JP2001169354A - 通信端末装置および基地局、並びにそれを使用する通信システム - Google Patents

通信端末装置および基地局、並びにそれを使用する通信システム

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JP2001169354A
JP2001169354A JP34950499A JP34950499A JP2001169354A JP 2001169354 A JP2001169354 A JP 2001169354A JP 34950499 A JP34950499 A JP 34950499A JP 34950499 A JP34950499 A JP 34950499A JP 2001169354 A JP2001169354 A JP 2001169354A
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communication terminal
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Tadashi Adachi
直史 安達
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Abstract

(57)【要約】 【課題】通信端末装置が、同じまたは異なる他の通信端
末装置との間で音声通信及びデータ通信を並行して行う
ことを可能にする。 【解決手段】基地局により、音声通信を行うための第1
の送信スロットTXa及び第1の受信スロットRXaが割り当
てられ、これと並行してデータ通信を行うための第2の
送信スロットTXd及び第2の受信スロットRXdが割り当て
られる。通信端末装置は、スロットTXa,RXaを使用して
他の通信端末装置と音声通信を行う第1の通信手段と、
スロットTXd,RXdを使用して他の通信端末装置とデータ
通信を行う第2の通信手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば簡易型携
帯電話機(PHS:Personal Handyphone System)等に
適用して好適な通信端末装置および基地局、並びにそれ
を使用する通信システムに関する。詳しくは、基地局よ
り割り当てられる第1のスロットを使用して他の通信端
末装置と音声の通信を行う第1の通信手段と、基地局よ
り上記第1のスロットと並行して割り当てられる第2の
スロットを使用して他の通信端末装置とデータの通信を
行う第2の通信手段とを備えることによって、同じまた
は異なる他の通信端末装置との間で音声通信およびデー
タ通信を並行して行い得るようにした通信端末装置等に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、簡易型携帯電話機では、「音声」
または「データ」の通信サービスを選択することができ
る。「音声」の通信サービスでは、音声の通信が可能で
ある。一方、「データ」の通信サービスでは、32kb
psまたは64kbpsのデータ通信が可能である。な
お、通信サービスとして、「音声」を選択するか、「デ
ータ」を選択するかは、発呼時の設定によって決まる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように現行の
PHSでは、発呼時の設定よって決まる通信サービスの
みを利用できる。したがって、音声通信とデータ通信と
を並行して行うことはできない。しかしながら、「音
声」の通信サービスがリアルタイム性を有するのに対し
て、「データ」の通信サービスは完全性を有するもので
ある。そのため、例えば「データ」の通信サービスを利
用したデータ通信を行っている場合、通信環境が不良の
場合にはデータ通信がなかなか終了せず、「音声」の通
信サービスを利用した音声通信へスムーズに移行できな
いということが発生する。このような場合、「音声」お
よび「データ」の通信サービスを同時に利用できれば、
ユーザにとって、非常に使い勝手のよいものとなる。
【0004】そこで、この発明では、同じまたは異なる
他の通信端末装置との間で音声通信およびデータ通信を
並行して行い得る通信端末装置等を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信端末
装置は、基地局より割り当てられた第1の送信スロット
および第1の受信スロットを使用して他の通信端末装置
と音声の通信を行う第1の通信手段と、基地局より第1
の送信スロットおよび第1の受信スロットの割り当てと
並行して割り当てられる第2の送信スロットおよび第2
の受信スロットを使用して他の通信端末装置とデータの
通信を行う第2の通信手段とを備えるものである。
【0006】また、この発明に係る通信端末装置のため
の基地局は、通信端末装置と無線で通信する、ネットワ
ークに接続された基地局であって、通信端末装置に対し
て、音声の通信を行うための第1の送信スロットおよび
第1の受信スロットを割り当てると共に、データの通信
を行うための第2の送信スロットおよび第2の受信スロ
ットを割り当てるスロット割り当て手段を備えるもので
ある。
【0007】また、この発明に係る通信システムは、ネ
ットワークに接続された基地局と、通信端末装置とを備
えてなり、基地局は、上記通信端末装置が他の通信端末
装置と音声の通信を行うための第1の送信スロットおよ
び第1の受信スロットを割り当てると共に、上記通信端
末装置が他の通信端末装置とデータの通信を行うための
第2の送信スロットおよび第2の受信スロットを割り当
て、通信端末装置は、第1の送信スロットおよび第1の
受信スロットを使用して他の通信端末装置と音声の通信
を行うと同時に、第2の送信スロットおよび第2の受信
スロットを使用して他の通信端末装置とデータの通信を
行うものである。
【0008】また、この発明に係る通信端末装置は、第
1の基地局より割り当てられた第1の送信スロットおよ
び第1の受信スロットを使用して他の通信端末装置と音
声の通信を行う第1の通信手段と、第2の基地局より割
り当てられた第2の送信スロットおよび第2の受信スロ
ットを使用して他の通信端末装置とデータの通信を行う
第2の通信手段とを備えるものである。
【0009】また、この発明に係る通信端末のための基
地局システムは、ネットワークに接続され、通信端末装
置と無線で通信を行う複数の基地局からなる基地局シス
テムであって、複数の基地局のうち一の基地局は通信端
末装置に対して音声の通信を行うための第1の送信スロ
ットおよび第1の受信スロットを割り当て、複数の基地
局のうち他の基地局は通信端末装置に対してデータの通
信を行うための第2の送信スロットおよび第2の受信ス
ロットを割り当て、通信端末装置に対して音声通信とデ
ータ通信とを同時に行い得るようになされたものであ
る。
【0010】また、この発明に係る通信システムは、ネ
ットワークに接続された複数の基地局と、この複数の基
地局と無線で通信する通信端末装置とを備え、複数の基
地局のうち一の基地局は通信端末装置に対して第1の受
信スロットを割り当て、複数の基地局のうち他の基地局
は通信端末装置に対してデータの通信を行うための第2
の送信スロットおよび第2の受信スロットを割り当て、
通信端末装置が音声通信とデータ通信とを同時に行い得
るようになされたものである。
【0011】この発明においては、通信端末装置は、基
地局より割り当てられた第1のスロットを使用して他の
通信端末装置と音声の通信を行うことができ、同時に、
基地局より割り当てられた第2のスロットを使用して他
の通信端末装置とデータの通信を行うことができる。こ
の場合、音声通信を行う他の通信端末装置とデータ通信
を行う他の端末装置は、同じあるいは異なるものであ
る。このように、同じまたは異なる他の通信端末装置と
の間で音声通信およびデータ通信が同時に可能となるこ
とで、ユーザの使い勝手が大幅に向上することとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。図1は、通信端末
装置としてのPHS(簡易型携帯電話機)100と、情
報処理装置としてのアダプタ200とが、ケーブル30
0を介して接続された状態を示している。
【0013】PHS100の構成を説明する。このPH
S100はマイクロコンピュータを有し、システム全体
の動作を制御するための制御部101と、送受信用のア
ンテナ102と、無線部103と、通信制御部104
と、音声処理部105と、受話器としてのスピーカ10
6と、送話器としてのマイクロホン107とを有してい
る。
【0014】無線部103は、図示せずも、受信部およ
び送信部からなる周波数変換部と、受信部および送信部
からなるモデムとから構成されている。周波数変換部の
受信部は、送信/受信を振り分けるアンテナスイッチを
介して入力される、アンテナ102で受信された信号
を、PLLシンセサイザから出力される所定周波数の局
部発振信号と混合することにより、1.9GHz帯から
1MHz帯付近の中間周波(IF)信号に周波数変換す
る。また、周波数変換部の送信部は、後述するモデムか
ら供給されるπ/4QPSKの変調波をPLLシンセサ
イザから出力される所定周波数の局部発振信号と混合す
ることにより、1.9GHz帯に周波数変換し、アンテ
ナスイッチを介してアンテナ102から送信する。
【0015】モデムの受信部は、周波数変換部からのI
F信号を復調し、IQデータに分離してデータ列とし、
通信制御部104に送出する。また、モデムの送信部
は、通信制御部104から供給されるデータからIQデ
ータを作成して、π/4QPSKの変調をして、無線部
103の周波数変換部に送出する。
【0016】通信制御部104は、受信側および送信側
で構成されており、フレーム同期およびスロットのデー
タフォーマット処理をする。受信側は、無線部103の
モデムより供給される受信データから所定のタイミング
で1スロット分のデータを取り出し、このデータの中か
らユニークワード(同期信号)を抽出してフレーム同期
信号を生成し、かつデータのスクランブルを解除した
後、音声データを音声処理部105に送出し、制御デー
タやテキストデータ、画像データを制御部101に送出
する。また、送信側は、音声処理部105から供給され
る音声データや、制御部101から供給される制御デー
タ、さらに制御部101から供給されるテキストデー
タ、画像データに対してスクランブルを施した後にユニ
ークワード(同期信号)を付加して、1スロット分の送
信データを作成し、所定タイミングでフレーム内の所定
スロットに挿入して無線部103のモデムに送出する。
【0017】音声処理部105は、音声コーデックおよ
びPCMコーデックで構成されている。音声コーデック
は、ディジタルデータの圧縮/伸張処理を行うものであ
り、受信側および送信側で構成されている。受信側は、
通信制御部104から供給されるADPCM音声信号
(4ビット×8kHz=32kbps)をPCM音声信
号(8ビット×8kHz=64kbps)に復号化する
ことにより伸張してPCMコーデックに送出する。送信
側は、PCMコーデックから供給されるPCM音声信号
をADPCM音声信号に符号化することにより圧縮して
通信制御部104に送出する。
【0018】PCMコーデックは、アナログ/ディジタ
ル変換処理を行うものであり、受信側および送信側で構
成されている。受信側は、音声コーデックから供給され
るPCM音声信号をD/A(digital-to-analog)変換
によりアナログ信号に変換し、スピーカ106に供給す
る。送信側は、マイクロホン107から入力されたアナ
ログ音声信号をA/D(analog-to-digital)変換によ
りPCM音声信号に変換し、音声コーデックに送出す
る。
【0019】また、PHS100は、ユーザが各種のキ
ー操作を行うための操作部111と、LCD(liquid c
rystal display)等で構成される表示部112と、不揮
発性メモリ113と、ROM(read only memory)11
4およびRAM(random access memory)115とを有
している。これら、操作部111、表示部112、不揮
発性メモリ113、ROM114およびRAM115
は、それぞれ制御部101に接続されている。
【0020】操作部111には、発呼を指示したり、着
信時に応答するための通話キー、通話を終了するための
終話キー、電話番号を入力するためのテンキー、電話帳
データを検索するためのキー等が配されている。表示部
112には、システムの状態の他に、電話帳データの検
索で選択された電話帳データ、テンキーで入力される電
話番号、「データ」の通信サービスで受信したテキスト
データによるテキスト等が表示される。不揮発性メモリ
113には、電話帳データや、「データ」の通信サービ
スで受信したテキストデータや画像データが記憶され
る。ROM114には、制御部101で実行されるプロ
グラムや、テキストデータをフォントデータに変換する
ための変換テーブル、種々のパラメータ等が格納されて
いる。RAM115は、制御部101の制御に伴って生
成されるデータを格納したり、ワーキングエリアとして
用いられる。
【0021】また、PHS100は、アダプタ200を
接続するための接続端子121を有している。この接続
端子121は制御部101に接続されている。アダプタ
200は、この接続端子121を利用し、ケーブル30
0により接続される。なお、ケーブル300としては、
受信ライン、送信ラインおよびアースラインからなる3
線式のものが使用される。
【0022】次に、アダプタ200の構成を説明する。
このアダプタ200は、PHS100とのインタフェー
ス処理、テキストデータをフォントデータに変換する処
理等を行うCPU(Central Processing Unit)201
(CPU1)と、画像データの圧縮/伸張の処理、表示
制御等を行うCPU202(CPU2)とを有してい
る。
【0023】また、アダプタ200は、ユーザが各種の
キー操作を行うための操作部203と、テキストデータ
を記憶するためのRAM204と、後述するように「デ
ータ」の通信サービスでテキストデータや画像データを
受信した際に応答するためのテキストデータや画像デー
タを記憶しておく不揮発性メモリ205とを有してい
る。これら操作部203、RAM204および不揮発性
メモリ205は、それぞれCPU201に接続されてい
る。なお、操作部203は、例えばフルキーボードで構
成される。
【0024】また、アダプタ200は、LCD等で構成
され、画像データによる画像やテキストデータによるテ
キスト等を表示する表示部206と、CCD固体撮像素
子、CMOS固体撮像素子等を備え、被写体を撮像して
画像データを得る撮像部207と、圧縮符号化された画
像データを記憶するためのRAM208と、表示部20
6に表示するための表示データ(画像データ、フォント
データ)や、撮像部207で得られる画像データを記憶
するRAM209とを有している。
【0025】また、アダプタ200は、PHS200に
接続するための接続端子211を有している。この接続
端子211はCPU201に接続されている。この接続
端子211が、ケーブル300により、PHS100の
接続端子121に接続されることで、アダプタ200は
PHS100に接続されることとなる。
【0026】図2は、上述したPHS100およびアダ
プタ200の外観を示している。この図2において、図
1と対応する部分には、同一符号を付して示している。
アダプタ200は、操作部203と、表示部206およ
び撮像部207とが別個の筐体部分に配されており、そ
れぞれの筐体部分はヒンジ構造で開閉自在に接続されて
いる。
【0027】次に、PHS100およびアダプタ200
の動作を説明する。PHS100は、電源オン時には、
制御チャネルとの同期がはずれた状態にあるので、基地
局より送信される制御チャネルを受信して制御チャネル
との同期確立が行われる。この場合、利用可能な基地局
の制御チャネルを順次受信し、受信信号強度(RSS
I:Receive Signal Strength Indicate)が選択レベル
以上で、かつ最大レベルの制御チャネルが選択され、そ
の制御チャネルとの同期確立が行われる。そして、その
後に、同期確立が行われた制御チャネルにいるという位
置登録が行われる。この位置登録は通話チャネルを使用
して行われる。位置登録が終了した後は、同期確立が行
われた制御チャネルの受信状態に戻って待ち受け状態と
なる。
【0028】図3は、論理制御チャネル(LCCH)の
構成例を示している。ただし、TDMAフレームの第1
スロットを論理制御チャネル(LCCH)に割り当てる
と共に、LCCHスーパーフレームをnTDMAフレー
ム毎のm個の間欠送信スロットで構成した例である。
【0029】基地局(CS)の使用するスロットは、下
り(送信)の4スロットとそれに続く上り(受信)の4
スロットとによって5[ms]のTDMAフレームが構
成される。そして、下り論理制御チャネル(LCCH)
を構成するスロットはnTDMAフレーム毎に存在す
る。すなわち、下り間欠送信周期は5×n[ms]であ
る。
【0030】また、すべてのLCCH要素のスロット位
置を指定する下り論理制御チャネル(LCCH)の最小
周期(5×n×m[ms])がLCCHスーパーフレー
ムと定義される。下り論理制御チャネル(LCCH)
は、報知チャネル(BCCH)、一斉呼び出しチャネル
(PCH)、個別セル用チャネル(SCCH)とで構成
される。BCCHはLCCHスーパーフレームの先頭ス
ロットで送信され、このBCCHの送信によりLCCH
の先頭位置が通知される。一方、上り論理制御チャネル
(LCCH)は、個別セル用チャネル(SCCH)で構
成される。上り論理制御チャネル(LCCH)のスロッ
ト位置は、BCCH上の無線チャネル情報報知メッセー
ジ中の制御用キャリア構成情報要素によって基地局(C
S)から移動局(PS)に通知される。
【0031】図4は、BCCHの構成を示している。B
CCHはCSからPSに制御情報を報知するための下り
片方向チャネルである。このBCCHによって、チャネ
ル構造に関する情報、システム情報等が転送される。
【0032】BCCHは、プリアンブルパターン(P
R)、同期用ユニークワード(UW)、チャネル種別コ
ード(CI)、発識別符号、データ(BCCH)および
巡回誤り検出符号(CRC)で構成される。そして、発
識別符号(CS−ID)は、事業者識別符号、一斉呼出
エリア番号および付加IDで構成される。また、データ
(BCCH)は、オクテット1〜オクテット8で構成さ
れる。そして、オクテット1の下位7ビットによって、
オクテット2〜オクテット8によるメッセージの種別が
示される。
【0033】図5は、SCCHの構成を示している。S
CCHはCSとPSの間で呼接続に必要な情報を転送す
るポイント-ポイントの双方向チャネルである。このS
CCHでは、セル毎に独立の情報が転送される。
【0034】SCCHは、プリアンブルパターン(P
R)、同期用ユニークワード(UW)、チャネル種別コ
ード(CI)、発識別符号、着識別符号、データ(SC
CH)および巡回誤り検出符号(CRC)で構成され
る。そして、SCCH(下り)において、発識別符号
(CS−ID)は事業者識別符号、一斉呼出エリア番号
および付加IDで構成され、着識別符号はPS呼出符号
(PS−ID)で構成される。図示せずも、SCCH
(上り)では、上述した発識別符号が着識別符号とな
り、上述した着識別符号が発識別符号となる。また、デ
ータ(SCCH)は、オクテット1〜オクテット5で構
成される。そして、オクテット1の下位7ビットによっ
て、オクテット2〜オクテット5によるメッセージの種
別が示される。
【0035】PCHは、CSからPSに対して、単一セ
ルあるいは複数セルの広いエリア(一斉呼出エリア)に
同一の情報を一斉に転送するポイント-マルチポイント
の下り片方向チャネルである。このPCHによって、C
SはPSに対して着信があったことを通知する。図3に
示すように、LCCHスーパーフレームには複数個のP
CH(PCH1〜PCHn)が存在する。
【0036】図6は、PCHの構成を示している。PC
Hは、プリアンブルパターン(PR)、同期用ユニーク
ワード(UW)、チャネル種別コード(CI)、発識別
符号、データ(PCH)および巡回誤り検出符号(CR
C)で構成される。そして、発識別符号は、事業者識別
符号、一斉呼出エリア番号および付加IDで構成され
る。また、データ(PCH)は、オクテット1〜オクテ
ット8で構成される。
【0037】この場合、PCHは単一のメッセージのみ
を定義するため、メッセージ種別を示す領域はない。オ
クテット1の5〜7ビットで、呼出なし、BCD13桁
以下のPS番号による呼出サービス、16進7桁のPS
番号による呼出サービスである等の呼出サービス種別が
表示される。そして、オクテット1〜7によってPS番
号が示される。さらに、オクテット8によって、報知チ
ャネル(BCCH)の受信指示が行われる。後述する間
欠受信時に変化が生じた場合、PSは、この受信指示に
よってBCCHを受信する。
【0038】なお、PSは、着信群番号によって複数の
PCH(PCH1〜PCHn)より受信すべきPCHを
認識する。PSは、PS番号とCSからのBCCHの内
容(nPCH、nGROUP、制御用キャリア構成)に基づき、
(1)式によって、着信群番号が算出される。ここで、
PCHは同一着信群数、nGROUPは着信群分ファクタであ
る。また、2周波(2LCCH)を使用しPCHの着信
群が相互に関係する場合はX=2であり、それ以外では
X=1である。 着信群番号=(PS番号)MOD(nPCH×nGROUP×X)+1・・・(1) 上述した待ち受け状態では、PHS(PS)100は、
算出した着信群番号に対応するPCHのみを受信する間
欠受信に移行する。この場合、算出した着信群番号に対
応するPCHはLCCHスーパーフレーム毎に存在する
ことから、従来待ち受け状態では、例えば1.2秒毎の
間欠受信が行われている。
【0039】図7は、待ち受け状態におけるPCHの間
欠受信の動作を示している。自己の着信群番号に対応す
るPCHがPCHaであるとする。まず、最初に、制御
チャネルの連続受信を行って、BCCHを受信する。こ
のBCCH中の情報より自己の着信群番号を算出し、そ
の着信群番号に基づいて受信タイミングを算出してPC
Haを受信する。そして、それ以後は、一定の受信タイ
ミングでPCHaのみを間欠受信する。
【0040】次に、「音声」または「データ」の通信サ
ービスによる通信を行う場合の動作について説明する。
例えば、PHS100において、操作部111のキー操
作で相手側の電話番号を入力し、あるいは電話帳データ
を検索した後に通話キーを操作すると、発呼処理が行わ
れる。この発呼処理では、制御部101より制御データ
として相手側の電話番号データ等が通信制御部104に
供給されて制御チャネルで基地局に送信される。そして
周知のように、リンクチャネルの確立、呼設定の動作が
行われた後に、相手側との回線接続が行われて通信可能
状態に移行する。
【0041】また、制御チャネルを使用して基地局より
制御データとして呼出データが送信され、この呼出デー
タが通信制御部104より制御部101に供給されて着
信が検出されると、着呼処理が行われる。この着呼処理
では、周知のように、リンクチャネルの確立、呼設定の
動作が行われた後に、通話キーの操作による応答がなさ
れることで、相手側との回線接続が行われて通信可能状
態に移行する。
【0042】ここで、通信は基地局より通知された通話
チャネルを使用して行われる。なお、上述したように、
通信サービスとして、「音声」を選択するか、「デー
タ」を選択するかは、発呼時の設定によって決まる。図
8を参照して、通信用物理スロットの構成を説明する。
基地局(CS)の使用するスロットは、下り(送信)の
4スロットとそれに続く上り(受信)の4スロットとに
よって、5[ms]のTDMAフレームが構成される。
PSは、各TDMAフレームにおいて、上りの設定スロ
ットでデータをCSに送信し、下りの設定スロットのデ
ータを受信データとする。
【0043】通信サービスが「音声」である場合の送受
信について説明する。通話チャネルで送信されてきたA
DPCM音声信号は通信制御部104より出力される。
そして、このADPCM音声信号は、音声処理部105
でPCM音声信号に変換され、さらにアナログ音声信号
に変換された後に、スピーカ106に供給される。これ
により、スピーカ106より受話音が出力される。一
方、マイクロホン107からのアナログ音声信号は、音
声処理部105でPCM音声信号に変換され、さらにA
DPCM音声信号に変換された後に、通信制御部104
に供給され、通話チャネルで相手側に送信される。
【0044】次に、通信サービスが「データ」である場
合の送受信について説明する。受信時の動作を説明す
る。通話チャネルで送信されてきたテキストデータおよ
び画像データは、通信制御部104より制御部101に
供給される。図9はテキストデータおよび画像データが
同時に送信されてくる場合のデータ構成を示しており、
ヘッダーに続いてテキストデータが配され、その後にセ
パレータを挟んで画像データが配され、最後にフッター
が配されている。なお、テキストデータあるいは画像デ
ータのみからなるデータもある。
【0045】上述せずも、PHS100は、ROM11
4にテキストデータからフォントデータに変換するため
のテーブルを備えており、表示部112にテキストデー
タによるテキストを表示することは可能であるが、画像
データによる画像を表示する機能は備えていない。ま
た、PHS100のRAM115には、アダプタ200
で利用可能な画像ファイルの種類を示す画像ファイル情
報が記憶される。この画像ファイルの情報は、圧縮符号
化方式(例えば、JPEG,QCIF等)、画像サイズ
等の情報である。この画像ファイルの情報は、例えば、
アダプタ200のCPU201内のメモリに記憶されて
おり、PHS100にアダプタ200を接続すること
で、アダプタ200のCPU201よりRAM115に
自動的に送信されて記憶される。これにより、ユーザが
操作部111を操作してアダプタ200で利用可能な画
像ファイルの情報をRAM115に記憶することが必要
でなくなる。なお、この画像ファイルの情報は、ユーザ
が操作部111を操作して入力することもできる。
【0046】上述したように通信制御部104より制御
部101に供給されるテキストデータは不揮発性メモリ
113に記憶される。また、通信制御部104より制御
部101に供給される画像データは、上述した画像ファ
イルの情報よりアダプタ200で利用できる画像ファイ
ルであると判断される場合、不揮発性メモリ113に記
憶される。これより、アダプタ200の接続により当該
画像ファイルを利用することが可能となる。
【0047】そして、不揮発性メモリ113にアダプタ
200で利用可能な画像データが記憶されているとき、
表示部112には、図10に示すように、その旨が表示
される。なお、表示は文字でなく、所定のマークであっ
てもよい。これにより、ユーザは、PHS100に、ア
ダプタ200で利用可能な画像ファイルがあることを容
易に認識できる。
【0048】なお、不揮発性メモリ113にテキストデ
ータが記憶されている場合にも、表示部112に、図1
0に示すように、その旨が表示される。このように不揮
発性メモリ113に画像データやテキストデータが記憶
されている旨のユーザへの報知は、音声や発光等によっ
て行ってもよい。
【0049】不揮発性メモリ113に記憶されたテキス
トデータは、制御部101によりフォントデータに変換
され、表示部112にそのテキストデータによるテキス
トが表示される。なお、不揮発性メモリ113にテキス
トデータが記憶されている間は、ユーザの操作部111
の操作によって、そのテキストデータによるテキストを
表示部112に何度でも表示できる。このように不揮発
性メモリ113に記憶されているテキストデータや画像
データは、ユーザの操作部111の操作によって消去す
ることができる。
【0050】また、上述したように不揮発性メモリ11
3にテキストデータや画像データが記憶された際、既に
PHS100にアダプタ200が接続されている場合、
あるいは不揮発性メモリ113にテキストデータや画像
データが記憶された後に、PHS100にアダプタ20
0が接続される場合の動作を説明する。
【0051】この場合、不揮発性メモリ113に記憶さ
れているテキストデータおよび画像データは、制御部1
01によって読み出され、ケーブル300を介して、ア
ダプタ200のCPU201に、自動的に送出される。
これにより、ユーザのアダプタ200にデータを送出す
る操作が不要となる。不揮発性メモリ113に記憶され
ている画像データは、アダプタ200のCPU201に
送出された後には、自動的に消去される。これにより、
不揮発性メモリ113に不必要な画像データが残ってい
る状態を自動的に回避でき、この不揮発性メモリ113
の記憶容量を有効に活用できることとなる。
【0052】このように不揮発性メモリ113より画像
データが消去された後には、当然に表示部112におけ
るアダプタ200で利用可能な画像ファイルがあること
を示す表示は停止されることとなる。なお、テキストデ
ータに関しては、PHS100側でテキスト表示できる
ので、アダプタ200のCPU201に送出された後で
あっても、自動的には消去されない。
【0053】CPU201に送出されてくるテキストデ
ータは、このCPU201よりRAM204に供給され
て記憶される。一方、CPU201に送出されてくる画
像データは、このCPU201よりCPU202を介し
てRAM208に供給されて記憶される。
【0054】RAM208に記憶された画像データ、例
えばJPEGデータは、CPU202でデコード(伸長
復号化)されて、RAM209に記憶される。そして、
CPU202の制御によってRAM209に記憶された
画像データが表示部206に供給され、表示部206に
その画像データによる画像が表示される。また、RAM
204に記憶されたテキストデータは、CPU201に
より、カナ、漢字等のフォントデータに変換された後
に、CPU202に供給される。そして、このCPU2
02の制御によってこのフォントデータが表示部206
に供給され、表示部206にテキストデータによるテキ
ストが表示される。
【0055】ここで、ユーザのアダプタ200の操作部
203の操作によって、表示部206の表示態様を、図
11A〜Cに示すように、切り換え選択することができ
る。図11Aは、表示部206にテキストデータによる
テキストのみを表示するものである。この場合、例えば
ブルーバックの画面にテキストデータによるテキストが
表示される。図11Bは、表示部206に画像データに
よる画像のみを表示するものである。
【0056】また、図11Cは、画像データによる画像
に、テキストデータによるテキスト(文字情報)を重ね
て表示するものである。この場合、例えばユーザの操作
部203の操作により、画面の所定位置、例えば下部に
1行分のテキスト表示領域が予め設定される。そして、
RAM209に記憶されている画像データが表示部に供
給される際に、上述したテキスト表示領域に対応した画
像データがフォントデータに順次置き換えられ、テキス
トデータによるテキストが右から左にスクロール表示さ
れる。
【0057】なお、図11Cの表示態様を選択した場
合、画像がないときは、ブルーバックの画面にテキスト
データによるテキストがスクロール表示される。また、
スクロールは右から左の方向に限定されず、その他の方
向、例えば下から上の方向であってもよい。また、テキ
ストをスクロール表示するのではなく、例えば画面下部
に予め1行ないし数行のテキスト表示領域を設定し、こ
のテキスト表示領域にテキストの全てを表示できるとき
は、テキストを一括して表示し、一方このテキスト表示
領域にテキストの全てを表示できないときは、当該テキ
ストを分割し、所定の時間間隔をもって順次表示するよ
うにしてもよい。
【0058】また、図11Cの表示態様が選択されてお
り、表示部206に画像が表示されている状態で、CP
U201が、テキストデータを含むが画像データを含ま
ない新たなデータを受け取った場合には、この新たなデ
ータよりテキストデータが分離されて一時的にRAM2
04に記憶され、その後にCPU201によりテキスト
データからフォントデータに変換されてCPU202に
供給される。そして、このCPU202の制御により、
表示部206に既に表示されている画像とともに、テキ
スト表示領域に、上述したように新たなデータに含まれ
ていたテキストデータによるテキストが例えばスクロー
ル表示される。これにより、相手側より既に表示されて
いる画像に関する新たなテキストデータが送信されてく
る場合、アダプタ200の表示部206に、当該画像と
同時に新たなテキストデータによるテキストが同時に表
示されることとなる。
【0059】このように、アダプタ200の表示部20
6にPHS100で表示できない画像を表示でき、しか
も図11Cの表示態様では、画像を関連するテキストと
同時に表示でき、ユーザの使い勝手が向上する。
【0060】送信時の動作を説明する。ユーザがPHS
100の操作部111で入力した送信用のテキストデー
タは、制御部101を介して不揮発性メモリ113に記
憶される。この状態で、操作部111で送信操作がある
と、制御部101の制御によって、不揮発性メモリ11
3より上述の送信用のテキストデータが読み出され、こ
のテキストデータが通信制御部104に供給される。こ
れにより、テキストデータが通話チャネルで相手側に送
信される。
【0061】また、送信時には、アダプタ200で作成
されたテキストデータや画像データも、相手側に送信で
きる。すなわち、撮像部207で撮像されて得られた送
信用の画像データはCPU202を介してRAM209
に記憶される。また、操作部203の操作で入力された
送信用のテキストデータがCPU201を介してRAM
204に記憶される。この状態で、操作部203で送信
操作があると、CPU201の制御によって、RAM2
04により送信用のテキストデータが読み出され、この
テキストデータがCPU201よりPHS100の制御
部101を介して不揮発性メモリ113に供給されて記
憶される。
【0062】その後、CPU201よりCPU202に
制御信号が送出される。そして、CPU202の制御に
よって、RAM209より送信用の画像データが読み出
され、この画像データがCPU202によって圧縮符号
化された後、CPU201、PHS100の制御部10
1を介して不揮発性メモリ113に供給されて記憶され
る。
【0063】その後、CPU201よりPHS100の
制御部101に送信指示が出され、制御部101の制御
によって不揮発性メモリ113より上述の送信用のテキ
ストデータおよび画像データが読み出され、このテキス
トデータおよび画像データが通信制御部104に供給さ
れる。これにより、アダプタ200で作成されたテキス
トデータおよび画像データが通話チャネルで相手側に送
信される。
【0064】上述せずも、本実施の形態において、ユー
ザは、PHS100の操作部111を操作して、相手側
よりテキストデータや画像データの送信があった場合
に、応答データを相手側に自動的に送信するように設定
できる。
【0065】アダプタ200の不揮発性メモリ205に
は、上述したようにテキストデータまたは画像データの
送信があった際に、その応答のために送信する第1およ
び第2の応答データ(テキストデータや画像データから
なっている)が予め記憶される。第1の応答データは特
定の電話番号にかかる相手でないときに送信する応答デ
ータ、例えば風景の画像データであり、第2の応答デー
タは特定の電話番号にかかる相手であるときに送信する
応答データ、例えばユーザを撮った画像データである。
PHS100では、特定の電話番号の情報として、例え
ば不揮発性メモリ113に記憶されている電話帳データ
が利用される。この場合、特定の登録番号の電話帳デー
タに含まれる電話番号が特定の電話番号として予め設定
される。
【0066】上述したように、相手側よりテキストデー
タまたは画像データの送信があったとき、PHS100
の制御部は、図12のフローチャートに示す自動応答処
理を実行する。まず、ステップST1で、応答データの
自動送信設定がされているか否かを判定する。自動送信
設定がされていないときは、直ちに処理を終了する。一
方、自動送信設定がされているときは、ステップST2
で、相手の電話番号が特定の電話番号であるか否かを判
定する。
【0067】そして、相手の電話番号が特定の電話番号
でないときは、ステップST3で、アダプタ200のC
PU201に、不揮発性メモリ205に記憶されている
第1の応答データを送るように指示する。この指示があ
ると、アダプタ200のCPU201は、不揮発性メモ
リ205より第1の応答データを読み出し、その第1の
応答データをPHS100の制御部101に送出する。
このように制御部101に送られてくる第1の応答デー
タは、不揮発性メモリ113に一時的に記憶される。
【0068】次に、ステップST4で、第1の応答デー
タを相手側に送信して、処理を終了する。この場合、制
御部101の制御により、第1の応答データが不揮発性
メモリ113より読み出されて通信制御部104に供給
され、相手側に送信される。
【0069】また、ステップST2で、相手の電話番号
が特定の電話番号であるときは、ステップST5で、ア
ダプタ200のCPU201に、不揮発性メモリ205
に記憶されている第2の応答データを送るように指示す
る。この指示があると、アダプタ200のCPU201
は、不揮発性メモリ205より第2の応答データを読み
出し、その第2の応答データをPHS100の制御部1
01に送出する。このように制御部101に送られてく
る第2の応答データは、不揮発性メモリ113に一時的
に記憶される。
【0070】次に、ステップST6で、第2の応答デー
タを相手側に送信して、処理を終了する。この場合、制
御部101の制御により、第2の応答データが不揮発性
メモリ113より読み出されて通信制御部104に供給
され、相手側に送信される。
【0071】なお、応答データの自動送信設定がされて
いない場合には、ユーザの操作部111の操作により、
第1の応答データまたは第2の応答データを選択的に相
手側に送信できる。また、相手側に応じて第1の応答デ
ータまたは第2の応答データを選択的に相手側に送信す
るものであったが、不揮発性メモリ113にさらに多く
の種類の応答データを記憶しておき、相手側に応じて選
択的に一のデータを送信するようにしてもよい。
【0072】上述したように、相手側よりテキストデー
タまたは画像データが送信されてきたとき、相手側に対
して応答データが送信されることで、相手側ではデータ
送信の完了を容易に確認できるようになる。また、相手
側に応じて選択的に一の応答データを送信するようにす
ることで、知らない人と知っている人等、相手側に適切
な応答データを送ることができる。
【0073】また、本実施の形態において、ユーザは、
PHS100の操作部111を操作して、特定の電話番
号の相手からの着信があったときに、所定の時間間隔で
撮像して得られた最新の所定枚数の画像データを、自動
的に相手側に送信する自動応答モードを選択できる。
【0074】次に、図13のフローチャートを使用し
て、ユーザの操作部111の操作により自動応答モード
のオンオフ選択状態とされた場合における制御部101
の動作を説明する。自動応答モードのオンオフ選択状態
とされると、まずステップST11で表示部112を制
御し、自動応答モードのオンオフを選択するための表示
をする。この表示は、「1」キーが押圧されるときは自
動応答モードがオンに設定され、「3」キーが押圧され
るときは自動応答モードがオフに設定されることを示す
ものである。
【0075】次に、ステップST12で、制御部101
内のT秒タイマ(図示せず)を起動し、ステップST1
3で、「1」キーが押圧されたか否かを判定し、ステッ
プST14で「3」キーが押圧されたか否かを判定し、
ステップST15で、T秒が経過したか否かを判定す
る。T秒が経過する前に「3」キーが押圧されるとき
は、ステップST16で自動応答モードをオフに設定
し、ステップST17で、待ち受け状態にする。
【0076】一方、T秒が経過する前に「1」キーが押
圧されるときは、ステップST18で、不揮発性メモリ
113の電話帳データ記憶領域のアドレス(登録番号)
「01」に登録済みか否かを判定する。つまり、アドレ
ス(登録番号)「01」に電話帳データが記憶されてい
るか否かを判定する。アドレス(登録番号)「01」に
電話帳データが記憶されているときは、ステップST1
9で、自動応答モードをオンに設定し、ステップST1
7で、待ち受け状態にする。
【0077】一方、アドレス(登録番号)「01」に電
話帳データが記憶されていないときは、ステップST2
0で、例えば「デンワチョウ 01 トウロクアリマセ
ン」の表示をし、ステップST17で待ち受け状態にす
る。このように、アドレス(登録番号)「01」に電話
帳データが記憶されていないとき自動応答モードをオン
に設定しないのは、アドレス(登録番号)「01」に記
憶される電話番号が後述するように自動応答モードにお
ける特定の電話番号として使用されるものであり、アド
レス(登録番号)「01」に電話帳データが記憶されて
いないときは自動応答モードをオンに設定することが無
駄となるからである。
【0078】「1」キーや「3」キーが押されることな
く、ステップST15でT秒が経過するときは、直ちに
ステップST17に進み、待ち受け状態になる。この場
合、自動応答モードの設定状態は、既に設定されている
状態のままとなる。上述せずも、自動応答モードのオン
オフ選択状態とされた場合に、いま自動応答モードがオ
ンであるかオフであるかを、表示部112に表示するよ
うにしてもよい。
【0079】なお、上述では、不揮発性メモリ113の
電話帳記憶領域のアドレス(登録番号)「01」に記憶
された電話番号を特定の電話番号として利用するもので
あったが、特定の電話番号を記憶する専用のメモリを備
えるようにしてもよい。この場合、この専用のメモリに
特定の電話番号が記憶されるとき、自動応答モードが自
動的にオンに設定されるようにすることで、自動応答モ
ードをオンに設定する手間を省くことができる。また、
特定の電話番号は1個だけでなく、複数個であってもよ
い。
【0080】次に、図14のフローチャートを参照し
て、「データ」の通信サービスにかかる着信があった場
合における制御部101の動作を説明する。まず、ステ
ップST22で、自動応答モードがオンであるか否かを
判定する。自動応答モードがオフであるときは、ステッ
プST23で、通常の着信動作に移る。
【0081】ステップST22で、自動応答モードがオ
ンであるときは、ステップST25で、発信側の電話番
号(発信者番号)が特定の電話番号であるか否かを判定
する。すなわち、発信側の電話番号が、不揮発性メモリ
113の電話帳データ記憶領域のアドレス(登録番号)
「01」に記憶されている電話番号と一致するか否かを
判定し、一致するときは発信側の電話番号が特定の電話
番号であると判定する。発信側の電話番号が特定の電話
番号でないときは、ステップST23に進み、通常の着
信動作に移る。
【0082】ステップST25で発信側の電話番号が特
定の電話番号であるときは、ステップST26で、自動
応答をし、ステップST27で、相手側との回線を接続
した状態とする。そして、ステップST28で、m秒間
隔で撮像されて得られた最新のn枚の画像データを相手
側に送信する。
【0083】上述せずも、自動応答モードがオンに設定
されるとき、PHS100の制御部101はアダプタ2
00のCPU201に制御信号を送信し、アダプタ20
0の撮像部207においてm秒間隔で撮像が行われ、そ
の撮像により得られる少なくとも最新のn枚の画像デー
タがRAM209に保持されるように制御する。なお、
m,nの値は、ユーザの操作部111の操作により予め
設定される。
【0084】ステップST28で画像データを相手側に
送信する場合、制御部101は、アダプタ200のCP
U201に最新のn枚の画像データを送信するように指
示する。これに対し、アダプタ200のCPU202
は、RAM209より最新のn枚の画像データを読み出
し、この画像データに対して圧縮符号化処理をし、例え
ばJPEGデータとし、CPU201を介してPHS1
00の制御部101に送出する。このように制御部10
1に送られてくる最新のn枚の画像データは、一時的に
不揮発性メモリ113に格納される。そして、制御部1
01の制御により、n枚の画像データが不揮発性メモリ
113より読み出されて通信制御部104に供給され、
相手側に送信される。
【0085】このように相手側に最新のn枚の画像デー
タが送信されることで、相手側ではそのn枚の画像デー
タによる画像を表示部に表示し、アダプタ200の周辺
の最新の所定時間分の状況を把握することが可能とな
る。
【0086】ステップST28で、最新のn枚の画像デ
ータを相手側に送信した後、ステップST29で回線切
断の処理をし、ステップST30で、待ち受けの状態に
する。
【0087】また、上述したように、通信サービスとし
て、「音声」を選択するか、「データ」を選択するか
は、発呼時の設定によって決まる。しかしながら、図1
5に示すように、例えば会話をした後に、その会話で話
が出た画像のデータを送受信し、さらにその後にその画
像を基づいた会話をするということも想定される。した
がって、ユーザにとっては、「音声」および「データ」
の通信サービスの変更を簡単にできれば、非常に使い勝
手のよいものとなる。
【0088】そこで、本実施の形態においては、PHS
100の操作部111に、「音声」および「データ」の
通信サービスを変更するための、通信サービス変更キー
111aを備えている。ユーザが、この変更キー111
aを操作することで、通信サービスを順次変更すること
ができる。
【0089】図16は、最初に相手が発呼した場合にお
ける、通信サービスの変更例を示す制御シーケンス図で
ある。まず、相手側の発呼(音声)があり、これに対し
て自己側から応答すると、回線接続状態となり、音声通
信が可能となる。この状態で、変更キー111aが操作
されると、相手側に終話、再発呼の指示が送信される。
相手側は終話処理をした後に自己側に再発呼(データ)
をする。これに対して、自己側は自動応答をする。これ
により、回線接続状態となり、データ通信が可能とな
る。
【0090】また、この状態で、自己側で変更キー11
1aが操作されると、相手側に終話、再発呼の指示が送
信される。このとき同時に、自己側では、自動応答の設
定がされる。相手側は終話処理をした後に自己側に再発
呼(音声)をする。これに対して、自己側は自動応答を
する。これにより、回線接続状態となり、音声通信が可
能となる。以下、同様にして、変更キー111aが操作
される毎に通信サービスが変更されていく。
【0091】なお、最初の相手側の発呼が「データ」に
かかるものであるときは、最初データ通信が可能とな
り、以下変更キー111aが操作される毎に、上述した
と同様に通信サービスが変更されていく。
【0092】また、上述せずも、相手側に対して再発呼
を伴う切断指示を行った場合、自己側が自動応答すると
きは、着信報知をせずに直ちに応答するようにしてもよ
い。
【0093】図17は、最初に自己が発呼した場合にお
ける、通信サービスの変更例を示す制御シーケンス図で
ある。まず、自己側からの発呼(音声)に対して、相手
側が応答すると、回線接続状態となり、音声通信が可能
となる。この状態で、変更キー111aが操作される
と、自己側では終話処理をした後、相手側に再発呼(デ
ータ)をする。これに対して、相手側が応答すると、回
線接続状態となり、データ通信が可能となる。
【0094】また、この状態で、変更キー111aが操
作されると、自己側では終話処理をした後、相手側に再
発呼(音声)をする。これに対して、相手側が応答する
と、回線接続状態となり、音声通信が可能となる。以
下、同様にして、変更キー111aを操作する毎に通信
サービスが変更されていく。なお、最初の自己側の発呼
が「データ」にかかるものであるときは、最初データ通
信が可能となり、以下変更キー111aが操作される毎
に、上述したと同様に通信サービスが変更されていく。
【0095】このように、ユーザはPHS100の操作
部111の変更キー111aを操作する簡単な操作で通
信サービスを変更でき、非常に使い勝手のよいものとな
る。
【0096】上述せずも、変更キー111aとして、デ
ータを送信するための操作キーを使用するようにしても
よい。この場合、この操作キーが操作されてデータ通信
が可能な回線接続状態に変更されるとき、その接続の後
に自動的にデータの送信が行われるようにしてもよい。
【0097】なお、上述実施の形態においては、自動応
答モードがオンに設定されている場合には、特定の電話
番号の相手から着信があるとき、最新のn枚の画像デー
タを相手側に自動的に送信するが、被写体の状態が変化
したとき、自動的に特定の電話番号の相手に発呼し、最
新のn枚の画像データを送信することも考えられる。
【0098】このように被写体の状態が変化したとき、
自動的に特定の電話番号の相手に発呼し、最新のn枚の
画像データを送信することは、例えば自動発信モードが
オンに設定されている場合とされる。この自動発信モー
ドのオンオフの選択操作は、上述した自動応答モードの
オンオフの選択操作と同様に行うことができる(図13
参照)。また、特定の電話番号としては、上述した自動
応答モードの場合における特定の電話番号と同様のもの
を使用できる。また、被写体の状態の変化は、例えば連
続した2つ画像データの差分値を利用して検出できる
が、単純に音量や光量の変化によって検出してもよい。
【0099】また、上述実施の形態においては、PHS
100の操作部111の変更キー111aを操作するこ
とで「音声」および「データ」の通信サービスを変更で
きる。しかしながら、リアルタイム性を有する「音声」
の通信サービスと、完全性を有する「データ」の通信サ
ービスとを、同時に利用できれば、ユーザにとって、非
常に使い勝手のよいものとなる。
【0100】このように、「音声」および「データ」の
通信サービスを同時に利用する場合、PHS100は、
例えば最初に「音声」の発呼をして相手側と音声通信の
ための回線を接続し、次に「データ」の発呼をして相手
側とデータ通信のための回線を接続することとなる。こ
の場合、基地局は、図18に示すように、PHS100
に対して、各TDMAフレームで、音声通信用の送信ス
ロットTXaおよび受信スロットRXaを割り当てると
共に、同時にデータ通信用の送信スロットTXdおよび
受信スロットRXdを割り当てることとなる。
【0101】なお、上述したように「音声」および「デ
ータ」の通信サービスを同時に利用する場合、音声通信
を行う相手と、データ通信を行う相手とは、同じ場合
と、異なる場合とが考えられる。また、上述したように
基地局によって割り当てられるスロットTXa,TX
d,RXa,RXdはそれぞれ1個に限定されるもので
はない。
【0102】また、音声通信用の送信スロットTXaお
よび受信スロットRXaとデータ通信用の送信スロット
TXdおよび受信スロットRXdとを割り当てる基地局
が同一でなくてもよく、音声通信用の送信スロットTX
aおよび受信スロットRXaが複数の基地局のうちの一
の基地局により割り当てられ、データ通信用の送信スロ
ットTXdおよび受信スロットRXdが上記複数の基地
局のうちの他の基地局により割り当てられるようにして
もよい。
【0103】この場合例えば、PHS100における、
通信を行うための基地局選択処理によって選択される第
1の基地局が上述の他の基地局(データ通信のための基
地局)として設定されることが好ましい。これは、上述
の基地局選択処理では、制御チャネルの受信信号強度が
(RSSI)が選択レベル以上で、かつ最大レベルの基
地局が第1の基地局として選択されることから、良好な
無線通信環境でデータ通信を行うことができ、無線通信
路でのデータエラーの発生のおそれが少なくなると考え
られるからである。
【0104】また、上述実施の形態においては、PHS
100とアダプタ200との接続をケーブル300を使
用して有線で行うものであるが、この接続を赤外線、超
音波、電波等を使用する無線で行うものであってもよ
い。
【0105】また、上述実施の形態においては、通信端
末装置がPHSであるものを示したが、この発明はGS
M(Global System for Mobil Communications)等のそ
の他の通信端末装置にも同様に適用できることは勿論で
ある。
【0106】
【発明の効果】この発明によれば、通信端末装置は、基
地局より割り当てられる第1のスロットを使用して他の
通信端末装置と音声の通信を行うと共に、基地局より上
記第1のスロットと並行して割り当てられる第2のスロ
ットを使用して他の通信端末装置とデータの通信を行う
ことができる。したがって、通信端末装置は、同じまた
は異なる他の通信端末装置との間で音声通信およびデー
タ通信を並行して行うことができ、ユーザの使い勝手が
大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態としてのPHSおよびアダプタの構
成を示すブロック図である。
【図2】PHSおよびアダプタの外観を示す略線的斜視
図である。
【図3】論理制御チャネル(LCCH)の構成を示す図
である。
【図4】報知チャネル(BCCH)の構成を示す図であ
る。
【図5】個別セル用チャネル(SCCH)の構成を示す
図である。
【図6】一斉呼出チャネル(PCH)の構成を示す図で
ある。
【図7】待ち受け状態におけるPCHの間欠受信の動作
を示す図である。
【図8】通話時における通信用物理スロットの構成を示
す図である。
【図9】送信データの構成を示す図である。
【図10】画像データ、テキストデータの有無の表示を
示す図である。
【図11】表示態様を示す図である。
【図12】自動応答処理を示すフローチャートである。
【図13】自動応答モードのオンオフ選択時の動作を示
すフローチャートである。
【図14】着信時の動作を示すフローチャートである。
【図15】「音声」、「データ」の通信の推移例を示す
図である。
【図16】通信サービスの変更例(相手発呼)を示す制
御シーケンス図である。
【図17】通信サービスの変更例(自己発呼)を示す制
御シーケンス図である。
【図18】「音声」、「データ」の通信サービスを同時
に利用する場合のスロットの割り当て例を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 簡易型携帯電話機(PHS) 101 制御部 102 送受信用のアンテナ 103 無線部 104 通信制御部 105 音声処理部 106 スピーカ 107 マイクロホン 111 操作部 111a 通信サービス変更キー 112 表示部 113 不揮発性メモリ 114 ROM 115 RAM 121 接続端子 200 アダプタ 201,202 CPU 203 操作部 204,208,209 RAM 205 不揮発性メモリ 206 表示部 207 撮像部 211 接続端子 300 ケーブル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局より割り当てられた第1の送信ス
    ロットおよび第1の受信スロットを使用して他の通信端
    末装置と音声の通信を行う第1の通信手段と、 上記基地局より上記第1の送信スロットおよび上記第1
    の受信スロットの割り当てと並行して割り当てられた第
    2の送信スロットおよび第2の受信スロットを使用して
    他の通信端末装置とデータの通信を行う第2の通信手段
    とを備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 通信端末装置と無線で通信する、ネット
    ワークに接続された基地局であって、 上記通信端末装置に対して、音声の通信を行うための第
    1の送信スロットおよび第1の受信スロットを割り当て
    ると共に、データの通信を行うための第2の送信スロッ
    トおよび第2の受信スロットを割り当てるスロット割り
    当て手段を備えることを特徴とする通信端末装置のため
    の基地局。
  3. 【請求項3】 ネットワークに接続された基地局と、通
    信端末装置とを備えてなり、 上記基地局は、上記通信端末装置が他の通信端末装置と
    音声の通信を行うための第1の送信スロットおよび第1
    の受信スロットを割り当てると共に、上記通信端末装置
    が他の通信端末装置とデータの通信を行うための第2の
    送信スロットおよび第2の受信スロットを割り当て、 上記通信端末装置は、上記第1の送信スロットおよび上
    記第1の受信スロットを使用して他の通信端末装置と音
    声の通信を行うと同時に、上記第2の送信スロットおよ
    び上記第2の受信スロットを使用して他の通信端末装置
    とデータの通信を行うことを特徴とする通信システム。
  4. 【請求項4】 第1の基地局より割り当てられた第1の
    送信スロットおよび第1の受信スロットを使用して他の
    通信端末装置と音声の通信を行う第1の通信手段と、 第2の基地局より割り当てられた第2の送信スロットお
    よび第2の受信スロットを使用して他の通信端末装置と
    データの通信を行う第2の通信手段とを備えることを特
    徴とする通信端末装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続され、通信端末装置
    と無線で通信を行う複数の基地局からなる基地局システ
    ムであって、 上記複数の基地局のうち一の基地局は上記通信端末装置
    に対して音声の通信を行うための第1の送信スロットお
    よび第1の受信スロットを割り当て、上記複数の基地局
    のうち他の基地局は上記通信端末装置に対してデータの
    通信を行うための第2の送信スロットおよび第2の受信
    スロットを割り当て、上記通信端末装置に対して音声通
    信とデータ通信とを同時に行い得るようになされたこと
    を特徴とする通信端末装置のための基地局システム。
  6. 【請求項6】 上記複数の基地局のうち、上記通信端末
    装置における、通信を行うための基地局選択処理によっ
    て選択される第1の基地局がデータ通信のための上記他
    の基地局として設定されることを特徴とする請求項5に
    記載の通信端末装置のための基地局システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークに接続された複数の基地局
    と、上記複数の基地局と無線で通信する通信端末装置と
    を備え、 上記複数の基地局のうち一の基地局は上記通信端末装置
    に対して第1の受信スロットを割り当て、上記複数の基
    地局のうち他の基地局は上記通信端末装置に対してデー
    タの通信を行うための第2の送信スロットおよび第2の
    受信スロットを割り当て、上記通信端末装置が音声通信
    とデータ通信とを同時に行い得るようになされたことを
    特徴とする通信システム。
JP34950499A 1999-12-08 1999-12-08 通信端末装置および基地局、並びにそれを使用する通信システム Pending JP2001169354A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009522842A (ja) * 2005-12-30 2009-06-11 パンテック カンパニー リミテッド プリアンブルを測定して効果的なスリープ周期を決定するワイブロ端末機(またはモバイル端末機)および方法

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