JP2001161189A - パワーカッタ - Google Patents

パワーカッタ

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JP2001161189A
JP2001161189A JP35053199A JP35053199A JP2001161189A JP 2001161189 A JP2001161189 A JP 2001161189A JP 35053199 A JP35053199 A JP 35053199A JP 35053199 A JP35053199 A JP 35053199A JP 2001161189 A JP2001161189 A JP 2001161189A
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arm
cutting
cut
workpiece
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JP35053199A
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Yoshio Ishizaka
好男 石坂
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ISHIZAKA SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 木や竹等の根っ子や多種多様な生木等の被切断材を切断
するパワーカッタを提供する。 【課題】 パワーショベルにおけるアームの破損の危険
をなくすことである。 【解決手段】 パワーショベルPSのアームAに取り付
けられる本体部1と、この本体部1に設けられた第1切
断手段2と、第2切断手段3と、油圧シリンダ4とを備
え、第1切断手段2及び第2切断手段3は、一方が他方
に鋏のように移動することにより、被切断材Wを切断す
るようになっており、油圧シリンダ4は、パワーショベ
ルPSの油圧源を動力として、第1切断手段2及び第2
切断手段3の少なくとも一方を駆動するように構成して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、木や竹等の根っ
子や多種多様な生木等の被切断材(W)を切断するため
のパワーカッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のパワーカッタとしては、パワー
ショベルのバケットに代えて切断手段を取り付け、この
切断手段をバケットシリンダ(油圧シリンダ)をそのま
ま使って駆動するように構成されたものが知られてい
る。
【0003】すなわち、パワーショベルにおいては、バ
ケットがアームの先端部に回転自在に設けられており、
このバケットをアームに設けられたバケットシリンダに
よって回転駆動することにより土砂等を掘削するように
なっている。
【0004】また、上記切断手段は、通常、第1切断手
段と、第2切断手段とを備えたもので構成されており、
アームの先端部にバケットに代えて回転自在に取り付け
られるようになっている。すなわち、第1切断手段及び
第2切断手段は、バケットシリンダの伸縮に伴って、同
一の回転中心回りに鋏のように回転し、木材等の被切断
材を切断するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記パワー
カッタにおいては、第1切断手段及び第2切断手段を駆
動するバケットシリンダの力がアームにそのまま作用す
るので、バケットを駆動する際とは異なる無理な力がア
ームに作用することになる。このため、切断作業に支障
を来たすことがあった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、木や竹等の根っ子や多種多様な生木等の被切
断材を容易に切断できると共に、パワーショベルにおけ
るアームの破損の危険がないパワーカッタを提供するこ
とを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、木等の被切断材(W)を切
断するためのパワーカッタであって、パワーショベル
(PS)のアーム(A)に取り付けられる本体部(1)
と、この本体部(1)に設けられた第1切断手段(2)
と、第2切断手段(3)と、油圧シリンダ(4)とを備
えてなり、前記第1切断手段(2)及び第2切断手段
(3)は、一方が他方に鋏のように移動することによ
り、前記被切断材(W)を切断するようになっており、
前記油圧シリンダ(4)は、パワーショベル(PS)の
油圧源を動力として、前記第1切断手段(2)及び第2
切断手段(3)の少なくとも一方を駆動するようになっ
ていることを特徴としている。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、第1切断手段(2)及び第2切断手段
(3)の少なくとも一方には、被切断材(W)が切断時
に逃げるのを防止する突起(2a)が設けられているこ
とを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、第1切断手段(2)は、所定の間隔
をおいて配置された2つの第1刃部(21)を有してお
り、第2切断手段(3)は、前記第1刃部(21)の間
に入る第2刃部(31)を有していることを特徴として
いる。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1、2又は
3記載の発明において、本体部(1)は、アーム(A)
を、その先端側から包み込むように形成した筒状のもの
で構成されていることを特徴としている。
【0011】そして、上記のように構成された請求項1
記載の発明においては、本体部(1)がパワーショベル
(PS)のアーム(A)に取り付けられるようになって
おり、この本体部(1)に第1切断手段(2)、第2切
断手段(3)及び油圧シリンダ(4)が設けられている
ので、被切断材(W)の切断の際に、第1切断手段
(2)や、第2切断手段(3)や、油圧シリンダ(4)
に作用する力のほぼ全体を本体部(1)で受けることが
できる。したがって、バケットを駆動する際とは異なる
無理な力がアーム(A)に作用することがないので、ア
ーム(A)の破損の危険がない。
【0012】請求項2記載の発明においては、第1切断
手段(2)及び第2切断手段(3)が鋏のような動きを
するため、鋏の回転中心から被切断材(W)が逃げるよ
うな動きを生じさせることになる。しかし、第1切断手
段(2)及び第2切断手段(3)の少なくとも一方に、
被切断材(W)の逃げを防止する突起(2a)が設けら
れているので、被切断材(W)を確実に切断することが
できる。そして、被切断材(W)が大きくなれば大きく
なるほど、逃げる力が大きくなり切断が困難になるが、
上記突起(2a)が設けられているので、大きな被切断
材(W)であっても簡単に切断することができる。
【0013】請求項3記載の発明においては、第1刃部
(21)の間に第2刃部(31)が入ることにより被切
断材(W)を切断するようになっているので、被切断材
(W)を確実に切断することができる。すなわち、被切
断材(W)における切断する部分の両側を第1刃部(2
1)で保持することができるので、被切断材(W)を確
実に切断することができる。
【0014】請求項4記載の発明においては、本体部
(1)がアーム(A)を包み込むような筒状のもので構
成されているので、アーム(A)自体を強固に補強する
ことができ、アーム(A)の破損をより確実に防止する
ことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を実
施例に基づき、図1〜図6を参照して説明する。
【0016】この実施例で示すパワーカッタPCは、図
1〜図6に示すように、木や竹等の根っ子や多種多様な
生木等の被切断材Wを切断するためのものであり、パワ
ーショベルPSのアームAに取り付けられる本体部1
と、この本体部1に設けられた第1切断手段2と、第2
切断手段3と、油圧シリンダ4とを備えている。第1切
断手段2及び第2切断手段3は、一方が他方に鋏のよう
に移動することにより、被切断材Wを切断するようにな
っており、油圧シリンダ4は、パワーショベルPSの油
圧源を動力として、第2切断手段3を駆動するようにな
っている。
【0017】第1切断手段2には、被切断材Wが切断時
に逃げるのを防止する突起2aが設けられている。ま
た、第1切断手段2は、所定の間隔をおいて配置された
2つの第1刃部21を有しており、第2切断手段3は、
第1刃部21の間に入る第2刃部31を有している。さ
らに、本体部1は、アームAを、その先端側から包み込
むように形成された筒状のもので構成されている。
【0018】以下、上記構成についてさらに詳細に説明
する。この実施例で示すパワーショベルPSは、図6に
示すように、無限軌道を有する走行車体F1と、この走
行車体F1に対して旋回自在に設けられた旋回車体F2
と、この旋回車体F2に上下方向に揺動自在に設けられ
たブームMと、このブームMの先端部に上下方向に揺動
自在に設けられたアームAと、このアームAの先端部に
上下方向に揺動自在に設けられたバケットBとを備えて
いる。また、ブームMは、ブームシリンダ(油圧シリン
ダ)M1によって揺動駆動され、アームAは、アームシ
リンダ(油圧シリンダ)A1によって揺動駆動され、バ
ケットBは、バケットシリンダ(油圧シリンダ)B1に
よって揺動駆動されるようになっている。
【0019】バケットBは、アームAの軸受A2に嵌合
する軸体B2によって、回転自在に保持されている。な
お、軸体B2は、図示しない固定板及びボルトを介して
バケットBに固定されており、バケットBと共に揺動す
るようになっている。また、バケットBを上述のように
揺動、すなわち回転させるために、複数のリンクB3及
び軸体B4が設けられている。
【0020】上記本体部1は、軸体B2、B4を引き抜
いて、バケットB、バケットシリンダB1、リンクB3
を取り除いた後のアームAに取り付けるようになってい
る。すなわち、本体部1は、図2及び図5に示すよう
に、アームAと同様に先端側に向けてテーパ状に細く形
成されており、断面もアームAの外周面に合致するよう
に四角形状の筒状に形成されている。そして、本体部1
には、アームAの軸受A2(図6参照)に対応する位置
に軸受1aが設けられている。すなわち、軸受1a、A
2に軸体11を通すことにより、本体部1をアームAに
固定するようになっている。軸体11は、図示しない固
定板及びボルトを介して本体部1あるいは第1切断手段
2に固定されるようになっている。
【0021】第1切断手段2は、本体部1と一体的に形
成されたものであり、本体部1における軸受1aからさ
らに先端側に延在する部分によって構成されている。そ
して、この第1切断手段2は、図1に示すように、平行
に配置された2つの支持構造体22を備えた構成になっ
ている。各支持構造体22は、図4に示すように、第2
切断手段3側に位置する内面板23、第2切断手段3の
反対側に位置する外面板24と、支持構造体22同士が
互いに対向する位置に配置された内側面板25と、この
内側面板25に対して外側に位置する外側面板26と、
上述した突起2a及び第1刃部21を備えている。
【0022】なお、第1切断手段2及び第2切断手段3
の各部材は、溶接により一体的に構成されたものであ
り、内面板23、外面板24、内側面板25、外側面板
26、突起2a及び第1刃部21も、溶接により一体的
に連結されている。以下、各第1切断手段2及び第2切
断手段3の各部材については、溶接により連結されてい
ることを前提にして説明する。
【0023】各第1刃部21は、内面板23と内側面板
25とが交わる角部に設けられており、第1刃部21が
互いに対向する面と、第2切断手段3側を向く面とが交
わる角部が切刃21aになっている。また、突起2a
は、図1及び図2に示すように、四角柱状に形成され、
かつ平行な一対の面が先端に向けて三角形状に突き合う
尖端部2bを有するもので構成されている。この突起2
aは、内面板23上にあって、第1刃部21に接し、か
つ第1刃部21に沿って所定の間隔をおいて2つ設けら
れている。なお、突起2aは、内面板23及び第1刃部
21に溶接されており、尖端部2bの線状の峰が第1刃
部21の延在する方向と直交する方向を向いている。
【0024】また、各支持構造体22の先端部には、図
1に示すように、第1爪部27が溶接により固定されて
いる。この第1爪部27は、第1刃部21からさらに先
端側に向かうにしたがって第2切断手段3側に位置する
ように傾斜する把持面27aを有している。また、各把
持面27aは、各第1刃部21と同軸上に配置されてい
る。なお、各把持面27aの内側の角部は、切刃27b
になっている。
【0025】さらに、本体部1及び第1切断手段2に
は、各支持構造体22の内面板23及びこの内面板23
に連続して形成された本体部1の内面板1bの位置に、
ブラケット28が溶接により固定されている。このブラ
ケット28には、軸受28aが設けられてる。
【0026】第2切断手段3は、主構造板32と、この
主構造板32に設けられた軸受33と、上述した第2刃
部31を備えている。
【0027】主構造板32は、一枚の板で形成されたも
のであり、軸受33及び第1切断手段2の軸受28aに
嵌合された軸体12を介して、本体部1及び第1切断手
段2に回転自在に連結されている。なお、軸体12は、
図示しない固定板及びボルトを介してブラケット28に
固定されるようになっている。
【0028】第2刃部31は、主構造板32における第
1切断手段2側を向く外周面32aに溶接により固定さ
れている。この第2刃部31は、図1〜図4に示すよう
に、断面四角形の細長いもので形成されており、各第1
刃部21側を向く一対の側面が先端に向けて三角形状に
突き合うようにして形成された切刃31aを有してい
る。
【0029】また、主構造板32の先端部には、図1〜
図3に示すように、第2爪部34が溶接により固定され
ている。この第2爪部34は、第2刃部31の先端部か
らさらに先端側に向かうにしたがって第2切断手段3側
に位置するように傾斜する把持面34aを有している。
また、把持面34aは、第2刃部31と同軸状に配置さ
れている。
【0030】一方、主構造板32には、図2に示すよう
に、軸受33を挟んで外周面32aに対して所定の角度
(この実施例では鋭角)をなすように配置された外周面
32bに、ブラケット35が設けられている。このブラ
ケット35には、油圧シリンダ4のロッド4aの先端部
を回転自在に支持する軸受35aが設けられている。ま
た、本体部1の内面板1bには、その基端側の位置にブ
ラケット13が設けられている。そして、このブラケッ
ト13には、油圧シリンダ4のシリンダ4bの基端部を
回転自在に支持する軸受13aが設けられている。
【0031】また、図1〜図4において、36は主構造
板32及び軸受33を補強する補強板である。
【0032】上記のように構成されたパワーカッタPC
においては、アームAからバケットB、バケットシリン
ダB1等を取り除いた後に、同アームAに容易に取り付
けることができる。油圧シリンダ4は、バケットシリン
ダB1をそのまま使用してもよいが、他のより駆動力の
大きなものを取り付けることが好ましい。
【0033】すなわち、本体部1がアームAに取り付け
られるようになっており、この本体部1に第1切断手段
2が一体的に形成されていると共に、同本体部1に第2
切断手段3及び油圧シリンダ4が設けられているので、
被切断材Wの切断の際に、第1切断手段2や、第2切断
手段3や、油圧シリンダ4に作用する力のほぼ全体を本
体部1で受けることができる。したがって、バケットB
を駆動する際とは異なる無理な力がアームAに作用する
ことがないので、アームAの破損の危険がない。しか
も、油圧シリンダ4としは、駆動力のより大きなものを
使用することが可能になるので、被切断材Wの切断がよ
り簡単になる。
【0034】また、第1切断手段2及び第2切断手段3
が鋏のような動きをするため、鋏の回転中心、すなわち
軸受33側から被切断材Wが逃げるような動きを生じる
ことになる。しかし、第1切断手段2に、被切断材Wの
逃げを防止する突起2aが設けられているので、被切断
材Wを確実に切断することができる。そして、木材等の
被切断材Wの断面が大きくなれば大きくなるほど、逃げ
る力が大きくなり切断が困難になるが、上記突起2aが
設けられているので、上述した駆動力の大きな油圧シリ
ンダ4を使用することができることと相まって、大きな
被切断材Wであっても簡単に切断することができる。
【0035】また、第1爪部27及び第2爪部34も、
上記逃げを防止する上で効果がある。そして、これらの
第1爪部27及び第2爪部34は、例えば地中に張った
木の根を所定の位置で切断する際に、同根を確実に把持
して切断することができるという利点がある。しかも、
木の根が所定の深さより浅い位置にある場合には、木の
周囲を堀起こすことなく、第1切断手段2及び第2切断
手段3を地中に押し込んで、各根を切断することができ
る。したがって、移植にかかる手間を大幅に低減するこ
とができる。
【0036】さらに、第1刃部21の間に第2刃部31
が入ることにより被切断材Wを切断するようになってい
るので、被切断材Wを確実に切断することができる。す
なわち、被切断材Wにおける切断する部分の両側を第1
刃部21で保持することができるので、被切断材Wを確
実に切断することができる。したがって、木、竹、根等
の生木、フェンス等に用いられる金網、その他の柔らか
いものについても確実に切断することができる。
【0037】そしてさらに、本体部1がアームAを先端
側から包み込むようになっているので、アームA自体を
補強することができ、油圧シリンダ4等の力によってア
ームAが破損するのをより確実に防止することができ
る。
【0038】なお、上記実施例においては、第2切断手
段3を油圧シリンダ4で回転駆動するように構成した
が、第1切断手段2についても、第2切断手段3と同様
に本体部1に対して回転自在のもので構成し、油圧シリ
ンダ4で回転駆動するように構成してもよい。
【0039】また、突起2aについては、第1切断手段
2のみに設けたが、第2切断手段3における第1切断手
段2側を向く面、すなわち外周面32aにのみ設けても
よく、また第1切断手段2及び第2切断手段3の両者に
設けても良い。ただし、両者に設ける場合には、その両
者に設けた突起2a同士が当たらないように位置をずら
すことが好ましい。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、本体部
(1)がパワーショベル(PS)のアーム(A)に取り
付けられるようになっており、この本体部(1)に第1
切断手段(2)、第2切断手段(3)及び油圧シリンダ
(4)が設けられているので、被切断材(W)の切断の
際に、第1切断手段(2)や、第2切断手段(3)や、
油圧シリンダ(4)に作用する力のほぼ全体を本体部
(1)で受けることができる。したがって、バケットを
駆動する際とは異なる無理な力がアーム(A)に作用す
ることがないので、アーム(A)の破損の危険がない。
【0041】請求項2記載の発明においては、第1切断
手段(2)及び第2切断手段(3)が鋏のような動きを
するため、鋏の回転中心から被切断材(W)が逃げるよ
うな動きを生じさせることになる。しかし、第1切断手
段(2)及び第2切断手段(3)の少なくとも一方に、
被切断材(W)の逃げを防止する突起(2a)が設けら
れているので、被切断材(W)を確実に切断することが
できる。そして、被切断材(W)が大きくなれば大きく
なるほど、逃げる力が大きくなり切断が困難になるが、
上記突起(2a)が設けられているので、大きな被切断
材(W)であっても簡単に切断することができる。
【0042】請求項3記載の発明においては、第1刃部
(21)の間に第2刃部(31)が入ることにより被切
断材(W)を切断するようになっているので、被切断材
(W)を確実に切断することができる。すなわち、被切
断材(W)における切断する部分の両側を第1刃部(2
1)で保持することができるので、被切断材(W)を確
実に切断することができる。
【0043】請求項4記載の発明においては、本体部
(1)がアーム(A)を包み込むような筒状のもので構
成されているので、アーム(A)自体を強固に補強する
ことができ、アーム(A)の破損をより確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例として示したパワーカッタ
の要部斜視図である。
【図2】同パワーカッタの正面図である。
【図3】同パワーカッタを示す図であって、図2のIII
矢視図である。
【図4】同パワーカッタを示す図であって、図2のIV−
IV線に沿う断面図である。
【図5】同パワーカッタを取り付けた状態のパワーショ
ベルを示す説明図である。
【図6】同パワーカッタを取り付ける前のバケットを有
するパワーショベルを示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体部 2 第1切断手段 2a 突起 21 第1刃部 3 第2切断手段 31 第2刃部 4 油圧シリンダ A アーム PS パワーショベル W 被切断材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木等の被切断材(W)を切断するための
    パワーカッタであって、 パワーショベル(PS)のアーム(A)に取り付けられ
    る本体部(1)と、 この本体部(1)に設けられた第1切断手段(2)と、
    第2切断手段(3)と、油圧シリンダ(4)とを備えて
    なり、 前記第1切断手段(2)及び第2切断手段(3)は、一
    方が他方に鋏のように移動することにより、前記被切断
    材(W)を切断するようになっており、 前記油圧シリンダ(4)は、パワーショベル(PS)の
    油圧源を動力として、前記第1切断手段(2)及び第2
    切断手段(3)の少なくとも一方を駆動するようになっ
    ていることを特徴とするパワーカッタ。
  2. 【請求項2】 第1切断手段(2)及び第2切断手段
    (3)の少なくとも一方には、被切断材(W)が切断時
    に逃げるのを防止する突起(2a)が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載のパワーカッタ。
  3. 【請求項3】 第1切断手段(2)は、所定の間隔をお
    いて配置された2つの第1刃部(21)を有しており、 第2切断手段(3)は、前記第1刃部(21)の間に入
    る第2刃部(31)を有していることを特徴とする請求
    項1又は2記載のパワーカッタ。
  4. 【請求項4】 本体部(1)は、アーム(A)を、その
    先端側から包み込むように形成した筒状のもので構成さ
    れていることを特徴とする請求項1、2又は3記載のパ
    ワーカッタ。
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