    気共鳴信号収集装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記部分的領域以外
    のkスペースを複数の領域に区分して磁気共鳴信号を収
    集させる、ことを特徴とする請求項10または請求項1
    1に記載の磁気共鳴信号収集装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記複数の領域への
    磁気共鳴信号の収集は回ごとに異なる領域に行わせる、
    ことを特徴とする請求項12に記載の磁気共鳴信号収集
    装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記トラジェクトリ
    に垂直な方向におけるフィールド・オブ・ビューを前記
    トラジェクトリに平行な方向におけるフィールド・オブ
    ・ビューより大きくする、ことを特徴とする請求項8な
    いし請求項13のうちのいずれか1つに記載の磁気共鳴
    信号収集装置。
  15. 【請求項15】 磁気共鳴信号をkスペースにおいて互
    いに平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号
    収集手段と、 前記信号収集手段に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させる制御手段と、 前記収集した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画
    像生成手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮
    影装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記信号収集手段
    に、前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点
    に関して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交
    互に行わせる、ことを特徴とする請求項15に記載の磁
    気共鳴撮影装置。
  17. 【請求項17】 磁気共鳴信号をkスペースに複数回収
    集する信号収集手段と、 前記信号収集手段に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させ、kスペースを埋める
    磁気共鳴信号を少なくとも1セット収集した後は前記部
    分的領域以外のkスペースには実質的に前記部分的領域
    よりも少ない頻度で磁気共鳴信号を収集させる制御手段
    と、 毎回収集される前記部分的領域の磁気共鳴信号およびk
    スペースを埋めるそれ以外の磁気共鳴信号に基づいて逐
    次に画像を生成する画像生成手段と、を具備することを
    特徴とする磁気共鳴撮影装置。
  18. 【請求項18】 前記制御手段は、前記信号収集手段
    に、前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点
    に関して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交
    互に行わせる、ことを特徴とする請求項17に記載の磁
    気共鳴信号収集装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記部分的領域以外
    のkスペースを複数の領域に区分して磁気共鳴信号を収
    集させる、ことを特徴とする請求項17または請求項1
    8に記載の磁気共鳴撮影装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記複数の領域への
    磁気共鳴信号の収集は回ごとに異なる領域に行わせる、
    ことを特徴とする請求項19に記載の磁気共鳴撮影装
    置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、前記トラジェクトリ
    に垂直な方向におけるフィールド・オブ・ビューを前記
    トラジェクトリに平行な方向におけるフィールド・オブ
    ・ビューより大きくする、ことを特徴とする請求項15
    ないし請求項20のうちのいずれか1つに記載の磁気共
    鳴撮影装置。
  22. 【請求項22】 磁気共鳴信号をkスペースにおいて互
    いに平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号
    収集機能と、 前記信号収集機能に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させる制御機能と、をコン
    ピュータに実現させるプログラムをコンピュータで読み
    取り可能なように記録したことを特徴とする記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記制御機能は、前記信号収集機能
    に、前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点
    に関して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交
    互に行わせる、ことを特徴とする請求項22に記載の記
    録媒体。
  24. 【請求項24】 磁気共鳴信号をkスペースに複数回収
    集する信号収集機能と、 前記信号収集機能に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させ、kスペースを埋める
    磁気共鳴信号を少なくとも1セット収集した後は前記部
    分的領域以外のkスペースには実質的に前記部分的領域
    よりも少ない頻度で磁気共鳴信号を収集させる制御機能
    と、をコンピュータに実現させるプログラムをコンピュ
    ータで読み取り可能なように記録したことを特徴とする
    記録媒体。
  25. 【請求項25】 前記制御機能は、前記信号収集機能
    に、前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点
    に関して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交
    互に行わせる、ことを特徴とする請求項24に記載の記
    録媒体。
  26. 【請求項26】 前記制御機能は、前記部分的領域以外
    のkスペースを複数の領域に区分して磁気共鳴信号を収
    集させる、ことを特徴とする請求項24ないし請求項2
    5に記載の記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記制御機能は、前記複数の領域への
    磁気共鳴信号の収集は回ごとに異なる領域に行わせる、
    ことを特徴とする請求項26に記載の記録媒体。
  28. 【請求項28】 前記制御手段は、前記トラジェクトリ
    に垂直な方向におけるフィールド・オブ・ビューを前記
    トラジェクトリに平行な方向におけるフィールド・オブ
    ・ビューより大きくする、ことを特徴とする請求項22
    ないし請求項27のうちのいずれか1つに記載の記録媒
    体。
  29. 【請求項29】 磁気共鳴信号をkスペースにおいて互
    いに平行な複数のトラジェクトリに沿って収集する信号
    収集機能と、 前記信号収集機能に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させる制御機能と、 前記収集した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画
    像生成機能と、をコンピュータに実現させるプログラム
    をコンピュータで読み取り可能なように記録したことを
    特徴とする記録媒体。
  30. 【請求項30】 前記制御機能は、前記信号収集機能
    に、前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点
    に関して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交
    互に行わせる、ことを特徴とする請求項29に記載の記
    録媒体。
  31. 【請求項31】 磁気共鳴信号をkスペースに複数回収
    集する信号収集機能と、 前記信号収集機能に、第1のモードでは前記複数のトラ
    ジェクトリのうちkスペースの座標原点を含む部分的領
    域に属するトラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集
    させ、第2のモードでは前記複数のトラジェクトリのう
    ち前記部分的領域以外のkスペースに属する1つおきの
    トラジェクトリに沿って磁気共鳴信号を収集させ、第3
    のモードでは前記複数のトラジェクトリのうち前記部分
    的領域以外のkスペースに属する残りのトラジェクトリ
    に沿って磁気共鳴信号を収集させ、kスペースを埋める
    磁気共鳴信号を少なくとも1セット収集した後は前記部
    分的領域以外のkスペースには実質的に前記部分的領域
    よりも少ない頻度で磁気共鳴信号を収集させる制御機能
    と、 毎回収集される前記部分的領域の磁気共鳴信号およびk
    スペースを埋めるそれ以外の磁気共鳴信号に基づいて逐
    次に画像を生成する画像生成機能と、をコンピュータに
    実現させるプログラムをコンピュータで読み取り可能な
    ように記録したことを特徴とする記録媒体。
  32. 【請求項32】 前記制御機能は、前記信号収集機能
    に、前記各モードの磁気共鳴信号の収集を前記座標原点
    に関して互いに反対側となるトラジェクトリに沿って交
    互に行わせる、ことを特徴とする請求項31に記載の記
    録媒体。
  33. 【請求項33】 前記制御機能は、前記部分的領域以外
    のkスペースを複数の領域に区分して磁気共鳴信号を収
    集させる、ことを特徴とする請求項31または請求項3
    2に記載の記録媒体。
  34. 【請求項34】 前記制御機能は、前記複数の領域への
    磁気共鳴信号の収集は回ごとに異なる領域に行わせる、
    ことを特徴とする請求項33に記載の記録媒体。
  35. 【請求項35】 前記制御手段は、前記トラジェクトリ
    に垂直な方向におけるフィールド・オブ・ビューを前記
    トラジェクトリに平行な方向におけるフィールド・オブ
    ・ビューより大きくする、ことを特徴とする請求項29
    ないし請求項34のうちのいずれか1つに記載の記録媒
    体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008508070A (ja) * 2004-08-02 2008-03-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 位相マッピングと、位相基準として用いる基準媒体が関係するmri温度測定

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008508070A (ja) * 2004-08-02 2008-03-21 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 位相マッピングと、位相基準として用いる基準媒体が関係するmri温度測定

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