JP2001168795A - 無線アクセスシステム - Google Patents

無線アクセスシステム

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JP2001168795A
JP2001168795A JP35109099A JP35109099A JP2001168795A JP 2001168795 A JP2001168795 A JP 2001168795A JP 35109099 A JP35109099 A JP 35109099A JP 35109099 A JP35109099 A JP 35109099A JP 2001168795 A JP2001168795 A JP 2001168795A
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transmission power
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Naoki Yokoyama
直樹 横山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局装置及び加入者局装置における送信電
力を安定化し、障害時に適切な対応を可能にできる無線
アクセスシステムを提供する。 【解決手段】 基地局装置3は、最も遠い加入者局のR
SSI情報を受けて送信電力の調整を行い、更に各加入
者局装置からの要求信号のRSSIを測定し、予め保持
する加入者局装置のRSSI基準値と比較して加入者局
装置における適正な送信電力を通知して、加入者局装置
で送信電力の調整を行わせ、測定したRSSIを時系列
に記憶して保守に用いる無線アクセスシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用して高
速回線を加入者に提供する無線アクセスシステムに係
り、特に、基地局装置及び加入者局装置における送信電
力を安定化し、障害時に適切な対応を可能とした無線ア
クセスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】次世代の情報通信基盤整備を目的とし、
2010年を目標に加入者系光ファイバ網の全国整備が
進められる中、加入者系光ファイバ網の補完的利用や地
域網整備の早期推進等の目的で、無線を利用して高速回
線を加入者へ提供する加入者系無線アクセスシステム
(FWA:Fixed Wireless Access / 以下「無線アクセ
スシステム」と呼ぶ)への要求が膨らんでいる。
【0003】無線アクセスシステムには、企業を対象と
したビル間通信によるP−P(Point-Point )方式と、
一般住宅や小規模オフィス(SOHO:Small Office H
omeOffice)を対象としたP−MP(Point-MuliPoint
)方式が考えられている。P−MP方式の無線アクセ
スシステムでは、一つの無線基地局と、無線回線で接続
する複数の加入者局で構成されている。
【0004】尚、上記の無線アクセスシステムの概要に
ついては、「NIKKEI COMMUNICATIONS 1999.9.6」の高速
無線アクセス「FWA」の将来性p106〜p112に
記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の無線アクセ
スシステムにおいて、使用する周波数帯域は22GHz
帯/26GHz帯/36GHz帯(準ミリ波/ミリ波)
であるため、降雨などの天候に影響されやすく、基地局
装置及び加入者局装置における通信の安定化は重要な問
題となっている。
【0006】また、無線アクセスシステムにおいて障害
が発生した場合に、その原因をいち早く究明して復旧に
努めなければならず、障害の原因を究明し易いシステム
構成が求められていた。
【0007】本発明は上記実情に鑑みて為されたもの
で、基地局装置及び加入者局装置における送信電力を安
定化し、障害時に適切な対応を可能にできる無線アクセ
スシステムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決するための本発明は、無線アクセスシステムにおい
て、基地局装置が、無線通信する加入者局装置から周期
的に受信感度の値の通知を受け、最も遠い位置にある加
入者局装置から通知された受信感度の値と予め定めた基
準値とを比較して、その基準値に近づけるよう基地局装
置の送信電力を調整するようにしており、基地局装置の
送信電力を適正化し、通信の安定化を図ることができる
ものである。
【0009】また、本発明は、無線アクセスシステムに
おいて、基地局装置が、各加入者局装置からの信号の受
信感度を測定し、その受信感度の値と予め定めた各加入
者局装置に対応する基準値とを比較し、各加入者局装置
における適正な送信電力の設定値を求め、各加入者局装
置へ設定値を通知し、加入者局装置が、通知された設定
値に基づいて送信電力を調整するようにしており、加入
者局装置の送信電力を適正化し、通信の安定化を図るこ
とができるものである。
【0010】また、本発明は、無線アクセスシステムに
おいて、基地局装置が、各加入者局装置からの信号の受
信感度を測定して時系列に記憶しておき、障害時には参
考に用いると共に、加入者局装置からの受信が一定時間
なくなると管理センタに通知するようにしており、障害
時には、各加入者局装置からの信号の受信感度の履歴を
参考にでき、更に一定時間加入者局装置からの信号が基
地局装置で受信されないと、管理センタに通知されて、
障害に迅速に対応可能にできるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る無
線アクセスシステムは、基地局装置が、無線通信する加
入者局装置から周期的に受信感度の値の通知を受け、最
も遠い位置にある加入者局装置から通知された受信感度
の値と予め定めた基準値とを比較して、その基準値に近
づけるよう基地局装置の送信電力を調整するものであ
る。これにより、基地局装置は、無線通信する加入者局
装置に対して適正な送信電力とすることができ、通信の
安定化を図ることができる。
【0012】また、本発明の実施の形態に係る無線アク
セスシステムは、基地局装置が、各加入者局装置からの
信号の受信感度を測定し、その受信感度の値と予め定め
た各加入者局装置に対応する基準値とを比較し、各加入
者局装置における適正な送信電力の設定値を求め、各加
入者局装置へ設定値を通知し、加入者局装置が、通知さ
れた設定値に基づいて送信電力を調整するものである。
これにより、各加入者局装置は、基地局装置での受信感
度に基づいた適正な送信電力とすることができ、通信の
安定化を図ることができる。
【0013】また、本発明の実施の形態に係る無線アク
セスシステムは、基地局装置が、各加入者局装置からの
信号の受信感度を測定して時系列に記憶しておき、障害
時には参考に用いると共に、加入者局装置からの受信が
一定時間なくなると管理センタに通知するものである。
これにより、障害時には、各加入者局装置からの信号の
受信感度の履歴を参考にでき、更に一定時間加入者局装
置からの信号が基地局装置で受信されないと、管理セン
タに通知されて、障害に迅速に対応可能にできる。
【0014】次に、本発明の実施の形態に係る無線アク
セスシステム(本システム)について図1〜図4を用い
て説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る無線ア
クセスシステムの構成ブロック図であり、図2は、加入
者管理情報テーブルを示す図であり、図3は、RSSI
ログ情報テーブルを示す図であり、図4は、無線フレー
ムを示す図である。
【0015】本実施の形態の無線アクセスシステム(本
システム)は、図1に示すように、複数の加入者局装置
(図1では加入者局装置1,2)と、基地局装置3と、
基地局装置3に接続する記憶装置4と、専用線を用いた
ATM網等の基幹ネットワーク6と、基幹ネットワーク
6と基地局装置3とを接続するルータ(R)5と、基幹
ネットワーク6に接続する管理センタ(ネットワーク管
理サイト)7とから構成されている。
【0016】本システムの各構成を説明する前に、無線
アクセスシステムにおける無線フレームの内容を図4を
用いて説明する。無線フレームは、図4に示すように、
報知信号、要求信号、許可信号、ACK/NAC、デー
タ信号によって構成されている。
【0017】報知信号は、基地局装置と加入者局装置と
の間の同期確保のために、基地局装置から全加入者局装
置に対して一定間隔で送信される制御チャネルである。
要求信号は、一つの加入者局装置が無線区間へのデータ
送信を行う際に、基地局装置に対して送信開始要求を行
う制御チャネルである。許可信号は、基地局装置が要求
信号に対して送信許可を与えるための制御チャネルであ
る。ACK/NACは、データ信号に対してACK/N
ACを返送するための制御チャネルである。データ信号
は、実際にデータを伝送するチャネルである。
【0018】加入者局装置1,2は、パラボラアンテナ
等を備え、基地局装置3からの信号(無線フレームにお
ける報知信号)を受信し、報知信号の受信感度を測定す
る。具体的には、基地局装置3からの報知信号の電界強
度(RSSI)を測定する。そして、測定した基地局装
置3のRSSI情報をシステムのトラフィックに影響を
与えない程度の間隔で無線フレームにおける要求信号を
用いて基地局装置3に送信する。上記間隔は、例えば、
数十秒から数分程度とし、RSSI情報の内容には、こ
の間隔(周期)内で複数回RSSIを測定する場合、最
大値とその測定時刻、最小値とその測定時刻、平均値が
含まれる。
【0019】また、加入者局装置1,2は、基地局装置
3から送信された各加入者局装置の送信電力設定値の情
報を受信し、その設定値情報に従って送信電力を調整す
る。加入者局装置での送信電力を調整する制御は、特定
の範囲内で行うものとし、当該範囲を超える場合には、
故障として基地局装置3、基幹ネットワーク6を介して
管理センタ7に加入者局装置の障害が通知される。ま
た、送信電力の設定値の情報は、無線フレームの報知信
号の特定のフィールドを用いて通知するものである。
【0020】ここでは、基地局装置3から各加入者局装
置における送信電力設定値が通知されるようになってい
るが、基地局装置3で測定した各加入者局装置のRSS
I情報を対応する加入者局装置に通知し、各加入者局装
置でRSSIと距離とから送信電力の設定値を演算させ
るようにしても構わない。
【0021】基地局装置3は、アンテナを備え、記憶装
置4が接続され、ルータ5を介してATM網等の基幹ネ
ットワーク6に接続している。そして、基地局装置3
は、各加入者局装置から要求信号を用いて通知される各
加入者局装置の受信感度(RSSI情報)を受信し、当
該RSSI情報は加入者IDに対応付けて時系列に記憶
装置4に記憶する。
【0022】また、基地局装置3は、通知されたRSS
I情報について最も基地局装置との距離が遠い加入者局
装置のRSSIと後述する加入者管理情報テーブルに設
定されている当該加入者局装置のRSSI基準値とを比
較し、その結果、基地局装置3の送信電力の制御を行
う。
【0023】具体的には、図2に示す加入者管理情報テ
ーブルが記憶装置4に記憶されており、基地局装置3
は、その加入者管理情報テーブルの運用フラグがONに
なっている加入者を対象とし、距離を参照して最も距離
の遠い加入者IDを特定する。そして、特定された加入
者IDの通知されたRSSIを取得し、加入者管理情報
テーブルのRSSI基準値と比較する。
【0024】そして、通知されたRSSIがRSSI基
準値より低い場合には、基地局装置3の送信電力を大き
くするよう調整する制御を行い、また、通知されたRS
SIがRSSI基準値より高い場合には、基地局装置3
の送信電力を小さくするよう調整する制御を行う。ここ
で、基地局装置3における送信電力の制御は、特定範囲
内で行うものとし、当該特定範囲を超える場合には、故
障として基幹ネットワーク6を介して管理センタ7に基
地局装置の障害を通知する。
【0025】また、基地局装置3は、各加入者局装置か
らの要求信号を受信する際に、その要求信号の受信感度
(RSSI)を測定し、加入者管理情報テーブルの距離
と測定したRSSIから適切な各加入者局装置における
送信電力の設定値を求め、対応する加入者局装置に報知
信号の特定フィールドを使って通知する。
【0026】ここで、基地局装置3は、各加入者局装置
に送信電力設定値を通知するのではなく、測定したRS
SI情報を通知するようにしてもよい。但し、各加入者
局装置は、通知されたRSSI情報と基地局装置との距
離情報とから適切な送信電力の設定値を求める処理を行
うことになる。
【0027】また、基地局装置3は、一定期間、加入者
局装置からの要求信号を受信しない場合には、その加入
者局装置に障害があるとして、SNMP−TRAPメッ
セージで管理センタ7に通知を行う。
【0028】記憶装置4は、SNMP(Simple Network
Management Protocol)のMIB(Management Informa
tion Base )として、図2の加入者管理情報テーブルと
図3のRSSIログ情報テーブル(時系列)を記憶して
いる。加入者管理情報テーブルは、図2に示すように、
加入者IDに対応して、MACアドレス、運用フラグ、
更に当該加入者局装置と基地局装置との距離、RSSI
基準値が設定されている。特に、RSSI基準値は、加
入者局装置で測定される適正なRSSIの値が計算によ
って加入者ID毎に設定されている。
【0029】このRSSI基準値の算出方法は、基地局
装置が特定の出力を出す場合に、AdBであるとする
と、距離Dと波長λo から求められる加入者局装置の損
失Loss、利得B(基地局装置及び加入者局装置のア
ンテナ利得、加入者局装置の機器利得)とから、以下の
式で求めることができる。 RSSI(基準値)=A−Loss+B そして、Lossは、以下の[数1]で求められる。
【0030】
【数1】
【0031】また、RSSIログ情報テーブルは、図3
に示すように、加入者IDに対応して、時系列に基地局
装置で測定されたRSSIが設定される。このRSSI
ログ情報テーブルは、保守に用いられるもので、特定時
間帯に全ての加入者局装置のRSSIの値が低くなって
いれば、降雨等による天候の影響と判断できるが、ある
加入者局装置だけがRSSIの値を低下させている場合
には、故障と判断できるものである。基地局装置3は、
このRSSIログ情報テーブルを定期的に又は管理セン
タ7から指示によりチェックし、各加入者局装置の状況
を管理センタ7に報告している。この報告は、加入者局
装置が異常と判断された場合にのみ、基地局装置3が管
理センタ7に行うものであっても構わない。
【0032】管理センタ(ネットワーク管理サイト)7
は、管理専用のPC(パーソナルコンピュータ)又はサ
ーバの処理装置7aを備え、基幹ネットワーク6とはル
ータ7bを介して接続している。管理センタ7は、基地
局装置3及び加入者局装置1,2の状況を監視し、障害
があれば障害の通知を受けて表示等を行う。また、管理
センタ7は、基地局装置3に対して加入者の加入者I
D、MACアドレス、距離、RSSI基準値等の加入者
位置情報を通知して、記憶装置4の加入者管理情報テー
ブル及びRSSIログ情報テーブルに設定させるように
なっている。
【0033】加入者局装置は、基地局装置3から受信し
た報知信号のRSSIを測定して、基地局装置3に通知
するため、この通知されたRSSIの値の変化により、
加入者局装置の受信系の機器に障害が発生していると判
断できる。また、基地局装置3は、加入者局装置からの
要求信号についてRSSIを測定しているので、そのR
SSIの値の変化により、加入者局装置の送信系の機器
に障害が発生していると判断できる。
【0034】本発明の実施の形態の無線アクセスシステ
ム(本システム)によれば、基地局装置3から最も遠い
位置にある加入者局装置で測定されたRSSI情報を基
地局装置3が受信して、基地局装置3における送信電力
を制御するようにしているので、通信環境の変化に応じ
た基地局装置の送信電力とすることができ、通信の安定
化を図ることができる効果がある。
【0035】本システムによれば、各加入者局装置から
の要求信号についてRSSIを測定し、そのRSSIの
値に応じて加入者局装置の送信電力を制御するようにし
ているので、各加入者局装置の送信電力を安定化させる
ことができ、通信を安定化できる効果がある。
【0036】また、本システムによれば、各加入者局装
置からの要求信号のRSSIを時系列にRSSIログ情
報テーブルに記憶し、保守に用いるようにしているの
で、障害の場合に原因の究明を適正に行うことができる
効果がある。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、基地局装置が、無線通
信する加入者局装置から周期的に受信感度の値の通知を
受け、最も遠い位置にある加入者局装置から通知された
受信感度の値と予め定めた基準値とを比較して、その基
準値に近づけるよう基地局装置の送信電力を調整する無
線アクセスシステムとしているので、基地局装置の送信
電力を適正化し、通信の安定化を図ることができる効果
がある。
【0038】本発明によれば、基地局装置が、各加入者
局装置からの信号の受信感度を測定し、その受信感度の
値と予め定めた各加入者局装置に対応する基準値とを比
較し、各加入者局装置における適正な送信電力の設定値
を求め、各加入者局装置へ設定値を通知し、加入者局装
置が、通知された設定値に基づいて送信電力を調整する
無線アクセスシステムとしているので、加入者局装置の
送信電力を適正化し、通信の安定化を図ることができる
効果がある。
【0039】本発明によれば、基地局装置が、各加入者
局装置からの信号の受信感度を測定して時系列に記憶し
ておき、障害時には参考に用いると共に、加入者局装置
からの受信が一定時間なくなると管理センタに通知する
無線アクセスシステムとしているので、障害時には、各
加入者局装置からの信号の受信感度の履歴を参考にで
き、更に一定時間加入者局装置からの信号が基地局装置
で受信されないと、管理センタに通知されて、障害に迅
速に対応可能にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る無線アクセスシステ
ムの構成ブロック図である。
【図2】加入者管理情報テーブルを示す図である。
【図3】RSSIログ情報テーブルを示す図である。
【図4】無線フレームを示す図である。
【符号の説明】
1、2…加入者局装置、 3…基地局装置、 4…記憶
装置、 5…ルータ、6…基幹ネットワーク、 7…管
理センタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年1月31日(2000.1.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【数1】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基幹ネットワークに接続する複数の基地
    局装置と、前記基地局装置と無線にて通信を行う加入者
    局装置と、前記ネットワークの管理を行う管理センタと
    を備えた無線アクセスシステムにおいて、 前記加入者局装置は、前記基地局装置からの信号を受信
    して受信感度を測定し、当該受信感度の値を前記基地局
    装置に通知する加入者局装置であり、 前記基地局装置は、前記通知を受けた加入者局装置の中
    で、最も遠い位置にある加入者局装置の受信感度の値と
    予め定められた基準値とを比較して送信電力を制御する
    基地局装置であることを特徴とする無線アクセスシステ
    ム。
  2. 【請求項2】 加入者局装置は、周期的に受信感度の値
    を基地局装置に通知するものであり、通知する内容とし
    ては、前記周期内に複数回受信感度を測定する場合に、
    受信感度の最大値、最小値、平均値、更に測定時刻であ
    ることを特徴とする請求項1記載の無線アクセスシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 基地局装置は、各加入者局装置からの信
    号を受信して受信感度を測定し、当該受信感度の値と予
    め加入者局装置毎に定められた基準値とを比較して各加
    入者局装置における送信電力の設定値を求めて、各加入
    者局装置に通知する基地局装置であり、 前記各加入者局装置は、前記基地局装置から通知された
    送信電力の設定値に従って送信電力を制御する加入者局
    装置であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の無線アクセスシステム。
  4. 【請求項4】 基地局装置及び加入者局装置は、特定範
    囲内で送信電力の制御を行うこととし、当該特定範囲を
    超える場合には、管理センタに通知を行うことを特徴と
    する請求項1又は請求項3記載の無線アクセスシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 基地局装置は、測定した加入者局装置に
    おける受信感度を時系列に記憶しておき、障害時には前
    記記憶内容を参考に用いると共に、前記加入者局装置か
    ら一定時間受信しなくなると管理センタに通知する基地
    局装置であることを特徴とする請求項3記載の無線アク
    セスシステム。
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