JP2001167013A - メール情報送信・表示方法、メール情報送信・表示システム及びその記録媒体 - Google Patents
メール情報送信・表示方法、メール情報送信・表示システム及びその記録媒体Info
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- JP2001167013A JP2001167013A JP34869399A JP34869399A JP2001167013A JP 2001167013 A JP2001167013 A JP 2001167013A JP 34869399 A JP34869399 A JP 34869399A JP 34869399 A JP34869399 A JP 34869399A JP 2001167013 A JP2001167013 A JP 2001167013A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ウェブメールの方法により、メール本文に背景
画像等を表示させることが可能なメール情報送信・表示
システムにおいて、メールサーバなどにおける設備投資
を抑えつつ、ターンアラウンドタイムを向上させる。 【解決手段】背景画像を特定するための情報である背景
画像情報を予め蓄積した背景画像定義ファイル24と、
背景画像定義ファイル24を参照し、ユーザが選択した
背景画像に対応する背景画像情報をメールの拡張ヘッダ
に付加する背景情報作成部26と、メールデータ中のメ
ールヘッダ、拡張ヘッダを解析するとともにメール本文
を抽出するメールデータ解析部22と、ウェブブラウザ
12上にメール本文を表示するとともに、拡張ヘッダに
背景画像情報が含まれている場合には、背景画像情報に
よって特定された背景画像をメール本文とともにウェブ
ブラウザ12上に表示させるデータ表示部21と、を設
ける。
画像等を表示させることが可能なメール情報送信・表示
システムにおいて、メールサーバなどにおける設備投資
を抑えつつ、ターンアラウンドタイムを向上させる。 【解決手段】背景画像を特定するための情報である背景
画像情報を予め蓄積した背景画像定義ファイル24と、
背景画像定義ファイル24を参照し、ユーザが選択した
背景画像に対応する背景画像情報をメールの拡張ヘッダ
に付加する背景情報作成部26と、メールデータ中のメ
ールヘッダ、拡張ヘッダを解析するとともにメール本文
を抽出するメールデータ解析部22と、ウェブブラウザ
12上にメール本文を表示するとともに、拡張ヘッダに
背景画像情報が含まれている場合には、背景画像情報に
よって特定された背景画像をメール本文とともにウェブ
ブラウザ12上に表示させるデータ表示部21と、を設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWW(world wi
de web:ワールドワイドウェブ)サーバを利用して電子
メールを送信及び/または表示する方法及びシステムに
関し、特に、クライアント端末においてメール本文に対
して背景画像などを付加して表示できるメール情報送信
・表示方法及びシステムに関する。
de web:ワールドワイドウェブ)サーバを利用して電子
メールを送信及び/または表示する方法及びシステムに
関し、特に、クライアント端末においてメール本文に対
して背景画像などを付加して表示できるメール情報送信
・表示方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの発展とともに、多様な
形態での電子メールの利用が拡大しつつある。従来のテ
キストデータだけのメールから、画像ファイルなどを添
付したメール、さらには、HTML(hyper text makeu
p language:ハイパーテキストメークアップ言語)によ
り、字体(フォント)の種類や大きさ、色などの書式が
設定されるとともに画像を本文と同時に表示できるメー
ルまでが利用されるようになってきている。さらに、特
開平11−203217号公報に開示されるように、M
IDI(ミディ:music instrument digital interfac
e)コードで表された楽曲データを電子メールに添付す
ることにより、メールの表示とともに楽曲の演奏を可能
にすることが提案されている。
形態での電子メールの利用が拡大しつつある。従来のテ
キストデータだけのメールから、画像ファイルなどを添
付したメール、さらには、HTML(hyper text makeu
p language:ハイパーテキストメークアップ言語)によ
り、字体(フォント)の種類や大きさ、色などの書式が
設定されるとともに画像を本文と同時に表示できるメー
ルまでが利用されるようになってきている。さらに、特
開平11−203217号公報に開示されるように、M
IDI(ミディ:music instrument digital interfac
e)コードで表された楽曲データを電子メールに添付す
ることにより、メールの表示とともに楽曲の演奏を可能
にすることが提案されている。
【0003】また、メールの送受信の方法も、メールク
ライアントソフトウェア(いわゆるメーラ)により、S
MTP(simple mail transfer protocol:シンプルメ
ールトランスファプロトコル)を用いて相手側のメール
サーバにメールを配信し、メールサーバに届いたメール
をPOP(post office protocol:ポストオフィスプロ
トコル)を用いて取り出す従来のやり方に加え、ウェブ
メールと称する送受信の方法の広く使用されるようにな
ってきている。ウェブメールでは、WWWサーバと、ユ
ーザが使用するクライアント端末側のウェブブラウザと
がHTTP(hyper text transfer protocol:ハイパー
テキストトランスファプロトコル)によって通信し、ユ
ーザは、WWWサーバ上でメールを作成するとともに、
WWWサーバ側で受信したメールをブラウザを用いて閲
覧する。ウェブメールは、会員制インターネットサービ
スとも親和性が高い。
ライアントソフトウェア(いわゆるメーラ)により、S
MTP(simple mail transfer protocol:シンプルメ
ールトランスファプロトコル)を用いて相手側のメール
サーバにメールを配信し、メールサーバに届いたメール
をPOP(post office protocol:ポストオフィスプロ
トコル)を用いて取り出す従来のやり方に加え、ウェブ
メールと称する送受信の方法の広く使用されるようにな
ってきている。ウェブメールでは、WWWサーバと、ユ
ーザが使用するクライアント端末側のウェブブラウザと
がHTTP(hyper text transfer protocol:ハイパー
テキストトランスファプロトコル)によって通信し、ユ
ーザは、WWWサーバ上でメールを作成するとともに、
WWWサーバ側で受信したメールをブラウザを用いて閲
覧する。ウェブメールは、会員制インターネットサービ
スとも親和性が高い。
【0004】ところで、会員制インターネットサービス
では、送受信するメールに関し、メール本文の背景に、
テーマにあった画像を表示したいという要求がある。こ
こでテーマとは、季節、あいさつ、入会、事務局からの
会員情報などのカテゴリに分類されるものである。そし
て、カテゴリごとにそれぞれに合った背景画像を用意す
ることにより、ユーザはその画像を選択してメールを送
信することができる。さらには、画像以外のマルチメデ
ィアデータを表示(演奏等を含む)させたい場合もあ
る。
では、送受信するメールに関し、メール本文の背景に、
テーマにあった画像を表示したいという要求がある。こ
こでテーマとは、季節、あいさつ、入会、事務局からの
会員情報などのカテゴリに分類されるものである。そし
て、カテゴリごとにそれぞれに合った背景画像を用意す
ることにより、ユーザはその画像を選択してメールを送
信することができる。さらには、画像以外のマルチメデ
ィアデータを表示(演奏等を含む)させたい場合もあ
る。
【0005】このようにテーマにあった画像をメールの
背景に表示させる場合、メールに画像を直接添付してマ
ルチパート形式で送信すると、画像データなどのデータ
サイズが一般に大きいために、ターンアラウンドタイム
の低下と、受信メールを一時的に保管するPOPサーバ
のディスク容量の圧迫が予想される。特に、会員数が数
万人規模と増加するにつれ、POPサーバのディスク容
量が大幅に圧迫されることになる。
背景に表示させる場合、メールに画像を直接添付してマ
ルチパート形式で送信すると、画像データなどのデータ
サイズが一般に大きいために、ターンアラウンドタイム
の低下と、受信メールを一時的に保管するPOPサーバ
のディスク容量の圧迫が予想される。特に、会員数が数
万人規模と増加するにつれ、POPサーバのディスク容
量が大幅に圧迫されることになる。
【0006】インターネットサービスでのターンアラウ
ンドタイムの低下は、サービス自体の欠点となろう。ま
た、サーバのディスク容量の圧迫は、サーバの増設やデ
ィスク増設といった多大な設備投資を余儀なくする。
ンドタイムの低下は、サービス自体の欠点となろう。ま
た、サーバのディスク容量の圧迫は、サーバの増設やデ
ィスク増設といった多大な設備投資を余儀なくする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、メール本文
に背景画像等を表示させることが可能なメール情報送信
システム、メール情報表示システムにおいて、メールサ
ーバなどにおける設備投資を抑えつつ、ターンアラウン
ドタイムを向上させることを目的とする。
に背景画像等を表示させることが可能なメール情報送信
システム、メール情報表示システムにおいて、メールサ
ーバなどにおける設備投資を抑えつつ、ターンアラウン
ドタイムを向上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電子メ
ールの送信時には、ユーザ側のクライアント端末のウェ
ブブラウザと通信しつつ、ユーザの入力に基づいて、電
子メールの基本データであるあて先、サブジェクト、発
信者及び本文データを作成し、次に、ユーザが選択した
背景画像を特定するための情報である背景画像情報をメ
ールの拡張ヘッダに付加し、基本データと拡張ヘッドと
に基づいてメールデータを生成して送信する。
ールの送信時には、ユーザ側のクライアント端末のウェ
ブブラウザと通信しつつ、ユーザの入力に基づいて、電
子メールの基本データであるあて先、サブジェクト、発
信者及び本文データを作成し、次に、ユーザが選択した
背景画像を特定するための情報である背景画像情報をメ
ールの拡張ヘッダに付加し、基本データと拡張ヘッドと
に基づいてメールデータを生成して送信する。
【0009】また、電子メールの受信時には、メールサ
ーバからメールデータを取得し、メールデータ中のメー
ルヘッダ、拡張ヘッダを解析するとともに、メールデー
タからメール本文を抽出し、ユーザ側のクライアント端
末のウェブブラウザと通信しつつウェブブラウザ上にメ
ール本文を表示するとともに、拡張ヘッダに背景画像情
報が含まれている場合には、その背景画像情報によって
特定された背景画像をメール本文とともにウェブブラウ
ザ上に表示させる。
ーバからメールデータを取得し、メールデータ中のメー
ルヘッダ、拡張ヘッダを解析するとともに、メールデー
タからメール本文を抽出し、ユーザ側のクライアント端
末のウェブブラウザと通信しつつウェブブラウザ上にメ
ール本文を表示するとともに、拡張ヘッダに背景画像情
報が含まれている場合には、その背景画像情報によって
特定された背景画像をメール本文とともにウェブブラウ
ザ上に表示させる。
【0010】したがって、本発明では、メールサーバ
(POPサーバ)に格納されるメールデータには、画像
データの実体ではなくてその画像データを特定するため
の情報である背景画像情報が付加されることになるの
で、メール本文の背景に表示すべき画像を添付しないで
済み、送信するメールのデータサイズが小さくなる。こ
れによって、メールデータを管理するPOPサーバのデ
ィスク容量を圧迫することがない。また、メールデータ
に付加する背景画像データをマルチパート形式でエンコ
ード、デコードする処理が要らないので、ターンアラウ
ンドタイムが短縮される。
(POPサーバ)に格納されるメールデータには、画像
データの実体ではなくてその画像データを特定するため
の情報である背景画像情報が付加されることになるの
で、メール本文の背景に表示すべき画像を添付しないで
済み、送信するメールのデータサイズが小さくなる。こ
れによって、メールデータを管理するPOPサーバのデ
ィスク容量を圧迫することがない。また、メールデータ
に付加する背景画像データをマルチパート形式でエンコ
ード、デコードする処理が要らないので、ターンアラウ
ンドタイムが短縮される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明
の実施の一形態のメール情報送信・表示システムの構成
を示すブロック図である。
態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明
の実施の一形態のメール情報送信・表示システムの構成
を示すブロック図である。
【0012】このシステムは、上述したウェブメールの
方法でメールの送受信を行うためのものであり、インタ
ーネット10に接続し、CGI(common gateway inter
face:コモンゲートウェイインタフェース)が動作する
WWWサーバ20を有している。インターネット10に
は、HTTPによりWWWサーバ20と通信するウェブ
ブラウザ12が組み込まれたクライアント端末11が接
続している。クライアントソフトウェアであるウェブブ
ラウザ12は、HTML文書をインタラクティブに表示
するとともに、ウェブメールの方法によりユーザが電子
メールを作成しまた受信するのに使用される。クライア
ント端末11は、通常、ユーザが使用するパーソナルコ
ンピュータ(PC)である。
方法でメールの送受信を行うためのものであり、インタ
ーネット10に接続し、CGI(common gateway inter
face:コモンゲートウェイインタフェース)が動作する
WWWサーバ20を有している。インターネット10に
は、HTTPによりWWWサーバ20と通信するウェブ
ブラウザ12が組み込まれたクライアント端末11が接
続している。クライアントソフトウェアであるウェブブ
ラウザ12は、HTML文書をインタラクティブに表示
するとともに、ウェブメールの方法によりユーザが電子
メールを作成しまた受信するのに使用される。クライア
ント端末11は、通常、ユーザが使用するパーソナルコ
ンピュータ(PC)である。
【0013】さらに、インターネット10には、各ユー
ザあての電子メールを格納するメールデータ格納部31
を備えたPOPサーバ(メールサーバ)30が接続して
いる。メールデータ格納部31は、ユーザあてのメール
を格納するスプールディレクトリであって、ユーザごと
に設けられている。WWWサーバ20とPOPサーバ3
0とは、インターネット10を介することなく、LAN
(ローカルエリアネットワーク)などにより、直接接続
している。もっとも、LANを経由せずにインターネッ
ト10のみを経由してWWWサーバ20とPOPサーバ
30が接続するようにしてもよい。あるいは、WWWサ
ーバ20とPOPサーバ30は、それぞれの機能を実現
するプログラムを同一のコンピュータ上で同時に走らせ
ることにより、ハードウェア的には一つのコンピュータ
によって実現することも可能である。
ザあての電子メールを格納するメールデータ格納部31
を備えたPOPサーバ(メールサーバ)30が接続して
いる。メールデータ格納部31は、ユーザあてのメール
を格納するスプールディレクトリであって、ユーザごと
に設けられている。WWWサーバ20とPOPサーバ3
0とは、インターネット10を介することなく、LAN
(ローカルエリアネットワーク)などにより、直接接続
している。もっとも、LANを経由せずにインターネッ
ト10のみを経由してWWWサーバ20とPOPサーバ
30が接続するようにしてもよい。あるいは、WWWサ
ーバ20とPOPサーバ30は、それぞれの機能を実現
するプログラムを同一のコンピュータ上で同時に走らせ
ることにより、ハードウェア的には一つのコンピュータ
によって実現することも可能である。
【0014】WWWサーバ20は、取得した電子メール
をユーザに表示するためのデータ表示部21と、取得し
た電子メールを解析するメールデータ解析部22と、ユ
ーザから要求があったときにPOPサーバ30からその
ユーザのメールデータ格納部31からそのユーザ宛の電
子メールのデータを取得するメール取得部と、背景画像
の種別に関する情報や背景画像のテンプレート(スタイ
ルシート)情報を格納した背景画像定義ファイル24
と、ユーザからの指示によりメールの基本データを作成
するメール基本データ作成部25と、背景画像定義ファ
イル24を参照して背景画像情報を作成する背景情報作
成部26と、POPサーバ30にメールを送信するメー
ル送信部27と、を備えている。背景画像定義ファイル
24には、背景画像のテンプレートファイルの他に、背
景画像の種別、背景画像のディレクトリ、背景画像ファ
イル名などを定義しておく。背景画像の画像データの実
体は、背景画像定義ファイル24内に格納してもよい
し、テンプレートにおいてリンクとして背景画像が指定
される場合であれば、リンクでたどれる場所にある他の
サーバ(不図示)に格納しておいてもよい。
をユーザに表示するためのデータ表示部21と、取得し
た電子メールを解析するメールデータ解析部22と、ユ
ーザから要求があったときにPOPサーバ30からその
ユーザのメールデータ格納部31からそのユーザ宛の電
子メールのデータを取得するメール取得部と、背景画像
の種別に関する情報や背景画像のテンプレート(スタイ
ルシート)情報を格納した背景画像定義ファイル24
と、ユーザからの指示によりメールの基本データを作成
するメール基本データ作成部25と、背景画像定義ファ
イル24を参照して背景画像情報を作成する背景情報作
成部26と、POPサーバ30にメールを送信するメー
ル送信部27と、を備えている。背景画像定義ファイル
24には、背景画像のテンプレートファイルの他に、背
景画像の種別、背景画像のディレクトリ、背景画像ファ
イル名などを定義しておく。背景画像の画像データの実
体は、背景画像定義ファイル24内に格納してもよい
し、テンプレートにおいてリンクとして背景画像が指定
される場合であれば、リンクでたどれる場所にある他の
サーバ(不図示)に格納しておいてもよい。
【0015】データ表示部21はデータ表示手段に対応
し、メールデータ解析部22はメールデータ解析手段に
対応し、メール取得部23は取得手段に対応し、メール
基本データ作成部25は基本データ作成手段に対応し、
背景情報作成部24は背景情報作成手段に対応し、メー
ル送信部27は送信手段に対応する。
し、メールデータ解析部22はメールデータ解析手段に
対応し、メール取得部23は取得手段に対応し、メール
基本データ作成部25は基本データ作成手段に対応し、
背景情報作成部24は背景情報作成手段に対応し、メー
ル送信部27は送信手段に対応する。
【0016】具体的には、メール基本データ作成部25
は、クライアント端末11側のユーザの指示によって、
メールの基本データである宛先、サブジェクト(件
名)、発信者及び本文データを作成する。背景情報作成
部26は、背景画像定義ファイル24を読み込み、メー
ル基本データ作成部15を介し、背景画像の種別、背景
画像のテンプレートをユーザ側のウェブブラウザ12に
表示する。さらに背景情報作成部26は、送信者たるユ
ーザが選択した背景画像のテンプレートを表す情報を背
景画像情報として、送信すべきメールの拡張ヘッダにこ
の背景画像情報を付加するデータを作成する。背景画像
情報は、ユーザが選択した背景画像を特定するための情
報として使用されるものであるが、その背景画像の画像
データの実体そのものではない。
は、クライアント端末11側のユーザの指示によって、
メールの基本データである宛先、サブジェクト(件
名)、発信者及び本文データを作成する。背景情報作成
部26は、背景画像定義ファイル24を読み込み、メー
ル基本データ作成部15を介し、背景画像の種別、背景
画像のテンプレートをユーザ側のウェブブラウザ12に
表示する。さらに背景情報作成部26は、送信者たるユ
ーザが選択した背景画像のテンプレートを表す情報を背
景画像情報として、送信すべきメールの拡張ヘッダにこ
の背景画像情報を付加するデータを作成する。背景画像
情報は、ユーザが選択した背景画像を特定するための情
報として使用されるものであるが、その背景画像の画像
データの実体そのものではない。
【0017】ここで背景画像の種別とは、季節、あいさ
つ、会員情報といったテーマのことを言う。また、背景
画像のテンプレートとは、HTML言語で記述し、予め
テーマに合った背景画像を配置し、表示するように記述
されたスタイルシートである。背景画像テンプレートに
おいては、背景画像の画像データを直接記述してもよい
し、その背景画像に対応する画像データのファイルであ
る背景画像ファイルに対するリンクを記述していてもよ
い。テンプレートとしては、メール基本データを表示す
る別のテンプレートも別に用意し、これを用いて、発信
者、メールのサブジェクト、日付といったメールの基本
データを表示する。
つ、会員情報といったテーマのことを言う。また、背景
画像のテンプレートとは、HTML言語で記述し、予め
テーマに合った背景画像を配置し、表示するように記述
されたスタイルシートである。背景画像テンプレートに
おいては、背景画像の画像データを直接記述してもよい
し、その背景画像に対応する画像データのファイルであ
る背景画像ファイルに対するリンクを記述していてもよ
い。テンプレートとしては、メール基本データを表示す
る別のテンプレートも別に用意し、これを用いて、発信
者、メールのサブジェクト、日付といったメールの基本
データを表示する。
【0018】メール送信部27は、メール基本データ作
成部25と背景情報作成部26で作成されたデータを元
に、メールデータを作成してメールをPOPサーバ30
に向けて送信する。このようにして送信されるメールで
は、メールがSMTPによってPOPサーバ30に送信
されるとすると、メールの拡張ヘッダに、背景画像情報
が付加されることになる。SMTPによる電子メールの
場合、メールのデータは、メールの本文に相当する本文
部と、あて先や発信アドレスなどを記載したヘッダ部と
から構成される。ヘッダ部には、あて先のフィールド
(To:フィールド)などのほかに、ユーザが定義したフ
ィールド(例えば、「X−」で始まるフィールド)フィ
ールドを設けることが可能であり、本発明では、このユ
ーザ定義のフィールドとして背景画像情報(背景画像の
種別、背景画像のテンプレートファイル名)を格納する
フィールドを設定し、この設定されたフィールドを拡張
ヘッダとして使用する。
成部25と背景情報作成部26で作成されたデータを元
に、メールデータを作成してメールをPOPサーバ30
に向けて送信する。このようにして送信されるメールで
は、メールがSMTPによってPOPサーバ30に送信
されるとすると、メールの拡張ヘッダに、背景画像情報
が付加されることになる。SMTPによる電子メールの
場合、メールのデータは、メールの本文に相当する本文
部と、あて先や発信アドレスなどを記載したヘッダ部と
から構成される。ヘッダ部には、あて先のフィールド
(To:フィールド)などのほかに、ユーザが定義したフ
ィールド(例えば、「X−」で始まるフィールド)フィ
ールドを設けることが可能であり、本発明では、このユ
ーザ定義のフィールドとして背景画像情報(背景画像の
種別、背景画像のテンプレートファイル名)を格納する
フィールドを設定し、この設定されたフィールドを拡張
ヘッダとして使用する。
【0019】メールデータ解析部22は、メール取得部
23がPOPサーバ30から取得したメールのメールヘ
ッダとメール拡張ヘッダを解析し、そのメールの宛先、
発信者、サブジェクト、本文、背景画像の種別、背景画
像のテンプレートファイル名を取得する。そして、メー
ルデータ解析部22は、取得された背景画像の種別など
に基づいて、背景画像定義ファイル24を読み込み、背
景画像テンプレートのディレクトリを取得する。
23がPOPサーバ30から取得したメールのメールヘ
ッダとメール拡張ヘッダを解析し、そのメールの宛先、
発信者、サブジェクト、本文、背景画像の種別、背景画
像のテンプレートファイル名を取得する。そして、メー
ルデータ解析部22は、取得された背景画像の種別など
に基づいて、背景画像定義ファイル24を読み込み、背
景画像テンプレートのディレクトリを取得する。
【0020】メール表示部21は、メールデータ解析部
22によって解析されたデータに基づいて、背景画像の
表示があれば、背景画像とメール基本データをウェブブ
ラウザ12に表示し、背景画像の表示がない場合は、メ
ール基本データのみをウェブブラウザ12に表示する。
22によって解析されたデータに基づいて、背景画像の
表示があれば、背景画像とメール基本データをウェブブ
ラウザ12に表示し、背景画像の表示がない場合は、メ
ール基本データのみをウェブブラウザ12に表示する。
【0021】結局、このシステムでは、送信メールに付
加する背景画像をバイナリメールとして送信するのでは
なく、背景画像情報を背景情報作成部26で作成し、メ
ール情報をメールデータ解析部22を介してメールのヘ
ッダ、本文、背景画像をウェブブラウザ12にHTML
データとして標準出力する。背景画像情報は、メールヘ
ッダの拡張ヘッダに付加する。本発明では、ウェブブラ
ウザにメール本文ともに背景画像を表示させるだけでな
く、メール本文の表示とともに音声の再生を行わせるこ
とも可能である。
加する背景画像をバイナリメールとして送信するのでは
なく、背景画像情報を背景情報作成部26で作成し、メ
ール情報をメールデータ解析部22を介してメールのヘ
ッダ、本文、背景画像をウェブブラウザ12にHTML
データとして標準出力する。背景画像情報は、メールヘ
ッダの拡張ヘッダに付加する。本発明では、ウェブブラ
ウザにメール本文ともに背景画像を表示させるだけでな
く、メール本文の表示とともに音声の再生を行わせるこ
とも可能である。
【0022】なお、ここではメール送信動作を行うため
のメール基本データ作成部25、背景情報作成部26及
びメール送信部27と、メール取得動作を行うためのデ
ータ表示部21、メールデータ解析部22及びメール取
得部23が同一のWWWサーバ20内にあるとしたが、
後述する図2及び図3に示すように、送信動作を行う部
分と取得動作を行う部分とを分離してもよい。分離した
場合には、送信動作を行う部分と取得動作を行う部分の
それぞれに背景画像定義ファイルを設け、それぞれの背
景画像定義ファイルの内容は同期するようにする。
のメール基本データ作成部25、背景情報作成部26及
びメール送信部27と、メール取得動作を行うためのデ
ータ表示部21、メールデータ解析部22及びメール取
得部23が同一のWWWサーバ20内にあるとしたが、
後述する図2及び図3に示すように、送信動作を行う部
分と取得動作を行う部分とを分離してもよい。分離した
場合には、送信動作を行う部分と取得動作を行う部分の
それぞれに背景画像定義ファイルを設け、それぞれの背
景画像定義ファイルの内容は同期するようにする。
【0023】以下、本実施態様におけるメール送信動作
及びメール取得操作について、さらに詳しく説明する。
図2は、メールを送信する場合の処理を説明するブロッ
ク図であり、図3は、メールを取得して表示する場合の
処理を説明するブロック図であり、図4は、メールの送
信動作を説明するフローチャートであり、図5は、メー
ルを取得して表示する動作を説明するフローチャートで
ある。
及びメール取得操作について、さらに詳しく説明する。
図2は、メールを送信する場合の処理を説明するブロッ
ク図であり、図3は、メールを取得して表示する場合の
処理を説明するブロック図であり、図4は、メールの送
信動作を説明するフローチャートであり、図5は、メー
ルを取得して表示する動作を説明するフローチャートで
ある。
【0024】最初に、送信動作について、図2及び図4
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0025】まずは、ユーザは、ウェブブラウザ12か
ら、CGIを使用して、宛先、サブジェクト、発信者、
本文データを作成する(ステップ101)。これらメー
ル基本データの作成のための処理は、メール基本データ
作成部25で実行され、ウェブブラウザ12とメール基
本データ作成部25とは、プロトコルとしてHTTPを
使用して通信する。ここで、本文に背景画像を付加する
かどうかを判定し(ステップ102)、付加しない場合
には、通常のメールをそのままあて先に送信し(ステッ
プ107)、処理を終了する。ステップ102において
背景画像を付加すると判定した場合には、背景情報作成
部26に制御が移り、背景情報作成部26は、背景画像
の一覧をウェブブラウザ12上に表示するために、背景
画像情報を予め定義してある背景画像定義ファイルを読
み込み、背景画像の種別、背景画像のテンプレートファ
イル情報を背景画像定義ファイルより取得し(ステップ
103)、読み込んだファイル情報にしたがって背景画
像をウェブブラウザ12に表示する(ステップ10
4)。その際、背景画像の種別もウェブブラウザ12上
に表示し、背景画像の種別を選択するたびにそれぞれの
種別にあったテンプレートファイルを複数、ウェブブラ
ウザ12に表示するようにする。
ら、CGIを使用して、宛先、サブジェクト、発信者、
本文データを作成する(ステップ101)。これらメー
ル基本データの作成のための処理は、メール基本データ
作成部25で実行され、ウェブブラウザ12とメール基
本データ作成部25とは、プロトコルとしてHTTPを
使用して通信する。ここで、本文に背景画像を付加する
かどうかを判定し(ステップ102)、付加しない場合
には、通常のメールをそのままあて先に送信し(ステッ
プ107)、処理を終了する。ステップ102において
背景画像を付加すると判定した場合には、背景情報作成
部26に制御が移り、背景情報作成部26は、背景画像
の一覧をウェブブラウザ12上に表示するために、背景
画像情報を予め定義してある背景画像定義ファイルを読
み込み、背景画像の種別、背景画像のテンプレートファ
イル情報を背景画像定義ファイルより取得し(ステップ
103)、読み込んだファイル情報にしたがって背景画
像をウェブブラウザ12に表示する(ステップ10
4)。その際、背景画像の種別もウェブブラウザ12上
に表示し、背景画像の種別を選択するたびにそれぞれの
種別にあったテンプレートファイルを複数、ウェブブラ
ウザ12に表示するようにする。
【0026】ユーザが最終的に背景画像の種別と背景画
像テンプレートファイルを選択したら(ステップ10
5)、次に、背景画像の種別と背景画像テンプレートフ
ァイル名を含む背景画像情報をメールの拡張ヘッダに付
加し(ステップ106)、メール送信部27が、ステッ
プ101で作成されたメール基本データとステップ10
6で生成した拡張ヘッダとを含むメールデータをSMT
PによってPOPサーバ30に送信し(ステップ10
7)、メール送信処理が終了する。
像テンプレートファイルを選択したら(ステップ10
5)、次に、背景画像の種別と背景画像テンプレートフ
ァイル名を含む背景画像情報をメールの拡張ヘッダに付
加し(ステップ106)、メール送信部27が、ステッ
プ101で作成されたメール基本データとステップ10
6で生成した拡張ヘッダとを含むメールデータをSMT
PによってPOPサーバ30に送信し(ステップ10
7)、メール送信処理が終了する。
【0027】次に、図3および図5を参照して、メール
取得動作を説明する。
取得動作を説明する。
【0028】まず、メール取得部23は、プロトコルと
してPOPを使用してPOPサーバ30からメールデー
タを取得する。次に、メールデータ解析部22が、取得
したメールのメールヘッダを解析し(ステップ11
1)、メールヘッダから発信者、宛先、サブジェクト、
送信日付を取得し(ステップ112)、さらに、メール
データから、メール本文を取得する(ステップ11
3)。ここで、拡張ヘッダに背景画像種別の情報がある
かどうかを判定し(ステップ114)、ない場合(拡張
ヘッダ自体がない場合を含む)には、データ表示部21
は、ウェブブラウザ12に背景画像なしでメールを表示
するために、背景画像定義ファイル24からメールの基
本データのみを表示するテンプレートファイル(背景画
像表示なしテンプレートファイル)を取得して読み込み
(ステップ115)、このテンプレートファイルを使用
してHTMLデータを構成し、HTTPを使用してその
HTMLデータをウェブブラウザ12に転送することに
より、クライアント端末のウェブブラウザ12上に、メ
ールの基本データである発信者、発信日付、サブジェク
ト、本文を表示し(ステップ116)、処理を終了す
る。
してPOPを使用してPOPサーバ30からメールデー
タを取得する。次に、メールデータ解析部22が、取得
したメールのメールヘッダを解析し(ステップ11
1)、メールヘッダから発信者、宛先、サブジェクト、
送信日付を取得し(ステップ112)、さらに、メール
データから、メール本文を取得する(ステップ11
3)。ここで、拡張ヘッダに背景画像種別の情報がある
かどうかを判定し(ステップ114)、ない場合(拡張
ヘッダ自体がない場合を含む)には、データ表示部21
は、ウェブブラウザ12に背景画像なしでメールを表示
するために、背景画像定義ファイル24からメールの基
本データのみを表示するテンプレートファイル(背景画
像表示なしテンプレートファイル)を取得して読み込み
(ステップ115)、このテンプレートファイルを使用
してHTMLデータを構成し、HTTPを使用してその
HTMLデータをウェブブラウザ12に転送することに
より、クライアント端末のウェブブラウザ12上に、メ
ールの基本データである発信者、発信日付、サブジェク
ト、本文を表示し(ステップ116)、処理を終了す
る。
【0029】一方、ステップ114において、メールの
拡張ヘッダに背景画像の種別と背景画像のテンプレート
ファイル情報がある場合には、データ表示部21は、メ
ールの拡張ヘッダより、背景画像の種別と背景画像のテ
ンプレートファイル情報を取得し(ステップ117)、
背景画像定義ファイル24を読み込んで背景画像のディ
レクトリ情報を取得し(ステップ118)、使用する背
景画像のテンプレートファイルを読み込む(ステップ1
19)。このとき、基本データを表示するテンプレート
ファイルを読み込んでおく。そしてデータ表示部21
は、基本データを表示するテンプレートを使用して基本
データである発信者、発信日付、サブジェクトをウェブ
ブラウザ12上に表示するとともに、背景画像のテンプ
レートファイルを使用してメールの本文と背景画像をウ
ェブブラウザ12上に表示するようにHTMLデータを
作成し、HTTPによりこのHTMLデータをウェブブ
ラウザ12に転送する。これにより、ウェブブラウザ1
2には、このHTMLデータに基づいて、基本データと
本文の背景の画像とが表示される(ステップ120)。
そしてメール取得動作が完了する。
拡張ヘッダに背景画像の種別と背景画像のテンプレート
ファイル情報がある場合には、データ表示部21は、メ
ールの拡張ヘッダより、背景画像の種別と背景画像のテ
ンプレートファイル情報を取得し(ステップ117)、
背景画像定義ファイル24を読み込んで背景画像のディ
レクトリ情報を取得し(ステップ118)、使用する背
景画像のテンプレートファイルを読み込む(ステップ1
19)。このとき、基本データを表示するテンプレート
ファイルを読み込んでおく。そしてデータ表示部21
は、基本データを表示するテンプレートを使用して基本
データである発信者、発信日付、サブジェクトをウェブ
ブラウザ12上に表示するとともに、背景画像のテンプ
レートファイルを使用してメールの本文と背景画像をウ
ェブブラウザ12上に表示するようにHTMLデータを
作成し、HTTPによりこのHTMLデータをウェブブ
ラウザ12に転送する。これにより、ウェブブラウザ1
2には、このHTMLデータに基づいて、基本データと
本文の背景の画像とが表示される(ステップ120)。
そしてメール取得動作が完了する。
【0030】以上、本発明の好ましい実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述したものに限定されるわけ
ではない。例えば、背景画像として、(厳密には画像デ
ータではないが)音声メッセージや楽曲などの音声デー
タを用いることも可能である。本発明においては、音声
データなども背景画像の範疇に含まれるものとする。
て説明したが、本発明は上述したものに限定されるわけ
ではない。例えば、背景画像として、(厳密には画像デ
ータではないが)音声メッセージや楽曲などの音声デー
タを用いることも可能である。本発明においては、音声
データなども背景画像の範疇に含まれるものとする。
【0031】音声データを背景画像として扱い、メール
の受取人に対してメールを表示するともにその音声デー
タを再生あるいは演奏できるようにするためには、背景
画像の種別として音声を追加するとともに、背景画像定
義ファイル24において、音声データ(あるいはその音
声データに対するリンク)と音声データを再生・演奏で
きるようにする背景画像テンプレートファイルを用意す
る。この背景画像テンプレートファイルには、予め音声
データを流す情報をHTML言語で記述しておく。
の受取人に対してメールを表示するともにその音声デー
タを再生あるいは演奏できるようにするためには、背景
画像の種別として音声を追加するとともに、背景画像定
義ファイル24において、音声データ(あるいはその音
声データに対するリンク)と音声データを再生・演奏で
きるようにする背景画像テンプレートファイルを用意す
る。この背景画像テンプレートファイルには、予め音声
データを流す情報をHTML言語で記述しておく。
【0032】メールの送信動作は、音声データに対応す
る背景画像テンプレートファイルを選択することを除け
ば、図2及び図4に示したものと全く同様である。
る背景画像テンプレートファイルを選択することを除け
ば、図2及び図4に示したものと全く同様である。
【0033】メールの取得動作も、図3及び図5に示し
たものとほぼ同様であるが、図6に示すように、図5の
ステップ120の代わりに、ステップ121として、発
信者、日付、サブジェクト、メール本文及び背景画像の
表示を行うとともに、予めテンプレートに記述してある
音声データの再生・演奏を実行する。このようにして、
音声データ用のテンプレートファイルがHTMLデータ
としてウェブブラウザ12に出力されたときに、ウェブ
ブラウザ12では、音声が再生・演奏されることにな
る。背景画像に適合した音声データをテンプレートファ
イルに付加しておくことにより、目と耳でメールを楽し
むことが可能となる。例えば、「お誕生日おめでとう」
というテーマのテンプレートには、「ハッピーバースデ
ィ」の音声あるいは楽曲データを付加することが可能で
ある。
たものとほぼ同様であるが、図6に示すように、図5の
ステップ120の代わりに、ステップ121として、発
信者、日付、サブジェクト、メール本文及び背景画像の
表示を行うとともに、予めテンプレートに記述してある
音声データの再生・演奏を実行する。このようにして、
音声データ用のテンプレートファイルがHTMLデータ
としてウェブブラウザ12に出力されたときに、ウェブ
ブラウザ12では、音声が再生・演奏されることにな
る。背景画像に適合した音声データをテンプレートファ
イルに付加しておくことにより、目と耳でメールを楽し
むことが可能となる。例えば、「お誕生日おめでとう」
というテーマのテンプレートには、「ハッピーバースデ
ィ」の音声あるいは楽曲データを付加することが可能で
ある。
【0034】このように構成することにより、ファイル
サイズが大きい音声データファイルをメールに直接添付
することなく、メールを取得したときに音声の再生が可
能となり、WWWサーバでの処理時間の短縮と、POP
サーバのディスク容量の圧迫の抑制とが可能になる。
サイズが大きい音声データファイルをメールに直接添付
することなく、メールを取得したときに音声の再生が可
能となり、WWWサーバでの処理時間の短縮と、POP
サーバのディスク容量の圧迫の抑制とが可能になる。
【0035】以上説明した本発明のメール情報送信・表
示システムは、それを実現するための計算機プログラム
を、サーバコンピュータなどの計算機に読み込ませ、そ
のプログラムを実行させることによっても実現できる。
メール情報送信・表示システムとして機能するためのプ
ログラムは、磁気テープやCD−ROMなどの記録媒体
によって、計算機に読み込まれる。図7は、上述のメー
ル情報送信・表示システムを実現する計算機の構成を示
すブロック図である。
示システムは、それを実現するための計算機プログラム
を、サーバコンピュータなどの計算機に読み込ませ、そ
のプログラムを実行させることによっても実現できる。
メール情報送信・表示システムとして機能するためのプ
ログラムは、磁気テープやCD−ROMなどの記録媒体
によって、計算機に読み込まれる。図7は、上述のメー
ル情報送信・表示システムを実現する計算機の構成を示
すブロック図である。
【0036】この計算機は、中央処理装置(CPU)5
1と、プログラムやデータを格納するためのハードディ
スク装置52と、主メモリ53と、キーボードやマウス
などの入力装置54と、CRTなどの表示装置55と、
磁気テープやCD−ROM等の記録媒体57を読み取る
読み取り装置56と、インターネット側との接続のイン
タフェースとなる通信インタフェース58とから構成さ
れている。ハードディスク装置52、主メモリ53、入
力装置54、表示装置55、読み取り装置56及び通信
インタフェース58は、いずれも、中央処理装置51に
接続している。この計算機では、メール情報送信・表示
システムとして機能するためのプログラムを格納した記
録媒体25を読み取り装置56に装着し、記録媒体57
からプログラムを読み出してハードディスク装置52に
格納し、ハードディスク装置52に格納されたプログラ
ムを中央処理装置51が実行することにより、メール情
報送信・表示システムとしての上述の諸動作が実行され
る。
1と、プログラムやデータを格納するためのハードディ
スク装置52と、主メモリ53と、キーボードやマウス
などの入力装置54と、CRTなどの表示装置55と、
磁気テープやCD−ROM等の記録媒体57を読み取る
読み取り装置56と、インターネット側との接続のイン
タフェースとなる通信インタフェース58とから構成さ
れている。ハードディスク装置52、主メモリ53、入
力装置54、表示装置55、読み取り装置56及び通信
インタフェース58は、いずれも、中央処理装置51に
接続している。この計算機では、メール情報送信・表示
システムとして機能するためのプログラムを格納した記
録媒体25を読み取り装置56に装着し、記録媒体57
からプログラムを読み出してハードディスク装置52に
格納し、ハードディスク装置52に格納されたプログラ
ムを中央処理装置51が実行することにより、メール情
報送信・表示システムとしての上述の諸動作が実行され
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メール本
文の背景に表示すべき画像を添付しないで済むので、送
信するメールのデータサイズが小さくなり、これによっ
て、メールデータを管理するPOPサーバのディスク容
量を圧迫することがないという効果がある。また、メー
ルデータに付加する背景画像データをマルチパート形式
でエンコード、デコードする処理が要らないので、ター
ンアラウンドタイムを短縮することができる。
文の背景に表示すべき画像を添付しないで済むので、送
信するメールのデータサイズが小さくなり、これによっ
て、メールデータを管理するPOPサーバのディスク容
量を圧迫することがないという効果がある。また、メー
ルデータに付加する背景画像データをマルチパート形式
でエンコード、デコードする処理が要らないので、ター
ンアラウンドタイムを短縮することができる。
【図1】本発明の実施の一形態のメール情報送信・表示
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】メールを送信する場合の処理を説明するブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】メールを取得して表示する場合の処理を説明す
るブロック図である。
るブロック図である。
【図4】メールの送信動作を説明するフローチャートで
ある。
ある。
【図5】メールを取得して表示する動作を説明するフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図6】メールを取得して表示する動作の別の例を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
【図7】図1に示すシステムが構築されるコンピュータ
システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図で
ある。
システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図で
ある。
10 インターネット 11 クライアント端末 12 ウェブブラウザ 20 WWWサーバ 21 データ表示部 22 メールデータ解析部 23 メール取得部 24 背景画像定義ファイル 25 メール基本データ作成部 26 背景情報作成部 27 メール送信部 30 POPサーバ 31 メールデータ格納部 51 中央処理装置 52 ハードディスク装置 53 主メモリ 54 入力装置 55 表示装置 56 読み取り装置 57 記録媒体 58 通信インターフェース 101〜107,111〜120 ステップ
Claims (8)
- 【請求項1】 ユーザ側のクライアント端末のウェブブ
ラウザと通信しつつ電子メールを作成して指定されたあ
て先に送信するメール情報送信・表示方法であって、 ユーザの入力に基づいて、電子メールの基本データであ
るあて先、サブジェクト、発信者及び本文データを作成
する基本データ作成ステップと、 前記ユーザが選択した背景画像を特定するための情報で
ある背景画像情報をメールの拡張ヘッダに付加する背景
情報作成ステップと、 前記基本データ作成ステップで作成されたデータと前記
背景情報作成ステップで作成された拡張ヘッダとを組み
合わせて、メールデータを生成して送信する送信ステッ
プと、を有するメール情報送信・表示方法。 - 【請求項2】 背景情報作成ステップにおいて、電子メ
ールの背景に表示すべき背景画像の候補をユーザに提示
し、提示された候補の中から前記ユーザが選択したもの
を前記ユーザが選択した背景画像とする、請求項1に記
載のメール情報送信・表示方法。 - 【請求項3】 メールサーバに格納された電子メールを
ユーザ側のクライアント端末のウェブブラウザと通信し
つつ前記ウェブブラウザ上に表示するメール情報送信・
表示方法であって、 前記メールサーバからメールデータを取得するステップ
と、 前記メールデータ中のメールヘッダ、拡張ヘッダを解析
するとともに、前記メールデータからメール本文を抽出
するステップと、 前記ウェブブラウザ上に前記メール本文を表示するとと
もに、前記拡張ヘッダに、背景画像を特定する情報であ
る背景画像情報が含まれている場合には、前記背景画像
情報によって特定された背景画像を前記メール本文とと
もに前記ウェブブラウザ上に表示させるステップと、を
有するメール情報送信・表示方法。 - 【請求項4】 ユーザ側のクライアント端末のウェブブ
ラウザと通信しつつ電子メールを作成して指定されたあ
て先に送信するメール情報送信・表示システムであっ
て、 ユーザの入力に基づいて、電子メールの基本データであ
るあて先、サブジェクト、発信者及び本文データを作成
する基本データ作成手段と、 背景画像を特定するための情報である背景画像情報を予
め蓄積した背景画像定義ファイルと、 前記背景画像定義ファイルを参照し、前記ユーザが選択
した背景画像に対応する前記背景画像情報をメールの拡
張ヘッダに付加する背景情報作成手段と、 前記基本データ作成手段で作成されたデータと前記背景
情報作成手段で作成された拡張ヘッダとを組み合わせ
て、メールデータを生成して送信する送信手段と、を有
するメール情報送信・表示システム。 - 【請求項5】 メールサーバに格納された電子メールを
ユーザ側のクライアント端末のウェブブラウザと通信し
つつ前記ウェブブラウザ上に表示するメール情報送信・
表示システムであって、 前記メールサーバからメールデータを取得する取得手段
と、 前記メールデータ中のメールヘッダ、拡張ヘッダを解析
するとともに、前記メールデータからメール本文を抽出
するメールデータ解析手段と、 背景画像を特定するための情報である背景画像情報を予
め蓄積した背景画像定義ファイルと、 前記ウェブブラウザ上に前記メール本文を表示するとと
もに、前記拡張ヘッダに、前記背景画像情報が含まれて
いる場合には、前記背景画像定義ファイルを参照して、
前記背景画像情報によって特定された背景画像を前記メ
ール本文とともに前記ウェブブラウザ上に表示させるデ
ータ表示手段と、を有するメール情報送信・表示システ
ム。 - 【請求項6】 ユーザ側のクライアント端末のウェブブ
ラウザと通信しつつ電子メールを作成して指定されたあ
て先に対応するメールサーバに格納するとともに、前記
メールサーバに格納された電子メールを前記ウェブブラ
ウザと通信しつつ前記ウェブブラウザ上に表示するメー
ル情報送信・表示システムであって、 ユーザの入力に基づいて、電子メールの基本データであ
るあて先、サブジェクト、発信者及び本文データを作成
する基本データ作成手段と、 背景画像を特定するための情報である背景画像情報を予
め蓄積した背景画像定義ファイルと、 前記背景画像定義ファイルを参照し、前記ユーザが選択
した背景画像に対応する前記背景画像情報をメールの拡
張ヘッダに付加する背景情報作成手段と、 前記基本データ作成手段で作成されたデータと前記背景
情報作成手段で作成された拡張ヘッダとを組み合わせ
て、メールデータを生成して前記メールサーバに送信す
る送信手段と、 前記メールサーバからメールデータを取得する取得手段
と、 前記メールデータ中のメールヘッダ、拡張ヘッダを解析
するとともに、前記メールデータからメール本文を抽出
するメールデータ解析手段と、 前記ウェブブラウザ上に前記メール本文を表示するとと
もに、前記拡張ヘッダに、前記背景画像情報が含まれて
いる場合には、前記背景画像定義ファイルを参照して、
前記背景画像情報によって特定された背景画像を前記メ
ール本文とともに前記ウェブブラウザ上に表示させるデ
ータ表示手段と、を有するメール情報送信・表示システ
ム。 - 【請求項7】 コンピュータが読み取り可能な記録媒体
であって、前記コンピュータに、 ユーザ側のクライアント端末のウェブブラウザと通信し
つつ、ユーザの入力に基づいて、電子メールの基本デー
タであるあて先、サブジェクト、発信者及び本文データ
を作成する基本データ作成ステップと、 前記ユーザが選択した背景画像を特定するための情報で
ある背景画像情報をメールの拡張ヘッダに付加する背景
情報作成ステップと、 前記基本データ作成ステップで作成されたデータと前記
背景情報作成ステップで作成された拡張ヘッダとを組み
合わせて、メールデータを生成して送信する送信ステッ
プと、を実行させるプログラムを格納した記録媒体。 - 【請求項8】 コンピュータが読み取り可能な記録媒体
であって、前記コンピュータに、 メールサーバからメールデータを取得するステップと、 前記メールデータ中のメールヘッダ、拡張ヘッダを解析
するとともに、前記メールデータからメール本文を抽出
するステップと、 ユーザ側のクライアント端末のウェブブラウザと通信し
つつ前記ウェブブラウザ上に前記メール本文を表示する
とともに、前記拡張ヘッダに、背景画像を特定する情報
である背景画像情報が含まれている場合には、前記背景
画像情報によって特定された背景画像を前記メール本文
とともに前記ウェブブラウザ上に表示させるステップ
と、を実行させるプログラムを格納した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34869399A JP2001167013A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | メール情報送信・表示方法、メール情報送信・表示システム及びその記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34869399A JP2001167013A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | メール情報送信・表示方法、メール情報送信・表示システム及びその記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001167013A true JP2001167013A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18398730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34869399A Pending JP2001167013A (ja) | 1999-12-08 | 1999-12-08 | メール情報送信・表示方法、メール情報送信・表示システム及びその記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001167013A (ja) |
-
1999
- 1999-12-08 JP JP34869399A patent/JP2001167013A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040506 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20040506 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040825 |