JP2001162634A - 厚物熱成形装置、厚物熱成形方法および厚物熱成形品 - Google Patents

厚物熱成形装置、厚物熱成形方法および厚物熱成形品

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JP2001162634A
JP2001162634A JP34736499A JP34736499A JP2001162634A JP 2001162634 A JP2001162634 A JP 2001162634A JP 34736499 A JP34736499 A JP 34736499A JP 34736499 A JP34736499 A JP 34736499A JP 2001162634 A JP2001162634 A JP 2001162634A
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JP
Japan
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sheet
thick
thermoforming
resin roll
thick resin
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JP34736499A
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English (en)
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Toshihiro Takai
俊広 高井
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Asano Laboratories Co Ltd
Original Assignee
Asano Laboratories Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリードローイングを発生させる圧縮空気生
成機構をチャンバーに設置しなければならないため、厚
物熱成形装置の構造が複雑になるとともに、装置製造コ
ストが嵩んでしまうといった課題がある。 【解決手段】 樹脂シートの素材として厚物を利用する
ため、加熱装置13における加熱軟化によって、自重に
よるシートドローダウンが発生する。従って、このシー
トドローダウンをフリードローイングに転用することに
より、厚物樹脂シートSの熱成形において、圧縮空気あ
るいは負圧を樹脂シートに作用させることなく、フリー
ドローイングの熱成形を実施することが可能となる。か
かる熱成形を実施するために、上テーブル14aに成形
用雌型14cと配設するとともに、下テーブル14bに
成形用プラグ14eを配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厚物熱成形装置、
厚物熱成形方法および厚物熱成形品に関し、特に、成形
機構にて厚物樹脂ロールシートの自重によるシートドロ
ーダウンでフリードローイングさせて熱成形を行う厚物
熱成形装置、厚物熱成形方法および厚物熱成形品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の厚物熱成形装置の成形機
構は、概略、上下テーブルを備え、下テーブルにはチャ
ンバーを配設するとともに、このチャンバー内に金型を
配設し、上テーブルにはプラグを配置する構成が採用さ
れている。そして、チャンバーにはこのチャンバー内に
圧縮空気を送り込む圧縮空気生成機構が設置されてい
る。かかる構成において、上下テーブル間であって、チ
ャンバー開口部と、プラグの間に、所定の加熱機構にて
加熱軟化された厚物樹脂ロールシートが搬入されるとと
もにこの厚物樹脂ロールシートとチャンバーにて略密封
状態が形成されると、圧縮空気生成機構にて圧縮空気を
発生させ、加熱軟化された厚物樹脂シートをブローする
ことによってフリードローイングさせる。そして、この
フリードローイングした厚物樹脂シートに対してプラグ
と金型とによって熱成形を行っている。ここで、上述し
た加熱軟化された厚物樹脂ロールシートに対するブロー
は、熱成形時に発生しやすい熱成形品の角部の皺を除去
するために行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の厚物熱
成形装置においては、フリードローイングを発生させる
圧縮空気生成機構をチャンバーに設置しなければならな
いため、厚物熱成形装置の構造が複雑になるとともに、
装置製造コストが嵩んでしまうといった課題がある。
【0004】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、加熱軟化された厚物樹脂ロールシートの自重に
よるシートドローダウンを利用してフリードローイング
状態を取得し熱成形を行うことによって、簡易な構造で
あり、製造コストを安価にすることが可能な厚物熱成形
装置、厚物熱成形方法および厚物熱成形品の提供を目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、厚物樹脂ロールシートを
搬送する搬送機構と、搬送される厚物樹脂ロールシート
を自重にて所定のシートドローダウンが生じる程度に加
熱軟化させる加熱機構と、加熱軟化した厚物樹脂ロール
シートの下方にプラグを配置しつつ上方に金型を配置し
て自重によるシートドローダウンでフリードローイング
させて熱成形を行う成形機構とを具備する構成としてあ
る。
【0006】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、搬送機構にて順次厚物樹脂ロールシート
を搬送し、加熱機構にてこの加熱機構に搬送された厚物
樹脂ロールシートを自重にて所定のシートドローダウン
が生じる程度に加熱軟化させる。そして、成形機構で
は、加熱軟化した厚物樹脂ロールシートの下方にプラグ
を配置しつつ上方に金型を配置して、このプラグと金型
との間に搬入された自重によるシートドローダウンでフ
リードローイング状態にある厚物樹脂ロールシートの熱
成形を行う。
【0007】すなわち、加熱軟化された厚物樹脂ロール
シートの自重にてフリードローイング状態を形成するた
め、フリードローイング状態を形成するための圧縮空気
を発生する所定の機構を成形機構に配置する必要がな
く、厚物熱成形装置を簡素化することが可能になる。ま
た、本発明は加熱軟化によって自重によるシートドロー
ダウンが発生し易い厚物樹脂ロールシートを使用し、こ
の自重によるシートドローダウンをフリードローイング
として利用するものである。ここで、シートドローダウ
ンをフリードローイングとして利用するために、加熱軟
化した厚物樹脂ロールシートの下方にプラグを配置する
とともに、上方に金型を配置する。
【0008】熱成形時における上記プラグと金型との動
作の一例として、請求項2にかかる発明は、請求項1に
記載の厚物熱成形装置において、上記プラグは、上記金
型内に加熱軟化された厚物樹脂ロールシートを押し込む
ように進退し、同プラグにて加熱軟化した上記厚物樹脂
ロールシートを同金型に押し込みつつ、上記熱成形を行
う構成としてある。上記のように構成した請求項2にか
かる発明においては、プラグを上記金型内に加熱軟化さ
れた厚物樹脂ロールシートを押し込むように進退させ、
同プラグにて加熱軟化した上記厚物樹脂ロールシートを
同金型に押し込みつつ、熱成形を行う。
【0009】自重によるシートドローダウンでフリード
ローイングさせるにあたり、このシートドローダウン量
を補助する態様として、請求項3にかかる発明は、請求
項1または請求項2のいずれかに記載の厚物熱成形装置
において、上記成形機構は、上記厚物樹脂ロールシート
の自重によるシートドローダウンを補助する所定のドロ
ーダウン補助機構を備え、熱成形を行うに際して、同ド
ローダウン補助機構を動作させ、フリードローイング方
向へのシートドローダウンを補助する構成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、成形機構に厚物樹脂ロールシートの自重
によるシートドローダウンを補助する所定のシートドロ
ーダウン補助機構を備えさせる。そして、熱成形を行う
に際して同シートドローダウン補助機構を動作させ、フ
リードローイング方向へのシートドローダウンを補助す
る。この場合、シートドローダウン補助機構は自重にて
フリードローイングしたものに対して、補助を行うもの
であるため、簡易なものであればよい。また、シートド
ローダウン補助機構は、上方の金型側から圧縮空気を送
り込んで厚物樹脂ロールシートをさらに自重によるシー
トドローダウン方向にフリードローイングさせてもよい
し、下方のプラグ側から負圧空気を送り込んで厚物樹脂
ロールシートをさらに自重によるシートドローダウン方
向にフリードローイングさせてもよい。
【0011】自重によりシートドローダウンする量は時
間とともに大きくなることは自明である。従って、シー
トドローダウンする量を時間にて管理することができる
と好適である。そこで、請求項4にかかる発明は、請求
項1〜請求項3のいずれかに記載の厚物熱成形装置にお
いて、上記成形機構は、所定の待機時間を設定し、この
設定した待機時間の経過後に熱成形を行う構成としてあ
る。
【0012】上記のように構成した請求項4にかかる発
明においては、成形機構にて所定の待機時間を設定し、
この設定した待機時間の経過後に熱成形を行う。この待
機時間の設定は厚物樹脂ロールシートの厚みや材質など
により自由に設定できるものであることは言うまでもな
い。これにより厚物樹脂ロールシートの厚みや材質ごと
に適切なシートドローダウンを取得することができ、よ
り品質のよい厚物熱成形品を生成することが可能にな
る。
【0013】ここで、適切なシートドローダウン量を取
得することが可能な他の構成例として、請求項5にかか
る発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の厚物
熱成形装置において、上記成形機構は、上記厚物樹脂ロ
ールシートのシートドローダウン量を検出可能な検出手
段を備え、同検出手段にて厚物樹脂ロールシートのシー
トドローダウン量を検出するとともに、同シートドロー
ダウン量が所定のしきい値以上になると、熱成形を行う
構成としてある。上記のように構成した請求項5にかか
る発明においては、成形機構に厚物樹脂ロールシートの
シートドローダウン量を検出可能な検出手段を備えさせ
る。そして、この検出手段にて厚物樹脂ロールシートの
シートドローダウン量を検出し、シートドローダウン量
が所定のしきい値以上になると熱成形を行う。
【0014】加熱機構での厚物樹脂ロールシートに対す
る加熱方法の具体例として、請求項6にかかる発明は、
請求項1〜請求項5のいずれかに記載の厚物熱成形装置
において、上記加熱機構は、供給された電力に基づいて
発熱する急速応答可能な高速追従型ヒータ手段と、搬送
された厚物樹脂ロールシートの表面温度を計測する温度
計測手段と、上記高速追従型ヒータ手段へ供給する電力
を制御する電力供給制御手段とを有し、上記成形機構で
の1ショットの成形動作の待機時間に同成形機構に搬出
する厚物樹脂ロールシートを上記高速追従型ヒータ手段
にて加熱軟化させるに際して、上記温度計測手段にて厚
物樹脂ロールシートの表面温度を計測しつつ、同計測結
果に基づいて、上記電力供給制御手段の制御にて上記高
速追従型ヒータ手段に供給する電力を制御し、上記待機
時間にて上記表面温度をリアルタイムに所定の目標温度
に制御する構成としてある。
【0015】上記のように構成した請求項6にかかる発
明においては、厚物樹脂ロールシートのリアルタイム制
御を実現するために、加熱機構に高速追従型ヒータ手段
と、温度計測手段と、電力供給制御手段とを備えさせ
る。ここで、高速追従型ヒータ手段は供給された電力に
基づいて発熱し、温度測定手段は搬送された厚物樹脂ロ
ールシートの表面温度を計測する。そして、電力供給手
段は高速追従型ヒータ手段へ供給する電力を制御する。
【0016】かかる構成にて、成形機構での1ショット
の成形動作の待機時間に同成形機構に搬出する厚物樹脂
ロールシートを高速追従型ヒータ手段にて加熱軟化させ
るに際し、温度計測手段にて厚物樹脂ロールシートの表
面温度を計測しつつ、同計測結果に基づいて、電力供給
制御手段の制御にて高速追従型ヒータ手段に供給する電
力を制御し、待機時間にて厚物樹脂ロールシートの表面
温度をリアルタイムに所定の目標温度に制御する。すな
わち、成形機構に搬入される厚物樹脂シートに対して、
この成形機構での成形サイクルの待機時間にてリアルタ
イムに厚物樹脂シートの加熱温度を所定の目標温度に制
御することが可能になるため、成形機構に搬入される厚
物樹脂シートに発生するシートドローダウン量を略一定
にすることが可能になる。
【0017】このように、厚物樹脂ロールシートの自重
によるシートドローダウンでフリードローイングさせて
熱成形を行う手法は必ずしも実体のある装置に限られる
必要はなく、その方法としても機能することは容易に理
解できる。このため、請求項7にかかる発明は、厚物樹
脂ロールシートの自重によるシートドローダウンでフリ
ードローイングさせて熱成形を行う厚物熱成形方法であ
って、厚物樹脂ロールシートを搬送する搬送工程と、搬
送される厚物樹脂ロールシートを自重にて所定のシート
ドローダウンが生じる程度に加熱軟化させる加熱工程
と、加熱軟化した厚物樹脂ロールシートの下方にプラグ
を配置しつつ上方に金型を配置して自重によるシートド
ローダウンでフリードローイングさせて熱成形を行う成
形工程とを具備する構成としてある。すなわち、必ずし
も実体のある装置に限らず、その方法としても有効であ
ることに相違はない。
【0018】ところで、厚物樹脂ロールシートの自重に
よるシートドローダウンでフリードローイングさせて熱
成形を行うことによって生成された厚物熱成形品は独立
して取引の対象となり、その意味で本発明を具現化した
ものとして機能することは容易に理解できる。このた
め、請求項8にかかる発明は、厚物樹脂ロールシートの
自重によるシートドローダウンでフリードローイングさ
せて熱成形を行い生成された厚物熱成形品であって、所
定の搬送機構によって厚物樹脂ロールシートを搬送し、
搬送された厚物樹脂ロールシートを自重にて所定のシー
トドローダウンが生じる程度に加熱軟化させ、加熱軟化
された厚物樹脂ロールシートの下方にプラグを配置しつ
つ上方に金型を配置して自重によるシートドローダウン
でフリードローイングさせて熱成形を行うことにより生
成される構成としてある。
【0019】すなわち、本発明が具現化される態様はそ
の厚物熱成形品を生産するに際して利用される実体のあ
る厚物熱成形装置やこの装置を実現可能にする厚物熱成
形方法に限られず、その装置あるいは方法により生産さ
れた厚物熱成形品としても有効であることに相違はな
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、厚物樹脂
ロールシートの自重によるシートドローダウンでフリー
ドローイングさせて熱成形を行うことによって、簡易な
構造であり、製造コストを安価にすることが可能な厚物
熱成形措置を提供することができる。また、請求項2に
かかる発明によれば、成形機構での熱成形の動作を具体
的に提示することが可能になる。さらに、請求項3にか
かる発明によれば、簡易な構成で自重によるシートドロ
ーダウンを補助することが可能になる。さらに、請求項
4にかかる発明によれば、所定の待機時間の設定によっ
て適切なシートドローダウンを取得することが可能にな
る。
【0021】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
機械的に適切なシートドローダウンを取得することが可
能になる。さらに、請求項6にかかる発明によれば、成
形機構に搬入されるシートドローダウン量を略一定にす
ることが可能になる。さらに、請求項7にかかる発明に
よれば、厚物樹脂ロールシートの自重によるシートドロ
ーダウンでフリードローイングさせて熱成形を行うこと
によって、簡易な構造であり、製造コストを安価にする
ことが可能な厚物熱成形方法を提供することができる。
さらに、請求項8にかかる発明によれば、厚物樹脂ロー
ルシートの自重によるシートドローダウンでフリードロ
ーイングさせて熱成形を行うことによって、簡易な構造
であり、製造コストを安価に生成することが可能な厚物
熱成形品を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明にかかる厚物熱成
形装置の概略構成を示した概略構成図である。同図にお
いて、厚物熱成形装置10は、概略、厚物ロール状樹脂
シート11と、シート繰り出し装置12と、加熱装置1
3と、成形装置14と、トリミング装置15と、製品回
収エリア16と、巻き戻しロール17とから構成され
る。ここで、シート繰り出し装置12は、成形品を成形
する前の厚物ロール状樹脂シート11から所定長さの厚
物樹脂シートSを所定の成形サイクルに基づいて巻き出
しロールを使用して、順次厚物樹脂シートSを巻き出
す。そして、加熱装置13は、シート繰り出し装置12
より巻き出された厚物樹脂シートSに対して所定の熱処
理を施し厚物樹脂シートを可塑化させる。
【0023】成形装置14は可塑化された厚物樹脂シー
トSに所定の成形サイクルにより成形型を作用させ成形
品が成形された成形シートを生成し、トリミング装置1
5はこの成形シートから成形品の外周を切断することに
より成形シートをトリミングする。そして、トリミング
された成形品は製品回収エリア16に製品として回収さ
れ、成形品がトリミングされた後の成形シートは巻き戻
しロール17に巻き戻されて回収される。本厚物熱成形
装置10は特に厚物の樹脂シートを利用するものであ
り、成形品として冷蔵庫のインナーボックスやドアパネ
ルなどの厚物製品を製造する場合に適用される。
【0024】図2は上述した成形装置14の要部につい
て厚物樹脂シートSの搬送方向に対する概略の断面を示
した概略断面図である。同図において、成形装置14
は、概略、上テーブル14aと、下テーブル14bから
構成されるとともに、この上テーブル14aと、下テー
ブル14bとは図示しない駆動装置に固定されている。
そして、上テーブル14a,下テーブル14bは同駆動
装置にて所定ストロークの範囲でそれぞれ上下動可能と
なっている。そして、下テーブル14bの上面にはベー
ス14b1が配設されており、このベース14b1の上
面には上方が開放された成形用チャンバ14dを取り付
けてあり、このチャンバ14dの略中央位置には、成形
用プラグ14eが配設されている。
【0025】また、上テーブル14aには成形型として
成形用雌型14cが配設されており、上述した成形用プ
ラグ14eとにより所定形状の成形品を生成可能になっ
ている。すなわち、加熱装置13から加熱軟化され可塑
化された厚物樹脂シートSが搬送ライン14f上にて成
形装置14に搬入されると、上テーブル14aと下テー
ブル14bとがこの搬送ライン14fに向かってそれぞ
れ上下駆動を開始し、成形用雌型14cと成形用プラグ
14eとが接近し、成形用プラグ14eにて加熱軟化し
た厚物樹脂シートSを雌型14cに押し込みつつ、同厚
物樹脂シートSを所定の凹形状に成形し所定の成形品を
生成する。
【0026】図3は、成形装置14の搬送ライン14f
に厚物樹脂シートSが搬送されてきた状態を示した構成
図であるとともに、図4は、成形装置14の搬送ライン
14fに搬送されてきた厚物樹脂シートSが垂下した状
態を示した構成図である。図において、所定の搬送機構
14gにてその周縁をクランプされつつ搬送ライン14
fに搬入される厚物樹脂シートSは、上述したように加
熱装置13にて加熱軟化されているため可塑性を備えて
いる。ここで、厚物樹脂シートSはシート厚が厚く形成
されているものである。従って、厚物樹脂シートSは、
自重によって図の向かって下方に垂れ下がってくる。こ
の自重による垂下を本実施形態において、シートドロー
ダウンと呼び、このシートドローダウンがフリードロー
イングの熱成形に利用されることになる。本実施形態に
おいては、厚物樹脂シートSを使用する構成を採用する
ため、自重によるシートドローダウンが発生し易くなっ
ている。
【0027】また、本実施形態においては加熱軟化され
た厚物樹脂シートSの自重のみによるシートドローダウ
ンを利用しているが、むろん、厚物樹脂シートSの素材
あるいはシート厚さによっては、自重のみによるシート
ドローダウンでは不足する場合が生じる。かかる場合、
成形用チャンバー14dに図示しない負圧供給源を併設
し、上下テーブル14a,14bが上下駆動し、厚物樹
脂シートSが成形用チャンバー14dと、成形用雌型1
4cとによって略密封された状態においてこの負圧供給
源を動作させ、厚物樹脂シートSを下方に引き込み、シ
ートドローダウンをより促進させるようにしてもよい。
【0028】従来、フリードローイングを発生させて熱
成形を実施するに際しては、所定の圧縮空気を樹脂シー
トに吹き付けて、樹脂シートをフリードローイングさせ
たり、樹脂シートに負圧を作用させることにより、樹脂
シートにフリードローイングを発生させていた。一方、
本実施形態では、この厚物樹脂シートSの自重によるシ
ートドローダウンによって、フリードローイングを取得
する構成を採用する。従って、上述した圧縮空気や負圧
を発生させる構成が不要となり、厚物熱成形装置10の
構成を簡素化することが可能になるとともに、装置を製
造するコストを低減させることが可能になる。ここでい
うフリードローイングの熱成形は、成形品の角部に発生
する皺を低減させるために、型による熱成形の前に一旦
樹脂シートを伸長させることである。この伸長をフリー
ドローイングと言う。
【0029】加熱装置13にて加熱された厚物樹脂シー
トSが成形装置14に搬入されると、加熱されてからあ
る程度時間が経過しているため、上述したように厚物樹
脂シートSにある程度のシートドローダウンが発生す
る。一方、上述したように成形品の角部に発生する皺を
低減させるためには、適切なシートドローダウン量にて
熱成形を行う必要がある。しかし、この成形装置14に
搬入された時点での厚物樹脂シートSのシートドローダ
ウン量が適切なものであるとは限られない。すなわち、
シートドローダウン量は時間とともに大きくなり、加熱
軟化された厚物樹脂シートSの温度が低下して硬化する
に従って減少していくことになる。また、このシートド
ローダウン量の増加の程度は厚物樹脂シートSのシート
厚さや素材によって異なることは自明である。
【0030】ここで、シートドローダウン量の経時変化
を図5に示す。同図において、縦軸はシートドローダウ
ン量Lを示し、横軸は時刻Tを示している。また、同図
においては異なる素材M1,M2の関係を示している。
ここで、時刻t0は加熱装置13から成形装置14に厚
物樹脂シートSが搬入されてきた時刻を示しており、こ
の時点でシートドローダウン量L0となっている。そし
て、素材M1およびM2ともに時間の経過とともに、シ
ートドローダウン量Lは急激に増加し、ある程度時刻が
進むと、加熱軟化された厚物樹脂シートSが硬化してい
くため、増加率が低下しつつ徐々に増加することにな
る。
【0031】そして、素材M1においてはシートドロー
ダウン量L1が上述した角部の皺を最も低減させること
が可能な適切なシートドローダウン量であるとともに、
素材M2においてはシートドローダウン量L2が上述し
た角部の皺を最も低減させることが可能な適切なシート
ドローダウン量であるとする。このように、素材M1,
M2やシート厚さの違いによって適切なシートドローダ
ウン量は異なるので、所定の素材に対応して所定の時間
を設定し、成形装置14に厚物樹脂シートSが搬入され
てきてから、この設定した時間が経過した後に熱成形を
行うようにすると好適である。これにより、素材ごとに
適切なシートドローダウン量にて熱成形を実施すること
が可能になるため、より品質の高い成形品を得ることが
可能になる。
【0032】上述した成形装置14に搬入されてきてか
らの経過時間に基づいて適切なシートドローダウン量を
取得するシートドローダウン制御処理について説明す
る。図6はこのシートドローダウン制御処理の処理内容
をフローチャートに示めしたものである。同図において
は、最初に。成形装置14に加熱装置13から加熱軟化
された厚物樹脂シートSが成形サイクルに応じて所定長
さ搬入される(ステップS100)。そして、この搬入
された厚物樹脂シートSが熱成形を実施可能な所定位置
に配置されると搬入動作が停止し、熱成形動作の待機状
態となる(ステップS105)。
【0033】このように、熱成形動作の待機状態となる
と、適切なシートドローダウン量を取得するために、タ
イマーのカウントダウンを開始する(ステップS11
0)。このカウントダウン中に時刻が経過し、図5に示
したようにシートドローダウン量Lが徐々に増加してい
く。そして、この成形装置14に搬入された厚物樹脂シ
ートSの素材が素材M1であれば、時刻t1において適
切なシートドローダウン量L1となるし、素材が素材M
2であれば、時刻t2において適切なシートドローダウ
ン量L2となるため、時刻t0から時刻t1あるいは時
刻t2へカウントダウンを行い、このカウントダウンで
のタイムアップを判定する(ステップS115)。この
カウントダウンが時刻t1あるいは時刻t2に到達(タ
イムアップ)すると、上テーブル14aおよび下テーブ
ル14bを所定の駆動装置にて上下駆動させて(ステッ
プS120)、熱成形を実施する(ステップS12
5)。
【0034】本実施形態においては、適切なシートドロ
ーダウン量L1,L2を取得する時刻t1,t2を成形
装置14に厚物樹脂シートSが搬入され、所定位置にて
搬入が停止した時点から計測する構成を採用している
が、むろん、経過時間としては搬入時点の時刻t0から
測定する態様に限定されるものではなく、加熱装置13
にて加熱を開始した時点からの経過時間や、加熱装置1
3から厚物樹脂シートSが搬出される時点からの経過時
間であってもよいことはいうまでもない。
【0035】また、適切なシートドローダウン量L1,
L2を取得する態様は、所定の経過時間によって制御す
る手法に限定されることはなく、機械的にシートドロー
ダウン量を検出して、適切なシートドローダウン量が形
成されているか否かを検出する手法を採用してもよい。
すなわち、図7に示すように、ベース14b1の両側に
センサー取付部14b2,14b2を配設するととも
に、このセンサー取付部14b2,14b2にセンサー
14b3,14b3を対面するように配設する。
【0036】このセンサー14b3,14b3は光電式
センサーを採用すれば、シートドローダウンによってセ
ンサー14b3間に導通している光軸が遮断されて、所
定のシートドローダウン量を検出可能となり、センサー
取付部14b2,14b2においてはこのセンサー14
b3,14b3を取り付ける位置を変更可能とし、素材
M1,M2に対応して適切な位置にセンサー14b3,
14b3を取り付けることにより、上述した熱成形に適
切なシートドローダウン量L1,L2を検出することが
可能になる。そして、このセンサー14b3,14b3
にて所定のシートドローダウン量L1,L2を検出した
ときに、成形装置13にて熱成形を行うるようにすれば
よい。
【0037】図8は上述したセンサー14b3,14b
3を利用して適切なシートドローダウン量を取得して熱
成形を行うシートドローダウン制御処理の処理内容を示
したフローチャートである。同図においては、最初に、
成形装置14に加熱装置13から加熱軟化された厚物樹
脂シートSが成形サイクルに応じて所定長さ搬入される
(ステップS200)。そして、この搬入された厚物樹
脂シートSが熱成形を実施可能な所定位置に配置される
と搬入動作が停止し熱成形動作の待機状態となる(ステ
ップS205)。
【0038】このように、熱成形動作の待機状態となる
と、適切なシートドローダウン量を取得するために、セ
ンサー14b3,14b3の状態の検出を開始する(ス
テップS210)。このセンサー14b3,14b3の
状態の検出を開始すると、図5に示したようにシートド
ローダウン量Lが徐々に増加していく。そして、この成
形装置14に搬入された厚物樹脂シートSの素材が素材
M1であれば、時刻t1において適切なシートドローダ
ウン量L1となるし、素材が素材M2であれば、時刻t
2において適切なシートドローダウン量L2となる。
【0039】そして、センサー14b3,14b3は素
材ごとにセンサー取付部14b2,14b2の適切な所
定の位置に配設されるため、このセンサー14b3,1
4b3の光軸が遮断されたときが適切なシートドローダ
ウン量L1,L2が形成された状態となる。従って、こ
のセンサー14b3,14b3の光軸が遮断されるか否
かを判定する(ステップS215)。このセンサー14
b3,14b3の光軸が遮断されると、上テーブル14
aおよび下テーブル14bを所定の駆動装置にて上下駆
動させて(ステップS220)、熱成形を実施する(ス
テップS225)。
【0040】このように、厚物部材を成形するために、
厚物部材を形成可能な所定のシート厚さを有する厚物樹
脂シートをロール状にして厚物ロール状樹脂シート11
とし、成形装置14での成形サイクルに応じて所定長さ
の厚物樹脂シートSを順次繰り出すように構成する。そ
して、成形装置14においては、上テーブル14aに成
形用雌型14bcを配設するとともに、下テーブル14
bに成形用プラグ14eを配設し、この成形用雌型14
cと成形用プラグ14eとの間に搬入された厚物樹脂シ
ートSに対して熱成形を実施する。
【0041】かかる場合、通常は厚物樹脂シートSにフ
リードローイングを発生させるため、圧縮空気あるいは
負圧を厚物樹脂シートSに作用させる必要があるもの
の、本実施形態においては、樹脂シートの素材が厚物で
あるため、加熱装置13における加熱軟化によって、自
重によるシートドローダウンが発生する。従って、この
シートドローダウンをフリードローイングに転用するこ
とにより、厚物樹脂シートSの熱成形において、圧縮空
気あるいは負圧を樹脂シートに作用させることなく、フ
リードローイングの熱成形を実施することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる厚物熱成形装置10の概略構成
を示した概略構成図である。
【図2】成形装置14の要部について厚物樹脂シートS
の搬送方向に対する概略の断面を示した概略断面図であ
る。
【図3】成形装置14の搬送ライン14fに厚物樹脂シ
ートSが搬送されてきた状態を示した構成図である。
【図4】成形装置14の搬送ライン14fに搬送されて
きた厚物樹脂シートSがシートドローダウンした状態を
示した構成図である。
【図5】シートドローダウン量の経時変化を示した図で
ある。
【図6】シートドローダウン制御処理の処理内容を示し
たフローチャートである。
【図7】成形装置14にシートドローダウン量を検出可
能なセンサー14b3,14b3を取り付けた場合を示
す構成図である。
【図8】他のシートドローダウン制御処理の処理内容を
示したフローチャートである。
【符号の説明】
10…厚物熱成形装置 11…厚物ロール状樹脂シート 12…シート繰り出し装置 13…加熱装置 14…成形装置 15…トリミング装置 16…製品回収エリア 17…巻き戻しロール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厚物樹脂ロールシートを搬送する搬送機
    構と、 搬送される厚物樹脂ロールシートを自重にて所定のシー
    トドローダウンが生じる程度に加熱軟化させる加熱機構
    と、 加熱軟化した厚物樹脂ロールシートの下方にプラグを配
    置しつつ上方に金型を配置して自重によるシートドロー
    ダウンでフリードローイングさせて熱成形を行う成形機
    構とを具備することを特徴とする厚物熱成形装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の厚物熱成形装置に
    おいて、 上記プラグは、上記金型内に加熱軟化された厚物樹脂ロ
    ールシートを押し込むように進退し、同プラグにて加熱
    軟化した上記厚物樹脂ロールシートを同金型に押し込み
    つつ、上記熱成形を行うことを特徴とする厚物熱成形装
    置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のいずれか
    に記載の厚物熱成形装置において、 上記成形機構は、上記厚物樹脂ロールシートの自重によ
    るシートドローダウンを補助する所定のシートドローダ
    ウン補助機構を備え、熱成形を行うに際して、同シート
    ドローダウン補助機構を動作させ、フリードローイング
    方向へのシートドローダウンを補助することを特徴とす
    る厚物熱成形装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の厚物熱成形装置において、 上記成形機構は、所定の待機時間を設定し、この設定し
    た待機時間の経過後に熱成形を行うことを特徴とする厚
    物熱成形装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4のいずれかに記
    載の厚物熱成形装置において、 上記成形機構は、上記厚物樹脂ロールシートのシートド
    ローダウン量を検出可能な検出手段を備え、同検出手段
    にて厚物樹脂ロールシートのシートドローダウン量を検
    出するとともに、同シートドローダウン量が所定のしき
    い値以上になると、熱成形を行うことを特徴とする厚物
    熱成形装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載の厚物熱成形装置において、 上記加熱機構は、供給された電力に基づいて発熱する急
    速応答可能な高速追従型ヒータ手段と、搬送された厚物
    樹脂ロールシートの表面温度を計測する温度計測手段
    と、上記高速追従型ヒータ手段へ供給する電力を制御す
    る電力供給制御手段とを有し、上記成形機構での1ショ
    ットの成形動作の待機時間に同成形機構に搬出する厚物
    樹脂ロールシートを上記高速追従型ヒータ手段にて加熱
    軟化させるに際して、上記温度計測手段にて厚物樹脂ロ
    ールシートの表面温度を計測しつつ、同計測結果に基づ
    いて、上記電力供給制御手段の制御にて上記高速追従型
    ヒータ手段に供給する電力を制御し、上記待機時間にて
    上記表面温度をリアルタイムに所定の目標温度に制御す
    ることを特徴とする厚物熱成形装置。
  7. 【請求項7】 厚物樹脂ロールシートの自重によるシー
    トドローダウンでフリードローイングさせて熱成形を行
    う厚物熱成形方法であって、 厚物樹脂ロールシートを搬送する搬送工程と、 搬送される厚物樹脂ロールシートを自重にて所定のシー
    トドローダウンが生じる程度に加熱軟化させる加熱工程
    と、 加熱軟化した厚物樹脂ロールシートの下方にプラグを配
    置しつつ上方に金型を配置して自重によるシートドロー
    ダウンでフリードローイングさせて熱成形を行う成形工
    程とを具備することを特徴とする厚物熱成形方法。
  8. 【請求項8】 厚物樹脂ロールシートの自重によるシー
    トドローダウンでフリードローイングさせて熱成形を行
    い生成された厚物熱成形品であって、 所定の搬送機構によって厚物樹脂ロールシートを搬送
    し、搬送された厚物樹脂ロールシートを自重にて所定の
    シートドローダウンが生じる程度に加熱軟化させ、加熱
    軟化された厚物樹脂ロールシートの下方にプラグを配置
    しつつ上方に金型を配置して自重によるシートドローダ
    ウンでフリードローイングさせて熱成形を行うことによ
    り生成されることを特徴とする厚物熱成形品。
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US8248567B2 (en) 2002-03-20 2012-08-21 Hitachi Displays, Ltd. Display device with dummy signal line having a bend
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