JP2001165308A - プランジャポンプ又は油圧式無段変速機 - Google Patents

プランジャポンプ又は油圧式無段変速機

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JP2001165308A
JP2001165308A JP34884199A JP34884199A JP2001165308A JP 2001165308 A JP2001165308 A JP 2001165308A JP 34884199 A JP34884199 A JP 34884199A JP 34884199 A JP34884199 A JP 34884199A JP 2001165308 A JP2001165308 A JP 2001165308A
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housing
pressure
hydraulic
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suction
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Kengo Sasahara
謙悟 笹原
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    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/38Control of exclusively fluid gearing
    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/4078Fluid exchange between hydrostatic circuits and external sources or consumers
    • F16H61/4131Fluid exchange by aspiration from reservoirs, e.g. sump
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H61/40Control of exclusively fluid gearing hydrostatic
    • F16H61/4078Fluid exchange between hydrostatic circuits and external sources or consumers
    • F16H61/4139Replenishing or scavenging pumps, e.g. auxiliary charge pumps

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  • Control Of Fluid Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の油圧式無段変速装置等に用いられるプ
ランジャポンプにおいては、高速回転時や低温時にチャ
ージポンプの吸込負圧が大きくなり、異音や吐出不良が
発生することを防止するため、吸入部の流路径を大きく
形成したり、流路断面積の変化が滑らかになるようにし
て吸込負圧を抑えていたが、チャージポンプ自身の吸入
効率によっては、該チャージポンプの自吸性が向上しな
い場合があった。また、吸入部の流路径を大きくするの
には限度があった。 【解決手段】 チャージポンプ101の吸入ポート10
1aとプランジャポンプである油圧ポンプ21のハウジ
ング31とを補給回路42で接続し、該補給回路の途中
部に、作動油の流れをハウジング側から吸入ポート側へ
の流れに規制するチェックバルブ39を介装し、該チェ
ックバルブは、ハウジング内の圧力と吸入ポートの吸込
圧力との差圧Pdが一定値より大きくなると開弁するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プランジャポンプ
又はチャージポンプを備えた油圧式無段変速機の構成に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プランジャポンプ又はチャージポ
ンプを備えた油圧式無段変速機においては、高速回転時
や低温時にチャージポンプの吸込負圧が大きくなり、異
音や吐出不良が発生することがあった。そこで、該チャ
ージポンプの吸入部の流路径を大きく形成したり、該吸
入部の流路形状変化や流路断面積の変化が滑らかになる
ように構成して、該吸入部の流路抵抗を小さくし、吸込
負圧を抑えていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の如く、
吸入部の流路抵抗を小さくして吸込負圧を抑えるように
構成した場合でも、チャージポンプ自身の吸入効率によ
っては、該チャージポンプの自吸性が向上しない場合が
あった。また、吸入部の強度や周辺機器との組合せの関
係上、吸入部の流路径を大きく形成するのには限度があ
り、充分に吸込負圧を低減することができなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、請求項1においては、プラン
ジャポンプ又はチャージポンプを備える油圧式無段変速
機において、ハウジング内圧力が一定値以上であるとき
のみ、ハウジング内の作動油をチャージポンプの吸入ポ
ートへ流入させる回路を設けた。
【0005】また、請求項2においては、チャージポン
プの吸入ポートとプランジャポンプのハウジングとを油
回路で接続し、該油回路の途中部に、ハウジング側から
吸入ポート側への作動油の流れを規制するチェックバル
ブを介装し、該チェックバルブは、ハウジング内の圧力
と吸入ポートの吸込圧力との差圧が一定値以上大きくな
ると開弁する。
【0006】また、請求項3においては、前記ハウジン
グ内の作動油をオイルタンクへ排出するドレン配管の径
を調節可能に構成した。
【0007】また、請求項4においては、前記プランジ
ャポンプのハウジング内の作動油をオイルタンクへ排出
するドレン配管の配管長さを調節可能に構成した。
【0008】また、請求項5においては、前記チャージ
ポンプをハウジングに直接取り付け、プランジャポンプ
のハウジングに、該ハウジング内部とチャージポンプの
吸入ポートとを連通するキリ孔を形成し、該キリ孔内に
前記チェックバルブを挿入した。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を説明
する。図1はチャージポンプを備えた本発明のプランジ
ャポンプである油圧ポンプを用いて構成される油圧式無
段変速機を示す油圧回路図、図2は作動油温度と油圧式
無段変速機各部の圧力との関係を示す図、図3は油圧式
無段変速機の別実施例を示す油圧回路図、図4は油圧ポ
ンプのハウジングにキリ孔を形成してハウジング内とチ
ャージポンプの吸入ポートとを連通した例を示す図であ
る。
【0010】本発明のプランジャポンプを用いて構成さ
れる油圧式無段変速機の構成について説明する。図1に
おいて、油圧式無段変速機(以降HST式変速機と記
す)10は、プランジャポンプとしての油圧ポンプ2
1、及び油圧モータ22により構成され、該油圧ポンプ
21および油圧モータ22はハウジング31に内包され
ている。該油圧ポンプ21は可変容量式油圧ポンプに構
成され、油圧モータ22は固定容量式油圧モータに構成
されている。
【0011】油圧ポンプ21と油圧モータ22とは主回
路32mにより接続されており、該油圧ポンプ21には
チャージポンプ101が付設されている。該チャージポ
ンプ101の吸入ポート101aには吸入回路40が接
続され、オイルタンクT内の作動油を、該吸入回路40
を通じて吸入するようにしている。そして、チャージポ
ンプ101により吸入された作動油が、フィルタ36を
介して主回路32mへ供給されている。
【0012】主回路32mのチャージ圧はチャージリリ
ーフバルブ37により、ある一定値に保持され、チャー
ジポンプ101から供給される余分な作動油は、チャー
ジリリーフバルブ37から、ドレン油路32dを通じて
ハウジング31内へ排出される。また、ハウジング31
内の作動油は、ドレン配管41を通じてオイルタンクT
へ排出されるが、排出途中にオイルクーラー38により
冷却されている。
【0013】即ち、チャージポンプ101により吸入回
路40を通じてオイルタンクTから吸入される作動油が
HST式変速機10内に圧送され、チャージリリーフバ
ルブ37から前記ドレン油路32dを通じてハウジング
31内へ排出された余分な作動油、及び油圧ポンプ2
1、油圧モータ22の各摺動部から漏れた作動油は、ハ
ウジング31内からドレン回路41を通じてオイルクー
ラー38により冷却されながらオイルタンクTへ戻るよ
うに構成されている。
【0014】上記の構成により、駆動力が油圧ポンプ2
1の駆動軸に入力されて該油圧ポンプ21が駆動される
と、該油圧ポンプ21により吐出された作動油が主回路
32mを介して油圧モータ22に供給され、供給された
作動油により油圧モータ22が駆動されることとなる。
【0015】そして、本HST式変速機10において
は、ハウジング31内とチャージポンプ101の吸入回
路40との間に補給回路42を介装している。該補給回
路42の途中部にはチェックバルブ39が設けられ、作
動油の流れがハウジング31側から吸入回路40側への
流れのみとなるように規制している。該チェックバルブ
39は、ハウジング31内の作動油圧力と、チャージポ
ンプ101の吸入ポート101a部の吸込圧力との差圧
が一定値以上大きくなると開弁するように構成されてい
る。
【0016】ここで、図2に、作動油温度とHST式変
速機10の各部圧力との関係を示す。図2において、P
hはハウジング31内の作動油圧を示し、Psはチャー
ジポンプ101の吸入ポート101aでの吸込負圧を示
し、Pdは該ハウジング内圧力Phと吸込負圧Psとの
差圧を示している。
【0017】ハウジング内圧力Phは作動油温度が低い
と高くなり、作動油温度が高くなるにつれて低下する。
また、吸込負圧Psも、作動油温度が低いときには(−
側に)大きく、作動油温度が高くなると小さくなる。従
って、ハウジング内圧力Phから吸込負圧Psを減算し
て求めた差圧Pdは、作動油温度が低いと高くなり、作
動油温度が高くなるにつれて低下していく。
【0018】そして、前記チェックバルブ39は、差圧
Pdの値がP0 より大きくなると(ハウジング内圧力P
hの値がP1 よりも大きくなると)開弁するように設定
されている。即ち、差圧Pdの値がP0 より大きくなる
とチェックバルブ39が開弁し、ハウジング31内の作
動油が、補給回路42を通じてチャージポンプ101の
吸入ポート101a側に流入することとなる。
【0019】図2より、差圧Pdの値が大きい場合に
は、チャージポンプ101の吸込負圧Psも大きくなっ
ているため、異音や吐出不良が発生し易い状態となる
が、このように、差圧Pdの値がP0 より大きくなる
と、ハウジング31内から吸入ポート101a側に作動
油が流入するように構成しているので、チャージポンプ
101の自吸性が向上して吸込負圧Psが低下し、異音
や吐出不良の発生を回避することが可能となる。
【0020】また、差圧Pdの値が大きい場合には、ハ
ウジング31内のハウジング内圧力Phも高くなるが、
差圧Pdの値がP0 より大きくなると、ハウジング31
内の作動油はチャージポンプ101の吸込ポート101
a側へ流入するので、該ハウジング31内の作動油圧が
必要以上に上昇することを抑えることができ、ハウジン
グ31におけるオイルシールやパッキンの取付部分から
油漏れが発生する等の不具合を防止することができる。
【0021】さらに、差圧Pdの値がP0 より小さく吸
込負圧Psが低いときには、チェックバルブ39が閉じ
た状態となっており、オイルタンクT内の作動油よりも
高温であるハウジング31内の作動油が吸入ポート10
1a部に流入しないので、チャージポンプ101により
吸入される作動油の温度上昇を防止することができる。
【0022】また、本HST式変速機10においては、
差圧Pdの値が大きくなった場合に、作動油がハウジン
グ31内から吸入ポート101a部へ流入する構成を、
作動油がハウジング31内と吸入ポート101aとの間
に介装される補給回路42、及び該補給回路42の途中
部に設けられるチェックバルブ39にて構成しているの
で、簡単且つ安価に構成することが可能となる。
【0023】尚、チェックバルブ39が開弁する差圧P
dの値P0 は、前述の如く異音や吐出不良の発生を回避
や、油漏れの発生等の防止や、作動油の温度上昇の防止
を効率良く確実に行うことができるような適正な値に設
定しており、例えば、1.5〜2.0kgf/cm2
度に設定している。
【0024】そして、該差圧Pdは、次のように構成し
てハウジング31内の作動油圧を変化させることによ
り、適宜作動油温度にて適正な値に設定することができ
る。即ち、図3に示すように、ハウジング31内の作動
油をオイルタンクTへ排出するためのドレン配管41に
オリフィス35を設けて、該ドレン配管41の径を変
え、これによりハウジング31内の作動油圧を変化させ
て、差圧Pdを調節することができる。この場合、用途
や使用状態に合わせて異なった径のオリフィス35を選
択することで、それぞれの用途及び使用状態において適
性な開弁圧P0 となるように、差圧Pdを調節すること
ができる。
【0025】また、差圧Pdの調節は次のように構成し
て行うこともできる。即ち、用途や使用状態に合わせて
前記ドレン配管41の配管長Lを設定し、配管長Lの違
いによるドレン配管41の流路抵抗の変化により、ハウ
ジング31内の作動油圧を変化させて、差圧Pdを調節
することができる。このように、ドレン配管41の配管
長を調節可能とし、用途や使用状態に合わせて異なった
配管長Lを選択することで、それぞれの用途及び使用状
態において適性な開弁圧P0 となるように、差圧Pdを
調節することができる。尚、ドレン配管41の径及び配
管長Lの両方を調節可能に構成することもでき、この場
合、差圧Pdを微妙に調節することが可能となる。
【0026】また、チャージポンプ101がHST式変
速機10のハウジング31に直接取り付けられている場
合、チャージポンプ101とハウジング31内とを連通
する前記補給回路42を、図4に示すように、該ハウジ
ング31に形成したキリ孔により構成し、該キリ孔の途
中部にチェックバルブ39を設けることもできる。この
ように、補給回路42をハウジング31に形成したキリ
孔により構成することで、該補給回路42を設けるため
の配管部品を必要としなくなり、低コスト且つ簡単な構
成とすることができる。
【0027】
【発明の効果】まず、請求項1に記載のごとく、プラン
ジャポンプ又はチャージポンプを備える油圧式無段変速
機において、ハウジング内圧力が一定値以上であるとき
のみ、ハウジング内の作動油をチャージポンプの吸入ポ
ートへ流入させる回路を設けたので、ハウジング内圧力
が高い場合のチャージポンプの自吸性が向上して吸込負
圧が低下し、異音や吐出不良の発生を回避することが可
能となる。また、ドレン回路及び該ドレン回路に設けら
れるオイルクーラを通過する作動油の流量が減少するの
で、該作動油が冷却されて適温になるまでの時間を短縮
することができる。また、ハウジング内圧力が一定値よ
り大きくなると、ハウジング内の作動油はチャージポン
プの吸込ポート側へ流入するので、該ハウジング内の作
動油圧が必要以上に上昇することを抑えることができ、
ハウジングにおけるオイルシールやパッキンの取付部分
から油漏れが発生する等の不具合を防止することができ
る。さらに、差圧の値が一定値よりが小さく吸込負圧が
低いときには、オイルタンク内の作動油よりも高温であ
るハウジング内の作動油が吸入ポート部に流入しないの
で、チャージポンプにより吸入される作動油の温度上昇
を防止することができる。
【0028】請求項2に記載のごとく、チャージポンプ
の吸入ポートとプランジャポンプのハウジングとを油回
路で接続し、該油回路の途中部に、ハウジング側から吸
入ポート側への作動油の流れを規制するチェックバルブ
を介装し、該チェックバルブは、ハウジング内の圧力と
吸入ポートの吸込圧力との差圧が一定値より大きくなる
と開弁するように構成したので、ハウジング内の圧力が
高い場合のチャージポンプの自吸性が向上して吸込負圧
が低下し、異音や吐出不良の発生を回避することが可能
となる。また、該差圧の値が大きい場合には、ハウジン
グ内のハウジング内圧力も高くなるが、差圧の値が一定
値よりも大きくなると、ハウジング内の作動油はチャー
ジポンプの吸込ポート側へ流入するので、該ハウジング
内の作動油圧が必要以上に上昇することを抑えることが
でき、ハウジングにおけるオイルシールやパッキンの取
付部分から油漏れが発生する等の不具合を防止すること
ができる。さらに、差圧の値が一定値よりが小さく吸込
負圧が低いときには、チェックバルブが閉じた状態とな
っており、オイルタンク内の作動油よりも高温であるハ
ウジング内の作動油が吸入ポート部に流入しないので、
チャージポンプにより吸入される作動油の温度上昇を防
止することができる。
【0029】また、差圧の値が大きくなった場合に、作
動油がハウジング内から吸入ポート部へ流入する構成
を、作動油がハウジング内と吸入ポートとの間に介装さ
れる油回路、及び該油回路の途中部に設けられるチェッ
クバルブにて構成しているので、簡単且つ安価に構成す
ることが可能となる。
【0030】請求項3に記載のごとく、前記ハウジング
内の作動油をオイルタンクへ排出するドレン配管の径を
調節可能に構成したので、該ドレン配管の径を調節する
ことによるハウジング内の作動油圧の変化により、該ハ
ウジング内の作動油圧とチャージポンプの吸入ポート部
の吸入負圧との差圧を調節することができる。そして、
用途や使用状態に合わせてドレン配管を異なった径に形
成することで、それぞれの用途及び使用状態において、
作動油がハウジング内から吸入ポート側へ流入を開始す
る差圧の値を、適正な大きさの値に調節することができ
る。
【0031】請求項4に記載のごとく、前記プランジャ
ポンプのハウジング内の作動油をオイルタンクへ排出す
るドレン配管の配管長さを調節可能に構成したので、該
ドレン配管の配管長さを調節することによるハウジング
内の作動油圧の変化により、該ハウジング内の作動油圧
とチャージポンプの吸入ポート部の吸入負圧との差圧を
調節することができる。そして、用途や使用状態に合わ
せてドレン配管を異なった配管長さに形成することで、
それぞれの用途及び使用状態において、作動油がハウジ
ング内から吸入ポート側へ流入を開始する差圧の値を、
適正な大きさの値に調節することができる。
【0032】請求項5に記載のごとく、前記チャージポ
ンプをハウジングに直接取り付け、プランジャポンプの
ハウジングに、該ハウジング内部とチャージポンプの吸
入ポートとを連通するキリ孔を形成し、該キリ孔内に前
記チェックバルブを挿入したので、ハウジング内部とチ
ャージポンプの吸入ポートとを連通するための配管部品
を必要としなくなり、低コスト且つ簡単な構成とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】チャージポンプを備えた本発明のプランジャポ
ンプである油圧ポンプを用いて構成される油圧式無段変
速機を示す油圧回路図である。
【図2】作動油温度と油圧式無段変速機各部の圧力との
関係を示す図である。
【図3】油圧式無段変速機の別実施例を示す油圧回路図
である。
【図4】油圧ポンプのハウジングにキリ孔を形成してハ
ウジング内とチャージポンプの吸入ポートとを連通した
例を示す図である。
【符号の説明】
T オイルタンク 10 HST式変速機 21 油圧ポンプ 22 油圧モータ 31 ハウジング 32d ドレン油路 32m 主回路 35 オリフィス 39 チェックバルブ 40 吸入回路 41 ドレン配管 42 補給回路 101 チャージポンプ 101a 吸入ポート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プランジャポンプ又はチャージポンプを
    備える油圧式無段変速機において、ハウジング内圧力が
    一定値以上であるときのみ、ハウジング内の作動油をチ
    ャージポンプの吸入ポートへ流入させる回路を設けたこ
    とを特徴とするプランジャポンプ又は油圧式無段変速
    機。
  2. 【請求項2】 チャージポンプの吸入ポートとプランジ
    ャポンプのハウジングとを油回路で接続し、該油回路の
    途中部に、ハウジング側から吸入ポート側への作動油の
    流れを規制するチェックバルブを介装し、該チェックバ
    ルブは、ハウジング内の圧力と吸入ポートの吸込圧力と
    の差圧が一定値より大きくなると開弁することを特徴と
    する請求項1に記載のプランジャポンプ又は油圧式無段
    変速機。
  3. 【請求項3】 前記ハウジング内の作動油をオイルタン
    クへ排出するドレン配管の径を調節可能に構成したこと
    を特徴とする請求項2に記載のプランジャポンプ又は油
    圧式無段変速機。
  4. 【請求項4】 前記プランジャポンプのハウジング内の
    作動油をオイルタンクへ排出するドレン配管の配管長さ
    を調節可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載
    のプランジャポンプ又は油圧式無段変速機。
  5. 【請求項5】 前記チャージポンプをハウジングに直接
    取り付け、プランジャポンプのハウジングに、該ハウジ
    ング内部とチャージポンプの吸入ポートとを連通するキ
    リ孔を形成し、該キリ孔内に前記チェックバルブを挿入
    したことを特徴とする請求項2に記載のプランジャポン
    プ又は油圧式無段変速機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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