JP2001160698A - 電子回路基板の電磁波遮蔽構造 - Google Patents

電子回路基板の電磁波遮蔽構造

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JP2001160698A
JP2001160698A JP34247599A JP34247599A JP2001160698A JP 2001160698 A JP2001160698 A JP 2001160698A JP 34247599 A JP34247599 A JP 34247599A JP 34247599 A JP34247599 A JP 34247599A JP 2001160698 A JP2001160698 A JP 2001160698A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板103上に電磁波を遮蔽すべき
電子部品を実装した領域が複数存在する場合、ケース1
01、表カバー102、及び裏カバー104などからな
る同一の遮蔽構造を、上記領域の数だけ用意しなければ
ならず、部品点数が多くなるため製造に手間がかかると
いう課題があった。 【解決手段】 電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した
領域を有し、この領域の外周に接地パターンを設けた電
子回路基板と、電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した
領域を囲むように、接地パターンと接続する枠体と、電
磁波を遮蔽すべき電子部品を外部と遮蔽するように枠体
を被覆する遮蔽カバーと、この遮蔽カバーの内部に設け
られ、枠体を個々に遮蔽する間仕切り部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子回路基板上の
電子部品を電磁的に遮蔽する電子回路基板の電磁波遮蔽
構造に係り、特に製造が容易で、高密度に実装可能であ
り、内部の放熱を効率よく行うことができる電子回路基
板の電磁波遮蔽構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図19は例えば、特開平4−34629
6号公報に開示された従来の電子回路基板の電磁波遮蔽
構造を示す分解斜視図である。図において、101は上
面及び下面が開口した金属製のケース、102はケース
101の上面を被覆する金属製の表カバー、103は電
磁波を遮蔽すべき電子部品が実装されたプリント基板
で、104はプリント基板103を介してケース101
と接続される金属製の裏カバーである。106は表カバ
ー102の4つの側壁に設けられ、内側方向に狭まった
部分を有する舌状部、107はケース101の側壁に設
けられ、舌状部106の狭まった部分がはまり込む矩形
状の穴、109はプリント基板103に設けたスルーホ
ール110に嵌合する突起部で、110はプリント基板
103の接地パターンにアース接続されたスルーホール
である。112はケース101の長手方向の両側壁の下
部に設けられ、相互に対向するようにプリント基板10
3に平行に内側方向に延びる取り付け部で、112aは
止めネジ116と螺合する雌ネジである。114は裏カ
バー104の内底部に貼られた絶縁シート、116は基
板103を介して裏カバー104をプリントケース10
1に接続する止めネジ、117は裏カバー104の内底
部に設けられ、止めネジ116が貫通する円ボス部、1
19は弾性接触部材120に複数設けた接触片で、12
0は裏カバー104にスポット溶接された弾性接触部材
である。
【0003】次に概要について説明する。プリント基板
103上における電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装し
た領域の周囲に設けたスルーホール110にケース10
1の突起部109を嵌合する。表カバー102はケース
101の側面に設けた矩形状の穴107と嵌合する舌状
部106にてケース101を覆うように着脱可能に取り
付けられる。裏カバー104の内側の周囲に櫛歯状の接
触片119を備えた金属製の弾性接触部材120がスポ
ット溶接によって複数個設けられており、この弾性接触
部材120を用いて裏カバー104とプリント基板10
3の接地パターンとを電気的に接続する。そして、止め
ネジ116が円ボス部117を貫通してケース101の
取り付け部112に設けた雌ネジ112aと螺合して裏
カバー104が固定される。
【0004】上記のような遮蔽構造は、プリント基板1
03上における電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した
領域毎に設けられる。これにより、プリント基板103
上の電磁波遮蔽を良好に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子回路基板の
電磁波遮蔽構造は以上のように構成されているので、プ
リント基板103上に電磁波を遮蔽すべき電子部品を実
装した領域が複数存在する場合、ケース101、表カバ
ー102、及び裏カバー104などからなる同一の遮蔽
構造を、上記領域の数だけ用意しなければならず、部品
点数が多くなるため製造に手間がかかるという課題があ
った。
【0006】また、同一の遮蔽構造を複数設けると、実
装面積が大きくなるという課題があった。
【0007】さらに、上記遮蔽構造内部の部品から発生
する熱を放熱させる手段がなかったために遮蔽領域内に
こもってしまい、遮蔽構造内部の部品の特性を劣化させ
る可能性があるという課題があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、容易に製造することができ、放熱
特性が良く、高密度な部品実装が可能な電子回路基板の
電磁波遮蔽構造を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電子回路
基板の電磁波遮蔽構造は、電磁波を遮蔽すべき電子部品
を実装した領域を有し、この領域の外周に接地パターン
を設けた電子回路基板と、電磁波を遮蔽すべき電子部品
を実装した領域を囲むように、接地パターンと接続する
枠体と、電磁波を遮蔽すべき電子部品を外部と遮蔽する
ように枠体を被覆する遮蔽カバーと、この遮蔽カバーの
内部に設けられ、枠体を個々に遮蔽する間仕切り部とを
備えるものである。
【0010】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域を
有し、この領域の外周に接地パターンを設けた電子回路
基板と、電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域を
囲むように、接地パターンと接続する枠体と、折り曲げ
自在の電子回路基板からなり、該電子回路基板を蓋状に
折り曲げて、電磁波を遮蔽すべき電子部品を外部と遮蔽
するように枠体を被覆する遮蔽カバーとを備えるもので
ある。
【0011】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、遮蔽カバーを構成する電子回路基板を折り合わ
せて形成した間仕切り部を備えるものである。
【0012】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、枠体の外周部に複数個設けられ、枠体と接地パ
ターンとを接続する接続用端子を備えるものである。
【0013】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、隣り合った枠体の接続用端子は一方の接続用端
子間に他方の接続用端子が交互に配置されることを特徴
とするものである。
【0014】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、接続用端子間の枠体と接地パターンとの間隙
を、遮蔽すべき電磁波の波長の1/10以下の大きさに
するものである。
【0015】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、枠体が溶融金属によって一括して接地パターン
に接続されるものである。
【0016】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、枠体及び/若しくは遮蔽カバーに設けられ、遮
蔽カバーと枠体とを電気的に接続する突起部を備えるも
のである。
【0017】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、突起部が遮蔽すべき電磁波の波長の1/10以
下の間隔で設置されるものである。
【0018】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、枠体の外周が弾性を有するものである。
【0019】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、間仕切り部の電子回路基板側の端部を刃状とす
るものである。
【0020】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、遮蔽カバーが少なくとも内側表面に高熱伝導性
を有するものである。
【0021】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、遮蔽カバーの内側に設けられ、枠体内の放熱す
べき電子部品と熱的に接触して放熱を行うカバー側放熱
手段を備えるものである。
【0022】この発明に係る電子回路基板の電磁波遮蔽
構造は、遮蔽カバーを被覆する筐体と、筐体及び/若し
くは遮蔽カバーに設けられ、筐体と遮蔽カバーとを熱的
に接触させて放熱を行う筐体−カバー間放熱手段とを備
えるものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による電
子回路基板の電磁波遮蔽構造の電子回路基板と枠体とを
示す分解斜視図で、図2はこの発明の実施の形態1によ
る電子回路基板の電磁波遮蔽構造の電子回路基板及び枠
体と、この枠体を被覆する遮蔽カバーとを示す分解斜視
図である。図において、1は電磁波を遮蔽すべき電子部
品を実装した領域を複数有するプリント基板(電子回路
基板)、2はプリント基板1の電磁波を遮蔽すべき電子
部品を実装した領域の外周に設けたGNDパターン(接
地パターン)、3a,3b,3cは電磁波を遮蔽すべき
電子部品が実装される部品実装エリア(電磁波を遮蔽す
べき電子部品を実装した領域)、10a,10b,10
cはGNDパターン2と接続して部品実装エリア3a,
3b,3cを各々囲むように配置される金属枠(枠
体)、11a,11b,11cはGNDパターン2と部
品実装エリア3a,3b,3cとを接続する半田付け用
端子(接続用端子)、20は部品実装エリア3a,3
b,3c内の電磁波を遮蔽すべき電子部品を外部から遮
蔽するように金属枠10a,10b,10cを被覆する
遮蔽カバーで、21は遮蔽カバー20内に設けた間仕切
り(間仕切り部)である。
【0024】次に概要について説明する。個々に電磁波
の遮蔽が必要な電子部品からなる回路ブロックが実装さ
れているプリント基板1において、各回路がそれぞれ部
品実装エリア3a,3b,3cに実装されている。各部
品実装エリア3a,3b,3cの外周にはGNDパター
ン2が配置されている。これら部品実装エリア3a,3
b,3cの外周をそれぞれ囲う金属枠10a,10b,
10cには、GNDパターン2と接続するための半田付
け用端子11a,11b,11cが設けられている。金
属枠10a,10b,10cは、半田付け用端子11
a,11b,11cを介して図1及び図2に示す配置で
接続される。この接続は、リフロー半田付けなどを使っ
て自動的に一括して行うようにする。なお、本願発明
は、上記のように半田付け用端子11a,11b,11
cを介した接続方法に限られるものではなく、金属枠1
0a,10b,10cを直にGNDパターン2に接続し
てもかまわない。
【0025】金属枠10a,10b,10cの上部を覆
う遮蔽カバー20は、例えば銅やニッケルなどの無電解
鍍金で表面を導電処理したABS若しくは金属等から作
成され、金属枠10a,10b,10cによって作られ
る隙間に、はめ込まれる間仕切り21を備えている。こ
の遮蔽カバー20は図2に示すようにはめ込まれる。こ
こでは図示を省略したが、遮蔽カバー20及び金属枠1
0a,10b,10cには、遮蔽カバー20を金属枠1
0a,10b,10cに固定するための係合部が設けら
れている。
【0026】本願発明の特徴は、一つの遮蔽カバー20
にて被覆するだけで間仕切り21によって金属枠10
a,10b,10cが個々に遮蔽され、同時に遮蔽カバ
ー20及び金属枠10a,10b,10cがGNDパタ
ーン2に電気的に接続される。これにより、部品実装エ
リア3a,3b,3cに実装された電磁波の遮蔽が必要
な回路ブロックを良好に電磁的に遮蔽することができ
る。また、遮蔽カバー20及び金属枠10a,10b,
10cの接地が不十分であるために、部品実装エリア3
a,3b,3c内に実装された電子部品から放射される
電磁波によって遮蔽カバー20及び金属枠10a,10
b,10cが、アンテナとして放射源になるようなこと
がない。
【0027】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、個々に電磁波の遮蔽が必要な回路ブロックが実装さ
れる部品実装エリア3a,3b,3cを有し、これら部
品実装エリア3a,3b,3cの各外周にGNDパター
ン2を設けたプリント基板1と、部品実装エリア3a,
3b,3cを囲むように、GNDパターン2と接続する
金属枠10a,10b,10cと、電磁波の遮蔽が必要
な回路ブロックを外部と遮蔽するように金属枠10a,
10b,10cを被覆する遮蔽カバー20と、この遮蔽
カバー20の内部に設けられ、金属枠10a,10b,
10cを個々に遮蔽する間仕切り21とを備えたので、
プリント基板1上に部品実装エリアが複数存在する場合
でも部品実装エリアを囲む金属枠を一つの遮蔽カバー2
0で被覆するだけで、間仕切り21によって金属枠を個
々に遮蔽することができることから、部品点数を削減す
ることができ、製造コストを削減することができる。ま
た、従来と比較して容易に製造することができる。
【0028】また、この実施の形態1によれば、金属枠
10a,10b,10cの各外周部に複数個設けられ、
金属枠10a,10b,10cとGNDパターン2とを
接続する接続用端子である半田付け用端子11a,11
b,11cを備えるので、金属枠10a,10b,10
cを複数箇所でGNDパターン2に固定することから、
金属枠10a,10b,10cとGNDパターン2との
接続の安定性を向上させることができる。また、金属枠
10a,10b,10cとプリント基板1の接続間隔は
半田付け用端子11a,11b,11cの間隔で調整す
ることができることから、必要なだけ上記接続間隔を狭
くすることができる。従って、周波数の高い電磁波を遮
蔽することも可能となる。さらに、部品実装エリア3
a,3b,3c間に余分なスペースを作らずに済むため
高密度実装が可能となる。
【0029】さらに、この実施の形態1では、金属枠1
0a,10b,10cとGNDパターン2とが溶融させ
た半田などの溶融金属によって一括してGNDパターン
2に接続するので、ねじ止めやガスケットが不要となる
ため部品点数や、製造コストを削減することができる。
これにより、製造における工数も削減され、従来と比較
して、低コストで容易に製造することができる。また、
この半田付けはリフロー半田付けなどにより自動化が可
能なため、さらに製造を容易にすることができる。
【0030】実施の形態2.上記実施の形態1では枠体
と接地パターン2とを接続用用端子で半田付け接続する
例を示したが、この実施の形態2は高密度実装を実現す
るために隣り合う枠体の接続用端子を一方の接続用端子
間に他方の接続用端子がくるように交互に配置するもの
である。
【0031】図3はこの発明の実施の形態2による電子
回路基板の電磁波遮蔽構造における接地パターンと接続
用端子との関係を示す要部拡大図である。図において、
1は電磁波を遮蔽すべき領域を複数有するプリント基板
(電子回路基板)、2はプリント基板1上の部品実装エ
リア3a,3b,3cの各外周に設けたGNDパターン
(接地パターン)、10a,10b,10cはGNDパ
ターン2と接続して部品実装エリア3a,3b,3cを
各々囲むように配置される金属枠(枠体)、11a,1
1b,11cはGNDパターン2と部品実装エリア3
a,3b,3cとを接続する半田付け用端子(接続用端
子)である。
【0032】次に概要について説明する。隣り合って実
装される金属枠10a,10b,10cの半田付け用端
子11a,11b,11cは図3に示すように一方の半
田付け用端子間に他の半田付け用端子が交互に配置され
ている。これにより、半田付け用端子の金属枠から突出
する長さだけ隣り合った金属枠同士の間隔を狭めること
ができる。
【0033】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、隣り合った金属枠10a,10b,10cの半田付
け用端子11a,11b,11cが一方の半田付け用端
子間に他方の半田付け用端子を交互に配置するので、半
田付け用端子の金属枠から突出する長さだけ隣り合った
金属枠同士の間隔を狭めることができ、これにより、G
NDパターン2の間隔も狭めることができる。従って、
金属枠に占められる実装面積を削減することができるこ
とから、高密度な実装を実現することができる。
【0034】なお、上記実施の形態2による構成は、上
述した実施の形態1及び後述する全ての実施の形態に適
用することが可能である。
【0035】実施の形態3.この実施の形態3では接続
用端子間の枠体と接地パターンとの間隙を、遮蔽すべき
電磁波の波長の1/10以下の大きさにするものであ
る。
【0036】図4はこの発明の実施の形態3による電子
回路基板の電磁波遮蔽構造に使用する枠体を示す斜視図
であり、図5はこの発明の実施の形態3による電子回路
基板の電磁波遮蔽構造における(間隙/電磁波の波長)
に対する(遮蔽効果)を示すグラフ図である。
【0037】次に概要について説明する。半田付け用端
子11,11間に生じる金属枠10とGNDパターン2
との間隙、つまり、半田付け用端子11が無い部分(半
田付け用端子11,11間)の寸法を遮蔽したい電磁波
の波長の1/10以下にすることにより、遮蔽したい電
磁波(もしくは使用する電磁波)に対し充分な電気性能
を保証するために必要な、プリント基板1と金属枠10
との電気的な接続を提供することができる。これは、例
えばDonald R. J. White, Michel Mardiguian著「Elect
romagnetic Shielding」,1988,pp7.10に記載された開口
部を有する遮蔽部材の特性を示す下記式(1)によって
確認されるものである。 SE=97−20log(L・f)+20log{1+ln(L/S)} ・・・(1) 但し、SEは遮蔽効果(dB)、Lは開口部の長さ(m
m)、Sは開口部の高さ(mm)、fは遮蔽したい電磁
波の周波数(MHz)である。
【0038】具体的に説明すると、式(1)の開口部
を、例えば半田付け用端子11,11、GNDパターン
2、及び金属枠10からなる図4中のAで示す部分とす
る。この部分はGNDパターン2と金属枠10とが接合
していないので、ここから電磁波が侵入若しくは放射さ
れる可能性がある。ここで、開口部の高さS(A領域の
GNDパターン2から金属枠10までの間隙長)は、G
NDパターン2と金属枠10との接合方向にできる間隙
であるので、半田付け接合により小さくなる。この開口
部の高さSを一定値1mmと仮定する。また、GNDパ
ターン2と金属枠10との接合方向と垂直な方向である
半田付け用端子11,11間にできる間隙(開口部の長
さL)は、GNDパターン2と金属枠10との接合によ
って狭まることがない。これより、A領域の間隙におけ
る電磁波の侵入/放射は、半田付け用端子11,11間
にできる間隙(開口部の長さL)によるところが大き
い。
【0039】図5では遮蔽の間隙を上記開口部の長さL
(半田付け用端子11,11間にできる間隙)とし、
(開口部の長さL)/(遮蔽したい電磁波の波長)に対
する(遮蔽効果SE)を式(1)に従って求めたものを
示す。但し、遮蔽したい電磁波の周波数fを850MH
zとする。図5に示すようにGNDパターン2と金属枠
10との間隙(開口部の長さL、半田付け用端子11,
11間にできる間隙)を遮蔽したい電磁波(若しくは使
用する電磁波)の波長の1/10以下にすることによ
り、遮蔽効果を20dB以上確保できることがわかる。
【0040】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、半田付け用端子11,11間の金属枠10とGND
パターン2との間隙(半田付け用端子11,11間の間
隙)を、遮蔽すべき電磁波の波長の1/10以下の大き
さにするので、遮蔽したい電磁波(若しくは使用する電
磁波)に対し充分な電気性能を保証するために必要な金
属枠10とGNDパターン2との電気的な接続を提供す
ることができる。
【0041】なお、上記実施の形態3による構成は、上
述した実施の形態1,2及び後述する全ての実施の形態
に適用することが可能である。
【0042】実施の形態4.この実施の形態4では遮蔽
カバー及び/若しくは枠体に遮蔽カバーと枠体とを電気
的に接続する突起部を備えたものである。
【0043】図6はこの発明の実施の形態4による電子
回路基板の電磁波遮蔽構造に使用する遮蔽カバーを示す
斜視図、図7は図6に示した遮蔽カバーの突起部を有す
る内側面及び間仕切り部を示す縦断面図、図8はこの発
明の実施の形態4による電子回路基板の電磁波遮蔽構造
の他例に使用する枠体を示す斜視図で、図9は図8に示
した枠体の側面部の縦断面図である。図において、12
は金属枠10の外側面に設けた突起(突起部)で、22
は遮蔽カバー20の内側面及び間仕切り21に設けた突
起(突起部)である。なお、図1,2と同一構成要素に
は同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0044】次に概要について説明する。上記実施の形
態1では遮蔽カバー20が金属枠10を被覆した際に、
遮蔽カバー20の内側面と金属枠10の外側面との接触
によって電気的接続がなされるが、より確実に接続する
ために、この実施の形態4による電子回路基板の電磁波
遮蔽構造では、図6,7に示すように遮蔽カバー20の
内側および間仕切り21の両側に突起22を設けるか、
若しくは図8,9のように、金属枠10の外側面に突起
12を設けている。これにより、遮蔽カバー20が金属
枠10を被覆した際に、遮蔽カバー20と金属枠10と
が対向する面において、突起12若しくは突起22を介
して遮蔽カバー20と金属枠10とが確実に電気的に接
続される。
【0045】また、図6、図8に示すように遮蔽カバー
20若しくは金属枠10に設けた突起22,12の間隔
を遮蔽したい電磁波の波長の1/10以下にする。この
ようにすることで、上記実施の形態3と同様に遮蔽した
い電磁波(若しくは使用する電磁波)に対し充分な電気
性能を保証するために必要な遮蔽カバー20と金属枠1
0との電気的な接続を提供することができる。具体的に
説明すると、例えば式(1)の開口部を突起12,1
2、若しくは突起22,22、遮蔽カバー20、及び金
属枠10からなる部分とする。この部分は遮蔽カバー2
0と金属枠10とが接合されないので、ここから電磁波
が侵入若しくは放射される可能性がある。ここで、開口
部の高さS(突起12若しくは突起22の高さ)は、突
起12若しくは突起22は製造過程で十分に小さく加工
することができる。よって、突起12,12若しくは突
起22,22の設置間隔が電磁波の侵入/放射に大きく
影響を与える。
【0046】そこで、遮蔽の間隙を上記突起12,12
若しくは突起22,22の間隔を遮蔽したい電磁波(若
しくは使用する電磁波)の波長の1/10以下にするこ
とにより、上記実施の形態3と同様にして遮蔽効果を向
上させることができる。
【0047】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、金属枠10及び/若しくは遮蔽カバー20に設けら
れ、遮蔽カバー20と金属枠10とを電気的に接続する
突起12若しくは突起22を備えるので、遮蔽カバー2
0が金属枠10を被覆した際に、遮蔽カバー20と金属
枠10とを確実に電気的に接続することができる。これ
により、遮蔽カバー20及び金属枠10が確実にGND
パターン2と電気的に接続されるので、接地不良のため
に遮蔽カバー20及び金属枠10などが逆にアンテナと
して放射源となるようなことがない。
【0048】また、この実施の形態4によれば、突起1
2若しくは突起22が遮蔽すべき電磁波の波長の1/1
0以下の間隔で設置されるので、遮蔽したい電磁波(若
しくは使用する電磁波)に対し充分な電気性能を保証す
るために必要な遮蔽カバー20と金属枠10との電気的
な接続を提供することができる。
【0049】なお、上記実施の形態4では、遮蔽カバー
20若しくは金属枠10に突起22若しくは突起12を
設ける例について示したが、遮蔽カバー20及び金属枠
10の両方に突起を設けてもよい。このとき、遮蔽カバ
ー20が金属枠10を被覆した際に、双方の突起がぶつ
からないように配置する。
【0050】また、上記実施の形態4の構成は、本明細
書における全ての実施の形態に対して適用することがで
きる。
【0051】実施の形態5.この実施の形態5では枠体
の外周に弾性を持たせることで、外力がかかっても枠体
が変形しないようにしたたものである。
【0052】図10はこの発明の実施の形態5による電
子回路基板の電磁波遮蔽構造に使用する枠体を示す部分
拡大図である。図において、10Aは櫛歯状に形成した
金属枠10dの側面、10dは側面10Aを有する金属
枠(枠体)である。なお、図4と同一構成要素には同一
符号を付して重複する説明を省略する。
【0053】次に概要について説明する。例えば上記実
施の形態から実施の形態4で示した金属枠の側面に外力
をかけると、この外力によって側面部に生じる応力が集
中するので、側面部は変形してしまう。一方、この実施
の形態5による金属枠10dは側面10Aに外力がかか
ると、櫛歯状の側面10Aは若干変形しながら外力によ
って発生する応力を分散させ、次に自己の復元力でもと
の形に再生する。このような弾性を金属枠10dが有す
ることにより、不測の外力によって金属枠10dが変形
して遮蔽カバーとの接触が損なわれることを防止するこ
とができる。
【0054】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、金属枠10dの外周が弾性を有するので、不測の外
力によって金属枠10dが変形して遮蔽カバーとの接触
が損なわれることを防止することができる。これによ
り、遮蔽カバーの接地が弱くなることで、電磁波の遮蔽
効果が損なわれることを防止することができる。
【0055】なお、上記実施の形態5の構成は、本明細
書における全ての実施の形態に対して適用することがで
きる。
【0056】実施の形態6.上記実施の形態1から実施
の形態5では、間仕切りのプリント基板側の端部におけ
る構造については言及しなかったが、この実施の形態6
は間仕切りのプリント基板側の端部を刃状としたもので
ある。
【0057】図11はこの発明の実施の形態6による電
子回路基板の電磁波遮蔽構造に使用する遮蔽カバーの間
仕切り部を部分的に拡大して示した断面図である。21
aはプリント基板1側の端部の幅を狭めて刃状とした間
仕切り(間仕切り部)である。なお、図1と同一構成要
素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0058】次に概要について説明する。プリント基板
1上で高密度の実装を行う場合には、できるだけ隣り合
った金属枠同士の間隔を小さくする必要がある。このよ
うに、金属枠同士の間隔を狭めると、間仕切り21のプ
リント基板1側の端部が基部と同じ幅を有している場合
には、間仕切り21の端部が金属枠にぶつかって容易に
はめ込むことができないことがある。これに対して、こ
の実施の形態6のようにプリント基板1側の端部を刃状
とした間仕切り21aでは、端部が金属枠にぶつかるこ
となく金属枠同士の間隔に案内されるので容易に遮蔽カ
バー20を金属枠にはめ込むことができる。
【0059】以上のように、この実施の形態6では、間
仕切り21aのプリント基板側の端部を刃状としたの
で、容易に遮蔽カバー20を金属枠にはめ込むことがで
き、製造をより容易にすることができる。
【0060】なお、上記実施の形態6の構成は、本明細
書における全ての実施の形態に対して適用することがで
きる。
【0061】実施の形態7.上記実施の形態1から実施
の形態6では遮蔽カバーで被覆した枠体内の部品から発
生する熱を逃がす機構については言及しなかったが、こ
の実施の形態7は遮蔽カバーの内表面に放熱処理を施し
たものである。
【0062】図12はこの発明の実施の形態7による電
子回路基板の電磁波遮蔽構造に用いる遮蔽カバーを部分
的に拡大した断面図である。図において、23はABS
などからなる遮蔽カバー基材、24は銅やニッケルなど
を無電解鍍金して、例えば1μm程度の厚さに形成した
導電層で、25は遮蔽カバー20の内表面の導電層24
上にさらに銅やニッケルなどを無電解鍍金して、例えば
20μm〜30μm程度の厚さにして熱伝導性を向上さ
せた熱伝導層である。
【0063】次に概要について説明する。遮蔽構造内部
に配置した部品から発生する熱が放熱されないと部品の
特性が劣化するなどの不測の障害が発生する可能性があ
る。そこで、この実施の形態7のように遮蔽カバー20
の内表面に熱伝導層25を形成することで、プリント基
板、金属枠、遮蔽カバー20によって囲まれた遮蔽内部
で発生した熱を熱伝導層25に分散することができる。
【0064】また、上記では遮蔽カバー20の内表面に
熱伝導層25を形成することで、遮蔽内部で発生した熱
を分散させたが、遮蔽カバー20の内側を高熱伝導性材
料で形成してもよい。
【0065】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、遮蔽カバー20が少なくとも内側表面に高熱伝導性
を有するので、プリント基板1、金属枠10、遮蔽カバ
ー20によって囲まれた遮蔽内部で発生した熱を熱伝導
層25に分散させることができることから、遮蔽内部の
温度上昇によって内部に実装した部品の特性が劣化する
などの不測の障害が発生することを防ぐことができる。
【0066】なお、上記実施の形態7の構成は、本明細
書における全ての実施の形態に対して適用することがで
きる。
【0067】実施の形態8.上記実施の形態7では遮蔽
カバーが内側表面に高熱伝導性を有する例を示したが、
放熱が必要な部品と熱的に接触して放熱を促進させる放
熱手段を遮蔽カバーの内表面に設けるものである。
【0068】図13はこの発明の実施の形態8による電
子回路基板の電磁波遮蔽構造を部分的に拡大した断面図
である。図において、4は遮蔽内部に実装された放熱が
必要な部品、5はプリント基板1上にパターニングされ
た銅薄膜などからなる配線パターン、26は遮蔽カバー
20の内表面に設けられ、部品4と接触して放熱を促進
させる放熱用凸部(カバー側放熱手段)である。なお、
図1,図12と同一構成要素には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0069】次に概要について説明する。放熱用凸部2
6の表面には上記実施の形態7で示した熱伝導層25が
形成されているので、この放熱用凸部26が部品4と接
触することで両者は熱的に接続される。これにより、部
品4から発生する熱を上記実施の形態7より効率よく分
散させることができる。
【0070】以上のように、この実施の形態8では、、
遮蔽カバー20の内側に設けられ、金属枠内の放熱すべ
き部品4と熱的に接触して放熱を行うカバー側放熱手段
である放熱用凸部26を備えるので、放熱が必要な部品
4で発生した熱を上記実施の形態7より効率良く分散さ
せることができる。
【0071】なお、上記実施の形態8の構成は、本明細
書における全ての実施の形態に対して適用することがで
きる。
【0072】実施の形態9.この実施の形態9では遮蔽
カバーを被覆する筐体を備え、この筐体の内側に遮蔽カ
バーの熱を分散させる放熱手段を設けたものである。
【0073】図14はこの発明の実施の形態9による電
子回路基板の電磁波遮蔽構造を部分的に拡大した断面図
である。図において、40は遮蔽カバー20を被覆する
金属筐体(筐体)、41は金属筐体40の内側に設けら
れ、遮蔽カバー20の熱を放熱させる放熱用凸部(筐体
−カバー間放熱手段)である。なお、図13と同一構成
要素には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0074】次に概要について説明する。金属筐体40
及び放熱用凸部41を熱伝導性の良い金属で形成し、こ
の放熱用凸部41が遮蔽カバー20と接触することで両
者は熱的に接続される。これにより、部品4から遮蔽カ
バー20に分散させた熱を、効率よく外部へ放出するこ
とができる。
【0075】また、この金属筐体40は遮蔽カバー20
をプリント基板1上に固定する固定手段として使用する
こともできる。これにより、上記実施の形態1で示した
ように遮蔽カバー20を金属枠10に固定するための係
合部など設ける必要がない。
【0076】さらに、上記では金属筐体40の内側に放
熱用凸部41を設けた例を示したが、遮蔽カバー20側
に放熱用凸部を設けても良い。
【0077】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、遮蔽カバー20を被覆する金属筐体40と、金属筐
体40及び/若しくは遮蔽カバー20に設けられ、金属
筐体40と遮蔽カバー20とを熱的に接触させて放熱を
行う放熱用凸部41を備えるので、部品4から遮蔽カバ
ー20に分散させた熱を効率よく外部へ放出することが
できる。
【0078】なお、上記実施の形態9の構成は、上記実
施の形態1から実施の形態8に対して適用することがで
きる。
【0079】実施の形態10.この実施の形態10では
電磁波の遮蔽を必要としない部品を実装することがで
き、自由に折り曲げることが可能な電子回路基板である
フレキシブル基板を遮蔽カバーとするものである。
【0080】図15はこの発明の実施の形態10による
電子回路基板の電磁波遮蔽構造に使用する電子回路基板
を示す展開図で、点線で示す部分で折り曲げることがで
きる。図16はこの発明の実施の形態10による電子回
路基板の電磁波遮蔽構造に使用する電子回路基板を概略
的に示す側面図、図17は図15に示した電子回路基板
の点線部を折り曲げて構成した遮蔽カバーを示す斜視
図、図18は図17の遮蔽カバー、枠体、及び電子回路
基板とを示す分解斜視図である。図において、4aは電
磁波の遮蔽の必要がない部品、6はプリント基板1上に
設けられ、配線パターン5と電気的に接続した接続部3
1と連結するコネクタ、21aはフレキシブル基板30
を折り合わせて形成した間仕切り(間仕切り部)であ
る。30は電磁波の遮蔽の必要がない部品4aを実装
し、折り曲げ部で自在に折り曲げることができる電子回
路基板であるフレキシブル基板(電子回路基板)で、3
1はプリント基板1上のコネクタ6との接続部である。
なお、図14と同一構成要素には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0081】次に概要について説明する。この実施の形
態10では遮蔽カバーとして表面に部品4が実装され配
線パターン5が施されたフレキシブル基板30を用いて
いる。このフレキシブル基板30は、図16に示すよう
に裏面にはGNDパターン2が形成されている。これに
より、フレキシブル基板30を図17のように折り曲げ
て蓋状に加工することで、内側に導電性を有した遮蔽カ
バーに相当するものを構成することができる。これを図
18に示すように金属枠3a,3bにはめ込む。
【0082】また、フレキシブル基板30からなる遮蔽
カバーは、フレキシブル基板30を折り合わすことで間
仕切り21aを形成している。この間仕切り21aは、
フレキシブル基板30のGNDパターン2を設けた面と
は反対面側に折り曲げることで、表面に導電性をもたせ
ることができる。また、間仕切り21aは金属枠10
a,10bによって作られる隙間にはめ込まれ、上記実
施の形態と同様に金属枠10a,10bを個々に遮蔽す
ることができる。さらに、フレキシブル基板30上に形
成された部品4aからなる回路は接続部31およびコネ
クタ6等を介してプリント基板1上の回路と接続するこ
とができる。
【0083】なお、必要であれば、フレキシブル基板3
0として両面基板でなく多層基板を用いてもよい。ま
た、この実施の形態10に上記実施の形態2から実施の
形態8の構成を適用しても上記と同様の効果を奏する。
【0084】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、個々に電磁波の遮蔽が必要な電子部品からなる回路
ブロックが実装される部品実装エリア3a,3bを有
し、これら部品実装エリア3a,3bの各外周にGND
パターン2を設けたプリント基板1と、部品実装エリア
3a,3bを囲むように、GNDパターン2と接続する
金属枠10a,10bと、折り曲げ自在の電子回路基板
であるフレキシブル基板30からなり、このフレキシブ
ル基板30を蓋状に折り曲げて、電磁波の遮蔽が必要な
電子部品を外部と遮蔽するように金属枠10a,10b
を被覆する遮蔽カバーとを備えるので、電磁波を遮蔽す
る必要のない部品4aを実装することができる電子回路
基板であるフレキシブル基板30が遮蔽カバーを兼ねる
ことができるため部品点数を削減することができる。こ
れより、製造コストの削減することができる。また、遮
蔽カバー上に電子部品を実装できるので、プリント基板
1上の実装スペースを有効活用することができる。
【0085】また、この実施の形態10によれば、遮蔽
カバーを構成するフレキシブル基板30を折り合わせて
形成した間仕切り21aを遮蔽カバーが備えるので、上
記実施の形態と同様の効果が得られるとともに、間仕切
り21aを容易に製造することができる。
【0086】なお、上記実施の形態では電磁波を遮蔽す
べき電子部品を実装した領域の数だけ枠体を設ける例に
ついて示したが、これらの枠体を連結して一体としたも
のを使用してもよい。これにより、製造をより容易にす
ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、電磁
波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域を有し、この領
域の外周に接地パターンを設けた電子回路基板と、電磁
波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域を囲むように、
接地パターンと接続する枠体と、電磁波を遮蔽すべき電
子部品を外部と遮蔽するように枠体を被覆する遮蔽カバ
ーと、この遮蔽カバーの内部に設けられ、枠体を個々に
遮蔽する間仕切り部とを備えるので、電子回路基板上に
電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域が複数存在
する場合でも、この領域を囲む枠体を一つの遮蔽カバー
で被覆するだけで、間仕切り部によって枠体を個々に遮
蔽することができることから、部品点数を削減すること
ができ、製造コストを削減することができる。また、従
来と比較して容易に製造することができる効果がある。
【0088】この発明によれば、電磁波を遮蔽すべき電
子部品を実装した領域を有し、この領域の外周に接地パ
ターンを設けた電子回路基板と、電磁波を遮蔽すべき電
子部品を実装した領域を囲むように、接地パターンと接
続する枠体と、折り曲げ自在の電子回路基板からなり、
該電子回路基板を蓋状に折り曲げて、電磁波を遮蔽すべ
き電子部品を外部と遮蔽するように枠体を被覆する遮蔽
カバーと、この遮蔽カバーの内部に設けられ、枠体を個
々に遮蔽する間仕切り部とを備えるので、電磁波を遮蔽
する必要のない部品を実装することができる電子回路基
板が遮蔽カバーを兼ねることができるために部品点数を
削減することができる。これにより、製造コストを削減
することができる効果がある。また、遮蔽カバー上に電
子部品を実装できるので、電子回路基板上の実装スペー
スを有効活用することができる効果がある。
【0089】この発明によれば、遮蔽カバーを構成する
電子回路基板を折り合わせて形成した間仕切り部を備え
るので、段落0089の構成に適用することで、段落0
088の効果を奏させると共に、間仕切り部を容易に製
造することができる効果がある。
【0090】この発明によれば、枠体の外周部に複数個
設けられ、枠体と接地パターンとを接続する接続用端子
を備えるので、枠体を複数箇所で接地パターンに固定す
ることから、枠体と接地パターンとの接続の安定性を向
上させることができる効果がある。また、枠体と電子回
路基板の接続間隔を接続用端子の間隔で調整することが
できることから、必要なだけ狭くすることができる。従
って、周波数の高い電磁波の遮蔽をすることができると
いう効果を奏する。さらに、電子回路基板上に実装した
枠体間に余分なスペースを作らずに済むため高密度実装
が可能となる。
【0091】この発明によれば、隣り合った枠体の接続
用端子は一方の接続用端子間に他方の接続用端子が交互
に配置されるので、隣り合った枠体同士の間隔を狭める
ことができ、接地パターンの間隔も狭めることができ
る。従って、枠体に占められる実装面積を削減すること
ができることから、高密度な実装を実現することができ
る効果がある。
【0092】この発明によれば、接続用端子間の枠体と
接地パターンとの間隙を、遮蔽すべき電磁波の波長の1
/10以下の大きさにするので、遮蔽したい電磁波(若
しくは使用する電磁波)に対し充分な電気性能を保証す
るために必要な枠体と接地パターンとの電気的な接続を
提供することができる効果がある。
【0093】この発明によれば、枠体が溶融金属によっ
て一括して接地パターンに接続されるので、ねじ止めや
ガスケットが不要となるため部品点数や、製造コストを
削減することができる効果がある。これにより、製造に
おける工数も削減され、従来と比較して、低コストで容
易に製造することができる。また、溶融金属による接続
方法として、例えばリフロー半田付けなどを行うと、接
続工程を自動化することができるので、さらに製造を容
易にすることができる。
【0094】この発明によれば、枠体及び/若しくは遮
蔽カバーに設けられ、遮蔽カバーと枠体とを電気的に接
続する突起部を備えるので、遮蔽カバーが枠体を被覆し
た際に、遮蔽カバーと枠体とを確実に電気的に接続する
ことができる効果がある。
【0095】この発明によれば、突起部が遮蔽すべき電
磁波の波長の1/10以下の間隔で設置されるので、遮
蔽したい電磁波(若しくは使用する電磁波)に対し充分
な電気性能を保証するために必要な枠体と遮蔽カバーと
の電気的な接続を提供することができる効果がある。
【0096】この発明によれば、枠体の外周が弾性を有
するので、不測の外力によって枠体が変形して遮蔽カバ
ーとの接触が損なわれることを防止することができる効
果がある。
【0097】この発明によれば、間仕切り部の電子回路
基板側の端部を刃状とするので、容易に遮蔽カバーを枠
体にはめ込むことができ、製造をより容易にすることが
できる効果がある。
【0098】この発明によれば、遮蔽カバーが少なくと
も内側表面に高熱伝導性を有するので、電子回路基板、
枠体、遮蔽カバーによって囲まれた遮蔽内部で発生した
熱を遮蔽カバーに分散させることができることから、遮
蔽内部の温度上昇によって内部に実装した部品の特性が
劣化するなどの不測の障害が発生することを防ぐことが
できる効果がある。
【0099】この発明によれば、遮蔽カバーの内側に設
けられ、枠体内の放熱すべき電子部品と熱的に接触して
放熱を行うカバー側放熱手段を備えるので、遮蔽構造内
部で発生した熱を遮蔽カバーに効率良く分散させること
ができる効果がある。
【0100】この発明によれば、遮蔽カバーを被覆する
筐体と、筐体及び/若しくは遮蔽カバーに設けられ、筐
体と遮蔽カバーとを熱的に接触させて放熱を行う筐体−
カバー間放熱手段とを備えるので、遮蔽構造内部から遮
蔽カバーに分散させた熱を効率よく外部へ放出すること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電子回路基板
の電磁波遮蔽構造の電子回路基板と枠体とを示す分解斜
視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による電子回路基板
の電磁波遮蔽構造の電子回路基板及び枠体と、この枠体
を被覆する遮蔽カバーとを示す分解斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による電子回路基板
の電磁波遮蔽構造における接地パターンと接続用端子と
の関係を示す要部拡大図である。
【図4】 この発明の実施の形態3による電子回路基板
の電磁波遮蔽構造に使用する枠体を示す斜視図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による電子回路基板
の電磁波遮蔽構造における(間隙/電磁波の波長)に対
する(遮蔽効果)の関係を示すグラフ図である。
【図6】 この発明の実施の形態4による電子回路基板
の電磁波遮蔽構造に使用する遮蔽カバーを示す斜視図で
ある。
【図7】 図6に示した遮蔽カバーの突起部を有する内
側面及び間仕切り部を示す縦断面図である。
【図8】 この発明の実施の形態4による電子回路基板
の電磁波遮蔽構造の他例に使用する枠体を示す斜視図で
ある。
【図9】 図8に示した枠体の側面部の縦断面図であ
る。
【図10】 この発明の実施の形態5による電子回路基
板の電磁波遮蔽構造に使用する枠体を示す部分拡大図で
ある。
【図11】 この発明の実施の形態6による電子回路基
板の電磁波遮蔽構造に使用する間仕切り部を部分的に拡
大して示した断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態7による電子回路基
板の電磁波遮蔽構造に用いる遮蔽カバーを部分的に拡大
した断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態8による電子回路基
板の電磁波遮蔽構造を部分的に拡大した断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態9による電子回路基
板の電磁波遮蔽構造を部分的に拡大した断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態10による電子回路
基板の電磁波遮蔽構造に使用する電子回路基板を示す展
開図である。
【図16】 この発明の実施の形態10による電子回路
基板の電磁波遮蔽構造に使用する電子回路基板を概略的
に示す側面図である。
【図17】 図15に示した電子回路基板の点線部を折
り曲げて構成した遮蔽カバーを示す斜視図である。
【図18】 図17の遮蔽カバー、枠体、及び電子回路
基板とを示す分解斜視図である。
【図19】 従来の電子回路基板の電磁波遮蔽構造を示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント基板(電子回路基板)、2 GNDパター
ン(接地パターン)、3a,3b,3c 部品実装エリ
ア(電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域)、4
部品、5 配線パターン、6 コネクタ、10A 側
面、10a,10b,10c 金属枠(枠体)、10d
金属枠(枠体)、11a,11b,11c 半田付け
用端子(接続用端子)、12 突起(突起部)、20
遮蔽カバー、21 間仕切り(間仕切り部)、21a
間仕切り(間仕切り部)、22突起(突起部)、23
遮蔽カバー基材、24 導電層、25 熱伝導層、26
放熱用凸部(カバー側放熱手段)、30 フレキシブル
基板(電子回路基板)40 金属筐体(筐体)、41
放熱用凸部(筐体−カバー間放熱手段)、。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神田 光彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 内田 雄 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 平尾 康一 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5E321 AA02 AA17 CC12 GG05 GH03

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した
    領域を有し、この領域の外周に接地パターンを設けた電
    子回路基板と、 上記電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域を囲む
    ように、上記接地パターンと接続する枠体と、 上記電磁波を遮蔽すべき電子部品を外部と遮蔽するよう
    に上記枠体を被覆する遮蔽カバーと、 この遮蔽カバーの内部に設けられ、上記枠体を個々に遮
    蔽する間仕切り部とを備えた電子回路基板の電磁波遮蔽
    構造。
  2. 【請求項2】 電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した
    領域を有し、この領域の外周に接地パターンを設けた電
    子回路基板と、 上記電磁波を遮蔽すべき電子部品を実装した領域を囲む
    ように、上記接地パターンと接続する枠体と、 折り曲げ自在の電子回路基板からなり、該電子回路基板
    を蓋状に折り曲げて、上記電磁波を遮蔽すべき電子部品
    を外部と遮蔽するように上記枠体を被覆する遮蔽カバー
    とを備えた電子回路基板の電磁波遮蔽構造。
  3. 【請求項3】 遮蔽カバーは、該遮蔽カバーを構成する
    電子回路基板を折り合わせて形成した間仕切り部を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の電子回路基板の電磁
    波遮蔽構造。
  4. 【請求項4】 枠体の外周部に複数個設けられ、上記枠
    体と接地パターンとを接続する接続用端子を備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1
    項記載の電子回路基板の電磁波遮蔽構造。
  5. 【請求項5】 隣り合った枠体の接続用端子は、一方の
    接続用端子間に他方の接続用端子が交互に配置されるこ
    とを特徴とする請求項4記載の電子回路基板の電磁波遮
    蔽構造。
  6. 【請求項6】 接続用端子間の枠体と接地パターンとの
    間隙は、遮蔽すべき電磁波の波長の1/10以下の大き
    さにすることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の
    電子回路基板の電磁波遮蔽構造。
  7. 【請求項7】 枠体は、溶融金属によって一括して接地
    パターンに接続されることを特徴とする請求項1から請
    求項6のうちのいずれか1項記載の電子回路基板の電磁
    波遮蔽構造。
  8. 【請求項8】 枠体及び/若しくは遮蔽カバーに設けら
    れ、上記遮蔽カバーと上記枠体とを電気的に接続する突
    起部を備えたことを特徴とする請求項1から請求項7の
    うちのいずれか1項記載の電子回路基板の電磁波遮蔽構
    造。
  9. 【請求項9】 突起部は、遮蔽すべき電磁波の波長の1
    /10以下の間隔で設置されることを特徴とする請求項
    8記載の電子回路基板の電磁波遮蔽構造。
  10. 【請求項10】 枠体は、外周が弾性を有することを特
    徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記
    載の電子回路基板の電磁波遮蔽構造。
  11. 【請求項11】 間仕切り部は、電子回路基板側の端部
    が刃状であることを特徴とする請求項1、及び請求項3
    から請求項10のうちのいずれか1項記載の電子回路基
    板の電磁波遮蔽構造。
  12. 【請求項12】 遮蔽カバーは、少なくとも内側表面が
    高熱伝導性を有することを特徴とする請求項1から請求
    項11のうちのいずれか1項記載の電子回路基板の電磁
    波遮蔽構造。
  13. 【請求項13】 遮蔽カバーの内側に設けられ、枠体内
    の放熱すべき電子部品と熱的に接触して放熱を行うカバ
    ー側放熱手段を備えたことを特徴とする請求項1から請
    求項12のうちのいずれか1項記載の電子回路基板の電
    磁波遮蔽構造。
  14. 【請求項14】 遮蔽カバーを被覆する筐体と、 上記筐体及び/若しくは上記遮蔽カバーに設けられ、上
    記筐体と上記遮蔽カバーとを熱的に接触させて放熱を行
    う筐体−カバー間放熱手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1、及び請求項4から請求項13のうちのいずれ
    か1項記載の電子回路基板の電磁波遮蔽構造。
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