JPH10326236A - マルチメディア電子メールシステム - Google Patents

マルチメディア電子メールシステム

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Publication number
JPH10326236A
JPH10326236A JP9136492A JP13649297A JPH10326236A JP H10326236 A JPH10326236 A JP H10326236A JP 9136492 A JP9136492 A JP 9136492A JP 13649297 A JP13649297 A JP 13649297A JP H10326236 A JPH10326236 A JP H10326236A
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JP
Japan
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html
multimedia
file
mail
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Pending
Application number
JP9136492A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Matsuoka
恭正 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊な装置を設けることなくマルチメディア
情報を容易に送受信することができるとともに、宛先が
多数の場合でもネットワーク負荷の少ないマルチメディ
ア電子メールを実現することができる。 【解決手段】 送信情報のテキスト情報部分をHTML
プログラム5bとして作成し、マルチメディア情報をW
WWサーバ2に格納しておき、HTMLプログラム5b
が参照しているWWWサーバ2のマルチメディア情報フ
ァイルのディレクトリパスを示すURL情報とテキスト
情報のHTMLプログラム5bを含む送信情報を受信側
に送信し、受信側のHTML走査表示手段7でHTML
プログラム5bのテキスト情報を書式指定に従って表示
し、ディレクトリパスを示すURL情報に基づいてWW
Wアクセス手段8により通信網10を経由してWWWサ
ーバ2から該当するマルチメディア情報ファイルを読み
取ってHTML走査表示手段7に転送するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア電
子メールシステムに係り、詳しくは、文字情報、画像情
報、音声情報等を組み合せたマルチメディア電子メール
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ通信の普及に伴い、
電子メールシステムの利用が広がっているが、多くは文
字情報の送受信に限定されており、画像、音声等のマル
チメディア情報は、文字情報とは独立したファイルとし
て送信されているのが一般的である。一方、コンピュー
タで作動する文書編集プログラム、所謂ワープロソフト
では、文字とイメージ情報を同時に表示でき、かつレイ
アウトの編集も可能になっており、電子メールシステム
は、これらのワープロソフトで作成したものと同様のイ
メージで送受信できることが待望されている。
【0003】従来、このようなマルチメディア情報を含
めたメールシステムを実現するものとして、テキスト・
画像・音声ファイルを一個のファイルで統合して送信
し、受信側で展開する複合文書管理システムについて
は、例えば特開平7−73122号公報で報告されたも
のが挙げられる。また、テキスト・画像・音声を時間
的、空間的に同期させて表示するために、各々の情報を
オブジェクトとして扱い、各オブジェクトの掲示開始時
刻、掲示位置を示す制御情報とともに送信し受信側で制
御情報に基づいて提示するマルチメディア電子メールシ
ステムについては、例えば特開平6−77992号公報
で報告されたものが挙げられる。また、複数種類のメデ
ィアで構成されるオリジナル情報を、そのメディアの再
生契機、再生位置毎に部品メールとして分離し、その部
品メールの一覧等の情報を有するコントロールメールを
組にして電子メールとして構成するマルチメディア情報
の電子メール作成装置及びマルチメディア情報転送方法
については、例えば特開平6−276222号公報で報
告されたものが挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のマルチメディア電子メールシステムで
は、何れも送信側と受信側にマルチメディア情報用と文
字情報用の独自の装置を対で用意しなければならず、マ
ルチメディア情報用には特殊な送受信装置を設けなけれ
ばならないため、マルチメディア情報を含むメールの送
受信は、その特殊な装置を有するグループ内でしか利用
できないという制約があるという問題があった。
【0005】また、従来のマルチメディア電子メールシ
ステムでは、情報量が多くなり易いマルチメディア情報
をメールの宛先全てに同時に配送するため、宛先が多数
の場合、ネットワーク回線の負荷が高くなるという問題
があった。
【0006】そこで、本発明は、特殊な装置を設けるこ
となくマルチメディア情報を容易に送受信することがで
きるとともに、宛先が多数の場合でもネットワーク負荷
の少ないマルチメディア電子メールを実現することがで
きるマルチメディア電子メールシステムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
マルチメディア情報ファイルを格納するWWW(Wor
ld Wide Web)サーバと、WWWサーバのマ
ルチメディア情報ファイルのファイル参照パスを示す情
報を含む送信情報のテキスト情報部分をHTML(Hy
per Text Markup Language)
プログラムとして作成するHTML編集手段と、HTM
L編集手段から転送されるHTMLプログラムを含む送
信情報を電子メールとして送信する送信手段とを有する
マルチメディア電子メール送信システムと、送信手段か
ら通信網を経由して送信されるHTMLプログラムを含
む送信情報を受信する受信手段と、受信手段から転送さ
れるHTMLプログラムを走査して、HTMLプログラ
ムに含まれるテキスト情報をHTMLプログラムで示さ
れた書式指定に従って表示するHTML走査表示手段
と、HTML走査表示手段から転送されるHTMLプロ
グラムが参照しているマルチメディア情報ファイルのフ
ァイル参照パスを示す情報に基づいて、通信網を経由し
てWWWサーバから該当するマルチメディア情報ファイ
ルを読み取ってHTML走査表示手段に転送するWWW
アクセス手段とを有するマルチメディア電子メール受信
システムとを備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
マルチメディア電子メールシステムにおいて、送信手段
が、HTML編集手段から転送されるHTMLプログラ
ムが参照しているWWWサーバのマルチメディア情報フ
ァイルのファイル参照パスを示す情報を送信情報のメー
ルヘッダに付加する場合、該ファイル参照パスを示す情
報をメールヘッダに付加して送信情報を送信し、マルチ
メディア情報ファイルのファイル参照パスを示す情報を
送信情報のメールヘッダに付加しない場合、メール本文
中のファイル参照情報をフルパスに変換して送信情報を
送信することを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1に記載の
マルチメディア電子メールシステムにおいて、送信手段
が、HTML編集手段から転送されるHTMLプログラ
ムを走査し、HTMLプログラムが参照しているファイ
ル参照パスを示す情報をフルパスに変換して送信情報を
送信することを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項2に記載の
マルチメディア電子メールシステムにおいて、受信手段
が、送信手段から送信される送信情報のメールヘッダに
マルチメディア情報ファイルのファイル参照パスを示す
情報が付加されている場合、メールヘッダからファイル
参照パスを示す情報を抽出し、送信情報のメール本文か
らHTMLプログラム部分が抽出された場合、抽出した
HTMLプログラム部分をメールヘッダから抽出したフ
ァイル参照パスを示す情報とともにHTML走査表示手
段に転送し、送信情報のメール本文からHTMLプログ
ラム部分が抽出されない場合、送信情報のメール本文を
HTML走査表示手段に転送することを特徴とするもの
である。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4の
何れかに記載のマルチメディア電子メールシステムにお
いて、受信手段が、送信手段から送信される送信情報の
メールヘッダにマルチメディア情報ファイルのファイル
参照パスを示す情報が付加されていない時に、送信情報
のメール本文からHTMLプログラム部分が抽出された
場合、抽出したHTMLプログラム部分をHTML走査
表示手段に転送し、送信手段から送信される送信情報の
メールヘッダにマルチメディア情報ファイルのファイル
参照パスを示す情報が付加されていない時に、送信情報
のメール本文からHTMLプログラム部分が抽出されな
い場合、送信情報のメール本文をHTML走査表示手段
に転送することを特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項2乃至5の
何れかに記載のマルチメディア電子メールシステムにお
いて、HTML編集手段は、送信するHTMLプログラ
ムの前後の少なくとも何れか一方に、HTMLプログラ
ムとは異なるテキスト情報を配置することを特徴とする
ものである。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6に記載の
マルチメディア電子メールシステムにおいて、受信手段
が、送信手段から送信される送信情報のテキスト情報を
走査し、HTMLプログラム部分とHTMLプログラム
とは異なる部分を判別し、HTMLプログラム部分のテ
キスト情報に対しては、WWWサーバのマルチメディア
情報ファイルのファイル参照パスを示す情報をメールヘ
ッダに付加してHTML走査表示手段に転送し、HTM
Lプログラムとは異なるテキスト情報部分は、メールの
テキストの状態でHTML走査表示手段に転送すること
を特徴とするものである。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項2,4乃至
6の何れかに記載のマルチメディア電子メールシステム
において、HTML走査表示手段が、受信手段から転送
されるHTMLプログラムが参照しているファイル参照
パスがフルパスで指定されていない場合、ファイル参照
情報をメールヘッダのファイル参照パスを示す情報と組
み合せてフルパスに変換してWWWアクセス手段に転送
することを特徴とするものである。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1乃至8の
何れかに記載のマルチメディア電子メールシステムにお
いて、WWWアクセス手段が、HTML走査表示手段か
ら転送されるマルチメディア情報ファイルのファイル参
照パスに基づいてWWWアクセス手段に付属する参照情
報記憶手段に該当するマルチメディア情報ファイルがあ
ると判断した場合、参照情報記憶手段から該当するマル
チメディア情報ファイルを読み出してHTML走査表示
手段に転送し、参照情報記憶手段に該当するマルチメデ
ィア情報ファイルがないと判断した場合、通信網を経由
してWWWサーバから該当するマルチメディア情報ファ
イルを読み取って、参照情報記憶手段に格納するととも
に、HTML走査表示手段に転送することを特徴とする
ものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1のマルチメ
ディア電子メールシステムの構成を示すブロック図であ
る。図1において、1はメールで送信するHTML(H
yper Text Markup Languag
e)プログラムを作成するHTML編集手段であり、2
は要求に応じて画像情報、音声情報等のマルチメディア
情報を送信するWWW(World Wide We
b)サーバであり、3はHTMLプログラムから参照さ
れているマルチメディア情報ファイルを記憶するディス
ク装置等のマルチメディア情報記憶手段である。
【0017】4はHTMLプログラムをメールヘッダと
ともにメールとして送信する送信手段であり、5は送信
手段4で作成される送信情報であり、6はメールの受信
手段であり、7は受信したメールに含まれるHTMLプ
ログラムを走査し表示するHTML走査表示手段であ
る。
【0018】8はHTMLプログラムから参照されてい
るマルチメディア情報をWWWサーバ2から抽出するW
WWアクセス手段であり、9はWWWサーバ2から抽出
したマルチメディア情報を格納する参照情報記憶手段で
あり、10は送信側と受信側を繋ぐ通信網である。
【0019】図2〜4は図1に示すマルチメディア電子
メールシステムを実施の形態に則して更に詳細に示した
図である。図2〜4において、HTML編集手段1は、
送信するHTMLプログラムの作成機能を有する。送信
内容にマルチメディア情報が含まれる場合、それらのマ
ルチメディア情報は、WWWサーバ2に付属するマルチ
メディア情報記憶手段3に、マルチメディア情報ファイ
ルとして格納される。送信内容及びその表示位置に対応
して、それらのマルチメディア情報ファイルは、HTM
L編集手段1で作成するHTMLプログラムから参照さ
れる。
【0020】送信手段4は、HTML編集手段1によっ
て作成されたHTMLプログラムをメールで送信する機
能を有する。メールの送信情報5は、送信手段4によっ
て作成され、メールヘッダ5a及びHTMLプログラム
5bから構成される。受信手段6は、送信手段4から送
信される送信情報5を読み取る機能を有する。HTML
走査表示手段7は、受信手段6から転送される送信情報
5を受け取り、受信メール表示画面7aにマルチメディ
ア情報を含むメールの内容を表示する。
【0021】WWWアクセス手段8は、HTML走査表
示手段7から呼び出され、WWWサーバ2に付属するマ
ルチメディア情報記憶手段3のマルチメディア情報ファ
イルを読み取る機能を有する。参照情報記憶手段9は、
WWWアクセス手段8によって読み取られたマルチメデ
ィア情報ファイルを格納する。通信網10は、送信手段
4で作成した送信情報5の受信手段6への送信及びWW
Wアクセス手段8とWWWサーバ2の接続に使用される
公衆網等の通信手段である。
【0022】次に、図1,2に示すマルチメディア電子
メールシステムの動作について説明する。図5は図1,
2に示す送信手段の処理フローを示すフローチャート、
図6は図1,2に示す送信情報のメールヘッダのURL
指定を行うか否かを決定する操作画面の一例を示す図、
図7は図1,2に示す受信手段の処理フローを示すフロ
ーチャート、図8は図1,2に示すHTML走査表示手
段の処理フローを示すフローチャート、図9は図1,2
に示すWWWアクセス手段の処理フローを示すフローチ
ャートである。
【0023】HTML編集手段1は、送信情報のテキス
ト情報部分をHTMLプログラム5bとして作成して、
送信手段4に転送する。送信手段4は、送信先の情報等
を記述したメールヘッダ5aを作成し(ステップS
1)、例えば図6に示す操作画面を用いてメールヘッダ
5aへのURL指定が行われると(ステップS2)、H
TMLプログラム5bが参照しているマルチメディア情
報ファイルの位置を示すために、WWWサーバ2とそれ
に付属するマルチメディア情報記憶手段3のマルチメデ
ィア情報ファイルのディレクトリパス(ファイル参照パ
ス)をURL情報として、メールヘッダ5aに追加して
(ステップS3)、メールを送信する(ステップS
5)。
【0024】送信手段4は、送信情報のメールヘッダ5
aへのURL指定が行われないと、即ちマルチメディア
情報ファイルのディレクトリパスを示す情報を送信情報
のメールヘッダ5aに付加しない場合(ステップS
2)、メール本文中のファイル参照情報をフルパスのU
RL情報に変換して(ステップS4)、メールを送信す
る(ステップS5)。
【0025】受信手段6は、受信した送信情報5のメー
ルヘッダ5aをチェックして、メールヘッダ5aにマル
チメディア情報ファイルのディレクトリパスを示すUR
L情報が付加されていると(ステップS11)、メール
ヘッダ5aからそのディレクトリパスを示すURL情報
を抽出する(ステップS12)。次いで、受信手段6
は、送信情報5の本文から<HTML>と</HTML
>で囲まれたHTMLプログラム5b部分を抽出する
(ステップS13)。
【0026】一方、受信手段6は、メールヘッダ5aに
マルチメディア情報ファイルのディレクトリパスを示す
URL情報が付加されていないと(ステップS11)、
メールヘッダ5aからURL情報を抽出する処理を行わ
ないでステップS13へ進む。
【0027】受信手段6は、送信情報5のメール本文か
ら<HTML>と</HTML>で囲まれたHTMLプ
ログラム5b部分を抽出すると(ステップS14)、抽
出したHTMLプログラム5b部分をメールヘッダ5a
から抽出したディレクトリパスを示すURL情報ととも
に、HTML走査表示手段7に転送する(ステップS1
5)。なお、受信手段は、メールヘッダ5aにURL情
報が付加されていない場合、メール本文から抽出したH
TMLプログラム部分5bをHTML走査表示手段7に
転送する(ステップS15)。
【0028】受信手段6は、メールヘッダ5aにマルチ
メディア情報ファイルのディレクトリパスを示すURL
情報が付加されていない時に、送信情報のメール本文か
らHTMLプログラム5b部分が抽出されない場合(ス
テップS11〜14)、送信情報のメール本文をHTM
L走査表示手段7に転送する(ステップS16)。
【0029】HTML走査表示手段7は、受信手段6か
ら転送されたHTMLプログラム5b部分を走査し、H
TMLプログラム5bに含まれるテキスト情報をHTM
Lプログラム5bで指定された書式に従って受信メール
表示画面7aに表示する。その際、HTML走査表示手
段7は、受信手段6から転送されるHTMLプログラム
5bが参照しているディレクトリパスがフルパスで指定
されていない場合(ステップS21)、そのファイル参
照情報をメールヘッダ5aのディレクトリパスを示すU
RL情報と組み合せてフルパスURL情報に変換し(ス
テップS22)、そのフルパスURL情報をWWWアク
セス手段8に転送する(ステップS23)。
【0030】WWWアクセス手段8は、HTML走査表
示手段7から転送されるHTMLプログラム5bが参照
しているマルチメディア情報ファイルのディレクトリパ
スを示すフルパスURL情報に基づいて、通信網10を
経由してWWWサーバ2から該当するマルチメディア情
報ファイルを読み取って、HTML走査表示手段7に転
送する。HTML走査表示手段7は、WWWアクセス手
段8から転送されたマルチメディア情報ファイルをHT
MLプログラム5bで指定される位置に表示する(ステ
ップS24)。
【0031】一方、受信手段6は、送信情報5の本文か
ら<HTML>と</HTML>で囲まれたHTMLプ
ログラム5b部分を抽出しない場合(ステップS1
4)、送信情報5のメール本文をそのままHTML走査
表示手段7に転送する(ステップS16)。HTML走
査表示手段7は、転送された本文中のファイル参照情報
がフルパスで指定されている場合(ステップS21)、
ステップS22の処理を行わないでステップS23へ進
む。
【0032】WWWアクセス手段8は、HTML走査表
示手段7から転送されるフルパスURL情報によって通
信網10を経由してWWWサーバ2に該当するマルチメ
ディア情報ファイルの送信を要求するが、それに先立
ち、HTML走査表示手段7から転送されるマルチメデ
ィア情報ファイルのディレクトリパスに基づいてWWW
アクセス手段8に付属する参照情報記憶手段9に該当す
るマルチメディア情報ファイルが有るか否かを検索し、
参照情報記憶手段9に該当するマルチメディア情報ファ
イルがあると判断した場合(ステップS31)、WWW
サーバ2にアクセスすることなく、参照情報記憶手段9
から該当するマルチメディア情報ファイルを読み出し
(ステップS34)、読み出したマルチメディア情報フ
ァイルをHTML走査表示手段7に転送する(ステップ
S35)。
【0033】WWWアクセス手段8は、参照情報記憶手
段9に該当するマルチメディア情報ファイルがないと判
断した場合(ステップS31)、通信網10を経由して
WWWサーバ2にアクセスして該当するマルチメディア
情報ファイルを読み取り(ステップS32)、読み取っ
たマルチメディア情報ファイルを参照情報記憶手段9に
格納するとともに、HTML走査表示手段7に転送す
る。これにより、WWWアクセス手段8による参照情報
記憶手段9への2回目以降の該当するマルチメディア情
報ファイルの参照は、通信網10を経由することなく参
照情報記憶手段9から読み取ることができる。
【0034】このように、本実施の形態では、送信情報
のテキスト情報部分をHTMLプログラム5bとして作
成し、画像、音声等のマルチメディア情報をWWWサー
バ2に格納しておき、HTMLプログラム5bが参照し
ているマルチメディア情報ファイルの存在位置を示すW
WWサーバ2のマルチメディア情報ファイルのディレク
トリパスを示すURL情報とテキスト情報のHTMLプ
ログラム5bを含む送信情報を受信側に送信し、受信側
のHTML走査表示手段7でHTMLプログラム5bの
テキスト情報を文字の大きさ、書体等の書式指定に従っ
て表示し、HTMLプログラム5bが参照しているマル
チメディア情報ファイルのディレクトリパスを示すUR
L情報に基づいてWWWアクセス手段8により通信網1
0を経由してWWWサーバ2から該当するマルチメディ
ア情報ファイルを読み取ってHTML走査表示手段7に
転送するように構成しているため、メール本体にマルチ
メディア情報を付加して送信情報を受信側に送信するこ
となく、受信側でテキスト情報だけでなくマルチメディ
ア情報を受信して表示することができる。また、従来の
ような特殊な装置を設けることなくマルチメディア情報
を送受信することができるとともに、宛先が多数の場合
でも、ネットワーク負荷の少ないマルチメディア電子メ
ールを実現することができる。
【0035】本実施の形態では、送信手段4が、HTM
L編集手段1から転送されるHTMLプログラムが参照
しているWWWサーバ2のマルチメディア情報ファイル
のディレクトリパスを示すURL情報を送信情報のメー
ルヘッダ5aに付加する場合、そのディレクトリパスを
示すURL情報をメールヘッダ5aに付加して送信情報
を送信し、マルチメディア情報ファイルのディレクトリ
パスを示すURL情報を送信情報のメールヘッダ5aに
付加しない場合、メール本文中のファイル参照情報をフ
ルパスに変換して送信情報を送信するように構成したた
め、受信側でHTMLプログラム5bが参照しているW
WWサーバ2のマルチメディア情報ファイルのディレク
トリパスを示すURL情報を取得することができるとと
もに、マルチメディア情報ファイルのディレクトリパス
を示すURL情報を送信情報のメールヘッダ5aに付加
しない場合、受信側でフルパスに変換されたメール本文
中のファイル参照情報を取得することができる。
【0036】本実施の形態では、受信手段6が、送信手
段4から送信される送信情報のメールヘッダ5aにマル
チメディア情報ファイルのディレクトリパスを示すUR
L情報が付加されている場合、メールヘッダ5aからデ
ィレクトリパスを示すURL情報を抽出し、送信情報の
メール本文からHTMLプログラム5b部分が抽出され
た場合、抽出したHTMLプログラム5b部分をメール
ヘッダ5aから抽出したディレクトリパスを示すURL
情報とともにHTML走査表示手段7に転送し、送信情
報のメール本文からHTMLプログラム5b部分が抽出
されない場合、送信情報のメール本文をHTML走査表
示手段7に転送するように構成したため、HTML走査
表示手段7は、取得したHTMLプログラム5bのテキ
スト情報を表示することができるとともに、取得したマ
ルチメディア情報ファイルのディレクトリパスを示すU
RL情報をWWWアクセス手段8に転送することがで
き、受信手段6で送信情報のメール本文からHTMLプ
ログラム5b部分が抽出されない場合、取得したメール
本文をそのまま表示することができる。
【0037】本実施の形態では、受信手段6が、送信手
段4から送信される送信情報のメールヘッダ5aにマル
チメディア情報ファイルのディレクトリパスを示すUR
L情報が付加されていない時に、送信情報のメール本文
からHTMLプログラム5b部分が抽出された場合、抽
出したHTMLプログラム5b部分をHTML走査表示
手段7に転送し、送信手段4から送信される送信情報の
メールヘッダ5aにマルチメディア情報ファイルのディ
レクトリパスを示すURL情報が付加されていない時
に、送信情報のメール本文からHTMLプログラム5b
部分が抽出されない場合、送信情報のメール本文をHT
ML走査表示手段7に転送するように構成したため、送
信情報のメールヘッダ5aにマルチメディア情報ファイ
ルのディレクトリパスを示すURL情報が付加されてい
ない時に、送信情報のメール本文からHTMLプログラ
ム5b部分が抽出された場合、HTML走査表示手段7
は、取得したHTMLプログラム5bのテキスト情報を
表示することができ、送信情報のメールヘッダ5aにマ
ルチメディア情報ファイルのディレクトリパスを示す情
報が付加されていない時に、送信情報のメール本文から
HTMLプログラム5b部分が抽出されない場合、取得
した送信情報のメール本文をそのまま表示することがで
きる。
【0038】本実施の形態では、HTML走査表示手段
7が、受信手段6から転送されるHTMLプログラム5
bが参照しているディレクトリパスがフルパスで指定さ
れていない場合、ファイル参照情報をメールヘッダ5a
のディレクトリパスを示すURL情報と組み合せてフル
パスに変換してWWWアクセス手段8に転送するように
構成したため、WWWアクセス手段8は、取得したディ
レクトリパスを示すURL情報に基づいてWWWサーバ
2あるいは参照情報記憶手段9から該当するマルチメデ
ィア情報ファイルを読み出してHTML走査表示手段7
に転送することができる。
【0039】本実施の形態では、WWWアクセス手段8
が、HTML走査表示手段7から転送されるマルチメデ
ィア情報ファイルのディレクトリパスに基づいてWWW
アクセス手段8に付属する参照情報記憶手段9に該当す
るマルチメディア情報ファイルがあると判断した場合、
参照情報記憶手段9から該当するマルチメディア情報フ
ァイルを読み出してHTML走査表示手段7に転送し、
参照情報記憶手段9に該当するマルチメディア情報ファ
イルがないと判断した場合、通信網10を経由してWW
Wサーバ2から該当するマルチメディア情報ファイルを
読み取って参照情報記憶手段9に格納するとともに、H
TML走査表示手段7に転送するように構成したため、
マルチメディア情報ファイルのディレクトリパスに基づ
いてWWWアクセス手段8に付属する参照情報記憶手段
9に該当するマルチメディア情報ファイルがあると判断
した場合、HTML走査表示手段7は、取得したマルチ
メディア情報ファイルを表示することができ、該当する
マルチメディア情報ファイルがないと判断した場合、参
照情報記憶手段9は、格納したマルチメディア情報ファ
イルを次回の検索用に使用することができ、該当するマ
ルチメディア情報ファイルがないと判断した場合、HT
ML走査表示手段7は、WWWアクセス手段8を介して
WWWサーバ2から取得したマルチメディア情報ファイ
ルを表示することができる。また、参照情報記憶手段9
に該当するマルチメディア情報ファイルがあると判断し
た場合、WWWアクセス手段8は、通信網を経由してW
WWサーバ2への検索を行わないで済ませることができ
るため、高速な情報抽出を実現することができる。
【0040】実施の形態2.図10〜12は本発明にか
かる実施の形態2のマルチメディア電子メールシステム
の構成を示すブロック図である。図10〜12におい
て、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示す。本実
施の形態において、送信手段4は、HTML編集手段1
から転送されるHTMLプログラム5bを走査し、HT
MLプログラム5bが参照しているWWWサーバ2のマ
ルチメディア情報ファイルのディレクトリパスを示すU
RL情報をフルパスに変換し、メールヘッダ5aにはU
RL情報を配置しないで通常のメールとして、フルパス
変更後のHTMLプログラム5bを送信する。他の構成
要素の動作は、実施の形態1と同様である。
【0041】本実施の形態では、送信するHTMLプロ
グラム5bのファイル参照情報を送信側で予めフルパス
に変換してから送信するように構成したため、メールヘ
ッダ5aにディレクトリパスを示すURL情報を付加す
る必要がなくなり、受信側でHTMLプログラム5bの
走査表示を行う時、ディレクトリパスを示すURL情報
をフルパスに変換する処理を行うことなく、HTMLプ
ログラム5bを走査表示することができる。
【0042】なお、上記実施の形態1,2では、送信す
るHTMLプログラム5bの前後にHTMLプログラム
5bとは異なるテキスト情報を配置しなかったが、本発
明はこれのみに限定されるものではなく、HTML編集
手段1により、送信するHTMLプログラム5bの前後
の少なくとも何れか一方に、HTMLプログラム5bと
は異なるテキスト情報を配置して作成し、送信手段4に
転送するように構成してもよく、この場合、HTMLプ
ログラム5bにより表示される画像、音声用のテキスト
情報以外のテキスト情報を表示する場合にも対応するこ
とができる。
【0043】HTMLプログラム5bと異なるテキスト
情報を配置して行う場合は、受信手段6が、送信手段4
から送信される送信情報のテキスト情報を走査し、HT
MLプログラム5b部分とHTMLプログラム5bとは
異なる部分を判別し、HTMLプログラム5b部分のテ
キスト情報に対しては、WWWサーバ2のマルチメディ
ア情報ファイルのディレクトリパスを示すURL情報と
ともにHTML走査転送手段7に転送し、HTMLプロ
グラム5bとは異なるテキスト情報部分は、メールのテ
キストの状態でHTML走査表示手段7に転送するよう
に構成する。これにより、HTML走査表示手段7は、
取得したメールヘッダ5aのディレクトリパスを示すU
RL情報をWWWアクセス手段8に転送することができ
るとともに、テキストプログラム5bとは異なるテキス
ト情報を受信メール表示画面7aに表示することができ
る。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、送信情報のテ
キスト情報部分をHTMLプログラムとして作成し、画
像、音声等のマルチメディア情報をWWWサーバに格納
しておき、HTMLプログラムが参照しているマルチメ
ディア情報ファイルの存在位置を示すWWWサーバのマ
ルチメディア情報ファイルのファイル参照パスを示す情
報とテキスト情報のHTMLプログラムを含む送信情報
を受信側に送信し、受信側のHTML走査表示手段でH
TMLプログラムのテキスト情報を文字の大きさ、書体
等の書式指定に従って表示し、HTMLプログラムが参
照しているマルチメディア情報ファイルのファイル参照
パスを示す情報に基づいてWWWアクセス手段により通
信網を経由してWWWサーバから該当するマルチメディ
ア情報ファイルを読み取ってHTML走査表示手段に転
送するように構成しているため、メール本体にマルチメ
ディア情報を付加して送信情報を受信側に送信すること
なく、受信側でテキスト情報だけでなくマルチメディア
情報を表示することができるという効果がある。また、
従来のような特殊な装置を設けることなくマルチメディ
ア情報を送受信することができるとともに、宛先が多数
の場合でも、ネットワーク負荷の少ないマルチメディア
電子メールを実現することができるという効果がある。
【0045】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
のマルチメディア電子メールシステムにおいて、送信手
段が、HTML編集手段から転送されるHTMLプログ
ラムが参照しているWWWサーバのマルチメディア情報
ファイルのファイル参照パスを示す情報を送信情報のメ
ールヘッダに付加する場合、該ファイル参照パスを示す
情報をメールヘッダに付加して送信情報を送信し、マル
チメディア情報ファイルのファイル参照パスを示す情報
を送信情報のメールヘッダに付加しない場合、メール本
文中のファイル参照情報をフルパスに変換して送信情報
を送信するように構成することにより、受信側でHTM
Lプログラムが参照しているWWWサーバのマルチメデ
ィア情報ファイルのファイル参照パスを示す情報を取得
することができるとともに、マルチメディア情報ファイ
ルのファイル参照パスを示す情報を送信情報のメールヘ
ッダに付加しない場合、受信側でフルパスに変換された
メール本文中のファイル参照情報を取得することができ
るという効果がある。
【0046】請求項3記載の発明では、請求項1に記載
のマルチメディア電子メールシステムにおいて、送信手
段が、HTML編集手段から転送されるHTMLプログ
ラムを走査し、HTMLプログラムが参照しているファ
イル参照パスを示す情報をフルパスに変換して送信情報
を送信するように構成することにより、送信するHTM
Lプログラムのファイル参照パスを示す情報を送信側で
予めフルパスに変換しているので、メールヘッダにファ
イル参照パスを示す情報を付加する必要がなくなり、受
信側でHTMLプログラムの走査表示を行う時、ファイ
ル参照パスを示す情報をフルパスに変換する処理を行う
ことなく、HTMLプログラムを走査表示することがで
きるという効果がある。
【0047】請求項4記載の発明は、請求項2に記載の
マルチメディア電子メールシステムにおいて、受信手段
が、送信手段から送信される送信情報のメールヘッダに
マルチメディア情報ファイルのファイル参照パスを示す
情報が付加されている場合、メールヘッダからファイル
参照パスを示す情報を抽出し、送信情報のメール本文か
らHTMLプログラム部分が抽出された場合、抽出した
HTMLプログラム部分をメールヘッダから抽出したフ
ァイル参照パスを示す情報とともにHTML走査表示手
段に転送し、送信情報のメール本文からHTMLプログ
ラム部分が抽出されない場合、送信情報のメール本文を
HTML走査表示手段に転送するように構成することに
より、HTML走査表示手段は、取得したHTMLプロ
グラムのテキスト情報を表示することができるととも
に、取得したマルチメディア情報ファイルのファイル参
照パスを示す情報をWWWアクセス手段に転送すること
ができ、受信手段で送信情報のメール本文からHTML
プログラム部分が抽出されない場合、取得したメール本
文を表示することができるという効果がある。
【0048】請求項5記載の発明では、請求項2、4の
何れかに記載のマルチメディア電子メールシステムにお
いて、受信手段が、送信手段から送信される送信情報の
メールヘッダにマルチメディア情報ファイルのファイル
参照パスを示す情報が付加されていない時に、送信情報
のメール本文からHTMLプログラム部分が抽出された
場合、抽出したHTMLプログラム部分をHTML走査
表示手段に転送し、送信手段から送信される送信情報の
メールヘッダにマルチメディア情報ファイルのファイル
参照パスを示す情報が付加されていない時に、送信情報
のメール本文からHTMLプログラム部分が抽出されな
い場合、送信情報のメール本文をHTML走査表示手段
に転送するように構成することにより、送信情報のメー
ルヘッダにマルチメディア情報ファイルのファイル参照
パスを示す情報が付加されていない時に、送信情報のメ
ール本文からHTMLプログラム部分が抽出された場
合、HTML走査表示手段は、取得したHTMLプログ
ラムのテキスト情報を表示することができ、送信情報の
メールヘッダにマルチメディア情報ファイルのファイル
参照パスを示す情報が付加されていない時に、送信情報
のメール本文からHTMLプログラム部分が抽出されな
い場合、取得した送信情報のメール本文を表示すること
ができるという効果がある。
【0049】請求項6記載の発明では、請求項1〜5の
何れかに記載のマルチメディア電子メールシステムにお
いて、HTML編集手段により、送信するHTMLプロ
グラムの前後の少なくとも何れか一方に、HTMLプロ
グラムとは異なるテキスト情報を配置するように構成す
ることにより、HTMLプログラムにより表示される画
像、音声用のテキスト情報以外のテキスト情報を表示す
る場合にも対応することができるという効果がある。
【0050】請求項7記載の発明は、請求項6に記載の
マルチメディア電子メールシステムにおいて、受信手段
が、送信手段から送信される送信情報のテキスト情報を
走査し、HTMLプログラム部分とHTMLプログラム
とは異なる部分を判別し、HTMLプログラム部分のテ
キスト情報に対しては、WWWサーバのマルチメディア
情報ファイルのファイル参照パスを示す情報をメールヘ
ッダに付加してHTML転送手段に転送し、HTMLプ
ログラムとは異なるテキスト情報部分は、メールのテキ
ストの状態でHTML走査表示手段に転送するように構
成することにより、HTML走査表示手段は、取得した
メールヘッダのファイル参照パスを示す情報をWWWア
クセス手段に転送することができるとともに、HTML
プログラムとは異なるテキスト情報を表示することがで
きるという効果がある。
【0051】請求項8記載の発明では、請求項1のマル
チメディア電子メールシステムにおいて、HTML走査
表示手段が、受信手段から転送されるHTMLプログラ
ムが参照しているファイル参照パスがフルパスで指定さ
れていない場合、ファイル参照情報をメールヘッダのフ
ァイル参照パスを示す情報と組み合せてフルパスに変換
してWWWアクセス手段に転送するように構成すること
により、WWWアクセス手段は、取得したファイル参照
パスを示す情報に基づいてWWWサーバあるいは参照情
報記憶手段から該当するマルチメディア情報ファイルを
読み出してHTML走査表示手段に転送することができ
るという効果がある。
【0052】請求項9記載の発明では、請求項1のマル
チメディア電子メールシステムにおいて、WWWアクセ
ス手段が、HTML走査表示手段から転送されるマルチ
メディア情報ファイルのファイル参照パスに基づいてW
WWアクセス手段に付属する参照情報記憶手段に該当す
るマルチメディア情報ファイルがあると判断した場合、
参照情報記憶手段から該当するマルチメディア情報ファ
イルを読み出してHTML走査表示手段に転送し、該当
するマルチメディア情報ファイルがないと判断した場
合、通信網を経由してWWWサーバから該当するマルチ
メディア情報ファイルを読み取って参照情報記憶手段に
格納するとともに、HTML走査表示手段に転送するよ
うに構成することにより、マルチメディア情報ファイル
のファイル参照パスに基づいてWWWアクセス手段に付
属する参照情報記憶手段に該当するマルチメディア情報
ファイルがあると判断した場合、HTML走査表示手段
は、取得したマルチメディア情報ファイルを表示するこ
とができ、該当するマルチメディア情報ファイルがない
と判断した場合、参照情報記憶手段は、格納したマルチ
メディア情報ファイルを次回の検索用に使用することが
でき、該当するマルチメディア情報ファイルがないと判
断した場合、HTML走査表示手段は、WWWアクセス
手段を介してWWWサーバから取得したマルチメディア
情報ファイルを表示することができるという効果があ
る。また、参照情報記憶手段に該当するマルチメディア
情報ファイルがあると判断した場合、WWWアクセス手
段は、通信網を経由してWWWサーバへの検索を行わな
いで済ませることができるため、高速な情報抽出を実現
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1のマルチメディア
電子メールシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明に係る実施の形態1のマルチメディア
電子メールシステムの構成を示すブロック図である。
【図3】 図2に示すHTML編集手段の詳細を示す図
である。
【図4】 図2に示す送信情報の詳細を示す図である。
【図5】 図1,2に示す送信手段の処理フローを示す
フローチャートである。
【図6】 図1,2に示す送信情報のメールヘッダのU
RL指定を行うか否かを決定する操作画面の一例を示す
図である。
【図7】 図1,2に示す受信手段の処理フローを示す
フローチャートである。
【図8】 図1,2に示すHTML走査表示手段の処理
フローを示すフローチャートである。
【図9】 図1,2に示すWWWアクセス手段の処理フ
ローを示すフローチャートである。
【図10】 本発明に係る実施の形態2のマルチメディ
ア電子メールシステムの構成を示すブロック図である。
【図11】 図10に示すHTML編集手段の詳細を示
す図である。
【図12】 図10に示す送信情報の詳細を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 HTML編集手段、2 WWWサーバ、3 マルチ
メディア情報記憶手段、4 送信手段、5 送信情報、
5a メールヘッダ、5b HTMLプログラム、6
受信手段、7 HTML走査表示手段、7a 受信メー
ル表示画面、8WWWアクセス手段、9 参照情報記憶
手段、10 通信網。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア情報ファイルを格納する
    WWW(WorldWide Web)サーバと、WW
    Wサーバのマルチメディア情報ファイルのファイル参照
    パスを示す情報を含む送信情報のテキスト情報部分をH
    TML(Hyper Text Markup Lan
    guage)プログラムとして作成するHTML編集手
    段と、HTML編集手段から転送されるHTMLプログ
    ラムを含む送信情報を電子メールとして送信する送信手
    段とを有するマルチメディア電子メール送信システム
    と、 送信手段から通信網を経由して送信されるHTMLプロ
    グラムを含む送信情報を受信する受信手段と、受信手段
    から転送されるHTMLプログラムを走査して、HTM
    Lプログラムに含まれるテキスト情報をHTMLプログ
    ラムで示された書式指定に従って表示するHTML走査
    表示手段と、HTML走査表示手段から転送されるHT
    MLプログラムが参照しているマルチメディア情報ファ
    イルのファイル参照パスを示す情報に基づいて、通信網
    を経由してWWWサーバから該当するマルチメディア情
    報ファイルを読み取ってHTML走査表示手段に転送す
    るWWWアクセス手段とを有するマルチメディア電子メ
    ール受信システムとを備えたことを特徴とするマルチメ
    ディア電子メールシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチメディア電子メ
    ールシステムにおいて、送信手段は、HTML編集手段
    から転送されるHTMLプログラムが参照しているWW
    Wサーバのマルチメディア情報ファイルのファイル参照
    パスを示す情報を送信情報のメールヘッダに付加する場
    合、該ファイル参照パスを示す情報をメールヘッダに付
    加して送信情報を送信し、マルチメディア情報ファイル
    のファイル参照パスを示す情報を送信情報のメールヘッ
    ダに付加しない場合、メール本文中のファイル参照情報
    をフルパスに変換して送信情報を送信することを特徴と
    するマルチメディア電子メールシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のマルチメディア電子メ
    ールシステムにおいて、送信手段は、HTML編集手段
    から転送されるHTMLプログラムを走査し、HTML
    プログラムが参照しているファイル参照パスを示す情報
    をフルパスに変換して送信情報を送信することを特徴と
    するマルチメディア電子メールシステム。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のマルチメディア電子メ
    ールシステムにおいて、受信手段は、送信手段から送信
    される送信情報のメールヘッダにマルチメディア情報フ
    ァイルのファイル参照パスを示す情報が付加されている
    場合、メールヘッダからファイル参照パスを示す情報を
    抽出し、送信情報のメール本文からHTMLプログラム
    部分が抽出された場合、抽出したHTMLプログラム部
    分をメールヘッダから抽出したファイル参照パスを示す
    情報とともにHTML走査表示手段に転送し、 送信情報のメール本文からHTMLプログラム部分が抽
    出されない場合、送信情報のメール本文をHTML走査
    表示手段に転送することを特徴とするマルチメディア電
    子メールシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載のマルチ
    メディア電子メールシステムにおいて、受信手段は、送
    信手段から送信される送信情報のメールヘッダにマルチ
    メディア情報ファイルのファイル参照パスを示す情報が
    付加されていない時に、送信情報のメール本文からHT
    MLプログラム部分が抽出された場合、抽出したHTM
    Lプログラム部分をHTML走査表示手段に転送し、 送信手段から送信される送信情報のメールヘッダにマル
    チメディア情報ファイルのファイル参照パスを示す情報
    が付加されていない時に、送信情報のメール本文からH
    TMLプログラム部分が抽出されない場合、送信情報の
    メール本文をHTML走査表示手段に転送することを特
    徴とするマルチメディア電子メールシステム。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5の何れかに記載のマルチ
    メディア電子メールシステムにおいて、HTML編集手
    段は、送信するHTMLプログラムの前後の少なくとも
    何れか一方に、HTMLプログラムとは異なるテキスト
    情報を配置することを特徴とするマルチメディア電子メ
    ールシステム。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のマルチメディア電子メ
    ールシステムにおいて、受信手段は、送信手段から送信
    される送信情報のテキスト情報を走査し、HTMLプロ
    グラム部分とHTMLプログラムとは異なる部分を判別
    し、HTMLプログラム部分のテキスト情報に対して
    は、WWWサーバのマルチメディア情報ファイルのファ
    イル参照パスを示す情報をメールヘッダに付加してHT
    ML走査表示手段に転送し、HTMLプログラムとは異
    なるテキスト情報部分は、メールのテキストの状態でH
    TML走査表示手段に転送することを特徴とするマルチ
    メディア電子メールシステム。
  8. 【請求項8】 請求項2,4乃至6の何れかに記載のマ
    ルチメディア電子メールシステムにおいて、HTML走
    査表示手段は、受信手段から転送されるHTMLプログ
    ラムが参照しているファイル参照パスがフルパスで指定
    されていない場合、ファイル参照情報をメールヘッダの
    ファイル参照パスを示す情報と組み合せてフルパスに変
    換してWWWアクセス手段に転送することを特徴とする
    マルチメディア電子メールシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8の何れかに記載のマルチ
    メディア電子メールシステムにおいて、WWWアクセス
    手段は、HTML走査表示手段から転送されるマルチメ
    ディア情報ファイルのファイル参照パスに基づいてWW
    Wアクセス手段に付属する参照情報記憶手段に該当する
    マルチメディア情報ファイルがあると判断した場合、参
    照情報記憶手段から該当するマルチメディア情報ファイ
    ルを読み出してHTML走査表示手段に転送し、参照情
    報記憶手段に該当するマルチメディア情報ファイルがな
    いと判断した場合、通信網を経由してWWWサーバから
    該当するマルチメディア情報ファイルを読み取って参照
    情報記憶手段に格納するとともに、HTML走査表示手
    段に転送することを特徴とするマルチメディア電子メー
    ルシステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002027502A1 (fr) * 2000-09-26 2002-04-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Support d'enregistrement portant un programme d'envoi et de réception de courrier électronique
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