JP2001161102A - 歩行型管理機 - Google Patents

歩行型管理機

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JP2001161102A
JP2001161102A JP35440699A JP35440699A JP2001161102A JP 2001161102 A JP2001161102 A JP 2001161102A JP 35440699 A JP35440699 A JP 35440699A JP 35440699 A JP35440699 A JP 35440699A JP 2001161102 A JP2001161102 A JP 2001161102A
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JP
Japan
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power
engine
walking
driven
machine
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Withdrawn
Application number
JP35440699A
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English (en)
Inventor
Shigeo Zanma
茂雄 残間
Mitsuhiko Tanji
光彦 丹治
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩行型管理機の駆動力をエンジンの動力とモ
ータの電動力を併用した歩行型管理機を提供することで
ある。 【解決手段】 作業機を備えた歩行型管理機において、
エンジンから取り出した動力によって走行部、作業機を
駆動するとともに発電機を駆動してバッテリーに蓄電
し、その電力により駆動する電動モータによって機体本
体の走行部及び作業機を駆動するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリ耕耘装置
などの作業機を備えた歩行型管理機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、耕耘装置を備えた歩行型管理機に
あっては、走行駆動と作業動力の駆動力はエンジンの駆
動力のみに依存するか、或いは商用電源から給電される
モータの駆動力のみに依存するかの二つのタイプに限定
されている。そのため、前者のタイプにあっては、ハウ
ス内で作業を行うと、排気ガスが充満する怖れがあり、
作業環境が悪化し、また、後者のタイプにあっては、モ
ータの電源コードを引き回す必要があり、作業性が良く
ない等の不都合が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の不都
合を解決すべく創出されたものであり、その目的は、歩
行型管理機の駆動力をエンジンの動力とモータの電動力
を併用した歩行型管理機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、次のような、歩行型管理機を提供するも
のである。すなわち、作業機を備えた歩行型管理機にお
いて、エンジンから取り出した動力によって走行部、作
業機を駆動するとともに発電機を駆動してバッテリーに
蓄電し、その電力により駆動する電動モータによって機
体本体の走行部及び作業機を駆動するように構成したこ
とを特徴とする歩行型管理機である。また、作業機の負
荷に応じて動力の取り出し先をエンジン又は電動モータ
に切換え自在に構成したことを特徴とする歩行型管理機
である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基づいて説明する。図1は、本発明にか
かる歩行型管理機を示す側面図であり、図2は、動力駆
動系統を説明する図である。まず、歩行型管理機につい
て説明する。機体(1)の前後水平方向に沿って、前方
から、ロータリ耕耘装置(5)を駆動する耕耘軸
(6)、エンジン(4)、走行車輪(7)及び該車輪
(7)を駆動する車軸(8)が配設されている。また、
後方に、半ループ状のハンドルバー(9)が延設されて
いる。
【0006】エンジン(4)の動力は、機体側部に設け
た伝動機構であるプーリ(11)よりベルト(13)を
介してプーリ(12)に伝達し、このプーリ(12)に
より伝達された動力をミッションケース(14)の入力
軸(15)に伝達し 、車軸(8)に取付ける左右の車
輪(7)を駆動するようにしている。(16)は主クラ
ッチを構成するテンションローラであり、(17)はエ
ンジンカバー、(18)はマフラーである。
【0007】ミッションケース(14)から耕耘軸
(6)に対し動力を分岐して取出すロータリケース(2
0)を設けており、該ロータリケース(20)は車軸
(8)と耕耘軸(6)を結ぶ線分に略水平に配置してい
る。
【0008】耕耘軸(6)で駆動するロータリ耕耘装置
(5)は、鉈爪で構成する4列配置の耕耘爪(21)
と、その外方部を覆う略半円筒のロータリカバー(2
2)とを備えている。ロータリカバー(22)を取付け
るロータリフレーム(図示せず)と、エンジン(4)を
支持するエンジンフレーム(図示せず)とは機体(1)
を構成する共通の機体フレーム(23)で兼用させてい
る。
【0009】機体(1)の最前部には、機体(1)に対
する支持高さを変更可能にした昇降車輪(24)が設け
られ、該車輪(24)は機体(1)を構成する機体フレ
ーム(23)に対し、揺動アーム(25)を介して揺動
自在に支持されている。
【0010】以上のように構成された歩行型管理機にお
いて、本発明は、機体フレーム(23)にバッテリー
(2)及び電動モータ(3)を搭載している。電動モー
タ(3)は、誘導電動機と直流発電機を直結したもの
で、エンジン(4)の動力をベルト、チェーン等の伝達
手段を介してクラッチ(27)に接続伝達し、伝達され
た駆動力により誘導電動機を回転させ、該電動機に直結
されている発電機の回転により得られた電力をコントロ
ーラ(26)を介して充電式バッテリー(2)に蓄電す
るように構成されている。一方、バッテリー(2)に蓄
電された電力は、コントローラ(26)の制御により、
誘導電動機に直結されている発電機のクラッチを切断
し、誘導電動機のみを駆動させ、該電動機の駆動力を伝
達手段を介してクラッチ(28)に接続伝達し、伝達さ
れた駆動力により機体(1)の走行及び作業機(5)の
駆動に利用できるように構成されている。このように、
電動モータ(3)は電動機としても機能するものであ
る。なお、コントローラ(26)は、エンジン(4)、
電動モータ(3)、バッテリー(2)等の電気系統の制
御及びオペレータの操作するするアクセルレバー(2
9)の動作を認識して機械系統の制御を司る制御器であ
る。
【0011】次に、上記の構成を備えた歩行型管理機の
動力駆動系(A)〜(C)を以下に説明する。動力駆動
系(A)について説明する。エンジン(4)から取り出
した動力は、伝達手段を介してクラッチ(27)及びク
ラッチ(28)を介して伝動ケース(10)内に収容す
る一対の出入力プーリ(11)、(12)並びにこの間
に巻装するベルト(13)を介して、ミッションケース
(14)の入力軸(15)に伝達され、車軸(8)に取
付ける左右の車輪(7)を駆動するとともに、ミッショ
ンケース(14)の耕耘軸(6)を介して耕耘爪(2
1)が回転される。この際、コントローラ(26)は作
業機の負荷が軽いことを認識すると、エンジン(4)の
動力を電動モータ(3)に伝達し、電動モータ(4)に
よって発電された電力をバッテリー(2)に蓄電するよ
うに制御している。
【0012】このような動力駆動系にあっては、エンジ
ン(4)の動力を走行駆動及び作業機の駆動に利用する
とともに、エンジン(4)の動力の一部をバッテリー
(2)の蓄電に利用することができるので、電動作業機
として長時間の使用に耐えられる歩行型管理機が得られ
る。また、作業停止時には、エンジン(4)の動力を電
動モータ(3)の駆動に伝達し、該モータ(3)によっ
て得られた電力をバッテリー(2)に蓄電することがで
き、該バッテリー(2)が最大充電容量に達した際に
は、コントローラ(26)が作動し、エンジン(4)の
駆動を自動停止させるので、これによりエンジン(4)
の空運転による燃料ロスがなく、燃費の節約に寄与す
る。
【0013】動力駆動系(B)について説明する。エン
ジン(4)の回転が停止されている状態において、バッ
テリー(2)に充電されている電力をコントローラ(2
6)を介して電動モータ(3)に供給し、該モータ
(3)の駆動力は伝達手段を介してクラッチ(27)に
接続伝達され、伝達された駆動力はミッションケース
(13)の入力軸(14)に伝達され、車軸(8)に取
付ける左右の走行車輪(7)を駆動するとともに、ミッ
ションケース(13)の耕耘軸(6)を介して耕耘爪
(21)が回転されるように動力系統が構成されてい
る。
【0014】このような動力駆動系にあっては、エンジ
ン(4)からの動力は遮断され、電動モータ(3)の駆
動力のみで機体(1)の走行及び耕耘装置(5)の駆動
力が得られるので、エンジン(4)自体の騒音或いは振
動等の発生がなく、しかも排気ガスの発生もないので、
環境悪化の怖れがなく、ハウス内での作業には好適であ
る。なお、エンジン(4)を始動する場合、従来のよう
に、エンジン始動用のリコイルスタータを必要とせず、
バッテリー(2)を電源としてエンジン(4)に直結さ
れているセルモータの駆動用として利用することができ
るので、構造上簡単になり、運転操作の向上につなが
る。
【0015】動力駆動系(C)について説明する。エン
ジン(4)から取り出した動力は伝達手段を介してクラ
ッチ(27)に接続伝達され、伝達された駆動力はミッ
ションケース(13)の入力軸(14)に伝達されると
ともに、前述した駆動系(B)におけるバッテリー
(2)から供給された電力により駆動される電動モータ
(3)の駆動力がコントローラ(26)の制御により併
合されるように動力系統が構成されている。すなわち、
電動モータ(3)の定格規定値内で機体の走行或いは耕
耘作業の駆動力が得られる場合には、前記動力駆動系
(B)を選択し、耕耘作業の駆動負荷が電動モータ
(3)の駆動負荷定格値を超えた場合には、エンジン
(4)の動力を伝動系のクラッチ(27)を介して駆動
力を併用することができるので、負荷の変動に応じて電
動モータ(3)とエンジン(4)との選択切換えが自在
である。
【0016】このような動力駆動系にあっては、エンジ
ン(4)からの機械系動力とバッテリー(2)からの電
気系動力の駆動力が切換え自在に構成されているので、
電動モータ(3)のみによる低騒音、低振動の作業条件
が得られ、作業負荷が大きくなった場合に、エンジン
(4)の動力を併合することで、倍加された駆動力が得
られ、圃場条件の変化に応じて走行駆動負荷或いは作業
負荷の大きい場合に対応でき、耕耘作業における駆動力
のばらつきが少なくなり、安定した耕耘作業が得られ
る。上述した実施の形態は、本発明の趣旨から逸脱しな
い限り適宜設計変更可能である。
【0017】
【発明の効果】以上、実施例から明らかなように、作業
機を備えた歩行型管理機において、請求項1のものによ
れば、エンジンから取り出した動力によって走行部、作
業機を駆動するとともに発電機を駆動してバッテリーに
蓄電し、その電力により駆動する電動モータによって機
体本体の走行部及び作業機を駆動するように構成したの
で、長時間の作業可能な電動作業機が得られ、エンジン
自体の騒音或いは振動等の発生、さらには排気ガスの発
生等がなく、しかも環境悪化の怖れがなく、ハウス内で
の作業には有効である。また、請求項2のものによれ
ば、作業機の負荷に応じて動力の取り出し先をエンジン
又は電動モータに切換え自在に構成したので、エンジン
からの機械系動力とバッテリーからの電気系駆動力が併
合され、倍加された駆動力が得られるので、圃場条件の
変化に応じて走行駆動負荷或いは作業負荷の大きい場合
に対応でき、耕耘作業における駆動力のばらつきが少な
くなり、安定した耕耘作業が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による歩行型管理機を示す概略側面図
【図2】本発明による歩行型管理機の動力駆動系の説明
【符号の説明】
1 機体 2 バッテリー 3 電動発電機 4 エンジン 5 ロータリ耕耘装置 14 ミッションケース 20 ロータリケース 21 耕耘爪 26 コントローラ 27 クラッチ 28 クラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B033 AA06 AB01 AB11 AB18 BA01 BB02 CA01 ED01 ED04 3G093 AA07 AA09 AA16 BA19 BA20 BA32 BA33 EC02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機を備えた歩行型管理機において、
    エンジンから取り出した動力によって走行部、作業機を
    駆動するとともに発電機を駆動してバッテリーに蓄電
    し、その電力により駆動する電動モータによって機体本
    体の走行部及び作業機を駆動するように構成したことを
    特徴とする歩行型管理機。
  2. 【請求項2】 作業機の負荷に応じて動力の取り出し先
    をエンジン又は電動モータに切換え自在に構成したこと
    を特徴とする請求項1に記載の歩行型管理機。
JP35440699A 1999-12-14 1999-12-14 歩行型管理機 Withdrawn JP2001161102A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2852483A1 (fr) * 2003-03-17 2004-09-24 Honda Motor Co Ltd Machine electrique de culture, derriere laquelle on marche
JP2007049934A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 歩行型農作業機
KR101221485B1 (ko) 2010-06-16 2013-01-14 장영윤 농업용 관리기
CN104054413A (zh) * 2014-07-16 2014-09-24 杨毅坚 电瓶驱动变频电机的微耕机

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Legal Events

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Effective date: 20070306