JP2001168822A - 伝送方法および伝送システム - Google Patents

伝送方法および伝送システム

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JP2001168822A JP34597499A JP34597499A JP2001168822A JP 2001168822 A JP2001168822 A JP 2001168822A JP 34597499 A JP34597499 A JP 34597499A JP 34597499 A JP34597499 A JP 34597499A JP 2001168822 A JP2001168822 A JP 2001168822A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタッフ同期とバイト多重とを両立する。 【解決手段】 ヘッダとペイロードとを有するパケット
・フレームに、所定のスタッフ・バイトを付加すること
により、フレーム周期の維持およびビット同期を確立
し、バイト・インターリーブにより高次群ハイアラーキ
にバイト多重してデータを伝送する。前記スタッフ・バ
イト内の情報は、前記ヘッダの先頭に配備されたヘッダ
長を示す信号を保持するフィールドとは異なる値が与え
られるとともに、前記ヘッダを構成するバイト数よりも
小さい値で構成され、また各ハイアラーキに応じて異な
る値によって構成され、かつ、各ハイアラーキの先頭位
置に所定の周期で配備されてフレーム同期パターンを構
成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送方法および伝
送システムに関し、特に複数種類のトラヒック(ST
M,ATM,IPなど)を同一ネットワークに収容する
ための伝送方法および伝送システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワークは、音声電話網を中
心にした回線交換網および専用線を用いたネットワーク
を中心にして構築されてきた。しかし、近年に至って
は、インターネットの急速な発展に伴い、データ・ネッ
トワーク、特にIP(Internet Protocl)を用いたネッ
トワークが急速に成長し、音声回線においてはモデムを
用いたトラヒックの増加が回線交換システムの使用状況
を圧迫する事態をもたらしている。
【0003】一方、回線交換の転送形態として、同期転
送モード(Synchronous Transfer Mode:STM )、非同期
転送モード(Asynchronous Transfer Mode:ATM)および
インターネット・プロトコル(Internet Protocol:IP)
が存在し、それぞれ別個のネットワークが構築されてい
る。例えばIPデータは回線交換処理された後にルータ
(Router)と専用線とで構築されたIP網に転送され、
データ伝送を配慮したシステムとしてATMネットワー
クの構築が図られ、伝送システムにおいてはSONET
/SDH(Synchronous Optical Network/Synchronous
Digital Hierarchy )の高速化並びにDWDM(Dense
Wavelength Division Multiplexing)の導入により大容
量化が図れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに種々の要因が複雑に絡み合いながら、それぞれ独立
のネットワークが構築されて運用されるに至った結果、
ネットワークの構築、運用および保守を複雑化するとい
う問題が生じている。このような問題を解消するために
も、STM、ATMおよびIPを単一のネットワークに
収容することが不可欠といえる。その場合、低次群ハイ
アラーキのパケットをスタッフ同期させることによって
所定周期のフレームを生成し、このスタッフ同期によっ
て生成されたフレームをバイト多重することにより、高
次群ハイアラーキのフレームを生成しなければならず、
スタッフ同期とバイト多重との両者を実現する必要があ
る。本発明は、このような課題を解決するためのもので
あり、スタッフ同期とバイト多重とを両立できる伝送方
法および伝送システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る伝送方法は、ヘッダとペイロー
ドとを有するパケット・フレームに、所定のスタッフ・
バイトを付加することにより、フレーム周期の維持およ
びビット同期を確立し、バイト・インターリーブにより
高次群ハイアラーキにバイト多重してデータを伝送する
方法において、前記スタッフ・バイト内の情報は、前記
ヘッダの先頭に配備されたヘッダ長を示す信号を保持す
るフィールドとは異なる値が与えられるとともに、前記
ヘッダを構成するバイト数よりも小さい値で構成され、
また各ハイアラーキに応じて異なる値によって構成さ
れ、かつ、各ハイアラーキの先頭位置に所定の周期で配
備されてフレーム同期パターンを構成している。
【0006】また、本発明はその他の態様として以下に
示す構成を含む。すなわち、前記スタッフ・バイトおよ
び前記ヘッダのパケット長を示す信号を保持するフィー
ルドは、所定のオフセットを法として完全代表系に変換
されることにより、0連の発生が防止されている。ま
た、前記スタッフ・バイトとしては、その長さが2バイ
トのものが所定個数用いられ、STM、ATMおよびI
Pのデータ・パケットの合計長が奇数バイトである場合
にフレーム周期を確保するため、最後のスタッフ・バイ
トは、前半の1バイトのみが用いられている。
【0007】また、2つのフレーム・バイトをフレーム
の先頭に組み込み、ヘッダのみで構成されるOAMパケ
ットを組み込み、さらにヘッダとペイロードとで構成さ
れるそれぞれ複数個のSTMパケット、ATMパケット
およびIPパケットを組み込み、最低m個のスタッフ・
バイトを組み込んで125μsになるようにIPパケッ
ト長を調整する。また、複数のシステムのデータを、1
バイト単位でバイト・インターリーブしてバイト多重
し、最後に125μsをキープするためのスタッフ・バ
イトを付加する。
【0008】また、スタッフ・バイトによって125μ
sの繰り返し周期を保ち、フレーム・バイトの周期的チ
ェックによってフレーム同期を確立し、ヘッダ同期によ
りOAMパケットを検出し、バイト単位で多重分離し、
規定の長さまで多重分離されるとスタッフ・バイトが続
いていることを確認し、スタッフ・バイトを除去する。
また、各システム毎に分離された信号に低次群ハイアラ
ーキのフレーム・バイトを所定数付加し、さらにスタッ
フ・バイトを付加して低次群ハイアラーキのフレームを
確立する。
【0009】また、本発明に係る伝送システムは、ヘッ
ダとペイロードとを有するパケット・フレームに、所定
のスタッフ・バイトを付加することにより、フレーム周
期の維持およびビット同期を確立し、バイト・インター
リーブにより高次群ハイアラーキにバイト多重してデー
タを伝送する装置であって、前記スタッフ・バイト内の
情報は、前記ヘッダの先頭に配備されたヘッダ長を示す
信号を保持するフィールドとは異なる値が与えられると
ともに、前記ヘッダを構成するバイト数よりも小さい値
で構成され、また各ハイアラーキに応じて異なる値によ
って構成され、かつ、各ハイアラーキの先頭位置に所定
の周期で配備されてフレーム同期パターンを構成した伝
送システムにおいて、送信部と受信部とを備える。
【0010】前記送信部は、トリビュタリ1からトリビ
ュタリnの信号がそれぞれ入力される同期/デスタッフ
回路と、同期/デスタッフ回路から出力されるデータ列
が逐次書き込まれるそれぞれのバッファ・メモリと、こ
のバッファ・メモリに一次記憶されたデータをバイト多
重して高次群ハイアラーキのフレームを構成するフレー
ミング/バイト・インターリービング/スタッフィング
回路とを備える。前記受信部は、フレーム・バイトに基
づいてフレーム同期を確立してOAMパケットを検出す
る同期/バイト・デインターリービング/デスタッフィ
ング回路と、システム1からシステムnまでのデータが
逐次バイト単位に分離されて書き込まれるバッファ・メ
モリと、バッファ・メモリから逐次データを読み出し、
低次群ハイアラーキのフレームを再生するフレーミング
/スタッフィング回路とを備える。
【0011】このように構成することにより本発明は、
スタッフ用バイトの挿入により、125μsの周期のフ
レームが構成できると同時に物理層のビット同期が確立
され、またバイト・インターリーブにより、高次群ハイ
アラーキにバイト多重化される。このとき、スタッフ・
バイトの値をそれぞれ異なる値に選定することにより、
各ハイアラーキのフレーム同期を確立するためのフレー
ム・バイトを形成すると同時にスタッフ・バイトが形成
され、スタッフ同期とバイト多重化とを容易に実現する
ことができる。また、本発明に係るフレームは、ST
M、ATMおよびIPに対して共通のフレーム構成を提
供するため、一つのネットワークで異なる種類の情報を
同時に同一の方法で扱うことができる。したがって、本
発明は従来の回線交換ネットワーク、ATM交換ネット
ワークおよびIPネットワークとして、それぞれ別々の
ネットワークであったものを単一ネットワークとして構
築することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図を参照して説明する。
【0013】[1.フレーム構成]図1は、本発明の一
つの実施の形態を示す説明図である。同図に示すよう
に、基本フレームの構成は、ヘッダ(12バイト(ただ
し、オプションで44バイトまで拡張可能))、ペイロ
ード(0〜64kバイト)およびペイロードのCRC
(Cyclic Redundancy Check )16もしくはCRC32
による演算結果(オプションで付加される)によって構
成される。ペイロード部分には、各行き先毎に区分され
た音声64kbps×n(STM)、同一のVPI(Vi
rtual Path Identifier )を持つ複数のATMセルおよ
びIPパケットが収容され、それぞれ独立のパケットと
して構成されている。
【0014】[2.多重化]図2は、図1に係るパケッ
トを複数収容した状態を示す説明図であり、125μs
を一周期としてパケットを収容している。このパケット
配列においては、STMが最優先で収容され、次いでA
TMが収容され、残りの空間にIPパケットが収容され
ている。また、125μsをキープするためおよびビッ
ト同期を確立するために、2バイト長のスタッフ・バイ
トが必要個数だけ付加されている。さらに、WDM(Wa
velength Division Multiplexing)に用いられる場合に
は、保守・運用(Operation Administration and Maint
enance:OAM)パケットがオプションとして125μs周
期で挿入されている。
【0015】スタッフ・バイト内の情報は、ヘッダ・バ
イトの先頭に配備されたヘッダ長フィールドとは異なる
ユニークな値が与えられている。すなわち、ヘッダの構
成バイト数n(n:任意自然数)よりも小さい値によっ
てスタッフ・バイト内の情報が構成され、純然たるスタ
ッフ・バイト(すなわち、125μsを維持するための
スタッフ・バイト)の他に、三種類の異なる値を有する
スタッフ・バイトが622.080Mbps、248
8.32Mbpsおよび9953.28Mbpsのフレ
ームの先頭位置に125μs間隔で配備されている。こ
れらのスタッフ・バイトは、それぞれの周波数に対応す
るフレームの先頭を示し、フレーム同期パターンとして
機能する。
【0016】このことにより、バイト・インターリーブ
による多重化を実現することができる。スタッフ・バイ
トには、0連が連続しないように適当なオフセットが加
えられ、さらに各ヘッダのヘッダ長フィールドは、この
オフセットを法として完全代表系に変換されることによ
って変調される。なお、STM、ATMおよびIPのデ
ータパケットの合計長が奇数バイトの場合、125μs
のフレーム周期を確保するため、最後のスタッフ・バイ
トは前半の1バイトのみが用いられる。
【0017】以下、第1ハイアラーキ(622.080
Mbps)のフレームの生成手順について述べる。ま
ず、2つのフレーム・バイトを先頭に組み込み、ヘッダ
のみで構成されるOAMパケットを組み込む。そして、
ヘッダとペイロードとで構成される、それぞれ複数個の
STMパケット、ATMパケットおよびIPパケットを
組み込む。ここで、最低4個のスタッフ・バイトを組み
込むことにより、125μsになるようIPパケット長
が調整される。また、組み立てられた、一つのIPパケ
ットが2フレームにまたがる場合には、IPパケットの
ヘッダ部分の該当フィールドにパケットを分割し、それ
ぞれ別のパケットとして組み立てることを表示して分割
し、複数フレームにわたってマッピングして伝送する。
【0018】また、図2は4種類のシステムについてフ
レーム構成を示している。ここで、システム2とシステ
ム4はトータルのデータバイト長が奇数バイトによって
構成された場合を示している。すなわち、最後のスタッ
フ・バイトは前半の1バイトのみが用いられる。このス
タッフ・バイトは正規の2バイトのスタッフ・バイトと
フレーム・バイトの間に現れるため識別が可能となる。
【0019】図3は、バイト多重を示す説明図である。
同図においては、第1ハイアラーキ(622.080M
bps)4本を第2ハイアラーキ(2488.32Mb
ps)にバイト多重する場合について述べる。システム
数は任意であるが以下では4つの場合について説明す
る。第1ハイアラーキ(622.080Mbps)のフ
レームから2個のフレーム・バイトおよび3個のスタッ
フ・バイトが除去される。そして、第2ハイアラーキの
フレーム・バイトが8個の組み込まれる、次に、ヘッダ
のみで構成されるOAMパケットが組み込まれる。そし
て、システム1からシステム4までのデータが1バイト
単位にインターリーブされてバイト多重される。このと
きシステム2とシステム4の最後のバイトは、スタッフ
・バイトの前半部分が残っている。最後に、125μs
をキープするためにスタッフ・バイトが付加される。
【0020】同様に、第2ハイアラーキ(2488.3
2Mbps)4本を第3ハイアラーキ(9953.28
Mbps)にバイト多重する場合について述べる。第2
ハイアラーキ(2488.32Mbps)のフレームか
ら2個のフレーム・バイトおよび2個のスタッフ・バイ
トが除去される。そして第3ハイアラーキのフレーム・
バイトが8個組み込まれる。次に、ヘッダのみで構成さ
れるOAMパケットが組み込まれる。そして、システム
1からシステム4までのデータが1バイト単位にインタ
ーリーブされバイト多重される。最後に、125μsを
キープするためにスタッフ・バイトが付加される。
【0021】[3.多重分離化]次に、受信側の多重分離
について述べる。このフレーム構成においては125μ
sの繰り返し周期が保たれているため、フレーム・バイ
トの周期的チェックによってフレーム同期が確立され、
ヘッダ同期によりOAMパケットが検出され、バイト単
位に多重分離される。このとき、規定の長さまで多重分
離されると、スタッフ・バイトが続いていることが確認
されてから、スタッフ・バイトは除去される。
【0022】各システムに分離された信号は、低次群ハ
イアラーキのフレーム・バイトが指定数付加される。さ
らに、除去されたスタッフ・バイトが付加され、低次群
ハイアラーキのフレームが確立される。このとき、第1
ハイアラーキ(622.080Mbps)が再生される
場合は、最終バイトがスタッフ・バイトの前半部分のみ
の場合が現れるが、この場合データ長および現れている
パターンからスタッフ・バイトであることが判別される
ため、スタッフ・バイトが上書きされ、最後のバイトに
スタッフ・バイトの前半部分が付加され、第1ハイアラ
ーキのフレームが再生される。
【0023】[4.伝送システム]次に、以上のような
多重および多重分離を実現するための伝送システムの構
成について図を参照して説明する。この伝送システム
は、伝送経路で接続された送信部と受信部とで構成され
る。トリビュタリの個数は以下に示すものに限られず、
任意の値を採ることができる。
【0024】図4は、送信部の構成例を示すブロック図
である。同図に示すように、トリビュタリ1からトリビ
ュタリ4には、図2に示すシステム1からシステム4に
示すフレーム構成を有する信号が加わる。トリビュタリ
1からトリビュタリ4の信号は、それぞれ同期/デスタ
ッフィング回路11,13,15,17に入力され、同
期/デスタッフィング回路11,13,15,17から
出力されるデータ列は、逐次それぞれのバッファ・メモ
リ12,14,16,18に書き込まれる。バッファ・
メモリに一次記憶されたデータは、フレーミング/バイ
ト・インターリービング/スタッフィング回路19にお
いてバイト多重され、第2ハイアラーキのフレームが形
成される。
【0025】次に、送信部の動作について説明する。こ
こでは、第1ハイアラーキ(622.080Mbps)
4本を、第2ハイアラーキ(2488.32Mbps)
にバイト多重する場合における、各部の動作について述
べる。トリビュタリ1からトリビュタリ4には、図2に
示すシステム1からシステム4に示すフレーム構成を有
する信号が加わる。同期/デスタッフィング回路11,
13,15,17において、まずフレーム・バイトを用
いたフレーム同期が確立される。そして、OAMパケッ
ト以降のデータ・パケットとスタッフ・パケットとが認
識されてから、2個のフレーム・バイトおよび3個のス
タッフ・バイトが除去される。
【0026】除去されたデータ列は、逐次バッファ・メ
モリ12,14,16,18に書き込まれる。最後に、
フレーミング/バイト・インターリービング/スタッフ
ィング回路19において、8個の第2ハイアラーキのフ
レーム・バイトが生成され、第2ハイアラーキのOAM
パケットが組み込まれ、バイト単位に逐次バッファ・メ
モリ12,14,16,18からデータ列がトリビュタ
リ1からトリビュタリ4の順番で読み出され、バイト・
インターリーブされる。読み出すデータが無くなると、
125μsをキープするために、必要数のスタッフ・バ
イトがデータ列の末尾に付加され、第2ハイアラーキの
フレームが形成される。
【0027】なお、第2ハイアラーキ(2488.32
Mbps)4本を第3ハイアラーキ(9953.28M
bps)にバイト多重する場合も、同様の構成でシステ
ムが形成される。しかし、同期/デスタッフィング回路
11,13,15,17において除去されるスタッフ・
バイト数は2個となる。
【0028】次に、受信部について説明する。図5は、
受信部の構成例を示すブロック図である。同図に示すよ
うに、同期/バイト・デインターリービング/スタッフ
ィング回路21においてフレーム・バイトによってフレ
ーム同期が確立され、OAMパケットが検出される。そ
して、システム1からシステム4までのデータが逐次バ
イト単位に分離され、バッファ・メモリ22,24,2
6,28に書き込まれる。バッファ・メモリ22,2
4,26,28からは逐次データが読み出され、フレー
ミング/スタッフィング回路23,25,27,29に
おいて、低次群ハイアラーキのフレームが再生される。
【0029】ここでは第2ハイアラーキ(2488.3
2Mbps)から第1ハイアラーキ(622.080M
bps)4本を多重分離する場合について述べる。同期
/バイト・インターリービング/デスタッフィング回路
21においてフレーム・バイトによりフレーム同期が確
立され、OAMパケットが検出される。そしてシステム
1からシステム4までのデータが逐次バイト単位に分離
されバッファ・メモリに書き込まれる。
【0030】また、各システムのバイト長は既知である
ため、規定の長さまでバイト単位に分離された後、続く
情報列はスタッフ・バイトであることが確認されてから
除去される。バッファ・メモリからは逐次データが読み
出され、フレーミング/スタッフィング回路23,2
5,27,29においてフレームの先頭に第1ハイアラ
ーキの2個のフレーム・バイトが生成され、続いてデー
タ列が形成される。最後に、125μsをキープするた
めに3個のスタッフ・バイトが付加される。このとき、
システム2およびシステム4の様にスタッフ・バイトの
前半に1バイトのみが現れる場合には、パターン照合の
上、正規のスタッフ・バイトが上書きされ、最後の部分
にスタッフ・バイトの前半に1バイトが付加される。
【0031】次に、第3ハイアラーキ(9953.28
Mbps)から第2ハイアラーキ(2488.32Mb
ps)4本をバイト単位で多重分離する場合も同様の構
成でシステムが形成される。最後に、フレーミング/ス
タッフィング回路23,25,27,29において、1
25μsをキープするために2個のスタッフ・バイトが
組み込まれるが、スタッフ・バイトの前半の1バイトが
現れるケースはない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明は、スタッフ
用バイトの挿入により、125μsの周期のフレームが
構成できると同時に物理層のビット同期が確立され、ま
たバイト・インターリーブにより、高次群ハイアラーキ
にバイト多重化される。このとき、スタッフ・バイトの
値をそれぞれ異なる値に選定することにより、各ハイア
ラーキのフレーム同期を確立するためのフレーム・バイ
トを形成すると同時にスタッフ・バイトが形成され、ス
タッフ同期とバイト多重化とを容易に実現することがで
きる。また、本発明に係るフレームは、STM、ATM
およびIPに対して共通のフレーム構成を提供するた
め、一つのネットワークで異なる種類の情報を同時に同
一の方法で扱うことができる。したがって、本発明は従
来の回線交換ネットワーク、ATM交換ネットワークお
よびIPネットワークとして、それぞれ別々のネットワ
ークであったものを単一ネットワークとして構築するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一つの実施の形態(基本フレーム)
を示す説明図である。
【図2】 フレームの構成を示す説明図である。
【図3】 フレームの構成を示す説明図である。
【図4】 送信部の構成を示すブロック図である。
【図5】 受信部の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…送信部、11,13,15,17…同期/デスタ
フィング回路、12,14,16,18…バッファ・メ
モリ、19…フレーミング/バイト・インターリビング
/スタッフィング回路、20…受信部、21…同期/バ
イト・デインターリービング/スタッフィング回路、2
2,24,26,28…バッファ・メモリ、23,2
5,27,29…フレーミング・スタッフィング回路。
フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA01 AA06 CC02 EE07 KK01 KK12 NN01 NN51 SS04 SS14 SS24 5K030 GA05 HA08 HA10 HB21 HC15 JA01 JT10 KA02 KA21 LB05 LB15 LE06 5K034 AA10 AA14 DD03 EE11 FF02 FF05 FF06 HH01 HH02 HH61 KK27 LL07 MM02 PP05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダとペイロードとを有するパケット
    ・フレームに、所定のスタッフ・バイトを付加すること
    により、フレーム周期の維持およびビット同期を確立
    し、バイト・インターリーブにより高次群ハイアラーキ
    にバイト多重してデータを伝送する方法において、 前記スタッフ・バイト内の情報は、前記ヘッダの先頭に
    配備されたヘッダ長を示す信号を保持するフィールドと
    は異なる値が与えられるとともに、前記ヘッダを構成す
    るバイト数よりも小さい値で構成され、また各ハイアラ
    ーキに応じて異なる値によって構成され、かつ、各ハイ
    アラーキの先頭位置に所定の周期で配備されてフレーム
    同期パターンを構成していることを特徴とする特徴とす
    る伝送方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記スタッフ・バイトおよび前記ヘッダのパケット長を
    示す信号を保持するフィールドは、所定のオフセットを
    法として完全代表系に変換されることにより、0連の発
    生が防止されていることを特徴とする伝送方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 前記スタッフ・バイトとしては、その長さが2バイトの
    ものが所定個数用いられ、STM、ATMおよびIPの
    データ・パケットの合計長が奇数バイトである場合にフ
    レーム周期を確保するため、最後のスタッフ・バイト
    は、前半の1バイトのみが用いられていることを特徴と
    する伝送方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 2つのフレーム・バイトをフレームの先頭に組み込み、
    ヘッダのみで構成されるOAMパケットを組み込み、さ
    らにヘッダとペイロードとで構成されるそれぞれ複数個
    のSTMパケット、ATMパケットおよびIPパケット
    を組み込み、最低m個のスタッフ・バイトを組み込んで
    125μsになるようにIPパケット長を調整すること
    を特徴とする伝送方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 複数のシステムのデータを、1バイト単位でバイト・イ
    ンターリーブしてバイト多重し、最後に125μsをキ
    ープするためのスタッフ・バイトを付加することを特徴
    とする伝送方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 スタッフ・バイトによって125μsの繰り返し周期を
    保ち、フレーム・バイトの周期的チェックによってフレ
    ーム同期を確立し、ヘッダ同期によりOAMパケットを
    検出し、バイト単位で多重分離し、規定の長さまで多重
    分離されるとスタッフ・バイトが続いていることを確認
    し、スタッフ・バイトを除去することを特徴とする伝送
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、 各システム毎に分離された信号に低次群ハイアラーキの
    フレーム・バイトを所定数付加し、さらにスタッフ・バ
    イトを付加して低次群ハイアラーキのフレームを確立す
    ることを特徴とする伝送方法。
  8. 【請求項8】 ヘッダとペイロードとを有するパケット
    ・フレームに、所定のスタッフ・バイトを付加すること
    により、フレーム周期の維持およびビット同期を確立
    し、バイト・インターリーブにより高次群ハイアラーキ
    にバイト多重してデータを伝送する装置であって、前記
    スタッフ・バイト内の情報は、前記ヘッダの先頭に配備
    されたヘッダ長を示す信号を保持するフィールドとは異
    なる値が与えられるとともに、前記ヘッダを構成するバ
    イト数よりも小さい値で構成され、また各ハイアラーキ
    に応じて異なる値によって構成され、かつ、各ハイアラ
    ーキの先頭位置に所定の周期で配備されてフレーム同期
    パターンを構成した伝送システムにおいて、 送信部と受信部とを備え、 前記送信部は、 トリビュタリ1からトリビュタリnの信号がそれぞれ入
    力される同期/デスタッフ回路と、同期/デスタッフ回
    路から出力されるデータ列が逐次書き込まれるそれぞれ
    のバッファ・メモリと、このバッファ・メモリに一次記
    憶されたデータをバイト多重して高次群ハイアラーキの
    フレームを構成するフレーミング/バイト・インターリ
    ービング/スタッフィング回路とを備え、 前記受信部は、 フレーム・バイトに基づいてフレーム同期を確立してO
    AMパケットを検出する同期/バイト・デインターリー
    ビング/デスタッフィング回路と、システム1からシス
    テムnまでのデータが逐次バイト単位に分離されて書き
    込まれるバッファ・メモリと、バッファ・メモリから逐
    次データを読み出し、低次群ハイアラーキのフレームを
    再生するフレーミング/スタッフィング回路とを備えた
    ことを特徴とする伝送システム。
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