JP2001164120A - ワックス用乳化乃至可溶化剤 - Google Patents

ワックス用乳化乃至可溶化剤

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JP2001164120A
JP2001164120A JP34898999A JP34898999A JP2001164120A JP 2001164120 A JP2001164120 A JP 2001164120A JP 34898999 A JP34898999 A JP 34898999A JP 34898999 A JP34898999 A JP 34898999A JP 2001164120 A JP2001164120 A JP 2001164120A
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Yasuhiro Tsushima
康宏 津島
Hiroaki Shirai
博明 白井
Jun Sasaya
潤 笹谷
Kaoru Komiya
薫 小宮
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Asahi Denka Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生分解性が良好で環境に悪影響のないワック
ス用乳化乃至可溶化剤、及びそれを含有する水性ワック
ス組成物を提供すること。 【解決手段】 本発明は、下記の一般式(1) 【化1】 (式中、R1はH、C1〜C4のアルキル基又はC2〜
C4のヒドロキシアルキル基を表わし、R2及びR3はC
1〜C4のアルキル基、C2〜C4のヒドロキシアルキ
ル基又は―R5OCOR6を表わし、R4は―R5OCOR
6を表わし、R5はアルキレン基を表わし、R6は脂肪酸
残基を表わし、Xはアニオン性原子又はアニオン性基を
表わす。)で表わされる化合物からなるワックス用乳化
乃至可溶化剤、及びそれを含む水性ワックス組成物を提
供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生分解性に優れた
ワックス用乳化乃至可溶化剤及びそれを含有する水性ワ
ックス組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、自家用車はほぼ全ての世帯に普及
したといってよく、その数は数千万台とも言われてい
る。日本人は自動車の外観を重視する傾向があり、ガソ
リンスタンドには自動車の自動洗車機が設置されてい
る。又、最近では自動車の洗車のみを行うサービスや、
オーナーが自分の手で洗車を行うセルフ洗車所等も増え
てきている。商用車はともかく、自家用車を洗車する場
合には、同時にワックス掛けを行うことが多い。そのた
め、ガソリンスタンドに設置されている自動洗車機にお
いては、ワックス掛けも自動で行うことができるタイプ
が一般的である。自動洗車機に使用されるワックスは、
一般的に自動車に吹き付けてワックス掛けを行う都合
上、水を媒体とする水性ワックスが使用されている。
【0003】自動洗車機用の水性ワックスは、ワックス
成分を界面活性剤で乳化乃至可溶化させたものが一般的
である。例えば、特開平1−225682号公報には、
固形ワックス、ジ長鎖アルキル型4級アンモニウム塩、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、及び多価アルコ
ールからなる水性ワックス剤組成物が開示されている。
特開平7−238261号公報には、ワックス成分、カ
チオン系界面活性剤、エステル系溶剤、アルコール系溶
剤、及びエチレングリコールからなる水性ワックス組成
物が開示されている。特開平11−80673号公報に
は、直鎖α−オレフィン系炭化水素、グリコールエーテ
ル、固形ワックス、ジアルキル第4級アンモニウム塩、
ポリオキシエチレンアルキルアミン、長鎖アルキルアミ
ン酢酸塩、イソパラフィン系炭化水素からなるワックス
剤組成物が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように多くの水性
ワックスは、乳化乃至可溶化剤として、ジアルキル4級
アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤を使用してい
る。しかし、このジアルキル4級アンモニウム塩型のカ
チオン性界面活性剤は、生分解性が非常に悪く、環境に
悪影響を与えることが知られている。特に、ガソリンス
タンド等の自動洗車機で使用される水性ワックスの廃液
は、そのまま下水に流されてしまうため、生分解性の悪
い成分を使用することは問題である。そこで本発明者等
は、生分解性の悪いジアルキル4級アンモニウム塩型カ
チオン性界面活性剤に代えて、生分解性の良好なカチオ
ン性界面活性剤を使用することで、このような問題点を
解決できることを発見して本発明を完成させた。従って
本発明の目的は、生分解性が良好で環境に悪影響を与え
ることがないワックス用乳化乃至可溶化剤、及びそれを
含有する水性ワックス組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、下記の
一般式(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1は水素原子、炭素数1〜4の
アルキル基又は炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基を
表わし、R2及びR3は炭素数1〜4のアルキル基、炭素
数2〜4のヒドロキシアルキル基又は―R5OCOR6
表わされる基を表わし、R4は―R5OCOR6で表わさ
れる基を表わし、R5はアルキレン基を表わし、R6は脂
肪酸からカルボキシル基を除いた残基を表わし、Xはア
ニオン性原子又はアニオン性基を表わす。)で表わされ
る化合物からなるワックス用乳化乃至可溶化剤である。
又、本発明は、水、ワックス成分と共にその乳化剤乃至
可溶化剤として前記一般式(1)で表わされる化合物を含
有する水性ワックス組成物である。
【0008】
【発明の実施の形態】一般式(1)において、R1は水
素原子、炭素数1〜4のアルキル基又は炭素数2〜4の
ヒドロキシアルキル基を表わす。炭素数1〜4のアルキ
ル基としては、例えば、メチル、エチル、プロピル、s
ec−プロピル、ブチル、sec−ブチル、イソブチ
ル、tert−ブチル等が挙げられる。炭素数2〜4の
ヒドロキシアルキル基としては、例えば、ヒドロキシエ
チル、ヒドロキシプロピル、ヒドロキシブチル等が挙げ
られる。尚、R1が水素原子の場合は、一般式(1)で
表わされる化合物は、便宜上3級アミンの中和物を表わ
すものとする。
【0009】又、一般式(1)において、R2及びR3
炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜4のヒドロキシ
アルキル基又は―R5OCOR6で表わされる基を表わ
す。R 2及びR3の炭素数1〜4のアルキル基、及び炭素
数2〜4のヒドロキシアルキル基は、具体的には前記の
1において例示したものと同一のものが挙げられる。
4は―R5OCOR6で表わされる基を表わし、R5はア
ルキレン基を表わす。アルキレン基としては炭素数2〜
4のアルキレン基が好ましく、例えば、エチレン、プロ
ピレン等が挙げられる。一般式(1)における窒素原子
に結合するR1〜R4で表わされる4つの基のうち、―R
5OCOR6で表わされる基は1個以上必要であり、平均
で1.5〜2.8個であることが好ましい。
【0010】又、R6は、R6COOHで表わされる脂肪
酸からカルボキシル基を除いた残基である。脂肪酸とし
ては、例えば、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カ
プロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン酸、ペラル
ゴン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パル
ミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸、モン
タン酸、リグノセリン酸、ゾーマリン酸、オレイン酸、
リノール酸、リノレン酸、ガドレン酸、エルカ酸、セラ
コレイン酸、リシノレイン酸、ヒドロキシステアリン酸
等が挙げられる。又、天然油脂から得られる混合脂肪酸
であってもよい。天然油脂としては、例えば、アマニ
油、エノ油、オイチシカ油、オリーブ油、カカオ脂、カ
ポック油、白カラシ油、ゴマ油、コメヌカ油、サフラワ
ー油、シアナット油、シナキリ油、大豆油、茶実油、ツ
バキ油、コーン油、ナタネ油、パーム油、パーム核油、
ひまし油、ひまわり油、綿実油、ヤシ油、木ロウ、落花
生油等の植物性油脂;馬脂、牛脂、牛脚脂、牛酪脂、豚
脂、山羊脂、羊脂、乳脂、魚油、鯨油等の動物性油脂が
挙げられる。
【0011】これらの中でもR6COOHで表わされる
脂肪酸としては、本発明のワックス用乳化乃至可溶化剤
に更に撥水効果を期待するためには、炭素数8〜22の
脂肪酸又は炭素数8〜22の脂肪酸を含有する混合脂肪
酸が好ましく、とりわけ、炭素数16以上の脂肪酸を含
んでいることがより好ましい。
【0012】又、一般式(1)において、Xはアニオン
性原子又はアニオン性基を表わす。アニオン性原子又は
アニオン性基としては、例えば、塩素原子、臭素原子、
よう素原子等のハロゲン原子、メチル硫酸基、エチル硫
酸基、水酸基等のアニオン性基が挙げられる。以上のよ
うに、本発明は、前記一般式(1)で表わされる、分子中
にアシルオキシ鎖、好ましくは炭素数8〜22の長鎖ア
シルオキシ鎖を1つ以上、好ましくは2つ又は3つ有す
るアシルオキシ型のアミン塩又はアンモニウム塩からな
るワックス用乳化剤乃至可溶化剤、及びこれを含有する
水性ワックス組成物である。
【0013】一般式(1)で表わされる化合物は、モノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、N−メチルエタノールアミン、N−メチルジ
エタノールアミン、N−エチルジエタノールアミン等の
アルカノールアミンと、R6COOHで表わされる脂肪
酸をエステル化反応させるか、適当な油脂とエステル交
換反応をさせた後に、4級化又は中和すれば得ることが
できる。
【0014】4級化剤としては、例えば、塩化メチル、
塩化エチル、塩化プロピル、臭化メチル、臭化エチル、
臭化プロピル、硫酸ジメチル、硫酸ジエチル、エチレン
オキサイド等が挙げられ、中和剤としては、例えば、塩
酸、硫酸、リン酸等の無機酸が挙げられる。このような
製造方法により一般式(1)で表わされる化合物を製造
する場合は、4級化剤又は中和剤の種類によってXが定
まる。
【0015】本発明のワックス用乳化乃至可溶化剤は、
一般式(1)で表わされる構造中にエステル結合を含有
しているため、従来使用されていたジアルキル型4級ア
ンモニウム塩と比較して生分解性に優れており、排水中
に放出されたとしても環境に悪影響を与えることが殆ど
ない。
【0016】本発明のワックス用乳化乃至可溶化剤を用
いて乳化乃至可溶化させるワックスとしては、例えば、
ミツロウ、ゲイロウ、中国ロウ、羊毛ロウ、キャンデリ
ラワックス、カルナバワックス、木ロウ、オリキュリー
ワックス、モンタンロウ、オゾケライト、セレシン、リ
グナイトワックス、パラフィンワックス、マイクロワッ
クス等の天然ワックス;フィッシャートロプシュワック
ス、ポリエチレンワックス、変性モンタンワックス、変
性パラフィンワックス、変性マイクロワックス、セタノ
ール、ステアリン酸、グリセリンモノステアレート、ポ
リエチレングリコールステアレート、オパールワック
ス、カスターワックス、アーマーワックス、アクラワッ
クス、α―オレフィンワックス等の合成ワックスが挙げ
られる。
【0017】本発明のワックス用乳化乃至可溶化剤は、
更にワックス及び水を含有する水性ワックス組成物の1
成分として使用されることが好ましい。水性ワックス組
成物に対する本発明のワックス用乳化乃至可溶化剤の量
は、1〜15重量%が好ましく、3〜10重量%がより
好ましい。又、ワックスの量としては、水性ワックス組
成物に対して5〜30重量%が好ましく、10〜25重
量%がより好ましい。ワックスの量があまりにも多い
と、水に乳化乃至可溶化させることが難しく水性ワック
ス組成物が層分離を起こしてしまう。あまりにも少ない
と、ワックス処理面に対する撥水性及び光沢が不十分と
なる。尚、このようにして得られた水性ワックス組成物
は、原液状態であり、原液をそのままワックス処理に使
用してもよいが、通常はこの原液を5〜500倍程度に
水で希釈して使用される。
【0018】本発明の水性ワックス組成物は、その他の
成分として、例えば、非イオン性界面活性剤、一般式
(1)で表わされるもの以外のその他のカチオン性界面
活性剤、シリコーン、被膜形成剤としての樹脂、溶剤、
着色料、香料等を含有することができる。
【0019】非イオン性界面活性剤としては、例えば、
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシア
ルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキ
レン脂肪酸エステル、脂肪酸ジエタノールアミド、アル
キルアミンアルキレンオキサイド付加物等が挙げられ
る。その他のカチオン性界面活性剤としては、例えば、
ジアルキルジメチルアンモニウムクロライド等が挙げら
れる。シリコーンとしては、例えば、メチルシリコーン
樹脂、フェニルシリコーン樹脂、ポリエーテル変性シリ
コーン樹脂、アクリル変性シリコーン樹脂、エポキシ変
性シリコーン樹脂、ウレタン変性シリコーン樹脂、ポリ
エステル変性シリコーン樹脂、シリコーンオイル、ジメ
チルシリコーンオイル、メチルフェニルシリコーンオイ
ル、メチルハイドロシリコーンオイル、エーテル変性シ
リコーンオイル、アミノ変性シリコーンオイル、カルボ
キシル変性シリコーンオイル等が挙げられる。被膜形成
剤としての樹脂としては、例えば、ポリエーテル樹脂、
エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、アク
リル樹脂、ポリオレフィン樹脂、フェノール樹脂、アル
キド樹脂、ウレア樹脂等が挙げられる。
【0020】溶剤としては、例えば、メタノール、エタ
ノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等の低級
アルコール;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコール、ヘキサンジオール等のグリコ
ール類;エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエー
テル、トリエチレングリコールモノブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレン
グリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコール
モノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノブチ
ルエーテル等のアルキルエーテル類;ジオキサン、テト
ラヒドロフラン等の環状エーテル類;酢酸メチル、酢酸
エチル、酢酸ブチル等のエステル類;アセトン、メチル
イソブチルケトン等のケトン系溶剤等が挙げられる。
【0021】本発明の水性ワックス組成物を使用してワ
ックス掛け処理することができる基材は、自動車等の車
両の表面のような金属表面や塗装面、床や外壁等のよう
な樹脂表面の何れにも使用することができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明する。尚、以下の実施例中、%は特に記載が無い限り
重量基準である。試験には以下の表1に示すワックス用
乳化乃至可溶化剤を使用した。
【0023】
【表1】
【0024】(実施例1)カルナバワックス5g、パラ
フィンワックス10g、及び表1に記載の本発明品又は
比較品の各ワックス用乳化乃至可溶化剤8gをそれぞれ
200mLビーカーに計り取り、90℃まで昇温し均一
に溶解した後、エチレングリコール10gを加え、更
に、90℃に熱したイオン交換水を加えて全量を100
gとし、これらを攪拌して水性ワックス組成物を得た。
次いで、自動車の塗装面にラウリル硫酸ナトリウムの
0.15%水溶液をスプレーし、スポンジにて擦り付け
た。次いで、上記のようにして調製したそれぞれの水性
ワックス組成物を1.5%水溶液としてスプレーし、ス
ポンジにて擦り付けた。この時の撥水性、乾燥後の塗装
面の光沢及び本発明品及び比較品の乳化乃至可溶化剤の
生分解性を以下の方法によって評価した。
【0025】<撥水性の評価>ワックス処理面を1回水
で濯いだ後、水をスプレーし、水滴の状態を肉眼で観察
し、以下の基準で撥水性を評価した。 5:水滴が略球形 4:水滴がやや歪んだ球形 3:水滴が不定形 2:水滴に僅かに膨らみが見られる 1:撥水性がない
【0026】<光沢の評価>ワックスを塗布した面の光
沢を肉眼で観察し、以下の基準で評価した。 5:極めて良好 4:ワックス掛け前に比べて明らかに良好 3:ワックス掛け前より僅かに優れる 2:ワックス掛け前と同等 1:ワックス掛け前より悪い
【0027】<生分解性>本発明品及び比較品の乳化乃
至可溶化剤の生分解性について、以下の試験を行った。
即ち、JIS−K−0102−21に準拠して、それぞ
れの試料を20℃で5日間放置して、消費された溶存酸
素量を測定した。これらの結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】本発明のワックス用乳化乃至可溶化剤を使
用した水性ワックス組成物は、乳化乃至可溶化剤として
従来のカチオン性界面活性剤を使用したものに比べて、
撥水性及び光沢においてはほぼ同等であり、生分解性に
は明らかに優れていることがわかる。
【0030】
【発明の効果】本発明の効果は、生分解性が良好で環境
に悪影響を与えることがないワックス用乳化乃至可溶化
剤、及びそれを含有する水性ワックス組成物を提供した
ことにある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹谷 潤 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 (72)発明者 小宮 薫 東京都荒川区東尾久7丁目2番35号 旭電 化工業株式会社内 Fターム(参考) 4D077 AA10 AB10 AC01 BA07 BA14 CA03 CA13 DC38X 4H003 AE06 DA11 EB20 FA03 4J002 AE031 AE051 BB031 EF056 EH046 EN137 FD310 FD317 HA07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(1) 【化1】 (式中、R1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基又
    は炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基を表わし、R2
    及びR3は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜4の
    ヒドロキシアルキル基又は―R5OCOR6で表わされる
    基を表わし、R4は―R5OCOR6で表わされる基を表
    わし、R5はアルキレン基を表わし、R6は脂肪酸からカ
    ルボキシル基を除いた残基を表わし、Xはアニオン性原
    子又はアニオン性基を表わす。)で表わされる化合物か
    らなるワックス用乳化乃至可溶化剤。
  2. 【請求項2】 R6が、炭素数8〜22の脂肪酸からカ
    ルボキシル基を除いた残基である請求項1に記載のワッ
    クス用乳化乃至可溶化剤。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のワックス用乳化
    乃至可溶化剤、ワックス及び水からなる水性ワックス組
    成物。
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