JP2001165999A - 半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積回路装置

Info

Publication number
JP2001165999A
JP2001165999A JP35499999A JP35499999A JP2001165999A JP 2001165999 A JP2001165999 A JP 2001165999A JP 35499999 A JP35499999 A JP 35499999A JP 35499999 A JP35499999 A JP 35499999A JP 2001165999 A JP2001165999 A JP 2001165999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
input
terminal
gate
scan register
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35499999A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideshi Maeno
秀史 前野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP35499999A priority Critical patent/JP2001165999A/ja
Priority to US09/588,590 priority patent/US6678846B1/en
Priority to TW089118899A priority patent/TW503321B/zh
Priority to KR10-2000-0061502A priority patent/KR100383778B1/ko
Publication of JP2001165999A publication Critical patent/JP2001165999A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/317Testing of digital circuits
    • G01R31/3181Functional testing
    • G01R31/3185Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
    • G01R31/318533Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning using scanning techniques, e.g. LSSD, Boundary Scan, JTAG
    • G01R31/318541Scan latches or cell details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキャンレジスタの出力端子に直列シフトレ
ジスタ用の直列配線が接続され容量素子となるため出力
の遅延増大や消費電力増大を招いていた。 【解決手段】 半導体集積回路は、スキャンテストを受
ける論理回路と、各々が直列入力端子と直列出力端子を
具備し、第1および第2の論理ゲートを含む複合ゲート
回路、この出力をデータ入力端子に接続するフリップフ
ロップ回路、およびこのデータ出力端子に第1の入力を
接続するとともに第2の入力をSMB信号が入力する第
2の接続端子に接続するゲート回路をこの順番で接続し
たスキャンレジスタ回路の複数個を直列接続して成るス
キャンパス回路とを備え、第1の論理ゲートは第1の入
力を被テスト論理回路に接続するとともにその第2の入
力をSM信号が入力する第1の接続端子に接続し、か
つ、第2の論理ゲートは第1の入力を第1の論理ゲート
の出力に接続するとともにその第2の入力を直列入力端
子に接続するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はスキャンパス回路
を備えた半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積
回路装置に関し、特に、論理回路に対するスキャンテス
トが容易なように設計された電子システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図21は従来の電子システムの一例であ
るスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を示す回路
図であり、図において、1’はスキャンパス回路、5’
はテストを行うべき被テスト論理回路、11’−1〜1
1’−n(nは自然数)はスキャンレジスタ回路、13
はフリップフロップ回路、17はマルチプレクサ回路、
I11はインバータ回路、N21,N22はノードであ
る。
【0003】このような従来の半導体集積回路は、通常
論理回路5’とスキャンパス回路1’から成るもので、
このスキャンパス回路1’は複数のスキャンレジスタ回
路11’−1〜11’−nが直列接続により構成され、
各々が入力系の端子DI、端子SI、端子SM、端子T
と、出力系の端子QC、端子Qとを具備している。そし
て、図21に示すように、スキャンレジスタ回路11’
−1〜11’−nの各々は、フリップフロップ回路1
3、マルチプレクサ回路17、およびインバータ回路I
11を有する。
【0004】ここで、フリップフロップ回路13は、入
力系のデータ入力端子d、クロック端子tと、出力系の
非反転データ出力端子q、反転データ出力端子qcとを
具備しており、対応するスキャンレジスタ回路のT端子
を経由したクロック端子tのクロック信号に同期してデ
ータ入力端子dのデータを取り込み、非反転データ出力
端子qから論理回路5’にデータを出力するとともに、
反転データ出力端子qcからノードN21、端子Qを経
由して論理回路5’と次段のスキャンレジスタ回路にデ
ータを出力する。
【0005】また、マルチプレクサ回路17は2つのO
R回路と1つのNAND回路から構成され、端子DIま
たは端子SIのデータを選択して記憶回路であるフリッ
プフロップ回路13の端子dに伝える。この選択は端子
SMを経由するSM信号すなわちシフトモード信号によ
り行うもので、このSM信号が“1”の場合は端子SI
が選択され、SM信号が“0”の場合は端子DIが選択
される。
【0006】ここで、スキャンパス回路1’は、SM信
号が“1”の時には端子SIPを入力とし端子SOPを
出力とする直列シフトレジスタとして動作し、一方、S
M信号が“0”の時には端子DIからデータを取り込み
端子Qおよび端子QCからデータを出力するレジスタと
して動作する。
【0007】次に、図22は図21に示される半導体集
積回路を用いた半導体集積回路装置のレイアウト概略図
であり、図において、21’は半導体集積回路装置、a
1〜an,b1〜bn,b11〜bn1,b12〜bn
2は配線、N1〜Nnはノードを示し、上記と同一の他
の符号はそれと同一または相当部分を表すのでその説明
は省略する。なお、配線a1〜anはそれぞれスキャン
レジスタ回路11’−1〜11’−nの端子QCを論理
回路5’と接続し、一方、配線b1〜bnは端子Qと接
続し、それぞれノードN1〜Nnで配線b11〜bn1
と配線b12〜bn2に分岐し、論理回路5’と次段の
スキャンレジスタ回路(例えば、スキャンレジスタ回路
11’−1の場合、次段はスキャンレジスタ回路11’
−2)とにシリアル接続される。
【0008】そして、図21,図22のようなスキャン
パス回路を備えた半導体集積回路および半導体集積回路
では、いわゆるスキャンテストにより電子システムのテ
ストを行う。
【0009】次にそのスキャンテストの動作について説
明する。まず、ステップST1において、シフトモード
信号をSM=“1”に設定し、フリップフロップ回路1
3の端子tに接続した各スキャンレジスタ回路の端子T
に複数のクロックパルスを与えながら、テストデータを
端子SIPからスキャンパス回路1’に対して直列にシ
フトインする。次に、ステップST2において、SM=
“0”に設定し、端子Tに1つのクロックパルスを与え
て、テストデータに対する論理回路5’のテスト結果を
各スキャンレジスタ回路の端子DIからスキャンパス回
路1’に取り込む。そして、ステップST3において、
再度SM=“1”に設定し、端子Tに複数のクロックパ
ルスを与えながら、スキャンパス回路1’内のテスト結
果を端子SOPから直列にシフトアウトする。更に、ス
テップST4において、上記ステップST1〜ST3を
繰り返す。なお、ステップST3において、ステップS
T1の動作を同時に行うこともできる。
【0010】次に、図23は従来のCMOS型のスキャ
ンレジスタ回路の一例を示す回路図であり、CMOS型
半導体集積回路装置の中に構成することができる。な
お、破線で示した接続は省略することができる。図にお
いて、N1〜N14,N17,N30,N31はNMO
Sトランジスタ、P1〜P14,P17,P30,P3
1はPMOSトランジスタであり、NMOSトランジス
タN1〜N3,N30とPMOSトランジスタP1〜P
3,P30がマルチプレクサ回路17を構成する。
【0011】図21,図23に示すように、従来のCM
OS型のスキャンレジスタ回路で用いられるマルチプレ
クサ回路は一般的に2つのOR回路と、1つのNAND
回路とが一体化されたOR−NAND複合ゲート回路を
用いて構成されることが多い。ここで、複合ゲートと
は、複数の単純ゲート(AND,OR,インバータな
ど)を組み合わせて構成される、より複雑な論理動作を
する機能ブロックである。この複合ゲートは一般にベン
ダーが用意した場合に最適化がなされているため、単純
ゲートで同様の機能を実現した場合に比べ、構成素子数
を抑えることが可能であり、消費電力や動作スピード面
でも優れた特性を有する。
【0012】なお、フリップフロップ回路の出力QCと
次段のマルチプレクサ回路の間にトランスファゲートと
ラッチを設けた半導体論理集積回路を開示するものとし
て特開平6−160479号公報がある。また、出力Q
と次段のマルチプレクサ回路の間にトランスファゲート
を設けた記憶回路を開示するものとして特開平5−15
7807号公報がある。
【0013】このように、スキャンレジスタ回路は、通
常は階層設計手法におけるセルライブラリ内の1つのセ
ルとして半導体ベンダーまたはセルライブラリ・ベンダ
ーにより提供されるので、スキャンレジスタ回路内のフ
リップフロップ回路とマルチプレクサ回路は固定的な配
線パターンで接続されているのが通常である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のスキャンパス回
路を備えた半導体集積回路およびこれを用いた半導体集
積回路装置は以上のように構成されているので、スキャ
ンパス回路1’を構成するスキャンレジスタ回路11’
−1〜11’−nの出力端子Qに対して、ノードN1〜
Nnを経由した直列シフトレジスタ用の直列配線(Qか
らSI)が接続されていた。この直列配線が容量素子と
なるので、出力Qの遅延増大や消費電力増大を招くなど
の課題があった。この発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、出力Qの遅延を防止するとと
もに消費電力を減少するスキャンパス回路を備えた半導
体集積回路および半導体集積回路装置を得ることを目的
とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路は、各々がOR−NAND複合ゲート回路、フリ
ップフロップ回路、およびOR回路により構成された複
数のスキャンレジスタ回路を有しこれらを直列接続する
ことにより構成されたスキャンパス回路と、これを用い
てテストされる被テスト論理回路とを備えたもので、O
R−NAND複合ゲート回路におけるOR機能の第1の
入力は被テスト論理回路に接続するとともにその第2の
入力は第1のシフトモード信号により制御されており、
当該NAND機能の入力は直列入力端子に接続するとと
もにその出力はフリップフロップ回路のデータ入力端子
に接続し、さらに、OR回路の第1の入力にはフリップ
フロップ回路の出力が接続するとともにその第2の入力
は第2のシフトモード信号により制御されており、OR
回路の出力は直列出力端子に接続するものである。
【0016】この発明に係る半導体集積回路は、スキャ
ンレジスタ回路が第1のシフトモード信号を受けて、当
該スキャンレジスタ回路に関して独立な第2のシフトモ
ード信号を出力するインバータ回路を更に備えたもので
ある。
【0017】この発明に係る半導体集積回路は、スキャ
ンレジスタ回路が第2のシフトモード信号を受けて、当
該スキャンレジスタ回路に関して独立な第1のシフトモ
ード信号を出力するインバータ回路を更に備えたもので
ある。
【0018】この発明に係る半導体集積回路は、各々が
OR−NAND複合ゲート回路、フリップフロップ回
路、およびNAND回路により構成された複数のスキャ
ンレジスタ回路を有しこれらを直列接続することにより
構成されたスキャンパス回路と、これを用いてテストさ
れる被テスト論理回路とを備えたもので、OR−NAN
D複合ゲート回路におけるOR機能の第1の入力は被テ
スト論理回路に接続するとともにその第2の入力は第1
のシフトモード信号により制御されており、当該NAN
D機能の入力は直列入力端子に接続するとともにその出
力はフリップフロップ回路のデータ入力端子に接続し、
さらに、NAND回路の第1の入力にはフリップフロッ
プ回路の出力が接続するとともにその第2の入力は第2
のシフトモード信号により制御されており、NAND回
路の出力は直列出力端子に接続するものである。
【0019】この発明に係る半導体集積回路は、第1の
シフトモード信号と第2のシフトモード信号は同一とす
るものである。
【0020】この発明に係る半導体集積回路は、フリッ
プフロップ回路が同一論理のデータを出力する少なくと
も2つの出力端子を持ち、これらの出力端子のうちいず
れか1つをNAND回路の第1の入力に接続したもので
ある。
【0021】この発明に係る半導体集積回路は、スキャ
ンテストを受ける被テスト論理回路と、各々が直列入力
端子および直列出力端子を具備したスキャンレジスタ回
路であって、第1の論理ゲートおよび第2の論理ゲート
を含む複合ゲート回路、この複合ゲート回路の出力をデ
ータ入力端子に接続するフリップフロップ回路、および
これのデータ出力端子に第1の入力を接続するとともに
第2の入力を第2のシフトモード信号が入力する第2の
接続端子に接続するゲート回路をこの順番で接続したス
キャンレジスタ回路の複数個を直列接続して成るスキャ
ンパス回路とを備えたものであり、第1の論理ゲートは
第1の入力を被テスト論理回路に接続するとともにその
第2の入力を第1のシフトモード信号が入力する第1の
接続端子に接続し、かつ、第2の論理ゲートは第1の入
力を当該第1の論理ゲートの出力に接続するとともにそ
の第2の入力を直列入力端子に接続するものである。
【0022】この発明に係る半導体集積回路は、初段の
スキャンレジスタ回路における複合ゲート回路の第2の
入力には、直列入力端子に第1の入力を接続した他のゲ
ート回路の出力が接続するものである。
【0023】この発明に係る半導体集積回路装置は、上
述の半導体集積回路を用いた半導体集積回路装置におい
て、フリップフロップ回路が有する非反転もしくは反転
の出力端子は同一論理のデータを出力する第1および第
2の配線と電気接続するとともに、これら第1および第
2の配線はそれぞれ被テスト論理回路とスキャンレジス
タ内のゲート回路の第1の入力と電気接続するものであ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1によるス
キャンパス回路を備えた半導体集積回路を示す回路図で
あり、図において、1aはスキャンパス回路、5はテス
トを行うべき被テスト論理回路、11a−1〜11a−
n(nは自然数)はスキャンレジスタ回路、13は記憶
回路としてのフリップフロップ回路、G1は複合ゲート
のOR−NAND回路である第1のゲート回路、G2
(またはG2SI)は単純ゲートのOR回路である第2
のゲート回路、N11,N12はノードである。
【0025】この実施の形態1による半導体集積回路
は、論理回路5とスキャンパス回路1aとから成るもの
であり、このスキャンパス回路1aは複数のスキャンレ
ジスタ回路11a−1〜11a−nが直列接続により構
成され、各々が入力系の端子DI、端子SIJ、端子S
M、端子T、端子SMBと、出力系の端子QC、端子
Q、端子SOJとを具備している。そして、図1に示す
ように、スキャンレジスタ回路11a−1〜11a−n
の各々は、第1のゲート回路G1、フリップフロップ回
路13、および第2のゲート回路G2を有する。
【0026】まず、フリップフロップ回路13は、入力
系のデータ入力端子d、クロック端子tと、出力系の非
反転データ出力端子q、反転データ出力端子qcとを具
備しており、対応するスキャンレジスタ回路の端子Tを
経由するクロック端子tのクロック信号に同期してデー
タ入力端子dのデータを取り込み、非反転データ出力端
子qと反転データ出力端子qcから処理データを出力す
る。
【0027】このフリップフロップ回路13の前段に配
置される第1のゲート回路G1に関しては、OR機能の
第1の入力は論理回路5に接続するとともにその第2の
入力は端子SMに接続し第1のシフトモード信号として
のSM信号を受け、一方、NAND機能の入力はOR機
能の出力の他に直列入力端子としての端子SIJに接続
しその出力はフリップフロップ回路13のデータ入力端
子dに接続する。同様にその後段に配置される第2のゲ
ート回路G2に関しては、第1の入力にはフリップフロ
ップ回路13の出力端子すなわち端子qcが接続し、第
2の入力には端子SMBが接続し第2のシフトモード信
号としてのSMB信号を受ける。なお、当該端子qcか
らの配線はノードN11を介して論理回路5に接続する
端子Qと第2のゲート回路G2とに分岐する。
【0028】次にスキャンパス回路1a全体に関して述
べる。図21で述べた従来のマルチプレクサ回路17に
相当するマルチプレクサ機能を第1のゲート回路G1、
第2のゲート回路G2(またはG2SI)に分割してい
る。まず、初段のスキャンレジスタ回路11a−1に関
しては、第2のゲート回路G2SIとスキャンレジスタ
回路11a−1内の第1のゲート回路G1によりマルチ
プレクサ機能が構成されている。次に、2段目のスキャ
ンレジスタ回路11a−2に関しては、前段のスキャン
レジスタ回路11a−1内の第2のゲート回路G2と、
スキャンレジスタ回路11a−2内の第1のゲート回路
G1によりマルチプレクサ機能が構成されている。
【0029】すなわち、n段目(nは2以上)のスキャ
ンレジスタ回路11a−nに関しては、スキャンレジス
タ回路11a−(n−1)内の第2のゲート回路G2と
スキャンレジスタ回路11a−n内の第1のゲート回路
G1によりマルチプレクサ機能が構成される。
【0030】次にこのマルチプレクサ機能の動作につい
て説明する。例えば、スキャンレジスタ回路11a−1
中の第2のゲート回路G2と、スキャンレジスタ回路1
1a−2中の第1のゲート回路G1とで構成されるマル
チプレクサ機能は、従来のマルチプレクサ回路17と同
じ動作を行わせるためには、第2のシフトモード信号で
あるSMB信号はSM信号の反転データで制御する。す
なわち、端子SMBに入力するSMB信号が“1”で、
端子SMに入力するSM信号が“0”の場合には、論理
回路5より端子DIを経由してデータをデータを取り込
み、端子Qおよび端子QCからデータを出力するレジス
タとして動作し、一方、SMB信号が“0”で、SM信
号が“1”の場合には、第2のゲート回路G2の端子S
OJ、端子SIJを経由して情報をシリアルに伝える直
列シフトレジスタとして動作する。
【0031】次に、図1の半導体集積回路を用いた半導
体集積回路装置のレイアウト概略図である図2を示す。
図において、21は半導体集積回路装置、e1〜en,
f1〜fn,g1〜gnは配線を示し、上記と同一の他
の符号はそれと同一または相当部分を表すのでその説明
は省略する。配線e1〜en,配線f1〜fnはそれぞ
れスキャンレジスタ回路11a−1〜11a−nの端子
QCと論理回路5、端子Qと論理回路5とを接続するも
ので、また、配線g1〜gnはスキャンレジスタ間をシ
リアル接続する。
【0032】そして、図1,図2のようなスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路および半導体集積回路で
は、いわゆるスキャンテストにより電子システムのテス
トを行う。
【0033】次にそのスキャンテストの動作について説
明する。まず、ステップST1において、シフトモード
信号をSM=“1”、その反転信号をSMB=“0”に
設定し、各スキャンレジスタ回路の端子Tに複数のクロ
ックパルスを与えながら、テストデータをSIP端子か
らスキャンパス回路1aに対して直列にシフトインす
る。次に、ステップST2において、SM=“0”、S
MB=“1”に設定し、端子Tに1つのクロックパルス
を与えて、テストデータに対する論理回路5のテスト結
果を各スキャンレジスタ回路の端子DIからスキャンパ
ス回路1aに取り込む。そして、ステップST3におい
て、再度SM=“1”、SMB=“0”に設定し、端子
Tに複数のクロックパルスを与えながら、スキャンパス
回路1a内のテスト結果を端子SOP端子から直列にシ
フトアウトする。更に、ステップST4において、上記
ステップST1〜ST3を繰り返す。なお、ステップS
T3において、ステップST1の動作を同時に行うこと
もできる。
【0034】通常のスキャンレジスタ回路11a−1〜
11a−nはセルライブラリ内のセルとして設計される
ので、第2のゲート回路G2はフリップフロップ回路1
3に隣接して配置することができる。従って、第2のゲ
ート回路G2とフリップフロップ回路13との間の配線
は非常に短く、容量が小さくて済む。これにより、スキ
ャンレジスタ回路11a−1〜11a−nにおける出力
Qの遅延増大を最小限に抑えることができる。
【0035】また、通常動作の状態(SM=“0”,S
MB=“1”)では、シリアル出力端子である端子SO
Jの信号が固定される(図1では、“1”に固定)の
で、隣接するスキャンレジスタ回路間の直列経路の配線
容量による電力消費が防止できる効果がある。
【0036】なお、図1に示す半導体集積回路では、入
力信号においてSM=“1”、SMB=“0”に設定
し、クロックパルスを与えることにより、同期セット動
作(Q=“1”,QC=“0”)が可能である。
【0037】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、スキャンレジスタ回路11a−1〜11a−nの各
々において、第2のゲート回路G2はフリップフロップ
回路13に隣接して配置できるので、第2のゲート回路
G2とフリップフロップ回路13との間の配線は極力短
くできるため容量も小さくてすむ。したがって、スキャ
ンレジスタ回路11a−1〜11a−nの出力Qの遅延
増大を最小限に抑制する効果が得られる。また、通常動
作状態ではシリアル出力端子SOJの信号が固定される
ことにより、スキャンレジスタ回路間の直列経路での配
線容量による電力消費を防止する効果が得られる。
【0038】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を
示す回路図であり、図において、1bはスキャンパス回
路、11b−1〜11b−nはスキャンレジスタ回路、
I1,I2はインバータ回路、N31〜N33はノード
であり、その他の構成は実施の形態1のものと同様であ
るので、同一部分は同一符号を付して重複説明は省略す
る。
【0039】図3の回路では、図1の回路構成に比べ
て、スキャンレジスタ回路11b−1〜11b−nの各
々にインバータ回路I1,I2が付加され、これにより
端子SMBからのSMB信号の配線は不要となり削除さ
れている。すなわち、インバータ回路I1が第2ゲート
G2SIの第2の入力とノードN33との間に配置さ
れ、インバータ回路I2が第1のゲート回路G2とノー
ドN32との間に配置されている。
【0040】次にスキャンパス回路1b全体に関して述
べる。従来のマルチプレクサ回路17に相当する機能が
第1のゲート回路G1,第2のゲート回路G2(または
G2SI)に分割しており、初段のスキャンレジスタ回
路11b−1に関しては、第2のゲート回路G2SIと
スキャンレジスタ回路11b−1内の第1のゲート回路
G1によりマルチプレクサ機能が構成されている。
【0041】また、n段目(nは2以上)のスキャンレ
ジスタ回路11b−nに関しては、スキャンレジスタ回
路11b−(n−1)内の第2のゲート回路G2とスキ
ャンレジスタ回路11b−n内の第1のゲート回路G1
によりマルチプレクサ機能が構成される。
【0042】次にこのマルチプレクサ機能の動作につい
て説明する。例えば、スキャンレジスタ回路11b−1
中の第2のゲート回路G2と、スキャンレジスタ回路1
1b−2中の第1のゲート回路G1とで構成されるマル
チプレクサ機能は、従来のマルチプレクサ回路17と同
じ動作を行わせるには、SM信号をインバータ回路I2
により反転して第2のゲート回路G2に入力する。な
お、SM信号は通常動作時は“0”,シフト動作時は
“1”に設定する。
【0043】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、上記実施の形態1と同様に、各スキャンレジスタ回
路の出力Qにおける遅延増大を最小限に抑制する効果
と、通常動作状態でのシリアル出力端子SOJの信号を
固定することにより、スキャンレジスタ回路間の直列経
路での配線容量による電力消費を防止する効果とに加え
て、各スキャンレジスタ回路にインバータ回路I2を付
加することでSMB信号の配線は不要になるので、配線
の混雑が問題となる半導体集積回路においては、配線混
雑度を軽減する効果が得られる。
【0044】実施の形態3.図4はこの発明の実施の形
態3によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を
示す回路図であり、図において、1cはスキャンパス回
路、11c−1〜11c−nはスキャンレジスタ回路、
I3はインバータ回路、N41〜N43はノードであ
り、その他の構成は実施の形態2のものと同様であるの
で、同一部分は同一符号を付して重複説明は省略する。
【0045】図4の回路では、図3の回路構成に比べて
第2のゲート回路G2SIの第2の入力と接続したイン
バータ回路I1が削除されるとともに、スキャンレジス
タ回路11c−1〜11c−nの各々にインバータ回路
I2の代わりにインバータ回路I3が配置され、入力端
子も端子SMが排除され、代わりに端子SMBを備えて
いる。このインバータ回路I3は第1のゲート回路G1
におけるOR機能の第2の入力とノードN42との間に
配置されている。
【0046】これにより、図3の回路と同様の機能を図
4の回路構成において実現するものであるが、その相違
点は、SM信号の代わりにSMB信号を各スキャンレジ
スタ回路に供給しており、SMB信号はインバータ回路
I3により反転されて、第1のゲート回路G1の第2の
入力に入力していることである。
【0047】次にスキャンパス回路1c全体に関して述
べる。従来のマルチプレクサ回路17に相当する機能が
第1のゲート回路G1と第2のゲート回路G2(または
G2SI)に分割しており、初段のスキャンレジスタ回
路11c−1に関しては、第2のゲート回路G2SIと
スキャンレジスタ回路11c−1内の第1のゲート回路
G1によりマルチプレクサ機能が構成されており、n段
目(nは2以上)のスキャンレジスタ回路11c−nに
関しては、スキャンレジスタ回路11c−(n−1)内
の第2のゲート回路G2とスキャンレジスタ回路11c
−n内の第1のゲート回路G1によりマルチプレクサ機
能が構成される。
【0048】次にこのマルチプレクサ機能の動作につい
て説明する。例えば、スキャンレジスタ回路11c−1
中の第2のゲート回路G2と、スキャンレジスタ回路1
1c−2中の第1のゲート回路G1とで構成されるマル
チプレクサ機能は、従来のマルチプレクサ回路17と同
じ動作を行わせるように、SMB信号をインバータ回路
I3により反転して第1のゲート回路G1に入力する。
なお、SMB信号は通常動作時は“1”,シフト動作時
は“0”に設定する。
【0049】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、上記実施の形態2と同様に、各スキャンレジスタ回
路の出力Qにおける遅延増大を最小限に抑制する効果
と、通常動作状態におけるスキャンレジスタ回路間の直
列経路の配線容量による電力消費を防止する効果とに加
えて、各スキャンレジスタ回路にインバータ回路I3を
配置することによりSM信号の配線は不要になるので、
配線の混雑が問題となる半導体集積回路においては、配
線混雑度を軽減する効果が得られる。
【0050】実施の形態4.図5はこの発明の実施の形
態4によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を
示す回路図であり、図において、1dはスキャンパス回
路、5はテストを行うべき被テスト論理回路、11d−
1〜11d−nはスキャンレジスタ回路、13はフリッ
プフロップ回路、G1’は複合ゲートのAND−NOR
回路である第1のゲート回路、G2’(またはG2S
I’)は単純ゲートのOR回路である第2のゲート回
路、N51,N52はノードである。
【0051】この実施の形態4による半導体集積回路
は、論理回路5とスキャンパス回路1dとから成るもの
であり、このスキャンパス回路1dは複数のスキャンレ
ジスタ回路11d−1〜11d−nが直列接続により構
成され、各々が入力系の端子DI、端子SIJ、端子S
MB、端子T、端子SMと、出力系の端子QC、端子
Q、端子SOJとを具備している。そして、図5に示す
ように、スキャンレジスタ回路11d−1〜11d−n
の各々は、第1のゲート回路G1’、フリップフロップ
回路13、および第2のゲート回路G2’を有する。
【0052】フリップフロップ回路13に関しては、上
記実施の形態1と同様なのでその説明は省略する。
【0053】このフリップフロップ回路13の前段に配
置される第1のゲート回路G1’に関しては、AND機
能の第1の入力は論理回路5に接続するとともにその第
2の入力は端子SMBに接続し、一方、NOR機能の入
力はAND機能の出力の他に直列入力端子としての端子
SIJに接続し、その出力はフリップフロップ回路13
のデータ入力端子dに接続する。
【0054】そして、同様にその後段に配置される第2
のゲート回路G2’に関しては、第1の入力にはフリッ
プフロップ回路13の出力端子すなわち端子qcが接続
し、第2の入力には端子SMが接続する。なお、端子q
cからの配線はノードN51を介して論理回路5と第2
のゲート回路G2’に分岐する。
【0055】次にスキャンパス回路1d全体に関して述
べる。図21で述べた従来のマルチプレクサ回路17に
相当する機能を第1のゲート回路G1’,第2のゲート
回路G2’(またはG2SI’)に分割している。ま
ず、初段のスキャンレジスタ回路11d−1に関して
は、第2のゲート回路G2SI’とスキャンレジスタ回
路11d−1内の第1のゲート回路G1’によりマルチ
プレクサ機能が構成されている。次に、2段目のスキャ
ンレジスタ回路11d−2に関しては、前段のスキャン
レジスタ回路11d−1内の第2のゲート回路G2’
と、スキャンレジスタ回路11d−2内の第1のゲート
回路G1’によりマルチプレクサ機能が構成されてい
る。
【0056】すなわち、n段目(nは2以上)のスキャ
ンレジスタ回路11d−nに関しては、スキャンレジス
タ回路11d−(n−1)内の第2のゲート回路G2’
とスキャンレジスタ回路11d−n内の第1のゲート回
路G1’によりマルチプレクサ機能が構成される。
【0057】次にこのマルチプレクサ機能の動作につい
て説明する。例えば、スキャンレジスタ回路11d−1
中の第2のゲート回路G2’と、スキャンレジスタ回路
11d−2中の第1のゲート回路G1’とで構成される
マルチプレクサ機能は、従来のマルチプレクサ回路17
と同じ動作を行わせるために、SMB信号をSM信号の
反転データで制御する。すなわち、端子SMBに入力す
るSMB信号が“1”で、端子SMに入力するSM信号
が“0”の場合には、論理回路5より端子DIを経由し
てデータを取り込み、端子Qおよび端子QCからデータ
を出力するレジスタとして動作し、一方、SMB信号が
“0”で、SM信号が“1”の場合には、第2のゲート
回路G2’の端子SOJ、端子SIJを経由して情報を
シリアルに伝える直列シフトレジスタとして動作する。
【0058】なお、上述した図2の半導体集積回路装置
のレイアウト概略図は、図5に示される半導体集積回路
にも該当しうるものであり、図5のスキャンパス回路を
備えた半導体集積回路でも同様に、スキャンテストによ
り電子システムのテストを行うものである。その動作内
容は上記実施の形態1で説明したものと同様なので省略
する。
【0059】通常のスキャンレジスタ回路11d−1〜
11d−nはセルライブラリ内のセルとして設計される
ので、第2のゲート回路G2’はフリップフロップ回路
13に隣接して配置することができる。従って、第2の
ゲート回路G2’とフリップフロップ回路13との間の
配線は極力短くでき容量が小さくて済む。これにより、
スキャンレジスタ回路11d−1〜11d−nにおける
出力Qの遅延増大を最小限に抑えることができる。
【0060】また、通常動作の状態(SM=“0”,S
M=“1”)では、シリアル出力端子である端子SOJ
の信号が固定される(図5では、“1”に固定)ので、
スキャンレジスタ回路間の直列経路の配線容量による電
力消費が防止できる効果がある。なお、図5に示す半導
体集積回路では、入力信号においてSM=“0”、SM
B=“0”に設定し、クロックパルスを与えることによ
り、リセット動作(Q=“0”,QC=“1”)が可能
である。
【0061】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、スキャンレジスタ回路11d−1〜11d−nの各
々は第2のゲート回路G2’とフリップフロップ回路1
3に隣接して配置することができるので、第2のゲート
回路G2’とフリップフロップ回路13との間の配線は
極力短くできるため容量も小さくてすむ。したがって、
スキャンレジスタ回路11d−1〜11d−nの出力Q
の遅延増大を最小限に抑制する効果が得られる。また、
通常動作状態ではシリアル出力端子SOJの信号が固定
されることにより、スキャンレジスタ回路間の直列経路
での配線容量による電力消費を防止する効果が得られ
る。
【0062】実施の形態5.図6はこの発明の実施の形
態5によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を
示す回路図であり、図において、1eはスキャンパス回
路、11e−1〜11e−nはスキャンレジスタ回路、
I4はインバータ回路、N61〜N64はノードであ
り、その他の構成は実施の形態4のものと同様であるの
で、同一部分は同一符号を付して重複説明は省略する。
【0063】図6の回路では、図5の回路構成に比べ
て、スキャンレジスタ回路11e−1〜11e−nの各
々にインバータ回路I4が付加されたため、端子SMB
からのSMB信号の配線は不要となり削除されている。
すなわち、インバータ回路I4は第1のゲート回路G
1’のAND機能の第2の入力とノードN62との間に
配置されている。
【0064】次にスキャンパス回路1e全体に関して述
べる。従来のマルチプレクサ回路17に相当する機能が
第1のゲート回路G1’、第2のゲート回路G2’(ま
たはG2SI’)に分割しており、初段のスキャンレジ
スタ回路11e−1に関しては、第2のゲート回路G2
SI’とスキャンレジスタ回路11e−1内の第1のゲ
ート回路G1’によりマルチプレクサ機能が構成されて
いる。
【0065】すなわち、n段目(nは2以上)のスキャ
ンレジスタ回路11e−nに関しては、スキャンレジス
タ回路11e−(n−1)内の第2のゲート回路G2’
とスキャンレジスタ回路11e−n内の第1のゲート回
路G1’によりマルチプレクサ機能が構成されることと
なる。
【0066】次にこのマルチプレクサ機能の動作につい
て説明する。例えば、スキャンレジスタ回路11e−1
中の第2のゲート回路G2’と、スキャンレジスタ回路
11e−2中の第1のゲート回路G1’とで構成される
マルチプレクサ機能は、従来のマルチプレクサ回路17
と同じ動作を行わせるには、SM信号をインバータ回路
I4により反転して第1のゲート回路G1’に入力す
る。なお、SM信号は通常動作時は“0”,シフト動作
時は“1”に設定する。
【0067】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、上記実施の形態4と同様に、各スキャンレジスタ回
路の出力Qにおける遅延増大を最小限に抑制する効果
と、通常動作状態でのシリアル出力端子SOJの信号固
定によるスキャンレジスタ回路間の直列経路での配線容
量による電力消費を防止する効果とに加えて、各スキャ
ンレジスタ回路にインバータ回路I4を付加することに
よりSMB信号の配線は不要になるので、配線の混雑が
問題となる半導体集積回路においては、配線混雑度を軽
減する効果が得られる。
【0068】実施の形態6.図7はこの発明の実施の形
態6によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を
示す回路図であり、図において、1fはスキャンパス回
路、11f−1〜11f−nはスキャンレジスタ回路、
I5,I6はインバータ回路であり、N71〜N73は
ノードであり、その他の構成は実施の形態5のものと同
様であるので、同一部分は同一符号を付して重複説明は
省略する。
【0069】図7の回路では、図6の回路構成に比べて
第2のゲート回路G2SI’の第2の入力と端子SMB
とに接続したインバータ回路I5が付加されるととも
に、スキャンレジスタ回路11f−1〜11f−nの各
々にインバータ回路I4の代わりにインバータ回路I6
が配置され、入力端子も端子SMが排除され、端子SM
Bを備えている。このインバータ回路I6は第2のゲー
ト回路G2’におけるAND機能の第2の入力とノード
N72との間に配置されている。
【0070】これにより、図6の回路と同様の機能を図
7の回路構成において実現するものであるが、その相違
点は、SM信号の代わりにSMB信号を各スキャンレジ
スタ回路に供給され、SMB信号はインバータ回路I6
により反転されて、第2のゲート回路G2’に入力して
いることである。
【0071】次にスキャンパス回路1f全体に関して述
べる。従来のマルチプレクサ回路17に相当する機能が
第1のゲート回路G1’と第2のゲート回路G2’(ま
たはG2SI’)に分割しており、初段のスキャンレジ
スタ回路11f−1に関しては、第2のゲート回路G2
SI’とスキャンレジスタ回路11f−1内の第1のゲ
ート回路G1’によりマルチプレクサ機能が構成されて
おり、すなわち、n段目(nは2以上)のスキャンレジ
スタ回路11f−nに関しては、スキャンレジスタ回路
11f−(n−1)内の第2のゲート回路G2’とスキ
ャンレジスタ回路11f−n内の第1のゲート回路G
1’によりマルチプレクサ機能が構成される。
【0072】次にこのマルチプレクサ機能の動作につい
て説明する。例えば、スキャンレジスタ回路11f−1
中の第2のゲート回路G2’と、スキャンレジスタ回路
11f−2中の第1のゲート回路G1’とで構成される
マルチプレクサ機能は、従来のマルチプレクサ回路17
と同じ動作を行わせるように、SMB信号をインバータ
回路I6により反転して第2のゲート回路G2’に入力
する。なお、SMB信号は通常動作時は“1”,シフト
動作時は“0”に設定する。
【0073】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、上記実施の形態5と同様に、各スキャンレジスタ回
路の出力Qにおける遅延増大を最小限に抑制する効果
と、通常動作状態でのスキャンレジスタ回路間の直列経
路での配線容量による電力消費を防止する効果とに加え
て、各スキャンレジスタ回路にインバータ回路I6を配
置することによりSM信号の配線は不要になるので、配
線の混雑が問題となる半導体集積回路においては、配線
混雑度を軽減する効果が得られる。
【0074】実施の形態7.図8はこの発明の実施の形
態7によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を
示す回路図であり、図において、1gはスキャンパス回
路、11g−1〜11g−nはスキャンレジスタ回路、
N81〜N84はノードであり、その他の構成は実施の
形態4のものと同様であるので、同一部分は同一符号を
付して重複説明は省略する。
【0075】実施の形態4との相違点は、ゲート回路G
1’のAND部分が3入力型に変更されており、これに
リセット信号RBが供給される点である。すなわち新た
に付加した端子RBよりリセット信号RBが入力し、ノ
ードN83を経由して第1のゲート回路G1’のAND
機能の第3の入力に供給されるものである。これによ
り、通常動作時(SM=“0”,SM=“1”)におい
ても、RB=“0”に設定しクロックパルスを与えるこ
とによってリセット動作(Q=“0”,QC=“1”)
を行うことができるものである。なお、マルチプレクサ
機能、スキャンテストの動作説明は実施の形態4と同様
なので省略する。
【0076】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、上記実施の形態4における各スキャンレジスタ回路
の出力Qにおける遅延増大を最小限に抑制する効果と、
通常動作状態におけるシリアル出力端子SOJを信号固
定することにより、スキャンレジスタ回路間の直列経路
での配線容量による電力消費を防止する効果に加えて、
通常動作時においてもリセット動作を行うことができる
効果が得られる。
【0077】実施の形態8.図9はこの発明の実施の形
態8によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路を
示す回路図であり、図において、1hはスキャンパス回
路、11h−1〜11h−nはスキャンレジスタ回路、
G3はNOR回路から成る第3のゲート回路、N91〜
N93はノードであり、その他の構成は実施の形態4の
ものと同様であるので、同一部分は同一符号を付して重
複説明は省略する。
【0078】第3のゲート回路G3は第1の入力をリセ
ット信号Rを入力する端子Rに接続し、その第2の入力
をノードN92を経由して端子SMに接続する。これに
より、通常動作時はSM信号を“0”、シフト動作時は
SM信号を“1”に設定すれば、実施の形態4と同様な
動作を行うことができる。そして、リセット信号である
R信号が“0”の時は、SMB信号はSM信号の反転信
号となり、R信号が“1”の時はSMB信号は“0”に
固定されているので、通常動作時(SM=“0”)はリ
セット動作を行うことができる。なお、マルチプレクサ
機能、スキャンテストの動作説明は実施の形態4と同様
なので省略する。
【0079】図9の回路構成は、ゲート回路G3をスキ
ャンレジスタ回路11h−1〜11h−nの前段に配置
しただけで、図8に示される端子RBからの配線は不要
である。したがって、多数のスキャンレジスタ回路を用
いてスキャンパス回路を構成する場合には、実施の形態
7における図8の回路構成に比べて、回路規模を小さく
できる。
【0080】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、一連のスキャンレジスタ回路11h−1〜11h−
nの前段にNOR回路である第3のゲート回路G3を設
けたので、上記実施の形態4の効果に加えて、多数のス
キャンレジスタ回路によりスキャンパス回路を構成する
場合に、回路規模を小さくできる効果が得られる。
【0081】実施の形態9.図10はこの発明の実施の
形態9によるスキャンパス回路を備えた半導体集積回路
を示す回路図、図11は図10の回路の動作モードの真
理値表であり、図において、1iはスキャンパス回路、
5aは被テスト論理回路、11i−1〜11i−nはス
キャンレジスタ回路、15は比較器、51は論理回路5
aに内蔵するRAMであり、上記と同一の他の部分は同
一符号を付して重複説明は省略する。
【0082】なお、上記回路の入力系は端子SIP、端
子Tの他に、端子TMSI、端子CMP1L、端子TM
FB、端子CMP0Lを備え、それぞれシリアル入力信
号であるSIP信号、クロック信号であるT信号、TM
SI信号、CMP1L信号、TMFB信号、CMP0L
信号を入力する。
【0083】図10の回路は上記実施の形態1における
図1の回路と比べて、各スキャンレジスタ回路には比較
機能が付加されており、RAM51の出力データ(DO
1,DO2,...,DOn)と期待値との比較を行う
ことができる。そして、このような比較機能を持ったス
キャンパス回路に関しても、上記実施の形態1における
図1の半導体集積回路と同様な効果が得られる。
【0084】次に図11の真理値表に基づき動作につい
て説明する。 (1)通常すなわちノーマルモード(キャプチャー)で
は、CMP1L信号のみを“0”に設定することによ
り、端子DIからRAM51の出力データを取り込む。 (2)ホールドモードでは、TMFB信号のみを“0”
に設定することにより、データのループを構成し、スキ
ャンレジスタ回路のデータを保持する。 (3)シフトモードでは、TMSI信号のみを“0”に
設定することにより、スキャンパス回路の直列シフト動
作を行う。
【0085】(4)RAMテストモードでは、真理値表
に従い比較動作を行う。「exp」は期待値(“0”ま
たは“1”)である。端子CMP0Lには「exp」そ
のものを与え、端子CMP1Lには「exp」の反転値
を与える。期待値「exp」(例えば、“0”)と異な
る値(例えば、“1”)がRAMから出力されると第1
のゲート回路G1の出力は“1”になる。信号Tにクロ
ックパルスを与えるとスキャンレジスタ回路はリセット
される(Q=“0”,QC=“1”)。期待値「ex
p」(例えば、“0”)と同じ値(例えば、“0”)が
RAMから出力されている場合は、データのループが構
成されるのでスキャンレジスタ回路のデータは保持され
る。なお、比較動作を行う前にスキャンレジスタ回路に
“1”をセットしておく必要がある(Q=“1”,QC
=“0”)。
【0086】(5)セット1モードでは、TMSI信
号、TMFB信号、CMP0L信号、CMP1L信号を
全て“1”に設定し、信号Tにクロックパルスを与える
とスキャンレジスタ回路はセットされる(Q=“1”,
QC=“0”)。
【0087】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、論理回路5aにRAM51を備えこれと比較機能を
持たせるようにスキャンパス回路1iを構成したので、
上記実施の形態1と同様な効果に加えて、比較機能も備
えた回路構成を提供する効果が得られる。
【0088】実施の形態10.図12はこの発明の実施
の形態10によるスキャンパス回路を備えた半導体集積
回路を示す回路図であり、図において、1jはスキャン
パス回路、11j−1〜11j−nはスキャンレジスタ
回路、G2”(またはG2SI”)は第2のゲート回
路、13aは記憶回路としてのフリップフロップ回路、
I7はインバータ回路、N121,N122はノードで
あり、その他の構成は実施の形態1のものと同様である
ので、同一部分は同一符号を付して重複説明は省略す
る。
【0089】上記実施の形態1による図1の回路構成と
の相違点は、第2のゲート回路G2”がOR回路からN
AND回路となり、第2のゲート回路G2”の一方の入
力はフリップフロップ回路13aの端子qに接続され、
他方の入力は同端子SMJに接続されている。端子SM
Jは端子SMBとは逆の論理値で制御する。そして、ス
キャンレジスタ11j−1の前段に位置する第2のゲー
ト回路G2SI”の第1の入力にインバータ回路I7が
接続され、その第2の入力にはノードN122を経由し
て端子SMJが接続している。この点を除き、図12の
回路の動作は図1の回路と同様であり詳細な説明は省略
する。
【0090】通常動作時はSM信号は“0”、SMJ信
号は“0”に設定し、シフト動作時はSM信号は
“1”、SMJ信号は“1”に設定する。なお、SM信
号は“1”、SMJ信号は“0”に設定し信号Tにクロ
ックパルスを与えることにより、同期セット動作(Q=
“1”,QC=“0”)が可能である。
【0091】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、上記実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0092】実施の形態11.図13はこの発明の実施
の形態11によるスキャンパス回路を備えた半導体集積
回路を示す回路図であり、図において、1kはスキャン
パス回路、11k−1〜11k−nはスキャンレジスタ
回路、G2”(またはG2SI”)は第2のゲート回
路、13aは記憶回路としてのフリップフロップ回路、
I8はインバータ回路、N131,N132はノードで
あり、その他の構成は実施の形態2のものと同様である
ので、同一部分は同一符号を付して重複説明は省略す
る。
【0093】上記実施の形態1による図1の回路構成と
の相違点は、第2のゲート回路G2”がOR回路からN
AND回路となり、第2のゲート回路G2”の一方の入
力はフリップフロップ回路13aの端子qに接続され、
他方の入力は同端子SM(=SMJ)に接続されてい
る。そして、スキャンレジスタ11k−1の前段に位置
する第2のゲート回路G2SI”の第1の入力にインバ
ータ回路I8が接続され、その第2の入力にはノードN
132を経由して端子SMが接続している。この点を除
き、図13の回路は図2の回路と同様であるので詳細な
動作説明は省略する。
【0094】通常動作時はSM信号は“0”に設定し、
シフト動作時はSM信号は“1”に設定する。なお、図
13の回路は図2に比べて各スキャンレジスタ回路内部
のインバータ回路I2が不要になっており、半導体集積
回路全体における回路素子削減の効果がある。
【0095】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、上記実施の形態2と同様の効果に加えて、第2のゲ
ート回路G2SI”の前段にインバータ回路I8を配置
したのみで各スキャンレジスタ回路内部のインバータ回
路I2が不要になっているので回路素子削減の効果が得
られる。
【0096】具体例1−1.図14は図12または図1
3で用いられるスキャンレジスタ回路1j,1kと同等
の機能をCMOS型半導体集積回路で実現した場合の第
1の例を示す回路図であり、CMOS型半導体集積回路
装置の中に構成することができる。図において、N1〜
N17はNMOSトランジスタ、P1〜P17はPMO
Sトランジスタである。なお、破線で示した接続は省略
することができる。なお、出力Qが不要な場合は、トラ
ンジスタN14,P14は削除できる。
【0097】具体例1−2.図15は、同様に図12ま
たは図13で用いられるスキャンレジスタ回路1j,1
kと同等の機能をCMOS型半導体集積回路で実現した
場合の第2の例を示す回路図である。図において、上記
と同一符号は同一構成要素または相当部分を示すもので
ある。なお、破線で示した接続は省略することができ
る。図15の回路は図14の回路に比べて、トランジス
タN16,P16のゲート入力がノードqからノードq
3に変更されている。なお、出力Qが不要な場合は、ト
ランジスタN14,P14は削除できる。また、出力Q
Cが不要な場合は、トランジスタN17,P17を削除
できる。
【0098】具体例1−3.図16は、同様に図12ま
たは図13で用いられるスキャンレジスタ回路1j,1
kと同等の機能をCMOS型半導体集積回路で実現した
場合の第3の例を示す回路図である。図において、上記
と同一符号は同一構成要素または相当部分を示し、破線
で示した接続は省略することができる。図16の回路は
図14の回路に比べて、トランジスタN10,P10の
構成されたインバータ回路の出力をトランジスタN6,
P6に接続している点が異なる。また、これにより論理
が反転するため、ノードqとノードqcに変更されてい
る。なお、出力Qが不要な場合は、トランジスタN1
7,P17は削除できる。
【0099】具体例1−4.図17は、同様に図12ま
たは図13で用いられるスキャンレジスタ回路1j,1
kと同等の機能をCMOS型半導体集積回路で実現した
場合の第4の例を示す回路図である。図において、上記
と同一符号は同一構成要素または相当部分を示し、破線
で示した接続は省略することができる。図17の回路は
図16の回路に比べて、トランジスタN16,P16の
ゲート入力がノードqからノードq3に変更されてい
る。なお、出力Qが不要な場合は、トランジスタN1
7,P17は削除できる。また、出力QCが不要な場合
は、トランジスタN14,P14を削除できる。
【0100】実施の形態12.図18はこの発明の実施
の形態12によるスキャンパス回路を備えた半導体集積
回路を示す回路図であり、図において、1lはスキャン
パス回路、11l−1〜11l−nはスキャンレジスタ
回路、G2”(またはG2SI”)は第2のゲート回
路、13は記憶回路としてのフリップフロップ回路、N
181〜N183はノードであり、その他の構成は実施
の形態1のものと同様であるので、同一部分は同一符号
を付して重複説明は省略する。
【0101】図18の回路は実施の形態10による図1
2と同様のスキャンパス機能を実現している。ただし、
各スキャンレジスタ回路内のNANDゲートである第2
のゲート回路G2”の一方の第1の入力がqからqcに
変更されている。このため、図18の各スキャンレジス
タ回路の出力端子SOJCは反転出力になる。
【0102】従って、スキャンパス回路1lの直列経路
を流れるデータは、各スキャンレジスタ回路を通過する
毎に反転される。このことに注意して、テストデータの
シフト入力やテスト結果のシフト出力を行えば、従来と
同様にスキャンテストを行うことができる。
【0103】以上のように、この実施の形態12によれ
ば、上記実施の形態10と同様の効果が得られる。
【0104】具体例2−1.図19は図18で用いられ
るスキャンレジスタ回路1lと同等の機能をCMOS型
半導体集積回路で実現した場合の第1の例を示す回路図
であり、CMOS型半導体集積回路装置の中に構成する
ことができる。図において、N1〜N17はNMOSト
ランジスタ、P1〜P17はPMOSトランジスタであ
る。なお、破線で示した接続は省略することができる。
なお、出力QCが不要な場合は、トランジスタN17,
P17は削除できる。
【0105】具体例2−2.図20は、同様に図18で
用いられるスキャンレジスタ回路1lと同等の機能をC
MOS型半導体集積回路で実現した場合の第2の例を示
す回路図である。図において、上記と同一符号は同一構
成要素または相当部分を示すものである。なお、破線で
示した接続は省略することができる。
【0106】図20の回路は図19の回路に比べて、ト
ランジスタN16,P16のゲート入力がノードqcか
らノードqc2に変更されている。なお、出力Qが不要
な場合は、トランジスタN14,P14は削除できる。
また、出力QCが不要な場合は、トランジスタN17,
P17を削除できる。
【0107】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、半導
体集積回路はスキャンパス回路とこれを用いてテストさ
れる被テスト論理回路とを備えたもので、スキャンパス
回路は各々がOR−NAND複合ゲート回路、フリップ
フロップ回路、およびOR回路により構成された複数の
直列接続したスキャンレジスタ回路を有し、OR−NA
ND複合ゲート回路におけるOR機能の第1の入力は被
テスト論理回路に接続するとともにその第2の入力は第
1のシフトモード信号により制御されており、当該NA
ND機能の入力は直列入力端子に接続するとともにその
出力はフリップフロップ回路のデータ入力端子に接続
し、さらに、OR回路の第1の入力にはフリップフロッ
プ回路の出力が接続するとともにその第2の入力は第2
のシフトモード信号により制御されており、OR回路の
出力は直列出力端子に接続するように構成したので、マ
ルチプレクサ機能を1つのOR回路と1つのNAND回
路が一体化されたOR−NAND複合ゲート回路からな
る第1のゲート回路と、1つのOR回路に相当する第2
のゲート回路とを用いて構成し、第2のゲート回路を前
段のスキャンレジスタ回路の記憶回路であるスキャンパ
ス回路に隣接配置することにより実現できる。
【0108】したがって、第2のゲート回路とフリップ
フロップ回路との間の配線を極力短くすることにより容
量を小さくできるため、スキャンレジスタ回路の出力Q
の遅延増大を最小限に抑えることができる効果がある。
また、第1のシフトモード信号が“0”,第2のシフト
モード信号が“1”の通常動作の状態では、シリアル出
力端子である直列出力端子の信号が固定されるので、隣
接するスキャンレジスタ回路間の直列経路の配線容量に
よる電力消費を防止できる効果がある。
【0109】この発明によれば、半導体集積回路はスキ
ャンレジスタ回路が第1のシフトモード信号を受けて当
該スキャンレジスタ回路に関して独立な第2のシフトモ
ード信号を出力するインバータ回路を更に備えるように
構成したので、第2のシフトモード信号の専用配線は不
要となり削除できる。したがって、上記の効果に加えて
回路の配線混雑度を緩和する効果がある。
【0110】この発明によれば、半導体集積回路はスキ
ャンレジスタ回路が第2のシフトモード信号を受けて、
当該スキャンレジスタ回路に関して独立な第1のシフト
モード信号を出力するインバータ回路を更に備えるよう
に構成したので、第1のシフトモード信号の専用配線は
不要となり削除できる。したがって、同様に、上記の効
果に加えて回路の配線混雑度を緩和する効果がある。
【0111】この発明によれば、半導体集積回路はスキ
ャンパス回路とこれを用いてテストされる被テスト論理
回路とを備えたもので、スキャンパス回路は各々がOR
−NAND複合ゲート回路、フリップフロップ回路、お
よびNAND回路により構成された複数の直列接続した
スキャンレジスタ回路を有し、OR−NAND複合ゲー
ト回路におけるOR機能の第1の入力は被テスト論理回
路に接続するとともにその第2の入力は第1のシフトモ
ード信号により制御されており、当該NAND機能の入
力は直列入力端子に接続するとともにその出力はフリッ
プフロップ回路のデータ入力端子に接続し、さらに、N
AND回路の第1の入力にはフリップフロップ回路の出
力が接続するとともにその第2の入力は第2のシフトモ
ード信号により制御されており、NAND回路の出力は
直列出力端子に接続するように構成したので、マルチプ
レクサ機能を1つのOR回路と1つのNAND回路が一
体化されたOR−NAND複合ゲート回路からなる第1
のゲート回路と、1つのNAND回路に相当する第2の
ゲート回路とを用いて構成し、第2のゲート回路を前段
のスキャンレジスタ回路の記憶回路であるスキャンパス
回路に隣接配置することにより実現できる。
【0112】したがって、第2のゲート回路とフリップ
フロップ回路との間の配線を極力短くすることにより容
量を小さくできるため、スキャンレジスタ回路の出力Q
の遅延増大を最小限に抑えることができる効果がある。
また、第1のシフトモード信号が“0”,第2のシフト
モード信号が“1”の通常動作の状態では、シリアル出
力端子である直列出力端子の信号が固定されるので、隣
接するスキャンレジスタ回路間の直列経路の配線容量に
よる電力消費を防止できる効果がある。
【0113】この発明によれば、半導体集積回路は第1
のシフトモード信号と第2のシフトモード信号は同一に
構成したので、各スキャンレジスタ回路で必要となるイ
ンバータ回路を省略することができ全体的に回路素子を
削減できる効果がある。
【0114】この発明によれば、半導体集積回路はフリ
ップフロップ回路が同一論理のデータを出力する少なく
とも2つの出力端子を持ち、これらの出力端子のうちい
ずれか1つをNAND回路の第1の入力に接続するよう
に構成したので、各スキャンレジスタ回路のシリアル出
力を反転出力に設定することもでき、上記の効果に加え
て、スキャンパスの直列経路を流れるデータは、スキャ
ンレジスタ回路毎に反転するように回路構成が可能とい
う効果がある。
【0115】この発明によれば、半導体集積回路は、ス
キャンテストを受ける被テスト論理回路と、各々が直列
入力端子および直列出力端子を具備したスキャンレジス
タ回路であって、第1の論理ゲートおよび第2の論理ゲ
ートを含む複合ゲート回路、この複合ゲート回路の出力
をデータ入力端子に接続するフリップフロップ回路、お
よびこれのデータ出力端子に第1の入力を接続するとと
もに第2の入力を第2のシフトモード信号が入力する第
2の接続端子に接続するゲート回路をこの順番で接続し
たスキャンレジスタ回路の複数個を直列接続して成るス
キャンパス回路とを備えたものであり、第1の論理ゲー
トは第1の入力を被テスト論理回路に接続するとともに
その第2の入力を第1のシフトモード信号が入力する第
1の接続端子に接続し、かつ、第2の論理ゲートは第1
の入力を当該第1の論理ゲートの出力に接続するととも
にその第2の入力を直列入力端子に接続するように構成
したので、マルチプレクサ機能を第1の論理ゲートと第
2の論理ゲートを含む複合ゲート回路と、ゲート回路と
を用いて構成し、このゲート回路を前段のスキャンレジ
スタ回路の記憶回路であるスキャンパス回路に隣接配置
することにより実現できる。
【0116】したがって、ゲート回路とフリップフロッ
プ回路との間の配線を極力短くすることにより容量を小
さくできるので、スキャンレジスタ回路の出力Qの遅延
増大を最小限に抑えることができる効果がある。また、
例えば、第1のシフトモード信号が“0”,第2のシフ
トモード信号が“1”を設定したような通常動作の状態
では、シリアル出力端子である直列出力端子の信号が固
定されるので、隣接するスキャンレジスタ回路間の直列
経路の配線容量による電力消費を防止できる効果があ
る。
【0117】この発明によれば、半導体集積回路は、初
段のスキャンレジスタ回路における複合ゲート回路の第
2の入力には、直列入力端子に第1の入力を接続した他
のゲート回路の出力が接続するように構成したので、初
段のスキャンレジスタ回路の第1の論理ゲートと他のゲ
ート回路とでマルチプレクサ機能を実現できる効果があ
る。
【0118】この発明によれば、半導体集積回路装置
は、上述の半導体集積回路を用いた半導体集積回路装置
において、フリップフロップ回路が有する非反転もしく
は反転の出力端子は同一論理のデータを出力する第1お
よび第2の配線と電気接続するとともに、これら第1お
よび第2の配線はそれぞれ被テスト論理回路とスキャン
レジスタ内のゲート回路の第1の入力と電気接続するよ
うに構成したので、第2のゲート回路とフリップフロッ
プ回路との間の配線は非常に短く容量を小さくできるの
で、スキャンレジスタ回路の出力Qの遅延増大を最小限
に抑えることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図2】 図1の半導体集積回路を用いた半導体集積回
路装置のレイアウト概略図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態3によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図7】 この発明の実施の形態6によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図8】 この発明の実施の形態7によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図9】 この発明の実施の形態8によるスキャンパス
回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図10】 この発明の実施の形態9によるスキャンパ
ス回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図11】 図10の回路における動作モードの真理値
表である。
【図12】 この発明の実施の形態10によるスキャン
パス回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図13】 この発明の実施の形態11によるスキャン
パス回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図14】 スキャンレジスタ回路と同等の機能をCM
OS型半導体集積回路で実現した場合の第1の例を示す
回路図である。
【図15】 スキャンレジスタ回路と同等の機能をCM
OS型半導体集積回路で実現した場合の第2の例を示す
回路図である。
【図16】 スキャンレジスタ回路と同等の機能をCM
OS型半導体集積回路で実現した場合の第3の例を示す
回路図である。
【図17】 スキャンレジスタ回路と同等の機能をCM
OS型半導体集積回路で実現した場合の第4の例を示す
回路図である。
【図18】 この発明の実施の形態12によるスキャン
パス回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図19】 スキャンレジスタ回路1lと同等の機能を
CMOS型半導体集積回路で実現した場合の第1の例を
示す回路図である。
【図20】 スキャンレジスタ回路1lと同等の機能を
CMOS型半導体集積回路で実現した場合の第2の例を
示す回路図である。
【図21】 従来の電子システムの一例であるスキャン
パス回路を備えた半導体集積回路を示す回路図である。
【図22】 図21に示される半導体集積回路を用いた
半導体集積回路装置のレイアウト概略図である。
【図23】 従来のCMOS型のスキャンレジスタ回路
の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1a〜1l,1’ スキャンパス回路、5,5a, 被
テスト論理回路、 11a−1〜11a−n,...,
11l−1〜11l−n,11’−1〜11’−n ス
キャンレジスタ回路、13,13a フリップフロップ
回路、G1,G1’,G1” 第1のゲート回路(OR
−NAND複合ゲート回路、AND−NOR複合ゲート
回路)、G2,G2’,G2” 第2のゲート回路(O
R回路、NAND回路、ゲート回路)、G3 第3のゲ
ート回路、51 RAM。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々がOR−NAND複合ゲート回路、
    フリップフロップ回路、およびOR回路により構成され
    た複数のスキャンレジスタ回路を有しこれらを直列接続
    することにより構成されたスキャンパス回路と、これを
    用いてテストされる被テスト論理回路とを備えた半導体
    集積回路において、 上記OR−NAND複合ゲート回路におけるOR機能の
    第1の入力は上記被テスト論理回路に接続するとともに
    その第2の入力は第1のシフトモード信号により制御さ
    れており、当該NAND機能の入力は直列入力端子に接
    続するとともにその出力は上記フリップフロップ回路の
    データ入力端子に接続し、 さらに、上記OR回路の第1の入力には上記フリップフ
    ロップ回路の出力が接続するとともにその第2の入力は
    第2のシフトモード信号により制御されており、上記O
    R回路の出力は直列出力端子に接続することを特徴とす
    る半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 スキャンレジスタ回路が第1のシフトモ
    ード信号を受けて当該スキャンレジスタ回路に関して独
    立な第2のシフトモード信号を出力するインバータ回路
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体集
    積回路。
  3. 【請求項3】 スキャンレジスタ回路が第2のシフトモ
    ード信号を受けて、当該スキャンレジスタ回路に関して
    独立な第1のシフトモード信号を出力するインバータ回
    路を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の半導体
    集積回路。
  4. 【請求項4】 各々がOR−NAND複合ゲート回路、
    フリップフロップ回路、およびNAND回路により構成
    された複数のスキャンレジスタ回路を有しこれらを直列
    接続することにより構成されたスキャンパス回路と、こ
    れを用いてテストされる被テスト論理回路とを備えた半
    導体集積回路において、 上記OR−NAND複合ゲート回路におけるOR機能の
    第1の入力は上記被テスト論理回路に接続するとともに
    その第2の入力は第1のシフトモード信号により制御さ
    れており、当該NAND機能の入力は直列入力端子に接
    続するとともにその出力は上記フリップフロップ回路の
    データ入力端子に接続し、 さらに、上記NAND回路の第1の入力には上記フリッ
    プフロップ回路の出力が接続するとともにその第2の入
    力は第2のシフトモード信号により制御されており、上
    記NAND回路の出力は直列出力端子に接続することを
    特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】 第1のシフトモード信号と第2のシフト
    モード信号は同一であることを特徴とする請求項4記載
    の半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 フリップフロップ回路が同一論理のデー
    タを出力する少なくとも2つの出力端子を持ち、これら
    の出力端子のうちいずれか1つをNAND回路の第1の
    入力に接続したことを特徴とする請求項4記載の半導体
    集積回路。
  7. 【請求項7】 スキャンテストを受ける被テスト論理回
    路と、 各々が直列入力端子および直列出力端子を具備したスキ
    ャンレジスタ回路であって、第1の論理ゲートおよび第
    2の論理ゲートを含む複合ゲート回路、この複合ゲート
    回路の出力をデータ入力端子に接続するフリップフロッ
    プ回路、およびこれのデータ出力端子に第1の入力を接
    続するとともに第2の入力を第2のシフトモード信号が
    入力する第2の接続端子に接続するゲート回路をこの順
    番で接続したスキャンレジスタ回路の複数個を直列接続
    して成るスキャンパス回路とを備えた半導体集積回路に
    おいて、 上記第1の論理ゲートは第1の入力を上記被テスト論理
    回路に接続するとともにその第2の入力を第1のシフト
    モード信号が入力する第1の接続端子に接続し、かつ、
    上記第2の論理ゲートは第1の入力を当該第1の論理ゲ
    ートの出力に接続するとともにその第2の入力を直列入
    力端子に接続することを特徴とする半導体集積回路。
  8. 【請求項8】 初段のスキャンレジスタ回路における複
    合ゲート回路の第2の入力には、直列入力端子に第1の
    入力を接続した他のゲート回路の出力が接続されること
    を特徴とする請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の半導体集積回路を用いた
    半導体集積回路装置において、フリップフロップ回路が
    有する非反転もしくは反転の出力端子は同一論理のデー
    タを出力する第1および第2の配線と電気接続するとと
    もに、これら第1および第2の配線はそれぞれ被テスト
    論理回路とスキャンレジスタ内のゲート回路の第1の入
    力と電気接続することを特徴とする半導体集積回路装
    置。
JP35499999A 1999-12-14 1999-12-14 半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積回路装置 Pending JP2001165999A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35499999A JP2001165999A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積回路装置
US09/588,590 US6678846B1 (en) 1999-12-14 2000-06-07 Semiconductor integrated circuit with a scan path circuit
TW089118899A TW503321B (en) 1999-12-14 2000-09-15 Semiconductor integrated circuit and semiconductor integrated circuit apparatus using the same
KR10-2000-0061502A KR100383778B1 (ko) 1999-12-14 2000-10-19 반도체 집적 회로 및 이것을 이용한 반도체 집적 회로 장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35499999A JP2001165999A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001165999A true JP2001165999A (ja) 2001-06-22

Family

ID=18441299

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35499999A Pending JP2001165999A (ja) 1999-12-14 1999-12-14 半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積回路装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6678846B1 (ja)
JP (1) JP2001165999A (ja)
KR (1) KR100383778B1 (ja)
TW (1) TW503321B (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6976199B2 (en) * 2002-01-07 2005-12-13 International Business Machines Corporation AC LSSD/LBIST test coverage enhancement
JP3785388B2 (ja) * 2002-09-17 2006-06-14 松下電器産業株式会社 故障検出方法
DE102005044956A1 (de) * 2005-09-20 2007-03-22 Voith Patent Gmbh Breitstreckwalze
JP2007294015A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体集積回路、及びbist回路設計方法
KR102346021B1 (ko) 2015-09-07 2021-12-30 삼성전자주식회사 플립-플롭을 포함하는 반도체 회로
US10033359B2 (en) * 2015-10-23 2018-07-24 Qualcomm Incorporated Area efficient flip-flop with improved scan hold-margin
KR102501754B1 (ko) 2016-03-28 2023-02-20 삼성전자주식회사 불균형 멀티플렉서 및 이를 적용하는 스캔 플립플롭
US9966953B2 (en) 2016-06-02 2018-05-08 Qualcomm Incorporated Low clock power data-gated flip-flop

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0746122A (ja) 1993-07-29 1995-02-14 Nitsuko Corp Pll方式
US5600787A (en) * 1994-05-31 1997-02-04 Motorola, Inc. Method and data processing system for verifying circuit test vectors
US5617427A (en) * 1994-10-18 1997-04-01 Matsushita Electcric Industrial Co., Ltd. Method for generating test sequences for detecting faults in target scan logical blocks
JP3691144B2 (ja) * 1995-12-20 2005-08-31 株式会社ルネサステクノロジ スキャンパス構成回路
JP3614993B2 (ja) * 1996-09-03 2005-01-26 株式会社ルネサステクノロジ テスト回路
JPH11265597A (ja) * 1998-01-16 1999-09-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路装置
US6393592B1 (en) * 1999-05-21 2002-05-21 Adaptec, Inc. Scan flop circuitry and methods for making the same
JP4428829B2 (ja) * 2000-07-24 2010-03-10 株式会社ルネサステクノロジ 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010060164A (ko) 2001-07-06
US6678846B1 (en) 2004-01-13
TW503321B (en) 2002-09-21
KR100383778B1 (ko) 2003-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7317331B2 (en) Reconfigurable IC that has sections running at different reconfiguration rates
US5883529A (en) Function clock generation circuit and D-type flip-flop equipped with enable function and memory circuit using same
US7342415B2 (en) Configurable IC with interconnect circuits that also perform storage operations
US7587537B1 (en) Serializer-deserializer circuits formed from input-output circuit registers
US8484523B2 (en) Sequential digital circuitry with test scan
US6968486B2 (en) Master-slave-type scanning flip-flop circuit for high-speed operation with reduced load capacity of clock controller
US7426670B2 (en) Connecting multiple test access port controllers on a single test access port
US7276933B1 (en) Reconfigurable IC that has sections running at different looperness
US6466049B1 (en) Clock enable control circuit for flip flops
JPH02181676A (ja) 境界走査試験セル
JP3878236B2 (ja) フリップフロップ制御器
US6304122B1 (en) Low power LSSD flip flops and a flushable single clock splitter for flip flops
US20100327906A1 (en) Inverting flip-flop for use in field programmable gate arrays
JP2001165999A (ja) 半導体集積回路およびこれを用いた半導体集積回路装置
US6693460B2 (en) Scan flip-flop and semiconductor integrated circuit device
US20070079193A1 (en) Scannable Latch
US5546035A (en) Latch circuit having a logical operation function
US6249149B1 (en) Apparatus and method for centralized generation of an enabled clock signal for a logic array block of a programmable logic device
US20110181331A1 (en) Integrated circuit with leakage reduction in static nets
US5638008A (en) Method and apparatus for generating an asynchronously clocked signal in a synchronously clocked programmable device
US20040119496A1 (en) Implementation of multiple flip flops as a standard cell using novel clock generation scheme
JPH05302961A (ja) Lsiに於けるテスト信号出力回路
US7940082B1 (en) Circuits and method for bypassing a static configuration in a programmable logic device to implement a dynamic multiplexer
KR101629231B1 (ko) 데이터 홀드 기능을 갖는 도미노 로직 블록 및 그것을 구비한 도미노 로직
US6300792B1 (en) Programmable input/output pin signal multiplexing/demultiplexing circuitry for integrated circuits

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050808

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20060123

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20071101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081119

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090331